JPH11353294A - ファイル配布方法 - Google Patents

ファイル配布方法

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JPH11353294A
JPH11353294A JP11114688A JP11468899A JPH11353294A JP H11353294 A JPH11353294 A JP H11353294A JP 11114688 A JP11114688 A JP 11114688A JP 11468899 A JP11468899 A JP 11468899A JP H11353294 A JPH11353294 A JP H11353294A
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定雄 大木
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伸司 北河
Yasunobu Goto
康信 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数多重階層で接続されたコンピュータシス
テムにおける、プログラムおよびファイルの配布をスケ
ジューリング可能として、1回の指示で、分割配布を可
能とし、配布作業と配布管理の簡易化,誤りの防止を図
ったファイル配布方法を提供すること。 【解決手段】 予め複数のコンピュータ(ホストコンピ
ュータ11,分散コンピュータ21)に配布されたプログラ
ムの配布スケジュール情報(スケジュールファイル12,2
2)に基づき、プログラムを分割して複数回に分けて配
布する。また、配布スケジュール情報は、プログラムを
配布する複数の日時と、該日時に対応するプログラム配
布手順を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファイル配布方法に
関し、特にホストコンピュータ,分散コンピュータがネ
ッ卜ワークを介して接続されて構成されるコンピュータ
システム、あるいは、上記分散コンピュータに端末等
が、複数多重階層でネットワークを介して接続されて構
成されるコンピュータシステムにおけるホストコンピュ
ータからの一括したプログラムおよびファイル等の配布
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、ホストコンピュータに接続され
た分散コンピュータや、該分散コンピュータに接続され
た端末等ヘ、システムの更新のためにホストコンピュー
タからプログラムやファイル等を配布する方式において
は、配布を開始してから全部のプログラムやファイル等
の配布が完了するまで、一括して連続的に行っていた。
これに関しては、例えば、特開昭63-282867号公報の記
載が参考になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、プ
ログラムやファイル等を配布している間は、業務を停止
する必要があり、この方式は、分散コンピュータや端末
等の数や更新するデータ量が増加すると、データ転送時
間の増加,回線の使用率増加等により、配布時間が増大
して、長時間業務を停止できない場合、使用できないと
いう問題がある。
【0004】また、1回の配布時間を短くするために、
プログラム配布を数回(数日)に分けて行う場合は、プロ
グラム配布作業を何回も行わなければならず、作業が大
変であり、しかも、誤リが発生し易いという問題もあ
る。更に、上記従来技術では、プログラムやファイル等
の配布元と配布先とが1対1で管理されているため、分
散コンピュータや端末の接続が複数多重階層になると、
下位層の配布管理が行えないという問題もある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、従来の技術における上述
の如き問題を解消し、特に複数多重階層で接続されたコ
ンピュータシステムにおける、プログラムおよびファイ
ルの配布をスケジューリング可能として、1回の指示
で、分割配布を可能とし、配布作業と配布管理の簡易
化,誤りの防止を図ったファイル配布方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ホ
ストコンピュータ,該ホストコンピュータにネットワー
クを介して接続される一つ以上の分散コンピュータから
構成されるコンピュータシステムにおいて、該コンピュ
ータシステムを構成する各コンピュータの各々に、プロ
グラム等の配布スケジユールを格納したスケジュールフ
ァイルを配して、前記ホストコンピュータから前記分散
コンピュータヘのプログラム等の配布を、前記スケジュ
ールファイルを用いて同期をとって行うことを特徴とす
るファイル配布方法によって達成される。
【0007】または、ホストコンピュータ,該ホストコ
ンピュータにネットワークを介して接続される一つ以上
の分散コンピュータ,該分散コンピュータの各々にネッ
トワークを介して接続される一つ以上の端末から構成さ
れる多重階層コンピュータシステムにおいて、該コンピ
ュータシステムを構成する各コンピュータおよび端末の
各々に、プログラム等の配布スケジュールを格納したス
ケジュールファイルを配して、前記ホストコンピュータ
から前記分散コンピュータ,端末ヘのプログラム等の配
布を、前記スケジュールファイルを用いて同期をとつて
行うことを特徴とするファイル配布方法によつて達成さ
れる。
【0008】本発明に係るファイル配布方法において
は、ホストコンピュータ,複数の分散コンピュータ、ま
た、場合によっては、該分散コンピュータに接続された
複数の端末で構成されるコンピュータシステムにおい
て、ホストコンピュータで、プログラム配布を行うため
のスケジュールファイルを作成する。このスケジュール
ファイルには、配布を開始する日時,プログラムおよび
ファイルを配布する順番,ワークファイルの作成や削
除,必要なプログラムの実行等の指示を格納しておき、
このスケジュールファイルを、各分散コンピュータや端
末ヘ任意の時点で配布しておく。
【0009】ホストコンピュータ,複数の分散コンピュ
ータおよび端末の各配布管理プログラムは、スケジュー
ルファイルを入力し、その内容に従つてファイル転送プ
ログラムや、ファイル更新プログラムを起動し、配布を
実行する。また、必要により、ホストコンピュータに管
理情報を送り、ホストコンピュータで一括した配布管理
を行う。以上の処理により、ホストコンピュータからの
一括したプログラムおよびファイルの配布が不要にな
り、システムの更新,運用が容易になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。図2は、本発明の一実施例であ
るファイル配布方式を実行するためのホストコンピュー
タと複数の分散コンピュータから構成されるコンピュー
タシステムを示す構成図である。
【0011】図において、ホストコンピュータ11と複数
の分散コンピュータ21は、回線1によって接続されてい
る。ホストコンピュータ11は、プログラムやファイルの
配布スケジュールを格納したスケジュールファイル12,
分散コンピュータ21ヘ配布するプログラムを格納した配
布プログラムファイル13,分散コンピュータ21ヘ配布す
るファイルを格納した配布ファイル14を持つており、ま
た、ホストコンピュータ11では、配布管理プログラム
(ホスト)15を実行する。
【0012】一方、上記システム内の各分散コンピュー
タ21は、ホストコンピュータ11側のスケジュールファイ
ル12と同じスケジュールファイル22,更新される更新プ
ログラムファイル23,更新ファイル24を持っている。ま
た、分散コンピュータ21では、配布管理プログラム(分
散)25を実行する。更に、分散コンピュータ21では、プ
ログラム配布に必要なワークファイル26を、必要に応じ
て割リ当てる。
【0013】上述の配布管理プログラム(ホス卜)15およ
び配布管理プログラム(分散)25は、各々のスケジュール
ファイル12,22を参照し、これに従って、配布プログラ
ムファイル13,配布ファイル14を、分散コンピュータ21
ヘ転送し、更新プログラムファイル23,更新ファイル24
を更新するものである。
【0014】図3は、図2に示した構成において、プロ
グラムとファイルを2日に分けて配布する場合のスケジ
ュールファイル12の内容の一部を例示しているものであ
る。図3中、ACTION制御文30は、90年1月10日19
時00分にプログラム配布を行うことを指定している。プ
ログラム配布で必要な手順は、以降のOPERATIO
N制御文で指定する。OPERATION制御文群31
は、ワークファイル26を作成し、配布プログラムファイ
ル13をワークファイル26ヘファイル転送し、受信したワ
ークファイル26内のプログラムを更新プログラムファイ
ル23ヘマージして、最後に、ワークファイル26を削除す
ることを指定している。
【0015】また、ACTION制御文32は、90年1月1
7日17時00分にファイル配布を行うことを指定してい
る。OPERATION制御文群33は、ワークファイル
26を作成して、配布ファイル14をワークファイル26ヘフ
ァイル転送し、受信したワークファイル26内のプログラ
ムを更新ファイル24ヘコピーして、最後に、ワークファ
イル26を削除することを指定している。
【0016】図1は、図3に示したスケジュールファイ
ルを参照し、プログラム配布を行う配布管理プログラム
(ホスト)15と、配布管理プログラム(分散)25の処理の流
れを示すものである。配布管理プログラム(分散)25は、
起動されるとスケジュールファイル22を参照し、現在時
刻から次の配布日時を設定する(ステップ40)。配布時刻
に達したとき(ステップ41)、スケジュールファイル22か
ら制御文を順次入力する(ステップ42)。そして、制御文
に従つて、ワークファイル26を作成し(ステップ44)、ホ
ストと同期をとってファイル転送を行う(ステップ45)。
受信したデータは、マージまたはコピーを行う(ステッ
プ46または47)。最後に、ステップ48で、ワークファイ
ル26を削除する。
【0017】配布管理プログラム(ホスト)15も、同様
に、起動時、スケジュールファイル12を参照し、次の配
布日時を設定する(ステップ50)。配布時刻に達したとき
(ステップ51)、スケジユールファイル12から制御文を順
次入力する(ステップ52)。以後、ホスト側では、ファイ
ル転送だけを行い、他は、何もしない。
【0018】ACTION制御文入力時は、配布管理プ
ログラム(分散)25,配布管理プログラム(ホスト)15と
も、次の配布実施日を取り出し、配布時刻を待つ(ステ
ップ43と53)。以上の処理を繰り返して、プログラムお
よびファイルの配布を、2日に分けて実施する。
【0019】上記実施例においては、ホストコンピュー
タ11が、配布を開始する日時,プログラムおよびファイ
ルを配布する順番,ワークファイルの作成や削除,必要
なプログラムの実行等の指示を格納した同じスケジュー
ルファイルを、各分散コンピュータ21へ任意の時点で配
布しておき、このスケジュールファイルを参照して、ホ
ストコンピュータ11と各分散コンピュータ21とが同期を
とりながら、プログラムやファイルの配布を行うことが
できるので、指示,管理が容易になるとともに、誤りも
防止できるという効果がある。
【0020】次に、本発明の第二の実施例を示す。本実
施例は、ホストコンピュータから分散コンピュータヘの
ファイル配布は、回線性能の関係で2日に分けて行い、
そのファイルを端末に配布するのは、同日に行うという
場合を示すものである。
【0021】図4は、本発明の第二の実施例であるプロ
グラム配布方式を実行するためのホストコンピュータと
複数の分散コンピュータ,複数の端末から構成されるコ
ンピュータシステムを示す構成図、図5は、本実施例に
おけるスケジュールファイルの内容の一部を例示してい
るものである。図4に示すホストコンピュータ60,分散
コンピュータ(A)61と同(B)62の内部構成は、図2に示し
たホストコンピュータ11,分散コンピュータ21のそれと
同様であり、また、端末63と64の内部構成も、これに準
ずるものである。
【0022】本実施例においては、前記実施例と同様
に、ホストコンピュータ60と分散コンピュータ(A)61,同
(B)62との間で、同じスケジュールファイルを任意の時
点で配布しておき、このスケジュールファイルを利用し
て、ホストコンピュ-タ60と分散コンピユータ61,62との
間で同期をとってプログラムまたはファイルの転送を、
以下の如く行うものである。
【0023】すなわち、図5中のACTION制御文7
0,OPERATION制御文71によって、前述の実施
例と同様に、90年2月1日に、ホストコンピュータ60のフ
ァイル65が、分散コンピュータ(A)61のファイル66ヘ転
送される。但し、ACTION制御文70は、分散コンピ
ュータ(A)61だけを対象としているため、分散コンピュ
ータ(B)62ヘは転送されない。分散コンピュータ(B)62の
ファイル67ヘのファイル転送は、ACTION制御文7
2,OPERATION制御文73によつて、90年2月2日
に行われる。なお、このとき、分散コンピュータ(A)61
ヘは転送されない。以上の如く処理することにより、分
散コンピュータ(A)61,同(B)62ヘのファイル転送を2日
に分けられる。
【0024】90年2月2日には、ACTION制御文74,
OPERATION制御文75によつて、分散コンピュー
タ(A)61のファイル66から端末63のファイル68ヘのファ
イル転送と、分散コンピュータ(B)62のファイル67から
端末64のファイル69ヘのファイル転送とが一斉に行わ
れ、端末ヘのファイル配布が同時に行われる。
【0025】上記実施例によっても、ホストコンピュー
タ60が、同じスケジュールファイルを、各分散コンピュ
ータ,端末ヘ任意の時点で配布しておき、このスケジュ
ールファイルを参照して、ホストコンピュータ60と各分
散コンピュータ,分散コンピュータと端末とが同期をと
りながら、プログラムやファイルの配布を行うことがで
きるので、指示,管理が容易になるとともに、誤りも防
止できるという効果がある。上記各実施例は本発明の一
例を示したものであり、本発明はこれらに限定されるベ
きものではないことは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、コンピュータシステムを構成する各コンピュータ
または端末の各々に、プログラム等の配布スケジュール
を格納したスケジュールファイルを配しておき、前記ホ
ストコンピュータから前記分散コンピュータヘのプログ
ラム等の配布を、前記スケジュールファイルを用いて同
期をとって行うようにしたので、1回の指示で、分割配
布を可能とし、配布作業と配布管理の簡易化,誤りの防
止を図ったファイル配布方法を実現できるという顕著な
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファイル配布方式の動
作フローチャートである。
【図2】本発明の一実施例であるファイル配布方式を実
行するためのコンピュータシステムを示す構成図であ
る。
【図3】本発明の一実施例におけるスケジュールファイ
ルの内容の一例を示す図である。
【図4】本発明の第二の実施例であるプログラム配布方
式を実行するためのコンピュータシステムを示す構成図
である。
【図5】本発明の第二の実施例におけるスケジュールフ
ァイルの内容の一例を示す図である。
【符号の説明】
11,60:ホストコンピュータ 21,61,62:分散コンピュータ 12,22:スケジュールファイル 13:配布プログラムファイル 23:更新プログラムファイル 14:配布ファイル 24:更新ファイル 15:配布管理プログラム(ホスト) 25:配布管理プログラム(分散) 63,64:端末 65〜69:ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 博 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウエア工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンピュータからなるシステムに
    おけるファイル配布方法であって、 ファイルの配布条件を規定したスケジュール情報を前記
    複数のコンピュータに予め保持させておくステップと、
    前記スケジュールを読み出すステップと、該読み出した
    スケジュール情報に含まれるファイルの配布条件に基づ
    いて前記ファイルを配布するステップを有することを特
    徴とするファイル配布方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のファイル配布方法にお
    いて、該ファイルの配布を行うときに前記ファイルを複
    数回に分けて配布することを特徴とするファイル配布方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のファイル配布方法にお
    いて、前記スケジュール情報にはファイルを受け取るコ
    ンピュータが起動されたときにファイルを受け取ること
    を示す情報を含むことを特徴とするファイル配布方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のファイル配布方法にお
    いて、前記スケジュール情報はファイルは送付される予
    定時刻、ファイルが送付される順序、ワークファイルの
    作成、ワークファイルの削除、ファイルの実行のうち少
    なくとも一つを示す情報を含むことを特徴とするファイ
    ル配布方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101004725B1 (ko) * 2001-12-25 2011-01-04 가부시키가이샤 덴츠 정보 배포 시스템 및 그 방법 및 그 방법을 실현한 프로그램 및 그 프로그램에 관계된 정보매체

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