JPH11353631A - 磁気ディスク装置および疑似コンタクトヘッド - Google Patents

磁気ディスク装置および疑似コンタクトヘッド

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JPH11353631A
JPH11353631A JP10157687A JP15768798A JPH11353631A JP H11353631 A JPH11353631 A JP H11353631A JP 10157687 A JP10157687 A JP 10157687A JP 15768798 A JP15768798 A JP 15768798A JP H11353631 A JPH11353631 A JP H11353631A
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JP
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magnetic disk
slider
head
edge
head element
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JP10157687A
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Masaharu Sugimoto
雅治 杉本
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Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ヘッド素子と磁気ディスク表面との衝突
を回避しつつ磁気ディスク表面に磁気ヘッド素子を極力
接近させることができる疑似コンタクトヘッドを提供す
る。 【解決手段】 疑似コンタクトヘッドのスライダ30に
は、磁気ディスク16に対向する浮上面33が形成され
る。スライダ30の空気流出端には、例えば磁気抵抗効
果素子が埋め込まれたヘッド素子内蔵膜36が形成され
る。磁気抵抗効果素子のギャップ35が露出するヘッド
素子露出面46は、段差47によって浮上面33から引
っ込められる。段差47と浮上面33とを接続させるエ
ッジ48は、磁気ディスク16との初期摩耗によって研
摩加工される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスク装
置(HDD)といった磁気ディスク装置に使用される磁
気ヘッドに関し、特に、磁気ディスクに対向する浮上面
が形成されたスライダと、スライダの空気流出端に形成
されて磁気ヘッド素子が埋め込まれたヘッド素子内蔵膜
とを備え、磁気ディスクに真っ先に接近する浮上面のエ
ッジが磁気ディスクとの初期摩耗によって研摩加工され
る疑似コンタクトヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置では、情報記録の高密
度化に伴い、磁気ヘッド素子の読み出し/書き込みギャ
ップから磁気ディスクまでの磁気スペースを縮小させる
ことが広く要求されつつある。一般に利用されている浮
上磁気ヘッドでは、磁気スペースを縮小させるにあたっ
てスライダと磁気ディスクとの衝突を避けなければなら
ない。したがって、スライダの浮上量を変動させる様々
な要因を考慮して、スライダが磁気ディスクに衝突する
確率を限りなくゼロに近づける必要がある。衝突の確率
をゼロに近づけると、必然的にスライダの浮上量は大き
くなってしまう。
【0003】その一方で、いわゆる疑似コンタクトヘッ
ドでは、スライダと磁気ディスクとの接触を前提にスラ
イダの浮上量が設定されることから、一般の浮上磁気ヘ
ッドに比べて磁気スペースを縮小させやすい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、疑似コンタ
クトヘッドに磁気抵抗効果(MR)素子を適用する場
合、磁気ディスクの表面粗さによって形成される微小な
突起にMR素子のギャップが衝突することが考えられ
る。こうした衝突は、瞬間的なギャップの温度上昇いわ
ゆるサーマルアスペリティを招き、磁気抵抗値に大きな
変動をもたらしてしまう。その結果、MR素子は、磁気
ディスクから正確に情報を読み取ることができない。
【0005】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、磁気ヘッド素子と磁気ディスク表面との衝突を回避
しつつ磁気ディスク表面に磁気ヘッド素子を極力接近さ
せることができる疑似コンタクトヘッドを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1発明によれば、磁気ディスクに対向する浮上面
が形成されたスライダと、スライダの空気流出端に形成
されて、段差を介して浮上面から引っ込んだヘッド素子
露出面が形成されるヘッド素子内蔵膜とを備え、前記段
差と浮上面とが交わるエッジは研摩加工されることを特
徴とする疑似コンタクトヘッドが提供される。
【0007】また、第2発明によれば、磁気ディスク
と、この磁気ディスクに対向する浮上面が形成されたス
ライダと、スライダの空気流出端に形成されて、段差を
介して浮上面から引っ込んだヘッド素子露出面が形成さ
れるヘッド素子内蔵膜とを備え、磁気ディスクの回転
中、浮上面と段差との交線は磁気ディスク内に留まるこ
とを特徴とする磁気ディスク装置が提供される。
【0008】第1発明に係る疑似コンタクトヘッドが採
用される磁気ディスク装置や、第2発明に係る磁気ディ
スク装置によれば、摩耗によってエッジが削り取られる
ことを前提にスライダの浮上量を設定することができ、
その結果、余分なスライダの浮上量すなわち浮上マージ
ンを極力小さくしてスライダの浮上量を低く抑え込むこ
とができる。摩耗によってエッジが削り取られると、エ
ッジからヘッド素子露出面までの距離によって磁気ディ
スクからヘッド素子露出面までの磁気スペースが決定さ
れることとなる。
【0009】しかも、ヘッド素子露出面が浮上面から引
っ込んでいることから、この露出面に露出するヘッド素
子と磁気ディスク表面との干渉を回避しつつ磁気ディス
ク表面にできる限り磁気ヘッド素子を接近させることが
可能となる。ヘッド素子と磁気ディスク表面との干渉と
は、例えば、磁気ディスク表面の表面粗さによって形成
される微小な突起にヘッド素子が衝突することをいう。
【0010】いずれの発明の場合でも、前記ヘッド素子
内蔵膜には、例えば、前記ヘッド素子露出面に臨むギャ
ップを備える磁気抵抗効果素子が内蔵される。段差の形
成によってヘッド素子と磁気ディスク表面との干渉が回
避されれば、衝突による瞬間的な温度上昇いわゆるサー
マルアスペリティが磁気抵抗効果素子に生じないことか
ら、磁気ディスクからの正確な情報の読み出しを確保す
ることが可能となる。すなわち、温度変化に敏感な磁気
抵抗効果素子を疑似コンタクトヘッドに採用することが
可能となる。
【0011】前記エッジにはバリ取り処理が施されても
よい。このバリ取り処理によれば、スライダ加工時のバ
リを予め取り除いておくことによって、バリによる磁気
ディスク表面の傷の発生や、初期摩耗による摩耗粉の発
生を極力防止することが可能となる。
【0012】前記スライダには、前記磁気ディスクに向
けて0.5g重以下のバネ圧が作用することが望まし
い。バネ圧が強いと、エッジと磁気ディスクとの接触時
に必要以上にエッジが削り取られてしまうからである。
しかも、バネ圧が0.5g重以下であれば、磁気ディス
クへの着座状態から浮上状態にスライダが移行する間に
スライダが研摩加工されることが極力回避される。
【0013】前記スライダは板バネの先端に支持され、
その板バネには、板バネの振動を吸収する制振部材が貼
り付けられてもよい。制振部材の働きによれば、スライ
ダの姿勢が安定し、その結果、磁気スペースの変動を極
力回避することができる。
【0014】さらに、第3発明によれば、磁気ディスク
に対向する浮上面と、段差を介して浮上面から引っ込ん
だヘッド素子露出面とを備える疑似コンタクトヘッドを
加工する疑似コンタクトヘッドの加工方法であって、前
記浮上面および段差が交わるエッジを磁気ディスクとの
初期摩耗によって研摩する疑似コンタクトヘッドの加工
方法が提供される。かかる加工方法によれば、前述した
疑似コンタクトヘッドを簡単に加工することができる。
こうした初期摩耗は、工場出荷に先立って執り行われる
初期動作によって実現されればよい。
【0015】なお、エッジは、スライダに形成されても
よく、ヘッド素子内蔵膜に形成されてもよい。ヘッド素
子内蔵膜に形成されれば、一般にヘッド素子内蔵膜はス
ライダに比べて柔らかい素材から成形されることから、
エッジが磁気ディスクに衝突しても磁気ディスクの損傷
を極力回避することが可能となる。
【0016】本発明は、前述した磁気ディスク装置だけ
でなく、一般の浮上ヘッドが適用されうる全ての情報記
録装置に適用されることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の一実施形態を説明する。
【0018】図1は磁気ディスク装置の一具体例として
のハードディスクドライブ(HDD)を示す。HDD1
0のハウジング11は、箱型のハウジング本体12と、
ハウジング本体12の開口を閉鎖するカバー13とに大
きく分割される。こうしたHDD10は、例えばコンピ
ュータ本体に組み込まれて使用されてもよく、コンピュ
ータ本体から独立した単体の外部記録装置として使用さ
れてもよい。
【0019】図2に示すように、ハウジング11には、
回転軸15に装着される磁気ディスク16と、磁気ディ
スク16に対向する本発明に係る疑似コンタクトヘッド
17とが収容される。疑似コンタクトヘッド17は、揺
動軸18回りで揺動することができるキャリッジアーム
19の先端に固着される。磁気ディスク16に対する情
報の記録や再生時には、磁気回路から構成されるアクチ
ュエータ20によってキャリッジアーム19が揺動駆動
され、その結果、疑似コンタクトヘッド17が磁気ディ
スク16上の所望の記録トラックに位置決めされること
となる。
【0020】図3はキャリッジアーム19先端の拡大平
面図を示す。図3から明らかなように、キャリッジアー
ム19は、サスペンション23を介して剛性支持部材2
4の先端に取り付けられる先端部材25を備える。この
先端部材25には、板バネ26を介してスライダ用固着
板27が接続される。板バネ26には、板バネ26の振
動を吸収する制振部材28が貼り付けられる。この制振
部材28は、例えば金属層と樹脂層との積層体といった
ものが用いられる。
【0021】図4はキャリッジアーム19先端の拡大断
面図を示す。図4から明らかなように、スライダ用固着
板27の裏面すなわち磁気ディスク16側表面にはスラ
イダ30が固着される。このスライダ30には、回転す
る磁気ディスク16表面の空気流れ31下流側で複数個
の金ボール32が溶着される。これら金ボール32を通
じて、スライダ30と、先端部材25上のプリント配線
とが電気的に接続されることとなる。
【0022】図5に示されるように、スライダ30は、
磁気ディスク16に対向する浮上面33を備える。浮上
面33には、ABS面(空気軸受け面)を形成する2筋
のレール34が形成される。スライダ30は、磁気ディ
スク16の回転中に浮上面33に受ける空気流れ31を
利用して磁気ディスク16の表面から浮上することがで
きる。スライダ30の空気流出端には、例えば読み取り
ギャップ35を備える磁気抵抗効果(MR)素子が内蔵
されるヘッド素子内蔵膜36が形成される。
【0023】図6はヘッド素子内蔵膜36の一部拡大断
面図を示す。図6から明らかなように、ヘッド素子内蔵
膜36は、アルチック(Al23TiC)製スライダ3
0の空気流出端表面に形成されるアルミナ(Al23
層37を備える。アルミナ層37には、FeN等の下部
シールド層38および上部シールド層39が積層され
る。下部および上部シールド層38、39間には、読み
取りギャップ35を形成するMR素子(図示せず)が配
置される。
【0024】上部シールド層39には、渦巻き状の膜コ
イル40が内蔵される絶縁層41が積層される。この絶
縁層41には、上部シールド層39との間に書き込みギ
ャップ42を形成する上部磁極43が積層される。下部
シールド層38、MR素子、上部シールド層39、膜コ
イル40および上部磁極43で構成される磁気ヘッド素
子はアルミナ保護層44によって覆われる。アルミナ層
37からアルミナ保護層44までの厚みは30μm〜4
0μmであって、ここでは35μmの厚みが想定されて
いる。
【0025】MR素子の読み取りギャップ35やインダ
クティブ素子の書き込みギャップ42が露出されるヘッ
ド素子露出面46は、段差47によってスライダ30の
浮上面33から引っ込んだ位置に配置される。浮上面3
3に受ける空気流れによってスライダ30に浮上力が作
用すると、図6に示すようにスライダ30は、ピッチ角
θ=約120μラジアンの前傾姿勢をとり、浮上面33
および段差47の間を互いに接続させるエッジ48は磁
気ディスク16表面に真っ先に接近することとなる。
【0026】次に、HDD10が初期動作する場合を考
える。スライダ30の浮上量は、エッジ48が磁気ディ
スク16表面に接触することを前提にして決定されてい
る。こうした浮上量の決定にあたっては、空気流れによ
ってスライダ30に作用する正方向(磁気ディスク16
表面の鉛直方向)の浮上力と、サスペンション23およ
び板バネ26からスライダ30に加えられる負方向(磁
気ディスク16に向かう方向)のバネ圧とがバランスさ
せられる。スライダ30の浮上力は、磁気ディスク16
の回転速度や、浮上面33の面積、ABS面やレール3
4の形状等によって決定される。
【0027】磁気ディスク16が回転を始めると、磁気
ディスク16表面に空気流れが生じる。その結果、スラ
イダ30の浮上面33に空気流れが作用し、それまで磁
気ディスク16表面に着座していたスライダ30に浮上
力が作用する。この浮上力はスライダ30を前傾させな
がら浮上させる。浮上力がバネ圧に均衡すると、スライ
ダ30はその浮上量を維持しつつ浮上し続ける。
【0028】このとき、エッジ48は、磁気ディスク1
6との初期摩耗によって研摩加工され、2nm〜3nm
後退する。磁気ディスク16の表面粗さが研摩加工を実
現させる。アルミニウム基板やガラス基板から構成され
る磁気ディスク16の表面はDLC(ダイヤモンドライ
クカーボン)膜によって保護されていることから、エッ
ジ48の接触深さがDLC膜の厚みを超えてエッジ48
が磁性層に達しない限りエッジ48の接触によって情報
の記録再生に悪影響が及ぶことはない。こうして、エッ
ジ48からヘッド素子露出面46までの距離DD=20
nm〜30nmすなわち段差47の大きさによって磁気
ディスク16表面からヘッド素子露出面46すなわちギ
ャップ35、42までの磁気スペースS1、S2が決定
される。言い換えれば、疑似コンタクトヘッドでは、浮
上型ヘッドとは異なり、磁気スペースS1、S2の設定
にあたってエッジ48の浮上が考慮されないのである。
【0029】初期摩耗による研摩加工が完了すると、ス
ライダ30は浮上量を変化させずに安定的に浮上し続け
る。削り取られたエッジ48が浮上量に影響することは
ない。浮上量が一定に保持されることからエッジ48の
摩耗が進行することもない。したがって、初期摩耗後に
は、スライダ30と磁気ディスク16表面との干渉とい
った問題は生じない。しかも、磁気ディスク16の回転
中、段差47平面と浮上面33平面とが互いに交わる交
線(エッジ48研摩後には仮想的なもの)は常時磁気デ
ィスク16内に留まることとなる。。なお、こうした研
摩加工は、一般にHDD10の工場出荷に先立って執り
行われる。
【0030】このような疑似コンタクトヘッド17によ
れば、エッジ48が磁気ディスク16表面に接触して
も、エッジ48からヘッド素子露出面46までの距離D
Dだけ磁気ディスク16表面と読み取りギャップ35と
の距離S1が常に確保される。したがって、磁気ディス
ク16の表面粗さによって形成される微小な突起が読み
取りギャップ35に誤って衝突することが防止される。
衝突による瞬間的な温度上昇いわゆるサーマルアスペリ
ティが読み取りギャップ35に生じないことから、磁気
ディスク16からの正確な情報の読み出しを確保するこ
とが可能となる。
【0031】サスペンション23や板バネ26からスラ
イダ30に作用するバネ圧は0.5g重以下であること
が望ましい。このバネ圧を考慮すると、スライダ30の
重量は1.4mg〜1.8mg(好ましくは1.6m
g)であることが望ましい。バネ圧が強いと、エッジ4
8と磁気ディスク16との接触時に必要以上にエッジ4
8が削り取られてしまうからである。しかも、バネ圧が
0.5g重以下であれば、着座状態から浮上状態にスラ
イダ30が移行する間にスライダ30が研摩加工される
ことが極力回避される。さらに、制振部材28の働きに
よれば、スライダ30の姿勢を安定化させ、磁気スペー
スS1の変動を極力回避することができる。
【0032】上記した疑似コンタクトヘッド17を製造
するにあたっては、まず、アルミナ層37が表面に形成
されたアルチック製ウェハー基板を用意する。アルミナ
層37上に、薄膜プロセスを用いて、下部シールド層3
8、MR素子、上部シールド層39、コイル40、上部
磁極43およびアルミナ保護層44を順次形成してい
く。薄膜プロセスが終了したらウェハー基板からスライ
ダ30を切り出す。切り出されたスライダ30に、マス
クを用いてイオンミリングを施し、浮上面33のレール
34等を形成する。
【0033】段差47は、ウェハー基板から切り出され
る以前あるいは切り出された後に、マスクを用いてイオ
ンミリングなどを施すことによって形成されればよい。
その他、薄膜プロセスを用いる過程で、形成されていく
下部シールド層38やMR素子、上部シールド層39、
コイル40、上部磁極43、アルミナ保護層44にマス
クを施しイオンミリングなどによって段差47を形成す
るようにしてもよい。
【0034】図7に示すように、エッジ48には、予め
バリ取り処理が施されてもよい。このバリ取り処理によ
れば、スライダ30加工時のバリを予め取り除いておく
ことによって、バリによる磁気ディスク16表面の傷の
発生や、初期摩耗による摩耗粉の発生を極力防止するこ
とが可能となる。バリ取り処理を実施するにあたって
は、例えば、ラッピングシートにエッジ48を接触させ
た状態でスライダ30を擦り動かせばよい。
【0035】前述したように段差47をスライダ30に
形成することに代えて、例えば図8に示されるように、
ヘッド素子内蔵膜36に段差47aを形成してもよい。
こうした段差47aによれば、段差47aと浮上面33
とを接続させるエッジ48はアルミナ膜37に形成され
ることとなる。アルミナはアルチックに比べて柔らかい
ことから、磁気ディスク16にエッジ48が衝突しても
磁気ディスク16の損傷を極力回避することができる。
【0036】こうした段差47aをヘッド素子内蔵膜3
6に形成するには、前述した段差47を形成する場合と
同様にマスクを用いてイオンミリング等を施すにあたっ
てアルミナ膜37を残存させるようにすればよい。な
お、段差47aをヘッド素子内蔵膜36に形成する場合
でも、例えば図9に示されるように、エッジ48に予め
バリ取り処理が施されてもよい。
【0037】なお、スライダ30の浮上面33の形状は
前述されたものに限定されるものではない。例えば、図
10に示されるように、2筋のレール34間で狭い流通
路50から極端に広い流通路51を連続させて、2つの
流通路50、51を通過する空気流れ31によって負圧
を生成されるようにしてもよい。生成された負圧によっ
て磁気ディスク16側に吸引力が作用し、この吸引力
は、スライダ30の浮上量を決定するにあたってバネ圧
側に付加されることとなる。
【0038】こういったスライダ30には、レール34
のABS面から突出する吸着防止パッド52が形成され
る。この吸着防止パッド52は、スライダ30が磁気デ
ィスク16表面に着座した際に、レール34のABS面
と磁気ディスク16表面との接触面積を減少させる。こ
うした接触面積が減少すれば、磁気ディスク16表面に
広がる潤滑油の粘着力がスライダ30に伝わりにくくな
り、その結果、スライダ30の浮上開始が妨げられるこ
とが極力回避される。スライダ30が浮上しやすくな
る。
【0039】このスライダ30では、一方のレール34
の延長線上に読み取りギャップ35や書き込みギャップ
42が配置される。磁気ディスク16回転中の空気流れ
31が浮上面33に作用すると、スライダ30は前傾す
るだけでなく、幅方向に傾斜してレール34の先端外側
エッジ55を真っ先に磁気ディスク16表面に近づけさ
せる。このような前傾および幅方向傾斜の組み合わせに
よって、吸着防止パッド52と磁気ディスク16表面と
の衝突が回避されるのである。したがって、この先端外
側エッジ55を切り欠けば、先端外側エッジ55を磁気
ディスク16表面に接触させることなく読み取りギャッ
プ35や書き込みギャップ42を極力磁気ディスク16
表面に接近させることが可能となる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、段差によ
って浮上面からヘッド素子露出面を引っ込ませることに
よって、磁気ヘッド素子と磁気ディスク表面との干渉を
回避しつつ磁気ディスク表面に磁気ヘッド素子を極力接
近させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハードディスクドライブ(HDD)の外観を
示す斜視図である。
【図2】 HDDの内部構造を示す平面図である。
【図3】 キャリッジアーム先端の拡大平面図である。
【図4】 図3の4−4線に沿ったキャリッジアーム先
端の一部拡大断面図である。
【図5】 本発明に係る疑似コンタクトヘッドのスライ
ダを示す斜視図である。
【図6】 図5の6−6線に沿ったヘッド素子内蔵膜の
一部拡大断面図である。
【図7】 図6と同様な図であって一変形例を示す図で
ある。
【図8】 図6と同様な図であって他の変形例を示す図
である。
【図9】 図6と同様な図であってさらに他の変形例を
示す図である。
【図10】 他の形態に係る疑似コンタクトヘッドのス
ライダを示す平面図である。
【符号の説明】
10 磁気ディスク装置としてのハードディスクドライ
ブ(HDD)、16磁気ディスク、17疑似コンタクト
ヘッド、26 板バネ、28 制振部材、30 スライ
ダ、33 浮上面、35 磁気抵抗効果(MR)素子が
形成するギャップ、36 ヘッド素子内蔵膜、46 ヘ
ッド素子露出面、47,47a 段差、48 エッジ、
DD エッジからヘッド素子露出面までの距離、S1
磁気スペース。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスクに対向する浮上面が形成さ
    れたスライダと、スライダの空気流出端に形成されて、
    段差を介して浮上面から引っ込んだヘッド素子露出面が
    形成されるヘッド素子内蔵膜とを備え、前記段差と浮上
    面とが交わるエッジは研摩加工されることを特徴とする
    疑似コンタクトヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の疑似コンタクトヘッド
    において、前記ヘッド素子内蔵膜には、前記ヘッド素子
    露出面に臨むギャップを備える磁気抵抗効果素子が内蔵
    されることを特徴とする疑似コンタクトヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の疑似コンタク
    トヘッドにおいて、前記エッジにはバリ取り処理が施さ
    れることを特徴とする疑似コンタクトヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の疑似コ
    ンタクトヘッドにおいて、前記段差の前記浮上面からの
    深さは20nm〜30nmに設定されることを特徴とす
    る疑似コンタクトヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の疑似コ
    ンタクトヘッドにおいて、前記エッジは、前記研摩加工
    によって2nm〜3nmの大きさだけ前記ヘッド素子露
    出面に向かって後退することを特徴とする疑似コンタク
    トヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の疑似コ
    ンタクトヘッドにおいて、前記ヘッド素子内蔵膜の厚み
    は30μm〜40μmに設定されることを特徴とする疑
    似コンタクトヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の疑似コ
    ンタクトヘッドにおいて、前記スライダの重量は1.4
    mg〜1.8mgに設定されることを特徴とする疑似コ
    ンタクトヘッド。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の疑似コ
    ンタクトヘッドにおいて、前記エッジは前記スライダに
    形成されることを特徴とする疑似コンタクトヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれかに記載の疑似コ
    ンタクトヘッドにおいて、前記エッジは前記ヘッド素子
    内蔵膜に形成されることを特徴とする疑似コンタクトヘ
    ッド。
  10. 【請求項10】 磁気ディスクと、この磁気ディスクに
    対向する浮上面が形成されたスライダと、スライダの空
    気流出端に形成されて、段差を介して浮上面から引っ込
    んだヘッド素子露出面が形成されるヘッド素子内蔵膜と
    を備え、磁気ディスクの回転中、浮上面と段差との交線
    は磁気ディスク内に留まることを特徴とする磁気ディス
    ク装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の磁気ディスク装置
    において、前記ヘッド素子内蔵膜には、前記ヘッド素子
    露出面に臨むギャップを備える磁気抵抗効果素子が内蔵
    されることを特徴とする磁気ディスク装置。
  12. 【請求項12】 請求項10または11に記載の磁気デ
    ィスク装置において、前記エッジにはバリ取り処理が施
    されることを特徴とする磁気ディスク装置。
  13. 【請求項13】 請求項10〜12のいずれかに記載の
    磁気ディスク装置において、前記スライダには、前記磁
    気ディスクに向けて0.5g重以下のバネ圧が作用する
    ことを特徴とする磁気ディスク装置。
  14. 【請求項14】 請求項10〜13のいずれかに記載の
    磁気ディスク装置において、前記スライダは板バネの先
    端に支持され、その板バネには、板バネの振動を吸収す
    る制振部材が貼り付けられることを特徴とする磁気ディ
    スク装置。
  15. 【請求項15】 請求項10〜14のいずれかに記載の
    磁気ディスク装置において、前記段差の前記浮上面から
    の深さは20nm〜30nmに設定されることを特徴と
    する磁気ディスク装置。
  16. 【請求項16】 請求項10〜15のいずれかに記載の
    磁気ディスク装置において、前記エッジは、前記研摩加
    工によって2nm〜3nmの大きさだけ前記ヘッド素子
    露出面に向かって後退することを特徴とする磁気ディス
    ク装置。
  17. 【請求項17】 請求項10〜16のいずれかに記載の
    磁気ディスク装置において、前記ヘッド素子内蔵膜の厚
    みは30μm〜40μmに設定されることを特徴とする
    磁気ディスク装置。
  18. 【請求項18】 請求項10〜17のいずれかに記載の
    磁気ディスク装置において、前記スライダの重量は1.
    4mg〜1.8mgに設定されることを特徴とする磁気
    ディスク装置。
  19. 【請求項19】 請求項10〜18のいずれかに記載の
    磁気ディスク装置において、前記エッジは前記スライダ
    に形成されることを特徴とする磁気ディスク装置。
  20. 【請求項20】 請求項10〜18のいずれかに記載の
    磁気ディスク装置において、前記エッジは前記ヘッド素
    子内蔵膜に形成されることを特徴とする磁気ディスク装
    置。
  21. 【請求項21】 磁気ディスクに対向する浮上面と、段
    差を介して浮上面から引っ込んだヘッド素子露出面とを
    備える疑似コンタクトヘッドを加工する疑似コンタクト
    ヘッドの加工方法であって、前記浮上面および段差が交
    わるエッジを磁気ディスクとの初期摩耗によって研摩す
    ることを特徴とする疑似コンタクトヘッドの加工方法。
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