JPH1135280A - 軌索式ケーブルクレーンの制御方法 - Google Patents

軌索式ケーブルクレーンの制御方法

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JPH1135280A
JPH1135280A JP18878897A JP18878897A JPH1135280A JP H1135280 A JPH1135280 A JP H1135280A JP 18878897 A JP18878897 A JP 18878897A JP 18878897 A JP18878897 A JP 18878897A JP H1135280 A JPH1135280 A JP H1135280A
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JP
Japan
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trolley
rope
cable
bucket
traveling
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JP18878897A
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Inventor
Michio Nakao
通夫 中尾
Keizo Kazama
慶三 風間
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Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軌索式のケーブルクレーンを自動的に運転制
御することができるとともに、横行トロリーの加速時、
及び減速時にバケットの振れを効果的に抑制することの
できる軌索式ケーブルクレーンの制御方法を提供する。 【構成】 搬送開始位置及び搬送終了位置に応じて、走
行索5の繰り出し長さ、主索調整索8の繰り出し長さ等
を算定要素として、横行トロリー9、バケット12等の
挙動を解析して運転パターンをモデル化し、ケーブルク
レーンを運転する際に、設定条件に応じてモデル化され
た運転パターンを選択してケーブルクレーン50を自動
制御するとともに、横行トロリー9の加速時及び減速時
において、主索7に沿った横行トロリー9の位置及び速
度とバケット12の振れ角度及び角速度とを検出してフ
ィードバック制御によりバケット12の振れを相殺す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、軌索式ケーブルクレ
ーンの制御方法に関し、特に、バケットの振れを容易に
抑制することのできる軌索式ケーブルクレーンの制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ダム等の大型構造物の構
築現場において、コンクリートを製造現場から打設現場
まで搬送するための手段の一つとしてケーブルクレーン
が用いられている。
【0003】また、例えばコンクリートの打設箇所が広
範囲にわたる場合には、コンクリートバケットをこのよ
うな打設箇所の各打設位置に直接運搬することができる
ように、軌索式のケーブルクレーンが採用される。
【0004】このような軌索式のケーブルクレーンは、
例えば図1に示すように、ダム1の構築予定箇所を挟ん
だ一方において2本の主塔2,2’間に張設される軌索
3と、この軌索3に沿って走行する走行トロリー4と、
この走行トロリー4を牽引する走行索5と、一端を走行
トロリー4に、他端をダム1を挟んだ他方側の固定塔6
に各々連結してこれらの間に張設される主索7と、この
主索7と走行トロリー4との間に介装して主索7の撓み
を調整する主索調整索8と、主索7に沿って走行する横
行トロリー9と、この横行トロリー9を牽引する横行索
10と、この横行トロリーの下方に吊索11を介して吊
下されるバケット12とによって構成されている。
【0005】また、この軌索式のケーブルクレーンによ
れば、走行トロリー4は、走行索5を牽引する走行ウィ
ンチ13の巻き出し量に応じて、軌索3に沿って往復移
動し、また、走行トロリー4の移動により軌索3の懸垂
量が変化すると、走行トロリー4と固定塔6との間の距
離が変動することから、主索調整索8を牽引する主索調
整ウィンチ14を駆動して、主索7の長さを調整するこ
とにより、走行トロリー4と固定塔6との間の距離の変
化に対応させることができるようになっている。
【0006】さらに、この軌索式のケーブルクレーンに
よれば、横行トロリー9は、横行索10を牽引する横行
ウィンチ15の巻き出し量に応じて、主索7に沿って往
復移動するとともに、横行トロリー9の下方に吊下され
たバケット12は、縦行ウインチ16を作動して吊索1
1を巻取,巻き下げすることにより、昇降させることが
できるようになっている。
【0007】さらにまた、これらの各ウィンチ13,1
4,15,16は、機械室55,55’内に設置され、
固定塔6に隣接する操作室17に設けられた駆動制御装
置により制御されるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そして、このような軌
索式のケーブルクレーンによれば、軌索3に沿った走行
トロリー4の移動により主索7の平面的な位置が変化す
るので、バケットの動きが3次元的となり、また横行
時、及び走行時にバケットの振れが大きくなることか
ら、主索の平面的な位置が変化しない両端固定式のケー
ブルクレーンと比較して、バケットを搬送開始位置から
搬送終了位置まで移動させる際の制御が困難である。
【0009】従って、従来の軌索式のケーブルクレーン
によれば、オペレータと合図マンとの間の合図を介して
手動運転により制御がなされており、効率的な搬送作業
を行うことができなかったため、搬送開始位置あるいは
搬送終了位置においてバケットの振れを抑制しつつ正確
な位置決めを行うことのできる、ケーブルクレーンを自
動的に運転制御する制御方法の開発が望まれていた。
【0010】また、特に、横行トロリーの加速時、及び
減速時にはバケットの速度に応答遅れが生じ、バケット
は吊索の繰出し長さに応じた周期で振れてしまうため、
この振れを効果的に停止させる制御方法の開発が望まれ
ていた。
【0011】そこで、この発明は、このような従来の課
題に着目してなされたもので、軌索式のケーブルクレー
ンを自動的に運転制御することができるとともに、横行
トロリーの加速時、及び減速時にバケットの振れを効果
的に抑制することのできる軌索式ケーブルクレーンの制
御方法を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するためになされたもので、その要旨は、ダム等の
構築予定構造物を挟んだ一方において二点間に張設され
た軌索と、この軌索に沿って走行可能な走行トロリー
と、該走行トロリー牽引用の走行索と、一端が主索調整
索を介して前記走行トロリーに、他端が前記ダムを挟ん
だ他方側の固定塔に連結してこれらの間に張設される主
索と、該主索に沿って走行可能な横行トロリーと、該横
行トロリー牽引用の横行索と、前記横行トロリーの下方
に吊索を介して吊下されたバケットと、前記走行索を牽
引して前記走行トロリーを軌索に沿って往復移動させる
走行ウィンチと、前記主索調整索を牽引して主索の撓み
を調整する主索調整ウィンチと、前記横行索を牽引して
前記横行トロリーを主索に沿って往復移動させる横行ウ
インチと、前記吊索を巻取,巻き下げしてバケットを昇
降させる縦行ウインチと、各ウインチの駆動制御装置と
を備えた軌索式のケーブルクレーンにおいて、前記バケ
ットを搬送開始位置から搬送終了位置まで移動させる際
に使用する軌索式ケーブルクレーンの制御方法であっ
て、前記搬送開始位置及び搬送終了位置に応じて、前記
走行索の繰り出し長さ、前記主索調整索の繰り出し長
さ、前記横行索の繰り出し長さ、前記吊索の繰り出し長
さ、及びこれらの繰り出し速度を算定要素として、前記
軌索、前記主索、前記横行トロリー及び前記バケットの
挙動を解析して運転パターンをモデル化し、前記ケーブ
ルクレーンを運転する際に、設定条件に応じて前記モデ
ル化された運転パターンを選択して、この運転パターン
に従ってケーブルクレーンを自動制御するとともに、横
行トロリーの加速時及び減速時において、主索に沿った
横行トロリーの位置及び速度とバケットの振れ角度及び
角速度とを検出してフィードバック制御によりバケット
の振れを相殺することを特徴とするケーブルクレーンの
制御方法にある。
【0013】また、この発明の制御方法は、軌索、走行
索、主索調整索、主索、横行索、及び吊索を懸垂曲線と
仮定して、前記軌索、前記主索、前記トロリー及び前記
バケットの挙動を解析して運転パターンをモデル化する
ことが好ましい。
【0014】さらに、この発明の制御方法は、前記横行
トロリーの加速時及び減速時において行うバケットの振
れを相殺するためのフィードバック制御を、前記横行ト
ロリーを同方向に階段状に加速あるいは減速することに
より行うようにすることが好ましい。
【0015】そして、この発明の制御方法によれば、例
えばコンピュータを用いて、搬送開始位置及び搬送終了
位置に応じて、前記走行索の繰り出し長さ、前記主索調
整索の繰り出し長さ、前記横行索の繰り出し長さ、前記
吊索の繰り出し長さ、及びこれらの繰り出し速度を算定
要素として、前記軌索、前記主索、前記横行トロリー及
び前記バケットの挙動を解析して運転パターンをモデル
化する。
【0016】すなわち、バケットの位置情報や重量の情
報が与えられると、例えば主索上における横行トロリー
の配設位置、主索調整索と主索との連結位置、主索調整
索と走行トロリーとの連結位置、軌索上における走行ト
ロリーの配設位置等の各索の接点における静的釣合い方
程式から、当該バケットの位置に対応する走行索の繰り
出し長さ、主索調整索の繰り出し長さ、横行索の繰り出
し長さ、及び吊索の繰り出し長さが算定されることにな
るので、バケットの各位置についてこれらの繰り出し量
を求めて、必要に応じてデータベースとして保存する。
【0017】また、バケットの振れは、走行索、主索調
整索、横行索、及び吊索の繰り出し速度と関連すること
から、振子の運動方程式に基づいて解析を行い、バケッ
トの各停止位置において、バケットが振れを生じないよ
うにするための各索の繰り出し速度の組み合わせを算出
して、必要に応じてデータベースとして保存する。
【0018】さらに、各索の最大繰り出し速度の相違
や、搬送開始位置や搬送終了位置の立地条件、障害物等
のデータを解析して、必要に応じてデータベースとして
保存する。
【0019】そして、この発明の制御方法によれば、上
述の各算定結果に基づいて、予め前記軌索、前記主索、
前記横行トロリー及び前記バケットの挙動を解析して運
転パターンをモデル化する。
【0020】すなわち、各バケットの位置に対応する各
索の繰り出し量が算定されていることから、軌索や主
索、横行トロリーの挙動も容易に知ることができ、ま
た、バケットの位置が各搬送開始位置と搬送終了位置と
の間で連続するように各々の索の繰り出し量を制御する
とともに、運転後の各停止位置においてバケットの振れ
を抑制するように各索の繰り出し量を制御する、モデル
化された運転パターンを容易に求めてこれを必要に応じ
てデータベースとして保存しておくことができる。
【0021】そして、この発明の制御方法によれば、ケ
ーブルクレーンを運転する際に、走行索の繰り出し長
さ、主索調整索の繰り出し長さ、横行索の繰り出し長
さ、吊索の繰り出し長さ、及びこれらの索の繰り出し速
度を算定要素として予め求められている、上記モデル化
された運転パターンから、搬送開始位置、搬送終了位
置、コンクリートを積んだバケットの重量等の設定条件
に応じて最適の運転パターンを選択し、この運転パター
ンに従って、各索を牽引する各ウィンチを制御すること
により、自動的に軌索式ケーブルクレーンの運転制御を
行うとともに、横行トロリーの加速時及び減速時におい
て、フィードバック制御によりバケットの振れを相殺す
る制御がなされる。
【0022】また、搬送開始位置、搬送終了位置、バケ
ットの重量等の設定条件が設定されたら運転パターンの
計算を行い、この計算された運転パターンに従って各ウ
ィンチを制御することにより、自動的に軌索式ケープル
クレーンの運転制御を行うこともできる。
【0023】すなわち、この発明の制御方法によれば、
モデル化された運転パターンに従って制御することによ
り、最終停止位置に向けて精度良く自動的に軌索式ケー
ブルクレーンを運転することができるとともに、横行ト
ロリーの加速時、及び減速時にバケットの振れをフィー
ドバック制御により効果的に抑制しながら運転を行って
ゆくことができる。
【0024】また、軌索、走行索、主索調整索、主索、
横行索、及び吊索を懸垂曲線と仮定して、運転パターン
をモデル化するようにすれば、より正確な位置決めや振
れ止めを行うことのできる運転パターンを容易に得るこ
とができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形
態において、従来と同様または相当する箇所には同一符
号を援用し、異なる箇所または新たに付加する箇所に新
たな符号を付して説明する。
【0026】図1は、この実施形態の制御方法を採用し
た軌索式ケーブルクレーンの全体構成を示す概略図であ
る。この軌索式ケーブルクレーン50は、山間の谷部に
ダム1をコンクリートを打設して構築すべく設けられた
もので、ダム1の構築予定箇所を挟んだ一方の山側にお
いて2本の主塔2,2’間に張設される軌索3と、この
軌索3に沿って走行する走行トロリー4と、この走行ト
ロリー4を牽引する走行索5と、一端を走行トロリー4
に、他端をダム1を挟んだ他方の山側の固定塔6に各々
連結されててこれらの間に張設される主索7と、この主
索7と走行トロリー4との間に介装する主索調整索8
と、主索7に沿って走行する横行トロリー9と、この横
行トロリー9を牽引する横行索10と、この横行トロリ
ー9の下方に吊索11を介して吊下されるバケット12
とを備えている。
【0027】また、この軌索式ケーブルクレーン50に
よれば、走行トロリー4を牽引する走行索5を巻回し、
その巻き出し量に応じて走行トロリー4を軌索3に沿っ
て往復移動させる走行ウィンチ13、主索調整索8を巻
回してその巻き出し量に応じて主索7の撓みを調整する
主索調整ウィンチ14、横行トロリー9を牽引する横行
索10を巻回し、その巻き出し量に応じて横行トロリー
9を主索7に沿って往復移動させる横行ウィンチ15、
及び横行トロリー9の下方にバケット12を吊り下げる
吊索11を巻取,巻き下げすることにより、バケット1
2を昇降させる縦行ウインチ16を有している。
【0028】さらに、この軌索式ケーブルクレーン50
によれば、固定塔6に隣接して設けられた操作室17に
は、各ウィンチ13,14,15,16の駆動制御装置
や、運転用操作卓、運転パターンを演算解析したりデー
タを保存するコンピュータからなる演算部、無線機など
が設けられている。
【0029】一方、固定塔6を設置した山側の平坦面に
は、軌道22が敷設されおり、この軌道22に沿って、
バッチャープラント56において作られたコンクリート
を、軌道22が敷設された平坦面より一段下方に設けら
れた搬送開始位置としてのバンカー部20まで運搬する
トランスファーカー23が走行し、このバンカー部20
に着床したバケット12に運搬してきたコンクリートを
投入する。
【0030】ここで、この実施形態の軌索式ケーブルク
レーン50を構成する軌索3は、ワイヤロープからな
り、図2に示すように、一端を一方の主塔2’に固定す
るとともに他端を軌索緊張装置24を介して他方の主塔
2に固定して、これらの主塔2,2’間に所定の緊張力
で懸架され、この軌索3に沿って走行トロリー4の車輪
を回転移動させることができるようになっている。
【0031】また、走行トロリー4を牽引する走行索5
は、図3にも概念的な説明図として示すように、両端が
2本の主塔2,2’に各々固定されるとともに、走行ト
ロリー4の側部に取り付けられた複数のプーリー25及
び各主塔2,2’にサイドステーを介して取り付けられ
た複数のプーリー26に順次巻回された後、走行ウィン
チ13に巻回され、この走行ウィンチ13の左右の回動
によって走行索5を牽引することにより、走行トロリー
4を軌索3に沿って両方向に任意に移動させることがで
きるようになっている。なお、主塔2に取り付けられた
複数のプーリー26のうち一つは、走行索緊張装置27
を介して主塔2に固定されることにより、走行索5は、
所定の緊張力を保持するようになっている。
【0032】さらに、主索調整索8は、図4に示すよう
に、走行トロリー4にピン結合する連結ロッド28や複
数の巻回プーリー29を備えた主索調整装置30の当該
巻回プーリー29に順次巻回されるとともに、その一端
がロードセル31を介して一方の主塔2に固定され、ま
たその他端が、他方の主塔2’にサイドステーを介して
取付けた案内プーリー32により案内された後主索調整
ウィンチ14に巻回されることにより、主索調整ウィン
チ14の回動によって主索調整装置30の長さを調整
し、これによって、主索調整装置30の一端に取り付け
た主索7の、走行トロリー4の移動による撓みの変動を
調整することができるようになっている。
【0033】そして、主索7は、図5に示すように、そ
の一端が主索調整装置30に連結するとともに、その他
端が固定塔6に連結固定して、走行トロリー4と固定塔
6との間に懸架されるとともに、走行トロリー4の移動
に伴って固定塔6を中心とした略扇型の領域をカバーす
るように移動する。
【0034】また、横行索10は、その両端を横行トロ
リー9の側部に連結するとともに、主索調整装置30の
一端に取り付けた案内プーリー31及び固定塔6に取り
付けた案内プーリー32に巻回された後、横行ウインチ
15にエンドレス式に巻回され、この横行ウィンチ15
の駆動により牽引されて、横行トロリー9を主索7に沿
った任意の位置にスライド移動させることができるよう
になっている。
【0035】さらに、吊索11は、一端が主索調整装置
30の端部に固定されるとともに、横行トロリー9の両
側に設けた吊索プーリー33を介してバケット12の上
端の吊下げプーリー34に巻回された後、固定塔6に取
り付けた案内プーリー34を介して縦行ウインチ16に
巻回され、この縦行ウインチ16を回動することにより
吊索11を巻取,巻き下げして、バケット12を昇降さ
せるようになっている。
【0036】そして、これらの各索5,8,10,11
を牽引する走行ウィンチ13,主索調整ウィンチ14、
横行ウインチ15、及び縦行ウインチ16は、各々、ド
ラム、モータ、ブレーキ、減速機、制御装置等を備え、
操作室17の駆動制御装置からの指令によりドラムを回
転駆動して、各索5,8,10,11を牽引する。ま
た、各モータには速度検出器が設けられ、これらの検出
値を各制御装置にフィードバックすることで、駆動制御
装置からの走行指令に応じた適正回転方向及び速度に制
御されることになる。さらに、各ドラムにはそれぞれエ
ンコーダが設けられており、これらによる検出値は、駆
動制御装置に入力される。
【0037】なお、搬送開始位置であるバンカー部20
には、バケット12の着底を検出す着底確認スイッチ
や、着底時におけるバケット12を制御するエリアセン
サ、トランスファーカーからバケット12にコンクリー
トを放出する際に使用する制御盤等が配置され、バンカ
ー部20にバケット12を自動的かつ正確に着底させる
とともに、トランスファーカーからバケット12へのコ
ンクリートの投入作業を容易に行うことができるように
なっている。
【0038】また、バケット12には、その下部に、図
示しない油圧シリンダによって開閉されるゲート及び開
閉検出用リミットスイッチと、超音波エリアセンサーが
設けられている。またバケット12の上部には無線機,
ジャイロ式振れ角検出計,制御盤及びこれらの可動部を
駆動するためのバッテリ,ソーラ式充電装置が配置さ
れ、各センサーや検出計による検出値は、制御盤及び無
線機を通じて操作室17の駆動制御装置に転送される。
【0039】そして、この実施形態の制御方法によれ
ば、走行索5の繰り出し長さ、主索調整索8の繰り出し
長さ、横行索10の繰り出し長さ、吊索11の繰り出し
長さ、及びこれらの索5,8,10,11の繰り出し速
度を算定要素として、軌索3、主索7、横行トロリー1
5及びバケット12の挙動を解析して運転パターンをモ
デル化し、ケーブルクレーン50を運転する際に、設定
条件に応じて前記モデル化された運転パターンを選択し
て、この運転パターンに従ってケーブルクレーン50を
自動制御する。
【0040】すなわち、バケット12の位置情報や重量
の情報が与えられると、操作室17内のコンピュータか
らなる演算部において、例えば主索7上における横行ト
ロリー15の配設位置、主索調整装置索30と主索7と
の連結位置、主索調整装置30と走行トロリー4との連
結位置、軌索3上における走行トロリー4の配設位置等
の各接点における静的釣合い方程式から、バケット12
の各位置に対応する走行索5の繰り出し長さ、主索調整
索8の繰り出し長さ、横行索10の繰り出し長さ、及び
吊索11の繰り出し長さが算定され、また振子の運動方
程式に基づいて、搬送開始位置であるバンカー部20
や、搬送終了位置であるコンクリートの打設箇所などの
バケット12の各停止位置において、バケット12が振
れを生じないようにするための、走行索5、主索調整索
8、横行索10、及び吊索11の繰り出し速度の組み合
わせが解析されることから、これらの解析結果から運転
パターンをモデル化して、このデータを演算部に保存す
る。
【0041】なお、この運転パターンのモデル化に際し
ては、ダム1の構築予定箇所の空間全域を数mピッチ程
度の立体格子状に分割し、各ブロック毎に振れ止めを考
慮して走行索5、主索調整索8、横行索10、及び吊索
11の繰り出し量及び繰り出し速度を解析する。
【0042】また、この運転パターンのモデル化に際し
て、静的釣合い方程式や振子の運動方程式において、未
知数の数が条件式の数より多い場合でも、繰り返し計算
により、正確な解析結果を得ることができる。
【0043】さらに、この実施形態では、運転パターン
のモデル化に際して、軌索3、走行索5、主索調整索
8、主索7、横行索10、及び吊索11を懸垂曲線と仮
定して解析を行っていることにより、正確な位置決めや
振れ止めを行うことのできる運転パターンを容易に得る
ことができる。
【0044】そして、このような運転パターンのモデル
化に際しては、各索の最大繰り出し速度の相違や、搬送
開始位置や搬送終了位置の立地条件、障害物等の各種の
条件を考慮する必要がある。すなわち、この実施形態に
よれば、多数のプーリー25,26に巻回された走行索
5により牽引される走行トロリー4の、走行ウィンチ1
3の回動による軌索3に沿った走行速度は、主索7に沿
った横行トロリー9の走行速度よりも遅いことなどか
ら、走行トロリー4の走行の途中から横行トロリー9の
走行移動を開始する場合があり、したがってサイクルタ
イムの短縮の観点からは、走行トロリー4の走行速度を
最高速度とすることが最良である。しかしながら、特に
軌索3の両端部においては、走行トロリー4の移動によ
る主索7の撓みの変動が大きいため、主索調整ウィンチ
14の回動による主索調整索8の調整量が追いつかず、
結局、走行トロリー4の走行速度は、主索調整ウィンチ
14の回動速度に支配されることになる場合がある。す
なわち、このような走行ウィンチ13と主索調整ウィン
チ14との従属関係を考慮して運転パターンをモデル化
する必要がある。
【0045】また、軌索3に沿った走行トロリー4の移
動により、バンカー線上のバケット12の位置も変動す
ることから、このような変動に伴う障害を考慮し、横行
索10や吊索11などを単独運転モードにより運転する
ことを含めて運転パターンをモデル化する必要がある。
【0046】一方、操作室17の演算部には、横行トロ
リー9の加速時及び減速時におけるバケット12の振れ
角度及び角速度に応じた振れを相殺するための制御量及
びタイミングを演算する機能が内蔵されており、かかる
機能によって、フィードバック制御によりバケット12
の振れを相殺する。
【0047】ここで、横行トロリー9の主索7に沿った
運転パターンは、図6(a)に示すようにスタート座標
から加速し、次いで一定速度となり、次いで減速により
目標座標で0となる運転パターンが一般に設定されてい
る。一方、バケット12の吊索11による昇降速度Vz
は図6(b)に示すように横行トロリー9の運転パター
ンに準じた運転パターンに設定されている。
【0048】そして、図6(a),(b)の運転パタ―
ンにおいて、加速終了時,減速開始時,停止時において
は、横行トロリー9に対するバケット12の速度の応答
遅れにより振れが生ずるが、演算部は、これら加減速時
の特定時期において、振れ角度及び角速度に応じた振れ
を相殺するためのフィードバック制御量及びタイミング
を演算する。したがってこのような振れを相殺するため
のフィードバック制御を行うことによって、図6
(a),(b)の運転パターンは、実際には加減速時に
おいては直線状でなく、階段状の軌跡を描くことにな
る。
【0049】図7及び図8は横行トロリー9の加速時に
おける制御手順と、制御内容に応じた速度とバケット1
2の振れの状態との関係を示すものである。
【0050】図7に示すように、運転開始後横行トロリ
ー9の加速が終了した時点で、横行トロリー9の位置,
速度、及びバケット12の振れ角度及び角速度を入力し
これらの値を振れ止め用の所定の運動方程式あてはめて
振れ止め用の制御電圧を算出するとともに、制御開始時
間を計算し、開始するまで制御待機状態とする(ステッ
プ101〜107)。なお、横行トロリー9の位置,速
度は横行ウィンチ15のエンコーダや速度計によって与
えられ、バケット12の振れ角度及び角速度はバケット
12に設けられたジャイロ式振れ角検出計により計測さ
れて無線機を通じて操作室17の駆動制御装置に転送さ
れる。
【0051】この状態は図8(a)に示すように、運転
開始から横行トロリー9の速度が定速v1 に至った時間
をt1 とすると、バケット12は応答遅れにより振れが
生じ、振れ幅v2 で示す左右に振れる振り子状の正弦曲
線となり、その周期は吊索11の長さが一定なら一定で
あり、また最大振幅となる。
【0052】したがって、時刻t1 以降にv2 =0とな
るポイント時刻t2 を求め、このポイントからv2 =m
axに該当する加速度を所定時間加えることにより振れ
が相殺されることになる。
【0053】したがって、開始時間t2 になったなら一
次フィードバック制御を開始し、横行トロリー9に加速
のための制御電圧を駆動制御装置に与え、その結果の振
れ具合を計測し、それ以後の振れ状態を演算する。その
結果許容値内であるならば、フィードバック制御を終了
する(ステップ108,109)。
【0054】時刻t3 まで一次フィードバック制御がな
された状態は図8(b)に示される。この間(時刻t2
〜t3 間)におけるv2 =max<許容値であるならば
フィーバック制御を終了する。
【0055】これに対し、許容値を越えていたのなら
ば、前記と同様の手順により二次フィードバック開始時
刻t4 を計算し、開始時刻となった場合にはステップ1
09で出された制御電圧を所定時間加えるとともに、振
れを計測する(ステップ110〜114)。
【0056】二次フィードバック制御がなされた状態は
図8(c)に示される。またこの間(時刻t3 〜t4
間)におけるv2 =max<許容値であるならばフィー
バック制御を終了するが、許容値を越えていたならば、
許容値に収束するまで再度ステップ110に戻り同様の
フィードバック制御を繰返す。
【0057】なお、減速時における制御も同一である
が、制御方向が異なり、階段状の減速パタ―ンにより振
れを相殺する。
【0058】また、完全に振れが停止した位置は搬送終
了位置としてのコンクリート打設位置であることが望ま
しいが、フィードバック制御をかけることにより実際の
目標位置に対して横行トロリー9の行き足が足りなかっ
たり、逆に行き過ぎる場合があるので、制御終了後は微
速移動により位置修正することにより搬送作業が終了
し、ゲートを開いてコンクリートを放出して往路におけ
る全作業を終了する。
【0059】また、復路においても同様にフィードバッ
ク制御の後微調整によりバケット12はバンカー部20
の直上に至り、その後はバケット12及びバンカー部2
0に備えられた超音波エリアセンサの検出値に応じた縦
横の自動微調整作業の後にバンカー部20に着底し、再
びコンクリートの受け入れ待機状態となる。
【0060】そして、この実施形態の制御方法によれ
ば、スタート座標や目標座標、コンクリートが投入され
たバケット12の重量などの設定条件を演算部に入力す
ると、演算部では、保存された対象ブロックの運転パタ
ーンから最適の運転パターンを選び出し、目標地点まで
走行索5、主索調整索8、横行索10、及び吊索11の
繰り出しを時間関数として計算してこれをコンピュータ
のメモリに保存する。
【0061】駆動制御装置では、このメモリに保存され
た演算部からの運転パターンの情報に基づき、走行ウィ
ンチ13,主索調整ウィンチ14、横行ウインチ15、
及び縦行ウインチ16の制御装置に指示を与え、各ウィ
ンチによる繰り出し速度を制御して、スタート位置から
目標位置まで、振れ止めを考慮した自動運転を行なう。
【0062】また、各データベースを計算式に組込み、
これを計算することによって各ウィンチへの制御情報を
与えることにより、自動運転を行うこともできる。
【0063】一方、横行トロリー9の加速時及び減速時
において、主索7に沿った横行トロリー9の実際の動き
及び該横行トロリー9から吊下されるバケット12の実
際の動きを検出し、この検出結果に基づきフィードバッ
ク制御によりバケット12の振れを相殺する。
【0064】したがって、この実施形態の制御方法によ
れば、モデル化された運転パターンにより軌索式のケー
ブルクレーンを自動的に運転制御することができるとと
もに、横行トロリーの加速時及び減速時にフィードバッ
ク制御によってバケットの振れを相殺することにより、
停止精度の向上を容易に図ることができる。
【0065】
【発明の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、この発明によるケーブルクレーンの制御方法によれ
ば、搬送開始位置及び搬送終了位置に応じて、走行索の
繰り出し長さ、主索調整索の繰り出し長さ、横行索の繰
り出し長さ、吊索の繰り出し長さ、及びこれらの繰り出
し速度を算定要素として、軌索、主索、横行トロリー及
びバケットの挙動を解析して運転パターンをモデル化
し、ケーブルクレーンを運転する際に、設定条件に応じ
て前記モデル化された運転パターンを選択して、この運
転パターンに従ってケーブルクレーンを自動制御すると
ともに、横行トロリーの加速時及び減速時において、主
索に沿った横行トロリーの位置及び速度とバケットの振
れ角度及び角速度とを検出してフィードバック制御によ
りバケットの振れを相殺するので、軌索式のケーブルク
レーンを自動的に運転制御することができるとともに、
横行トロリーの加速時、及び減速時にバケットの振れを
効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の制御方法を採用した軌索式ケーブル
クレーンの全体構成を示す概略図である。
【図2】走行トロリーを軌索に沿って走行させる状況を
示す説明図である。
【図3】走行索の配設状況を概念的に示す説明図であ
る。
【図4】主索調整索の取り付け状況を示す説明図であ
る。
【図5】横行トロリー及びバケットを主索に沿って移動
させる状況を示す説明図である。
【図6】(a)及び(b)はプログラム内容を示す模式
図である。
【図7】バケットの加速時におけるフィードバック制御
手順を示すフローチャートである。
【図8】(a)〜(c)は同制御時におけるバケットの
振れと速度との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ダム 2,2’ 主塔 3 軌索 4 走行トロリー 5 走行索 6 固定塔 7 主索 8 主索調整索 9 横行トロリー 10 横行索 11 吊索 12 バケット 13 走行ウィンチ 14 主索調整ウィンチ 15 横行ウィンチ 16 縦行ウィンチ 17 操作室 20 バンカー部(搬送開始位置) 50 軌索式ケーブルクレーン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダム等の構築予定構造物を挟んだ一方に
    おいて二点間に張設された軌索と、この軌索に沿って走
    行可能な走行トロリーと、該走行トロリー牽引用の走行
    索と、一端が主索調整索を介して前記走行トロリーに、
    他端が前記ダムを挟んだ他方側の固定塔に連結してこれ
    らの間に張設される主索と、該主索に沿って走行可能な
    横行トロリーと、該横行トロリー牽引用の横行索と、前
    記横行トロリーの下方に吊索を介して吊下されたバケッ
    トと、前記走行索を牽引して前記走行トロリーを軌索に
    沿って往復移動させる走行ウィンチと、前記主索調整索
    を牽引して主索の撓みを調整する主索調整ウィンチと、
    前記横行索を牽引して前記横行トロリーを主索に沿って
    往復移動させる横行ウインチと、前記吊索を巻取,巻き
    下げしてバケットを昇降させる縦行ウインチと、各ウイ
    ンチの駆動制御装置とを備えた軌索式のケーブルクレー
    ンにおいて、前記バケットを搬送開始位置から搬送終了
    位置まで移動させる際に使用する軌索式ケーブルクレー
    ンの制御方法であって、前記搬送開始位置及び搬送終了
    位置に応じて、前記走行索の繰り出し長さ、前記主索調
    整索の繰り出し長さ、前記横行索の繰り出し長さ、前記
    吊索の繰り出し長さ、及びこれらの繰り出し速度を算定
    要素として、前記軌索、前記主索、前記横行トロリー及
    び前記バケットの挙動を解析して運転パターンをモデル
    化し、前記ケーブルクレーンを運転する際に、設定条件
    に応じて前記モデル化された運転パターンを選択して、
    この運転パターンに従ってケーブルクレーンを自動制御
    するとともに、横行トロリーの加速時及び減速時におい
    て、主索に沿った横行トロリーの位置及び速度とバケッ
    トの振れ角度及び角速度とを検出してフィードバック制
    御によりバケットの振れを相殺することを特徴とするケ
    ーブルクレーンの制御方法。
  2. 【請求項2】 前記軌索、前記走行索、前記主索調整
    索、前記主索、前記横行索、及び前記吊索を懸垂曲線と
    仮定して、前記軌索、前記主索、前記トロリー及び前記
    バケットの挙動を解析して運転パターンをモデル化する
    ことを特徴とする請求項1に記載の軌索式ケーブルクレ
    ーンの制御方法。
  3. 【請求項3】 前記横行トロリーの加速時及び減速時に
    おいて行うバケットの振れを相殺するためのフィードバ
    ック制御を、前記横行トロリーを同方向に階段状に加速
    あるいは減速することにより行うことを特徴とする請求
    項1又は請求項2のいずれかに記載の軌索式ケーブルク
    レーンの制御方法。
JP18878897A 1997-07-14 1997-07-14 軌索式ケーブルクレーンの制御方法 Pending JPH1135280A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110467111A (zh) * 2018-05-11 2019-11-19 Abb瑞士股份有限公司 桥式起重机的控制
CN114084855A (zh) * 2021-10-09 2022-02-25 四川美术学院 一种废墟搜救自动化平台

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