JPH11349437A - 皮膚又は毛髪用被覆シート - Google Patents

皮膚又は毛髪用被覆シート

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JPH11349437A
JPH11349437A JP10160227A JP16022798A JPH11349437A JP H11349437 A JPH11349437 A JP H11349437A JP 10160227 A JP10160227 A JP 10160227A JP 16022798 A JP16022798 A JP 16022798A JP H11349437 A JPH11349437 A JP H11349437A
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skin
sheet
hair
weight
acid
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JP10160227A
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Shinya Sato
信也 佐藤
Michihide Yamauchi
通秀 山内
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ポリオレフィン系樹脂(A)100重量
部に対し、皮膚又は毛髪作用性薬剤(B)0.01〜1
00重量部を含有する皮膚又は毛髪用被覆シート。 【効果】 皮膚又は毛髪に対して有用な薬剤を効率的に
適用部位に作用させることができ、かつ使用感も良好で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚又は毛髪に対
して有用な薬剤を効率的に対象部位に作用させることが
でき、かつフィット感の良好な被覆シートに関する。
【0002】
【従来の技術】身体、特に皮膚又は毛髪に種々の薬剤を
適用する場合の手段としては、直接塗布する方法やペー
スト状の薬剤を不織布などの基布に塗りそれを貼付する
方法が一般的である。例えば、皮膚付着性の高いポリマ
ーを用いた肌荒れ防止剤が特開平9−194342号に
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
のような従来技術にみられる皮膚接着に伴なう刺激、荒
れ等の問題がなく、かつ所定の薬剤を効率良く目的部位
に供給し作用させることのできる外用製剤を提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリオレフィ
ン系樹脂(A)(以下、樹脂(A)という)100重量
部に対し、皮膚又は毛髪作用性薬剤(B)(以下、薬剤
(B)という)0.01〜100重量部を含有させてシ
ート状とし、皮膚や毛髪を被覆できるようにしたもので
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明における「シート」という
用語は広い意味で用いられ、例えば厚さが100μm以
下の、通常フィルムと呼ばれるものや、不織布等の繊維
集合体を含めたシート状のものを含み、適用部位をその
曲面に沿って覆うことのできる部材をいう。
【0006】本発明に使用される樹脂(A)は、エチレ
ン、プロピレン、ブテンなどのα−オレフィン重合体で
ある。例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテ
ン等やこれらを含む共重合体(例えば、エチレン共重合
体の機能と応用技術:新技術情報センター出版部、昭和
61年5月30日発行、第241頁、第5.3表に記載
されているようなエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−メチルメタアクリレート等)であり、更にはオレ
フィンを用いた熱可塑性エラストマーを用いることがで
きる。特にシートに柔軟性を付与し、皮膚又は毛髪に対
して良好なフィット性を与えるには、密度が0.920
g/cm3未満のエチレン−αオレフィン共重合体(例え
ばシクロペンタジエニル触媒を用いたもの)、曲げ弾性
率(ASTM−D790により測定)が5000cN/
cm2以下のポリプロピレン、重合段階からエチレン−プ
ロピレンゴムを混合したもの(例えばモンテル社のキャ
タロイル等)などを用いるのが好ましい。
【0007】また、その他の各種熱可塑性エラストマー
を樹脂(A)とともに使用することができる。これら熱
可塑性エラストマーを配合すると、シートに柔軟性を付
与し、皮膚又は毛髪に対して良好なフィット性を与える
ことができる。そのためには、樹脂(A)100重量部
に対して熱可塑性エラストマーを1〜95重量部、特に
10〜80重量部、更に20〜60重量部配合するのが
好ましい。
【0008】本発明に使用される薬剤(B)としては、
保湿剤、美白剤、紫外線吸収剤、痩身剤、血行促進剤、
収斂剤、抗炎症剤、しわ形成予防剤・改善剤、冷感剤、
温感剤、脱毛剤、育毛剤、制毛剤、養毛剤などが挙げら
れる。
【0009】具体的には次のようなものである。 (1)天然油脂及びこれらを水素添加して得られる硬化
油やグリセライド誘導体、例えば牛脂、牛乳脂、豚油、
イワシ油、サバ油、マグロ油、サメ肝油、アマニ油、サ
フラワー油、ヒマワリ油、大豆油、コーン油、落花生
油、ゴマ油、ナタネ油、オリーブ油、パーム油、パーム
核油、ヤシ油、ひまし油等。 (2)中級及び高級脂肪酸、例えば酪酸、カプロン酸、
カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、
パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、オレ
イン酸、リノール酸、リノレン酸、モロクチン酸、アラ
キジン酸、エイコセン酸、アラキドン酸、エイコサペン
タエン酸、ベヘニン酸、エルカ酸、ドコサペンタエン
酸、ドコサヘキサエン酸、リグノセリン酸、セラコレン
酸、イソステアリン酸等。 (3)上記(2)の高級脂肪酸とグリセリンあるいはポ
リグリセリンとのモノエステル、ジエステル等のエステ
ル誘導体。 (4)前記(2)の高級脂肪酸を還元することにより得
られる高級アルコール、例えばラウリルアルコール、セ
チルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアル
コール等の高級アルコール及びそのエステル誘導体。 (5)流動パラフィン、パラフィン、ワセリン、パラフ
ィンマイクロクリスタリンワックス、セレシン、プリス
タン、スクワラン等の炭化水素類。 (6)カルナバロウ、ミツロウ、ラノリン等のワックス
類。
【0010】(7)セラミド及びその類似構造物質、コ
レステリルエステル、ビタミン類(例えばビタミンA、
ビタミンB、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE及び
その誘導体等)、ポリオキシプロピレン脂肪酸エステ
ル、コレステロール。 (8)生薬、漢方薬、ハーブ類、香料類、シリコーン
類。 (9)紫外線防止、吸収、防御剤、例えばベンゾフェノ
ン系化合物、パラアミノ安息香酸系化合物、メトキシケ
イ皮酸系化合物、サリチル酸系化合物。また、酸化チタ
ン、酸化ジルコニウム、酸化鉄及びこれらの微粒子化処
理物、シリコーン、ジルコニア・アルミナなどによる表
面処理、複合処理物。
【0011】これらの中から1つ以上を選んで使用する
ことができる。これら薬剤(B)のうち、(1)〜
(6)の油性成分が好ましい。更に、目的に応じて、
(1)〜(6)と(7)又は酸化マグネシウム、水酸化
カルシウムなどの弱アルカリ性無機化合物を適量添加す
ることもできる。
【0012】薬剤(B)の含量は、樹脂(A)100重
量部に対して0.01〜100重量部であるが、好まし
くは0.1〜50重量部、更に好ましくは1〜30重量
部である。薬剤(B)が0.01重量部未満では、期待
している効果を得ることができず、更に100重量部を
超えると、シートの高速製造が不安定となりやすい。
【0013】本発明シートは、樹脂(A)中に薬剤
(B)を分散させてシート状にしたもので、対象部位に
接触させたとき、必要量を接触部位に供給できるように
したものである。このようなシートは、例えば以下の方
法により製造できる。まず、樹脂(A)と薬剤(B)を
混合する。それには、樹脂(A)を加熱溶融して薬剤
(B)と混ぜ合わせても、樹脂(A)を所定の溶剤で溶
解して薬剤(B)と混ぜ合わせてもいずれでも良い。シ
ートは、Tダイ、インフレーション、カレンダー等によ
る成形で、単層又は2層以上の複層でフィルムあるいは
シート化したものを所定の大きさあるいは形状にカット
して用いることができる。また、スパンボンド、メルト
ブローなどの不織布を製造する過程においても樹脂
(A)と薬剤(B)とを樹脂(A)の溶融する温度以上
で混練して不織布にすることができる。また、高圧下で
は樹脂(A)と相容し、低圧下では相分離するような溶
剤を用い、高圧下で樹脂(A)と薬剤(B)とを混合し
たのち成形しても良い。この方法は、いわゆるフラッシ
ュ紡糸繊維を作るときの方法であり、得られるシートは
繊維集合体の形態を有し、通気性と防水性を有する。
【0014】上記方法で得た本発明シートは、適用部位
を包帯あるいはバンテージで巻くように使用すると使い
やすい。例えば、シート表面を平滑にすると、本発明シ
ート自体にシート間の密着力を発現させることができる
ため、肌、衣類には接着せず、身体をラッピングしてぴ
ったりと密閉し、皮膚表面からの水分蒸散を抑制するこ
とができ、蒸らし効果で少量の薬剤(B)でも有効に経
皮吸収させることができる。このように適用する場合、
シート間密着力は、2000cN/4cm2以上、特に3
000cN/4cm2以上、更に5000cN/4cm2以上
が好ましい。シート間密着力は、20℃で長さ75mm、
幅20mmのシートを互いに4cm2の面積を重ね、400
gのゴム製ローラーで10cm/secで2往復の加重を
かけた後、テンシロン(オリエンテック社製)によりせ
ん断剥離強度を測定することにより求められる。
【0015】本発明シートに、樹脂(A)自体が有する
以上の密着力を持たせるためには、薬剤(B)として、
又はその他成分として各種油性成分を配合すれば良く、
その種類と配合量により密着力をコントロールできる。
例えば、樹脂(A)に天然油脂及びこれらを水素添加し
て得られる硬化油やグリセライド誘導体、高級脂肪酸、
高級アルコール及びそのエステル誘導体、高級脂肪酸と
グリセリンあるいはポリグリセリンとのモノエステル、
ジエステル等のエステル誘導体、炭化水素類等を添加す
ると、樹脂(A)は軟化されると共に高いシート間密着
力を発現する。この発現した密着力は肌、衣類等には接
着せずシート同士を密着させるには十分な効果を発揮す
る。また、上記油性成分によるコントロールの他に、樹
脂密度を下げることによってもシート間密着力を上げる
ことが可能である。
【0016】また、形状の複雑な部位や可動部位に適用
する場合には、シート自身の密着力に頼らないで、他の
固定方法を用いても良い。例えばサポータ、手袋、靴
下、ストッキング等を使用することにより、本発明シー
トを目的とする部位に有効に接触させることができる。
こうして使用するには、シートは、なるべく皮膚等にフ
ィットし、柔軟であるのが好ましい。そのような見地か
らすると、本発明シートの厚さは5〜200μmが好ま
しく、特に5〜100μmがより好ましい。
【0017】更に、本発明シートが不織布形態の場合、
その柔軟性は厚さよりも目付で表示した方が良く、目付
は、5〜200g/m2、特に5〜100g/m2が好まし
い。この範囲内であれば、身体に対して形状追従性(密
着性)が向上し、柔軟性も良好である。更に、このシー
トをベースに別の不織布や別のシート等を積層したり、
複合化するなら、このシートの目付に対して積層あるい
は複合するシートの目付を加えた目付になる。その際に
はトータルの目付は本発明シートの好ましい上限範囲よ
り大きくなっても良い。
【0018】また、樹脂(A)のシートの柔軟性を高め
るためには、前記のような熱可塑性エラストマーや油性
成分を加えたり、柔軟なポリオレフィン系樹脂を用いる
のが好ましい。本発明シートは、柔軟性の尺度として5
0%以上伸長することが可能であり、その際の50%モ
ジュラスが1〜2000cN/10mm、特に10〜10
00cN/10mm、更に10〜500cN/10mmであ
るのが、良好なフット性が得られ好ましい。
【0019】本発明シートは、皮膚又は毛髪を被覆して
用いるが、皮膚等を痛めないために皮膚又は毛髪に対し
て非接着性であるのが好ましい。ここで非接着性とは、
実質上皮膚等に接着しないこと、すなわち皮膚等を被覆
した後剥離するときに特別な力を必要としないことを意
味する。ただし、例えば複雑な形状の部位やほんの一部
だけに使用する場合には、本発明の趣旨を損ねない範囲
で粘着付与剤を配合して用いても良い。粘着付与剤とし
ては、例えばロジン、ダンマル等の天然樹脂、ポリテル
ペン系樹脂、脂肪族系炭化水素樹脂など、高分子加工、
別冊8、粘着(高分子刊行会、昭和51年7月15日再
版、第105頁、表1)に記載されているものなどを用
いることができる。これらの中から1種以上を用いるこ
とができ、その配合量は、肌を痛めないレベルに留めな
ければならない。そのためには、これら粘着付与剤はポ
リオレフィン系樹脂(A)100重量部に対して99重
量部以下、特に75重量部以下、更に50重量部以下の
配合に留めるのが好ましい。
【0020】本発明シートは、薬剤(B)が樹脂(A)
のシートの内部及び表面に存在するため、身体に接する
面と反対の面に存在する薬剤(B)が身体の別な部位あ
るいは衣類等に付着しては困るようなときには、なんら
かのバリア材を積層し、多層にすることができる。例え
ば、薬剤(B)を含まない熱可塑性樹脂あるいは無機化
合物薄膜によりバックコートしてもよいし、不織布を用
いて積層してもよい。樹脂(A)のシートをベースに不
織布や別のシート等を積層したり、複合化する場合に
は、トータルの厚さは前記シートの好ましい厚さの上限
範囲より厚くなっても良い。
【0021】また、本発明シートは、肌触りをコントロ
ールするために、エンボスなどにより賦形することも可
能である。基本的なシート自体の厚さが上記5〜200
μmの範囲であれば、いかに賦形して嵩高にしても本発
明の効果が損なわれることはない。
【0022】また本発明シートに適度に透湿性をもた
せ、蒸らし感と爽快感を両立させるようにすることもで
きる。例えば、比較的低い透湿性を有する樹脂を用いて
単独あるいはブレンドすることにより、必要とされる透
湿度をコントロールできる。また得られたシートに微孔
を開ける方法も用いることができる。微孔を開ける方法
については限定されないが、例えばレーザー加工、特開
平4−279321号公報に開示されているような放電
加工、無機フィラーを添加したのち延伸開孔する方法、
熱したピンにより溶融させて開孔する方法などがある。
一方上記フラッシュ紡糸、メルトブロー、スパンボンド
などによるシート(不織布)は通気性を有しているが、
これらのシートの通気性をコントロールするためにロー
ル等によりプレスして処理しても良い。
【0023】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を説明する。
【0024】実施例1 樹脂(A)として直鎖低密度ポリエチレン(三井化学社
製、ウルトゼックス15100)80重量部、極低密度
ポリエチレン(日本ユニカー社製、DEFD9042)
20重量部に、薬剤(B)としてひまし油を5重量部添
加して170℃で溶融状態で混練した。その後、Tダイ
成形機により200℃で厚さ30μmの本発明シートを
得た。
【0025】実施例2〜12 実施例1と同様にして、表1〜3に示す条件で本発明シ
ートを製造した。
【0026】比較例1 樹脂(A)として直鎖低密度ポリエチレン(三井化学社
製、ウルトゼックス15100)にて厚さ20μmのシ
ートを成形した。
【0027】比較例2 ポリスチレン(旭化成工業社製、スタイロン475D)
100重量部に、薬剤(B)としてオリーブ油を5重量
部を添加して170℃で溶融状態で混練した。その後、
Tダイ成形機により200℃で厚さ50μmのシートを
得た。
【0028】比較例3 ポリスチレン系エラストマー(シェル化学社製、クレイ
トンG1657)100重量部に、薬剤(B)としてオ
リーブ油を100重量部、粘着付与剤としてテルペン重
合体(ヤスハラケミカル(株)、クリアロンPX115
0)を200重量部添加し、溶剤としてクロロホルムを
用いてこれらを良く混ぜ合わせた後、ポリエチレンフィ
ルムの上に塗工し、完全に乾燥させ厚さ100μmのシ
ートを得た。
【0029】試験例1 上記のシートを用いて、被験者5人により手の甲、かか
と、ひざ、首において、実施例1〜12及び比較例1〜
3について各部位を30分ラッピング又は貼付すること
により使用感(密着性、フィット性、使用後のしっとり
感、剥がしやすさ)を官能評価し、以下の基準で判定し
た。結果を表1〜3に示す。
【0030】(判定基準) (1)密着性:前記の方法により、シート間密着力を測
定した。 (2)フィット性:「使用部位からのズレがなく、関節
部の動きに対する追従性がある」と答えた被験者数によ
り判定。 4人以上;良好。 3人以下;不良。 (3)使用後のしっとり感:「使用した後の部位がしっ
とりしていた、又はしわが少なくなったことが観察され
る」と答えた被験者数により判定。 4人以上;良好。 3人以下;不良。 (4)剥がしやすさ:「皮膚への刺激感がなく、使用後
のシート面に、はぎ取られた皮膚表層の一部あるいは体
毛が観察されない」と答えた被験者数により判定。 4人以上;良好。 3人以下;不良。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】表1〜3から明らかなように本発明シート
は皮膚への密着性、フィット性が良好で、薬剤による皮
膚のしっとり感に優れるとともに、皮膚への刺激感がな
く、剥離時の皮膚へのダメージの少ないものであった。
【0035】
【発明の効果】本発明シートは、上記の効果の他に、ラ
ッピング使用した場合は以下の効果が発揮される。すな
わち、ラッピングにより皮膚表面が密閉されるために、
薬剤の浸透が早く、また、蒸らし効果により充分な経皮
吸収が行われる。更に、ラッピングによる外的刺激から
の防御、例えば皮膚にかゆみがあるときに、かきむしり
による荒れの防止が可能となる。また、本発明シートは
構成が簡単であるため、加工性に優れ、効率的に製造す
ることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフィン系樹脂(A)100重量
    部に対し、皮膚又は毛髪作用性薬剤(B)0.01〜1
    00重量部を含有する皮膚又は毛髪用被覆シート。
  2. 【請求項2】 皮膚又は毛髪作用性薬剤(B)が、油性
    成分である請求項1記載の皮膚又は毛髪用被覆シート。
  3. 【請求項3】 ポリオレフィン系樹脂(A)が、α−オ
    レフィン重合体である請求項1又は2記載の皮膚又は毛
    髪用被覆シート。
JP10160227A 1998-03-30 1998-06-09 皮膚又は毛髪用被覆シート Pending JPH11349437A (ja)

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EP99902915A EP1068853A4 (en) 1998-03-30 1999-02-16 COVERING FILM FOR SKIN OR HAIR
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