JPH1135424A - 毛髪化粧料 - Google Patents
毛髪化粧料Info
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- JPH1135424A JPH1135424A JP19549397A JP19549397A JPH1135424A JP H1135424 A JPH1135424 A JP H1135424A JP 19549397 A JP19549397 A JP 19549397A JP 19549397 A JP19549397 A JP 19549397A JP H1135424 A JPH1135424 A JP H1135424A
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Abstract
モルホリンから選ばれる複素環式基を示し、R1 及びR
2 はH、アルキル基、ヒドロキシル基、ヒドロキシアル
キル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基又はア
ミジノ基を示し、Z1 及びZ2 はH、アルキル基、アル
ケニル基を示す。〕で表わされるグアニジン誘導体又は
その酸付加塩を含有する毛髪化粧料。 【効果】 使用感に優れ、中性領域においても乾燥後の
毛髪に柔軟性を付与する。
Description
ともに、中性領域においても乾燥後の毛髪に柔軟性を付
与することができる毛髪化粧料に関する。
にする目的で、モノ又はジ直鎖型長鎖アルキル第4級ア
ンモニウム塩やモノ又はジ分岐型長鎖アルキル第4級ア
ンモニウム塩等のカチオン界面活性剤が配合されてい
る。
は、毛髪の感触、すなわちコンディショニング効果であ
るしっとり感、平滑性等は優れるものの、柔軟性に関し
ては不充分であるという欠点があった。すなわち、濡れ
ている状態では柔らかさを感じることができても、乾燥
した状態ではその効果感はほとんど失われてしまってい
た。そこで、かかる欠点を解決する目的で、高級アルコ
ール、グリセライド、流動パラフィン等の油脂類などを
併用することが行われてきた。これらの方法は、毛髪表
面に疎水性分子を残留させることにより、表面張力を下
げて感触的に柔軟感を付与するもので、これら毛髪表面
に残留した物質は、日常生活において経時的に接触、あ
るいは洗髪等の作用により脱落してしまうため、柔軟性
に於いては、その効果を持続的に維持することは困難で
あった。また硬い髪は、毛髪の弾性が大きいためにまと
まりも悪いことが多く、従来の表面的な対応では、消費
者の要求を満たすことは困難であった。また、最近毛髪
の柔軟性を向上させる手段として、炭素数6以上の2−
ヒドロキシ脂肪酸をコンディショニング成分として使用
する毛髪コンディショニング組成物が提案されている
(例えば、特開平3−48607号公報、特開平3−4
8609号公報)。しかし、この方法でも柔軟性を持続
的に維持する点においては、未だ充分な効果は得られな
かった。更に、中性領域においては、乾燥後の毛髪に柔
軟性を付与することは困難であった。
は、良好な使用感を有すると共に、優れた柔軟性、特に
中性領域においても乾燥後の毛髪に柔軟性を付与するこ
とができる毛髪化粧料を提供することにある。
発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結
果、特定のグアニジン誘導体又はその酸付加塩を用いれ
ば、使用感に優れるとともに、柔軟性、特に中性領域に
おいても乾燥後の毛髪に柔軟性を付与することができる
毛髪化粧料が得られることを見出し、本発明を完成し
た。
ペラジン及びモルホリンから選ばれる複素環式基を示
し、R1 及びR2 は同一又は異なって水素原子、アルキ
ル基、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルキル基、カルボ
キシル基、カルボキシアルキル基又はアミジノ基を示
し、Z1 及びZ2 は同一又は異なって水素原子、置換基
を有していてもよい直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基若
しくはアルケニル基を示す。〕で表わされるグアニジン
誘導体又はその酸付加塩を含有することを特徴とする毛
髪化粧料を提供するものである。
は前記一般式(1)で表わされるものである。式中
リジン、ピペラジン及びモルホリンが好ましい。また、
R1 及びR2 で示されるアルキル基としては炭素数1〜
6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が挙げられるが、この
うち炭素数1〜4のアルキル基がより好ましい。当該ア
ルキル基の具体例としては、メチル基、エチル基、n−
プロピル基、イソプロピル基などが挙げられるが、この
うちメチル基が特に好ましい。ヒドロキシアルキル基と
しては炭素数1〜6のヒドロキシアルキル基が挙げら
れ、炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基がより好まし
い。当該ヒドロキシアルキル基の具体例としてはヒドロ
キシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピ
ル基等が挙げられるが、ヒドロキシメチル基及びヒドロ
キシエチル基が特に好ましい。またカルボキシアルキル
基としては炭素数2〜7のカルボキシアルキル基が挙げ
られ、炭素数2〜5のカルボキシアルキル基がより好ま
しい。当該カルボキシアルキル基の具体例としては、カ
ルボキシメチル基、カルボキシエチル基、カルボキシプ
ロピル基、カルボキシブチル基等が挙げられるが、カル
ボキシメチル基及びカルボキシエチル基が特に好まし
い。
てもよく、任意の2種の組合わせであってよい。
ち、直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基とし
ては、例えば炭素数1〜12の直鎖又は分岐鎖のアルキ
ル基又はアルケニル基が挙げられ、好ましくは炭素数1
〜8のアルキル基が挙げられ、例えばメチル、エチル、
n−プロピル、1−メチルエチル、n−ブチル、2−メ
チルプロピル、t−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシ
ル、n−ヘプチル、n−オクチル、2−エチルヘキシル
基等が挙げられる。これらのうち、特にメチル、エチ
ル、n−プロピル、1−メチルエチル、n−ブチル、n
−ペンチル、n−ヘキシル基が好ましい。
素原子が存在するので立体異性が存在するが、本発明に
おいてはこれらの立体異性体及びその混合物のいずれも
使用できる。
は、1−アミジノピロリジン(1−ピロリジンカルボキ
シアミジン)、1−アミジノピペリジン(1−ピペリジ
ンカルボキシアミジン)、4−アミジノモルホリン(4
−モルホリンカルボキシアミジン)、1,4−ジアミジ
ノピペラジン、1−アミジノ−2−メチルピペリジン、
1−アミジノ−3−メチルピペリジン、1−アミジノ−
4−メチルピペリジン、1−アミジノ−2,6−ジメチ
ルピペリジン、4−アミジノ−3,5−ジメチルモルホ
リン、4−アミジノ−2−メチルモルホリン、4−アミ
ジノ−3−メチルモルホリン、1−アミジノ−4−メチ
ル−ピペラジン、1−アミジノ−3−ヒドロキシピロリ
ジン、1−アミジノ−3−ヒドロキシピペリジン、1−
アミジノ−4−ヒドロキシピペリジン、1−アミジノ−
3−(ヒドロキシメチル)ピペリジン、1−アミジノ−
4−(ヒドロキシメチル)ピペリジン、1−アミジノ−
4−(2−ヒドロキシエチル)ピペリジン、N−アミジ
ノ−2−アゼチジンカルボン酸、N−アミジノ−L−プ
ロリン(1−(アミノイミノメチル)−L−プロリ
ン)、N−アミジノ−3−ピペリジンカルボン酸、N−
アミジノ−4−ピペリジンカルボン酸、N−アミジノ−
4−ピペリジン酢酸、N−アミジノ−4−ピペリジンプ
ロピオン酸、N−アミジノ−trans−4−ヒドロキ
シ−L−プロリン、N−アミジノ−2−ヒドロキシ−L
−プロリン、N−アミジノ−3−ヒドロキシ−L−プロ
リン、N−(メチルアミノイミノメチル)−L−プロリ
ン、N−(メチルアミノイミノメチル)−trans−
4−ヒドロキシ−L−プロリン、1−(メチルアミノイ
ミノメチル)ピペリジン、4−(メチルアミノイミノメ
チル)モルホリン、N−(メチルアミノイミノメチル)
−3−ピペリジンカルボン酸、N−(メチルアミノイミ
ノメチル)−4−ピペリジンカルボン酸、N−(メチル
アミノイミノメチル)−4−ピペリジン酢酸、N−(メ
チルアミノイミノメチル)−4−ピペリジンプロピオン
酸、N−(ジメチルアミノイミノメチル)−L−プロリ
ン、N−(ジメチルアミノイミノメチル)−trans
−4−ヒドロキシ−L−プロリン、N−(ジメチルアミ
ノイミノメチル)モルホリン、N−(ジメチルアミノイ
ミノメチル)−4−ピペリジンカルボン酸、N−(ジメ
チルアミノイミノメチル)−4−ピペリジンプロピオン
酸等が挙げられる。
酸と塩を形成してもよい。酸付加塩とする際の酸として
は有機酸又は無機酸のいずれでも良く、例えばギ酸、酢
酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、ヘキサン酸、ヘプ
タン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、
フェニル酢酸、ケイ皮酸、安息香酸、ソルビン酸、ニコ
チン酸、ウロカニン酸、ピロリドンカルボン酸等のモノ
カルボン酸;シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、ピメリン酸、コルク酸、アゼライン
酸、セバシン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸、テ
レフタル酸等のジカルボン酸;グリコール酸、乳酸、リ
ンゴ酸、酒石酸、クエン酸、o,m,p−ヒドロキシ安
息香酸等のヒドロキシ酸;グリシン、アラニン、β−ア
ラニン、バリン、ロイシン、フェニルアラニン、チロシ
ン、セリン、トレオニン、メチオニン、システイン、シ
スチン、プロリン、ヒドロキシプロリン、ピペコリン
酸、トリプトファン、アスパラギン酸、アスパラギン、
グルタミン酸、グルタミン、リジン、ヒスチジン、オル
ニチン、アルギニン、アミノ安息香酸等のアミノ酸;メ
タンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸等の低
級アルキルスルホン酸;ベンゼンスルホン酸、p−トル
エンスルホン酸等のアリールスルホン酸;フッ化水素
酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸等のハロゲン化水
素酸、過塩素酸、硫酸、硝酸、リン酸、炭酸、重炭酸等
の無機酸が挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。
塩は単独で又は2種以上を組み合わせて用いることがで
き、全組成中に0.001〜50重量%(以下、単に%
で示す)配合するのが好ましく、特に0.001〜30
%、更に0.01〜20%配合すると、中性領域での柔
軟化効果が増すとともに、他の成分との相溶性にも優れ
るので好ましい。
を配合することができる。かかる界面活性剤としては、
アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界
面活性剤、カチオン性界面活性剤等のいずれをも用いる
ことができ、例えば以下のものが挙げられる。
又は分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩。 (2)平均炭素数10〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキ
ル基又はアルケニル基を有し、1分子内に平均0.5〜
8モルのエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、
ブチレンオキサイド、エチレンオキサイドとプロピレン
オキサイドが0.1/9.9〜9.9/0.1の比で、
あるいはエチレンオキサイドとブチレンオキサイドが
0.1/9.9〜9.9/0.1の比で付加したアルキ
ル又はアルケニルエーテル硫酸塩。 (3)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有するアルキル又はアルケニル硫酸塩。 (4)平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するオ
レフィンスルホン酸塩。 (5)平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するア
ルカンスルホン酸塩。 (6)平均10〜24の炭素原子を1分子中に有する飽
和又は不飽和脂肪酸塩。 (7)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、1分子中に平均0.5〜8モルのエチレン
オキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイ
ド、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドが0.
1/9.9〜9.9/0.1の比で、あるいはエチレン
オキサイドとブチレンオキサイドが0.1/9.9〜
9.9/0.1の比で付加したアルキル又はアルケニル
エーテルカルボン酸塩。 (8)平均10〜20の炭素原子から成るアルキル基又
はアルケニル基を有するα−スルホン脂肪酸塩又はエス
テル。 (9)炭素数8〜24のアシル基、及び遊離カルボン酸
残基又はスルホン酸残基を有するN−アシルアミノ酸型
界面活性剤。 (10)炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基
又はそれらのエトキシレートを有するリン酸モノ又はジ
エステル型界面活性剤。 (11)炭素数8〜22の高級アルコール若しくはその
エトキシレートなどのスルホコハク酸エステル又は高級
脂肪酸アミド由来のスルホコハク酸エステル。 (12)炭素数8〜20の高級脂肪酸モノエタノールア
ミド又は、ジエタノールアミド又は、それらのエトキシ
レートなどのスルホン酸塩。 (13)炭素数8〜20のモノグリセライドのスルホン
酸塩。 (14)炭素数8〜20の高級脂肪酸とイセチオン酸と
の縮合物の塩。
しくはアシル基を有するα位付加型、2級アミド、若し
くは3級アミド型のイミダゾリン系両性界面活性剤。 (16)炭素数6〜24のアルキル基、アルケニル基若
しくはアシル基を有するカルボベタイン系、アミドベタ
イン系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン
系、若しくはアミドスルホベタイン系両性界面活性剤。
キル基又はアルケニル基を有し、エチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド又はブチレンオキサイドを付加し
たポリオキシアルキレンアルキルエーテル又はポリオキ
シアルキレンアルケニルエーテル。 (18)炭素数8〜20のモノグリセライドのエトキシ
レート。 (19)炭素数8〜20の高級脂肪酸ショ糖エステル。 (20)炭素数8〜20のアシル基を有するポリグリセ
リン脂肪酸エステル。 (21)炭素数8〜20の高級脂肪酸モノエタノールア
ミド又は、ジエタノールアミド又はそれらのエトキシレ
ート。 (22)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油。 (23)炭素数8〜20のアシル基を有するポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル。 (24)炭素数8〜20のアシル基を有するポリオキシ
エチレンソルビット脂肪酸エステル。 (25)炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基、アルケニル基又はアルキルフェニル基を有するアル
キルサッカライド系界面活性剤。 (26)炭素数8〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基、アルケニル基を有するアルキルアミンオキサイド、
又はアルキルアミドアミンオキサイド。 (27)炭素数8〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル基
又はアルケニル基を有する多価アルコールのエーテル化
合物又はエステル化合物。
を有するイミダゾリン開環型4級アンモニウム塩。 (29)炭素数8〜24の、場合によっては酸素原子若
しくは酸アミド基によって中断されているか、又は水酸
基に置換されていてもよい直鎖又は分岐鎖のアルキル基
又はアルケニル基を有するモノ長鎖アルキル4級アンモ
ニウム塩。 (30)炭素数8〜24の、場合によっては酸素原子若
しくは酸アミド基によって中断されているか、又は水酸
基に置換されていてもよい直鎖又は分岐鎖のアルキル基
又はアルケニル基を有するジ長鎖アルキル4級アンモニ
ウム塩。 (31)分岐鎖を有する総炭素数8〜28の、場合によ
っては酸素原子若しくは酸アミド基によって中断されて
いるか又は水酸基に置換されていてもよいアルキル基
と、直鎖の炭素数8〜22の場合によっては酸素原子若
しくは酸アミド基によって中断されているか又は水酸基
に置換されていてもよいアルキル基又はアルケニル基と
を同一分子内に有する、非対称型のジ長鎖アルキル基若
しくはアルケニル基を有する4級アンモニウム塩。
イオンとしては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金
属イオン、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類
金属イオン、アンモニウムイオン、炭素数2又は3のア
ルカノール基を1〜3個有するアルカノールアミン(例
えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、トリイソプロパノールアミンなど)
を挙げることができる。またカチオン性残基の対イオン
としては、塩素、臭素、沃素等のハロゲンイオン及びメ
トサルフェート、サッカリネートイオンを挙げることが
できる。
ルキルエーテル硫酸塩、(3)アルキル硫酸塩、(6)
飽和又は不飽和脂肪酸塩、(9)N−アシル化アミノ酸
型界面活性剤、(10)リン酸モノエステル型界面活性
剤、(11)スルホコハク酸エステル、(12)アミド
エーテルサルフェート、(15)2級アミド型イミダゾ
リン系両性界面活性剤、特に脱塩してポリマーの溶解性
を向上させたアミドアミノ酸型両性界面活性剤(特開昭
63−128100号)、(16)アミドベタイン又は
ヒドロキシスルホベタイン系両性界面活性剤、(17)
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、(25)アルキ
ルサッカライド系界面活性剤、(26)アルキルアミン
オキサイド、(27)分岐鎖アルキルグリシジルエーテ
ルと多価アルコールの付加反応で得られる付加物、(2
8)アルキルイミダゾリン開環型4級アンモニウム塩、
(29)モノアルキルトリメチルアンモニウム塩、(3
0)ジアルキルジメチルアンモニウム塩又は(31)非
対称型ジアルキルジメチルアンモニウム塩が主活性剤と
して好ましい。
のの具体例としては、ポリオキシエチレンラウリルエー
テル硫酸ナトリウム(エチレンオキサイド平均2〜3モ
ル付加)、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ヤシ油
脂肪酸のナトリウム塩、ヤシ油脂肪酸アマイドエーテル
サルフェート、ラウロイル−N−メチルタウリン、ラウ
ロイル−N−メチル−β−アラニン、ポリオキシエチレ
ンスルホコハク酸ラウリルジナトリウム(3〜7E.
O.)、ラウリルリン酸、N−ラウロイル−N′−カル
ボキシメチル−N′−(2−ヒドロキシエチル)エチレ
ンジアミントリエタノールアミン塩、N−ラウロイル−
N−(2−ヒドロキシエチル)−N′,N′−ビス(カ
ルボキシメチル)エチレンジアミンナトリウム塩、デシ
ルポリグルコシド、ラウリルヒドロキシスルホベタイ
ン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタ
イン、ポリオキシエチレン(20)ラウリルエーテル、
ラウリルアミンオキサイド、2−ヒドロキシ−3−
〔(2−ヒドロキシエチル)〔2−〔(1−オキソテト
ラデシル)アミノ〕エチル〕アミノ〕プロピル−N,
N,N−トリメチルアンモニウムクロライド、セチルト
リメチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、ジセチルジメチルアンモニ
ウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウムク
ロライド、2−ドデシルヘキサデシルトリメチルアンモ
ニウムクロライド、炭素数12〜15の市販オキソ法合
成アルコール(ドバノール23と45の等量混合物,三
菱油化(株)製)に由来する分岐率20%の分岐ジアル
キルジメチルアンモニウムクロライド、N−2−(3−
メチルヘキシル)−7−メチルデシル−N−ドデシル−
N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、N−2−
(3−メチルヘキシル)−7−メチルデシル−N−オク
チル−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、N−
2−ヘキシルデシル−N−ドデシル−N,N−ジメチル
アンモニウムクロライド、ペンタエリスリトールグリセ
リルイソステアリルエーテルのモノエーテル体等が挙げ
られる。
を組み合わせて用いることができ、全組成中に0.1〜
50%、特に1〜40%配合するのが好ましい。
(2)
トキシ基を示し、Xは単結合又は炭素数1〜3の直鎖若
しくは分岐鎖のアルキレン基若しくはアルケニレン基を
示し、Yは水素原子又は水酸基を示し、p及びqはそれ
ぞれ0〜5の数を示す〕で表わされる芳香族アルコール
類を配合することができ、多成分系での相溶性をより向
上させるという効果を得ることができる。
は、具体的には、例えばベンジルアルコール、シンナミ
ルアルコール、フェネチルアルコール、p−アニシルア
ルコール、p−メチルベンジルアルコール、フェノキシ
エタノール、2−ベンジルオキシエタノール等が挙げら
れ、これらのうち、特に2−ベンジルオキシエタノール
が好ましい。
2種以上を組み合わせて用いることができ、全組成中に
0.1〜30%、特に1〜15%配合するのが好まし
い。
酸を配合することができ、十分な効果が得られるpH領域
を拡大することができる。かかるグリコール酸は、全組
成中に0.1〜20%、特に5〜20%配合するのが好
ましい。
ールを配合することにより、更に前記グアニジン誘導体
の毛髪柔軟化作用を向上させ、更に他の成分の毛髪への
残留性を向上させることができる。かかる高級アルコー
ルとしては、炭素数10〜26の直鎖又は分岐鎖の飽和
又は不飽和アルコールが挙げられる。具体例としては、
セチルアルコール、ステアリルアルコール、ミリスチル
アルコール、ヘプタデカノール、ベヘニルアルコール及
びこれらの混合物が挙げられる。かかる高級アルコール
の配合量は、組成物全体の0.1〜20%、特に1〜1
0%とすることが好ましい。
効果を損なわない範囲で、必要に応じて、ヒドロキシエ
チルセルロース等の増粘剤、香料、パール化剤、色素、
紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤等を配合することが
できる。また、毛髪の感触を更に向上させるために、カ
チオン化セルロースなどのカチオン性ポリマーや、ジメ
チルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、ポリエー
テル変性シリコーンなどのシリコーン誘導体等を配合す
ることもできる。
てリン酸、塩酸等の無機酸;水酸化ナトリウム等の無機
アルカリ;トリエタノールアミン等の有機アルカリによ
りpH調整を行うことができ、この場合のpHは、5%水溶
液のpHが3〜11、特にpH5〜8となるようにするのが
好ましい。
ることができる。また、その剤型は特に限定されず、用
途に応じて、エマルジョン、サスペンジョン、ゲル、透
明溶液、エアゾール等各種剤型とすることができる。更
に、用途としては毛髪化粧料一般、すなわちプレシャン
プー剤、シャンプー、ヘアリンス、ヘアトリートメン
ト、ヘアコンディショナー、コンディショニングブロー
剤等とすることができる。
と共に、柔軟性、特に中性領域においても乾燥後の毛髪
に柔軟性を付与することができるものである。
発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、
実施例において行った毛髪化粧料の評価方法は以下のと
おりである。
等の美容処理を施したことのない日本人女性の毛髪20
g(長さ15cm)を束ね、この毛髪束にシャンプー1g
を塗布して1分間泡立てた時の泡立ちと、その後、30
秒間流水ですすいだ後の柔軟性、更に乾燥後の柔軟性に
ついて、以下の基準に従って評価した。
剤の場合:コールドパーマ等の美容処理を施したことの
ない日本人女性の毛髪20g(長さ15cm)を束ね、シ
ャンプーで洗浄した後、すすぎ流すタイプのアフターシ
ャンプー剤についてはこの毛髪束に2gの剤を均一に塗
布し、次いで30秒間流水ですすぎ、タオルドライを行
った後、ドライヤーにて乾燥した。また、すすがないタ
イプのアフターシャンプー剤の場合については、この毛
髪束に所定量の剤を塗布した後、風乾した。これらの毛
髪束について、その柔軟性、平滑性、油性感の少なさ
を、以下の基準に従って評価した。
造し、毛髪処理後の柔軟性を評価した。結果を表1に示
す。
ち、すすぎ時及び乾燥後の柔軟性について評価した。結
果を表2に示す。
良く、すすぎ時及び乾燥時の感触に優れ、乾燥後の毛髪
に十分な柔軟性を付与した。
た。
く、すすぎ時及び乾燥時の感触に優れ、乾燥後の毛髪に
十分な柔軟性を付与した。また、抗フケ効果も良好であ
った。
処理後の柔軟性、平滑性及び油性感の少なさを評価し
た。結果を表5に示す。
した。
れ、毛髪の乾燥後も十分な柔軟性を示した。
した。
使用感に優れ、乾燥後の毛髪に十分な柔軟性を付与し
た。
剤) 下記に示す組成のヘアコンディショニングブロー剤を常
法により製造した。
の毛髪に十分な柔軟性を付与した。
Claims (4)
- 【請求項1】 次の一般式(1); 【化1】 アゼチジン、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン及び
モルホリンから選ばれる複素環式基を示し、R1 及びR
2 は同一又は異なって水素原子、アルキル基、ヒドロキ
シル基、ヒドロキシアルキル基、カルボキシル基、カル
ボキシアルキル基又はアミジノ基を示し、Z1 及びZ2
は同一又は異なって水素原子、置換基を有していてもよ
い直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基若しくはアルケニル
基を示す。〕で表わされるグアニジン誘導体又はその酸
付加塩を含有することを特徴とする毛髪化粧料。 - 【請求項2】 更に、界面活性剤を含有する請求項1記
載の毛髪化粧料。 - 【請求項3】 更に、一般式(2) 【化2】 〔式中、R3 は水素原子、メチル基又はメトキシ基を示
し、Xは単結合又は炭素数1〜3の直鎖若しくは分岐鎖
のアルキレン基若しくはアルケニレン基を示し、Yは水
素原子又は水酸基を示し、p及びqはそれぞれ0〜5の
数を示す〕で表わされる芳香族アルコール類を含有する
請求項1又は2記載の毛髪化粧料。 - 【請求項4】 更に、グリコール酸を含有する請求項1
〜3のいずれか1項記載の毛髪化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19549397A JPH1135424A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 毛髪化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19549397A JPH1135424A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 毛髪化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1135424A true JPH1135424A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16342012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19549397A Pending JPH1135424A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 毛髪化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1135424A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004110395A1 (de) * | 2003-06-18 | 2004-12-23 | Goldschmidt Gmbh | Verwendung von alkylguanidin-verbindungen zur behandlung und nachbehandlung von haaren |
EP1493423A1 (de) * | 2003-06-18 | 2005-01-05 | Goldschmidt AG | Haarbehandlungsmittel und Haarnachbehandlungsmittel zum Schutz vor Schäden durch chemische Behandlung und zur Reparatur bereits geschädigter Haare enthaltend als Wirksubstanz Alkylguanidin-Verbindungen |
EP1671615A2 (de) * | 2004-12-20 | 2006-06-21 | Goldschmidt GmbH | Verwendung von Alkylguanidinen als kationische Emulgatoren |
US7825207B2 (en) | 2005-02-02 | 2010-11-02 | Goldschmidt Gmbh | Siloxanes containing guanidino groups and use thereof for cosmetic formulations |
WO2024037872A1 (en) | 2022-08-15 | 2024-02-22 | Unilever Ip Holdings B.V. | Transparent cosmetic and personal care compositions |
-
1997
- 1997-07-22 JP JP19549397A patent/JPH1135424A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004110395A1 (de) * | 2003-06-18 | 2004-12-23 | Goldschmidt Gmbh | Verwendung von alkylguanidin-verbindungen zur behandlung und nachbehandlung von haaren |
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EP1671615A2 (de) * | 2004-12-20 | 2006-06-21 | Goldschmidt GmbH | Verwendung von Alkylguanidinen als kationische Emulgatoren |
EP1671615A3 (de) * | 2004-12-20 | 2006-08-09 | Goldschmidt GmbH | Verwendung von Alkylguanidinen als kationische Emulgatoren |
US7825207B2 (en) | 2005-02-02 | 2010-11-02 | Goldschmidt Gmbh | Siloxanes containing guanidino groups and use thereof for cosmetic formulations |
WO2024037872A1 (en) | 2022-08-15 | 2024-02-22 | Unilever Ip Holdings B.V. | Transparent cosmetic and personal care compositions |
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