JPH10310528A - 血行改善剤 - Google Patents

血行改善剤

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JPH10310528A
JPH10310528A JP10073081A JP7308198A JPH10310528A JP H10310528 A JPH10310528 A JP H10310528A JP 10073081 A JP10073081 A JP 10073081A JP 7308198 A JP7308198 A JP 7308198A JP H10310528 A JPH10310528 A JP H10310528A
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blood circulation
improving agent
tourmaline
circulation improving
composition
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JP10073081A
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Yoshiatsu Fukuda
恵温 福田
Naoya Masaki
直也 政木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適宜形状に成形し易く血行改善能の高い血行
改善剤を提供する。 【解決手段】 変性電気石を含んでなる血行改善剤によ
り解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は新規な血行改善
剤、詳細には、変性電気石を含んでなる血行改善剤に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】人類が罹患する種々の疾患のうちで血行
不良に伴う諸疾患ならびに諸症状は、悪性腫瘍や伝染病
などの悪性疾患に比べて重篤ではないものの、慢性的に
症状が持続するために日常生活をおくる上で大きな障害
となっている。化学薬品等の合成医薬品の投与や電熱療
法など人体に過度の負荷がかかる治療法によらずに、こ
の血行不良を確実に治療又は改善するための方法を確立
することへの期待は、近年、健康に対する世間一般の意
識の高まりとも相まって、非常に大きくなっている。か
かる要望に対する提案としては、例えば、特開平1−1
98566号公報には焦電セラミック保険治療触身物
が、また、特公平5−15380号公報にはセラミック
健康シート等が開示されている。しかしながら、これら
提案は、症状や患者によっては効果が必ずしも顕著では
ない場合があり、また、適宜の形状への成形が必ずしも
容易ではないことからその利用の形態には制限があり、
先述の要望に充分に応え得る提案と言えるものではな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】斯かる状況に鑑み、こ
の発明の第一の課題は、適宜形状に成形し易く、血行改
善能の高い血行改善剤を提供することにある。
【0004】この発明の第二の課題は、斯かる血行改善
剤の製造方法を提供することにある。
【0005】この発明の第三の課題は、斯かる血行改善
剤を含んでなる成形物を提供することにある。
【0006】この発明の第四の課題は、斯かる血行改善
剤を用いる血行改善用具を提供することにある。
【0007】この発明の第五の課題は、斯かる血行改善
剤を用いる血行改善用組成物を提供することにある。
【0008】
【発明を解決するための手段】上記の課題を解決すべく
本発明者が種々の材料を用いて研究していたところ、電
気石をある一定の温度以上で加熱して得られる変性電気
石が、人を含む温血動物における血行の改善に効果があ
ることを見出した。この知見に基づきさらに鋭意研究し
たところ、この変性電気石は、例えば、繊維状、シート
状などの適宜形状に成形しやすく、衣料、寝具、敷物、
暖房器具などに有利に用い得るものであること、さらに
は、液状、クリーム状、ゲル状、半固形状などの形状の
組成物とすることも容易で、外用剤などとしても有利に
用い得るものであることを確認してこの発明を完成し
た。
【0009】すなわちこの発明は、上記第一の課題を、
変性電気石を含んでなる血行改善剤により解決するもの
である。
【0010】この発明は、上記第二の課題を、電気石を
変性温度以上で加熱し、得られる変性電気石を含有せし
めることを特徴とする、斯かる血行改善剤の製造方法に
より解決するものである。
【0011】この発明は、上記第三の課題を、斯かる血
行改善剤を含んでなる成形物により解決するものであ
る。
【0012】この発明は、上記第四の課題を、斯かる血
行改善剤を用いる血行改善用具により解決するものであ
る。
【0013】この発明は、上記第五の課題を、斯かる血
行改善剤を用いる血行改善用組成物により解決するもの
である。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の血行改善剤は、通常の
電気石を、例えば、その変性温度以上、通常、温度10
00℃以上、より望ましくは温度1000℃以上で1時
間以上加熱して得ることができる変性電気石を含んでな
り、この変性電気石ないしはこの変性電気石を含んでな
るこの発明の血行改善剤は、X線源にCuKα線を使用
するX線粉末回折法において、16.4゜、33.2゜
及び40.9゜のX線回折角(2θ)を示す場合があ
る。その通常の電気石とは、一般式WX33Al3(Al
Si293(O,OH,F)4 で表される化学組成
(但し、一般式中WはNa又はCaを、XはAl、Fe
3+、Li、Mg又はMn2+をそれぞれ表す。)を有する
無機化学組成物全般を包含するものであり、具体例とし
ては、例えば、天然又は人工のトルマリン、スコール、
ドラバイト、ウバイト及びエルバイト等を挙げることが
できる。
【0015】この発明で用いる変性電気石の製造方法に
ついて説明すると、先ず、その原料としては、上記の如
き電気石より選ばれる1又は複数や、さらには、電気石
以外の他の成分との組成物のいずれをも原料として有利
に用いることができる。電気石の含量にもよるが、原料
としての組成物としては、例えば、電気石を含む、結晶
片岩、片麻岩、接触変成岩、花崗岩及びペグマタイト等
の岩石はこの発明に有利に用いることができ、さらには
目的に応じて、粘土、ガラス、金属、半導体、強誘電体
及び強磁性体等を当該電気石乃至は当該電気石を含む組
成物に混合せしめて用いても良い。斯かる原料の形態に
特に制限はなく、用いる原料の種類や組成により、天然
より得られる原石としての形態そのままや、従来公知の
適宜の粉砕手段により粉砕せしめた粒状・粉状、さらに
は、他の成分と混合せしめてなるペースト状・粘土状等
のいずれも有利に用いることができる。
【0016】以上の如き原料をそこに含まれる電気石の
変性温度以上、通常は1000℃以上の温度で加熱する
と、当該原料に含まれる電気石は変性電気石に変換され
る。電気石の変性温度以上で加熱する限りにおいて、熱
処理のための器具乃至設備や、昇温速度、加熱時間、降
温速度等の熱処理の条件は問わない。したがって熱処理
には、通常、1000℃以上の温度を安定して保持でき
るものであれば従来公知の技術を適宜に適用することが
でき、例えば、電気炉、トンネル窯炉、回転炉、溶鉱炉
等は、いずれも有利に適用することができる。また、原
料を電気石の変性温度以上の温度で融点を超えて加熱し
溶融せしめた後、冷却時に、例えば、セラミックファイ
バーの製造における冷却及び成形の通常一般の技術であ
る、ブローイング法やスピニング法を適用して繊維状と
なすことも随意である。通常望ましくは、上述の如き原
料を適宜の炉で温度1000℃以上で1時間以上保持
し、その後放冷して常温にまで冷却する。斯くして、こ
の発明で用いる変性電気石が得られる。斯かる変性電気
石は、用いた原料の種類、組成、形態や熱処理の条件な
どにより組成は様々であり、形状も粒状、粉状、滴状、
ブロック状、繊維状等様々である。斯かる変性電気石
は、未変性の電気石とは異なるX線回折角乃至はX線回
折図形を示す。例えば、当該変性電気石は、X線源にC
uKα線を使用するX線粉末回折法で分析すると、未変
性の電気石には見られない、16.4゜、33.2゜及
び40.9゜のX線回折角(2θ)を示す場合がある。
【0017】この発明の血行改善剤は、以上の如き変性
電気石を含んでなるものであり、その形状や組成は問わ
ない。したがって、当該血行改善剤は、上述のようにし
て得られる変性電気石そのままの形態であってもよい
し、また、必要に応じて、適宜の手段により粉末状・粒
状となしたり、さらには、他の成分と混合せしめて粉末
状、粒状、ペースト状、粘土状、ブロック状等となした
り、あるいは、例えば、磁石を用いて金属を除去するな
ど適宜の手段により当該変性電気石以外の成分を除去し
て得ることも随意である。これらのうち、当該変性電気
石ないし当該変性電気石含有物を、適宜の手段により粉
末状・粒状、より好ましくは微粉末状とした場合には、
後述するこの発明の成形物や組成物を得る上においては
有利である。粉砕手段としては、従来公知の技術、例え
ば、ジョークラッシャー、ロール粉砕機、ローラーミ
ル、ボールミル等の粉砕機を挙げることができる。以上
のようにしてこの発明の血行改善剤を得ることができ
る。この発明の血行改善剤は、用いる原料の種類、組
成、形状や製造方法にもよるが、通常、当該変性電気石
を1%(w/w)以上含有している。
【0018】この発明の血行改善剤は、人を含む温血動
物に適用すると血行改善効果を示し、前述のように、適
宜の形状に成形し易いので、目的に応じて所望の形状
の、当該血行改善剤を含んでなる成形物を容易に得るこ
とができる。この発明の血行改善剤を含んでなる成形物
の形態は、その使用に際して当該血行改善剤がその成形
物中に安定して保持されるものである限り制限はなく、
その使用目的に応じて適宜の形態を選択することができ
るが、とりわけ、繊維又はシート状である場合、後述す
るように、所期の効果を得る上で極めて有利なものとな
る。これら成形物はいずれも従来公知の技術を適用する
ことにより得ることができる。
【0019】この発明の血行改善剤を含んでなる成形物
の例を以下に説明すると、先ず、繊維状の成形物として
は、この発明の血行改善剤を安定して保持することので
きる繊維であればいずれでもよく、例えば、アクリル繊
維、ポリビニルアルコール繊維、ポリアミド系繊維、ポ
リエステル系繊維に代表される合成繊維、アセテート繊
維に代表される半合成繊維、さらにはレーヨンに代表さ
れる再生繊維等に当該血行改善剤を混入せしめた繊維
は、いずれも有利に用いることができる。これら繊維
は、それぞれの原料に適した、従来公知の技術を適用す
ることにより得ることができる。これら技術は、例え
ば、社団法人化学工学協会編集、東京化学同人発行の、
『化学プロセス集成』(1970年)、878乃至93
1頁等に示されている。概略を述べると、アクリル繊維
やアセテート繊維を成形する場合には乾式紡糸法を、レ
ーヨンやポリビニルアルコールを成形する場合には湿式
紡糸法を、ポリアミド系繊維やポリエステル系繊維を成
形する場合には溶融紡糸法を適用すればよく、いずれに
しても、繊維原料中、当該血行改善剤を重量比で0.0
1%乃至40%、より望ましくは0.1乃至20%含有
すべく添加混合し、常法にしたがって繊維を成形せしめ
ればよい。当該血行改善剤は、繊維原料がチップ等固状
の時に混合せしめた後に常法に供しても、液状となった
後に混合せしめた後に常法に供しても、いずれも良好な
この発明の繊維状成形物を得ることができる。さらに
は、また、通常の繊維原料と当該血行改善剤を混合し成
形せしめてなるチップ状等の固形物を一旦得た後、この
固形物を常法に供してもよい。斯くして得られるこの発
明の繊維状成形物(以後、単に「当該繊維」ということ
もある。)は、重量比で当該血行改善剤を0.01%乃
至40%、より望ましくは0.1%乃至20%含んでな
る。
【0020】この発明の成形物の別の一形態であるシー
ト状の成形物は、当該血行改善剤を安定して保持できる
ものであればいずれでもよく、例えば、熱可塑性樹脂や
合成ゴム等により成形されるシートはいずれも有利に用
いることができる。斯かるシートを得るには通常一般の
材料に当該血行改善剤を混合せしめ、通常一般の技術を
適用すればよい。すなわち、材料としては、例えば、塩
化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロンを
始めとする熱可塑性樹脂や、ニトリルゴム、アクリルゴ
ム、ウレタンゴム、シリコンゴムを始めとする合成ゴム
等が用いられ、これらから選ばれる1種又は2種以上の
混合物に、従来公知のカレンダー法、押出成形法等を適
用する。ここで、材料の熱可塑性樹脂や合成ゴムに当該
血行改善剤を重量比で0.01%乃至40%、より望ま
しくは0.1乃至20%含有すべく添加し均一に混合し
ておけば、当該血清改善剤を含んでなるこの発明のシー
ト状成形物(以下、単に「当該シート」ということもあ
る。)を得ることができる。斯くして得られるこの発明
の成形物であるシートは、重量比で当該血行改善剤を
0.001%乃至40%、より望ましくは0.01%乃
至20%含んでなる。
【0021】以上のようにして得られる当該繊維及び/
又は当該シートを用いれば任意の形態、例えば、織布、
ニット、メリヤス、不織布等にさらに成形することがで
きる。この発明の織布は、当該繊維を含む糸を材料とし
て通常一般の織物技術を適用して得ることができる。当
該織布に用いられる糸は、上述の、当該繊維の、いずれ
か1種のみを紡績して得られる糸であっても、適宜の2
種類以上を紡績して得られる混紡糸であってもよく、さ
らには、当該1種以上の繊維と、当該血行改善剤を含ま
ない、適宜の1種以上の、例えば天然繊維などの繊維と
の混紡糸であってもよい。斯くして得られるこの発明の
成形物である織布は、いずれも重量比で当該血行改善剤
を0.001%乃至40%、より望ましくは0.01%
乃至20%含んでなる。また、この発明のニット又はメ
リヤスも、この織布と同様にして当該繊維を含む糸を材
料として、従来公知の編成機械等を用いることにより容
易に成形することができる。斯くして得られる当該ニッ
ト乃至メリヤスは、いずれも重量比で当該血行改善剤を
0.001%乃至40%、より望ましくは0.01%乃
至20%含んでなる。
【0022】この発明の不織布は、当該繊維を含む材料
に通常一般の技術を適用して得ることができる。すなわ
ち、当該繊維より選ばれる1種又は2種以上と、さらに
必要に応じて当該血行改善剤を含まない、適宜の1種以
上の繊維とを材料として、従来公知の、ニードルパンチ
法、溶融接着法やバインダー等を用いて成形する方法等
を適用して得ることができる。斯くして得られるこの発
明の不織布は、いずれも重量比で当該血行改善剤を0.
001%乃至40%、より望ましくは0.01%乃至2
0%含んでなる。
【0023】なお、この発明においては、上述した織
布、ニット、メリヤス、不織布、シートを始めとするこ
の発明の成形物は、これらから選ばれる2種以上や、さ
らには従来公知の布状物とを積層せしめ、一体として成
形してなるものをも包含する。当該積層物は、乾式ラミ
ネート法や湿式ラミネート法等の接着剤を介した方法、
押し出しラミネート法等の接着剤を介さない方法等の従
来公知の方法を適用することにより好適なものが得られ
る。斯かる成形物は、重量比で当該血行改善剤を0.0
01%乃至40%、より望ましくは0.01%乃至20
%含んでなる。
【0024】この発明の血行改善用具は、当該血行改善
剤を含んでなるものであり、その形状に特に制限はない
が、日常的及び/又は継続的に当該血行改善剤を人を含
む温血動物に適用し得る形状としたとき、極めて容易に
且つ確実に所期の効果を発揮することができる。斯かる
血行改善用具としては、例えば、上述の如きこの発明の
成形物の1又は複数を、さらには、従前の公知の素材を
これに組み合わせて裁断・縫製して得られる、衣料、寝
具、敷物、暖房用具等を挙げることができる。より具体
的には、例えば、帽子、肌着、手袋、靴下、腹巻き、タ
イツ、スパッツ、レッグウォーマー、トレーナー、トレ
ーニングウェア、サポーター、パッド、パンツ、パンテ
ィー、シャツ、ももひき、ガードル、パンティーストッ
キング、ブラジャー、温湿布剤の基布、包帯、パジャ
マ、寝間着、ガウン、ワイシャツ、ブラウス、ズボン、
スカート、マフラー、セーター、ベスト、保温用具、暖
房用具、携帯暖房用具、使い捨てカイロ、使い捨てカイ
ロの包皮布、ジャンパー、ジャンパーの中綿、コート、
コートのライナー、ベルト、着物、肌襦袢、腰巻き、
帯、足袋、羽織、袴、妊婦帯、雨具、スリッパ、靴の中
敷、スカーフ、ストール、ネクタイ、ヘアバンド、マス
ク、膝掛け、タオル、シーツ、マット、毛布、布団、布
団の中綿、ベッド、ベッドカバー、枕、枕の中綿、枕カ
バー、電気毛布、こたつ敷、座布団、座布団の中綿、ク
ッション、ソファー、ソファーカバー、カーペット、キ
ッチンマット、バスマット、ピクニックシート、レジャ
ーシート等を挙げることができる。なお、以上の如きこ
の発明の血行改善用具は、全体に亙って血行改善剤が分
布すべく成形してもよいし、また、例えば、肩、腰、首
筋、脚等の適宜の局所にのみ血行改善剤を接近又は接触
させるべく成形してもよい。
【0025】この発明の血行改善用組成物は、当該血行
改善剤を含んでなるものであり、その組成・形状に特に
制限はないが、日常的及び/又は継続的に当該血行改善
剤を人を含む温血動物に適用し得る組成・形状としたと
き、極めて容易に且つ確実に所期の効果を発揮すること
ができる。斯かる血行改善用組成物としては、例えば、
液状、クリーム状、ゲル状、半固形状、微粉状の、皮膚
に塗布して用いる外用剤を挙げることができる。さらに
具体的には、例えば頭皮に適用する、ヘアトニック、ヘ
アリキッド、ヘアローション、ヘアクリーム、ヘアスプ
レー、ヘアオイル、ヘアトリートメント、ヘアムース、
シャンプー、リンス等や、頭皮以外の皮膚に適用する、
スプレー、乳液、軟膏、硬膏、クリーム、ローション、
入浴剤、フェイスパック剤、ボディーパック剤、リニメ
ント、ゲル、パップ剤、天花粉等を挙げることができ
る。これら組成物はいずれも常法により、適宜の基剤、
賦形剤、溶剤、保湿剤、香料、着色料から選ばれる1又
は複数と、当該血行改善剤を混合せしめて調製すること
ができる。例えば、目的に応じて、精製水、エチルアル
コール、セチルアルコール、オレイルアルコールエーテ
ル、グリセリン、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、ひまし油、オリーブ油、流動パラフィ
ン、ラウリル硫酸ナトリウム、含水ケイ酸アルミニウ
ム、コロイド性含水ケイ酸アルミニウム、白色ワセリ
ン、黄色ワセリン、親水ワセリン、マクロゴール等から
選ばれる1又は複数と、さらに目的に応じて、ビタミン
E、センブリエキス、カンフル、タカナール、L−アス
コルビン酸、ルチン、ヘスペリジン、ナリンジン、2−
O−α−D−グルコシルL−アスコルビン酸、α−グル
コシルルチン、α−グルコシルヘスペリジン、α−グル
コシルナリンジン、コラーゲン加水分解物、アミノ酸、
澱粉、デキストリン、プルラン、マルトース、砂糖、ト
レハロース、緩衝剤、香料、着色料等から選ばれる1又
は複数との、常法による配合比の混合物に、さらに当該
血行改善剤を混合せしめればよい。斯かる血行改善用組
成物は、通常、当該血行改善剤を0.01乃至10%
(w/w)含んでなる。
【0026】以下に実施例を示してこの発明をさらに具
体的に説明するが、この発明はこれらに限定されるもの
ではない。
【0027】
【実施例1−1】 〈血行改善剤〉アダン鉱山製の粒度325メッシュの微
粉状のスコールである『黒トルマリン』10kgを電気
炉内に入れ、炉内温度を1000℃又は1400℃にせ
しめた後1時間保持した。その後電力の供給を停止し、
炉内温度が常温に冷却されるまで放置した。斯くして得
た熱処理物は部分的にブロック状になっており、これを
ボールミルを用いて原料の電気石と同程度にまで粉砕
し、微粉状のこの発明の血行改善剤を得た。
【0028】ルーランド(Ruland)ら、『アクタ
・クリスタログラフィカ(ActaCrystallo
graphica)』、第14巻、1180頁(196
1年)に記載の方法(X線粉末回折法)にしたがって、
X線回折装置(理化学電気株式会社販売、商品名『ガイ
ガーフレックス RAD−IIB』)を用い、X線源に
CuKα線を使用して、上記で得た本発明の血行改善剤
のX線回折図形を求めた。対照として、上記で用いた熱
処理前の電気石ならびに、熱処理の温度を500℃又は
900℃としたこと以外は上記の血行改善剤と同様にし
て得た処理物それぞれのX線回折図形を同じ手順で求め
た。結果を図1に示す。
【0029】図1の結果に見られるように、電気石を1
000℃以上で熱処理して得た本発明の血行改善剤は、
熱処理前の電気石や1000℃未満での熱処理物とは明
らかに異なるX線回折図形を示した。この結果は、電気
石はその変性温度以上で熱処理すると変性し、斯かる変
性温度は、通常1000℃以上であることを示してい
る。すなわち図1の結果は、本発明の血行改善剤が電気
石をその変性温度以上、通常1000℃以上の温度で加
熱して得ることができることを示している。そして図1
の結果から、斯かる変性電気石を含んでなる本発明の血
行改善剤が、X線源にCuKα線を使用するX線粉末回
折法において、16.4゜、33.2゜及び40.9゜
の回折角(2θ)を示す場合があることが判明した。
【0030】
【実施例1−2】 〈血行改善効果〉小野真由美らが、『基礎と臨床』、第
28巻、213乃至221頁(1994年)に報告して
いる冷水負荷試験は、所望の物質や成形物の血行改善効
果の客観的な検証方法とされている。この冷水負荷試験
に準じて以下に示す試験を行い、この発明の血行改善剤
の血行改善効果を調べた。すなわち、被験者として年齢
25才乃至35才の健康な男女各3名のボランティアを
募り、室温約20℃に設定した室内に集め、先ず、両足
の肌を30分間露出してその温度環境に順応させた(こ
の時点を「試験前」という。)。この後、実施例1−1
の方法に準じて『黒トルマリン』を1000℃で24時
間熱処理して得たこの発明の血行改善剤に、後述の実施
例6の方法を適用して得た靴下を着用させ、温度約42
℃に設定した保温装置の表面に足の裏全面を密着させ、
その上から全面に亙り毛布を覆い、15分間その状態を
保持させ、そして保温装置から足をはずすと同時に靴下
を脱がせ(この時点を「保温後」という。)、このまま
の状態で室温で5分間放置した(この時点を「冷水負荷
前」という。)。この後、温度約15℃に保持した冷水
浴に浸して1分間保持させた(この時点を「冷水負荷
後」という。)後、冷水浴から足を出し、水滴を除去し
て室温環境下で放置させた。以上の、試験前、保温後、
冷水負荷前、冷水負荷後のそれぞれの時点と、冷水負荷
後から冷水負荷後30分までの5分経過ごとの時点、合
計10の時点の各被験者の足の親指の先端部分の表面温
度を、日本アビオニクス製のサーモグラフィー測定機器
『アビオニクス TVS−2200』で、添付の説明書
にしたがい測定・記録した。また、対照1として、加熱
処理を施す前の電気石を用いたこと以外はすべて上記と
同一の方法で得た靴下を、対照2として、電気石の熱処
理の温度を500℃としたこと以外はすべて上記と同一
の方法で得た靴下を、対照3として電気石を用いていな
いこと以外はすべて上記と同一の方法で得た靴下を用
い、それぞれ試験日を改めて、ここに示した試験法と同
一の方法により試験した。用いた靴下ごとに、また、試
験の各時点ごとに、すべての被験者の測定温度の平均値
を求めた。結果を表1に示した。
【0031】
【表1】
【0032】表1に示されるように、この発明の血行改
善剤を含む靴下を用いた場合には、冷水負荷後の表面温
度は、他の靴下を用いた場合に比べて全体として高い傾
向にあった。また、通常の冷水負荷試験において一般に
認められる、冷水負荷後5乃至10分間程度の一次的な
表面温度の上昇及びその後の表面温度の低下という現象
は、この試験においてもいずれの被験者にも認められ
た。しかしながら、この発明による靴下を用いた場合に
は、他の場合に比べて、この表面温度の低下はより鈍く
なる傾向が認められた。以上の結果は、この発明の血行
改善剤に顕著な血行改善効果のあることを示している。
【0033】
【実施例2】 〈繊維状成形物〉通常の水触媒重合法にしたがい、ε−
カプロラクタムの約85%の水溶液を、温度約250℃
に保持した重合塔内に約18時間滞留せしめて重合させ
た。重合後、重合塔から重合物を排出し、さらに常法に
したがってチップを得た。当該チップは真空乾燥機で水
分約0.08%以下にまで乾燥させた。ここに、実施例
1の方法で得たいずれかの血行改善剤を重量比で3%添
加し、常法にしたがい溶融・混練りして繊維原料チップ
を作製した。続いて、このチップを真空乾燥機で水分約
0.02%に以下にまで乾燥させ、通常の溶融紡糸法に
したがって紡糸し、延伸して、当該血行改善剤を含有す
るナイロン繊維である、この発明の繊維状成形物を得
た。
【0034】
【実施例3】 〈繊維状成形物〉通常のビスコース法にしたがって、パ
ルプを濃度約17%の苛性ソーダ溶液中で粉砕し、同様
液中に浸漬してアルカリセルロースを得、当該アルカリ
セルロース含有スラリーから苛性ソーダ溶液を除去し、
さらに粉砕して老成工程を経た後、固形物当たり約30
%の二硫化炭素を添加して硫化せしめ、濃度約4%の苛
性ソーダ溶液に溶解しビスコースを得た。このビスコー
スを、約40時間放置して熟成させた後、対固形物重量
比で5%の実施例1の方法で得たいずれかの血行改善剤
を添加し、10%硫酸、18%硫酸ナトリウム及び1%
硫酸亜鉛を含む水溶液中で繊維を成形させる通常の湿式
紡糸法により紡糸して、血行改善剤を含有するレーヨン
繊維である、この発明の繊維状成形物を得た。
【0035】
【実施例4】 〈繊維状成形物〉通常の直接エステル化法にしたがっ
て、パーシャルコンデンサ及び攪拌機付きのステンレス
製オートクレーブに、ジメチルテレフタレートと、これ
に対しモル換算で約1.5倍のエチレングリコールを仕
込み、温度約250℃で圧力約5kg/cm2 の条件を
保持し、副生する水をパーシャルコンデンサから除去し
つつ、ビス−β−ヒドロキシエチルテレフタレートを生
成させた。次に、この生成物をエチレングリコールコン
デンサ、攪拌機、ポリマー排出弁付きのステンレス製の
重合反応槽に仕込み、温度約280℃、真空度約1mm
Hgの条件で、副生するエチレングリコールをエチレン
グリコールコンデンサから除去しつつ、約3時間反応さ
せた。反応後、生成したポリマーを排出弁より排出せし
め、常法にしたがいポリエステル繊維の製造原料たるチ
ップを得た。チップは真空乾燥機で温度約150℃で水
分が0.005%になるまで乾燥させた。当該チップに
対し実施例1の方法で得たいずれかの血行改善剤を重量
比で6%添加し充分に混合した後、通常の溶融紡糸法に
したがって、温度約280℃に保持し、間隙部を不活性
ガスで充満させたメルター内で溶融させた後、押し出し
て、当該血行改善剤を含有するポリエステル繊維であ
る、この発明の繊維状成形物を得た。
【0036】
【実施例5】 〈シート状成形物〉ポリ塩化ビニル100重量部に対
し、トリクレジルホスフェート30重量部、ジオクチル
フタレート10重量部、エポキシ化大豆油2重量部、ス
テアリン酸亜鉛1.5重量部、メチレンビスステアロア
ミド0.1重量部及び実施例1の方法で得たいずれかの
血行改善剤8重量部を充分に混練して樹脂組成物を調製
し、通常のカレンダー法により圧延して、厚さ約0.1
mmの、当該血行改善剤を含有するビニルシートであ
る、この発明のシート状成形物を得た。
【0037】
【実施例6】 〈靴下〉実施例2の方法で得た繊維状成形物と羊毛繊維
を1対1の比率で常法にしたがい混紡して混紡糸を得
た。この混紡糸を編成機械で編成してニットとした後、
裁断・縫製して、靴下としての、この発明の血行改善用
具を得た。この血行改善用具は、着用すると足部、特に
爪先部分の血行を改善し、冷え症やしもやけの改善に効
果を発揮する。また、この靴下は保温効果が高いので、
寒冷な場所での長期の作業時などに着用するのに有用で
ある。
【0038】
【実施例7】 〈帽子〉実施例2の方法で得た繊維状成形物と綿繊維を
3対7の比率で常法にしたがい混紡して混紡糸を得た。
この混紡糸を編成機械で編成してニットとした後、裁断
・縫製して、半球状の帽子としての、この発明の血行改
善用具を得た。この血行改善用具は、頭部に着用すると
頭皮の血行を改善し、育毛不良の改善や脱毛の防止に効
果を発揮する。またこの帽子は、通常の、例えば、つば
付き帽子の着脱可能なインナーとして用いることもで
き、斯かる使用法によれば、この帽子は外出時など日常
的に使用することがより容易となるので、当該効果をよ
り一層発揮することとなる。また、さらに、厳寒地や厳
寒期において着用すれば、頭部の保温にも有効である。
【0039】
【実施例8】 〈シーツ〉実施例3の方法で得た繊維状成形物と綿繊維
を3対7の比率で常法にしたがい混紡して混紡糸を得
た。自動織機を用いてこの混紡糸より織布を作製し、裁
断・縫製してこの発明の血行改善用具としてのシーツを
得た。この血行改善剤は、寝具として用いた場合、体の
末端部を含む全身の血行を改善するので、冷え症、睡眠
不足、慢性疲労、肩こり、腰痛の改善に効果を発揮す
る。
【0040】
【実施例9】 〈腹巻き〉実施例4の方法で得た繊維状成形物と羊毛繊
維を1対1の比率で常法にしたがい混紡して混紡糸を得
た。この混紡糸を筒編みしてこの発明の血行改善用具と
しての腹巻きを得た。この血行改善用具は、腰部又は腹
部に巻いて着用した場合、腰痛、不眠症の改善に効果を
発揮する。
【0041】
【実施例10】 〈敷物〉実施例5の方法で得たシート状成形物と、綿製
の厚さ約3mmのパイル布とを、ポリウレタン樹脂を接
着剤に用いて、乾式ラミネーション法により積層して一
体化した。さらにこの積層物を裁断し、周縁部を補強の
ため縫製して、この発明の敷物としての血行改善用具を
得た。この血行改善用具は、キッチンマット、ピクニッ
クシートやカーペット等として用いると、接触部分、例
えば、足部や臀部の血行の改善が促され、冷え症の改善
に効果を発揮する。また、この用具は保温効果を有する
ので、寒冷時に寒さから回避すべく用いるのにも適して
いる。
【0042】
【実施例11】 〈携帯用暖房具〉綿繊維を材料として荒織りした基布
と、実施例4の方法で得た繊維状成形物と羊毛繊維とを
重量比で1対1で混合したラップを準備し、通常のニー
ドルパンチ法を適用して、当該血行改善剤を含有する不
織布を得た。次に、ポリ塩化ビニル100重量部に対
し、トリクレジルホスフェート30重量部、ジオクチル
フタレート10重量部、エポキシ化大豆油2重量部、ス
テアリン酸亜鉛1.5重量部、メチレンビスステアロア
ミド0.1重量部を充分に混練して樹脂組成物を調製
し、押し出しラミネート法を適用して、この樹脂組成物
を先に得た不織布に積層した。当該積層物を裁断し、樹
脂層が内側になるように袋状に縫製し、当該袋状物で通
常の使い捨てカイロ用の発熱剤を封入して、この発明の
携帯用暖房具としての血行改善用具を得た。この携帯用
暖房具は、通常の使い捨てカイロの有する保温効果に加
え、血行改善効果をも有し、慢性的な腰痛・肩こり・冷
え症・不眠症の改善に効果を発揮する。
【0043】
【実施例12】 〈ガードル〉実施例2の方法で得た繊維状成形物と、絹
繊維、綿繊維を重量比で3対3対4の比率で、常法にし
たがい混紡して混紡糸を得た。この混紡糸を編成機械で
編成してニットとした後、裁断・縫製して、女性用肌着
のガードルとしての、この発明の血行改善用具を得た。
このガードルは、血行改善効果・保温効果が高い。した
がって本品を着用すれば、腰部の血行が改善され、冷え
症、腰痛の改善に効果を発揮する。
【0044】
【実施例13】 〈ヘアトニック〉エタノール 35重量部、グリセリン
2重量部、精製水 55重量部、ビタミンE 0.5
重量部、α−グルコシルヘスペリジン0.1重量部、タ
カナール0.005重量部に適量の香料、ヒノキチオー
ル及び染料を常法にしたがって配合し、さらにここに、
実施例1−1の方法で得た血行改善剤 2重量部を添加
・混合して、ヘアトニックとしての、この発明の血行改
善用組成物を得た。本品を充分に混和して頭皮に適量適
用すれば、頭皮の血行を改善し、育毛不良の改善や脱毛
の防止に効果を発揮する。
【0045】
【実施例14】 〈軟膏〉トレハロース 1重量部、ビタミンE 0.0
5重量部、α−グルコシルルチン 0.05重量部と実
施例1−1の方法で得た血行改善剤 0.2重量部を充
分に混合した後、さらに白色ワセリン 9重量部を加え
て充分に練り合わせて、軟膏としての、この発明の血行
改善用組成物を得た。本品は、適量を皮膚に塗布する
と、当該部分及びその近傍の血行が改善されるので、腰
痛、肩こり、冷え症、乾燥肌、しもやけ等の症状の改善
に効果を発揮する。また、内臓疾患や腫瘍性疾患等の患
部付近に本品を適量塗布すると、血行が改善されるので
医薬品の投与等による治療をより早期化することもでき
る。
【0046】
【実施例15】 〈パップ剤〉微粉状の含水ケイ酸アルミニウム 550
重量部、ほう酸 50重量部、濃グリセリン 400重
量部、カンフル 4重量部、ハッカ油 0.5重量部及
び実施例1−1の方法で得た血行改善剤 10重量部を
耐熱容器に入れ、湯浴中で充分に混合し、パップ剤とし
てのこの発明の血行改善用組成物を得た。本品を通常の
温湿布に準じて患部に貼付すると、患部の血行が改善さ
れるので、腰痛、肩こり、冷え症、乾燥肌、しもやけ等
の症状の改善に効果を発揮する。
【0047】
【発明の効果】以上説明したごとく、この発明は、電気
石をその変性温度以上、通常は1000℃以上の温度で
加熱して得ることのできる変性電気石が血行改善効果を
示すという独自の知見に基づくものである。この知見に
基づき完成されたこの発明は、血行改善能高く、しかも
適宜形状に容易に成形することができる血行改善剤と、
その製造方法ならびに用途を提供するものである。この
発明により血行不良に伴う種々の疾患・症状、例えば、
育毛不良、脱毛、肩こり、冷え性、腰痛、乾燥肌、霜焼
け、不眠症、慢性疲労、神経痛、リウマチ、関節痛等を
容易に改善することができる。また、この発明の血行改
善剤は顕著な血行改善効果を示すことから、内臓疾患や
腫瘍性疾患等各種の疾病の、従来の医療による治療をよ
り早期化することができる。
【0048】この発明は、斯くも顕著な作用効果を示す
ものであり、斯界に貢献すること誠に多大な意義のある
発明といえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の血行改善剤及び対照の、X線粉末回
折法によるX線回折図形を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D06M 11/00 D06M 11/00

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変性電気石を含んでなる血行改善剤。
  2. 【請求項2】 変性電気石が、X線源としてCuKα線
    を使用するX線粉末回折法において、16.4゜、3
    3.2゜及び40.9゜のX線回折角(2θ)を示す請
    求項1に記載の血行改善剤。
  3. 【請求項3】 変性電気石が、電気石を変性温度以上で
    加熱して得ることができる請求項1又は2に記載の血行
    改善剤。
  4. 【請求項4】 変性温度が1000℃である請求項3に
    記載の血行改善剤。
  5. 【請求項5】 電気石を変性温度以上で加熱し、得られ
    る変性電気石を含有せしめることを特徴とする請求項
    1、2、3又は4に記載の血行改善剤の製造方法。
  6. 【請求項6】 変性温度が1000℃である請求項5に
    記載の血行改善剤の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4のいずれかに記載の血行
    改善剤を含んでなる成形物。
  8. 【請求項8】 繊維又はシート状に成形された請求項7
    に記載の成形物。
  9. 【請求項9】 織布、ニット、メリヤス又は不織布とし
    ての請求項7又は8に記載の成形物。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至4のいずれかに記載の血
    行改善剤を用いる血行改善用具。
  11. 【請求項11】 衣料、寝具、敷物又は暖房用具として
    の請求項10に記載の血行改善用具。
  12. 【請求項12】 発育毛用具としての請求項10又は1
    1に記載の血行改善用具。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至4のいずれかに記載の血
    行改善剤を用いる血行改善用組成物。
  14. 【請求項14】 液状、クリーム状、ゲル状又は半固形
    状の請求項13に記載の血行改善用組成物。
  15. 【請求項15】 外用剤としての請求項13又は14に
    記載の血行改善用組成物。
  16. 【請求項16】 ビタミンおよびフラボノイドから選ば
    れる1又は複数をさらに含んでなる請求項13、14又
    は15に記載の血行改善用組成物。
  17. 【請求項17】 発育毛用組成物としての請求項13、
    14、15又は16に記載の血行改善用組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11349437A (ja) * 1998-06-09 1999-12-21 Kao Corp 皮膚又は毛髪用被覆シート
JP2003267877A (ja) * 2002-03-12 2003-09-25 Alpen:Kk トルマリン入りジェル
WO2009063931A1 (ja) * 2007-11-15 2009-05-22 Anbas Corporation 血行促進作用の評価方法、血行促進物質のスクリーニング方法、および血行促進剤

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