JPH11353651A - 情報記録再生装置及び方法 - Google Patents

情報記録再生装置及び方法

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JPH11353651A
JPH11353651A JP10158179A JP15817998A JPH11353651A JP H11353651 A JPH11353651 A JP H11353651A JP 10158179 A JP10158179 A JP 10158179A JP 15817998 A JP15817998 A JP 15817998A JP H11353651 A JPH11353651 A JP H11353651A
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隆行 飯嶋
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淳一 由雄
Katsuaki Yamanoi
勝明 山野井
Atsushi Shinohara
淳 篠原
Osamu Yoshizawa
修 吉沢
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    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/04Arrangements for preventing, inhibiting, or warning against double recording on the same blank or against other recording or reproducing malfunctions
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/034Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals on discs

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  • Multimedia (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクなどの記録媒体上に傷などによりデ
ィフェクト状態が生じても忠実な原信号の記録・再生が
可能な情報記録再生装置及び方法を提供する。 【解決手段】 記録媒体28上に記録された所定量の音
声データをピックアップ29にて読み取ると共にメモリ
23に書き込み、前記メモリ23に書き込まれた前記所
定量の音声データを、前記メモリ23に書き込んだ速度
よりも遅い速度で読み出して再生出力する情報再生装置
において、前記メモリ23の容量に基づいて、間欠的に
前記記録媒体28上の所定量の音声データを読み取り、
前記記録媒体28上の所定量の音声データの読み取り休
止期間中に、次に読み取る所定量の音声データが記録さ
れている領域における記録媒体28のディフェクト状態
を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の再生装置に
より再生される音声信号等を、原信号に対して忠実に記
録または再生するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一般音楽或いは映像用途としての
再生/記録に、ディスク等の記録媒体を用いたものが出
現し、普及しつつある。特に、ユーザーにより、従来の
オーディオカセットテープ等と同様に、音楽データを容
易に記録再生することが可能な光磁気ディスクであるミ
ニディスク(以下MD)を用いた記録再生システムが人
気を呼んでいる。
【0003】尚、以降の説明では、説明の簡略化のた
め、ディスク記録再生装置として、音声記録用ミニディ
スク(MD)を例に説明を行うが、以降については、本
発明の実施の形態を含め、映像やデータ等の記録再生が
可能な各種のディスク等についても本願が適用可能であ
ることは勿論である。
【0004】さて、MDディスクは、パソコンに使用さ
れる3.5インチフロッピーディスクと同じようにカー
トリッジに収められており、CD(コンパクトディス
ク)と同じ最大74分の録音/再生が可能である。サン
プリング周波数は44.1kHz,量子化16ビットで
CDと同様であるが、ATRAC(Adaptive TRansform
Acoustic Coding)と呼ばれるデータ圧縮技術を使って
約5分の1にデータ量を減らして記録を行っている。
【0005】ATRACでは、CDと同様なA−D変換
によって量子化した信号を、所定の時間(最大11.6
ms)に区切ってフーリエ変換し、約1000個の周波
数成分(スペクトラム)にする。このスペクトラムに対
して、「最小可聴限特性(周波数毎の最小可聴音)」や
「マスキング効果(大きな音の中では小さな音が聞こえ
なくなる)」といった人間の聴覚特性に基づいて優先順
位をつけ、高能率に符号化される。
【0006】前述の通り、記録データ量を5分の1に減
らしてはいるが、人間の聴覚特性を利用して圧縮してい
るため、聴感上はCDにくらべやや劣る程度である。こ
のようなMDにおいては、ディスクの径が小さいため、
現在、ヘッドホンステレオのような小型のポータブルな
製品が主流となっている。このため、移動時等に使用さ
れる場合が多く、振動や落下等による衝撃などを受けや
すく、特に記録媒体であるディスクは、3.5インチフ
ロッピーディスクのようにカートリッジに収められてい
るとはいえ、様々な原因で、データ記録面に傷等が形成
されやすい傾向がある。
【0007】ところで、ディスクなどの記録媒体上に、
傷等のディスク不良(ディフェクト状態)が生じると、
再生時には、音飛びや再生特性の劣化などが生じ、記録
時には、録音データの欠落や化けによる録音品質の低下
や、何度も同じ場所を繰り返し録音する再録音動作など
の不具合が生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上、述べたように従
来の情報記録再生装置では、該情報記録再生装置におい
て記録または再生するディスクなどの記録媒体上に、傷
等のディスク不良があった場合、再生時には、音飛びや
再生特性の劣化などが再生信号に発生し、記録時には、
録音データ(信号)の欠落や化けによる録音品質の低下
や、何度も同じ場所を繰り返し録音する再録音動作など
の不具合が生じるという問題(欠点)があった。
【0009】そこで本発明は、上記問題に鑑みて為され
たものであって、ディスクなどの記録媒体上に、傷など
によりディフェクト状態が生じていても、可能な限り忠
実な原信号の記録または再生が可能な情報記録再生装置
及び方法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明により為された請求項1に記載の情報再生装
置は、記録媒体上に記録されたデータをピックアップに
て読み取ると共にメモリに書き込み、当該メモリに書き
込まれたデータを順次読み出して再生出力する情報再生
装置において、前記再生出力がなされるデータが前記記
録媒体から読み取られる以前に、前記データが記録され
ている記録媒体のディフェクト状態を検出することを特
徴として構成されたものである。
【0011】また、本発明により為された請求項2に記
載の情報再生装置は、記録媒体上に記録されたデータを
ピックアップにて間欠的に読み取ると共にメモリに書き
込み、当該メモリに書き込まれたデータを順次読み出し
て再生出力する情報再生装置において、前記記録媒体上
のデータを間欠的に読み取るデータ読み取り手段と、前
記再生出力がなされるデータの読み取り休止期間中に、
次に再生出力されるべきデータが記録されている記録媒
体のディフェクト状態を検出する第1のディフェクト状
態検出手段と、を備えて構成されたことを特徴とするも
のである。
【0012】また、本発明により為された請求項3に記
載の情報再生装置は、前記第1のディフェクト状態検出
手段が、少なくとも次に再生出力されるべきデータを前
記データ読み取り手段にて読み取り、当該読取結果に基
づいてディフェクト状態を検出することを特徴とするも
のである。
【0013】また、本発明により為された請求項4に記
載の情報再生装置は、請求項2乃至3のいずれか一項に
記載の情報再生装置において、前記第1のディフェクト
状態検出手段にて検出されたディフェクトの記録媒体上
における発生位置を記憶する第1の記憶手段と、前記第
1の記憶手段にて記憶されたディフェクトの記録媒体上
の発生位置におけるデータの読取特性を変化させる読み
取り特性可変手段と、をさらに備えと構成されたことを
特徴とするものである。
【0014】また、本発明により為された請求項5に記
載の情報再生装置は、請求項4に記載の情報再生装置に
おいて、前記読み取り特性可変手段は、フォーカスサー
ボまたはトラッキングサーボのサーボループゲインのう
ち、少なくとも1のサーボループゲインを減少せしめる
ことを特徴とするものである。
【0015】また、本発明により為された請求項6に記
載の情報再生装置は、請求項2乃至5のいずれか一項に
記載の情報再生装置において、前記第1のディフェクト
状態の検出手段は、RF信号,TE信号,FE信号のう
ち、いずれか1の信号が所定の閾値レベルに達したこと
を検出することによりなされることを特徴として構成さ
れたものである。
【0016】また、本発明により為された請求項7に記
載の情報記録装置は、記録媒体上に記録するデータを一
旦メモリに書き込み、当該メモリに書き込まれたデータ
を、前記記録媒体上に記録する情報記録装置において、
前記記録媒体上に前記データの記録が行われる以前に、
前記データが記録される記録媒体のディフェクト状態を
検出することを特徴として構成されたものである。
【0017】また、本発明により為された請求項8に記
載の情報記録装置は、記録媒体上に記録するデータを一
旦メモリに書き込み、当該メモリに書き込まれたデータ
を、間欠的に前記記録媒体上に記録する情報記録装置に
おいて、前記記録媒体上に記録すべきデータを、間欠的
に前記記録媒体上に記録するデータ記録手段と、前記デ
ータ記録手段の記録休止期間中に、次に記録されるべき
データが記録される記録媒体のディフェクト状態を検出
する第2のディフェクト状態検出手段とを備えて構成さ
れたことを特徴とするものである。
【0018】また、本発明により為された請求項9に記
載の情報記録装置は、請求項8に記載の情報記録装置に
おいて、前記第2のディフェクト状態検出手段は、少な
くとも次に記憶される領域を読取手段により読み取り、
当該読み取り結果に基づいてディフェクト状態を検出す
ることを特徴とするものである。
【0019】また、本発明により為された請求項10に
記載の情報記録装置は、請求項8乃至9のいずれか一項
に記載の情報記録装置において、前記第2のディフェク
ト状態検出手段により検出されたディフェクトの大きさ
を検出する第3のディフェクト状態検出手段とをさらに
備えて構成されたことを特徴とするものである。
【0020】また、本発明により為された請求項11に
記載の情報記録装置は、請求項8乃至10のいずれか一
項に記載の情報記録装置において、前記第2のディフェ
クト状態検出手段にて検出されたディフェクトの記録媒
体上における発生位置を記憶する第2の記憶手段と、前
記第2の記憶手段にて記憶されたディフェクトの記録媒
体上の発生位置におけるデータの記録特性を変化させる
記録特性可変手段と、をさらに備えて構成されたことを
特徴とするものである。
【0021】また、本発明により為された請求項12に
記載の情報記録装置は、請求項11に記載の情報記録装
置において、前記記録特性可変手段は、フォーカスサー
ボまたはトラッキングサーボのサーボループゲインのう
ち、少なくとも1のサーボループゲインを減少せしめる
ことを特徴とするものである。
【0022】また、本発明により為された請求項13に
記載の情報記録装置は、請求項10に記載の情報記録装
置において、前記第3のディフェクト状態検出手段にて
検出されたディフェクトの記録媒体上における発生位置
を記憶する第3の記憶手段とをさらに備え、前記記録手
段は前記第3の記憶手段にて記憶されたディフェクトの
記録媒体上の発生位置を回避してデータを記録すること
を特徴として構成されたものである。
【0023】また、本発明により為された請求項14に
記載の情報記録再生装置は、請求項7乃至13のいずれ
か一項に記載の情報記録装置において、前記第2のディ
フェクト状態検出手段は、RF信号,TE信号,FE信
号のうち、いずれか1の信号が所定の閾値レベルに達し
たことを検出することによりなされることを特徴とする
ものである。
【0024】また、本発明により為された請求項15に
記載の情報記録装置は、請求項7乃至13のいずれか一
項に記載の情報記録装置において、前記記録媒体が未記
録ディスクか否かを判別する判別手段をさらに備え、前
記第2のディフェクト状態検出手段は、前記判別手段に
より前記記録媒体が未記録ディスクと判断された場合
は、前記記録媒体からの反射光量に基づいてディフェク
トの検出を行うことを特徴とするものである。
【0025】また、本発明により為された請求項16に
記載の情報再生方法は、記録媒体上に記録されたデータ
をピックアップにて読み取ると共にメモリに書き込み、
当該メモリに書き込まれたデータを順次読み出して再生
出力する情報再生方法において、次に再生出力がなされ
るデータが前記記録媒体から読み取られる以前に、前記
記録媒体に記録されたデータを、所定の読み取り手段に
より前記記録媒体上の所定の先頭アドレスより読み取る
ステップと、前記読み取ったデータをメモリに記憶する
ステップと、前記メモリに記憶された読み取りデータよ
り、前記記録媒体上のディフェクト状態を検出するステ
ップと、前記ディフェクト状態の検出された記録媒体に
おけるディフェクト発生アドレスを記憶するステップ
と、前記読み取り手段を前記記録媒体上の前記所定の先
頭アドレスに復帰させるステップと、前記記録媒体上に
ディフェクト状態が検出された場合にはフォーカスサー
ボまたはトラッキングサーボのサーボループゲインのう
ち、少なくとも1のサーボループゲインを減少させて、
前記所定の読み取り手段により前記記録媒体上の所定の
先頭アドレスよりデータを読み取るステップと、を含む
ことを特徴とするものである。
【0026】また、本発明により為された請求項17に
記載の情報再生方法は、記録媒体上に記録されたデータ
をピックアップにて間欠的に読み取ると共にメモリに書
き込み、当該メモリに書き込まれたデータを順次読み出
して再生出力する情報再生方法において、次に再生出力
がなされるデータが前記記録媒体から読み取られる以前
に前記記録媒体に記録されたデータを、前記再生出力が
なされるデータの読み取り休止期間中に、所定の読み取
り手段により前記記録媒体上の所定の先頭アドレスより
読み取るステップと、前記読み取ったデータをメモリに
記憶するステップと、前記メモリに記憶された読み取り
データより、前記記録媒体上のディフェクト状態を検出
するステップと、前記ディフェクト状態の検出された記
録媒体におけるディフェクト発生アドレスを記憶するス
テップと、前記読み取り手段を、前記再生出力がなされ
るデータの読み取り休止期間中に前記記録媒体上の所定
の先頭アドレスに復帰させるステップと、前記記録媒体
上にディフェクト状態が検出された場合にはフォーカス
サーボまたはトラッキングサーボのサーボループゲイン
のうち、少なくとも1のサーボループゲインを減少させ
て、前記所定の読み取り手段により前記記録媒体上の所
定の先頭アドレスよりデータを読み取るステップと、を
含むことを特徴とするものである。
【0027】また、本発明により為された請求項18に
記載の情報記録方法は、記録媒体上に記録するデータを
一旦メモリに書き込み、当該メモリに書き込まれたデー
タを、前記記録媒体上に記録する情報記録方法におい
て、前記記録媒体上に記録が行われる以前に、前記記録
媒体に記録されたデータを、所定の読み取り手段により
前記記録媒体上の所定の先頭アドレスより読み取るステ
ップと、前記読み取ったデータをメモリに記憶するステ
ップと、前記メモリに記憶された読み取りデータより、
前記記録媒体上のディフェクト状態を検出するステップ
と、前記ディフェクト状態の検出された記録媒体におけ
るディフェクト発生アドレスを記憶するステップと、前
記読み取り手段を前記記録媒体上の前記所定の先頭アド
レスに復帰させるステップと、前記記録媒体上にディフ
ェクト状態が検出された場合にはディフェクトの記録媒
体上の発生アドレスにおけるデータの記録特性を変化さ
せて、前記記録媒体上の所定の先頭アドレスより、前記
記録媒体上に記録を行うステップと、を含むことを特徴
とするものである。
【0028】また、本発明により為された請求項19に
記載の情報記録方法は、記録媒体上に記録するデータを
一旦メモリに書き込み、当該メモリに書き込まれたデー
タを、所定のデータ記録手段によって間欠的に前記記録
媒体上に記録する情報記録方法において、前記記録媒体
上に記録が行われる以前に、前記データの記録がなされ
るデータの記録休止期間中に、前記記録媒体に記録され
たデータを、所定の読み取り手段により前記記録媒体上
の所定の先頭アドレスより読み取るステップと、前記読
み取ったデータをメモリに記憶するステップと、前記メ
モリに記憶された読み取りデータより、前記記録媒体上
のディフェクト状態を検出するステップと、前記ディフ
ェクト状態の検出された記録媒体におけるディフェクト
発生アドレスを記憶するステップと、前記データ記録手
段を、前記データの記録がなされるデータの記録休止期
間中に前記記録媒体上の前記所定の先頭アドレスに復帰
させるステップと、 前記記録媒体上にディフェクト状
態が検出された場合にはディフェクトの記録媒体上の発
生アドレスにおけるデータの記録特性を変化させて、前
記記録媒体上の所定の先頭アドレスより、前記記録媒体
上に記録を行うステップと、を含むことを特徴とするも
のである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の情報記録再生装置
の実施の形態について図面を参照して説明を行う。図1
は本発明の情報記録再生装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0030】図1において、ATRACエンコーダ22
には、CDプレーヤーやラジオ等の図示しない音声信号
供給手段よりA/D変換器20を介してディジタル音声
信号が入力されている。ATRACエンコーダ22は、
入力されたディジタル音声信号を1ブロック毎にATR
ACと呼ばれる音声圧縮技術により時間軸圧縮する。
【0031】ATRACエンコーダ22にはショックプ
ルーフメモリと呼ばれるRAMメモリ23の書き込み及
び読み出しを制御するメモリコントローラ24が接続さ
れている。音声圧縮されたディジタル信号は、一旦メモ
リ23に書き込まれ、その後書き込まれた順に読み出し
が行われる。
【0032】メモリ23より読み出されたディジタル信
号は、EFMエンコーダ25においてEFM変調及びA
CIRC方式による誤り訂正処理が施された後、ヘッド
駆動回路26に供給される。ヘッド駆動回路26は、E
FMエンコーダ25から供給される信号に応じてデータ
記録手段としての記録ヘッド27を駆動して記録媒体と
してのMD(以降、ミニディスクともいう)28に磁界
を印加する。
【0033】記録時にはミニディスク28の磁界が印加
される面とは反対側の面から光ピックアップ29により
レーザービームが照射され、レーザービームが照射され
て高温となった部分(実際には連続した所定のトラッ
ク)に記録ヘッド27から供給される信号(磁界)が記
録される。
【0034】また、再生時にもデータ読み取り手段とし
ての光ピックアップ29によりレーザービームが記録信
号の読み取りのために照射され、光ピックアップ29
は、光ピックアップ29内に設けられた受光素子によ
り、前記ミニディスク28からの反射光を受光し、当該
受光量に応じた受光信号をRFアンプ30に供給する。
【0035】RFアンプ30にはサーボ制御回路31が
接続されている。サーボ制御回路31は、CPU32か
らの指令に応じて動作し、RFアンプ30における受光
信号中から取り出されたサーボ信号に応じて、基準信号
に同期してディスクを回転させるスピンドルサーボ,デ
ィスクの偏心に応じてミラーの角度を変化させ、レーザ
ービームを常に1本の信号トラック上を追随させるため
のトラッキング(TRKG)サーボ,ディスクが回転す
るときに生ずるディスクの上下振れに対物レンズを正確
に追従させて、ピット面にいつも焦点を結ぶよう制御す
るフォーカス(FOCUS)サーボ,並びに光ピックア
ップ29をディスク半径方向に移動させるためのキャリ
ッジサーボの各サーボ制御が、サーボ制御回路31を介
して行われる。
【0036】なお、ミニディスク28はスピンドルサー
ボ系のスピンドルモータ37によって回転駆動され、光
ピックアップ29はキャリッジサーボ系のキャリッジモ
ータ38によって移動するようになっている。再生時に
は光ピックアップ29による受光信号は読み取り信号と
してRFアンプ30を介してEFMデコーダ34に供給
される。EFMデコーダ34は読み取り信号をACIR
C方式により誤り訂正すると共にEFM復調してメモリ
コントローラ24に供給する。
【0037】メモリコントローラ24は再生時にもメモ
リ23へ読み取りデータの書き込みを制御し、その書き
込み速度より低速度でメモリ23内のデータの読み出し
動作を行う。読み出されたデータはメモリ23から消去
される。メモリコントローラ24から読み出されたデー
タはATRACデコーダ35に供給される。
【0038】ATRACデコーダ35は、ATRAC方
式の音声圧縮技術により圧縮記録されたディジタルオー
ディオ信号を復調する。ATRACデコーダ35により
得られたディジタルオーディオ信号はD/A変換器36
によってアナログオーディオ信号に変換されて出力され
る。尚、メモリコントローラ24,EFMエンコーダ2
5,並びにEFMデコーダ34はCPU32によってそ
れぞれ制御されるようになっている。また、CPU32
は、本発明の情報記録再生装置における情報再生記録動
作における先読みスキャン等の制御を行う。
【0039】ところで、上記情報記録再生装置における
再生中において、ディスク(MD)28に傷があった場
合や、外部振動などによりトラックジャンプが生じてし
まったような場合、RFアンプ30より出力されるRF
信号上には、図2(a)に示す如くの振幅の急激な立ち
下がりが観測される。この再生RF信号の変化が再生音
声では、音飛びとして表れることになる。
【0040】またこれに伴い、フォーカスエラー信号F
E,トラッキングエラー信号TEも図2(b),(c)
に示す如くに大きく変化する。この再生RF信号,フォ
ーカスエラー信号FE,トラッキングエラー信号TEの
変化を検出することで、図2(d)に示す如くに、傷等
の検出信号、即ち、ディスク上にディフェクト状態が検
出されたことを示す信号であるディフェクト信号DFを
得ることができる。具体的には、各々の信号によって所
定の閾値を設け、各々の信号のレベルが当該閾値レベル
に達したら(超えたら)、ディスク上にディフェクト状
態が検出されたとして認識される。また、この閾値は、
この値を超えるとトラック飛びが発生するという状態に
基づいて決定するのが良い。尚、本発明における第1の
ディフェクト検出及び第2のディフェクト検出は、上記
方法にて行われる。
【0041】ディフェクト状態の検出は、上記以外に
も、前記EFMデコーダ34が読み取り信号をACIR
C方式により誤り訂正する際、エラー訂正の行えない状
態が発生した場合に、前記エラー訂正の行えない領域に
ディフェクト状態が発生しているとして検出することが
できる。
【0042】ところで、未記録ディスク(データが全く
記録されていない初期ディスク)の場合、RF信号が得
られないため、図2(e)に示す光量信号(反射光量)
の値によってディフェクトの検出を行うことが可能であ
る。例えば、ディスク装填時に、未記録ディスクか否か
の判別をして、未記録ディスクであった場合には、上記
反射光量の値を検出することでディフェクトの検出(デ
ィフェクト検出の場合、大きく信号レベルがダウンす
る)を行っても良い。
【0043】また、MDには、図2(f)に示す如くの
ADIP信号が入っており、このADIP信号(パル
ス)をカウントし、所定値以上欠落したり、所定時間以
上の欠落が発生した場合にディフェクト有りと判断(検
出)するようにしても良い。なお、図2はディフェクト
検出の方法を説明するための図である。
【0044】さて、図3はミニディスクプレーヤーの再
生または記録時におけるディスク(MD)28及びメモ
リ23へのデータの読み込みまたは書き込みのタイミン
グの一例を示した図である。図3に示す如くに、再生
時、ミニディスクプレーヤーは、メモリ23のメモリデ
ータ残量が所定値Aに達するまでディスク28からのデ
ータの読み込みを行い(ディスク28からの読み込み期
間i)、当該メモリデータ残量が所定値Aを上回った際
に、ディスク28からのデータの読み込みを一時停止す
る(ディスク28からの読み込み待機期間j)。なお、
再生期間中、メモリ23からは、データが順次出力さ
れ、常時再生信号(音声信号)をD/A変換器36を介
して図示しないヘッドホーン等に出力している。
【0045】よって、読み込み待機期間中であっても、
データは常に再生出力されているため、メモリ23内の
データ残量は徐々に減少する。メモリ23のメモリデー
タ残量が所定値Bを下回った際に、ディスク28からの
データを読み込みが再開される(読み込み期間i)。こ
のように再生時には、ディスク28からのデータを間欠
的(読み込み期間i及び読み込み待機期間j)に読み出
し、メモリ23に書き込み、当該書き込まれたデータが
順次再生出力されるのである。
【0046】次に、記録時(記録開始時を除く)、メモ
リ23にはA/D変換器20を介して供給される信号
(音声信号)が、メモリ23に順次書き込まれる。よっ
て、先ず、メモリ23のメモリデータ残量が所定値Aに
達するまで、ディスク28へのデータの記録を待機(デ
ィスク28への記録待機期間k)し、当該メモリ23の
メモリデータ残量が所定値Aを上回った際に、ディスク
28への記録を開始(ディスク28への記録期間l)す
る。
【0047】その後、メモリ23のメモリデータ残量が
所定値Bを下回った際に、ディスクへの記録を一時停止
(ディスク28への記録待機期間k)する。このように
記録時には、ディスクへのデータの記録が間欠的(ディ
スク28への記録期間l及びディスク28への記録待機
期間k)に行われる。
【0048】即ち、ミニディスクプレーヤーは、再生
時、短い期間(読み込み期間i)でディスク28からデ
ータをメモリ23に読み込んで、その約4倍の期間(読
み込み待機期間j)、ディスク28からメモリ23への
データの読み込みを休止している。また、記録時には、
短い期間(記録期間l)でメモリ23からのデータをデ
ィスク28に記録し、その約4倍の期間(記録待機期間
k)、ディスク28への記録動作を停止している。
【0049】本発明の情報記録再生装置における情報記
録再生動作(先読みスキャン)は、この、ミニディスク
プレーヤーの再生時における休止期間(ディスク28か
らの読み込み待機期間j)、及び記録時における休止期
間(ディスク28への記録待機期間k)を利用して行う
ものである。
【0050】以下、本発明の情報記録再生装置における
情報記録再生動作(先読みスキャン)について説明す
る。先ず最初に、本発明の情報記録再生装置における情
報再生動作(先読みスキャン)について、図4乃至図6
を参照しながら説明する。尚、図4及び図5は本発明の
情報記録再生装置における情報再生動作(先読みスキャ
ン)を示したフローチャートであり、図6は情報記録再
生装置の再生時におけるディスク28及びメモリ23へ
のデータの読み込みのタイミングの一例を示した図であ
る。
【0051】(通常再生行程)本発明の情報記録再生装
置にディスク(MD)が図示しないディスク装着部に装
填され、再生動作が開始されると、先ず、CPU32
は、再生指令に基づいて所定領域を有する先読み区間番
号n(nは自然数)における、後述するディフェクトフ
ラグの有無について、CPU内の内部メモリに記憶され
たディフェクトフラグの値を読み出して確認を行う(ス
テップS1)。
【0052】ステップS1にてディフェクトフラグが立
っていた場合、ディスク上に傷等が有るとして、ディフ
ェクトを検出したアドレス位置のフォーカス(FOCU
S)サーボ,トラッキング(TRKG)サーボ等のサー
ボループゲインを変更(下げる)する。これは、例え
ば、フォーカスサーボ,トラッキングサーボ等のイコラ
イザ特性を変更(下げる)などすればよい。
【0053】そして、ディスクから変数Pに記憶された
区間番号nの先頭アドレスよりデータを上記サーボルー
プゲインを変更した状態で読み取りメモリ23へ書き込
む(ステップS3)。尚、ステップS1にてディフェク
トフラグが立っていなかった場合には、前記サーボゲイ
ンを変更することなく、ディスクから、変数Pに記憶さ
れた区間番号nの先頭アドレスよりデータを読み取り、
メモリ23へ書き込む(ステップS3)。
【0054】次に、ステップS4にて再生プログラムが
終了したか否かを検出し、終了している場合には再生処
理を終了する。一方、終了していない場合には、ステッ
プS5にてメモリ23内デ−タの残量が図6に示す第1
基準値以上か否かを検出し、第1基準値以下の場合はス
テップS3に戻り、次のアドレスの読み取り動作を行
う。ステップS5において、第1基準値以上の場合(図
6の(イ)に示すタイミング)は、ステップS6にてデ
ィスクより読み取った音声データの最終ディスクアドレ
スの次のアドレスを、アドレス変数Pに記憶する。
【0055】そして、ステップS7にてメモリ23への
データの書き込みを禁止する。その後、読み込み待機期
間iとなり、本発明の特徴部分である先読みスキャンが
行われる。 (先読み行程)先ず、ステップS8にて変数Pに記憶さ
れたディスクアドレスより、所定領域を有する先読み区
間番号n+1における先読み再生を開始する(図6のf
参照)。前記先読み再生中にディフェクトの検出がされ
た場合、CPU32内の第1の記憶手段としてのメモリ
にディフェクトフラグを立てる(ステップS9,S1
0)。
【0056】その後、ステップS11にてメモリ23内
デ−タの残量が図6に示す第2基準値以上か否かを検出
し、第2基準値以上の場合はステップS8に戻り、次の
ディスクアドレスの先読み再生を行う。また、第2基準
値以下の場合(図6の(ウ)に示すタイミング)は、ス
テップS12にて先読み再生を終了し、区間番号n+1
の値を区間番号nとして(ステップS13)、ステップ
S1へ戻る。
【0057】尚、図6において、先読み再生の行われる
期間fは、メモリ23のメモリデータ残量が第1基準値
から第2基準値まで下回った時点までであるが、これ
は、ディスクからデータを読み取るヘッド(光ピックア
ップ29等)が、先読みを終了したアドレスから、例え
ば通常のデータ読み取りの行われるアドレス(先読みス
キャンを開始したアドレス等)に復帰(戻る)する際に
所定の時間(サーチタイムg)を要するためである。図
6では、メモリ23のメモリデータ残量が第2基準値か
ら第3基準値まで低下するまでの期間がサーチタイムg
に割り当てられている。通常、この時間は、読み取りヘ
ッド(光ピックアップ29等)が実際にヘッド復帰に要
する時間より長めに設定されている。また、本実施の形
態では、先読みの終了のタイミング、即ち先読み再生の
行われる期間fは、メモリ23のメモリデータ残量が第
1基準値から第2基準値まで下回った時点まで(メモリ
残容量に依存)であるとしているが、これに限定される
ことはなく、例えば、MDの場合、ディスクからの読み
出しは数セクタ単位にて行われる(数セクタ読んだら待
機状態となる)ため、前記数セクタの2倍を先読みした
ら終了するようにしても良い。このように、先読みの終
了のタイミングについては、種々の方法が適用可能であ
るが、いずれにしても、前記サーチタイムgを残して終
了させる必要が有るため、サーチタイムgを考慮し、適
宜に設定する必要がある。
【0058】さらに、ディフェクトが検出された場合、
本実施の形態では、フォーカスサーボまたはトラッキン
グサーボ等のサーボループゲインを変更(下げる)し
て、ディフェクトの検出されたアドレス位置におけるデ
ィフェクト状態を回避しようとしているが、PLLの設
定値を変更することによってディフェクト状態を回避す
るようにしても良い。
【0059】また、ディフェクトが検出された際に、デ
ィフェクトフラグを立てると共に、当該ディフェクト位
置のアドレスをCPU32に記憶させ、該記憶されたア
ドレス位置を回避してデータを読み出すようにしても良
い。さらに、本実施の形態では、一度再生を行ってから
先読みスキャンを行うようにしているが、最初(ディス
ク再生再開時等)に先読みスキャンを行ってから通常の
再生を行うようにしても良いし、最初に(ディスクの通
常の再生を行う前)当該ディスク全体のディフェクト情
報を検出し、その後ディスクの通常の再生を行うように
しても勿論良い。
【0060】次に、本発明の情報記録再生装置における
情報記録動作(先読みスキャン)について、図7乃至図
9を参照しながら説明する。尚、図7及び図8は本発明
の情報記録再生装置における情報記録動作(先読みスキ
ャン)を示したフローチャートであり、図9は情報記録
再生装置の記録時におけるメモリ23へのデータの読み
込みのタイミングの一例を示した図である。
【0061】本発明の情報記録再生装置にディスク(M
D)が装填され、記録動作が開始されると、先ず、CP
U32は、ステップT1にてメモリ23内のデ−タの残
量が図9に示す第2基準値以上か否かを検出し、第2基
準値以上の場合はステップT8へ進み、第2基準値以下
の場合(図9の(カ)に示すタイミング)は、ステップ
T2にてディスクへの記録を禁止し、ステップT3にて
変数Qに記憶された記録を開始するディスクアドレスよ
り、先読み区間番号m(mは自然数)における先読み再
生(図9のa参照)を開始する。
【0062】ここで、ステップT1はスタート時に念の
ため確認するものであり、スタート時については(同一
のディスクに対し、連続して再度同一の動作を行う場合
等をのぞいて)通常は第2基準値以下である。また、ス
テップT2は、スタート時には記録を停止しているの
で、これも確認のためのステップである。
【0063】(先読み行程)ステップT3は、スタート
時には再生指定を受けたアドレス値から先読みを行い、
すでに先読み再生が行われている場合には(ステップT
19まで行った場合)、次のアドレス変数Qより先読み
再生が行われる。
【0064】ステップT3にて、前記先読み再生中に、
前述した図2の方法により、ディフェクトの検出がされ
た場合、当該ディフェクトの大きさ(傷等の程度)が判
断(第3のディフェクト検出手段)される(ステップT
4,T5)。このディフェクトの大きさは、図2(d)
のDFの大きさ(時間軸方向の長さ)が大きいときに大
(Y)と判断される。即ち、ディフェクト検出があった
際に、音飛び(オントラックから外れる)が発生するほ
どのディフェクトが発生したと判断された場合に、ステ
ップT5にてY(イエス)と判断される。
【0065】CPU32は、ステップT5にてY(イエ
ス)と判断された場合には、第3の記録手段としての内
部メモリにディフェクトフラグ及び音飛びフラグを立て
ると共に当該アドレスを記憶する(ステップT7)。ス
テップT5にてN(ノー)と判断された場合には、第2
の記録手段としての内部メモリにディフェクトフラグの
みを立て当該アドレスを記憶する(ステップT6)。
【0066】次に、CPU32は、ステップT8にてメ
モリ23内デ−タの残量が図9に示す第1基準値以上か
否かを検出し、第1基準値以下の場合はステップT3に
戻り、第1基準値以上の場合(図9の(キ)に示すタイ
ミング)は、ステップT9にて先読み再生を終了し、先
読み区間番号mの最終ディスクアドレスの次のアドレス
を、アドレス変数Rに記憶する。ところで、図9におい
て、先読み再生の行われる期間aは、メモリ23のメモ
リデータ残量が第1基準値から第2基準値まで上回った
時点までであるが、これは、ディスクからデータを読み
取るヘッドが、先読みを終了したアドレスから、例えば
通常のデータ読み取りの行われるアドレス(先読みスキ
ャンを開始したアドレス等)に復帰(戻る)する際に所
定の時間(サーチタイムb)を要するためである。図9
では、メモリ23のメモリデータ残量が第1基準値から
メモリ23の容量に応じて設定される所定の基準値(残
量)まで上昇する期間がサーチタイムbに割り当てられ
ている。通常、この時間は、読み取りまたは記録ヘッド
が実際にヘッド復帰に要する時間より長めに設定されて
いる。
【0067】ステップT8にて、先読みの終了のタイミ
ング、即ち先読み再生の行われる期間aは、メモリ23
のメモリ残容量が第1基準値からメモリ23の容量に応
じて設定される所定の基準値(残量)まで上昇する時点
まで(メモリデータ残量に依存)であるとしているが、
これに限定されることはなく、例えば、MDの場合、デ
ィスクへの記録は1クラスタ単位にて行われる(1クラ
スタ記録したら待機状態となる)ため、前記1クラスタ
の2倍を先読みしたら終了するようにしても良い。この
ように、先読みの終了のタイミングについては、種々の
方法が適用可能であるが、いずれにしても、前記サーチ
タイムbを残して終了させる必要が有るため、サーチタ
イムbを考慮し、適宜に設定する必要がある。
【0068】(記録行程)次に、ステップT10にて音
声データの記録開始アドレスを変数Qに記憶されたアド
レスに設定する(図9のb参照)。そして、ステップT
11にて先読み区間番号mの区間にディフェクトフラグ
が有るか無いかを検出し、ディフェクトフラグが無い場
合には音声データのディスクへの記録(図9のc参照)
を行い(ステップT15)、ステップT16に進む。
【0069】ステップT11にて先読み区間番号mの区
間にディフェクトフラグが検出された場合には、当該デ
ィフェクトの大きさ(傷等の程度)が判断される(ステ
ップT12)。ディフェクトの大きさが音飛び(オント
ラックから外れる)が発生するほど大きくない場合、即
ち、音飛びフラグが立っていない場合(ディフェクトフ
ラグのみの場合)、例えば、記録特性可変手段により、
フォーカス(FOCUS)サーボ,トラッキング(TR
KG)サーボのサーボループゲインを変更(下げる)
し、音飛びフラグが立っていない場合にはフォーカス
(FOCUS)サーボ,トラッキング(TRKG)サー
ボのサーボゲインを変更(下げる)した状態で音声デー
タのディスクへの記録(図9のc参照)が行われる(ス
テップT13,T15)。尚、フォーカスサーボまたは
トラッキングサーボ等のサーボループゲインを変更(下
げる)することにより、ディフェクトの検出されたアド
レス位置におけるディフェクト状態を回避するかわり
に、たとえばPLLの設定値を変更することによってデ
ィフェクト状態を回避するようにしても良い。また、デ
ィスクの再生の場合も、ディフェクトの状態に応じて読
み取り特性可変手段により、前述と同様の方法が用いら
れる。
【0070】ステップT12にて、ディフェクトの大き
さが音飛び(オントラックから外れる)が発生するほど
大きい場合、即ち、音飛びフラグが立っている場合に
は、CPU32の記憶するディフェクトフラグ及び音飛
びフラグの立てられている区間(領域)のアドレスを回
避しつつ音声データのディスクへの記録(図9のc参
照)を行う(ステップT14)。
【0071】そして、ステップT16にて、メモリ23
内デ−タの残量が図9に示す第2基準値以下か否かを検
出し、第2基準値以上の場合はステップT11に戻り、
第2基準値以下の場合(図9の(ク)に示すタイミン
グ)は、ステップS17にて、前記ステップT14また
はステップT15にて音声データのディスクへの記録の
行われた最終アドレスの次のアドレス、即ち記録終了ア
ドレスSを設定し、ステップS18にてアドレス変数S
の内容をアドレス変数Qに設定し、ステップT19にて
区間番号m+1の値を区間番号mとして、ステップT2
の処理へ戻る。
【0072】尚、上記行程で、先読み再生の行われる区
間(領域)と、ステップT14またはステップT15に
て音声データのディスクへの記録が行われる区間(領
域)とが等しい場合に、即ちアドレス変数Rとアドレス
変数Sの内容が等しい場合には、ステップS18にてア
ドレス変数Rの内容をアドレス変数Qに設定するように
してもよい。
【0073】図10にMDのU−TOC領域のデータ構
造の一例を示す。図10に示す如くに、MDのU−TO
C領域は、例えば4バイト×587のデータ領域にて構
成され、その先頭位置には、U−TOC領域で有ること
を示すために、オール0またはオール1の1バイトデー
タによってなる同期パターンを有するヘッダが設けられ
ている。また、所定のアドレス位置には、記録されてい
る最初の楽曲の曲番(First TNO)4,最後の楽曲の曲
番( Last TNO)5,セクター使用状況6,ディスクシ
リアルナンバ7,ディスクID8等のデータが記録され
る。さらに、記録されている各楽曲を後述する管理テー
ブル部3に対応させる対応テーブル指示データ部2とし
て、各種のテーブルポインタ(P-DFA〜P-TNO255)が記
憶される領域が用意されている。
【0074】一方、管理テーブル部3には(01)〜(F
F)までの255個のパーツテーブルが設けられ、それ
ぞれのパーツテーブルには、或るセグメント(物理的に
連続したトラック部分)について起点となるスタートア
ドレス,終端となるエンドアドレス,そのセグメントの
モード情報,及びそのセグメントが他のセグメントへ続
いて連結される場合には、その連結されるセグメントの
スタートアドレス及びエンドアドレスが記録されている
パーツテーブルを示すリンク情報が記録できるようにな
されている。
【0075】このように、U−TOC領域には、通常の
楽音領域とは異なったボリューム(ディスク)全体に関
わる情報が記録されている。このため、楽音領域におい
て誤記録が有った場合に影響を受けるのは、誤記録が有
った領域(部分)のみであるのに対し、U−TOC領域
において誤記録が有った場合には、最悪の場合、ボリュ
ーム(ディスク)全体が使用不能に陥る可能性が高く、
U−TOC領域の書き込みには可能な限りの慎重性(確
実性)が要求される。
【0076】一方、各領域における使用目的には、比較
的自由度が残されている。このため、本発明の如くに、
ディフェクトフラグや、ディフェクト検出されたアドレ
ス位置情報を記録しておき、異常なトラックは使用禁止
とするような目的に使用することも可能である。具体例
として、例えば、アドレスnからアドレスn+8のエリ
アにディフェクトが検出されたとすると、使用したくな
いエリア(ディフェクト検出されたエリア)の前後(こ
の場合、アドレスn+1とアドレスn+7)のアドレス
をリンクでつなぐ(図10参照)ことにより、このエリ
アを未記録エリア(記録しては行けないエリア)とする
ことができる。
【0077】また、MD(再生系)等から、他のMD
(記録系)にダビング記録する場合など、再生系におい
てディフェクト検出したアドレス位置を記録系に伝える
ことにより、記録系では、当該ディフェクト位置の記録
特性を可変することも可能である(同様にその逆も可能
である)。この際、前記ディフェクト検出したアドレス
位置を、CPUのメモリに記録しておくことにより、さ
らに有意な、再生系から記録系へのダビング記録が実現
できる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、上記記載の発明に
よれば、ディスク等の記録媒体上の傷などによるディフ
ェクト状態を、データの読み取りまたは記録の前に予め
検出し、当該ディフェクト状態の場所の読み取り特性ま
やは記録特性を変化させるようにしたので、再生時にお
ける音飛びや再生特性の劣化などが再生信号に発生する
ことを防止できると共に、記録時における録音データ
(信号)の欠落や化けによる録音品質の低下や、何度も
同じ場所を繰り返し録音する再録音動作などの不具合を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録再生装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】ディフェクト検出の方法を説明するための図で
ある。
【図3】ミニディスクプレーヤーの再生または記録時に
おけるディスク(MD)28及びメモリへのデータの読
み込みまたは書き込みのタイミングの一例を示した図で
ある。
【図4】本発明の情報記録再生装置における情報再生動
作(先読みスキャン)を示したフローチャートである。
【図5】本発明の情報記録再生装置における情報再生動
作(先読みスキャン)を示したフローチャートである。
【図6】情報記録再生装置の再生時におけるディスク2
8及びメモリ23へのデータの読み込みのタイミングの
一例を示した図である。
【図7】本発明の情報記録再生装置における情報記録動
作(先読みスキャン)を示したフローチャートである。
【図8】本発明の情報記録再生装置における情報記録動
作(先読みスキャン)を示したフローチャートである。
【図9】情報記録再生装置の再生時におけるディスク2
8及びメモリ23へのデータの読み込みのタイミングの
一例を示した図である。
【図10】MDのU−TOC領域のデータ構造の一例を
示した図である。
【符号の説明】
20 A/D変換器 22 ATRACエンコーダ 23 RAMメモリ 24 メモリコントローラ 25 EFMエンコーダ 26 ヘッド駆動回路 27 記録ヘッド 28 MD(ミニディスク) 29 光ピックアップ 30 RFアンプ 31 サーボ制御回路 32 CPU 34 EFMデコーダ 35 ATRACデコーダ 36 D/A変換器 37 スピンドルモータ(スピンドルサ
ーボ系) 38 キャリッジモータ(キャリッジサ
ーボ系)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 淳 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 吉沢 修 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体上に記録されたデータをピックア
    ップにて読み取ると共にメモリに書き込み、当該メモリ
    に書き込まれたデータを順次読み出して再生出力する情
    報再生装置において、 前記再生出力がなされるデータが前記記録媒体から読み
    取られる以前に、前記データが記録されている記録媒体
    のディフェクト状態を検出することを特徴とする情報再
    生装置。
  2. 【請求項2】記録媒体上に記録されたデータをピックア
    ップにて間欠的に読み取ると共にメモリに書き込み、当
    該メモリに書き込まれたデータを順次読み出して再生出
    力する情報再生装置において、 前記記録媒体上のデータを間欠的に読み取るデータ読み
    取り手段と、 前記再生出力がなされるデータの読み取り休止期間中
    に、次に再生出力されるべきデータが記録されている記
    録媒体のディフェクト状態を検出する第1のディフェク
    ト状態検出手段と、 を備えたことを特徴とする情報再生装置。
  3. 【請求項3】前記第1のディフェクト状態検出手段は、
    少なくとも次に再生出力されるべきデータを前記データ
    読み取り手段にて読み取り、当該読取結果に基づいてデ
    ィフェクト状態を検出する、 ことを特徴とする請求項2に記載の情報再生装置。
  4. 【請求項4】前記第1のディフェクト状態検出手段にて
    検出されたディフェクトの記録媒体上における発生位置
    を記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段にて記憶されたディフェクトの記録
    媒体上の発生位置におけるデータの読取特性を変化させ
    る読み取り特性可変手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項2乃至3のいず
    れか一項に記載の情報再生装置。
  5. 【請求項5】前記読み取り特性可変手段は、フォーカス
    サーボまたはトラッキングサーボのサーボループゲイン
    のうち、少なくとも1のサーボループゲインを減少せし
    めることを特徴とする請求項4に記載の情報再生装置。
  6. 【請求項6】前記第1のディフェクト状態検出手段は、
    RF信号,TE信号,FE信号のうち、いずれか1の信
    号が所定の閾値レベルに達したことを検出することによ
    りなされることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか
    一項に記載の情報再生装置。
  7. 【請求項7】記録媒体上に記録するデータを一旦メモリ
    に書き込み、当該メモリに書き込まれたデータを、前記
    記録媒体上に記録する情報記録装置において、 前記記録媒体上に前記データの記録が行われる以前に、
    前記データが記録される記録媒体のディフェクト状態を
    検出することを特徴とする情報記録装置。
  8. 【請求項8】記録媒体上に記録するデータを一旦メモリ
    に書き込み、当該メモリに書き込まれたデータを、間欠
    的に前記記録媒体上に記録する情報記録装置において、 前記記録媒体上に記録すべきデータを、間欠的に前記記
    録媒体上に記録するデータ記録手段と、 前記データ記録手段の記録休止期間中に、次に記録され
    るべきデータが記録される記録媒体のディフェクト状態
    を検出する第2のディフェクト状態検出手段と、 を備えたことを特徴とする情報記録装置。
  9. 【請求項9】前記第2のディフェクト状態検出手段は、
    少なくとも次に記憶されるデータが記録される領域を読
    取手段により読み取り、当該読み取り結果に基づいてデ
    ィフェクト状態を検出することを特徴とする請求項8に
    記載の情報記録装置。
  10. 【請求項10】前記第2のディフェクト状態検出手段に
    より検出されたディフェクトの大きさを検出する第3の
    ディフェクト状態検出手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項8乃至9のいず
    れか一項に記載の情報記録装置。
  11. 【請求項11】前記第2のディフェクト状態検出手段に
    て検出されたディフェクトの記録媒体上における発生位
    置を記憶する第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段にて記憶されたディフェクトの記録
    媒体上の発生位置におけるデータの記録特性を変化させ
    る記録特性可変手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項8乃至10のい
    ずれか一項に記載の情報記録装置。
  12. 【請求項12】前記記録特性可変手段は、フォーカスサ
    ーボまたはトラッキングサーボのサーボループゲインの
    うち、少なくとも1のサーボループゲインを減少せしめ
    ることを特徴とする請求項11に記載の情報記録装置。
  13. 【請求項13】前記第3のディフェクト状態検出手段に
    て検出されたディフェクトの記録媒体上における発生位
    置を記憶する第3の記憶手段と、 をさらに備え、 前記記録手段は前記第3の記憶手段にて記憶されたディ
    フェクトの記録媒体上の発生位置を回避してデータを記
    録することを特徴とする請求項10に記載の情報記録装
    置。
  14. 【請求項14】前記ディフェクト状態検出手段は、RF
    信号,TE信号,FE信号のうち、いずれか1の信号が
    所定の閾値レベルに達したことを検出することによりな
    されることを特徴とする請求項7乃至13のいずれか一
    項に記載の情報記録装置。
  15. 【請求項15】前記記録媒体が未記録ディスクか否かを
    判別する判別手段をさらに備え、 前記第2のディフェクト状態検出手段は、前記判別手段
    により前記記録媒体が未記録ディスクと判断された場合
    は、前記記録媒体からの反射光量に基づいてディフェク
    トの検出を行うことを特徴とする請求項7乃至13のい
    ずれか一項に記載の情報記録装置。
  16. 【請求項16】記録媒体上に記録されたデータをピック
    アップにて読み取ると共にメモリに書き込み、当該メモ
    リに書き込まれたデータを順次読み出して再生出力する
    情報再生方法において、 次に再生出力がなされるデータが前記記録媒体から読み
    取られる以前に、前記記録媒体に記録されたデータを、
    所定の読み取り手段により前記記録媒体上の所定の先頭
    アドレスより読み取るステップと、 前記読み取ったデータをメモリに記憶するステップと、 前記メモリに記憶された読み取りデータより、前記記録
    媒体上のディフェクト状態を検出するステップと、 前記ディフェクト状態の検出された記録媒体におけるデ
    ィフェクト発生アドレスを記憶するステップと、 前記読み取り手段を前記記録媒体上の前記所定の先頭ア
    ドレスに復帰させるステップと、 前記記録媒体上にディフェクト状態が検出された場合に
    はフォーカスサーボまたはトラッキングサーボのサーボ
    ループゲインのうち、少なくとも1のサーボループゲイ
    ンを減少させて、前記所定の読み取り手段により前記記
    録媒体上の所定の先頭アドレスよりデータを読み取るス
    テップと、 を含むことを特徴とする情報再生方法。
  17. 【請求項17】記録媒体上に記録されたデータをピック
    アップにて間欠的に読み取ると共にメモリに書き込み、
    当該メモリに書き込まれたデータを順次読み出して再生
    出力する情報再生方法において、 次に再生出力がなされるデータが前記記録媒体から読み
    取られる以前に前記記録媒体に記録されたデータを、前
    記再生出力がなされるデータの読み取り休止期間中に、
    所定の読み取り手段により前記記録媒体上の所定の先頭
    アドレスより読み取るステップと、 前記読み取ったデータをメモリに記憶するステップと、 前記メモリに記憶された読み取りデータより、前記記録
    媒体上のディフェクト状態を検出するステップと、 前記ディフェクト状態の検出された記録媒体におけるデ
    ィフェクト発生アドレスを記憶するステップと、 前記読み取り手段を、前記再生出力がなされるデータの
    読み取り休止期間中に前記記録媒体上の所定の先頭アド
    レスに復帰させるステップと、 前記記録媒体上にディフェクト状態が検出された場合に
    はフォーカスサーボまたはトラッキングサーボのサーボ
    ループゲインのうち、少なくとも1のサーボループゲイ
    ンを減少させて、前記所定の読み取り手段により前記記
    録媒体上の所定の先頭アドレスよりデータを読み取るス
    テップと、 を含むことを特徴とする情報再生方法。
  18. 【請求項18】記録媒体上に記録するデータを一旦メモ
    リに書き込み、当該メモリに書き込まれたデータを、前
    記記録媒体上に記録する情報記録方法において、 前記記録媒体上に記録が行われる以前に、前記記録媒体
    に記録されたデータを、所定の読み取り手段により前記
    記録媒体上の所定の先頭アドレスより読み取るステップ
    と、 前記読み取ったデータをメモリに記憶するステップと、 前記メモリに記憶された読み取りデータより、前記記録
    媒体上のディフェクト状態を検出するステップと、 前記ディフェクト状態の検出された記録媒体におけるデ
    ィフェクト発生アドレスを記憶するステップと、 前記読み取り手段を前記記録媒体上の前記所定の先頭ア
    ドレスに復帰させるステップと、 前記記録媒体上にディフェクト状態が検出された場合に
    はディフェクトの記録媒体上の発生アドレスにおけるデ
    ータの記録特性を変化させて、前記記録媒体上の所定の
    先頭アドレスより、前記記録媒体上に記録を行うステッ
    プと、 を含むことを特徴とする情報記録方法。
  19. 【請求項19】記録媒体上に記録するデータを一旦メモ
    リに書き込み、当該メモリに書き込まれたデータを、所
    定のデータ記録手段によって間欠的に前記記録媒体上に
    記録する情報記録方法において、 前記記録媒体上に記録が行われる以前に、前記データの
    記録がなされるデータの記録休止期間中に、前記記録媒
    体に記録されたデータを、所定の読み取り手段により前
    記記録媒体上の所定の先頭アドレスより読み取るステッ
    プと、 前記読み取ったデータをメモリに記憶するステップと、 前記メモリに記憶された読み取りデータより、前記記録
    媒体上のディフェクト状態を検出するステップと、 前記ディフェクト状態の検出された記録媒体におけるデ
    ィフェクト発生アドレスを記憶するステップと、 前記データ記録手段を、前記データの記録がなされるデ
    ータの記録休止期間中に前記記録媒体上の前記所定の先
    頭アドレスに復帰させるステップと、 前記記録媒体上にディフェクト状態が検出された場合に
    はディフェクトの記録媒体上の発生アドレスにおけるデ
    ータの記録特性を変化させて、前記記録媒体上の所定の
    先頭アドレスより、前記記録媒体上に記録を行うステッ
    プと、 を含むことを特徴とする情報記録方法。
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