JPH11350567A - 局部洗浄装置 - Google Patents
局部洗浄装置Info
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- JPH11350567A JPH11350567A JP18163198A JP18163198A JPH11350567A JP H11350567 A JPH11350567 A JP H11350567A JP 18163198 A JP18163198 A JP 18163198A JP 18163198 A JP18163198 A JP 18163198A JP H11350567 A JPH11350567 A JP H11350567A
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- cleaning water
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多孔体等を有したの気泡混入部と空気ポンプ
等の気泡混入手段と洗浄水と気泡の混合比を制御する混
合比制御部を備え、強制的に人体局部を洗浄する洗浄水
に大量の気泡を強制的に混入していたが、省エネルギー
の観点からすると上記気泡混入手段や混合比制御部を駆
動させるエネルギーが必要となり、必ずしも最適な構成
ではない。 【解決手段】 従来のように空気ポンプ等の気泡混入手
段により強制的に洗浄水中に大量の気泡を混入するので
はなく、エジェクタ式ノズルによりエジェクタ効果を利
用し、洗浄水中に大量の気泡（吐水口から吐水される洗
浄水の体積をＱｗ、気泡の体積をＱａとした際に、Ｑａ
／Ｑｗ≧１を満足する）を混入し、洗浄水の節水を図
り、瞬間式の洗浄水加熱装置を併用することによって、
シンプルな構成で洗浄水の即温を可能にしたのもであ
る。
等の気泡混入手段と洗浄水と気泡の混合比を制御する混
合比制御部を備え、強制的に人体局部を洗浄する洗浄水
に大量の気泡を強制的に混入していたが、省エネルギー
の観点からすると上記気泡混入手段や混合比制御部を駆
動させるエネルギーが必要となり、必ずしも最適な構成
ではない。 【解決手段】 従来のように空気ポンプ等の気泡混入手
段により強制的に洗浄水中に大量の気泡を混入するので
はなく、エジェクタ式ノズルによりエジェクタ効果を利
用し、洗浄水中に大量の気泡（吐水口から吐水される洗
浄水の体積をＱｗ、気泡の体積をＱａとした際に、Ｑａ
／Ｑｗ≧１を満足する）を混入し、洗浄水の節水を図
り、瞬間式の洗浄水加熱装置を併用することによって、
シンプルな構成で洗浄水の即温を可能にしたのもであ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体局部を洗浄す
る局部洗浄装置に係り、特にエジェクタ効果を利用し洗
浄水に気泡を混入する局部洗浄装置に関するものであ
る。
る局部洗浄装置に係り、特にエジェクタ効果を利用し洗
浄水に気泡を混入する局部洗浄装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、特開平１０−１８３９０号に見ら
れるように、多孔体等を有した気泡混入部と空気ポンプ
等の気泡混入手段と洗浄水と気泡の混合比を制御する混
合比制御部を備え、人体局部を洗浄する洗浄水に大量の
気泡を強制的に混入することにより、ソフトな洗浄感・
洗浄水の節水、及び家庭用電源（１００ｖ）での洗浄水
の即温化を実現させていた。その中でも洗浄水の即温化
のメリットは多く、熱交換器として温水タンク等を有す
る貯湯式の装置に比べて使用時のみエネルギーを消費す
るため省エネルギー化が図れることや、装置の小型化・
長時間使用しても湯切れがない等が挙げられる。
れるように、多孔体等を有した気泡混入部と空気ポンプ
等の気泡混入手段と洗浄水と気泡の混合比を制御する混
合比制御部を備え、人体局部を洗浄する洗浄水に大量の
気泡を強制的に混入することにより、ソフトな洗浄感・
洗浄水の節水、及び家庭用電源（１００ｖ）での洗浄水
の即温化を実現させていた。その中でも洗浄水の即温化
のメリットは多く、熱交換器として温水タンク等を有す
る貯湯式の装置に比べて使用時のみエネルギーを消費す
るため省エネルギー化が図れることや、装置の小型化・
長時間使用しても湯切れがない等が挙げられる。
【０００３】同公報の構成は、図１を参照して説明す
る。図１は、同公報の局部洗浄装置の概略図である。洗
浄水を供給する給水路１と前記給水路１に接続してなる
洗浄水加熱装置２と前記洗浄水加熱装置２によって加熱
された洗浄水の温度を検知する吐水温度検知手段３と、
前記吐水温度検知手段３の信号により前記洗浄水加熱装
置２を制御する加熱制御部４と、洗浄水の流量を調節す
る流量調節手段５と洗浄水を噴出する噴出口を備えた洗
浄ノズル６と前記洗浄ノズル６内に設けた内部流路７と
洗浄水中に気泡を混入せしめる気泡混入手段８と前記気
泡混入部手段８と接続された気泡混入部９と前記流量調
節手段５及び前記気泡混入手段８の制御を行う混合比制
御部１０より構成されている。
る。図１は、同公報の局部洗浄装置の概略図である。洗
浄水を供給する給水路１と前記給水路１に接続してなる
洗浄水加熱装置２と前記洗浄水加熱装置２によって加熱
された洗浄水の温度を検知する吐水温度検知手段３と、
前記吐水温度検知手段３の信号により前記洗浄水加熱装
置２を制御する加熱制御部４と、洗浄水の流量を調節す
る流量調節手段５と洗浄水を噴出する噴出口を備えた洗
浄ノズル６と前記洗浄ノズル６内に設けた内部流路７と
洗浄水中に気泡を混入せしめる気泡混入手段８と前記気
泡混入部手段８と接続された気泡混入部９と前記流量調
節手段５及び前記気泡混入手段８の制御を行う混合比制
御部１０より構成されている。
【０００４】上記構成によれば、洗浄水は、給水路１か
ら供給され、洗浄水加熱装置２と吐水温度検知手段３及
び加熱制御部４で設定温度に即温される。適温になった
洗浄水は、流量調節手段５で設定流量に調整され洗浄ノ
ズル６に導かれる。温度・流量とも設定どうりになった
洗浄水は、前記洗浄ノズル６内の気泡混入部９で気泡混
入手段９と混合比制御部１０により強制的に大量の気泡
が混入され、前記洗浄ノズル６の吐水口より吐水され
る。
ら供給され、洗浄水加熱装置２と吐水温度検知手段３及
び加熱制御部４で設定温度に即温される。適温になった
洗浄水は、流量調節手段５で設定流量に調整され洗浄ノ
ズル６に導かれる。温度・流量とも設定どうりになった
洗浄水は、前記洗浄ノズル６内の気泡混入部９で気泡混
入手段９と混合比制御部１０により強制的に大量の気泡
が混入され、前記洗浄ノズル６の吐水口より吐水され
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の人体局部を洗浄
する装置は、多孔体等を有したの気泡混入部と空気ポン
プ等の気泡混入手段と洗浄水と気泡の混合比を制御する
混合比制御部を備え、人体局部を洗浄する洗浄水に大量
の気泡を強制的に混入していたが、省エネルギーの観点
からすると上記気泡混入手段や混合比制御部を駆動させ
るエネルギーが必要となり、必ずしも最適な構成ではな
い。又、熱交換器として温水タンク等を有する貯湯式の
装置と比べると構成が複雑な為、製造コストが高くな
る。
する装置は、多孔体等を有したの気泡混入部と空気ポン
プ等の気泡混入手段と洗浄水と気泡の混合比を制御する
混合比制御部を備え、人体局部を洗浄する洗浄水に大量
の気泡を強制的に混入していたが、省エネルギーの観点
からすると上記気泡混入手段や混合比制御部を駆動させ
るエネルギーが必要となり、必ずしも最適な構成ではな
い。又、熱交換器として温水タンク等を有する貯湯式の
装置と比べると構成が複雑な為、製造コストが高くな
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたもので、洗浄水を供給する給水路
と、前記給水路に接続してなる洗浄水加熱装置と前記洗
浄水加熱装置によって加熱された洗浄水の温度を検知す
る吐水温度検知手段と前記吐水温度検知手段の信号によ
り前記洗浄水加熱装置を制御する加熱制御部と洗浄水の
流量を調節する流量調節手段と洗浄水を吐水する吐水口
を備えた洗浄ノズルからなる局部洗浄装置において、前
記洗浄ノズルは、洗浄水を給水する内部流路と洗浄水の
みを噴出する水ノズルと前記水ノズルとほぼ同心で前記
水ノズル径より大きな径を持つガスノズルからなるエジ
ェクタ式の気泡混入部と前記ガスノズルに連結された洗
浄水の吐水口を持つ吐水部から構成され、洗浄水加熱装
置は、加熱流路と、前記加熱流路に近接して設けた加熱
手段から構成される。加熱制御部は、非使用時には前記
加熱手段の通電を遮断するもので、エジェクタ効果によ
り洗浄水に大量の気泡（吐水口から吐水される洗浄水の
体積をＱｗ、気泡の体積をＱａとした際に、Ｑａ／Ｑｗ
≧１を満足する）を混入するようにしたものである。
決するためになされたもので、洗浄水を供給する給水路
と、前記給水路に接続してなる洗浄水加熱装置と前記洗
浄水加熱装置によって加熱された洗浄水の温度を検知す
る吐水温度検知手段と前記吐水温度検知手段の信号によ
り前記洗浄水加熱装置を制御する加熱制御部と洗浄水の
流量を調節する流量調節手段と洗浄水を吐水する吐水口
を備えた洗浄ノズルからなる局部洗浄装置において、前
記洗浄ノズルは、洗浄水を給水する内部流路と洗浄水の
みを噴出する水ノズルと前記水ノズルとほぼ同心で前記
水ノズル径より大きな径を持つガスノズルからなるエジ
ェクタ式の気泡混入部と前記ガスノズルに連結された洗
浄水の吐水口を持つ吐水部から構成され、洗浄水加熱装
置は、加熱流路と、前記加熱流路に近接して設けた加熱
手段から構成される。加熱制御部は、非使用時には前記
加熱手段の通電を遮断するもので、エジェクタ効果によ
り洗浄水に大量の気泡（吐水口から吐水される洗浄水の
体積をＱｗ、気泡の体積をＱａとした際に、Ｑａ／Ｑｗ
≧１を満足する）を混入するようにしたものである。
【０００７】上記発明によれば、従来のように、多孔体
等を有したの気泡混入部と空気ポンプ等の気泡混入手段
と洗浄水と気泡の混合比を制御する混合比制御部等で強
制的に気泡を混入するのではなく、エジェクタ効果を利
用し、洗浄水に大量な気泡（洗浄水の体積をＱｗ、気泡
の体積をＱａとした際に、Ｑａ／Ｑｗ≧１を満足する）
を混入することにより、洗浄水量を低減し、家庭用電源
（１００ｖ）での洗浄水の即温化が可能となる。即温化
が可能になると装置の小型化・長時間使用しても湯切れ
しない局部洗浄装置が実現する。又、使用時のみエネル
ギーを消費するため、熱交換器として温水タンク等を有
する貯湯式の装置に比べ放熱等によるエネルギーロスが
少なく省エネルギー化が図れる。又、シンプルな構成な
ので物理的に製造コストも高くならない。
等を有したの気泡混入部と空気ポンプ等の気泡混入手段
と洗浄水と気泡の混合比を制御する混合比制御部等で強
制的に気泡を混入するのではなく、エジェクタ効果を利
用し、洗浄水に大量な気泡（洗浄水の体積をＱｗ、気泡
の体積をＱａとした際に、Ｑａ／Ｑｗ≧１を満足する）
を混入することにより、洗浄水量を低減し、家庭用電源
（１００ｖ）での洗浄水の即温化が可能となる。即温化
が可能になると装置の小型化・長時間使用しても湯切れ
しない局部洗浄装置が実現する。又、使用時のみエネル
ギーを消費するため、熱交換器として温水タンク等を有
する貯湯式の装置に比べ放熱等によるエネルギーロスが
少なく省エネルギー化が図れる。又、シンプルな構成な
ので物理的に製造コストも高くならない。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図２を参
照して説明する。図２は本発明の一実施例を示す人体局
部洗浄装置の概略図である。洗浄水を供給する給水路１
は、止水電磁弁１１・圧力調節弁１２を経て、洗浄水加
熱装置２としての熱交換器１３と接続される。ここで
図．３は、熱交換器１３の一部断面図を示す。熱交換器
１３は内部の加熱流路１４を備えるとともに、加熱手段
としての加熱ヒータ１５が近接して設けてある。ここで
加熱流路１４の加熱ヒータ１５と接する面は、加熱ヒー
タ１５からの熱伝導に優れた材料、本実施例において
は、銅板で形成し、更に加熱流路１４は、接触面積を拡
大するため、複数の屈曲点を有する波形の形状としてあ
る。尚、本実施例においては、加熱ヒータ１５は熱密度
に優れた板状のセラミックヒータを用いたが、シーズヒ
ータやマイカヒータ等、様々な応用が考えられる。加熱
流路１４の下流側に吐水温度検知手段３としてのサーミ
スタ１６が設けられ、更に流量調節手段５としての流量
調節弁１７を介して、洗浄水の吐水口を持つ洗浄ノズル
６に接続されている。尚、流量調節弁１７には、駆動用
のモータ１８が固設されており、駆動用モータ１８によ
り回転駆動される構成になっており、洗浄ノズル６は、
接続ホース１９によって流量調節弁１７と接続されてい
る。洗浄用ノズル６は、洗浄水を給水する内部流路２０
と水ノズル２１と水ノズル２１とほぼ同心で水ノズル２
１より大きな径を持つガスノズル２２からなる気泡混入
部２３とガスノズル２２に連結された洗浄水の吐水口３
１を持つ吐水部２４より構成される。
照して説明する。図２は本発明の一実施例を示す人体局
部洗浄装置の概略図である。洗浄水を供給する給水路１
は、止水電磁弁１１・圧力調節弁１２を経て、洗浄水加
熱装置２としての熱交換器１３と接続される。ここで
図．３は、熱交換器１３の一部断面図を示す。熱交換器
１３は内部の加熱流路１４を備えるとともに、加熱手段
としての加熱ヒータ１５が近接して設けてある。ここで
加熱流路１４の加熱ヒータ１５と接する面は、加熱ヒー
タ１５からの熱伝導に優れた材料、本実施例において
は、銅板で形成し、更に加熱流路１４は、接触面積を拡
大するため、複数の屈曲点を有する波形の形状としてあ
る。尚、本実施例においては、加熱ヒータ１５は熱密度
に優れた板状のセラミックヒータを用いたが、シーズヒ
ータやマイカヒータ等、様々な応用が考えられる。加熱
流路１４の下流側に吐水温度検知手段３としてのサーミ
スタ１６が設けられ、更に流量調節手段５としての流量
調節弁１７を介して、洗浄水の吐水口を持つ洗浄ノズル
６に接続されている。尚、流量調節弁１７には、駆動用
のモータ１８が固設されており、駆動用モータ１８によ
り回転駆動される構成になっており、洗浄ノズル６は、
接続ホース１９によって流量調節弁１７と接続されてい
る。洗浄用ノズル６は、洗浄水を給水する内部流路２０
と水ノズル２１と水ノズル２１とほぼ同心で水ノズル２
１より大きな径を持つガスノズル２２からなる気泡混入
部２３とガスノズル２２に連結された洗浄水の吐水口３
１を持つ吐水部２４より構成される。
【０００９】ここで、先述した制御を要する機能部品
は、すべて、制御器２５によって制御されるが、特に、
制御器２５内の加熱制御部４としてのヒータ制御部２６
は、サーミスタ１６からの信号により、加熱ヒータ１５
の通電が制御される。又、制御器２５は、洗浄スイッチ
２７、停止スイッチ２８、流量可変スイッチ２９、等を
備えたリモコン３０と赤外線を利用して信号のやり取り
を行っており、使用者からの指示は、リモコン３０によ
ってなされる。
は、すべて、制御器２５によって制御されるが、特に、
制御器２５内の加熱制御部４としてのヒータ制御部２６
は、サーミスタ１６からの信号により、加熱ヒータ１５
の通電が制御される。又、制御器２５は、洗浄スイッチ
２７、停止スイッチ２８、流量可変スイッチ２９、等を
備えたリモコン３０と赤外線を利用して信号のやり取り
を行っており、使用者からの指示は、リモコン３０によ
ってなされる。
【００１０】上記構成において、本実施例の動作につい
て説明する。まず、使用者がリモコン３０に設けた洗浄
スイッチ２７を押すことにより、止水電磁弁１１が開
き、給水路１から圧力調節弁１２により圧力を調整され
た洗浄水が供給される。供給された洗浄水は、熱交換器
１３内の加熱流路１４へと流入する。このとき、ヒータ
制御部２６は、加熱ヒータ１５の通電を開始するため洗
浄水は、加熱流路１４を通過するうちに次第に加熱され
ることになる。加熱流路１４を経た洗浄水は、サーミス
タ１６へと至ることで、その温度が検知され、温度値
は、ヒータ制御部２６へとフィートバックされる。ヒー
タ制御部２６は、フィードバックされた値と、リモコン
３０による設定温度から加熱ヒータ１５の通電量を可変
し、使用者にとって最適温度の洗浄水を供給するわけで
ある。そして、更に洗浄水は、流量調節弁１７に至り、
ここで、リモコン３０に設けた流量可変スィッチ２９に
て指示された流量に見合うように絞られる。ここで温度
・流量ともに設定どうりになった洗浄水は、更に洗浄ノ
ズル６へと至り、気泡混入部２３の水ノズル２１で洗浄
水の流速が上昇し、大気中に噴出される。大気中に噴出
された洗浄水は、気泡混入部２３のガスノズル２２に入
り大量の気泡が混入され、吐水部２４の吐水口３１より
吐水される。
て説明する。まず、使用者がリモコン３０に設けた洗浄
スイッチ２７を押すことにより、止水電磁弁１１が開
き、給水路１から圧力調節弁１２により圧力を調整され
た洗浄水が供給される。供給された洗浄水は、熱交換器
１３内の加熱流路１４へと流入する。このとき、ヒータ
制御部２６は、加熱ヒータ１５の通電を開始するため洗
浄水は、加熱流路１４を通過するうちに次第に加熱され
ることになる。加熱流路１４を経た洗浄水は、サーミス
タ１６へと至ることで、その温度が検知され、温度値
は、ヒータ制御部２６へとフィートバックされる。ヒー
タ制御部２６は、フィードバックされた値と、リモコン
３０による設定温度から加熱ヒータ１５の通電量を可変
し、使用者にとって最適温度の洗浄水を供給するわけで
ある。そして、更に洗浄水は、流量調節弁１７に至り、
ここで、リモコン３０に設けた流量可変スィッチ２９に
て指示された流量に見合うように絞られる。ここで温度
・流量ともに設定どうりになった洗浄水は、更に洗浄ノ
ズル６へと至り、気泡混入部２３の水ノズル２１で洗浄
水の流速が上昇し、大気中に噴出される。大気中に噴出
された洗浄水は、気泡混入部２３のガスノズル２２に入
り大量の気泡が混入され、吐水部２４の吐水口３１より
吐水される。
【００１１】洗浄水内に気泡が大量に混入されていない
局部洗浄装置の洗浄水流量は、一般に１Ｌ／分程度であ
り、今、家庭内の電源（１００ｖ・１２Ａ）で洗浄水を
即温できる流量は、０．５Ｌ／分程度が限界である。洗
浄水の体積をＱｗ、気泡の体積をＱａとした際、Ｑａ／
Ｑｗ≧１を満足させることにより、洗浄水の即温が可能
となる。
局部洗浄装置の洗浄水流量は、一般に１Ｌ／分程度であ
り、今、家庭内の電源（１００ｖ・１２Ａ）で洗浄水を
即温できる流量は、０．５Ｌ／分程度が限界である。洗
浄水の体積をＱｗ、気泡の体積をＱａとした際、Ｑａ／
Ｑｗ≧１を満足させることにより、洗浄水の即温が可能
となる。
【００１２】又、エジェクタ効果を利用した気泡混入方
式において、Ｑａ／Ｑｗ≧１を満足させるために下記手
段を実施した。
式において、Ｑａ／Ｑｗ≧１を満足させるために下記手
段を実施した。
【００１３】（１） 水ノズル２１から噴出される洗浄
水の流速をＶｗ＝１０ｍ／ｓ以上とし洗浄水と空気との
接触面積をＡｗを大きくした。図４は、ＶｗとＱａ／Ｑ
ｗの関係を示す。
水の流速をＶｗ＝１０ｍ／ｓ以上とし洗浄水と空気との
接触面積をＡｗを大きくした。図４は、ＶｗとＱａ／Ｑ
ｗの関係を示す。
【００１４】（２） 気泡混入部２３の水ノズル２１の
内径をφＤｗ、ガスノズル２２の内径φＤａとした際、
１．４≦φＤａ／φＤｗ≦２．１とし、気泡混入部２３
の最適化を行った。
内径をφＤｗ、ガスノズル２２の内径φＤａとした際、
１．４≦φＤａ／φＤｗ≦２．１とし、気泡混入部２３
の最適化を行った。
【００１５】図５は、φＤａ／φＤｗとＱａ／Ｑｗの関
係を示す。加熱制御部４は、非使用時には前記加熱手段
としての加熱ヒータ１５の通電を遮断し、使用時のみエ
ネルギーを消費するため、熱交換器１３として温水タン
ク等を有する貯湯式の装置に比べ放熱等によるエネルギ
ーロスが少なく省エネルギー化が図れる。
係を示す。加熱制御部４は、非使用時には前記加熱手段
としての加熱ヒータ１５の通電を遮断し、使用時のみエ
ネルギーを消費するため、熱交換器１３として温水タン
ク等を有する貯湯式の装置に比べ放熱等によるエネルギ
ーロスが少なく省エネルギー化が図れる。
【００１６】
【発明の効果】従来のように、多孔体等を有したの気泡
混入部とポンプ等の気泡混入手段と洗浄水と気泡の混合
比を制御する混合比制御部等で強制的に気泡を混入する
のではなく、エジェクタ効果を利用し、洗浄水に大量な
気泡（洗浄水の体積をＱｗ、気泡の体積をＱａとした際
に、Ｑａ／Ｑｗ≧１を満足する）を混入することによ
り、洗浄水量を低減し、家庭用電源（１００ｖ）での洗
浄水の即温化が可能となる。即温化が可能になると装置
の小型化・長時間使用しても湯切れしない局部洗浄装置
が実現する。又、使用時のみエネルギーを消費するた
め、熱交換器として温水タンク等を有する貯湯式の装置
に比べ放熱等によるエネルギーロスが少なく省エネルギ
ー化が図れる。又、シンプルな構成なので物理的に製造
コストも高くならない。
混入部とポンプ等の気泡混入手段と洗浄水と気泡の混合
比を制御する混合比制御部等で強制的に気泡を混入する
のではなく、エジェクタ効果を利用し、洗浄水に大量な
気泡（洗浄水の体積をＱｗ、気泡の体積をＱａとした際
に、Ｑａ／Ｑｗ≧１を満足する）を混入することによ
り、洗浄水量を低減し、家庭用電源（１００ｖ）での洗
浄水の即温化が可能となる。即温化が可能になると装置
の小型化・長時間使用しても湯切れしない局部洗浄装置
が実現する。又、使用時のみエネルギーを消費するた
め、熱交換器として温水タンク等を有する貯湯式の装置
に比べ放熱等によるエネルギーロスが少なく省エネルギ
ー化が図れる。又、シンプルな構成なので物理的に製造
コストも高くならない。
【図１】従来の局部洗浄装置として取り上げた特開平１
０−１８３９０号の構成を示す概略図である。
０−１８３９０号の構成を示す概略図である。
【図２】本発明における局部洗浄装置の一実施例を示す
概略図である。
概略図である。
【図３】本発明における洗浄水加熱装置の一実施例を示
す熱交換器断面図である。
す熱交換器断面図である。
【図４】本発明における局部洗浄装置のＶｗとＱａ／Ｑ
ｗの関係を示したグラフである。
ｗの関係を示したグラフである。
【図５】本発明における気泡混入部のφＤａ／φＤｗと
Ｑａ／Ｑｗの関係を示したグラフである。
Ｑａ／Ｑｗの関係を示したグラフである。
１…給水路、２…洗浄水加熱装置、３…吐水温度検知手
段 ４…加熱制御部、５…流量調節手段、６…洗浄ノズル ７…内部流路、８…気泡混入手段、９…気泡混入部 １０…混合比制御部、１１…止水電磁弁 、１２…圧力
調節弁 １３…熱交換器、１４…加熱流路、１５…加熱ヒータ １６…サーミスタ、１７…流量調節弁、１８…駆動モー
タ（流量調節弁用） １９…接続ホース、２０…内部流路、２１…水ノズル、
２２…ガスノズル ２３…気泡混入部、２４…吐水部、２５…制御部、２６
…ヒータ制御部 ２７…洗浄スイッチ、２８…停止スイッチ、２９…流量
可変スイッチ ３０…リモコン、３１…吐水口
段 ４…加熱制御部、５…流量調節手段、６…洗浄ノズル ７…内部流路、８…気泡混入手段、９…気泡混入部 １０…混合比制御部、１１…止水電磁弁 、１２…圧力
調節弁 １３…熱交換器、１４…加熱流路、１５…加熱ヒータ １６…サーミスタ、１７…流量調節弁、１８…駆動モー
タ（流量調節弁用） １９…接続ホース、２０…内部流路、２１…水ノズル、
２２…ガスノズル ２３…気泡混入部、２４…吐水部、２５…制御部、２６
…ヒータ制御部 ２７…洗浄スイッチ、２８…停止スイッチ、２９…流量
可変スイッチ ３０…リモコン、３１…吐水口
Claims (1)
- 【請求項１】 洗浄水を供給する給水路と、前記給水路
に接続してなる洗浄水加熱装置と前記洗浄水加熱装置に
よって加熱された洗浄水の温度を検知する吐水温度検知
手段と前記吐水温度検知手段の信号により前記洗浄水加
熱装置を制御する加熱制御部と洗浄水の流量を調節する
流量調節手段と洗浄水を吐水する吐水口を備えた洗浄ノ
ズルからなる局部洗浄装置において、前記洗浄ノズル
は、洗浄水を給水する内部流路と洗浄水のみを噴出する
水ノズルと前記水ノズルとほぼ同心で前記水ノズル径よ
り大きな径を持つガスノズルからなるエジェクタ式の気
泡混入部と前記ガスノズルに連結された洗浄水の吐水口
を持つ吐水部から構成され、洗浄水加熱装置は、加熱流
路と、前記加熱流路に近接して設けた加熱手段から構成
される。加熱制御部は、非使用時には前記加熱手段の通
電を遮断するもので、エジェクタ効果により洗浄水に大
量の気泡（吐水口から吐水される洗浄水の体積をＱｗ、
気泡の体積をＱａとした際に、Ｑａ／Ｑｗ≧１を満足す
る）を混入することを特徴とする局部洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18163198A JPH11350567A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 局部洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18163198A JPH11350567A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 局部洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11350567A true JPH11350567A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=16104155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18163198A Pending JPH11350567A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 局部洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11350567A (ja) |
-
1998
- 1998-06-11 JP JP18163198A patent/JPH11350567A/ja active Pending
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