JPH11352950A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH11352950A
JPH11352950A JP10157990A JP15799098A JPH11352950A JP H11352950 A JPH11352950 A JP H11352950A JP 10157990 A JP10157990 A JP 10157990A JP 15799098 A JP15799098 A JP 15799098A JP H11352950 A JPH11352950 A JP H11352950A
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character
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unit
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JP10157990A
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Inventor
Shigeaki Kamise
重朗 上瀬
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示部と視聴者との距離情報と周囲の照度と
の少なくとも一方に基づく表示制御を可能とすること
で、、表示部と視聴者との距離や周囲の照度が変化した
場合でもより見易い画像表示を行うこと。 【解決手段】 文字情報検出部2で文字情報2aを検出
し、画像生成部6で所定の処理が施された後、表示部7
により該文字情報2aに基づく画像を表示する。このと
き、画像生成部6は制御情報作成部5の入力パラメータ
が照度情報検出部4からの検出照度情報4aである場合
には、文字情報2aに対し文字の輪郭を強調しまたは弱
めるといった処理を施し、あるいはあるしきい値に基づ
き文字色と背景色とを変える等の処理を施す。また、入
力パラメータが距離情報検出部3からの検出距離情報3
aである場合には、文字情報2aに対し文字の輪郭を強
調しまたは弱めるといった処理を施し、あるいは表示部
7に対して単位時間当たりの画像表示枚数を変化させる
表示制御を行う。これにより、照度または視聴距離が変
化した場合でも、より見易い文字画像の表示を可能にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字等の画像情報
を画面上に表示制御可能なモニタ等の表示装置に関し、
特に該装置と視聴者との距離情報と視聴者を含む装置近
傍の照度とを検出し、これらの検出結果に基づき文字等
の映像情報をより見やすく表示するのに好適の表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、モニタ等の表示装置においては、
映像ソースの多用化に伴い、ディジタル処理ベースでの
画像信号処理技術の開発が進んでいるが、さらに高画質
な映像表示を可能にするために、入力映像ソースに応じ
た最適な画像信号処理を行うことが望まれている。
【0003】特に、文字等の映像ソースを表示可能な文
字放送用の表示装置では、上記画像信号処理が必要であ
ることは勿論であるが、視聴者に対してより見やすい文
字表示を行うためには、その他の条件、例えば該装置と
視聴者との距離情報に応じて表示する文字等の大きさを
効果的に変化させて表示することも必要である。
【0004】このような要求に伴い、従来より、モニタ
等の表示部と視聴者との距離情報に応じて文字等の大き
さを変化させて表示可能な表示装置として、特開平4−
70899号公報による文献により提案がなされている
ものもある。このような表示装置の概略構成を図10に
示す。
【0005】図10は従来の表示装置の一例を示すもの
で、上記提案による表示装置の概略構成を示すブロック
図である。尚、図10のブロック図に示す回路群は、該
表示装置の内に組み込まれているものとして説明する。
【0006】図10に示すように、表示装置には、文字
信号が含まれる画像信号を取り込むための入力端子10
を備え、該入力端子10を介して取り込んだ画像信号
は、検出部11に与える。
【0007】検出部10は、供給された画像信号に文字
等の文字信号が含まれている場合には、これを検出し、
画像情報11aとして制御部(CPU)13に与える。
制御部13には、画像情報11aを記憶するためのフレ
ームメモリ14が接続されており、制御部13は画像情
報11aが供給されると、該画像情報11aをフレーム
メモリ14に供給することで該フレームメモリ14に一
時格納するように書き込み制御を行う。
【0008】一方、本例の表示装置には、図中に示すよ
うに表示部13と視聴者との距離情報を検出するための
距離検出部12が設けられている。該距離検出部12
は、電源が投入されると、表示部13と視聴者との距離
16を測定し、測定結果16を距離情報12aとして上
記制御部13に与える。
【0009】制御部13は、上記画像情報に基づく画像
を正常に再現するために、該画像情報に含まれる同期信
号等の同期に合わせて、表示する文字等の画像情報を前
記フレームメモリ14から読み出し、読み出した画像情
報13bを画像制御部15に与えるとともに、距離情報
検出部12からの距離情報12基づく最適な大きさで上
記画像情報を表示するのに必要な距離制御情報13aを
生成し、該距離制御情報13aを前記画像制御部15に
与える。
【0010】画像制御部15では、供給された距離制御
情報13aに基づいて、供給された画像情報13bに対
して拡大、縮小の処理を施し、表示情報15aを生成
し、生成した表示情報15aを表示部13内の画面表示
するための処理回路(図示せず)に与える。つまり、画
像制御部15では、距離制御情報13aに応じた最適な
表示サイズとなる表示情報15aを生成する。
【0011】表示部13は、供給された表示情報15a
に基づく画像を表示する。
【0012】上記構成によれば、表示部13の画面上
に、距離情報11aに基づく表示サイズで画像情報に基
づく画像を表示することが可能となる。つまり、上記距
離情報12aが、例えば表示部13と視聴者との距離が
近いものである場合には、表示部13の画面上に表示さ
れる画像の表示サイズは小さくなり、逆に表示部13と
視聴者との距離が遠いものである場合には、表示される
画像の表示サイズは大きくなる。これにより、距離情報
に応じて最適な表示サイズの画像を表示することが可能
となり、その結果、視聴者にとって表示画像が見易くな
るという利点を得る。
【0013】ところが、上述した従来の表示装置では、
単に表示部13と視聴者との距離に応じてその画像の表
示サイズを変化させるための処理を行っているため、そ
の処理は表示部13及び視聴者の周囲の状況、例えば光
源等の外部の照度に拘わらず一義的である。
【0014】このため、例えば周囲の照度が上昇したと
すると、周囲の輝度と表示発光面(表示部の表示画面)
の輝度との差が小さくなるため、周囲が暗いときに比べ
て画面自体が見辛く、また文字と背景との色成分が近い
場合にも、その識別が困難になってしまうこともある。
逆に、周囲の照度が低下すると、画面のちらつき(フリ
ッカ)も目立つことなり、より見易い画像を提供するた
めには考慮する必要がある。
【0015】したがって、このように従来の表示装置で
は、文字の大きさについては視聴者の距離に応じて変化
させるように表示制御が可能であるが、色合いや文字の
調子については表示制御が不可能であるため、距離情報
以外の要素が絡むと、文字の認識が困難になってしまう
こともあり、つまり、表示部と視聴者との距離が変化し
た場合や、その周囲の照度が変化した場合には、視聴者
にとって文字が見辛くなってしまうという問題点があっ
た。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の表
示装置では、単に表示部と視聴者との距離に応じて文字
の大きさを変化させるように表示制御することで、視聴
者にとって見易い文字画像を表示していたが、色合いや
文字の調子については表示制御が不可能であるため、距
離情報以外の要素が絡むと、文字の認識が困難になって
しまい、つまり、表示部と視聴者との距離が変化した場
合や、その周囲の照度が変化した場合には、視聴者にと
って文字が見辛くなってしまうという問題点があった。
【0017】そこで、本発明は上記の問題に鑑みてなさ
れたもので、表示部と視聴者との距離情報と周囲の照度
との少なくとも一方に基づく表示制御を可能とすること
で、、表示部と視聴者との距離や周囲の照度が変化した
場合でもより見易い画像表示を行うことのできる表示装
置の提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よる表示装置は、入力された文字情報に基づく画像を表
示部に表示する表示装置において、前記表示部と視聴者
との距離と、前記表示部の外部周辺の照度とをそれぞれ
検出し、これらの検出結果に基づいて、前記文字情報に
基づく画像の表示内容を変えるように表示制御を行うこ
とを特徴とするものである。
【0019】請求項1記載の発明においては、入力され
た文字情報に基づく画像を表示部に表示する表示装置に
おいて、前記表示部と視聴者との距離と、前記表示部の
外部周辺の照度とをそれぞれ検出し、これらの検出結果
に基づいて、前記文字情報に基づく画像の表示内容を変
えるように表示制御を行う。これにより、前記表示部と
視聴者との距離と、前記表示部の外部周辺の照度とに応
じて、文字情報に基づく画像の表示内容を変えるように
表示制御が可能となるため、視聴者にとって見易い文字
画像を表示することができる。
【0020】請求項2に記載の発明による表示装置は、
文字情報を取り込むための入力手段と、前記文字情報に
基づく画像を表示する表示部と、前記表示部と視聴者と
の距離を検出し距離情報として出力する距離情報検出手
段と、前記表示部の外部周辺の照度を検出し照度情報と
して出力する照度情報検出手段と、前記距離情報または
前記照度情報に基づく制御情報を作成する制御情報作成
手段と、前記制御情報作成手段からの制御情報に基づ
き、前記入力手段からの文字情報から前記表示部に表示
する画像の表示内容を変える表示制御を行うための文字
情報を生成し前記表示部へと与えるとともに、前記表示
部に対する表示制御が可能な画像生成制御手段と、を具
備したことを特徴するものである。
【0021】請求項2記載の発明においては、入力手段
によって文字情報を取り込み、所定の処理が施された
後、表示部によって前記文字情報に基づく画像を表示す
る。このとき、距離情報検出手段は、前記表示部と視聴
者との距離を検出し距離情報として出力し、さらに照度
情報検出手段は、前記表示部の外部周辺の照度を検出し
照度情報として出力する。これらの検出情報は制御情報
作成手段に与え、制御情報作成手段は、入力した距離情
報または照度情報に基づく制御情報を作成する。する
と、画像生成制御手段は、前記制御情報作成手段からの
制御情報に基づき、前記入力手段からの文字情報から前
記表示部に表示する画像の表示内容を変える表示制御を
行うための文字情報を生成し前記表示部へと与えること
で表示制御を行う。また、画像生成制御手段は前記表示
部に対する表示制御も可能である。これにより、照度が
変化した場合、あるいは視聴距離が変化した場合には、
番組生成制御手段によって、それらの条件化でもより見
易い文字画像の表示を行うために必要な処理を施して文
字情報を生成して表示させることが可能となり、視聴者
にとって見易い文字画像の表示を可能にする。よって、
従来にはない且つ優れた表示性能の表示装置を実現でき
る。
【0022】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明に係る表示装置の一実
施の形態の概略構成を示すブロック図である。尚、図1
中のブロック図に示す回路群は、該表示装置の内部に組
み込まれているものとして説明する。
【0023】本実施の形態の表示装置は、勿論表示部と
視聴者との距離情報の変化に応じた表示制御が可能であ
る他に、装置周囲の光源による照度が変化した場合でも
該照度に応じた表示制御も可能である。
【0024】具体的には、図1に示すように、本実施の
形態の表示装置には、文字信号が含まれる画像信号1a
(文字放送信号ともいう)を取り込むための入力端子1
を備え、該入力端子1を介して取り込んだ画像信号1a
は、文字情報検出部2に与える。
【0025】文字情報検出部2は、供給された画像信号
1aに文字等の文字信号が含まれている場合には、これ
を検出し、文字情報2aとして画像生成部6に与える。
【0026】また、本例の表示装置には、図中に示すよ
うに表示部7と視聴者との距離情報を検出するための距
離情報検出部3が設けられている。該距離検出部3は、
電源が投入されると、表示部7と視聴者との距離情報8
を測定し、測定結果8を検出距離情報3aとして制御情
報生成部5に与える。
【0027】さらに、本例の表示装置には、表示部7及
び視聴者周辺の光源下による照度情報9を検出するため
の照度情報検出部4が設けられている。該照度情報検出
部4は、上記距離情報検出部3が駆動すると同時に、表
示部7及び視聴者周辺の光源下による照度情報9を検出
し、検出結果を検出照度情報4aとして同様に上記制御
情報生成部5に与える。
【0028】したがって、制御情報生成部5には、検出
距離情報3aと検出照度情報4aとの2種類の検出情報
が入力パラメータとして与えられることになる。
【0029】本実施の形態において、制御情報生成部5
は、上記入力パラメータの種類に応じて、視聴者にとっ
てより見易く文字表示制御を行うための表示制御情報の
作成が可能である。
【0030】例えば、制御情報生成部5は、検出距離情
報3aと検出照度情報4aとの入力パラメータのうち、
いずれかの入力パラメータを選択し、選択した入力バラ
メタに基づく表示制御情報5aを生成して画像生成部6
に与える。
【0031】画像生成部6は、該表示制御情報5aに基
づいて、供給された文字情報2aに対して所定の処理を
施した後、表示情報6aとして表示部7の図示しない表
示するための信号処理部へと供給する。
【0032】本実施の形態では、画像生成部6は、供給
された表示制御情報5aが入力パラメータとしての検出
照度情報4aの場合には、その照度情報に例えば予め回
路内で任意のしきい値を設定し、このしきい値(所定値
ともいう)と前記検出照度情報4aを比較し、比較結果
に基づき、適宜処理を選択して実行させる。尚、このし
きい値は、リモコン等の視聴者の操作入力により設定す
ることも可能である。
【0033】例えば、検出照度情報4aがしきい値より
大きい場合には、画像生成部5は、入力文字情報2aに
対し、文字の輪郭を強調する処理や、文字色と背景色と
を補色関係にする処理、あるいは単位時間当たりの表示
枚数を下げるといった処理を施す。
【0034】つまり、文字の輪郭を強調する処理や文字
色と背景色とを補色関係にする処理は、外部周囲の照度
の上昇に伴う文字の見えにくさを文字と背景とのコント
ラストを強くすることで補う方法であり、これにより、
より見易い文字表示を行うことが可能となる。また、単
位時間当たりの表示枚数を下げるといった処理は、例え
ば単位時間当たりの表示枚数を下げるための表示枚数制
御情報6bを発生して該表示枚数制御情報6bに基づき
前記表示部7を制御する処理であり、これにより、視聴
者の視野角に対して最適な文字表示を行うことができ、
また表示枚数の縮小といった制御により、消費電力の低
減化を図ることも可能である。
【0035】一方、検出照度情報4aがしきい値より小
さい場合には、画像生成部5は、入力文字情報2aに対
し、文字の輪郭を弱める処理や、文字色と背景色とを同
系色にする処理、あるいは単位時間当たりの表示枚数を
上げるといった処理を施す。つまり、外部周囲の照度が
下がると、背景色と文字とのコントラストがさほど大き
くなくとも文字の識別は可能となる。したがって、文字
の輪郭を弱める処理では、輪郭が強調されていたらそれ
を元に戻すことにより、見易い文字表示を行うことがで
き、また画面の焼き付け等を防止することが可能とな
る。
【0036】また、文字色と背景色とを同系色にする処
理では、文字色と背景色とを同系色にすることにより、
視覚的により自然に視聴することができ、見易い文字表
示を可能にする。さらに、単位時間当たりの表示枚数を
上げるといった処理では、外部周囲の照度が下がるにつ
れて、視聴者の視野角が狭くなると同時に画面のちらつ
きが目立ってくるので、これを防止するために、例えば
単位時間当たりの表示枚数を上げるための表示枚数制御
情報6bを発生して該表示枚数制御情報6bに基づき前
記表示部7を制御することにより、視聴者の視野角に対
してちらつきのない最適な文字表示を行うようにしてい
る。
【0037】また、本実施の形態では、画像生成部6
は、供給された表示制御情報5aが入力パラメータとし
ての検出距離情報3aの場合にも、その距離情報に例え
ば予め回路内で任意のしきい値を設定し、このしきい値
と前記検出距離情報3aを比較し、比較結果に基づき、
適宜処理を選択して実行させる。尚、このしきい値につ
いても上記照度情報4aと同様に、リモコン等の視聴者
の操作入力により設定することも可能である。
【0038】例えば、検出距離情報情報3aがしきい値
より大きい場合には、画像生成部5は、入力文字情報2
aに対し、文字の輪郭を強調する処理や、単位時間当た
りの表示枚数を下げるといった処理を施す。
【0039】つまり、文字の輪郭を強調する処理は、視
聴距離増大に伴う文字の見えにくさを文字と背景とのコ
ントラストを強くすることで補う方法であり、これによ
り、より見易い文字表示を行うことが可能となる。ま
た、単位時間当たりの表示枚数を下げるといった処理
は、画面から離れれば視聴者の視野角に対する画面占有
率が低減し画面のちらつきがあまり目立たなくなるとい
う性質を利用したもので、例えば単位時間当たりの表示
枚数を下げるための表示枚数制御情報6bを発生して該
表示枚数制御情報6bに基づき前記表示部7を制御する
ことにより、視聴者の視野角に対して最適な文字表示を
行うことができ、また表示枚数の縮小といった制御によ
り、消費電力の低減化を図ることも可能である。
【0040】一方、検出距離情報3aがしきい値より小
さい場合には、画像生成部5は、入力文字情報2aに対
し、文字の輪郭を弱める処理や、単位時間当たりの表示
枚数を上げるといった処理を施す。つまり、視聴者の視
聴距離が短くなると、背景色と文字とのコントラストが
さほど大きくなくとも文字の識別は可能となる。したが
って、文字の輪郭を弱める処理では、輪郭が強調されて
いたらそれを元に戻すことにより、見易い文字表示を行
うことができ、また画面の焼き付け等を防止することが
可能となる。
【0041】また、単位時間当たりの表示枚数を上げる
といった処理では、視聴者が表示不7に近づくにつれ
て、視聴者の視野角に対する画面占有率が上昇しそのち
らつきが目立ってくるので、これを防止するために、例
えば単位時間当たりの表示枚数を上げるための表示枚数
制御情報6bを発生して該表示枚数制御情報6bに基づ
き前記表示部7を制御することで、視聴者の視野角に対
してちらつきのない最適な文字表示を行うようにしてい
る。
【0042】上記の如く、画像生成部6によって、入力
パラメータに基づき選択制御された処理が施されること
により、文字情報2aを含む表示情報6aを生成するこ
とができ、そして、該表示情報6aが表示部7の図示し
ない表示するための信号処理部へと供給されることで、
表示部7の画面上には、外部周囲の照度情報、あるいは
視聴者との距離情報に応じた文字情報を含む画像を、視
聴者にとってより見易く表示することが可能となる。
【0043】次に、上記構成の表示装置における照度情
報に基づく動作を図2乃至図6を参照しながら詳細に説
明する。
【0044】図2乃至図5は表示部と視聴者との距離が
一定で周囲の照度が変化した場合の動作を説明するため
の説明図であり、図2は検出照度としきい値との比較結
果にに応じて施される文字の輪郭処理状態を示し、図3
は検出照度がしきい値よりも低い場合に施される文字色
と背景色とを同系色にする処理状態を示し、図4は検出
照度がしきい値よりも大きい場合に施される文字色と背
景色とを補色関係にする処理状態を示し、図5は上記比
較結果に応じて施される単位時間当たりの表示枚数の制
御処理状態を示し、図6は入力パラメータが照度情報に
選択された場合の画像生成部6の制御動作例を示すフロ
ーチャートである。
【0045】尚、図2乃至図5中においては、斜線の幅
を変えることによって、その照度の明るさの違いが解る
ように記載されており、例えば斜線幅が広くなるほどそ
の照度が大きく且つ明るくなっている。
【0046】いま、図1に示す表示装置の電源の投入に
よって、画像生成部6が駆動し、制御情報生成部5から
の表示制御情報5aに基づき処理制御を行うものとす
る。すると、画像生成部6は、ステップS30により該
表示制御情報5aが照度情報による入力パラメータであ
るものと判定すると、続くステップS31による判断処
理で、変化させるのは文字の輪郭であるか否かを判定
し、そうである場合には、処理をステップS32に移行
し、そうでない場合には、ステップS36の処理に移行
する。
【0047】ステップS32による処理では、検出照度
情報が所定値α1以下であるか否かの判定を行い、所定
値α1以下である場合には、ステップS33に処理を移
行し、また所定値α1より大きい場合にはステップS3
4に処理を移行する。
【0048】ステップS33では、検出照度情報がある
所定値α1以下である場合であり、つまり、図2(a)
に示すように表示部7の表示画面7aと視聴者との周囲
が暗い場合である。このような場合には、画像生成部6
は、該ステップS33による処理で、文字の輪郭を弱め
る処理を実行する。これにより、結果として表示される
文字画像20は、該文字画像と背景とのコントラストが
大きくなくとも十分に識別可能となり、視聴者とって見
易くなる。その後、処理を終了する。
【0049】また、上記ステップS34では、検出照度
情報が所定値α1より大きい場合であるが、さらに該処
理で検出照度情報が表示処理を必要とする所定値α2以
上であるか否かの判定を行い、検出照度情報が所定値α
2より小さい場合には、文字の輪郭処理等の表示処理が
必要でないものと判断して処理を終了し、逆に所定値α
2以上の場合には、処理をステップS35に移行する。
【0050】このステップS35による処理では、検出
照度情報が表示処理が必要である所定値α2以上である
場合であり、つまり、図2(b)に示すように表示部7
の表示画面7aと視聴者との周囲が大変明るい場合であ
る。このような場合には、画像生成部6は、該ステップ
S35による処理で、文字の輪郭を強調する処理を行
う。これにより、表示画面7aには、文字画像21とこ
の文字画像21の輪郭を強調するための輪郭表示部22
とが一緒に表示されることになり、周囲の照度が明るく
ても文字と背景のコントラストの違いにより、文字画像
21は視聴者にとって見易くなる。その後、処理を終了
する。
【0051】一方、画像生成部6は、ステップS31に
よる判定処理で変化させるのは文字の輪郭でない場合に
は、ステップS36にて、変かさせるのは文字色及び背
景色であるか否かの判定処理を行う。この場合、文字色
と背景色とを変化させる処理である場合には、処理をス
テップS37に移行し、そうでない場合には、処理をス
テップS41に移行する。
【0052】ステップS37による処理では、検出照度
情報が所定値α3以下であるか否かの判定を行い、所定
値α3以下である場合には、ステップS38に処理を移
行し、また所定値α3より大きい場合にはステップS3
9に処理を移行する。
【0053】ステップS37では、検出照度情報がある
所定値α3以下である場合であり、つまり、図3(b)
に示すように表示部7の表示画面7aと視聴者との周囲
が暗い場合である。このような場合には、画像生成部6
は、該ステップS38による処理で、文字と背景との色
を同系色にする処理を実行する。これにより、結果とし
て表示される文字画像21と、それ以外の表示画面7a
の背景表示部21aとは、同系色となり、視覚的により
自然に見易い文字画像21の表示を可能にする。その
後、処理を終了する。
【0054】また、上記ステップS39では、検出照度
情報が所定値α3より大きい場合であるが、さらに該処
理で検出照度情報が表示処理を必要とする所定値α4以
上であるか否かの判定を行い、検出照度情報が所定値α
4より小さい場合には、文字と背景との色に関する表示
処理が必要でないものと判断して処理を終了し、逆に所
定値α4以上の場合には、処理をステップS40に移行
する。
【0055】このステップS40による処理では、検出
照度情報が表示処理が必要である所定値α4以上である
場合であり、つまり、図4(b)に示すように表示部7
の表示画面7aと視聴者との周囲が大変明るい場合であ
る。このような場合には、画像生成部6は、該ステップ
S40による処理で、文字と背景との色を補色関係とな
る処理を実行する。これにより、表示画面7aには、文
字画像21と、それ以外の表示画面7aの背景表示部2
1aとは、補色である色関係となり、つまり周囲の照度
が明るくても、表示画面7a内において、文字画像21
と背景表示部21aとのコントラストの違いにより、文
字画像21は視聴者にとって見易くなる。その後、処理
を終了する。
【0056】次に、画像生成部6は、ステップS36に
よる判定処理で変化させるのは文字色と背景色とでない
場合には、ステップS41にて、変かさせるのは走査周
波数(フレーム周波数であり、単位時間当たりの表示枚
数に関係する)であるか否かの判定処理を行う。この場
合、走査周波数を変化させるものもである場合には、処
理をステップS42に移行し、そうでない場合には、全
ての処理を完了する。
【0057】ステップS42による処理では、検出照度
情報が所定値α5以下であるか否かの判定を行い、所定
値α5以下である場合には、ステップS43に処理を移
行し、また所定値α5より大きい場合にはステップS4
4に処理を移行する。
【0058】ステップS43では、検出照度情報がある
所定値α5以下である場合であり、つまり、図5(a)
に示すように表示部7の表示画面7aと視聴者との周囲
が暗い場合である。このような場合には、画像生成部6
は、該ステップS43による処理で、表示画面の走査周
波数(フレーム周波数)を上昇させるための表示枚数制
御情報6bを表示部7に与えることで、単位時間当たり
の表示枚数を増やすように表示制御を行う。これによ
り、図5(a)に示すように表示部7とその周囲が暗い
場合でも、視聴者の視野角に対してちらつきのない最適
な文字画像21を表示できる。その後、全ての処理を終
了する。
【0059】また、上記ステップS44では、検出照度
情報が所定値α6より大きい場合であるが、さらに該処
理で検出照度情報が表示処理を必要とする所定値α6以
上であるか否かの判定を行い、検出照度情報が所定値α
6より小さい場合には、走査周波数に関する表示制御が
必要でないものと判断して処理を終了し、逆に所定値α
6以上の場合には、処理をステップS45に移行する。
【0060】このステップS45による処理では、検出
照度情報が表示制御が必要である所定値α6以上である
場合であり、つまり、図5(b)に示すように表示部7
の表示画面7aと視聴者との周囲が大変明るい場合であ
る。このような場合には、画像生成部6は、該ステップ
S45による処理で、表示画面の走査周波数(フレーム
周波数)を低減させるための表示枚数制御情報6bを表
示部7に与えることで、単位時間当たりの表示枚数を減
らすように表示制御を行う。これにより、図5(b)に
示すように表示部7とその周囲が明るい場合には、表示
画面7aのちらつきは照度が上昇すれば目立つものでな
く、見易い文字画像21を表示できる。その後、全ての
処理を終了する。
【0061】尚、上記所定値α1とα2、α3とα4、
α5とα6との各所定値は、同一の照度値に設定しても
良く、あるいは表示処理の実行範囲を持たすために、多
少大小異なる照度値となるようにそれぞれ設定しても良
い。これにより、表示処理制御の応用範囲を拡大するこ
とも可能となる。
【0062】これにより、照度の変化に応じて、より見
易い文字情報を表示することができるため、従来にはな
い表示性能の優れた表示装置を提供することが可能とな
る。
【0063】次に、入力パラメータが距離情報である場
合の画像生成部6における制御動作を図7乃至図9を参
照しながら詳細に説明する。
【0064】図7乃至図9は表示部と視聴者との周囲の
照度が一定で視聴距離が変化した場合の動作を説明する
ための説明図であり、図7は検出距離としきい値との比
較結果に応じて施される文字の輪郭処理状態を示し、図
8は検出距離としきい値との比較結果に応じて施される
単位時間当たりの表示枚数の制御処理状態を示し、図9
は入力パラメータが視聴距離情報に選択された場合の画
像生成部6の制御動作例を示すフローチャートである。
【0065】尚、図7及び図8中においては、斜線の幅
を同じにすることでその照度が同じである状態を示して
いる。
【0066】いま、図1に示す表示装置の電源の投入に
よって、画像生成部6が駆動し、制御情報生成部5から
の表示制御情報5aに基づき処理制御を行うものとす
る。すると、画像生成部6は、図9に示すステップS5
0により該表示制御情報5aが視聴距離情報による入力
パラメータであるものと判定すると、続くステップS5
1による判断処理で、変化させるのは文字の輪郭である
か否かを判定し、そうである場合には、処理をステップ
S52に移行し、そうでない場合には、ステップS56
に処理を移行する。
【0067】ステップS52による処理では、検出視聴
距離情報が所定値L1以下であるか否かの判定を行い、
所定値L1以下である場合には、ステップS53に処理
を移行し、また所定値L1より大きい場合にはステップ
S54に処理を移行する。
【0068】ステップS53では、検出視聴距離情報が
ある所定値L1以下である場合であり、つまり、図7
(a)に示すように表示部7の表示画面7aと視聴者と
の距離が所定値L1より短く近い場合である。このよう
な場合には、画像生成部6は、該ステップS53による
処理で、文字の輪郭を弱める処理を実行する。これによ
り、結果として表示される文字画像21は、該文字画像
と背景とのコントラストが大きくなくとも十分に識別可
能となり、視聴者とって見易くなる。その後、処理を終
了する。
【0069】また、上記ステップS54では、検出視聴
距離情報が所定値L1より大きい場合であるが、さらに
該処理で検出視聴距離情報が表示処理を必要とする所定
値L2以上であるか否かの判定を行い、検出照度情報が
所定値L2より小さい場合には、文字の輪郭処理等の表
示処理が必要でないものと判断して処理を終了し、逆に
所定値L2以上の場合には、処理をステップS55に移
行する。
【0070】このステップS55による処理では、検出
視聴距離情報が表示処理が必要である所定値L2以上で
ある場合であり、つまり、図7(b)に示すように表示
部7の表示画面7aと視聴者との距離が所定値L2より
長く遠い場合である。このような場合には、画像生成部
6は、該ステップS55による処理で、文字の輪郭を強
調する処理を行う。これにより、表示画面7aには、文
字画像21とこの文字画像21の輪郭を強調するための
輪郭表示部22とが一緒に表示されることになり、周囲
の照度が明るくても文字と背景のコントラストの違いに
より、文字画像21は視聴者にとって見易くなる。その
後、処理を終了する。
【0071】一方、画像生成部6は、ステップS51に
よる判定処理で変化させるのは文字の輪郭でない場合に
は、ステップS56にて、変かさせるのは走査周波数
(フレーム周波数であり、単位時間当たりの表示枚数に
関係する)であるか否かの判定処理を行う。この場合、
走査周波数を変化させるものである場合には、処理をス
テップS57に移行し、そうでない場合には、全ての処
理を完了する。
【0072】ステップS57による処理では、検出視聴
距離情報が所定値L3以下であるか否かの判定を行い、
所定値L3以下である場合には、ステップS58に処理
を移行し、また所定値L3より大きい場合にはステップ
S59に処理を移行する。
【0073】ステップS58では、検出視聴距離情報が
ある所定値L3以下である場合であり、つまり、図8
(a)に示すように表示部7の表示画面7dと視聴者と
の距離が所定値L3より短く近い場合である。このよう
な場合には、画像生成部6は、該ステップS58による
処理で、表示画面の走査周波数(フレーム周波数)を上
昇させるための表示枚数制御情報6bを表示部7に与え
ることで、単位時間当たりの表示枚数を増やすように表
示制御を行う。これにより、図8(a)に示すように表
示部7と視聴者との距離が近い場合でも、視聴者の視野
角に対してちらつきのない最適な文字画像21を表示で
きる。その後、全ての処理を終了する。
【0074】また、上記ステップS59では、検出視聴
距離情報が所定値L3より大きい場合であるが、さらに
該処理で検出視聴距離情報が表示処理を必要とする所定
値L4以上であるか否かの判定を行い、検出視聴距離情
報が所定値L4より小さい場合には、走査周波数に関す
る表示制御が必要でないものと判断して処理を終了し、
逆に所定値L4以上の場合には、処理をステップS60
に移行する。
【0075】このステップS60による処理では、検出
視聴距離情報が表示制御が必要である所定値L4以上で
ある場合であり、つまり、図8(b)に示すように表示
部7の表示画面7eと視聴者との距離が所定値L4より
長く遠い場合である。このような場合には、画像生成部
6は、該ステップS60による処理で、表示画面の走査
周波数(フレーム周波数)を低減させるための表示枚数
制御情報6bを表示部7に与えることで、単位時間当た
りの表示枚数を減らすように表示制御を行う。これによ
り、図8(b)に示すように表示部7と視聴者との距離
が遠い場合には、表示画面7eのちらつきは照度が上昇
すれば目立つものでなく、見易い文字画像21を表示で
きる。その後、全ての処理を終了する。
【0076】尚、上記所定値L1とL2、L3とL4と
の各所定値は、上記照度情報と同様に同一の視聴距離値
に設定しても良く、あるいは表示処理の実行範囲を持た
すために、多少大小異なる視聴距離値となるようにそれ
ぞれ設定しても良い。これにより、表示処理制御の応用
範囲を拡大することも可能となる。
【0077】これにより、視聴距離の変化に応じて、よ
り見易い文字情報を表示することができるため、従来に
はない表示性能の優れた表示装置を提供することが可能
となる。
【0078】したがって、本実施の形態によれば、表示
部と視聴者との距離情報と、表示部及び視聴者周辺の照
度情報との少なくとも一方に応じて、最適な文字表示を
行うことができることにより、従来にはない文字表示性
能の優れた表示装置を提供することが可能となる。
【0079】尚、本発明に係る実施の形態においては、
入力パラメータが照度情報である場合の制御動作と、入
力パラメータが視聴距離情報である場合の制御動作とを
それぞれ別々に説明したが、勿論、本発明では、これら
の制御動作を合わせて且つ連動して行うように画像生成
部6を構成しても良く、また、視聴者の要求によって、
照度情報に基づく制御動作と視聴距離情報に基づく制御
動作との優先順位を設定し、設定した順序で制御動作が
実行できるように構成しても良い。
【0080】さらに、本実施の形態では、視聴距離情報
に応じた文字表示処理として、文字の輪郭処理やフレー
ム周波数の表示制御処理について説明したが、これに限
定されるものではなく、従来技術にて説明したように、
視聴距離情報に応じて表示する文字の表示サイズを、見
易いサイズに適宜変えるように表示処理することも可能
である。
【0081】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
表示部と視聴者との距離情報と周囲の照度との少なくと
も一方に基づく文字情報の表示制御を可能とすることに
より、、表示部と視聴者との距離や周囲の照度が変化し
た場合でも、より見易い文字表示を行うことが可能とな
る。これにより、従来にはない文字表示性能に優れた表
示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態及び他の実施の形態に共
通の表示装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】表示部と視聴者との距離が一定で周囲の照度が
変化した場合の動作を説明するための説明図。
【図3】表示部と視聴者との距離が一定で周囲の照度が
所定値を基準に変化した場合のの動作を説明するための
説明図。
【図4】表示部と視聴者との距離が一定で周囲の照度が
所定値を基準に変化した場合のの他の動作を説明するた
めの説明図。
【図5】表示部と視聴者との距離が一定で周囲の照度が
変化した場合の他の動作を説明するための説明図。
【図6】入力バラメータが照度情報である場合の制御動
作例を示すフローチャート。
【図7】照度が一定で表示部と視聴者との距離が変化し
た場合の動作を説明するための説明図。
【図8】照度が一定で表示部と視聴者との距離が変化し
た場合の他の動作を説明するための説明図。
【図9】入力バラメータが距離情報である場合の制御動
作例を示すフローチャート。
【図10】従来の表示装置の一例の概略構成を示すブロ
ック図。
【符号の説明】
1…入力端子、1a…画像信号、2…文字情報検出部、
2a…文字情報、3…距離情報検出部、3a…検出距離
情報、4…照度情報検出部、4a…検出照度情報、5…
制御情報生成部、5a…画像制御情報、6…画像生成
部、6a…表示情報、6b…表示枚数制御情報、7…表
示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/278 H04N 5/445 Z 5/445 G06F 15/20 562D

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された文字情報に基づく画像を表示
    部に表示する表示装置において、 前記表示部と視聴者との距離と、前記表示部の外部周辺
    の照度とをそれぞれ検出し、これらの検出結果に基づい
    て、前記文字情報に基づく画像の表示内容を変えるよう
    に表示制御を行うことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 文字情報を取り込むための入力手段と、 前記文字情報に基づく画像を表示する表示部と、 前記表示部と視聴者との距離を検出し距離情報として出
    力する距離情報検出手段と、 前記表示部の外部周辺の照度を検出し照度情報として出
    力する照度情報検出手段と、 前記距離情報または前記照度情報に基づく制御情報を作
    成する制御情報作成手段と、 前記制御情報作成手段からの制御情報に基づき、前記入
    力手段からの文字情報から前記表示部に表示する画像の
    表示内容を変える表示制御を行うための文字情報を生成
    し前記表示部へと与えるとともに、前記表示部に対する
    表示制御が可能な画像生成制御手段と、 を具備したことを特徴する表示装置。
  3. 【請求項3】 前記制御情報作成手段により作成された
    制御情報は、前記文字情報に基づく文字画像を強調する
    ための制御情報であり、または前記文字画像の文字色と
    背景色とを変えるための制御情報であることを特徴とす
    る請求項2に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記制御情報作成手段により作成された
    制御情報は、前記表示部に対して単位時間当たりの画像
    表示枚数を変えるための表示制御情報であることを特徴
    とする請求項2に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記画像生成制御手段は、前記表示部の
    外部周辺の照度が変化した場合には、供給される制御情
    報に基づき、前記文字情報に基づく文字画像を強調しま
    たは弱めるように表示制御し、あるいは前記表示部に対
    して単位時間当たりの画像表示枚数を変えるように表示
    制御を行うことを特徴とする請求項3及び請求項4のど
    ちらか一方に記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記画像生成制御手段は、前記照度情報
    と所定値とを比較判定する判定手段を備え、該判定手段
    により前記照度情報が所定値を越えたものであると判定
    した場合には、前記文字画像の文字色と背景色とを補色
    関係となるように表示制御を行い、前記照度情報が所定
    値を下回ったものであると判定した場合には、前記文字
    画像の文字色と背景色とを同型色となるように表示制御
    を行うことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記画像生成制御手段は、前記表示部と
    視聴者との距離が変化した場合には、供給される制御情
    報に基づき、前記文字情報に基づく文字画像を強調しま
    たは弱めるように表示制御し、あるいは前記表示部に対
    して単位時間当たりの画像表示枚数を変える表示制御を
    行うことを特徴とする請求項3及び請求項4のどちらか
    一方に記載の表示装置。
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