JPH1134949A - サークル錠取付装置 - Google Patents
サークル錠取付装置Info
- Publication number
- JPH1134949A JPH1134949A JP19806697A JP19806697A JPH1134949A JP H1134949 A JPH1134949 A JP H1134949A JP 19806697 A JP19806697 A JP 19806697A JP 19806697 A JP19806697 A JP 19806697A JP H1134949 A JPH1134949 A JP H1134949A
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- JP
- Japan
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- pedestal
- circle lock
- shaped
- frame
- lock
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バックホーク等のフレームの断面形状に左右
されることなく標準化された簡素な構造の部品の採用に
よって、低コストにてサークル錠のフレームへの確実な
取付けを可能にするサークル錠取付装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 一対のバックホーク３、３等の二輪車用
フレームに予め取り付けられた門形の台座２を介して馬
蹄形のサークル錠１を該台座２に重畳させて取り付ける
ように構成したことを特徴とするものである。
されることなく標準化された簡素な構造の部品の採用に
よって、低コストにてサークル錠のフレームへの確実な
取付けを可能にするサークル錠取付装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 一対のバックホーク３、３等の二輪車用
フレームに予め取り付けられた門形の台座２を介して馬
蹄形のサークル錠１を該台座２に重畳させて取り付ける
ように構成したことを特徴とするものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車等の二輪車
の車輪に作用して車輪の回転を施錠するサークル錠の取
付装置に関する。
の車輪に作用して車輪の回転を施錠するサークル錠の取
付装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、自転車等の車輪の回転を施錠する
サークル錠の取付装置としては図５に示したようなもの
が広く採用されている。これを簡単に説明すると、通
常、一対のバックホーク３、３に渡設された上ブリッジ
５によって図示省略のステーや泥除け４が取り付けられ
る。上ブリッジ５の上端部には一対のステーが、下端の
取付部５Ａには泥除け４がその孔１１に挿入されたボル
ト６、ワッシャー８およびナット７によって取り付けら
れる。一方、馬蹄形のサークル錠２１の両脚部に相当す
る固定部２１Ｂ、２１Ｃにはそれぞれ馬蹄形断面のバン
ド部材２２、２３が固定され、これらのバンド部材２
２、２３が前記一対のバックホーク３、３のそれぞれを
抱持する形態にて螺子２７によって締め付けて取り付け
るものであった。なお、バンド部材２２、２３のサーク
ル錠２１の両脚部における固定部２１Ｂ、２１Ｃへの固
定は、これら固定部２１Ｂ、２１Ｃに穿設された孔に挿
入されたリベット２６、２６の各バンド部材２２、２３
における孔３０への加締めにより行われる。
サークル錠の取付装置としては図５に示したようなもの
が広く採用されている。これを簡単に説明すると、通
常、一対のバックホーク３、３に渡設された上ブリッジ
５によって図示省略のステーや泥除け４が取り付けられ
る。上ブリッジ５の上端部には一対のステーが、下端の
取付部５Ａには泥除け４がその孔１１に挿入されたボル
ト６、ワッシャー８およびナット７によって取り付けら
れる。一方、馬蹄形のサークル錠２１の両脚部に相当す
る固定部２１Ｂ、２１Ｃにはそれぞれ馬蹄形断面のバン
ド部材２２、２３が固定され、これらのバンド部材２
２、２３が前記一対のバックホーク３、３のそれぞれを
抱持する形態にて螺子２７によって締め付けて取り付け
るものであった。なお、バンド部材２２、２３のサーク
ル錠２１の両脚部における固定部２１Ｂ、２１Ｃへの固
定は、これら固定部２１Ｂ、２１Ｃに穿設された孔に挿
入されたリベット２６、２６の各バンド部材２２、２３
における孔３０への加締めにより行われる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなバンド部材等を用いた従来のサークル錠取付装置で
は、二輪車の種類やサイズによってはバックホーク等の
フレームの太さや断面形状が大きく異なるので、サーク
ル錠をこれら異なった形状や異なった径のものに取り付
けるために、仕様の異なった数多くの種類あるいはサイ
ズのバンド部材を準備する必要があって金型等の汎用性
に欠けて不経済である他、バンド部材がバックホーク等
のフレームを横断して区切ることにもなって、意匠デザ
イン上からも好ましいものではなかった。しかも、断面
馬蹄形のバンド部材をバックホーク等のフレームを抱持
する形態にて螺子によって締め付けて取り付ける際に、
バンド部材とフレームとの間の微妙な断面形状の差によ
って作業性に劣り確実な緊締が困難であるばかりか、強
固に締め付けようとするあまりにバンド部材の縁部によ
ってフレームの表面を損傷させて、発錆を招く虞れがあ
り、不都合であった。
うなバンド部材等を用いた従来のサークル錠取付装置で
は、二輪車の種類やサイズによってはバックホーク等の
フレームの太さや断面形状が大きく異なるので、サーク
ル錠をこれら異なった形状や異なった径のものに取り付
けるために、仕様の異なった数多くの種類あるいはサイ
ズのバンド部材を準備する必要があって金型等の汎用性
に欠けて不経済である他、バンド部材がバックホーク等
のフレームを横断して区切ることにもなって、意匠デザ
イン上からも好ましいものではなかった。しかも、断面
馬蹄形のバンド部材をバックホーク等のフレームを抱持
する形態にて螺子によって締め付けて取り付ける際に、
バンド部材とフレームとの間の微妙な断面形状の差によ
って作業性に劣り確実な緊締が困難であるばかりか、強
固に締め付けようとするあまりにバンド部材の縁部によ
ってフレームの表面を損傷させて、発錆を招く虞れがあ
り、不都合であった。
【０００４】そこで本発明は、従来のサークル錠取付装
置における上記のような諸課題を解決して、バックホー
ク等のフレームの断面形状に左右されることなく標準化
された簡素な構造の部品の採用によって、低コストにて
サークル錠のフレームへの確実な取付けを可能にするサ
ークル錠取付装置を提供することを目的とする。
置における上記のような諸課題を解決して、バックホー
ク等のフレームの断面形状に左右されることなく標準化
された簡素な構造の部品の採用によって、低コストにて
サークル錠のフレームへの確実な取付けを可能にするサ
ークル錠取付装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、一対
のバックホーク等の二輪車用フレームに予め取り付けら
れた門形の台座を介して馬蹄形のサークル錠を該台座に
重畳させて取り付けるように構成したことを特徴とする
ものである。また本発明は、前記門形の台座は、その両
脚部が一対のバックホークのそれぞれに添設されて配置
されるとともに、泥除けやステー等を取り付けるために
前記一対のバックホークに渡設された上ブリッジを介し
て取り付けられていることを特徴とするもので、これら
を課題解決のための手段とするものである。
のバックホーク等の二輪車用フレームに予め取り付けら
れた門形の台座を介して馬蹄形のサークル錠を該台座に
重畳させて取り付けるように構成したことを特徴とする
ものである。また本発明は、前記門形の台座は、その両
脚部が一対のバックホークのそれぞれに添設されて配置
されるとともに、泥除けやステー等を取り付けるために
前記一対のバックホークに渡設された上ブリッジを介し
て取り付けられていることを特徴とするもので、これら
を課題解決のための手段とするものである。
【０００６】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図１〜図３は本発明のサークル錠取付装
置の第１実施の形態を示すもので、図１はサークル錠の
バックホーク等フレームへの取付け状態を示す分解斜視
図、図２はサークル錠をバックホーク等フレームに取り
付けるための台座を示す平面、正面および側面図、図３
はバックホーク等フレームにサークル錠が取り付けられ
た状態の平面図である。本発明のサークル錠取付装置
は、二輪車用フレームである一対のバックホーク３、３
等に予め取り付けられた門形の台座２を介して馬蹄形の
サークル錠１を該台座２に重畳させて取り付けるもので
ある。
いて説明する。図１〜図３は本発明のサークル錠取付装
置の第１実施の形態を示すもので、図１はサークル錠の
バックホーク等フレームへの取付け状態を示す分解斜視
図、図２はサークル錠をバックホーク等フレームに取り
付けるための台座を示す平面、正面および側面図、図３
はバックホーク等フレームにサークル錠が取り付けられ
た状態の平面図である。本発明のサークル錠取付装置
は、二輪車用フレームである一対のバックホーク３、３
等に予め取り付けられた門形の台座２を介して馬蹄形の
サークル錠１を該台座２に重畳させて取り付けるもので
ある。
【０００７】本実施の形態では、図１に示すように、泥
除け４や図示省略のステー等を取り付けるために一対の
バックホーク３、３に渡設された略Ｖ字状の上ブリッジ
５を利用して、その下端の取付部５Ａに穿設された孔１
３に挿入されたボルト６によって泥除け４とともに門形
の台座２を予め取り付けておくものである。図２に示す
ように、本発明の台座２は平面視でほぼ門形をしてお
り、その両側にはそれぞれ螺子孔１０、１０を刻設した
脚部２Ｂ、２Ｃを形成するとともに、中間上部には起立
状に孔１２が穿設された取付片２Ａが形成される。前記
上ブリッジ５における下端の取付部５Ａの孔１３と、台
座２における中間上部の取付片２Ａの孔１２と、泥除け
４の孔１１とを重合してボルト６挿入してワッシャー８
を介在させてナット７により緊締することによって、門
形の台座２の両脚部２Ｂおよび２Ｃが一対のバックホー
ク３、３のそれぞれに添設されて配置される。
除け４や図示省略のステー等を取り付けるために一対の
バックホーク３、３に渡設された略Ｖ字状の上ブリッジ
５を利用して、その下端の取付部５Ａに穿設された孔１
３に挿入されたボルト６によって泥除け４とともに門形
の台座２を予め取り付けておくものである。図２に示す
ように、本発明の台座２は平面視でほぼ門形をしてお
り、その両側にはそれぞれ螺子孔１０、１０を刻設した
脚部２Ｂ、２Ｃを形成するとともに、中間上部には起立
状に孔１２が穿設された取付片２Ａが形成される。前記
上ブリッジ５における下端の取付部５Ａの孔１３と、台
座２における中間上部の取付片２Ａの孔１２と、泥除け
４の孔１１とを重合してボルト６挿入してワッシャー８
を介在させてナット７により緊締することによって、門
形の台座２の両脚部２Ｂおよび２Ｃが一対のバックホー
ク３、３のそれぞれに添設されて配置される。
【０００８】このようにして予めバックホーク３、３に
取り付けられた台座２に馬蹄形のサークル錠１を重畳さ
せて取り付けることができる。つまり、馬蹄形のサーク
ル錠１の両脚部に相当する固定部１Ｂ、１Ｃにそれぞれ
穿設された孔９、９に挿入されたボルト６、６を門形の
台座２の両脚部２Ｂ、２Ｃの螺子孔１０、１０に螺合さ
せることによって、これらの両脚部が互いに重畳して安
定して確実に固定される。図３は、このようにして台座
２を介してバックホーク３、３にサークル錠１が取り付
けられた状態を平面図で示したものである。図４にて後
述するように、サークル錠１の枠部１Ａ内にはシリンダ
錠１４によって解錠および施錠位置間の円弧上をスライ
ド自在な円弧状のロック扞部材１７が収納されている。
取り付けられた台座２に馬蹄形のサークル錠１を重畳さ
せて取り付けることができる。つまり、馬蹄形のサーク
ル錠１の両脚部に相当する固定部１Ｂ、１Ｃにそれぞれ
穿設された孔９、９に挿入されたボルト６、６を門形の
台座２の両脚部２Ｂ、２Ｃの螺子孔１０、１０に螺合さ
せることによって、これらの両脚部が互いに重畳して安
定して確実に固定される。図３は、このようにして台座
２を介してバックホーク３、３にサークル錠１が取り付
けられた状態を平面図で示したものである。図４にて後
述するように、サークル錠１の枠部１Ａ内にはシリンダ
錠１４によって解錠および施錠位置間の円弧上をスライ
ド自在な円弧状のロック扞部材１７が収納されている。
【０００９】このように構成されているので、台座２を
予め上ブリッジ５を利用してバックホーク３、３等のフ
レームに取り付けておくだけよく、二輪車の種類やサイ
ズの違いによりバックホーク３、３等のフレームの太さ
や断面形状が大きく異なっても、これらのバックホーク
３、３等のサイズやその断面形状に左右されることな
く、門形の台座２という標準化された簡素な構造の部品
のみの採用によって、低コストにてサークル錠１のフレ
ームへの確実な取付けが可能となった。しかも、従来の
もののように、バンド部材とフレームとの間の微妙な断
面形状の差によって取付け作業性が劣ることもなく、フ
レームの表面を損傷させて、発錆を招くこともないし、
バンド部材がバックホーク等のフレームを横断して区切
るような構成を採ることがないので、意匠デザイン上か
らも好結果を生ずることとなった。さらに、予めバック
ホーク３、３にその両脚部２Ｂ、２Ｃがそれぞれ添設さ
れて配置された台座２に馬蹄形のサークル錠１を重畳さ
せて取り付けることで、安定してサークル錠１を台座２
を介してバックホーク３、３に取り付けることが可能に
なるとともに、万一、サークル錠１の施錠のまま前進走
行を始めた場合でも車輪の駆動力はサークル錠１から台
座２の両脚部２Ｂ、２Ｃを介してバックホーク３、３に
伝えられて強固に回転を阻止することができる。
予め上ブリッジ５を利用してバックホーク３、３等のフ
レームに取り付けておくだけよく、二輪車の種類やサイ
ズの違いによりバックホーク３、３等のフレームの太さ
や断面形状が大きく異なっても、これらのバックホーク
３、３等のサイズやその断面形状に左右されることな
く、門形の台座２という標準化された簡素な構造の部品
のみの採用によって、低コストにてサークル錠１のフレ
ームへの確実な取付けが可能となった。しかも、従来の
もののように、バンド部材とフレームとの間の微妙な断
面形状の差によって取付け作業性が劣ることもなく、フ
レームの表面を損傷させて、発錆を招くこともないし、
バンド部材がバックホーク等のフレームを横断して区切
るような構成を採ることがないので、意匠デザイン上か
らも好結果を生ずることとなった。さらに、予めバック
ホーク３、３にその両脚部２Ｂ、２Ｃがそれぞれ添設さ
れて配置された台座２に馬蹄形のサークル錠１を重畳さ
せて取り付けることで、安定してサークル錠１を台座２
を介してバックホーク３、３に取り付けることが可能に
なるとともに、万一、サークル錠１の施錠のまま前進走
行を始めた場合でも車輪の駆動力はサークル錠１から台
座２の両脚部２Ｂ、２Ｃを介してバックホーク３、３に
伝えられて強固に回転を阻止することができる。
【００１０】図４は、本発明の第２実施の形態を示すも
ので、本実施の形態では、門形の台座２における脚部２
Ｂ、２Ｃが溶接やビス止めによって直接にバックホーク
３、３等のフレームに固定されているものである。サー
クル錠１の枠部１Ａ内にはシリンダ錠１４によって解錠
および施錠位置間の円弧上をスライド自在な円弧状のロ
ック扞部材１７が収納されている。シリンダ錠１４の解
錠によって、つまみ１６を１点鎖線１６’の位置に移動
させることによってつまみ１６と一体の円弧状のロック
扞部材１７を車輪スポーク間に突入させて車輪の回転を
不能にする。この位置にて前記シリンダ錠１４を施錠す
ればロック扞部材１７をサークル錠１の枠部１Ａ内に格
納することができない。このような構成によって、本実
施の形態によれば、台座２を予めバックホーク３、３等
のフレームに固定しておくことができるので、工場出荷
の際にはサークル錠１のみを部品として別途梱包するこ
とができて、販売店での組み立てが円滑となるものであ
りながら、本発明の特長を充分に発揮することができ
る。
ので、本実施の形態では、門形の台座２における脚部２
Ｂ、２Ｃが溶接やビス止めによって直接にバックホーク
３、３等のフレームに固定されているものである。サー
クル錠１の枠部１Ａ内にはシリンダ錠１４によって解錠
および施錠位置間の円弧上をスライド自在な円弧状のロ
ック扞部材１７が収納されている。シリンダ錠１４の解
錠によって、つまみ１６を１点鎖線１６’の位置に移動
させることによってつまみ１６と一体の円弧状のロック
扞部材１７を車輪スポーク間に突入させて車輪の回転を
不能にする。この位置にて前記シリンダ錠１４を施錠す
ればロック扞部材１７をサークル錠１の枠部１Ａ内に格
納することができない。このような構成によって、本実
施の形態によれば、台座２を予めバックホーク３、３等
のフレームに固定しておくことができるので、工場出荷
の際にはサークル錠１のみを部品として別途梱包するこ
とができて、販売店での組み立てが円滑となるものであ
りながら、本発明の特長を充分に発揮することができ
る。
【００１１】以上、本発明の各実施の形態について説明
したが、本発明の趣旨の範囲内で、サークル錠が取り付
けられるフレーム上の部位（フロントホーク、バックホ
ークその他ステー等）、フレームの断面形状、上ブリッ
ジの形状、台座の形状（馬蹄形状も無論含まれる）、サ
ークル錠の形状および型式、上ブリッジと台座とサーク
ル錠との取付け形態、台座とフレームとの関連構成等に
ついては適宜採用できることは言うまでもない。
したが、本発明の趣旨の範囲内で、サークル錠が取り付
けられるフレーム上の部位（フロントホーク、バックホ
ークその他ステー等）、フレームの断面形状、上ブリッ
ジの形状、台座の形状（馬蹄形状も無論含まれる）、サ
ークル錠の形状および型式、上ブリッジと台座とサーク
ル錠との取付け形態、台座とフレームとの関連構成等に
ついては適宜採用できることは言うまでもない。
【００１２】
【発明の効果】以上詳細に説明してきたように、本発明
によれば、台座を予め上ブリッジを利用してバックホー
ク等のフレームに取り付けておくだけで、二輪車の種類
やサイズの違いによりバックホーク等のフレームの太さ
や断面形状が大きく異なっても、これらのバックホーク
等のサイズやその断面形状に左右されることなく、門形
の台座という標準化された簡素な構造の部品のみの採用
によって、低コストにてサークル錠のフレームへの確実
な取付けが可能となった。しかも、従来のもののよう
に、バンド部材とフレームとの間の微妙な断面形状の差
によって取付け作業性が劣ることもなく、フレームの表
面を損傷させて、発錆を招くこともないし、バンド部材
がバックホーク等のフレームを横断して区切るような構
成を採ることもないので、意匠デザイン上からも好結果
を生ずることとなった。さらに、予めバックホークにそ
の両脚部がそれぞれ添設されて配置された台座に馬蹄形
のサークル錠を重畳させて取り付けることで、安定して
サークル錠を台座を介してバックホークに取り付けるこ
とが可能になり、万一、サークル錠の施錠のまま前進走
行を始めた場合でも車輪の駆動力はサークル錠から台座
の両脚部を介してバックホークに伝えられて強固に回転
を阻止することができる。また、門形の台座における脚
部を溶接やビス止めによって直接にバックホーク等のフ
レームに固定した場合は、台座を予めバックホーク等の
フレームに固定しておくことができるので、工場出荷の
際にはサークル錠のみを部品として別途梱包することが
できて、販売店での組み立てが円滑となるものでありな
がら、本発明の特長を充分に発揮することができる
によれば、台座を予め上ブリッジを利用してバックホー
ク等のフレームに取り付けておくだけで、二輪車の種類
やサイズの違いによりバックホーク等のフレームの太さ
や断面形状が大きく異なっても、これらのバックホーク
等のサイズやその断面形状に左右されることなく、門形
の台座という標準化された簡素な構造の部品のみの採用
によって、低コストにてサークル錠のフレームへの確実
な取付けが可能となった。しかも、従来のもののよう
に、バンド部材とフレームとの間の微妙な断面形状の差
によって取付け作業性が劣ることもなく、フレームの表
面を損傷させて、発錆を招くこともないし、バンド部材
がバックホーク等のフレームを横断して区切るような構
成を採ることもないので、意匠デザイン上からも好結果
を生ずることとなった。さらに、予めバックホークにそ
の両脚部がそれぞれ添設されて配置された台座に馬蹄形
のサークル錠を重畳させて取り付けることで、安定して
サークル錠を台座を介してバックホークに取り付けるこ
とが可能になり、万一、サークル錠の施錠のまま前進走
行を始めた場合でも車輪の駆動力はサークル錠から台座
の両脚部を介してバックホークに伝えられて強固に回転
を阻止することができる。また、門形の台座における脚
部を溶接やビス止めによって直接にバックホーク等のフ
レームに固定した場合は、台座を予めバックホーク等の
フレームに固定しておくことができるので、工場出荷の
際にはサークル錠のみを部品として別途梱包することが
できて、販売店での組み立てが円滑となるものでありな
がら、本発明の特長を充分に発揮することができる
【図１】本発明のサークル錠取付装置の第１実施の形態
を示すもので、バックホーク等フレームへの取付け状態
を示す分解斜視図である。
を示すもので、バックホーク等フレームへの取付け状態
を示す分解斜視図である。
【図２】本発明のサークル錠取付装置の第１実施の形態
を示すもので、台座の平面、正面および側面図である。
を示すもので、台座の平面、正面および側面図である。
【図３】本発明のサークル錠取付装置の第１実施の形態
を示すもので、バックホーク等フレームにサークル錠が
取り付けられた状態の平面図である。
を示すもので、バックホーク等フレームにサークル錠が
取り付けられた状態の平面図である。
【図４】本発明のサークル錠取付装置の第２実施の形態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図５】従来のサークル錠取付装置の分解斜視図であ
る。
る。
１ サークル錠 １Ａ 枠部 １Ｂ 固定部 １Ｃ 固定部 ２ 台座 ２Ａ 取付片 ２Ｂ、２Ｃ 脚部 ３ バックホーク ４ 泥除け ５ 上ブリッジ ５Ａ 取付部 ６ ボルト ７ ナット ８ ワッシャー ９ 孔 １０ 螺子孔 １１〜１３ 孔 １４ シリンダ錠 １６ つまみ １７ ロック扞部材
Claims (2)
- 【請求項１】 一対のバックホーク等の二輪車用フレー
ムに予め取り付けられた門形の台座を介して馬蹄形のサ
ークル錠を該台座に重畳させて取り付けるように構成し
たことを特徴とするサークル錠取付装置。 - 【請求項２】 前記門形の台座は、その両脚部が一対の
バックホークのそれぞれに添設されて配置されるととも
に、泥除けやステー等を取り付けるために前記一対のバ
ックホークに渡設された上ブリッジを介して取り付けら
れていることを特徴とする請求項１に記載のサークル錠
取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19806697A JPH1134949A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | サークル錠取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19806697A JPH1134949A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | サークル錠取付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1134949A true JPH1134949A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16384964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19806697A Pending JPH1134949A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | サークル錠取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1134949A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008168653A (ja) * | 2007-01-09 | 2008-07-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自転車用錠装置の取付け構造および自転車 |
| US9341004B2 (en) | 2011-10-05 | 2016-05-17 | Patrick Elson | Cycle accessory |
| KR20210062489A (ko) * | 2019-11-21 | 2021-05-31 | (주)에이텍티앤 | 자전거용 스마트 잠금장치의 장착 구조 |
-
1997
- 1997-07-24 JP JP19806697A patent/JPH1134949A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008168653A (ja) * | 2007-01-09 | 2008-07-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自転車用錠装置の取付け構造および自転車 |
| US9341004B2 (en) | 2011-10-05 | 2016-05-17 | Patrick Elson | Cycle accessory |
| KR20210062489A (ko) * | 2019-11-21 | 2021-05-31 | (주)에이텍티앤 | 자전거용 스마트 잠금장치의 장착 구조 |
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Legal Events
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Effective date: 20050727 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051213 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |