JPH11352960A - 演奏システムの視覚的表示方法および演奏システムの視覚的表示プログラムが記録された記録媒体 - Google Patents

演奏システムの視覚的表示方法および演奏システムの視覚的表示プログラムが記録された記録媒体

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JPH11352960A
JPH11352960A JP10159269A JP15926998A JPH11352960A JP H11352960 A JPH11352960 A JP H11352960A JP 10159269 A JP10159269 A JP 10159269A JP 15926998 A JP15926998 A JP 15926998A JP H11352960 A JPH11352960 A JP H11352960A
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明 山内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1または複数の演奏パートによる演奏システ
ムを視覚的に表示する演奏システムの視覚的表示方法を
提供する。 【解決手段】 演奏パートメモリ1から読み出された音
色情報に応じて、アイコン画像データメモリ2から各演
奏パートの音色に対応するアイコン画像情報が読み出さ
れるとともに、演奏システムに対して設定される効果を
示す情報に応じて演奏場所画像データメモリ3から演奏
システムの仮想的な演奏場所を表現する画像データが読
み出される。画像データ合成部4は、読み出された各演
奏パートのアイコン画像データおよび演奏場所を表現す
る画像データに応じて、演奏場所を表現する画像中に各
演奏パートを表現するアイコンが配置された合成画像を
作成し、表示部に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演奏システムを視
覚的に表示する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】専用のシーケンサ、あるいは、パーソナ
ルコンピュータを用いたデスクトップミュージック(D
TM)においては、マウス等を使用した音符指定による
ステップレコーディング,MIDIキーボード等を使用
した実演奏によるリアルタイムレコーディング、あるい
は、曲データファイルの読み出しなどにより、各演奏パ
ートに割り当てられた楽器の楽音を再生して演奏する。
その際、ディスプレイの表示画面上に、上述した演奏パ
ートの音色に対応させて具象的なキャラクタを表示する
ことによって、初心者にも親しみやすくした装置が考え
らる。しかし、単に、キャラクタを表示するだけでは、
表示画面の変化が乏しく、また、演奏のイメージとの結
びつきがない。そのため、単調になってしまうという問
題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたもので、1または複数の
演奏パートによる演奏システムを視覚的に表示する演奏
システムの視覚的表示方法、および、演奏システムの視
覚的表示プログラムが記録された記録媒体を提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、演奏システム
の視覚的表示方法において、1または複数の演奏パート
の各音色を識別するとともに、前記1または複数の演奏
パートによる演奏システムに設定された効果を識別する
識別ステップと、識別された前記演奏システムの効果に
応じて、前記演奏システムの仮想的な演奏場所を表現す
る画像を出力するとともに、識別された前記各演奏パー
トの音色に応じて、前記各演奏パートの音色を表現する
アイコンを出力し、前記演奏システムの仮想的な演奏場
所を表現する画像中に前記各演奏パートの音色を表現す
るアイコンが配置された画像を作成する画像作成ステッ
プ、を有するものである。本発明は、また、上述したス
テップをコンピュータに実行させるための、演奏システ
ムの視覚的表示プログラムが記録された記録媒体であ
る。
【0005】したがって、前記演奏システムに設定され
た効果を視覚的に表示することができる。前記効果とし
ては、例えば、自動伴奏スタイルやステージ効果があ
る。さらに、前記識別ステップが、各演奏パートのパン
情報を識別し、前記画像作成ステップは、演奏場所を表
現する画像中に各アイコンが、識別されたパン情報に応
じた左右方向の位置に配置された画像を作成するような
構成にすれば、各演奏パートのパン情報を視覚的に表示
することもができる。
【0006】本発明は、また、演奏システムの視覚的表
示方法において、1または複数の演奏パートの各音色を
識別するステップと、識別された前記各演奏パートの音
色に応じて、前記各演奏パートの音色を表現するアイコ
ンを出力するとともに、前記1または複数の演奏パート
による演奏システムの仮想的な演奏場所を表現する画像
中に、前記各演奏パートの音色を表現するアイコンが配
置された画像を作成するステップと、前記各アイコンの
位置設定データを入力して前記演奏場所を表現する画像
中における前記各アイコンの位置を設定するステップ
と、設定された前記各アイコンの左右方向の位置に応じ
て前記各演奏パートのパンを設定する情報を出力するス
テップ、を有するものである。本発明は、また、上述し
たステップをコンピュータに実行させるための、演奏シ
ステムの視覚的表示プログラムが記録された記録媒体で
ある。
【0007】したがって、各演奏パートのパン情報を視
覚的に表示することができるとともに、各演奏パートの
アイコンの位置を設定することにより、各演奏パートの
パンを設定する情報を出力することができる。さらに、
各アイコンの位置が演奏場所を表現する画像の左右方向
における中央の所定幅の領域内に設定されているときに
は各演奏パートのパンを同一の中央値に設定するような
構成にすれば、中央値にパンを設定する演奏パートのア
イコンについて、表示位置に自由度を持たせることがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の演奏システムの
視覚的表示方法の実施の一形態を説明するための、演奏
システムの視覚的表示装置の機能ブロック構成図であ
る。図中、1は演奏パートメモリ、2はアイコン画像デ
ータメモリ、3は演奏場所画像データメモリ、4は画像
データ合成部、5はアイコン位置指定部、6はパン設定
部である。図2は、本発明の演奏システムの視覚的表示
方法の実施の一形態を説明するための表示画面の説明図
である。演奏場所を表現する画像11には、プレイヤー
アイコンA13、プレイヤーアイコンB14、プレイヤ
ーアイコンC15、マウスポインタ16が表示されてい
る。
【0009】図1において、1または複数の演奏パート
によって演奏システムが構築される。演奏パートメモリ
1には、各演奏パートの音色を示す音色情報、および、
各演奏パートのパン情報が記憶されている。ユーザが演
奏パートメモリ1に対し、演奏パートを指定し、音色情
報を読み出すことにより、各演奏パートの音色が識別さ
れる。音色情報に応じてアイコン画像データメモリ2か
ら各演奏パートの音色に対応するアイコン画像情報が読
み出されるとともに、演奏システム全体に対して設定さ
れる効果情報に応じて演奏場所画像データメモリ3から
演奏システムの仮想的な演奏場所を表現する画像データ
が読み出される。画像データ合成部4は、読み出された
各演奏パートのアイコン画像データおよび演奏場所を表
現する画像データに応じて、演奏場所を表現する画像中
に各演奏パートを表現するアイコンが配置された合成画
像を作成し、表示部に出力する。
【0010】図2に示すプレイヤーアイコンA13等の
アイコンは、図15ないし図18を参照して後述するよ
うに、各演奏パートの音色に対応する楽器を演奏してい
る状態のプレイヤーを具象的に表わす画像である。この
アイコンは、演奏システムにおいて、次のような機能を
有する。第1に、各演奏パートの音色および動作状態を
表示する機能、第2に、このアイコンにマウスポインタ
を当てて左クリックすることにより、このアイコンに対
応した演奏パートを指定する機能、第3に、このアイコ
ンの位置によって、この演奏システムにおけるアイコン
に対応した演奏パートの音像定位位置を表示する機能を
有している。
【0011】演奏システムに設定される効果とは、言い
換えれば、演奏システムに設定される環境であり、一具
体例としては、自動伴奏スタイルの音楽ジャンルであ
る。自動伴奏スタイルは、自動伴奏に使用する楽器、リ
ズム、テンポ等を規定するスタイルである。この自動伴
奏スタイルは、音楽ジャンル別に分類して記憶されてい
る。音楽ジャンルは、例えば、ダンシング系、クラシッ
ク系、ジャズ系、ロック系、民族系といったものに分類
される。
【0012】演奏システムの仮想的な演奏場所を表現す
る画像11とは、図15ないし図17を参照して後述す
るように、現実の演奏ステージやホール等の演奏場所を
仮想的に示す画像である。この画像の配色やデザイン等
を自動伴奏スタイルの音楽ジャンルに応じて異なるもの
とすることによって、変化に富んだ画像表示を行うこと
ができる。例えば、自動伴奏スタイルの音楽ジャンルが
クラッシック系であれば、演奏ステージのカーテンの形
や色、ステージの床や壁の配色や材質、小道具などが、
そのクラシック系のイメージに合わせて選定された画像
を用いる。
【0013】演奏システムに設定される効果の他の具体
例としては、残響(リバーブ)等のステージ効果があ
る。残響タイプを、例えば、ホール、ルーム、ステージ
と分類し、リバーブタイム,ディフュージョン,イニシ
アルディレイ等の種々のパラメータを一括して設定して
いる。これらの残響タイプに応じて、演奏場所を表現す
る画像を異ならせる。例えば、ホールにはホールをイメ
ージさせる画像を、ルームには、ルームをイメージさせ
る画像を、ステージにはステージをイメージさせる画像
を用いる。あるいは、表示画面上の見かけ上の奥行きや
広がりの異なる演奏場所の画像を用意して、リバーブタ
イムに応じて、画像を選択するようにしてもよい。
【0014】次に、各演奏パートの楽音のパン制御につ
いて説明する。図2において、演奏場所を表現する画像
11上におけるプレイヤーアイコンA13,プレイヤー
アイコンB14,プレイヤーアイコンC15の左右方向
の位置は、各アイコンに対応する演奏パートの音像定位
位置を視覚的に表わす。図1に示すように、演奏パート
メモリ1に各演奏パートの音像定位位置を示すパン情報
が記憶されている。このパン情報を読み出すことによっ
て各演奏パートの音像定位位置を識別し、アイコン位置
設定部5は、画像データ合成部4を制御して、演奏場所
を表現する画像中に各アイコンがパン情報に応じた位置
に配置された画像を作成する。
【0015】図2に示す具体例では、演奏システムの仮
想音場における、各楽音パートの音像定位位置に応じ
て、プレイヤーアイコンA13等のアイコンの左右方向
の表示位置が決定される。その結果、アイコンが左側に
位置する演奏パートの楽音ほど、左のスピーカから出力
される音量を右のスピーカから出力される音量よりも大
きくし、逆に、アイコンが右側に位置する演奏パートの
楽音ほど、右のスピーカから出力される音量を左のスピ
ーカから出力される音量よりも大きくするというパン制
御が視覚的に表示される。
【0016】また、逆に、演奏場所を表現する画像11
上での各プレイヤーアイコンA13等の表示位置により
パン情報を設定することもできる。図1において、アイ
コン位置設定部5は、ユーザがキーボードやマウス等の
入力デバイスを使って各アイコンの位置設定データを入
力することにより、画像データ合成部4を制御して、各
アイコンの位置を上下左右に移動させて新たな位置に配
置させる。そして、パン設定部6は、各アイコンの新た
な左右方向の位置に応じて、演奏システムの仮想音場に
おける各演奏パートのパンを制御するためのパン情報を
パン制御部に出力する。このようにして、各演奏パート
の音像定位を視覚的に表現するとともに、視覚的にパン
情報を設定することもできる。なお、パン設定部6から
出力されるパン情報によって、演奏パートメモリ1の各
演奏パートのパン情報を更新するようにしてもよい。な
お、MIDI規格において、パン情報は128段階に設
定できる。しかし、アイコン移動させてパン情報を設定
する場合には、これほど細かい分解能でパンを設定する
必要はないので、16段階程度の分解能で横座標位置に
対応させるのが適当である。
【0017】図2においては、ユーザが、マウスを動か
してマウスポインタ16をプレイヤーアイコンA13に
合わせてマウスの左ボタンを押すと、プレイヤーアイコ
ンA13が選択され、そのままマウスをドラッグする
と、プレイヤーアイコンA13の位置設定データが更新
される。その結果、マウスポインタ16と一緒にプレイ
ヤーアイコンA13が移動する。左ボタンの押圧を解除
すると、プレイヤーアイコンA13はその位置に停止し
て新たな位置が設定され、その結果、プレイヤーアイコ
ンA13の位置設定データが固定される。なお、図1に
おいて、マウスポインタ16の画像データの合成および
マウスポインタ16の位置設定データの入力、上述した
マウスによるプレイヤーアイコンA13の位置設定デー
タを出力する機能ブロックについて図示を省略してい
る。
【0018】パン設定部6は、プレイヤーアイコンA1
3の位置設定データが更新されている期間も含めて、こ
の位置設定データに応じて、プレイヤーアイコンA13
に対応する演奏パートのパン情報を出力する。あるい
は、パン設定部6は、プレイヤーアイコンA13の位置
設定データが固定されたときに、この固定された位置設
定データに応じたパン情報を出力するようにしてもよ
い。このように、プレイヤーアイコンA13の画面上の
配置、より具体的には横座標の位置によってパン情報を
設定すると視覚的にわかりやすく設定操作が直感的に行
えるようになる。
【0019】なお、プレイヤーアイコンA13等を演奏
場所を表現する画像11上に最初に配置する方法の一具
体例としては、編集時のメニュー画面で、音色を演奏パ
ートに割り当てることによって初期位置に配置する。あ
るいは、編集時に、演奏場所を表現する画像11の横に
楽屋を表現する画像の領域を表示し、ここに、予め用意
された複数のプレイヤーアイコンを表示しておき、マウ
スを用いて、1つずつプレイヤーアイコンを演奏場所を
表現する画像11に配置する。
【0020】演奏パートの音像は、中央部に定位させる
傾向がある。その際、単純に音像定位位置とアイコンの
表示位置とを比例的な関係にすると、アイコンが中央位
置に重なって表示されてしまい、画面が見づらくなる。
また、表示画面のバランスが悪く不自然な感じがしてし
まうという問題がある。これを避けるため、中央パンレ
ベルを示す中央領域12を広く取った上で、パン情報を
アイコンの位置で表示する。逆に、アイコンの設定位置
を変えることによりパン制御する際は、中央領域12内
を制御の中央不感帯とする。
【0021】すなわち、中央領域12については、画面
上の横座標に対して広い範囲を割り当てる。したがっ
て、画面の左右方向における中央の所定幅の領域内に配
置されたプレイヤーアイコンA13とプレイヤーアイコ
ンB14とは、各演奏パートの音像定位については同一
の中央パンレベルにあるものとする。既にプレイヤーア
イコンが配置されている位置に他のプレイヤーアイコン
をもってきた場合、その位置を避けて、他のプレイヤー
アイコンが配置されるようにするため、各プレイヤーア
イコンが完全に重ならないように位置調整を行ってもよ
い。
【0022】中央領域12として、横座標の中央1/5
程度を中央パンレベルに割り当てると比較的プレイヤー
アイコンが分散する。もちろん、この値は、演奏パート
数にもよるし、さまざまな要因があるので状況によって
最適値がある。したがって、演奏パート数に応じて所定
幅を変えてもよい。なお、中央領域12に限らず、画面
上の横座標に対して、複数の小領域に分割し、同じ小領
域にあるプレイヤーアイコンは、同じパン情報値を有す
るもの、同じパン情報値を設定するものであるとして、
プレイヤーアイコンが重ならないように表示位置を調整
してもよい。
【0023】図3は、本発明の演奏システムの視覚的表
示方法の他の実施の形態を説明するための表示画面の説
明図である。図中、図2と同様な部分には同じ符号を付
して説明を省略する。11aはステージを表現する線画
である。図2に示した表示画面と比較して、この表示画
面では、ステージを表現する線画11aからわかるよう
に、演奏場所を表現する画像が遠近法を用いて3次元的
に表示されている。その結果、画面の上方にあるプレイ
ヤーアイコンB14は、ステージの奥にあるかのように
表示される。したがって、アイコンの上下方向の位置を
各演奏パートの音量に対応させると直感的に分かりやす
くなる。
【0024】すなわち、図1において、各演奏パートメ
モリ1に各演奏パートの音量を示す音量情報を記憶して
おく。この音量情報を読み出すことによって、アイコン
位置設定部5は、各演奏パートの音量を識別することに
よりアイコン位置を設定し、画像データ合成部4を制御
して、演奏場所を表現する画像中に各アイコンが、識別
された音量情報に応じた上下方向の位置に配置された画
像を作成する。なお、縦方向に音量を割り当てる代わり
に、各演奏パートに個別に設定されるエフェクトの深さ
を割り当ててもよい。
【0025】また、図1において、アイコン位置設定部
5は、各アイコンの位置設定データを入力することによ
り、画像データ合成部4を制御して、各アイコンの位置
を移動させて新たな位置に配置させる。そして、音量設
定部を新たに設け、各アイコンの新たな上下方向の位置
に応じて、各演奏パートの音量を制御するための音量情
報を音量制御部に出力する。さらに、音量設定部から出
力される音量情報によって、演奏パートメモリ1の各演
奏パートの音量情報を更新することもできる。図3にお
いては、プレイヤーアイコンA13の演奏パートの音量
よりも、プレイヤーアイコンB14の音量の方を上下方
向の位置に応じて小さくする。各アイコンは、マウスポ
インタ16によって表示位置を移動させることができ
る。
【0026】図4は、本発明の演奏システムの視覚的表
示方法の実施の一形態を説明するためのハードウエア構
成図である。シーケンサ装置、あるいは、サウンドボー
ドが組み込まれたパーソナルコンピュータのハードウエ
ア構成である。図1に示した機能ブロック構成は、この
ハードウエア上で、オペレーティング・システムとアプ
リケーションのソフトウエアを実行することによって実
現される。
【0027】バス21には、CPU22,ROM23,
RAM24,外部記憶装置25,インターフェース2
7,表示部29,入力部30,音源部31がバス接続さ
れている。外部記憶装置25は、FDD(フレキシブル
磁気ディスクドライブ),ハード磁気ディスクドライブ
(HDD),CD−ROMドライブ等の1まはた複数の
記録再生装置であり、それぞれに対応する記録媒体26
が装填される。インターフェース27にはMIDIキー
ボード等の外部演奏装置28が接続される。音源部31
からの楽音出力は、DSP32に出力され、D/A変換
器33によりアナログ信号に変換されて、ステレオ2チ
ャネルのアンプ34で増幅され、右スピーカ35,左ス
ピーカ36から楽音信号が出力される。
【0028】オペレーティング・システムのソフトウエ
アおよびシーケンスソフトウエアは、記録媒体26の1
つであるハードディスクに記録されている。CPU22
は、ROM23およびハードディスクから必要なプログ
ラムやデータをRAM24にロードすることにより各種
の処理を実行する。シーケンスソフトウエアは、記録媒
体26の1つであるCD−ROMに記録されて頒布さ
れ、このソフトウエアをハードディスクにインストール
して用いる。あるいは、図示しない通信インターフェー
スを介して外部のサーバからハードディスクにダウンロ
ードされる。
【0029】CPU22は、シーケンサ機能として、外
部演奏機器28からの入力情報に基づいて、リアルタイ
ムレコーディングを行う。あるいは、LCDディスプレ
イ,CRTディスプレイ等の表示部29にスタッフウィ
ンドウ,ピアノロールウインドウ等を表示させて、キー
ボード,マウス等の入力部30を用いてステップレコー
ディングを行う。あるいは、記録媒体26に保存された
曲データファイルをRAM24にロードして、曲を再生
する。
【0030】音源部31は複数の演奏パートを同時発音
させることができる。音源部31は各演奏パートに割り
当てられた音色を有する楽音を生成して、DSP32に
出力し、DSP32においては、残響,コーラスといっ
たエフェクトを楽音に付与する。また、仮想音場におけ
る音像定位を行うために、各楽音パートの楽音のパン情
報により右チャネルと左チャネルの音量比を設定してA
/D変換器33に出力する。A/D変換された楽音信号
は、ステレオアンプ34に出力され増幅されて、右スピ
ーカ35,左スピーカ36から楽音信号が出力される。
【0031】CPU22は、また、楽音発生時に、複数
の音源の仮想位置を表示して、演奏システムを視覚的に
表示する機能を実行する。アンプ34以降は外部装置と
することができる。音源部31,DSP32も外部音源
装置とし、図示しないMIDIインターフェースを介し
てMIDIデータを外部音源装置に出力する場合もあ
る。また、MIDIキーボードを入力部30に備える場
合もある。ハード磁気ディスクドライブを持たない装置
の場合には、ROM23にソフトウエアがインストール
されている場合もある。
【0032】なお、上述した説明では、シーケンスソフ
トウエア等のDTM用プログラムが外部記憶装置25の
記録媒体26にインストールされたパーソナルコンピュ
ータを前提に説明したが、DTM専用の装置であっても
よく、また、プログラムの少なくとも一部をハードウエ
アロジックで組んだものでもよい。
【0033】図5ないし図10は、本発明の演奏システ
ムの視覚的表示方法の実施の一形態を説明するためのフ
ローチャートである。図5は、メインのフローチャート
である。図6は、図5に示したS42の機能選択ステッ
プのフローチャートである。図7は、図6に示したS5
2の編集メニュー処理ステップの第1のフローチャート
である。図8は、図6に示したS52の編集メニュー処
理ステップの第2のフローチャートである。図9は、図
5に示したS43の作動指示ステップのフローチャート
である。図10は、図5に示したS44の演奏ステップ
のフローチャートである。
【0034】図5に示すように、本発明の演奏システム
の視覚的表示方法の実施の一形態のメインのフローチャ
ートでは、S41において、レジスタ等の初期化を行
う。次に、S42において機能選択処理を行い、S43
において作動指示の処理を行い、S44において演奏の
処理を行う。S44の処理を終了するとS42に戻り、
S42〜S44の処理を繰り返す。以下、各ステップの
フローチャートを説明するが、本発明に直接関係しない
ステップは記載を省略する。
【0035】図6に示す機能選択のフローチャートにお
いて、S51においては、編集メニューの選択があるか
否かを判定し、ある場合にはS52の編集メニュー処理
に進み、ない場合にはS53に処理を進める。編集メニ
ューは、アプリケーションウィンドウのメニューバーに
ある「編集」をマウスで左クリックすることによって選
択される。
【0036】先に、S52の編集メニュー処理について
説明する。図7に示すS71において、ドロップダウン
メニューが表示され、S72に処理を進める。S72に
おいては、ドロップダウンメニューの中にある「自動伴
奏スタイルの作成」がマウスの左クリックによって選択
されたか否かを判定する。選択された場合には、S74
に処理を進め、選択されない場合にはS73に処理を進
める。S74においては、自動伴奏スタイルのダイアロ
グボックスが表示される。S75において、自動伴奏ス
タイルの一覧の中から1つを選択して自動伴奏スタイル
を設定して図6のS58に戻る。自動伴奏スタイルで
は、音楽ジャンル、この音楽ジャンルに属する複数の自
動伴奏データのファイルおよびそのセクション、曲中に
この自動伴奏を入れる期間の開示時間と終了時間などが
設定される。
【0037】S73においては、「プレイヤーの編集」
が選択されたか否かを判定する。選択された場合には、
S77に処理を進め、選択されていないときにはS76
に処理を進める。S77においては、選択されたプレイ
ヤーがあるか否かを判定する。この判定は、後述する図
6のステップS54によって既にプレイヤーアイコンが
選択されているか否かによって判定する。選択されてい
る場合にはS78に処理を進め、選択されていないとき
にはメインのフローチャートに戻る。S78において
は、選択されたプレイヤーアイコンに対応する演奏パー
トに対して、音量調整、音色変更、パン調整等を選択す
るサブメニューが開き、その中の1つをさらに選択する
と、それぞれに専用のダイアログボックスが開いて、S
79に処理を進める。S79においては、開いている音
量,音色,パン等のいずれかのダイアログボックスで、
パラメータ値を入力して設定し、図6のS58に戻る。
【0038】S76においては、「ステージ効果」が選
択されたか否かを判定する。選択された場合にはS81
に処理を進め、選択されない場合にはS80に処理を進
める。S81においては、「ステージ効果」のダイアロ
グボックスが開き、ステージ効果名が一覧表示され、S
82に処理を進める。このステージ効果は、演奏システ
ムに付与する効果の一種であって、図1を参照して説明
した残響のエフェクトである。S82においては、図1
を参照して説明した残響のタイプを選択して設定して、
メインのフロチャートに戻る。
【0039】S80においては、「調・拍子」が選択さ
れたか否かを判定する。選択された場合には、S83に
処理を進め、選択されない場合には、図8のS85に処
理を進める。S83においては、調と拍子の選択ダイア
ログボックスが開き、S84に処理を進める。S84に
おいては、調の設定と拍子の入力を曲の先頭の他、曲中
の任意の小節先頭位置を入力して指定し、図6のS58
に戻る。
【0040】図8に示すS85においては、「プレイヤ
ー」が選択されたか否かを判定する。選択されたときに
はS87に処理を進め、選択されないときにはS86に
処理を進める。S87においては、全てのプレイヤー
名、具体的には、音色(通常、楽器名で示される)がダ
イアログボックスに表示され、S88に処理を進める。
S88においては、録音あるいは編集する場合に、任意
の数の演奏パートのそれぞれに任意のプレイヤ(音色)
を設定して図6のS58に戻る。なお、曲データを再生
する場合には、曲データファイル中に指定された音色番
号(プログラムナンバー)によって、自動的にプレイヤ
ーが選択されているが、選択されたプレイヤーをここで
変更することもできる。
【0041】S86においては「曲」が選択されたか否
かを判定する。選択されたときには、S89に処理を進
め、選択されないときには図6のS58に戻る。S89
においては、曲目選択ダイアログボックスが開き、音楽
ジャンル別に区分けされた曲目が表示され、S90に処
理を進める。S90においては、曲目または音楽ジャン
ルを選択して設定する。図11は、曲目選択の説明図で
ある。曲の音楽ジャンル別に、曲目がまとめられてい
る。曲を選択する他、曲の音楽ジャンル自体を選択する
ことができ、この場合、選択された音楽ジャンルの代表
的な曲が自動的に選択されるようにしている。
【0042】図7,図8に示した編集メニュー処理が終
了すると、図6のS58に戻る。S58においては、編
集メニュー処理の過程において、設定の変更があったか
否かを判定し、変更があった場合にはS59に処理を進
め、ない場合にはメインのフローチャートに戻る。S5
9においては、図7のS75で設定された自動伴奏スタ
イル、S81で設定されたステージ効果に応じて、演奏
場所の画面デザインを変更し、S60においては、図8
のS88において選択されたプレイヤーアイコンを演奏
場所の画像上に表示する。図7のS78のパン調整ダイ
アログボックスでパンが設定し直された場合には、この
パン情報に応じてプレイヤーアイコンの配置を変更す
る。
【0043】図12は、自動伴奏スタイルおよびステー
ジ効果と演奏場所の画像との関係の説明図である。自動
伴奏スタイルは音楽ジャンル別に分類され、図では、ダ
ンシング,クラシック,ジャズ,民族を例示している。
ステージ効果としては、ここでは残響を例示し、残響の
タイプとして、残響のエフェクトなし、ホール,ステー
ジの例を示している。そして自動伴奏スタイルと残響の
タイプの組み合わせ条件により演奏場所の画像を異なら
せている。演奏場所の画像の作り方は任意である。簡単
な例を示すと、自動伴奏スタイルによって、演奏場所の
カーテンの色や模様を異ならせたり、スピーカボックス
等の小道具を異ならせる。残響のタイプによって、ホー
ルやステージをイメージした画像を用いたり、場合によ
り、カーテンをなくした画像を用いる。残響の強さを識
別して、演奏場所の奥行き、あるいは広さの異なる画像
を用いるようにしてもよい。
【0044】図15ないし図17は、プレイヤーアイコ
ンが配置された演奏場所の画像の具体例の説明図であ
る。しかし、図12とは特に関連付けられたものではな
い。図15においては、開かれたカーテン121の間に
ステージ122が3次元的に描かれている。ステージ1
22には、ギタープレイヤーアイコン123,電子ピア
ノプレイヤーアイコン124,人声音プレイヤーアイコ
ン125,グランドピアノプレイヤーアイコン126,
バイオリンプレイヤーアイコン127が配置されてい
る。演奏場所の画像としては殺風景な画像を用いてお
り、ステージ効果の設定がない場合に用いる。
【0045】人声音プレイヤーアイコン125は、人声
音が楽器の音色として扱われた演奏パートのアイコンで
ある。歌詞を発音させる場合もある。女性を3人並べた
キャラクタを用いているが、この演奏パートに対してコ
ーラスのエフェクトがかかることを表わすようにして、
コーラスのエフェクトがかからない場合には、人物が1
人のキャラクタを用いるようにしてもよい。また、男声
音と女声音とでキャラクタを代えたアイコンにしてもよ
い。バイオリンプレイヤーアイコン127も3人の人物
並べているが、この演奏パートに対してアンサンブルの
エフェクトがかかることを表わすようにして、アンサン
ブルのエフェクトがかからない場合には、人物が1人の
キャラクタを用いるようにしてもよい。なお、図示のよ
うにプレイヤーアイコンの床面のスポットライトをイメ
ージする楕円形の中に、演奏パートの番号を表示するよ
うにしてもよい。
【0046】図16においては、図15のカーテンとは
色や模様の異なる開かれたカーテン131の間にステー
ジ132が3次元的に描かれている。ステージ132
は、床面および壁面が木製のコンサートホールをイメー
ジしたものとしている。図17においては、図15,図
16のカーテンとは色や模様の異なる開かれたカーテン
141の間に、ステージ142が3次元的に描かれてい
る。ステージ142は、スポットライトで浮かび上がっ
たライブステージをイメージしたものである。このよう
に、自動伴奏スタイルやステージ効果などの演奏システ
ムに対する効果、言い換えれば、演奏システムの環境設
定に応じて、演奏場所の画像を変更することによって臨
場感を増すことができる。
【0047】図6の機能選択のフローチャートに戻って
説明する。S51において編集メニューの選択がなかっ
たときにS53に処理を進める。S53においては、演
奏場所の画像上に配置されたプレイヤーアイコンの選択
があるか否かを判定し、プレイヤーアイコンが選択され
ているときにはS54に処理を進め、選択されていない
場合にはメインのフローチャートに戻る。マウスポイン
タを1つのプレイヤーアイコンに当てて、左クリックさ
れた場合にプレイヤーアイコンの選択があると判定す
る。
【0048】S54においては、プレイヤーが選択され
たことを視覚的に表示するために、選択されたプレイヤ
ーアイコンを囲む四角形の枠を表示し、S55に処理を
進める。S55においては、プレイヤーアイコンの移動
指示があるか否かを判定し、移動指示があるときにはS
56に処理を進め、移動指示がないときには、メインの
フローチャートに戻る。プレイヤーアイコンにマウスポ
インタを当ててマウスを左クリックしたままマウスをド
ラッグすることにより移動指示があると判定する。S5
6においては、プレイヤーアイコンの表示位置を変え、
S57に処理を進める。S57においては、そのプレイ
ヤーアイコンに対応する演奏パートのパン制御を、プレ
イヤーアイコンの位置に応じて設定して、メインのフロ
ーチャートに戻る。詳細は、先に図1,図2を参照して
説明した通りである。
【0049】したがって、曲が選択されて演奏する曲の
ファイルデータが取り込まれている時点で、この曲に使
用されている演奏パートに対応したプレイヤーアイコン
がパン情報に応じた位置に表示されるが、このプレイヤ
ーアイコンの位置を動かすことによりパンの設定を変え
ることができる。また、曲が選択された後であったり、
ユーザーが編集した曲においても、このプレイヤーアイ
コンの位置を動かすことによりパンの設定を変えること
ができる。
【0050】図9を参照して、作動指示のフローチャー
トを説明する。S101において、再生指示があるか否
かを判定し、再生指示があるときには、S103に処理
を進め、再生指示がないときにはS102に処理を進め
る。この実施の形態では、画面上に表示された仮想的な
記録再生装置のコントロールパネルの再生ボタンにマウ
スポインタを当てて、左クリックしたときに再生指示が
あったと判定する。
【0051】S103においては、演奏場所の画像上に
配置されたプレイヤーアイコンのいずれか1つが選択さ
れている状態であるか否かを判定し、選択されていると
きにはS105に処理を進め、選択されていないときに
はS104に処理を進める。なお、プレイヤーアイコン
は、図6のS53において選択され、選択されたときに
は、S54において付された枠が画面上に表示されてい
る。
【0052】S105においては、選択されたプレーヤ
ーアイコンの音色に対応する試聴用楽曲データを選定し
て演奏を開始する。試聴用楽曲データは、例えば、個々
の音符や音色の情報に加え、楽音発生イベントの時間間
隔を指示するデューレーション情報を含むものであり、
音源部において楽音波形データに変換可能なファイル形
式のシーケンスデータある。具体例としては、スタンダ
ードMIDIファイル(SMF)形式のデータである。
この試聴用楽曲データは、ある程度まとまりのある楽曲
を構成し、具体例としては、1または数小節分のフレー
ズデータであるが、1曲全部を用いてもよい。なお、試
聴用楽曲データは、ウエーブ形式のファイルでもよく、
波形データをアナログ波形に変換するD/A変換機能を
持たせるだけでよくなるが、記憶しておくべき容量は大
幅に増大することになる。
【0053】試聴用楽曲データには、演奏パートの音色
を視聴するのにふさわしい曲の中の、ふさわしいフレー
ズを選定する。この試聴用楽曲データを視聴して、演奏
あるいは編集を行おうとしている曲にこの演奏パートの
音色がふさわしいかどうかを調べる。そのため、曲の音
楽ジャンル、曲のスタイル、メロディー用の演奏パート
であるか、バッキング(伴奏)用の演奏パートであるか
を指定する。そして、指定された音楽ジャンルに属する
曲の中から、曲のスタイルに合ったものを予め選定して
おき、さらに、その曲の中から、その音色の視聴にふさ
わしいシーケンスを、メロディー用、バッキング用にあ
らかじめ記憶しておく。
【0054】図13は、試聴用楽曲データ設定方法の第
1の説明図である。試聴用楽曲データは、音色毎に選定
されるため、音色ごとに選定テーブルを有している。図
示の例では、音楽ジャンル,曲の速さ(テンポ),演奏
パートのメロディ用/バッキング(伴奏)用種別等の組
み合わせによって、予め記憶されている試聴用楽曲デー
タを選定する。
【0055】上述した選定は、例えば、S105におい
て、ポップアップメニューを表示して、選択された演奏
パートについて、ユーザが指定する。この選定条件中、
音楽ジャンルについては、曲あるいは自動伴奏スタイル
が既に設定された状態である場合に、曲あるいは自動伴
奏スタイルの音楽ジャンルに一致させるようにすれば、
ユーザがこのS105のステップにおいて音楽ジャンル
を特に設定しなくてもよい。曲の速さについても同様
に、曲あるいは自動伴奏スタイルが既に設定された状態
である場合に、曲あるいは自動伴奏スタイルのテンポに
合わせるようにすれば、ユーザがこのステップにおいて
曲のスタイルを特に設定しなくてもよい。また、演奏パ
ートのメロディ用/バッキング(伴奏)用種別について
は、プレイヤーアイコンの配置に連動させて設定するこ
ともでき、この場合、ユーザがこのステップにおいてメ
ロディ用/バッキング(伴奏)用種別を特に設定しなく
てもよい。上述した説明では、音色に加えて、音楽ジャ
ンル等の諸条件によっても試聴用楽曲データを変えるよ
うにしたが、音色のみにより試聴用楽曲データを設定し
ただけでも、音色の特徴をつかみやすくすることができ
る。
【0056】図14は、試聴用楽曲データの選定方法の
第2の説明図である。図中、図2,図3と同様な部分に
は同じ符号を付して説明を省略する。演奏場所を表現す
る画像11は、ステージを表現する線画11aに示され
るように3次元的に図示されている。その結果、画面の
上方にあるプレイヤーアイコンB14は、ステージの奥
にあるかのように表示される。図3の例とは異なり、こ
の表示画面では、図中に−の破線で示した境界より
も上の画面の領域をバッキング領域とし、この領域に配
置されたプレイヤーアイコンに対応する演奏パートは、
バッキング(伴奏)用に設定する。これに対し、−
の破線で示した境界線よりも下の画面の領域をメロディ
領域とし、この領域に配置されたプレイヤーアイコンB
13,プレイヤーアイコンC15に対応する演奏パート
はメロディ用に設定される。
【0057】なお、変形例として、図中に、−の破
線、−の破線、−の破線で示す境界線よりも中
央側の領域をメロディ領域とし、周辺部の領域をバッキ
ング領域にしてもよい。この場合、プレイヤーアイコン
B13に対応する演奏パートのみがメロディ用に設定さ
れる。上述したような試聴用楽曲データの選択によっ
て、音色を選定するにあたって、音色のイメージがわか
りやすくなり、音色選択の質や効率が上がる。特に、音
楽ジャンルや曲のスタイルによって試聴用楽曲データを
取り替えることにより、よりユーザの利用環境に適した
試聴用楽曲データを提供することができるようになる。
【0058】図9のS105において、プレイヤーアイ
コンの音色に対応した試聴用楽曲データが選定される
と、この試聴用楽曲データを演奏用のデータバッファに
取り込んで、演奏開始状態となり、メインのフローチャ
ートに戻る。S104においては、曲が指定されている
状態であるか否かを判定し、指定されているときにはS
107に処理を進め、指定されていないときにはS10
6に処理を進める。曲の設定は、図8におけるS90に
おいて行われた。S107においては、指定されている
曲の曲データを演奏用のデータバッファに取り込んで、
演奏開始状態となり、メインのフローチャートに戻る。
【0059】S106においては、自動伴奏スタイルが
選択されている状態であるか否かを判定し、選択されて
いるときにはS108に処理を進め、選択されていない
ときにはメインのフローチャートに戻る。S108にお
いては、選択されている自動伴奏スタイルの伴奏データ
を演奏用のバッファに取り込んで演奏開始状態となり、
メインのフローチャートに戻る。
【0060】S102においては、その他の指示がある
か否かを判定する。その他の指示があるときにはS10
9に処理を進め、その他の指示がないときにはメインの
フローチャートに戻る。S109においては、指示のあ
ったその他の処理、例えば、巻き戻し、早送り、一時停
止、停止等の処理を実行する。上述した処理の指示は、
再生指示と同様に、画面上に表示された仮想的な記録再
生装置の巻き戻し、早送り、一時停止、停止等のボタン
にマウスポインタを当てて、左クリックしたときに指示
があったと判定する。
【0061】図10に示す演奏のフローチャートにおい
て、S111においては演奏用のデータバッファに演奏
データがあるか否かを判定し、ある場合にはS112に
処理を進め、ない場合にはメインのフローチャートに戻
る。S112においては、演奏用のデータバッファから
順次取り出されるノートオンデータ等に基づいて楽音再
生処理を行い、S113に処理を進める。S113〜S
115においては、プレーヤーアイコンおよびコンダク
ターアイコンのアニメーション(動画)表示を行う。S
113においては、楽音発生期間中の演奏パートの楽音
レベルを検出し、検出レベルに応じた動きをするプレイ
ヤーアイコンの画像を選択する。このようにして、発音
レベルに応じて、それに対応したプレイヤーアイコンの
動作を大きくしたり、また、小さくしたりする。同時
に、プレイヤーアイコンの画像をテンポに応じて切り替
える処理を行い、S114に処理を進める。
【0062】図18は、プレイヤーアイコンの具体例を
示す説明図である。図18(a),図18(b)は、電
気ギターを演奏している状態のプレイヤーを具象的に表
す画像である。演奏中のキャラクターの動きを2種類取
り出して作成された画像である。スポットライトの部分
には、演奏パートの番号が表示されている。各演奏パー
トの楽音発生期間中、その演奏パートのプレイヤーアイ
コンを表す図18に示すような画像をテンポに合わせて
切り替えることによりプレイヤーアイコンに動きを与え
る。
【0063】各演奏パートの楽音発生期間は、各演奏パ
ートの楽音発生指示(MIDI情報では「ノートオン」
に対応する)を検出して開始する。各演奏パートの楽音
発生期間の終了については、何通りかの検出方法があ
る。第1の検出方法として、各演奏パートの楽音が消音
する時点を検出して終了とする。具体的には各演奏パー
トの楽音のエンベロープがゼロまたは所定の閾値より小
さくなった時点を検出する。第2の検出方法としては、
各演奏パートのノートオンが所定時間にわたって検出さ
れなくなることにより楽音発生期間の終了を検出する。
【0064】その際、第1の検出方法、第2の検出方法
のいずれにおいても、このような楽音発生期間中に再度
の楽音発生指示があった場合に、その演奏パートのプレ
イヤーアイコンを表す画像の切り替えを、一連の動作を
示す画像の最初のものに戻す方法を採用してもよい。こ
のようにすることにより、プレイヤーアイコンの動作
を、各演奏パートの楽音発生指示ごとに、動作開始時の
画像から動き出すようにすることができる。そして、1
度の楽音発生指示によっては、演奏パートのプレイヤー
アイコンを表す画像として同じ画像を繰り返し使用しな
いものとする。ギターのように、楽音発音開始時とその
後の楽音発音期間中とで、演奏操作の形態の違いが視覚
的に目立つような楽器の場合でも、プレイヤーアイコン
の動きが不自然にならない。
【0065】S114においては、第1モードであるか
否かを判定し、第1モードであるときにはS115に処
理を進め、第2モードのときには、S116に処理を進
める。S115においては、演奏期間中、楽音が発生し
ていないときを含めて常時、コンダクターアイコンの画
像をテンポおよび拍子に応じて切り替えるようにしてメ
インのフローチャートに戻る。従って、第1モードで
は、1曲を自動演奏するときなどの演奏期間中、いずれ
の演奏パートも楽音発生期間中でないときを含め、常
時、コンダクターアイコンコンを表す画像を切り替えて
コンダクターアイコンに動きを与える。
【0066】図19は、コンダクターアイコンの具体例
を示す説明図である。図19(a),図19(b),図
19(c)は、指揮をしている状態の指揮者(コンダク
ター)を具象的に表す画像である。指揮中のキャラクタ
ーの動きを3種類取り出して作成された画像である。切
り替えに使用するコンダクターアイコンの画像の枚数を
拍子に応じて決め、例えば、2拍子の場合には動作コマ
数を2として、2枚の異なる画像を周期的に切り替え、
3拍子の場合には、動作コマ数を3コマとして、3枚の
異なる画像を周期的に切り替える。すなわち、コンダク
ターアイコンの画像をテンポに合わせた間隔で切り替
え、拍子に合わせて同じ画像を繰り返すようにする。
【0067】S116における第2モードでは、 演奏
期間中であって、かつ、いずれかの演奏パートが楽音発
生期間中であるときに限り、コンダクターアイコンに動
きを与える。いずれか1つの演奏パートの楽音発生期間
に、その楽音発生期間中の演奏パートのプレイヤーアイ
コンの方向にコンダクターアイコンの指揮者の向きが変
わる画像を表示するとともに、拍子に合わせた一連の画
像を繰り返し、テンポに合わせて画像を切り替える。そ
のために、指揮の一連の動作を示す複数の画像として、
コンダクターの向きを異ならせたものを複数セット用意
してあり、コンダクターアイコンの位置から楽音発生期
間中のプレイヤーアイコンの位置を見た角度を計算して
画像のセットを選択する。
【0068】上述した説明では、プレイヤーアイコンお
よびコンダクターアイコンの画像として、一連の動作を
表す複数枚の静止画像を画像データメモリに記憶してお
き、この静止画像を切り替えることにより、各アイコン
に1連の動きを与えている。この静止画像の枚数を少な
くすると、記憶すべき画像データ容量が少なくなるとと
もに、画像切り替えの処理負担も少なくなる。これに対
し、静止画像の枚数を、例えば、毎秒30フレーム(コ
マ)のように多くして切り替えの時間間隔を短くすれ
ば、動きが滑らかになり表示品質が向上し、ユーザにと
って見やすいものとなる。また、静止画像が表す一連の
動作間隔において、これらの静止画像をキーフレームと
して、静止画像データを補間処理して中間の静止画像を
生成することにより、元となる静止画像の枚数が少なく
ても、プレイヤーアイコンおよびコンダクターアイコン
に滑らかな動きを与えることができる。このような技術
は、3Dコンピュータグラフィックス技術等において、
アニメーション(動画)作成技術として知られている。
【0069】上述したように、プレイヤーアイコンの位
置でパンの設定状態がわかり、プレイヤーアイコンおよ
びコンダクターアイコンの動きで演奏状態がわかるた
め、視覚的に演奏システムの状態が一目でわかるように
なる。なお、演奏場所を表現する画像に観客席を設けて
観客を表示してもよい。観客が騒いでいる様子を表す画
像データを複数枚用意して、演奏場所画像データメモリ
4に記憶しておき、キーオンイベント等の演奏データの
発生頻度が大きいときには、演奏が盛り上がっていると
推定して、観客が騒いでいる状態の一連の画像を順次切
り替えることにより、観客が騒いでいるように見せる
と、さらに臨場感が増す。また、拍手音等の効果音を出
力する際に、同様にして、観客が騒いでいるように見せ
ることができる。
【0070】上述した説明では、自動伴奏スタイルの設
定、ステージ効果の設定、調と拍子の設定、プレイヤー
(音色)の設定については、編集メニュー処理を用いて
設定を行った。しかし、アプリケーションウインドウの
画面上にそれぞれのアイコンを表示して、このアイコン
をマウスで選択してポップアップメニューを表示させて
設定を行ってもよい。
【0071】また、上述した説明では、試聴用楽曲デー
タの演奏、自動伴奏スタイルの演奏を、通常の曲再生と
同様に、プレイボタンのマウス操作によって行った。し
かし、編集メニューにおける自動伴奏スタイルのダイア
ログボックスにおいて自動伴奏スタイルを設定する際
に、視聴のチェックボタンをマウスでクリックすること
により、自動伴奏スタイルの演奏を行うようにしてもよ
い。同様に、編集メニューにおける音色変更のダイアロ
グボックスにおいて音色を設定する際に、視聴のチェッ
クボタンをマウスでクリックすることにより、音色の視
聴を行うようにしてもよい。
【0072】
【発明の効果】本発明は、上述した説明から明らかなよ
うに、演奏システムを視覚的に表示することができると
いう効果がある。その結果、ユーザーに視覚的に飽きの
こない演奏を楽しませることができる。ユーザーは、画
面をみることから聴覚で認識する情報を視覚からの情報
と合わせてより正確に認識また確認することができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の演奏システムの視覚的表示方法の実
施の一形態を説明するための、演奏システムの視覚的表
示装置の機能ブロック構成図である。
【図2】 本発明の演奏システムの視覚的表示方法の実
施の一形態を説明するための表示画面の説明図である。
【図3】 本発明の演奏システムの視覚的表示方法の他
の実施の形態を説明するための表示画面の説明図であ
る。
【図4】 本発明の演奏システムの視覚的表示方法の実
施の一形態を説明するためのハードウエア構成図であ
る。
【図5】 本発明の演奏システムの視覚的表示方法の実
施の一形態を説明するためのメインのフローチャートで
ある。
【図6】 図5に示した機能選択ステップのフローチャ
ートである。
【図7】 図6に示した編集メニュー処理ステップの第
1のフローチャートである。
【図8】 図6に示した編集メニュー処理ステップの第
2のフローチャートである。
【図9】 図5に示した作動指示ステップのフローチャ
ートである。
【図10】 図5に示した演奏ステップのフローチャー
トである。
【図11】 曲目選択の説明図である。
【図12】 自動伴奏スタイルおよびステージ効果と演
奏場所の画像との関係の説明図である。
【図13】 試聴用楽曲データ設定方法の第1の説明図
である。
【図14】 試聴用楽曲データ設定方法の第2の説明図
である。
【図15】 プレイヤーアイコンが配置された演奏場所
の画像の第1の具体例の説明図である。
【図16】 プレイヤーアイコンが配置された演奏場所
の画像の第2の具体例の説明図である。
【図17】 プレイヤーアイコンが配置された演奏場所
の画像の第3の具体例の説明図である。
【図18】 プレイヤーアイコンの具体例を示す説明図
である。
【図19】 コンダクターアイコンの具体例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 演奏パートメモリ、2 アイコン画像データメモ
リ、3 演奏場所画像データメモリ、4 画像データ合
成部、5 アイコン位置指定部、6 パン設定部、11
演奏場所を表現する画面、11a ステージを表現す
る線画、13 プレイヤーアイコンA、14 プレイヤ
ーアイコンB、15 プレイヤーアイコンC、16 マ
ウスポインタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1または複数の演奏パートの各音色を識
    別するとともに、前記1または複数の演奏パートによる
    演奏システムに設定された効果を識別する識別ステップ
    と、 識別された前記演奏システムの効果に応じて、前記演奏
    システムの仮想的な演奏場所を表現する画像を出力する
    とともに、識別された前記各演奏パートの音色に応じ
    て、前記各演奏パートの音色を表現するアイコンを出力
    し、前記演奏システムの仮想的な演奏場所を表現する画
    像中に前記各演奏パートの音色を表現するアイコンが配
    置された画像を作成する画像作成ステップ、 を有することを特徴とする演奏システムの視覚的表示方
    法。
  2. 【請求項2】 1または複数の演奏パートの各音色を識
    別するステップと、 識別された前記各演奏パートの音色に応じて、前記各演
    奏パートの音色を表現するアイコンを出力するととも
    に、前記1または複数の演奏パートによる演奏システム
    の仮想的な演奏場所を表現する画像中に、前記各演奏パ
    ートの音色を表現するアイコンが配置された画像を作成
    するステップと、 前記各アイコンの位置設定データを入力して前記演奏場
    所を表現する画像中における前記各アイコンの位置を設
    定するステップと、 設定された前記各アイコンの左右方向の位置に応じて前
    記各演奏パートのパンを設定する情報を出力するステッ
    プ、 を有することを特徴とする演奏システムの視覚的表示方
    法。
  3. 【請求項3】 1または複数の演奏パートの各音色を識
    別するとともに、前記1または複数の演奏パートによる
    演奏システムに設定された効果を識別する識別ステップ
    と、 識別された前記演奏システムの効果に応じて、前記演奏
    システムの仮想的な演奏場所を表現する画像を出力する
    とともに、識別された前記各演奏パートの音色に応じ
    て、前記各演奏パートの音色を表現するアイコンを出力
    し、前記演奏システムの仮想的な演奏場所を表現する画
    像中に前記各演奏パートの音色を表現するアイコンが配
    置された画像を作成する画像作成ステップ、 をコンピュータに実行させるための、演奏システムの視
    覚的表示プログラムが記録された記録媒体。
  4. 【請求項4】 1または複数の演奏パートの各音色を識
    別するステップと、 識別された前記各演奏パートの音色に応じて、前記各演
    奏パートの音色を表現するアイコンを出力するととも
    に、前記1または複数の演奏パートによる演奏システム
    の仮想的な演奏場所を表現する画像中に、前記各演奏パ
    ートの音色を表現するアイコンが配置された画像を作成
    するステップと、 前記各アイコンの位置設定データを入力して前記演奏場
    所を表現する画像中における前記各アイコンの位置を設
    定するステップと、 設定された前記各アイコンの左右方向の位置に応じて前
    記各演奏パートのパンを設定する情報を出力するステッ
    プ、 をコンピュータに実行させるための、演奏システムの視
    覚的表示プログラムが記録された記録媒体。
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