JP3276871B2 - ヘアーコンディショニング剤組成物 - Google Patents

ヘアーコンディショニング剤組成物

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JP3276871B2
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    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
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    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/33Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
    • A61K8/36Carboxylic acids; Salts or anhydrides thereof
    • A61K8/365Hydroxycarboxylic acids; Ketocarboxylic acids

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘアーコンディシ
ョニング剤組成物に関し、詳細には毛髪に光沢とボリュ
ーム感を与え、櫛通り性を改善し、特にダメージにより
乾燥性になった髪に用いたとき、光沢と柔軟性を与える
ヘアーコンディショニング剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】毛髪の
コンディションを整える、すなわち髪に光沢とボリュー
ム感を与え、櫛通りを改善したり柔軟性を与えるため、
近年、種々のヘアーコンディショニング組成物が用いら
れている。
【0003】ヘアーコンディショニング剤組成物には、
毛髪にその成分を残存させるもの、及び塗布の後すすぐ
タイプのものがある。
【0004】特に近年、α位にヒドロキシル基を持つα
−ヒドロキシ酸が注目され、ヨーロッパ特許662316号、
ドイツ特許29502426号等にそのコンディショニング効果
について開示されている。
【0005】しかしながら、いずれの組成物も、そのコ
ンディショニング効果が不十分であり、特にダメージに
より乾燥感の強い髪に用いた場合には、そのコンディシ
ョニング効果は不十分であった。
【0006】従って、本発明の目的は、髪に光沢とボリ
ュームを与え、櫛通り性を改善し、柔軟性を付与する毛
髪化粧料を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる実情において本発
明者らは鋭意研究を行った結果、特定の乳酸、即ち、L
体の乳酸が通常使用されるDL−乳酸を含む他のα−ヒ
ドロキシ酸にはない、非常に高いコンディショニング効
果を有する事を見出し本発明を完成するに至った。
【0008】すなわち、本発明は乳酸中のL−乳酸の含
有比率が60〜100%である乳酸又はその塩を含有す
るヘアーコンディショニング剤組成物を提供するもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のヘアーコンディショニン
グ剤組成物に用いられる乳酸又はその塩は、D−乳酸に
対しL−乳酸の含有比率が高いもの(以下、「L体高含
有乳酸又はその塩」ということがある)であり、乳酸中
のL−乳酸の好ましい含有比率は60〜100%であ
り、より好ましい含有比率は85〜100%であり、特
に好ましい含有比率は100%である。このように、本
発明における最も好ましいL体高含有乳酸は100%L
体の乳酸であるが、純粋なL−乳酸は徐々に時間ととも
にラセミ化して、約85%のL−乳酸と約15%のD−
乳酸を含む平衡混合物になる傾向がある。このような混
合物も本発明組成物に有用である。
【0010】現在、乳酸はD体、L体、あるいはラセミ
体で10%〜90%程度の乳酸を含有する水溶液として
購入可能であるが、D−乳酸に対しL−乳酸の含有比率
が高ければ、本発明組成物にこれらの溶液を使用するこ
とが最も簡便である。また、L−乳酸は植物を特定の醗
酵抽出することにより得られることが知られており、植
物の醗酵により得られるL−乳酸水溶液には、他のα−
ヒドロキシ酸が含まれる場合もある。
【0011】なお、全乳酸に対するL−乳酸の含有比率
は、常法に従い、乳酸の比旋光度を測定することにより
求めることができ、当該含有比率60%はL体の光学純
度20%eeに相当する。
【0012】L体高含有乳酸の塩としては、L体高含有
乳酸を各種の無機塩又は有機塩基との間で形成される塩
であれば特に制限されない。塩を形成する無機塩基の例
としては、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウ
ム、マグネシウムのようなアルカリ金属又はアルカリ土
類金属の水酸化物、酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩等が挙
げられる。また、アンモニウム塩、特に水酸化アンモニ
ウム、トリアルキル水酸化アンモニウム等も無機塩基と
して有用である。さらに、有機塩基としては、窒素含有
塩基、例えば一級、二級又は三級アミン;イミノ基、グ
アニジノ基、イミダゾリノ基、イミダゾリル基、ピリジ
ル基等の基を有する化合物;アミノ酸、ペプチド、タン
パク質等が挙げられる。
【0013】ここでアミンとしては、アルキル基又は/
及びアリール基を有するアミン類が挙げられ、より好ま
しくはプロピルアミン、ジプロピルアミン、トリエチル
アミンのようなモノ、ジ又はトリアルキルのアミン;ア
ニリン、メチルアニリン、プロピルアニリンのようなア
リールアミン;モノアルカノールアミン、ジアルカノー
ルアミン、トリアルカノールアミン、アルキルアルカノ
ールアミン等が挙げられる。また、代表的なアミノ酸と
しては、例えばグリシン、アラニン、バリン、ロイシ
ン、イソロイシン、セリン、トレオニン、システイン、
シスチン、トリプトファン、オルニチン、カルノシン
(アラニル−ヒスチジン)、4−アミノブタン酸、シト
ルリン(α−アミノ−α−ウレイド吉草酸)等が挙げら
れ、最適なものは、リシン、ヒスチジン及びアルギニン
の塩基性アミノ酸である。さらに、塩基として、レシチ
ン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジル
セリン及びスフィンゴミエリン等も挙げられる。これら
の乳酸の塩は、当業者に公知の方法により製造すること
ができる。
【0014】本発明のヘアーコンディショニング剤組成
物において、L体高含有乳酸又はその塩の配合量は0.
005重量%以上であればよいが、その化粧料の形態に
より当該配合量を変化させるのがより好ましい。すなわ
ち、本発明のヘアーコンディショニング剤組成物をヘア
ブロー、ヘアスプレー、ヘアフォーム、スタイリングロ
ーション、ヘアジェル、ヘアミスト等の洗い流さないで
使用する形態の場合には、より少量で効果が得られる。
この時のL体高含有乳酸又はその塩の配合量は組成物全
重量に対し0.005重量%以上、特に0.02〜20
重量%以上配合することにより高いコンディショニング
効果が発揮される。
【0015】また、シャンプー、コンディショナー、ト
リートメント等の洗い流して使用する形態の場合は、L
体高含有乳酸又はその塩の配合量は組成物全重量に対し
0.02重量%以上、特に0.05〜20重量%以上配
合することにより、より高いコンディショニング効果を
発揮する。
【0016】さらに、洗い流して使用する形態の場合、
毛髪表面の汚れを除去することで、L体高含有乳酸の毛
髪への浸透を促進させコンディショニング効果を向上さ
せることができる。このため、毛髪表面の洗浄剤とし
て、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤又はノニオン
界面活性剤を使用することでよりL体高含有乳酸の効果
が向上する。該界面活性剤としては、例えば以下のもの
が挙げられる。
【0017】〔アニオン性界面活性剤〕 (1)平均炭素数10〜16のアルキル基を有する直鎖
又は分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩。 (2)平均炭素数10〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキ
ル基又はアルケニル基を有し、1分子内に平均0.5〜
8モルのエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、
ブチレンオキサイド、エチレンオキサイドとプロピレン
オキサイドが0.1/9.9〜9.9/0.1の比で、
あるいはエチレンオキサイドとブチレンオキサイドが
0.1/9.9〜9.9/0.1の比で付加したアルキ
ル又はアルケニルエーテル硫酸塩。 (3)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有するアルキル又はアルケニル硫酸塩。 (4)平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するオ
レフィンスルホン酸塩。 (5)平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するア
ルカンスルホン酸塩。 (6)平均10〜24の炭素原子を1分子中に有する飽
和又は不飽和脂肪酸塩。 (7)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、1分子中に平均0.5〜8モルのエチレン
オキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイ
ド、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドが0.
1/9.9〜9.9/0.1の比で、あるいはエチレン
オキサイドとブチレンオキサイドが0.1/9.9〜
9.9/0.1の比で付加したアルキル又はアルケニル
エーテルカルボン酸塩。 (8)平均10〜20の炭素原子から成るアルキル基又
はアルケニル基を有するα−スルホン脂肪酸塩又はエス
テル。 (9)炭素数8〜24のアシル基、及び遊離カルボン酸
残基又はスルホン酸残基を有するN−アシルアミノ酸型
界面活性剤。 (10)炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基
又はそれらのエトキシレートを有するリン酸モノ又はジ
エステル型界面活性剤。 (11)炭素数8〜22の高級アルコール若しくはその
エトキシレートなどのスルホコハク酸エステル又は高級
脂肪酸アミド由来のスルホコハク酸エステル。 (12)炭素数8〜20の高級脂肪酸モノエタノールア
ミド又は、ジエタノールアミド又は、それらのエトキシ
レートなどのスルホン酸塩。 (13)炭素数8〜20のモノグリセライドのスルホン
酸塩。 (14)炭素数8〜20の高級脂肪酸とイセチオン酸と
の縮合物の塩。
【0018】〔両性界面活性剤〕 (15)炭素数8〜24のアルキル基、アルケニル基若
しくはアシル基を有するα位付加型、2級アミド、若し
くは3級アミド型のイミダゾリン系両性界面活性剤。 (16)炭素数6〜24のアルキル基、アルケニル基若
しくはアシル基を有するカルボベタイン系、アミドベタ
イン系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン
系、若しくはアミドスルホベタイン系両性界面活性剤。
【0019】〔ノニオン界面活性剤〕 (17)平均炭素数10〜24の直鎖又は分岐鎖のアル
キル基又はアルケニル基を有し、エチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド又はブチレンオキサイドを付加し
たポリオキシアルキレンアルキルエーテル又はポリオキ
シアルキレンアルケニルエーテル。 (18)炭素数8〜20のモノグリセライドのエトキシ
レート。 (19)炭素数8〜20の高級脂肪酸ショ糖エステル。 (20)炭素数8〜20のアシル基を有するポリグリセ
リン脂肪酸エステル。 (21)炭素数8〜20の高級脂肪酸モノエタノールア
ミド又は、ジエタノールアミド又はそれらのエトキシレ
ート。 (22)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油。 (23)炭素数8〜20のアシル基を有するポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル。 (24)炭素数8〜20のアシル基を有するポリオキシ
エチレンソルビット脂肪酸エステル。 (25)炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基、アルケニル基又はアルキルフェニル基を有するアル
キルサッカライド系界面活性剤。 (26)炭素数8〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基、アルケニル基を有するアルキルアミンオキサイド、
又はアルキルアミドアミンオキサイド。 (27)炭素数8〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル基
又はアルケニル基を有する多価アルコールのエーテル化
合物又はエステル化合物。
【0020】これらの界面活性剤のアニオン性残基の対
イオンとしては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金
属イオン、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類
金属イオン、アンモニウムイオン、炭素数2又は3のア
ルカノール基を1〜3個有するアルカノールアミン(例
えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、トリイソプロパノールアミンなど)
を挙げることができる。
【0021】これらの界面活性剤は、1種又は2種以上
を混合して配合することができ、組成物中の全重量に対
し好ましくは3〜60重量%、さらに好ましくは5〜3
0重量%配合される。
【0022】また、カチオン界面活性剤を添加すること
により、L体高含有乳酸の毛髪への吸着性が向上し、コ
ンディショニング効果がより向上する。
【0023】カチオン界面活性剤としては、以下のもの
が挙げられる。 (1)炭素数7〜21のアルキル基又はアルケニル基を
有するイミダゾリン開環型4級アンモニウム塩。 (2)炭素数8〜24の、場合によっては酸素原子若し
くは酸アミド基によって中断されているか、又は水酸基
に置換されていてもよい直鎖又は分岐鎖のアルキル基又
はアルケニル基を有するモノ長鎖アルキル4級アンモニ
ウム塩。 (3)炭素数8〜24の、場合によっては酸素原子若し
くは酸アミド基によって中断されているか、又は水酸基
に置換されていてもよい直鎖又は分岐鎖のアルキル基又
はアルケニル基を有するジ長鎖アルキル4級アンモニウ
ム塩。 (4)分岐鎖を有する総炭素数8〜28の、場合によっ
ては酸素原子若しくは酸アミド基によって中断されてい
るか又は水酸基に置換されていてもよいアルキル基と、
直鎖の炭素数8〜22の場合によっては酸素原子若しく
は酸アミド基によって中断されているか又は水酸基に置
換されていてもよいアルキル基又はアルケニル基とを同
一分子内に有する、非対称型のジ長鎖アルキル基若しく
はアルケニル基を有する4級アンモニウム塩。
【0024】これらのカチオン界面活性剤は、組成物中
の全重量に対し好ましくは0.1〜10重量%、さらに
好ましくは0.5〜5重量%配合される。
【0025】また、本発明のヘアーコンディショニング
剤組成物には、さらにカチオンポリマー類、両性ポリマ
ー類、シリコーン類、シリコーン誘導体等のコンディシ
ョニング剤を併用することができる。これらを併用する
ことで、毛髪表面に皮膜を作り、L体高含有乳酸の毛髪
への吸着性を向上させ、より高いコンディショニング効
果が発揮される。
【0026】本発明に用いられるシリコーン類又はシリ
コーン誘導体としては特に限定されないが、例えば次の
(B−1)〜(B−9)に示すものが挙げられる。
【0027】(B−1)ジメチルポリシロキサン 例えば、次の一般式(B−1)に示すものが挙げられ
る。
【0028】
【化1】
【0029】〔式中、aは3〜20,000の数を示す。〕
【0030】(B−2)メチルフェニルポリシロキサン 例えば、次の一般式(B−2a)又は(B−2b)に示
すものが挙げられる。
【0031】
【化2】
【0032】〔式中、bは1〜20,000の数を示し、c及
びdは合計で1〜500となる数を示す。〕
【0033】(B−3)ポリエーテル変性シリコーン 例えば、次の一般式(B−3a)、(B−3b)又は
(B−3c)に示すものが挙げられる。
【0034】
【化3】
【0035】〔式中、R1は基−(CH2)3-O-(C2H4O)g-(C3
H6O)h-A (Aは水素原子又は炭素数1〜12のアルキル
基、g及びhは合計で1以上となるそれぞれ0〜50の整
数を示す)を示し、eは1〜2,000の整数を示し、fは
1〜1,000の整数を示す。〕
【0036】(B−4)エポキシ変性シリコーン 例えば、次の一般式(B−4)に示すものが挙げられ
る。
【0037】
【化4】
【0038】〔式中、R2は炭素数1〜3のアルキレン
基を示し、iは1〜500、好ましくは1〜250の数を示
し、jは1〜50、好ましくは1〜30の数を示す。〕
【0039】(B−5)フッ素変性シリコーン 例えば、次の一般式(B−5)に示すものが挙げられ
る。
【0040】
【化5】
【0041】〔式中、kは1〜400、好ましくは1〜250
の数を示す。〕
【0042】(B−6)アルコール変性シリコーン 例えば、次の一般式(B−6a)又は(B−6b)に示
すものが挙げられる。
【0043】
【化6】
【0044】〔式中、R3は単結合又は炭素数1〜4の
アルキレン基を示し、p及びqはそれぞれ1〜500、好
ましくは1〜200の数を示す。〕
【0045】(B−7)アルキル変性シリコーン 例えば、次の一般式(B−7a)又は(B−7b)に示
すものが挙げられる。
【0046】
【化7】
【0047】〔式中、R4は炭素数2〜18のアルキル基
を示し、R5は単結合又は炭素数1〜4のアルキレン基
を示し、R6は炭素数10〜16のアルキル基を示し、r及
びsはそれぞれ1〜500、好ましくは1〜200の数を示
す。〕
【0048】(B−8)アルコキシ変性シリコーン 例えば、次の一般式(B−8)に示すものが挙げられ
る。
【0049】
【化8】
【0050】〔式中、R7はメチル基又はフェニル基を
示し、R8は単結合又は炭素数1〜6のアルキレン基を
示し、R9は炭素数1〜28、好ましくは12〜22のアルキ
ル基を示し、tは1〜3,000の整数を示し、u及びvは
合計で1〜500となる数を示す。〕
【0051】(B−9)アミノ変性シリコーン 例えば、次の一般式(B−9a)又は(B−9b)に示
すものが挙げられる。
【0052】
【化9】
【0053】特に好ましいアミノ変性シリコーンとして
は、次の一般式(B−9c)で表されるものが挙げられ
る。
【0054】
【化10】
【0055】〔式中、R12、x1及びx2は前記と同じ意
味を示す。〕 また、上記アミノ変性シリコーン(B−9c)の代表的
なものは次の一般式(B−9d)で表され、平均分子量
が3,000〜100,000のものであり、これはアモジメチコー
ン(Amodimethicone)の名称でCTFA辞典(米国,Cosmet
ic IngredientDictionary)第3版中に記載されてい
る。
【0056】
【化11】
【0057】〔式中、x1及びx2は前記と同じ意味を示
す。〕 これらアミノ変性シリコーンは水性乳濁液として用いら
れることが好ましく、該水性乳濁液は、例えば特公昭56
-38609号公報に記載されている方法に従って、環状ジオ
ルガノポリシロキサンと、アミノアルキル基及びヒドロ
キシル基、ヒドロキシアルキル基、オキシアルキレン基
又はポリオキシアルキレン基を有するオルガノジアルコ
キシシランとを、第4級アンモニウム塩系界面活性剤及
び水の存在下に乳化重合することにより得られる。該水
性乳濁液中に含有されるアミノ変性シリコーンの量は通
常20〜60重量%、好ましくは30〜50重量%である。
【0058】好ましいアミノ変性シリコーン水性乳濁液
の市販品としては、SM 8702C(東レ・シリコーン社
製)、DC 929(ダウ・コーニング社製)等が挙げられ
る。
【0059】これらのシリコーン類又はシリコーン誘導
体の粘度は5×105ポアズ以下が好ましく、特に2×105
ポアズ以下が好ましい。また、これらの成分は水性乳濁
液の形態でないものを水と界面活性剤を用いて水性乳濁
液として、使用することもできる。
【0060】以上のシリコーン類又はシリコーン誘導体
のうち、特に好ましいものとしては、ジメチルポリシロ
キサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエーテル
変性シリコーン、アミノ変性シリコーン等が挙げられ
る。これらの成分は、単独で又は2種以上を組合せて本
発明の洗浄剤組成物中へ配合することができる。、
【0061】本発明に用いられるカチオン化ポリマーと
しては、カチオン化セルロース誘導体、カチオン性澱
粉、カチオン化グアーガム誘導体、ジアリル4級アンモ
ニウムホモポリマー、ジアリル4級アンモニウム塩とア
クリルアミドとの共重合物、ジアリル4級アンモニウム
塩とアクリル酸との共重合物、ジアリル4級アンモニウ
ム/アクリル酸/アクリルアミドの3成分からなる共重
合物、4級化ポリビニルピロリドン誘導体、ポリグリコ
ールポリアミン縮合物等が挙げられる。これらのうち、
カチオン化セルロース誘導体、ジアリル4級アンモニウ
ムホモポリマー、ジアリル4級アンモニウム塩とアクリ
ルアミド及び/又はアクリル酸との共重合物が好まし
い。
【0062】カチオン化セルロース誘導体としては、例
えば次の一般式(C−1)で表されるものが好ましい。
【0063】
【化12】
【0064】〔式中、Aはアンヒドログルコース単位の
残基を示し、aは50〜20,000の整数を示し、各R19はそ
れぞれ次の一般式(C−2)で表される置換基を示す。
【0065】
【化13】
【0066】(R20及びR21は炭素数2又は3のアルキ
レン基を示し、b1及びd1はそれぞれ0〜10の整数を
示し、c1は0〜3の整数を示し、R22は炭素数1〜3
のアルキレン基又はヒドロキシアルキレン基を示し、R
23、R24及びR25はそれぞれ炭素数1〜18のアルキル
基、アリール基もしくはアラルキル基を示すか、又は式
中の窒素原子と共に複素環を形成してもよい。X1 -は塩
素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオン、硫酸イオン、ス
ルホン酸イオン、メチル硫酸イオン、リン酸イオン、硝
酸イオン等の陰イオンを示す。)〕
【0067】カチオン化セルロース誘導体のカチオン置
換度は、0.01〜1、すなわちアンヒドログルコース単位
当たりのcの平均値は0.01〜1、特に0.02〜0.5が好ま
しい。また、bとdの合計は平均1〜3が好ましい。カ
チオン置換度が0.01未満では十分な効果が得られず、ま
た1を超えてもかまわないが反応収率が低下する。カチ
オン化セルロース誘導体の分子量は、100,000〜3,000,0
00が好ましい。
【0068】カチオン性澱粉としては、例えば次の一般
式(C−3)で表されるものが好ましい。
【0069】
【化14】
【0070】〔式中、Bは澱粉残渣を示し、R26はアル
キレン基又はヒドロキシアルキレン基を示し、R27、R
28及びR29はそれぞれ炭素数1〜10のアルキル基、アリ
ール基もしくはアラルキル基を示すか、又は式中の窒素
原子と共に複素環を形成してもよい。X2 -は塩素イオ
ン、臭素イオン、ヨウ素イオン、硫酸イオン、スルホン
酸イオン、メチル硫酸イオン、リン酸イオン、硝酸イオ
ン等の陰イオンを示し、e1は正の整数を示す。〕
【0071】カチオン性澱粉のカチオン置換度は0.01〜
1、すなわち無水グルコース単位当たり0.01〜1個、特
に0.02〜0.5個のカチオン基が導入されたものが好まし
い。
【0072】カチオン化グアーガム誘導体としては、例
えば次の一般式(C−4)で表されるものが好ましい。
【0073】
【化15】
【0074】〔式中、Dはグアーガム残基を示し、
26、R27、R28、R29、X2 -及びe1は前記と同じ意
味を示す。〕
【0075】カチオン化グアーガム誘導体のカチオン置
換度は0.01〜1、すなわち0.01〜1個、特に0.02〜0.5
個のカチオン基が糖ユニットに導入されたものが好まし
い。
【0076】この型のカチオン性ポリマーは、特公昭58
-35640号公報、特公昭60-46158号公報及び特開昭58-539
96号公報中に記載されており、またセラニーズ−シュタ
イン・ホール社から「ジャグアール」の商標で市販され
ている。
【0077】ジアリル4級アンモニウム塩とアクリルア
ミドとの共重合物としては、例えば次の一般式(C−
5)又は(C−6)で表されるものが好ましい。
【0078】
【化16】
【0079】〔各式中、R30及びR31はそれぞれ水素原
子、アルキル基(炭素数1〜18)、フェニル基、アリー
ル基、ヒドロキシアルキル基、アミドアルキル基、シア
ノアルキル基、アルコキシアルキル基又はカルボアルコ
キシアルキル基を示し、R32、R33、R34及びR35はそ
れぞれ水素原子、低級アルキル基(炭素数1〜3)又は
フェニル基を示し、X3 -は塩素イオン、臭素イオン、ヨ
ウ素イオン、硫酸イオン、スルホン酸イオン、メチル硫
酸イオン、硝酸イオン等の陰イオンを示し、f1及びg
1はそれぞれ1〜50の整数を示し、h1は150〜8,000の
整数を示す。〕
【0080】ジアリル4級アンモニウム塩とアクリルア
ミドとの共重合物の分子量としては、約3万〜200万、
特に10万〜100万の範囲が好ましい。
【0081】ジアリル4級アンモニウム塩とアクリル酸
との共重合物としては、例えば次の一般式(C−7)又
は(C−8)で表されるものが好ましい。
【0082】
【化17】
【0083】〔各式中、R30、R31、R32、R33
3 -、f1、g1及びhは前記と同じ意味を示す。〕
【0084】4級化ポリビニルピロリドン誘導体として
は、例えば次の一般式(C−9)で表されるものが好ま
しい。
【0085】
【化18】
【0086】〔式中、R36は水素原子又は炭素数1〜3
のアルキル基を示し、R37、R38及びR39はそれぞれ水
素原子、炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキ
ル基、アミドアルキル基、シアノアルキル基、アルコキ
シアルキル基又はカルボアルコキシアルキル基を示し、
Yは酸素原子又は基−NH−を示し、X4 -は塩素イオ
ン、臭素イオン、ヨウ素イオン、硫酸イオン、スルホン
酸イオン、炭素数1〜4のアルキル硫酸イオン、リン酸
イオン、硝酸イオン等の陰イオンを示し、i1+j1=
20〜8000の整数を示し、k1は1〜10の整数を示す。〕
【0087】4級化ポリビニルピロリドン誘導体の分子
量としては1万〜200万、特に5万〜150万が好ましい。
4級化ポリビニルピロリドン誘導体中に含まれるカチオ
ン性高分子に由来するカチオン性窒素の含有量は、ビニ
ル重合体に対して0.004〜0.2%、特に0.01〜0.15%が好
ましい。
【0088】ポリグリコールポリアミン縮合物として
は、例えば次の一般式(C−10)で表されるものが好
ましい。
【0089】
【化19】
【0090】〔式中、R40、R42、R43及びR45はそれ
ぞれ炭素数2〜4のヒドロキシアルキレン基を示し、R
41及びR44はそれぞれ炭素数2又は3のアルキレン基を
示し、R46は炭素数6〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基を示し、l1及びr1は10〜20の整数を示し、p1は
2〜6の整数を示し、q1は2〜4の整数を示し、s1
は1〜50の整数を示す。〕
【0091】このほか、アジピン酸/ジメチルアミノヒ
ドロキシプロピルエチレントリアミンの共重合物(米国
サンドス社製カルタレチン)、並びに特開昭53-139734
号公報及び特開昭60-36407号公報中に記載されているカ
チオン性ポリマーはいずれも使用できる。
【0092】これらのコンディショニング剤は組成物の
全重量に対し好ましくは0.01重量%以上、さらに好
ましくは0.1〜20重量%以上配合される。
【0093】また、本発明のヘアーコンディショニング
剤組成物には、L−乳酸に対し分解等の影響を与えない
ものであれば適宜配合することができる。たとえば、通
常ヘアーコンディショニング剤に用いられる成分、例え
ばメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カ
ルボキシビニルポリマー、キサンタンガム等の多糖類な
どの水溶性高分子;ポリオキシアルキレンソルビタンエ
ステル、ポリオキシエチレングリコールジステアレー
ト、エタノール等の粘度調整剤;ソルビトール、グリセ
リン等の保湿剤;エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ホ
スホン酸塩類等のキレート剤;メチルパラベン、ブチル
パラベン等の防腐剤;ビタミン又はその前駆体等の栄養
成分、レシチン、ゼラチン等の動植物抽出物又はその誘
導体;ナイロン、ポリエチレン等のポリマー微粉体;グ
リチルリチン酸カリウム等の消炎剤;トリクロサン、ト
リクロロカルバン、オクトピロックス、ジンクピリチオ
ン等の殺菌剤や抗フケ剤;ジブチルヒドロキシトルエン
等の酸化防止剤;その他パール化剤、紫外線吸収剤、pH
調整剤、色素、香料などを、本発明の効果を損なわない
範囲で必要に応じて配合することができる。
【0094】本発明のヘアーコンディショニング剤組成
物は、通常の方法に従って製造することができ、たとえ
ば上記の成分を室温又は加熱下に混合攪拌することによ
り製造でき、乳化系、水溶液、ゲル、ペースト状等とす
ることができる。
【0095】また、本発明のヘアーコンディショニング
剤組成物は、一般にはpHは2〜9であり、好ましくは
3.5〜7.5である。
【0096】また、本発明のヘアーコンディショニング
剤組成物は、シャンプー、リンス、リンスインシャンプ
ー、ヘアトリートメント、ヘアコンディショナー等の洗
い流して使用するタイプにも、ヘアブロー、ヘアスプレ
ー、ヘアフォーム、スタイリングローション、ヘアジェ
ル、ヘアミスト等洗い流さず使用するタイプにも毛髪化
粧料として適用することができる。
【0097】
【発明の効果】本発明のヘアーコンディショニング剤組
成物は毛髪に光沢とボリューム感を与え、櫛通り性を改
善し、特にダメージにより乾燥性になった髪に用いたと
き、光沢と柔軟性を与えることができるものである。
【0098】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明をさらに説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0099】実施例1 表1に示す組成のシャンプー(本発明品1〜6及び比較
品1〜3)を常法により製造し、これを使用したときの
毛髪のすべり、柔かさ、つや、さらにダメージを受けた
毛髪の柔かさ、つやを評価した。結果を表1に示す。
【0100】(評価方法) (1)毛髪の感触:人毛で作成した毛束(重量:約30
g、長さ:約25cm)に、シャンプーを2g塗布して
洗髪し、濯いだ後、水分を充分タオルで拭き取った。そ
の後、ドライヤーで充分乾燥し、毛髪のすべり、柔かさ
及びつやを次の基準で評価した。
【0101】◎:大変良好 ○:良好 △:どちらともいえない ×:悪い
【0102】(2)ダメージ毛髪の感触 人毛で作成した毛束(重量:約30g、長さ:約25c
m)にパーマネント処理を2回行い毛髪にダメージを与
えたものに、シャンプーを2g塗布して洗髪し、濯いだ
後、水分を充分タオルで拭き取った。その後、ドライヤ
ーで充分乾燥し、毛髪の柔かさ及びつやをを上記の基準
で評価した。
【0103】
【表1】
【0104】実施例2 表2に示す組成のヘアリンス(本発明品7〜11及び比
較品4〜6)を常法により製造し、これを使用したとき
の毛髪のすべり、柔かさ、つや、さらにダメージを受け
た毛髪の柔かさ、つやを評価した。結果を表2に示す。
【0105】(評価方法) (1)毛髪の感触:人毛で作成した毛束(重量:約30
g、長さ:約25cm)に、アニオン性界面活性剤を主
成分とする市販のシャンプーで毛髪を洗浄処理した後、
ヘアリンス剤2gを均一に塗布して洗髪し、次いで30
秒間流水で濯ぎ洗いした後、水分を充分タオルで拭き取
った。その後、ドライヤーで充分乾燥し、毛髪のすべ
り、柔かさ及びつやを次の基準で評価した。
【0106】 ◎:大変良好 ○:良好 △:どちらともいえない ×:悪い
【0107】(2)ダメージ毛髪の感触 人毛で作成した毛束(重量:約30g、長さ:約25c
m)にパーマネント処理を2回行い毛髪にダメージを与
えたものに、シャンプーを2g塗布して洗髪し、濯いだ
後、水分を充分タオルで拭き取った。その後、ドライヤ
ーで充分乾燥し、毛髪の柔かさ及びつやをを上記の基準
で評価した。
【0108】
【表2】
【0109】実施例3 表3に示す組成のヘアトリートメント(本発明品12)
を常法により製造し、実施例2と同様の基準で評価し
た。その結果を表3に併せて示す。
【0110】
【表3】
【0111】実施例4 表4に示す組成のヘアブロー(本発明品13〜17及び
比較品7〜9)を常法により製造し、これを使用したと
きの毛髪のすべり、柔かさ、つや、さらにダメージを受
けた毛髪の柔かさ、つやを評価した。結果を表4に示
す。
【0112】(評価方法) (1)毛髪の感触:人毛で作成した毛束(重量:約30
g、長さ:約25cm)に、ヘアブロー剤0.5gを均
一に噴射して、ドライヤーで充分乾燥し、毛髪のすべ
り、柔かさ及びつやを次の基準で評価した。
【0113】 ◎:大変良好 ○:良好 △:どちらともいえない ×:悪い
【0114】(2)ダメージ毛髪の感触 人毛で作成した毛束(重量:約30g、長さ:約25c
m)にパーマネント処理を2回行い毛髪にダメージを与
えたものに、ヘアブロー剤0.5gを均一に噴射して、
ドライヤーで充分乾燥し、毛髪の柔かさ及びつやを上記
の基準で評価した。
【0115】
【表4】
【0116】実施例5 表5に示す組成のエアゾールスプレー剤(本発明品1
8)を常法により製造し、実施例4と同様の基準で評価
した。その結果を表5に併せて示す。
【0117】
【表5】
【0118】実施例6 表6に示す組成のフォーム剤(本発明品19)を常法に
より製造し、実施例4と同様の基準で評価した。その結
果を表6に併せて示す。
【0119】
【表6】
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−166837(JP,A) 特開 平7−112921(JP,A) 特開 平6−263620(JP,A) 特開 平6−172130(JP,A) 特開 平7−258077(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50 A61K 31/045 - 31/055 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳酸中のL−乳酸の含有比率が60〜1
    00%である乳酸又はその塩を含有するヘアーコンディ
    ショニング剤組成物。
  2. 【請求項2】 洗い流さずに使用するものである請求項
    1記載のヘアーコンディショニング剤組成物。
  3. 【請求項3】 前記乳酸の含有量が組成物の全重量に対
    して0.005重量%以上である請求項2記載のヘアー
    コンディショニング剤組成物。
  4. 【請求項4】 洗いながして使用するものである請求項
    1記載のヘアーコンディショニング剤組成物。
  5. 【請求項5】 前記乳酸の含有量が組成物の全重量に対
    して0.05重量%以上である請求項4記載のヘアーコ
    ンディショニング剤組成物。
  6. 【請求項6】 アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性
    剤及び両性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上を
    含有する請求項4又は5記載のヘアーコンディショニン
    グ剤組成物。
  7. 【請求項7】 前記アニオン界面活性剤、ノニオン界面
    活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以
    上の含有量が、組成物の全重量に対し3〜60重量%で
    ある請求項6記載のヘアーコンディショニング剤組成
    物。
  8. 【請求項8】 さらに、カチオン界面活性剤を含有する
    ものである請求項4又は5記載のヘアーコンディショニ
    ング剤組成物。
  9. 【請求項9】 前記カチオン界面活性剤の含有量が、組
    成物の全重量に対し0.1〜10重量%である請求項8
    記載のヘアーコンディショニング剤組成物。
  10. 【請求項10】 さらに、コンディショニング剤を含有
    するものである請求項1〜9のいずれか1項記載のヘア
    ーコンディショニング剤組成物。
  11. 【請求項11】 コンディショニング剤が、カチオンポ
    リマー類、両性ポリマー類、シリコーン類及びシリコー
    ン誘導体から選ばれる1種又は2種以上である請求項1
    0記載のヘアーコンディショニング剤組成物。
  12. 【請求項12】 コンディショニング剤の含有量が、組
    成物の全重量に対して少なくとも0.01重量%である
    請求項10又は11記載のヘアーコンディショニング剤
    組成物。
  13. 【請求項13】 乳酸の少なくとも85%がL−乳酸で
    ある請求項1〜12のいずれか1項記載のヘアーコンデ
    ィショニング剤組成物。
  14. 【請求項14】 さらに、乳酸以外のα−ヒドロキシ酸
    を含むものである請求項1〜13のいずれか1項記載の
    ヘアーコンディショニング剤組成物。
  15. 【請求項15】 α−ヒドロキシ酸がクエン酸、リンゴ
    酸、グリコール酸及び酒石酸から選ばれる1種又は2種
    以上である請求項14記載のヘアーコンディショニング
    剤組成物。
  16. 【請求項16】 α−ヒドロキシ酸の60%以上がL−
    立体配置のものである請求項15記載のヘアーコンディ
    ショニング剤組成物。
  17. 【請求項17】 乳酸の塩が、アルカリ金属塩、アルカ
    リ土類金属塩及びアンモニウム塩から選ばれたものであ
    る請求項1〜16のいずれか1項記載のヘアーコンディ
    ショニング剤組成物。
  18. 【請求項18】 乳酸の塩が、アミノ酸塩である請求項
    1〜17のいずれか1項記載のヘアーコンディショニン
    グ剤組成物。
  19. 【請求項19】 pHが2〜9である請求項1〜18の
    いずれか1項記載のヘアーコンディショニング剤組成
    物。
  20. 【請求項20】 pHが3.5〜7.5である請求項1
    〜19のいずれか1項記載のヘアーコンディショニング
    剤組成物。
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