JPH11352225A - 速度測定装置 - Google Patents

速度測定装置

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JPH11352225A
JPH11352225A JP16325798A JP16325798A JPH11352225A JP H11352225 A JPH11352225 A JP H11352225A JP 16325798 A JP16325798 A JP 16325798A JP 16325798 A JP16325798 A JP 16325798A JP H11352225 A JPH11352225 A JP H11352225A
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JP
Japan
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speed
doppler frequency
peak position
unit
abnormality
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JP16325798A
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English (en)
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Yasushi Hiraoka
康 平岡
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Furuno Electric Co Ltd
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Furuno Electric Co Ltd
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、連続波モードで速度に悪影響を及
ぼすビーム外れが生じても正確な速度出力を維持できる
速度測定装置を提供する。 【解決手段】 本発明は、超音波で速度を測る速度測定
装置1において、連続波を送信する複数の送信手段3
と、連続波の反射波を受信する複数の受信手段2と、複
数の前記反射波のドプラ周波数毎に速度を算出する速度
算出手段14と、前記反射波の異常を検出する異常検出
手段14とを有し、前記速度算出手段14は、前記異常
検出手段14により異常なドプラ周波数が検出された場
合、異常なドプラ周波数を取り除き、正常なドプラ周波
数のみから速度を算出することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続波ドップラー
を用いての速度を測定する装置に使用される速度測定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、船速度を検出する場合、海底や反
射物に連続波の超音波ビーム(以下、「ビーム」とい
う。)をあて、速度測定装置によりそこでのドプラシフ
トを検出して行う。この速度測定装置において、船速度
を3次元的に計測する為には、図4に示すように、3つ
以上のビームが必要であり、従来から速度測定装置30
は、複数の方向のビームで、速度方向とその絶対値を正
確に検出するようになっている。ここでは、送受波器か
ら照射されるビームを3本とし、照射されたビームの各
点が真上からみて正三角形となり、3つのビームのそれ
ぞれが俯角θとなるように、送受波器が取り付けられて
いる場合を例に説明する。
【0003】水中の音速をc、送信周波数をf0 、ビー
ム1、2、3から得られたドプラ周波数をf1 、f2
3 〔Hz〕とすると、X、Y、Zの各方向の速度VX
Y、VZ は、式1で表される。
【0004】
【数1】
【0005】送受波器から複数のビームが等しく同一の
ポイントに照射されているわけではないので、式1は、
3つのビームが同一ポイント又は同一の連続成分からド
プラシフトを生ぜしめているとの前提のもとに使用され
る換算式である。この換算式は、従来から多くのケース
で成立する条件として使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドプラ
周波数f1 、f2 、f3 のいずれかが異常になると、速
度VX 、VY 、VZ は、その影響を受けてしまうため、
従来の速度測定装置は、正確な速度検出ができなくなる
という問題点があった。即ち、速度測定装置の移動に伴
って、各送受波器からビームを照射する地点が変わって
いくため、異常なドップラシフト信号が取り込まれる可
能性があり、正確な速度検出ができなくなるという問題
点があった。速度測定装置を利用するシステムが、例え
ば、潜水艇(以下、「DSRV」という。)31のよう
に超音波の照射対象物(以下、「ターゲット」とよ
ぶ。)と数mにまで近づくような使用条件において、そ
の傾向が大きい。図5(a)及び図5(b)に示すよう
に、DSRV31の移動に伴って、時間と共にターゲッ
トのポイントが変わるため、あるビームがターゲットか
ら外れると、異常なドプラシフト信号が取り込まれる場
合があり、正確な船速精度を維持できなくなる。特に、
低速でターゲットと接近する場合に、ビームのポイント
が外れやすいため、疑似的なドプラシフトが船速に悪影
響を及ぼす可能性が大きくなる。
【0007】そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、連続波モ
ードで速度に悪影響を及ぼすビーム外れが生じても正確
な速度出力を維持できる速度測定装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
超音波で速度を測る速度測定装置において、連続波を送
信する複数の送信手段と、連続波の反射波を受信する複
数の受信手段と、複数の前記反射波のドプラ周波数毎に
速度を算出する速度算出手段と、前記反射波の異常を検
出する異常検出手段とを有し、前記速度算出手段は、前
記異常検出手段により異常なドプラ周波数が検出された
場合、異常なドプラ周波数を取り除き、正常なドプラ周
波数のみから速度を算出することを特徴とする。これに
より、異常なドプラ周波数を取り除くことができ、正常
なドプラ周波数のみから速度を算出できるため、異常な
ドプラ周波数が検出されたときでも、正確に速度を算出
できる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加えて、前記送信手段及び前記受信手段がそ
れぞれ4個以上であることを特徴とする。これにより、
ノイズ環境下にある場合でもSN比を改善できるため、
より確からしい速度を算出できる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明の構成に加えて、ドプラ周波数を推定す
る推定手段を有し、前記速度算出手段は、前記異常検出
手段により異常なドプラ周波数が検出された場合、推定
手段により推定された前記ドプラ周波数から速度を算出
することを特徴とする。これにより、異常なドプラ周波
数を取り除き、新たにドプラ周波数を推定して速度を算
出するため、異常なドプラ周波数を検出した場合であっ
ても、より正確に速度を測定することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。速度測定装置は、DSRVに搭載さ
れており、ビームを使ってDSRVの速度を測定するよ
うになっている。図1に示すように、この速度測定装置
1は、受信手段を構成する受信部2と、送信手段を構成
する送信部3と、速度解析装置4と、速度計5とを有し
ている。
【0012】送信部3は、送信器10a、10b、10
cと、送信アンプ11とを有しており、主制御部18の
指令にしたがって3本のビームを照射するようになって
いる。受信部2は、受信器6a、6b、6cと、プリア
ンプ7と、フィルタアンプ8と、受信アンプ9とを有し
ており、各ビームの反射波を受信するようになってい
る。
【0013】速度解析装置4は、A/D変換器12と、
速度算出用サンプルメモリ13と、演算部14と、ピー
ク値メモリ15と、平均値・標準偏差メモリ16と、標
準偏差メモリ16bと、速度メモリ17と、主制御部1
8とを有しており、受信データを解析するようになって
いる。A/D変換器12には、速度算出用サンプルメモ
リ13が接続されており、A/D変換器12は、受信部
2により受信した受信データをデジタル処理するように
なっている。
【0014】速度算出用サンプルメモリ13は、反射波
の数値データ(以下、「数値データ」という。)を格納
するようになっている。ピーク位置メモリ15は、所定
個数のドプラ周波数のピークを与える値(以下、「ピー
ク位置」という。)を時系列的に格納するようになって
いる。平均値・標準偏差メモリ16は、平均値格納領域
16aと、標準偏差格納領域16bとを有しており、平
均値格納領域16aは、ドプラ周波数のピーク位置の平
均値(以下、「平均値」という。)を格納し、平均値を
順次更新するようになっている。また、標準偏差格納領
域16bは、ドプラ周波数のピーク位置の標準偏差(以
下、「標準偏差」という。)を格納し、標準偏差を順次
更新するようになっている。
【0015】演算部14には、速度算出用サンプルメモ
リ13と、速度メモリ17とが接続されており、演算部
14は、速度算出用サンプルメモリ13から数値データ
を取り込み、DSRVの速度v(t) をリアルタイムに算
出して速度メモリ17に格納するようになっている。ま
た、演算部14には、平均値・標準偏差メモリ16とが
接続されており、平均値及び標準偏差を取り込み、ドプ
ラ周波数の異常を検出するようになっている。さらに、
演算部14には、ピーク位置メモリ15が接続されてお
り、過去のピーク位置から正常なピーク位置を推定する
ようになっている。
【0016】演算部14には、処理速度を速める観点か
らDSP(digital signal processor)を使用する。こ
の演算部14は、速度算出手段と、異常検出手段と、推
定手段を構成し、図2に示すように、FFT(fast Fou
rier transform)処理部(高速フーリエ変換部)19
と、ピーク検出部20と、ピーク位置推定・選択部21
と、偏差算出部22と、比較部23と、速度算出部24
と、平均値・標準偏差算出部25とを有している。
【0017】FFT処理部19は、速度算出用サンプル
メモリ13に接続されており、各ビームの反射波毎に数
値データを高速フーリエ変換し、ピーク検出部20にド
プラ周波数を出力するようになっている。ピーク検出部
20は、各ビーム毎にピーク位置を検出し、偏差算出部
22及びピーク位置推定・選択部21に出力するように
なっている。偏差算出部22は、平均値格納領域16a
から取り込んだ平均値と、最新のピーク位置とから偏差
Δを算出し、比較部23に出力するようになっている。
比較部23は、標準偏差格納領域16bから取り込んだ
標準偏差σと、偏差Δとを比較してピーク位置の異常を
検出し、その検出結果をピーク位置推定・選択部21に
出力するようになっている。
【0018】ピーク位置推定・選択部21は、比較部2
3の検出結果から1つ又は複数のビームのピーク位置に
異常があり、正常な残りのビームのみで速度を計算でき
ない場合、ピーク位置メモリ15から前回のピーク位置
を取り込み、そのピーク位置から正常なピーク位置を推
定するようになっている。即ち、今回得られた正常なビ
ームのピーク位置と前回のピーク位置の比率から正常な
ピーク位置を推定するようになっている。
【0019】ピーク位置推定・選択部21は、異常なピ
ーク位置を取り除き、推定されたピーク位置と正常なピ
ーク位置から速度計算に必要なピーク位置を選択し、速
度算出部24及びピーク位置メモリ15に出力するよう
になっている。また、ピーク位置が全て正常である場合
には、そのまま、速度算出部24及びピーク位置メモリ
15に出力するようになっている。
【0020】速度算出部24は、各ピーク位置からビー
ム毎の速度を算出し、それらを合成してDSRVの速度
を速度メモリ17に出力するようになっている。平均値
・標準偏差算出部25は、ピーク位置メモリ15に新た
にピーク位置が格納されると、ピーク位置メモリ15か
ら過去のN個のピーク位置を読み出して、ピーク位置の
平均値と標準偏差を算出し、平均値格納領域16a及び
標準偏差格納領域16bに格納するようになっている。
【0021】図1に示すように、主制御部18には、送
信アンプ11が接続されており、主制御部18は、送信
部3がビームを照射するように、連続波信号を送信する
ようになっている。また、主制御部18には、速度メモ
リ17と速度計5とが接続されており、主制御部18
は、速度メモリ17からDSRVの速度v(t) を読み出
して速度計5に出力するようになっている。
【0022】上記の構成において、速度測定装置1の動
作を図面を参照しつつ説明する。図3に示すように、D
SRVは、対象物に向けて潜水を開始すると、主制御部
18は、送信部3に連続波信号を送信する。送信部3
は、連続波信号を受信すると、ビームの照射を開始する
(S1)。受信部2は、ビームの反射波を受信すると
(S2)、A/D変換器12を介して数値データを速度
算出用サンプルメモリ13に送信する。
【0023】演算部14は、速度算出用サンプルメモリ
13から数値データを読み出して、各ビーム毎に異常検
出処理を行う(S3)。FFT処理部19は、速度算出
用サンプルメモリ13から数値データを読み出して、各
ビーム毎に高速フーリエ変換し、ピーク検出部20にド
プラ周波数を出力する。ピーク検出部20は、各ビーム
毎にピーク位置を検出し、ピーク位置推定・選択部21
及び偏差算出部22に出力する。
【0024】標準偏差部22は、平均値格納領域16a
から平均値を読み出し、今回のピーク位置と平均値とか
ら偏差Δを算出し、比較部23に出力する。比較部23
は、標準偏差格納領域16bから標準偏差σを読み出
し、偏差Δ及び標準偏差σを式2に代入し、その比較結
果をピーク位置推定・選択部21に出力する。
【0025】
【数2】
【0026】これにより、偏差Δが許容範囲(2σ)内
であるか否かを判定できるため、ピーク位置の異常を検
出できる。ピーク位置が異常であると判定すると(S
4、YES)、ピーク位置推定・選択部21は、正常な
ピーク位置の推定処理を行う(S5)。例えば、表1に
示すように、ビーム2、3が異常であるとすると、ピー
ク位置推定・選択部21は、ピーク位置メモリ15から
ビーム1〜3の前回のピーク位置を読み出して、正常な
ビーム1の前回のピーク位置と今回のピーク位置の比率
(1.4倍)を算出し、ビーム2、3の前回のピーク位
置にその比率を乗じて正常なピーク位置を推定する。
【0027】
【表1】
【0028】ピーク位置推定・選択部21は、正常なピ
ーク位置を推定すると、速度算出部24及び過去のピー
ク位置メモリ15に各ピーク位置を出力する。速度算出
部24は、式3から各ビーム毎にDSRVの速度を算出
し、それらを合成して速度メモリ17に出力する(S
6)。
【0029】
【数3】
【0030】これにより、ビームがターゲットから外
れ、異常なドプラシフト信号が取り込まれても、正常な
ドプラ周波数から速度を算出できるため、正確に速度を
算出できる。
【0031】一方、S3において、平均値・標準偏差算
出部25は、ピーク位置メモリ15に新たなピーク位置
が格納されると、過去のN個のピーク位置を読み出し
て、平均値と標準偏差を算出し、平均値格納領域16a
及び標準偏差格納領域16bに格納する。これにより、
平均値格納領域16a及び標準偏差格納領域16bは、
随時、平均値と標準偏差σを新たに更新するため、許容
範囲(2σ)も変動し、DSRVの移動速度に伴って異
常検出精度を調整できる。
【0032】尚、DSRVが一定速度で運転する場合に
は、標準偏差σ(許容範囲)が小さくなり、わずかな偏
差Δでも異常を検出してしまうため(異常検出精度がよ
くなりすぎるため)、標準偏差σが一定値以下になった
場合には、偏差Δと所定の基準値とを比較して異常検出
を行う。
【0033】尚、DSRVの加速度が平均時間中に大き
く変化すると、本実施形態に係る標準偏差σは、その影
響で大きな値になり異常検出精度が劣化するので、加速
度が大きく変化する場合には、平均速度の変化を差し引
きした値から標準偏差σを求め、異常検出を行う。さら
に、Nで表した時間長をリアルタイムに標準偏差σによ
って変える方法や、標準偏差σとピーク位置の平均を算
出するための逆のぼる数を違える方法も有効である。
【0034】尚、本実施形態に係る速度測定装置1は、
ドプラ周波数のピーク位置から速度を検出するため、ビ
ーム外れ等による船速以外のドプラシフト成分を取り込
んだ場合でも、そのドプラ周波数がピーク位置にならな
ければ、そのドプラ周波数が速度検出に悪影響を与える
こともない。従って、本実施形態に係る速度測定装置1
は、ドプラ周波数のピーク位置からだけでなく、ドプラ
周波数のピーク位置から算出したDSRVの速度や加速
度から異常検出を行うものであってもよい。
【0035】尚、本実施形態に係るピーク位置の推定方
法は、単一のビームからピーク位置の比率を決定する方
法に限定するものではなく、正常な複数のビームのピー
ク位置を総合して推定の比率を決定してもよい。また、
本実施形態に係る速度測定装置1は、前回のピーク位置
にピーク位置の比率を乗じて正常なピーク位置を推定す
るものに限定されず、他の方法で推定するものであって
もよい。尚、本実施形態に係る推定方法を採用するの
は、DSRVの速度又は加速度が、直前に得られた速度
方向と原則的に同じ方向であると考えられるためであ
る。
【0036】尚、本実施形態に係る速度測定装置1は、
3本のビームを照射するとして説明したが、これに限る
ものではなく、3本以上のビームを照射するものであっ
てもよい。本実施形態に係る速度測定装置1は、DSR
Vに搭載される場合に限るものではなく、船の接岸装置
や、自動車の車庫入れ等の衝突予防装置としても使用で
きる。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、超音波で速度を
測る速度測定装置において、連続波を送信する複数の送
信手段と、連続波の反射波を受信する複数の受信手段
と、複数の前記反射波のドプラ周波数毎に速度を算出す
る速度算出手段と、前記反射波の異常を検出する異常検
出手段とを有し、前記速度算出手段は、前記異常検出手
段により異常なドプラ周波数が検出された場合、異常な
ドプラ周波数を取り除き、正常なドプラ周波数のみから
速度を算出する構成である。これにより、異常なドプラ
周波数を取り除くことができ、正常なドプラ周波数のみ
から速度を算出できるため、異常なドプラ周波数が検出
されたときでも、正確に速度を算出できるという効果を
奏する。
【0038】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加えて、前記送信手段及び前記受信手段がそ
れぞれ4個以上である。これにより、ノイズ環境下にあ
る場合でもSN比を改善できるため、より確からしい速
度を算出できるという効果を奏する。
【0039】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明の構成に加えて、ドプラ周波数を推定す
る推定手段を有し、前記速度算出手段は、前記異常検出
手段により異常なドプラ周波数が検出された場合、推定
手段により推定された前記ドプラ周波数から速度を算出
する構成である。これにより、異常なドプラ周波数を取
り除き、新たにドプラ周波数を推定して速度を算出する
ため、異常なドプラ周波数を検出した場合であっても、
より正確に速度を測定できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る速度測定装置を説明する図で
ある。
【図2】本実施形態に係る演算部を説明する図である。
【図3】本実施形態に係る速度測定装置の動作を説明す
る図である。
【図4】ビームの照射状況を説明する図である。
【図5】ビーム外れを説明する図である。
【符号の説明】
1 速度測定装置 2 受信部 3 送信部 4 速度解析装置 5 速度計 6 受信器 7 プリアンプ 8 フィルタアンプ 9 受信アンプ 10 送信器 11 送信アンプ 12 A/D変換器 13 速度算出用サンプルメモリ 14 演算部 15 ピーク位置メモリ 16a 平均値メモリ 16b 標準偏差メモリ 17 速度メモリ 18 主制御部 19 FFT処理部 20 ピーク検出部 21 ピーク位置推定・選択部 22 偏差算出部 23 比較部 24 速度算出部 25 平均値・標準偏差算出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波で速度を測る速度測定装置におい
    て、 連続波を送信する複数の送信手段と、 連続波の反射波を受信する複数の受信手段と、 複数の前記反射波のドプラ周波数毎に速度を算出する速
    度算出手段と、 前記反射波の異常を検出する異常検出手段とを有し、 前記速度算出手段は、前記異常検出手段により異常なド
    プラ周波数が検出された場合、異常なドプラ周波数を取
    り除き、正常なドプラ周波数のみから速度を算出するこ
    とを特徴とする速度測定装置。
  2. 【請求項2】 前記送信手段及び前記受信手段がそれぞ
    れ4個以上であることを特徴とする請求項1記載の速度
    測定装置。
  3. 【請求項3】 ドプラ周波数を推定する推定手段を有
    し、 前記速度算出手段は、前記異常検出手段により異常なド
    プラ周波数が検出された場合、推定手段により推定され
    た前記ドプラ周波数から速度を算出することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の速度測定装置。
JP16325798A 1998-06-11 1998-06-11 速度測定装置 Pending JPH11352225A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7372395B2 (en) 2003-06-30 2008-05-13 Hitachi, Ltd. Ground-speed measuring apparatus
JP4814261B2 (ja) * 2005-02-25 2011-11-16 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 自動車用レーダーシステム
JP2013545098A (ja) * 2010-11-03 2013-12-19 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 速度決定装置
WO2022113586A1 (ja) * 2020-11-24 2022-06-02 古野電気株式会社 ドップラー装置、俯角推定方法およびプログラム

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