JPH11350824A - 移動間仕切装置 - Google Patents

移動間仕切装置

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JPH11350824A
JPH11350824A JP15700198A JP15700198A JPH11350824A JP H11350824 A JPH11350824 A JP H11350824A JP 15700198 A JP15700198 A JP 15700198A JP 15700198 A JP15700198 A JP 15700198A JP H11350824 A JPH11350824 A JP H11350824A
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JP
Japan
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rail
partitioning
space
columns
parallel
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Pending
Application number
JP15700198A
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English (en)
Inventor
Gen Murata
玄 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP15700198A priority Critical patent/JPH11350824A/ja
Publication of JPH11350824A publication Critical patent/JPH11350824A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 間仕切パネルで仕切る間仕切位置を、並列す
る複数個の柱間の空間を通る位置に設定できるようにす
る。 【解決手段】 複数枚の間仕切パネル2、2a、2bのそ
れぞれの両側部を、レール9に沿って走行する1対の走
行ローラ12により吊支して移動しうるようにした移動
間仕切装置において、間仕切位置を、並列する複数本の
柱4間の空間を仕切る位置とし、上記レール9を、並列
する複数本の柱4を繋ぐ面11と平行する直線状の主レ
ール9bと、該主レール9bから分岐して、隣接する柱4
間の空間に向かって延出し、主レール9bに沿って送ら
れてきた間仕切りパネル2a、2bの両側部を吊支する走
行ローラ12を、隣接する柱4間の空間に向かって引き
込むようにした1対の分岐レール16、17とを備える
ものする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宴会場や多目的ホ
ール等の比較的広くて大きい空間を仕切る移動間仕切装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ホテルの宴会場等では、その参
加人数に応じて大部屋を小さな部屋に区分けして使用し
ている。このような場合、柱の位置を避けて天井等に架
設した直線レールにより案内される複数枚の間仕切パネ
ルを、収納位置から引き出して、直線レールに沿って一
方の端から他方の端へと順次並べて仕切ってゆき、最後
に壁面調節用の間仕切パネルにより長さの調節を図って
いた。このような移動間仕切装置、ことにカーブ走行型
移動間仕切装置は、実公平5-45738号公報、特開平8-184
248号公報、特開平9-9-125798号公報等に開示され公知
となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の移動間仕
切装置は、区分けしようとする大部屋に複数本の柱があ
る場合、必ずその柱を避けた位置で仕切らざるを得なか
った。このため柱の位置によりレイアウトが制約された
り、美観が損なわれるという問題点があった。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑み、間仕切パ
ネルで仕切る間仕切位置を、並列する複数個の柱間の空
間を通る位置設定できるようにした移動間仕切装置を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 複数枚の間仕切パネルのそれぞれの両側部を、レ
ールに沿って走行する1対の走行ローラにより吊支して
移動しうるようにした移動間仕切装置において、間仕切
位置を、並列する複数本の柱間の空間を仕切る位置と
し、前記レールを、並列する複数本の柱を繋ぐ面と平行
する直線状の主レールと、該主レールから分岐して、隣
接する柱間の空間に向かって延出し、主レールに沿って
送られてきた間仕切りパネルの両側部を吊支する走行ロ
ーラを前記隣接する柱間の空間に向かって引き込むよう
にした1対の分岐レールとを備えるものとする。
【0006】(2) 上記(1)項において、隣接する柱間
に複数対の分岐レールを引き込むように配設し、隣接す
る柱間を複数の間仕切りパネルにより閉塞しうるように
する。
【0007】(3) 上記(1)または(2)項において、複
数対の分岐レールの間隔を、その分岐レールに引き込む
間仕切りパネルの長さに応じて、互いに異ならせる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、ホテルの宴会場のような
大面積の部屋(1)を仕切る本発明の一実施形態を示す部
分平面図で、部屋(1)は、図の左側に延びており、移動
間仕切装置の間仕切パネル(2)は、右下隅の収納位置に
設けた収納室(3)に収納されている。
【0009】部屋(1)には、何列かに整列する複数本の
柱(4)が立設されており、この部屋は、図1の上下端に
示されている対向する2つの壁面(5)、右端の壁面
(6)、さらには図示されてない左端の壁面により区画さ
れている。
【0010】この例では、収納室(3)から延出し、かつ
天井に架設されたレール(9)により、間仕切パネル(2)
を移動させて部屋(1)を仕切り、廊下部(7)と右端に2
つの小部屋(8)を形成している。
【0011】これを詳述すると、収納室(3)からは2本
の直線状の主レール(9a)が図1の左方に延出しており、
それぞれ方向転換部(10)を介して、図の上方に延出する
直線状の主レール(9b)に繋がっている。
【0012】2本の主レール(9b)は、いずれも、並列す
る複数本の柱(4)の同一の向きにある側面を繋ぐ基準面
(11)に平行に、この基準面(11)から若干の間隔を隔てて
直線状に配設されている。本発明によれば、間仕切パネ
ル(2)は、これらの柱(4)の間に、すなわち隣接する柱
(4)と柱(4)との間に、引き込まれるのである。
【0013】この実施形態の場合、図1の左側の主レー
ル(9b)に対面する複数本の柱(4)の間隔は等間隔であ
り、右側の主レール(9b)に対面する複数本の柱(4)は異
なった間隔の配置となっている。
【0014】図1の左側の等間隔配置の柱(4)間に引き
込まれる間仕切パネル(2a)は、図2の中央部に示すよう
な1枚の大型のもので、間隔を隔てて取り付けた2個の
走行ローラ(12)により両側部がレール(9)から吊支され
ている。図2に示す例では、間仕切パネル(2a)は両開き
の扉(14)を有するものとして示されているが、扉(14)が
ない場合も当然含まれている。
【0015】収納室(3)には、走行ローラ(12)を移動自
在に吊支する2本の収納レール(15)が、各間仕切パネル
(2a)を吊支する2個の走行ローラ(12)間の間隔を隔てて
配設されており、これらの収納レール(15)の端部は4分
円状にカーブして図1の左方に延出する主レール(9a)に
接続されている。
【0016】主レール(9a)から主レール(9b)に繋がる方
向転換部(10)は、上述の2個の走行ローラ(12)の間隔に
等しい間隔となるように分岐された2本の方向転換レー
ル(10a)(10b)からなり、その直角に曲がる部分は、すべ
て4分円状にカーブして接続されている。
【0017】主レール(9b)には、各柱(4)間において、
基準面(11)と直交して通過するようにして柱(4)間に向
かって延出する2本ずつの分岐レール(16)が、互いに上
述の2個の走行ローラ(12)の間隔をもって、かつ分岐部
において4分円状にカーブするようにして接続されてい
る。
【0018】図1の右側の主レール(9b)が対面する柱
(4)の間隔は、この図の上側の部分では上述の左側の柱
(4)間隔と同じであるが、その下側の2本の柱(4)間隔
は、左側の柱を1本抜いた間隔とされている。図1の上
側の柱(4)間には、上述の間仕切パネル(2a)がそのま
ま、分岐レール(16)に案内されて引き込むことができる
が、その下側の柱(4)間では、図2に示すように、1枚
の間仕切パネル(2a)と、これよりも短寸の2枚の間仕切
パネル(2b)とを引き込むことができるようにしている。
【0019】短寸の間仕切パネル(2b)は、その1対の走
行ローラ(12)の間隔が間仕切パネル(2a)の場合よりも狭
いので、収納レール(15)の間に、もう1本の収納レール
(15a)を配設して、短寸の間仕切パネル(2b)も収納でき
るようにしている。
【0020】この短寸の間仕切パネル(2b)を引き出して
方向転換させる方向転換部(10b)には、短寸の間仕切パ
ネル(2b)の1対の走行ローラ(12)間の距離に等しいもう
1本の方向転換用の補助レール(18)が設けられている。
【0021】間隔の広い柱(4)間では、長寸の間仕切り
パネル(2a)を引き込む広い間隔の1対の分岐レール(17)
を中央に配設し、かつその両側方に、短寸の間仕切パネ
ル(2b)を吊支する1対の走行ローラ(12)の間隔に合わせ
た狭い間隔の1対ずつの分岐レール(17)を配設してい
る。
【0022】上述の構成であるので、収納室(3)に収納
されている間仕切パネル(2a)(2b)は、主レール(9a)及び
方向変換部(10)を順次通って主レール(9b)へと引き出さ
れ、それぞれの柱(4)間の空間に、分岐レール(16)を通
して1枚だけで、または分岐レール(16)(17)を通して2
種類の間仕切パネル(2a)(2b)の組合せとして引き込まれ
る。この後、必要に応じて、間仕切パネル(2a)(2b)に組
み込まれた公知の左右方向の間隙閉塞手段(図示略)によ
り、間仕切パネルと柱(4)との間、及び間仕切パネル(2
a)(2b)相互の間に形成された間隙を閉塞する。ついで、
間仕切パネル(2a)(2b)に組み込まれた公知の上下方向の
間隙閉塞手段(図示略)により、間仕切パネル(2a)(2b)と
天井及び床面との間に形成された間隙を閉塞することに
より、間仕切が完了する。
【0023】間仕切パネル(2a)(2b)の移動は、手動また
は電動のいずれでもよい。手動の場合は、主レール(9b)
と分岐レール(16)(17)との分岐部において、間仕切パネ
ル(2a)(2b)の端部を、走行させようとするレールがある
方の側方に向かって押しつけつつ、走行させることによ
り、間仕切パネル(2a)(2b)の端部を吊支する走行ローラ
(12)を所望のレールに導くことができ、特別な切換手段
を必要としない。
【0024】電動の場合は、例えば、上記と同様の各分
岐部に、走行ローラ(12)を各分岐レール(16)(17)側に導
く案内手段(図示略)を、電磁ソレノイド等の駆動手段に
より、作動位置と不作動位置とに移動させられるように
して設け、これが作動位置に位置しているときは、走行
ローラ(12)がこの案内手段に導かれて、分岐レール(16)
(17)側に送られ、この案内手段が不作動位置に位置して
いるときは、走行ローラ(12)は、案内手段に当接するこ
となく、主レール(9b)を直進するようにするのがよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、従来のよ
うに対向した壁面間の柱を避けた位置に間仕切パネルを
並設するのではなく、対向した壁面間の複数本の柱の間
に間仕切パネルを引き込んでゆくことができるので、柱
の位置でレイアウトが制約されたり美観が損なわれると
いうことがなくなる。また、隣接する柱と柱の間を1ユ
ニットとして間仕切パネルを引き込むので、パネル配設
時間の短縮を図ることができる。
【0026】請求項2記載の発明によると、柱間隔が異
なる複数の空間にも、その間隔内に引き込む間仕切りパ
ネルの枚数を変えることにより対応することができる。
【0027】請求項3記載の発明によると、長さの異な
る間仕切りパネルにより、間隔が異なる複数の柱間の空
間を仕切ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である移動間仕切装置を備
えた部屋の一部の平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う拡大断面図である。
【符号の説明】
(1) 部屋 (2)(2a)(2b) 間仕切パネル (3) 収納室(収納位置) (4) 柱 (5)(6) 壁面 (7) 廊下部 (8) 小部屋 (9) レール (9a)(9b) 主レール (10) 方向転換部 (10a)(10b) 方向転換レール (11) 基準面(間仕切位置) (12) 走行ローラ (14) 扉 (15) 収納レール (16)(17) 分岐レール (18) 補助レール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の間仕切パネルのそれぞれの両側
    部を、レールに沿って走行する1対の走行ローラにより
    吊支して移動しうるようにした移動間仕切装置におい
    て、 間仕切位置を、並列する複数本の柱間の空間を仕切る位
    置とし、前記レールを、並列する複数本の柱を繋ぐ面と
    平行する直線状の主レールと、該主レールから分岐し
    て、隣接する柱間の空間に向かって延出し、主レールに
    沿って送られてきた間仕切りパネルの両側部を吊支する
    走行ローラを前記隣接する柱間の空間に向かって引き込
    むようにした1対の分岐レールとを備えるものとしたこ
    とを特徴とする移動間仕切装置。
  2. 【請求項2】 隣接する柱間に複数対の分岐レールを引
    き込むように配設し、隣接する柱間を複数の間仕切りパ
    ネルにより閉塞しうるようにした請求項1記載の移動間
    仕切装置。
  3. 【請求項3】 複数対の分岐レールの間隔を、その分岐
    レールに引き込む間仕切りパネルの長さに応じて、互い
    に異ならせた請求項1または2記載の移動間仕切装置。
JP15700198A 1998-06-05 1998-06-05 移動間仕切装置 Pending JPH11350824A (ja)

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JP15700198A JPH11350824A (ja) 1998-06-05 1998-06-05 移動間仕切装置

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ID=15640026

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JP15700198A Pending JPH11350824A (ja) 1998-06-05 1998-06-05 移動間仕切装置

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