JPH11349429A - 化粧品基剤 - Google Patents
化粧品基剤Info
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- JPH11349429A JPH11349429A JP17660198A JP17660198A JPH11349429A JP H11349429 A JPH11349429 A JP H11349429A JP 17660198 A JP17660198 A JP 17660198A JP 17660198 A JP17660198 A JP 17660198A JP H11349429 A JPH11349429 A JP H11349429A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造時および長期保管時において臭気発生の
無いポリオキシエチレン化されたポリプロピレングリコ
ール系の化粧品基剤を提供する。 【解決手段】 プロペニルエーテル基含有量が0.00
1ミリ当量/g以下であるポリオキシエチレン化された
ポリプロピレングリコール(A)からなることを特徴と
する化粧品基剤。
無いポリオキシエチレン化されたポリプロピレングリコ
ール系の化粧品基剤を提供する。 【解決手段】 プロペニルエーテル基含有量が0.00
1ミリ当量/g以下であるポリオキシエチレン化された
ポリプロピレングリコール(A)からなることを特徴と
する化粧品基剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリオキシエチレン
化されたポリプロピレングリコールからなる、乳化剤、
保湿剤などに用いられる化粧品基剤に関する。さらに詳
しくは、製造時および長期保管時後の臭気発生の無い化
粧品基剤に関する。
化されたポリプロピレングリコールからなる、乳化剤、
保湿剤などに用いられる化粧品基剤に関する。さらに詳
しくは、製造時および長期保管時後の臭気発生の無い化
粧品基剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピ
レンブロック共重合物は乳化剤、分散剤、消泡剤等の界
面活性剤として種々の産業分野で用いられている。特に
ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロック共
重合物は、優れた安全性や乳化性、保湿性等から化粧品
の基剤として用いられている。しかしながらポリオキシ
エチレン−ポリオキシプロピレンブロック共重合物の多
くは、特異な臭気を有しており、またこの臭気は、製造
後時間の経過とともに特に強くなるため、その改良が求
められていた。
レンブロック共重合物は乳化剤、分散剤、消泡剤等の界
面活性剤として種々の産業分野で用いられている。特に
ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロック共
重合物は、優れた安全性や乳化性、保湿性等から化粧品
の基剤として用いられている。しかしながらポリオキシ
エチレン−ポリオキシプロピレンブロック共重合物の多
くは、特異な臭気を有しており、またこの臭気は、製造
後時間の経過とともに特に強くなるため、その改良が求
められていた。
【0003】従来、抗酸化剤や光劣化防止剤等の安定剤
を添加することによる、製造時および長期保管時におけ
る臭気の発生を抑制する方法が知られている。しかし化
粧品基剤に用いる本発明のポリオキシエチレン−ポリオ
キシプロピレンブロック共重合物については安定剤の種
類、添加量が制限されており、また制限内では有効な効
果が期待できない。また特公昭52−3300号公報に
は、二酸化炭素で中和し中和塩を除去する方法が記載さ
れている。しかしこの方法で生成する中和塩は非常に粒
子径が小さく、除去の為に、多大な労力と時間を必要と
する。特公昭56−5414号公報には、水蒸気または
窒素ガスを用いて脱臭する方法が記載されている。しか
しこの方法では一時的には臭気の低減が達成されたとし
ても、長期保管時における臭気低減効果は低い。特開昭
56−104936号公報には、ポリエーテルを酸性条
件下で処理を行ってプロペニルエーテル基を分解させた
後、脱アルデヒドを行う方法が、また、特開昭56−5
4720号公報には、ポリエーテルを五酸化リンを用い
て酸性条件で処理した後、中和する方法が記載されてい
る。しかしいずれの方法を用いても、経時的な臭気の発
生を押さえるには不十分であった。特公平3−4145
4号公報にはアルキレンオキサイド付加物に乳酸および
/または乳酸塩を含有させる方法が記載されている。こ
の方法は従来の酢酸等を含有させる方法に比べ、経時的
な臭気の発生を抑制する効果があるが、やはりまだ不十
分である。特開平5−294880号公報には、反応触
媒として脂肪酸金属塩を用いる方法が記載されている。
しかしこの方法の触媒は従来のアルカリ金属水酸化物触
媒等に比べ、触媒活性が低いため、本発明のポリオキシ
エチレン−ポリオキシプロピレンブロック共重合物につ
いてこの方法を実施する場合、反応に多大な時間を要す
る。
を添加することによる、製造時および長期保管時におけ
る臭気の発生を抑制する方法が知られている。しかし化
粧品基剤に用いる本発明のポリオキシエチレン−ポリオ
キシプロピレンブロック共重合物については安定剤の種
類、添加量が制限されており、また制限内では有効な効
果が期待できない。また特公昭52−3300号公報に
は、二酸化炭素で中和し中和塩を除去する方法が記載さ
れている。しかしこの方法で生成する中和塩は非常に粒
子径が小さく、除去の為に、多大な労力と時間を必要と
する。特公昭56−5414号公報には、水蒸気または
窒素ガスを用いて脱臭する方法が記載されている。しか
しこの方法では一時的には臭気の低減が達成されたとし
ても、長期保管時における臭気低減効果は低い。特開昭
56−104936号公報には、ポリエーテルを酸性条
件下で処理を行ってプロペニルエーテル基を分解させた
後、脱アルデヒドを行う方法が、また、特開昭56−5
4720号公報には、ポリエーテルを五酸化リンを用い
て酸性条件で処理した後、中和する方法が記載されてい
る。しかしいずれの方法を用いても、経時的な臭気の発
生を押さえるには不十分であった。特公平3−4145
4号公報にはアルキレンオキサイド付加物に乳酸および
/または乳酸塩を含有させる方法が記載されている。こ
の方法は従来の酢酸等を含有させる方法に比べ、経時的
な臭気の発生を抑制する効果があるが、やはりまだ不十
分である。特開平5−294880号公報には、反応触
媒として脂肪酸金属塩を用いる方法が記載されている。
しかしこの方法の触媒は従来のアルカリ金属水酸化物触
媒等に比べ、触媒活性が低いため、本発明のポリオキシ
エチレン−ポリオキシプロピレンブロック共重合物につ
いてこの方法を実施する場合、反応に多大な時間を要す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べたごとく、
抗酸化剤や光劣化防止剤等の安定剤を用いることなく、
製造時および長期保管時において臭気発生の無いポリオ
キシエチレン−ポリオキシプロピレンブロック共重合物
を製造するのは困難であり、ポリオキシエチレン−ポリ
オキシプロピレンブロック共重合物を化粧品基剤に用い
るには、香料を用いてマスキングする必要があったり、
化粧品への配合量が制限を受けたりしている。
抗酸化剤や光劣化防止剤等の安定剤を用いることなく、
製造時および長期保管時において臭気発生の無いポリオ
キシエチレン−ポリオキシプロピレンブロック共重合物
を製造するのは困難であり、ポリオキシエチレン−ポリ
オキシプロピレンブロック共重合物を化粧品基剤に用い
るには、香料を用いてマスキングする必要があったり、
化粧品への配合量が制限を受けたりしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、抗酸化剤
や光劣化防止剤等の安定剤を用いることなく、製造時お
よび長期保管時において臭気が無く、そのため香料を用
いてマスキングしたり、配合量に制限を設ける必要のな
い基剤を鋭意研究した結果、不飽和エーテル基としての
プロペニルエーテル基の含有量が低いポリオキシエチレ
ン−ポリオキシプロピレンブロック共重合物からなる化
粧品基剤がこの課題を解決するものであることを見出し
本発明を完成した。すなわち本発明は、ポリオキシエチ
レン化されたポリプロピレングリコール(A)からな
り、この(A)中のプロペニルエーテル基含有量が、
0.001ミリ当量/g以下であることを特徴とする化
粧品基剤である。
や光劣化防止剤等の安定剤を用いることなく、製造時お
よび長期保管時において臭気が無く、そのため香料を用
いてマスキングしたり、配合量に制限を設ける必要のな
い基剤を鋭意研究した結果、不飽和エーテル基としての
プロペニルエーテル基の含有量が低いポリオキシエチレ
ン−ポリオキシプロピレンブロック共重合物からなる化
粧品基剤がこの課題を解決するものであることを見出し
本発明を完成した。すなわち本発明は、ポリオキシエチ
レン化されたポリプロピレングリコール(A)からな
り、この(A)中のプロペニルエーテル基含有量が、
0.001ミリ当量/g以下であることを特徴とする化
粧品基剤である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のポリオキシエチレン化さ
れたポリプロピレングリコール(A)からなる化粧品基
剤において、ポリプロピレングリコール部分の数平均分
子量は1000をこえた値であり、好ましくは1500
〜4500である。ポリプロピレングリコール部分の数
平均分子量が1000未満では、ポリプロピレングリコ
ール部分の疎水基としての作用が小さく、乳化性能が低
い。ポリオキシエチレン化されたポリプロピレングリコ
ール(A)中のポリオキシエチレンの割合は、10〜9
0重量%である。ポリオキシエチレンの割合が10重量
%未満または90重量%を越えるとポリプロピレングリ
コール(A)は乳化性能が低い。
れたポリプロピレングリコール(A)からなる化粧品基
剤において、ポリプロピレングリコール部分の数平均分
子量は1000をこえた値であり、好ましくは1500
〜4500である。ポリプロピレングリコール部分の数
平均分子量が1000未満では、ポリプロピレングリコ
ール部分の疎水基としての作用が小さく、乳化性能が低
い。ポリオキシエチレン化されたポリプロピレングリコ
ール(A)中のポリオキシエチレンの割合は、10〜9
0重量%である。ポリオキシエチレンの割合が10重量
%未満または90重量%を越えるとポリプロピレングリ
コール(A)は乳化性能が低い。
【0007】本発明のポリプロピレングリコール(A)
からなる化粧品基剤はポリプロピレングリコールにエチ
レンオキサイドを付加重合して得る。ポリプロピレング
リコールは触媒存在下、グリコール化合物にプロピレン
オキサイドを付加重合して得る。グリコール化合物とし
てはプロピレングリコール、ジプロピレングリコールま
たはこれらのプロピレンオキサイド付加物等が用いられ
る。触媒として用いるカリウム系触媒、セシウム系触媒
の例としては、カリウムおよびセシウムの水酸化物、酸
化物、アルコラート、水素化物、金属等があげられる。
またこれらの水溶液、溶剤希釈品も使用可能である。こ
れらのうち、好ましくは水酸化カリウムおよび水酸化セ
シウムである。触媒の使用量は、通常、付加重合して得
られるポリプロピレングリコールに対し0.01〜5重
量%、好ましくは0.03〜3重量%である。触媒の使
用量が0.01重量%未満では反応に要する時間が長く
なる。また触媒の使用量が5重量%をこえると触媒の除
去が困難であり、また触媒を中和する場合は多くの中和
塩が系中に存在することになり好ましくない。触媒存在
下、グリコール化合物にプロピレンオキサイドを付加重
合してポリプロピレングリコール(A)を得るに際し、
反応温度は60〜90℃であり、好ましくは70〜80
℃である。反応温度が60℃未満では反応に要する時間
が長くなり、また90℃を越える温度では、アリルエー
テル基が生成し易く、またそのアリルエーテル基がプロ
ペニルエーテル基に転位し易いため、本発明の末端ポリ
オキシエチレン化ポリオキシプロピレングリコール
(A)中のプロペニルエーテル基含有量が、0.001
ミリ当量/g以下である化粧品基剤を得ることが困難で
ある。
からなる化粧品基剤はポリプロピレングリコールにエチ
レンオキサイドを付加重合して得る。ポリプロピレング
リコールは触媒存在下、グリコール化合物にプロピレン
オキサイドを付加重合して得る。グリコール化合物とし
てはプロピレングリコール、ジプロピレングリコールま
たはこれらのプロピレンオキサイド付加物等が用いられ
る。触媒として用いるカリウム系触媒、セシウム系触媒
の例としては、カリウムおよびセシウムの水酸化物、酸
化物、アルコラート、水素化物、金属等があげられる。
またこれらの水溶液、溶剤希釈品も使用可能である。こ
れらのうち、好ましくは水酸化カリウムおよび水酸化セ
シウムである。触媒の使用量は、通常、付加重合して得
られるポリプロピレングリコールに対し0.01〜5重
量%、好ましくは0.03〜3重量%である。触媒の使
用量が0.01重量%未満では反応に要する時間が長く
なる。また触媒の使用量が5重量%をこえると触媒の除
去が困難であり、また触媒を中和する場合は多くの中和
塩が系中に存在することになり好ましくない。触媒存在
下、グリコール化合物にプロピレンオキサイドを付加重
合してポリプロピレングリコール(A)を得るに際し、
反応温度は60〜90℃であり、好ましくは70〜80
℃である。反応温度が60℃未満では反応に要する時間
が長くなり、また90℃を越える温度では、アリルエー
テル基が生成し易く、またそのアリルエーテル基がプロ
ペニルエーテル基に転位し易いため、本発明の末端ポリ
オキシエチレン化ポリオキシプロピレングリコール
(A)中のプロペニルエーテル基含有量が、0.001
ミリ当量/g以下である化粧品基剤を得ることが困難で
ある。
【0008】触媒存在下、グリコール化合物にプロピレ
ンオキサイドを付加重合して得たポリプロピレングリコ
ールは、そのまま引き続きエチレンオキサイドを付加重
合させても良いし、触媒の除去や中和を行ったり、付加
重合の際に副生する不純物の除去、精製を行った後に、
エチレンオキサイドを付加重合させても良い。
ンオキサイドを付加重合して得たポリプロピレングリコ
ールは、そのまま引き続きエチレンオキサイドを付加重
合させても良いし、触媒の除去や中和を行ったり、付加
重合の際に副生する不純物の除去、精製を行った後に、
エチレンオキサイドを付加重合させても良い。
【0009】触媒を除去、精製する方法は、濾過助剤お
よび/または吸着剤で濾過する公知の方法がある。また
触媒を中和する方法は、酢酸や乳酸等のカルボン酸、塩
酸や硫酸等の鉱酸、炭酸、リン酸、パラトルエンスルホ
ン酸等の酸で中和する方法がある。触媒を中和して生成
する塩は濾過等により除去しても良い。触媒存在下、グ
リコール化合物にプロピレンオキサイドを付加重合して
得たポリプロピレングリコール中の不純物の除去、精製
の方法には、減圧下でストリッピングする方法がある。
この方法は不純物が低揮発性の化合物である場合には特
に有効である。ストリッピングするに際し、窒素等の不
活性ガスや水蒸気を導入したり、低沸点溶剤や水を加え
て行っても良い。また還元剤を作用させる方法も良い。
この方法は不純物がアルデヒドやカルボキシル化合物、
過酸化物、エステル等の酸素含有基である場合に特に有
効である。還元剤としてはナトリウムボロンハイドライ
ドやリチウムアルミニウムハイドライド、水素等が用い
られる。酸の存在下に水を作用させる方法もある。この
方法は不純物がプロペニルエーテル基含有化合物である
場合に有効である。また不純物がアリルエーテル基含有
化合物である場合には水素を作用させる方法や、熱を加
えてプロペニルエーテルに転移した後、酸存在下に水を
作用させる方法もある。
よび/または吸着剤で濾過する公知の方法がある。また
触媒を中和する方法は、酢酸や乳酸等のカルボン酸、塩
酸や硫酸等の鉱酸、炭酸、リン酸、パラトルエンスルホ
ン酸等の酸で中和する方法がある。触媒を中和して生成
する塩は濾過等により除去しても良い。触媒存在下、グ
リコール化合物にプロピレンオキサイドを付加重合して
得たポリプロピレングリコール中の不純物の除去、精製
の方法には、減圧下でストリッピングする方法がある。
この方法は不純物が低揮発性の化合物である場合には特
に有効である。ストリッピングするに際し、窒素等の不
活性ガスや水蒸気を導入したり、低沸点溶剤や水を加え
て行っても良い。また還元剤を作用させる方法も良い。
この方法は不純物がアルデヒドやカルボキシル化合物、
過酸化物、エステル等の酸素含有基である場合に特に有
効である。還元剤としてはナトリウムボロンハイドライ
ドやリチウムアルミニウムハイドライド、水素等が用い
られる。酸の存在下に水を作用させる方法もある。この
方法は不純物がプロペニルエーテル基含有化合物である
場合に有効である。また不純物がアリルエーテル基含有
化合物である場合には水素を作用させる方法や、熱を加
えてプロペニルエーテルに転移した後、酸存在下に水を
作用させる方法もある。
【0010】ポリプロピレングリコールにさらにエチレ
ンオキサイドを付加重合させて本発明のポリプロピレン
グリコール(A)を得る方法は触媒存在下に行う。触媒
は前述したカリウム系触媒およびセシウム系触媒と同様
のものが使用できる。これらのうち、好ましくはカリウ
ムおよびセシウムの水酸化物である。触媒の使用量は、
通常、付加重合して得られるポリプロピレングリコール
(A)に対して0.005〜5重量%、好ましくは0.
01〜0.5重量%である。触媒の使用量が0.005
重量%未満では反応時間が長くなり、また5重量%以上
では触媒除去が困難であり、また触媒を中和する場合は
多くの中和塩が系中に存在することになり好ましくな
い。触媒存在下、本発明の末端ポリオキシエチレン化ポ
リプロピレングリコール(A)を得るには、その反応温
度は通常60〜120℃、好ましくは70〜110℃で
ある。反応温度が60℃未満では反応時間が長くなり、
また120℃を越える温度では、既に生成していたアリ
ルエーテル基がプロペニルエーテル基に転位し易いた
め、本発明の末端ポリオキシエチレン化ポリオキシプロ
ピレングリコール(A)中のプロペニルエーテル基含有
量が、0.001ミリ当量/g以下である化粧品基剤を
得ることが困難である。
ンオキサイドを付加重合させて本発明のポリプロピレン
グリコール(A)を得る方法は触媒存在下に行う。触媒
は前述したカリウム系触媒およびセシウム系触媒と同様
のものが使用できる。これらのうち、好ましくはカリウ
ムおよびセシウムの水酸化物である。触媒の使用量は、
通常、付加重合して得られるポリプロピレングリコール
(A)に対して0.005〜5重量%、好ましくは0.
01〜0.5重量%である。触媒の使用量が0.005
重量%未満では反応時間が長くなり、また5重量%以上
では触媒除去が困難であり、また触媒を中和する場合は
多くの中和塩が系中に存在することになり好ましくな
い。触媒存在下、本発明の末端ポリオキシエチレン化ポ
リプロピレングリコール(A)を得るには、その反応温
度は通常60〜120℃、好ましくは70〜110℃で
ある。反応温度が60℃未満では反応時間が長くなり、
また120℃を越える温度では、既に生成していたアリ
ルエーテル基がプロペニルエーテル基に転位し易いた
め、本発明の末端ポリオキシエチレン化ポリオキシプロ
ピレングリコール(A)中のプロペニルエーテル基含有
量が、0.001ミリ当量/g以下である化粧品基剤を
得ることが困難である。
【0011】このようにして得られた、ポリプロピレン
グリコール(A)は、通常、触媒の除去や中和を行って
保管する。触媒の除去の方法は、濾過助剤および/また
は吸着剤で濾過することで行うことが出来る。また触媒
の中和の方法は、触媒が塩基性化合物の場合には酢酸や
乳酸等のカルボン酸、塩酸や硫酸等の鉱酸、炭酸、リン
酸、パラトルエンスルホン酸等の酸で中和する方法があ
る。触媒の除去や中和を行うにあたって、その温度は通
常120℃未満であり、好ましくは、100℃未満であ
り、最も好ましくは60〜100℃である。温度が12
0をこえる場合では、本発明の製造時および長期保管時
において臭気が無いことを特徴とする化粧品基剤を得る
ことが困難である。
グリコール(A)は、通常、触媒の除去や中和を行って
保管する。触媒の除去の方法は、濾過助剤および/また
は吸着剤で濾過することで行うことが出来る。また触媒
の中和の方法は、触媒が塩基性化合物の場合には酢酸や
乳酸等のカルボン酸、塩酸や硫酸等の鉱酸、炭酸、リン
酸、パラトルエンスルホン酸等の酸で中和する方法があ
る。触媒の除去や中和を行うにあたって、その温度は通
常120℃未満であり、好ましくは、100℃未満であ
り、最も好ましくは60〜100℃である。温度が12
0をこえる場合では、本発明の製造時および長期保管時
において臭気が無いことを特徴とする化粧品基剤を得る
ことが困難である。
【0012】以上に述べたごとくして得られたポリプロ
ピレングリコール(A)が本発明の目的である、製造時
および長期保管時において、臭気発生の無い化粧品基剤
として機能するには、ポリプロピレングリコール(A)
中のプロペニルエーテル基含有量が0.001ミリ当量
/g以下であることが必要であり、好ましくは0.00
05ミリ当量/g以下である。
ピレングリコール(A)が本発明の目的である、製造時
および長期保管時において、臭気発生の無い化粧品基剤
として機能するには、ポリプロピレングリコール(A)
中のプロペニルエーテル基含有量が0.001ミリ当量
/g以下であることが必要であり、好ましくは0.00
05ミリ当量/g以下である。
【0013】ポリプロピレングリコール(A)中のプロ
ペニルエーテル基含有量(当量)は公知の方法に従って
定量することができる。すなわち、先ず2,4ジニトロ
フェニルヒドラジン(試薬特級、約50%水混合品)約
0.5gを100ミリリットルのガラス瓶に取り、3モ
ル/リットル塩酸水溶液を約20ミリリットル加え、
2,4ジニトロフェニルヒドラジン−塩酸水溶液(イ)
を作成する。次に試料2gを20ミリリットルメスフラ
スコに精秤し、メタノール約10ミリリットルを加えて
溶解した後、2,4ジニトロフェニルヒドラジン−塩酸
水溶液(イ)を約1ミリリットル、さらにメタノールを
加えて正確に20ミリリットルとする。その後メスフラ
スコを50〜55℃の湯浴中に30分置いた後、室温ま
で冷却する。高速液クロマトグラフィーにODS系のカ
ラムをセットし、移動相(容量比でアセトニリル/水=
50/50)を毎分流速1ミリリットルで流す。高速液
クロマトグラフィーを用いてプロピオンアルデヒドと
2,4ジニトロフェニルヒドラジンの反応物を分離し、
反応物のピーク面積を求める。プロピオンアルデヒドの
標準濃度液を用いて作成した濃度−ピーク面積の関係式
から、プロピオンアルデヒドの当量を求めることが出来
る。試料中のプロペニルエーテル基含有量(当量)は本
測定法によって求められたプロピオンアルデヒドの当量
に相当するのでプロピオンアルデヒドの当量がプロペニ
ルエーテル基当量である。
ペニルエーテル基含有量(当量)は公知の方法に従って
定量することができる。すなわち、先ず2,4ジニトロ
フェニルヒドラジン(試薬特級、約50%水混合品)約
0.5gを100ミリリットルのガラス瓶に取り、3モ
ル/リットル塩酸水溶液を約20ミリリットル加え、
2,4ジニトロフェニルヒドラジン−塩酸水溶液(イ)
を作成する。次に試料2gを20ミリリットルメスフラ
スコに精秤し、メタノール約10ミリリットルを加えて
溶解した後、2,4ジニトロフェニルヒドラジン−塩酸
水溶液(イ)を約1ミリリットル、さらにメタノールを
加えて正確に20ミリリットルとする。その後メスフラ
スコを50〜55℃の湯浴中に30分置いた後、室温ま
で冷却する。高速液クロマトグラフィーにODS系のカ
ラムをセットし、移動相(容量比でアセトニリル/水=
50/50)を毎分流速1ミリリットルで流す。高速液
クロマトグラフィーを用いてプロピオンアルデヒドと
2,4ジニトロフェニルヒドラジンの反応物を分離し、
反応物のピーク面積を求める。プロピオンアルデヒドの
標準濃度液を用いて作成した濃度−ピーク面積の関係式
から、プロピオンアルデヒドの当量を求めることが出来
る。試料中のプロペニルエーテル基含有量(当量)は本
測定法によって求められたプロピオンアルデヒドの当量
に相当するのでプロピオンアルデヒドの当量がプロペニ
ルエーテル基当量である。
【0014】本発明の化粧品基剤の用途としては、化粧
品として用いられているすべての分野で用いることが出
来る。すなわち化粧石鹸、洗顔料、シャンプー、リンス
等の専ら洗い流す用法で使用される清浄用化粧品;染毛
料、頭髪化粧品等の専ら毛髪、または頭皮に使用される
頭髪化粧品;クリーム、オーデコロン、ローション、化
粧油、パック、ひげ剃り用クリーム等の皮膚を健やかに
保つ等の目的で使用される基礎化粧品;おしろい、ファ
ンデーション、ほお紅、アイシャドウ等のメークアップ
化粧品;香水等の着香の目的で使用される芳香化粧品;
日焼けまたは日焼け止めクリーム等のような専ら日焼け
または日焼け止めの目的で使用される日焼け・日焼け止
め化粧品;爪クリームのような専ら爪の保護やメークア
ップ効果又はその除去の目的で使用される爪化粧品;ア
イライナーのような専らメークアップ効果の目的でまつ
毛のはえ際に沿って使用されるアイライナー化粧品;入
浴剤のような、身体の清掃等の目的で浴槽に投入され又
はこれに類する用法で使用される入浴用化粧品等があげ
られる。特に本発明の化粧品基剤は、臭気が良好である
ことに加え、口に含んだ際の苦みや刺激味も無いことか
ら、歯磨き、マウスオッシュのような、専ら口腔内の清
浄、口臭の予防等の目的で使用される口腔化粧品;口紅
等の専ら唇の保護、メークアップ効果等の目的で使用さ
れる唇化粧品に用いた場合に特に優れた効果を発揮す
る。
品として用いられているすべての分野で用いることが出
来る。すなわち化粧石鹸、洗顔料、シャンプー、リンス
等の専ら洗い流す用法で使用される清浄用化粧品;染毛
料、頭髪化粧品等の専ら毛髪、または頭皮に使用される
頭髪化粧品;クリーム、オーデコロン、ローション、化
粧油、パック、ひげ剃り用クリーム等の皮膚を健やかに
保つ等の目的で使用される基礎化粧品;おしろい、ファ
ンデーション、ほお紅、アイシャドウ等のメークアップ
化粧品;香水等の着香の目的で使用される芳香化粧品;
日焼けまたは日焼け止めクリーム等のような専ら日焼け
または日焼け止めの目的で使用される日焼け・日焼け止
め化粧品;爪クリームのような専ら爪の保護やメークア
ップ効果又はその除去の目的で使用される爪化粧品;ア
イライナーのような専らメークアップ効果の目的でまつ
毛のはえ際に沿って使用されるアイライナー化粧品;入
浴剤のような、身体の清掃等の目的で浴槽に投入され又
はこれに類する用法で使用される入浴用化粧品等があげ
られる。特に本発明の化粧品基剤は、臭気が良好である
ことに加え、口に含んだ際の苦みや刺激味も無いことか
ら、歯磨き、マウスオッシュのような、専ら口腔内の清
浄、口臭の予防等の目的で使用される口腔化粧品;口紅
等の専ら唇の保護、メークアップ効果等の目的で使用さ
れる唇化粧品に用いた場合に特に優れた効果を発揮す
る。
【0015】
【実施例】以下に本発明を実施例によりさらに説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0016】実施例1 内容積2リットルのオートクレーブに、数平均分子量4
00のポリプロピレングリコール400部、水酸化カリ
ウム1.7部を加え密閉とした。容器内気相部を窒素で
置換した後、120℃を保ったまま減圧下ストリッピン
グを行い、水分を0.1重量%以下とした。容器内温度
を80℃に保ったままプロピレンオキサイド1300部
を、200kPa(ゲージ圧)以下で導入し、反応させ
て数平均分子量1700のポリプロピレングリコール
(ア)を得た。内容積2リットルのオートクレーブに、
ポリプロピレングリコール(ア)300部を加え密閉と
した。オートクレーブ内気相部を窒素で置換した後、オ
ートクレーブ内温度を100℃に保ったままエチレンオ
キサイド1200部を、300kPa(ゲージ圧)以下
で導入し、反応させた。容器内容物をリン酸を用いてp
Hを7.5とすることで数平均分子量が約8500であ
る本発明のポリオキシエチレン化されたポリプロピレン
グリコール(I)を得た。
00のポリプロピレングリコール400部、水酸化カリ
ウム1.7部を加え密閉とした。容器内気相部を窒素で
置換した後、120℃を保ったまま減圧下ストリッピン
グを行い、水分を0.1重量%以下とした。容器内温度
を80℃に保ったままプロピレンオキサイド1300部
を、200kPa(ゲージ圧)以下で導入し、反応させ
て数平均分子量1700のポリプロピレングリコール
(ア)を得た。内容積2リットルのオートクレーブに、
ポリプロピレングリコール(ア)300部を加え密閉と
した。オートクレーブ内気相部を窒素で置換した後、オ
ートクレーブ内温度を100℃に保ったままエチレンオ
キサイド1200部を、300kPa(ゲージ圧)以下
で導入し、反応させた。容器内容物をリン酸を用いてp
Hを7.5とすることで数平均分子量が約8500であ
る本発明のポリオキシエチレン化されたポリプロピレン
グリコール(I)を得た。
【0017】実施例2 内容積2リットルのオートクレーブに、数平均分子量4
00のポリプロピレングリコール250部、水酸化カリ
ウム1.7部を加え密閉とした。容器内気相部を窒素で
置換した後、120℃を保ったまま減圧下ストリッピン
グを行い、水分を0.1重量%以下とした。容器内温度
を80℃に保ったままプロピレンオキサイド1250部
を、200kPa(ゲージ圧)以下で導入し、反応させ
て数平均分子量2400のポリプロピレングリコール
(イ)を得た。ポリプロピレングリコール(ア)に代え
てこのポリプロピレングリコール(イ)を用いたことを
除き、実施例1と同様にエチレンオキサイドを反応さ
せ、リン酸を用いて中和し、pHを7.6にすること
で、数平均分子量が約12000である本発明のポリオ
キシエチレン化されたポリプロピレングリコール(I
I)を得た。
00のポリプロピレングリコール250部、水酸化カリ
ウム1.7部を加え密閉とした。容器内気相部を窒素で
置換した後、120℃を保ったまま減圧下ストリッピン
グを行い、水分を0.1重量%以下とした。容器内温度
を80℃に保ったままプロピレンオキサイド1250部
を、200kPa(ゲージ圧)以下で導入し、反応させ
て数平均分子量2400のポリプロピレングリコール
(イ)を得た。ポリプロピレングリコール(ア)に代え
てこのポリプロピレングリコール(イ)を用いたことを
除き、実施例1と同様にエチレンオキサイドを反応さ
せ、リン酸を用いて中和し、pHを7.6にすること
で、数平均分子量が約12000である本発明のポリオ
キシエチレン化されたポリプロピレングリコール(I
I)を得た。
【0018】実施例3 水酸化カリウム1.7部に代え、50重量%水酸化セシ
ウム6.0部を用いたことを除き、実施例2と同様にプ
ロピレンオキサイドを反応させてポリプロピレングリコ
ールを得た。次いで容器内に水30部およびキョーワー
ド600(協和化学工業株式会社製)30部を加え、8
0℃に保ったまま、30分撹拌した後、キョーワード6
00をラヂオライト800を用いて濾過除去し、さらに
減圧下で容器内の水分をストリッピングすることで、数
平均分子量2400のポリプロピレングリコール(ウ)
を得た。ポリプロピレングリコール(ア)に代えてこの
ポリプロピレングリコール(ウ)および水酸化カリウム
0.5部を用いたことを除き、実施例2と同様にエチレ
ンオキサイドを反応させ、リン酸でpHを7.5にする
ことで、数平均分子量が約12000である本発明のポ
リオキシエチレン化されたポリプロピレングリコール
(III)を得た。
ウム6.0部を用いたことを除き、実施例2と同様にプ
ロピレンオキサイドを反応させてポリプロピレングリコ
ールを得た。次いで容器内に水30部およびキョーワー
ド600(協和化学工業株式会社製)30部を加え、8
0℃に保ったまま、30分撹拌した後、キョーワード6
00をラヂオライト800を用いて濾過除去し、さらに
減圧下で容器内の水分をストリッピングすることで、数
平均分子量2400のポリプロピレングリコール(ウ)
を得た。ポリプロピレングリコール(ア)に代えてこの
ポリプロピレングリコール(ウ)および水酸化カリウム
0.5部を用いたことを除き、実施例2と同様にエチレ
ンオキサイドを反応させ、リン酸でpHを7.5にする
ことで、数平均分子量が約12000である本発明のポ
リオキシエチレン化されたポリプロピレングリコール
(III)を得た。
【0019】比較例1 プロピレンオキサイドを導入する温度を80℃に代え1
30℃としたことを除いて実施例1と同様にプロピレン
オキサイドを導入し、数平均分子量が約1700である
ポリプロピレングリコール(エ)を得、次いでポリプロ
ピレングリコール(ア)に代えポリプロピレングリコー
ル(エ)を用いたことを除いて、実施例1と同様な条件
でエチレンオキサイドを導入反応し、リン酸でpHを
7.5にすることで、数平均分子量が約8500である
比較のためのポリオキシエチレン化されたポリプロピレ
ングリコール(IV)を得た。
30℃としたことを除いて実施例1と同様にプロピレン
オキサイドを導入し、数平均分子量が約1700である
ポリプロピレングリコール(エ)を得、次いでポリプロ
ピレングリコール(ア)に代えポリプロピレングリコー
ル(エ)を用いたことを除いて、実施例1と同様な条件
でエチレンオキサイドを導入反応し、リン酸でpHを
7.5にすることで、数平均分子量が約8500である
比較のためのポリオキシエチレン化されたポリプロピレ
ングリコール(IV)を得た。
【0020】比較例2 従来技術の項で紹介した特公昭53−28079号公報
に記載の実施例に準じてポリオキシエチレン化されたポ
リプロピレングリコールを合成した。プロピレンオキサ
イドを導入する温度を80℃に代え120℃としたこ
と、および水酸化カリウム1.7部を用いたことに代え
てソジウムメチラート8.5部を用いたことを除いて実
施例1と同様に、数平均分子量が約2400であるポリ
プロピレングリコール(オ)を得、次いでポリプロピレ
ングリコール(ア)300部を用いたことに代えポリプ
ロピレングリコール(オ)900部を用いたこと、およ
びエチレンオキサイドを1200部用いたことに代え6
00部を用いたことを除いて、実施例1と同様な条件で
エチレンオキサイドを導入し反応させて、粗ポリオキシ
エチレン化されたポリプロピレングリコール(カ)を得
た。粗ポリオキシエチレン化されたポリプロピレングリ
コール(カ)を2リットルの反応容器に採り、リン酸を
用いてPHを7.0とした。次いで105℃の容器内温
度および5kPa以下の容器内圧力を保持しながら水蒸
気を導入することで水蒸気蒸留を行った。3時間水蒸気
蒸留を行った後、容器内温度を120℃に保持し、5k
Pa以下の圧力で容器内の水分をストリッピングし、数
平均分子量が約8000である比較のためのポリオキシ
エチレン化されたポリプロピレングリコール(V)を得
た。
に記載の実施例に準じてポリオキシエチレン化されたポ
リプロピレングリコールを合成した。プロピレンオキサ
イドを導入する温度を80℃に代え120℃としたこ
と、および水酸化カリウム1.7部を用いたことに代え
てソジウムメチラート8.5部を用いたことを除いて実
施例1と同様に、数平均分子量が約2400であるポリ
プロピレングリコール(オ)を得、次いでポリプロピレ
ングリコール(ア)300部を用いたことに代えポリプ
ロピレングリコール(オ)900部を用いたこと、およ
びエチレンオキサイドを1200部用いたことに代え6
00部を用いたことを除いて、実施例1と同様な条件で
エチレンオキサイドを導入し反応させて、粗ポリオキシ
エチレン化されたポリプロピレングリコール(カ)を得
た。粗ポリオキシエチレン化されたポリプロピレングリ
コール(カ)を2リットルの反応容器に採り、リン酸を
用いてPHを7.0とした。次いで105℃の容器内温
度および5kPa以下の容器内圧力を保持しながら水蒸
気を導入することで水蒸気蒸留を行った。3時間水蒸気
蒸留を行った後、容器内温度を120℃に保持し、5k
Pa以下の圧力で容器内の水分をストリッピングし、数
平均分子量が約8000である比較のためのポリオキシ
エチレン化されたポリプロピレングリコール(V)を得
た。
【0021】比較例3 従来技術の項で紹介した特開昭56−104936号公
報に記載の実施例に準じてポリオキシエチレン化された
ポリプロピレングリコールを合成した。比較例2で得ら
れた粗ポリオキシエチレン化されたポリプロピレングリ
コール(カ)1000部を2リットルの反応容器に採
り、5重量%の硫酸水溶液20部を加え、pHを2.8
とし、80℃で30分間処理をした。次いでキョーワー
ド600(合成珪酸マグネシウム、協和化学工業製)を
10部加え、1時間処理した。さらに120℃の容器内
温度および5kPa以下の圧力を保持したまま容器内に
窒素を導入し、3時間脱アルデヒドを行った。そして8
0℃に冷却した後ラヂオライト800(昭和化学工業株
式会社製)を用いて無機固形分を除去することで、数平
均分子量が約4000である、比較のためのポリオキシ
エチレン化されたポリプロピレングリコール(VI)を
得た。
報に記載の実施例に準じてポリオキシエチレン化された
ポリプロピレングリコールを合成した。比較例2で得ら
れた粗ポリオキシエチレン化されたポリプロピレングリ
コール(カ)1000部を2リットルの反応容器に採
り、5重量%の硫酸水溶液20部を加え、pHを2.8
とし、80℃で30分間処理をした。次いでキョーワー
ド600(合成珪酸マグネシウム、協和化学工業製)を
10部加え、1時間処理した。さらに120℃の容器内
温度および5kPa以下の圧力を保持したまま容器内に
窒素を導入し、3時間脱アルデヒドを行った。そして8
0℃に冷却した後ラヂオライト800(昭和化学工業株
式会社製)を用いて無機固形分を除去することで、数平
均分子量が約4000である、比較のためのポリオキシ
エチレン化されたポリプロピレングリコール(VI)を
得た。
【0022】比較例4 比較例2で得られた粗ポリオキシエチレン化されたポリ
プロピレングリコール(カ)を、従来技術の項で紹介し
た特公平3−41454号公報に記載の実施例に準じ
て、乳酸を用いてPHを6.5とすることで数平均分子
量が約4000である比較のためのポリオキシエチレン
化されたポリプロピレングリコール(VII)を得た。
プロピレングリコール(カ)を、従来技術の項で紹介し
た特公平3−41454号公報に記載の実施例に準じ
て、乳酸を用いてPHを6.5とすることで数平均分子
量が約4000である比較のためのポリオキシエチレン
化されたポリプロピレングリコール(VII)を得た。
【0023】比較例5 プロピレンオキサイドを導入する温度を80℃に代え1
15℃としたことを除いて実施例1と同様にプロピレン
オキサイドを導入し、数平均分子量が約1700である
ポリプロピレングリコール(エ)を得、次いでポリプロ
ピレングリコール(ア)に代えポリプロピレングリコー
ル(エ)を用いたこと、およびエチレンオキサイドを導
入する温度を100℃を150℃としたことを除き、実
施例1と同様な条件でエチレンオキサイドを導入反応
し、リン酸でpHを7.5にすることで、数平均分子量
が約8500である比較のためのポリオキシエチレン化
されたポリプロピレングリコール(VIII)を得た。
15℃としたことを除いて実施例1と同様にプロピレン
オキサイドを導入し、数平均分子量が約1700である
ポリプロピレングリコール(エ)を得、次いでポリプロ
ピレングリコール(ア)に代えポリプロピレングリコー
ル(エ)を用いたこと、およびエチレンオキサイドを導
入する温度を100℃を150℃としたことを除き、実
施例1と同様な条件でエチレンオキサイドを導入反応
し、リン酸でpHを7.5にすることで、数平均分子量
が約8500である比較のためのポリオキシエチレン化
されたポリプロピレングリコール(VIII)を得た。
【0024】<性能評価>実施例1〜3および比較例1
〜5で得られたポリオキシエチレン化されたポリプロピ
レングリコール(I)〜(VIII)について、不飽和
エーテル基含有量の測定および、製造直後と、30℃で
3ヶ月保管時の試料について臭気の官能試験を行った。
その結果を表1に示す。なお、臭気の官能試験は18歳
以上50歳未満の男女計10人を対象に行った。試験
は、ポリオキシエチレン化されたポリプロピレングリコ
ール5gを無臭の清浄なガラス瓶に採った後密栓し、室
温で5回振とうした後に開栓し、官能試験により評価し
た。その結果を、臭気を強く感じる=1点、若干臭気を
感じる=3点、臭気を感じない=5点で評価し、平均点が
4以上を良、4未満を不良とした。
〜5で得られたポリオキシエチレン化されたポリプロピ
レングリコール(I)〜(VIII)について、不飽和
エーテル基含有量の測定および、製造直後と、30℃で
3ヶ月保管時の試料について臭気の官能試験を行った。
その結果を表1に示す。なお、臭気の官能試験は18歳
以上50歳未満の男女計10人を対象に行った。試験
は、ポリオキシエチレン化されたポリプロピレングリコ
ール5gを無臭の清浄なガラス瓶に採った後密栓し、室
温で5回振とうした後に開栓し、官能試験により評価し
た。その結果を、臭気を強く感じる=1点、若干臭気を
感じる=3点、臭気を感じない=5点で評価し、平均点が
4以上を良、4未満を不良とした。
【0025】
【表1】
【0026】本発明の反応温度条件より高い温度でプロ
ピレンオキサイドの付加反応が行われた比較のための試
料(IV)〜(VIII)は、プロペニルエーテル基の
含有量が高く、3ヶ月保管した試料の臭気試験は不良で
あった。また特公昭53−28079号公報に記載され
ていた方法により行われた試料(V)は、製造直後の臭
気は良好であったが3ヶ月保管時の臭気の発生を押さえ
るにはまだ不十分であった。そして、特開昭56−10
4936号公報に記載されていた方法により行われた試
料(VI)は、プロペニルエーテル基含有量が1以下の
ものが得られず、3ヶ月保管時の臭気の発生を押さえる
には不十分であった。
ピレンオキサイドの付加反応が行われた比較のための試
料(IV)〜(VIII)は、プロペニルエーテル基の
含有量が高く、3ヶ月保管した試料の臭気試験は不良で
あった。また特公昭53−28079号公報に記載され
ていた方法により行われた試料(V)は、製造直後の臭
気は良好であったが3ヶ月保管時の臭気の発生を押さえ
るにはまだ不十分であった。そして、特開昭56−10
4936号公報に記載されていた方法により行われた試
料(VI)は、プロペニルエーテル基含有量が1以下の
ものが得られず、3ヶ月保管時の臭気の発生を押さえる
には不十分であった。
【0027】
【発明の効果】本発明の化粧品基剤は特に臭気が良好な
ことから、化粧品に用いられる各種用途に用いることが
出来る。またポリウレタン樹脂、ブレーキ液、潤滑油等
に用いることができる。
ことから、化粧品に用いられる各種用途に用いることが
出来る。またポリウレタン樹脂、ブレーキ液、潤滑油等
に用いることができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】従来、抗酸化剤や光劣化防止剤等の安定剤
を添加することによる、製造時および長期保管時におけ
る臭気の発生を抑制する方法が知られている。しかし化
粧品基剤に用いるポリオキシエチレン−ポリオキシプロ
ピレンブロック共重合物については安定剤の種類、添加
量が制限されており、また制限内では有効な効果が期待
できない。また特公昭52−3300号公報には、二酸
化炭素で中和し中和塩を除去する方法が記載されてい
る。しかしこの方法で生成する中和塩は非常に粒子径が
小さく、除去の為に、多大な労力と時間を必要とする。
特公昭56−5414号公報には、水蒸気または窒素ガ
スを用いて脱臭する方法が記載されている。しかしこの
方法では一時的には臭気の低減が達成されたとしても、
長期保管時における臭気低減効果は低い。特開昭56−
104936号公報には、ポリエーテルを酸性条件下で
処理を行ってプロペニルエーテル基を分解させた後、脱
アルデヒドを行う方法が、また、特開昭56−5472
0号公報には、ポリエーテルを五酸化リンを用いて酸性
条件で処理した後、中和する方法が記載されている。し
かしいずれの方法を用いても、経時的な臭気の発生を押
さえるには不十分であった。特公平3−41454号公
報にはアルキレンオキサイド付加物に乳酸および/また
は乳酸塩を含有させる方法が記載されている。この方法
は従来の酢酸等を含有させる方法に比べ、経時的な臭気
の発生を抑制する効果があるが、やはりまだ不十分であ
る。特開平5−294880号公報には、反応触媒とし
て脂肪酸金属塩を用いる方法が記載されている。しかし
この方法の触媒は従来のアルカリ金属水酸化物触媒等に
比べ、触媒活性が低いため、本発明のポリオキシエチレ
ン−ポリオキシプロピレンブロック共重合物についてこ
の方法を実施する場合、反応に多大な時間を要する。
を添加することによる、製造時および長期保管時におけ
る臭気の発生を抑制する方法が知られている。しかし化
粧品基剤に用いるポリオキシエチレン−ポリオキシプロ
ピレンブロック共重合物については安定剤の種類、添加
量が制限されており、また制限内では有効な効果が期待
できない。また特公昭52−3300号公報には、二酸
化炭素で中和し中和塩を除去する方法が記載されてい
る。しかしこの方法で生成する中和塩は非常に粒子径が
小さく、除去の為に、多大な労力と時間を必要とする。
特公昭56−5414号公報には、水蒸気または窒素ガ
スを用いて脱臭する方法が記載されている。しかしこの
方法では一時的には臭気の低減が達成されたとしても、
長期保管時における臭気低減効果は低い。特開昭56−
104936号公報には、ポリエーテルを酸性条件下で
処理を行ってプロペニルエーテル基を分解させた後、脱
アルデヒドを行う方法が、また、特開昭56−5472
0号公報には、ポリエーテルを五酸化リンを用いて酸性
条件で処理した後、中和する方法が記載されている。し
かしいずれの方法を用いても、経時的な臭気の発生を押
さえるには不十分であった。特公平3−41454号公
報にはアルキレンオキサイド付加物に乳酸および/また
は乳酸塩を含有させる方法が記載されている。この方法
は従来の酢酸等を含有させる方法に比べ、経時的な臭気
の発生を抑制する効果があるが、やはりまだ不十分であ
る。特開平5−294880号公報には、反応触媒とし
て脂肪酸金属塩を用いる方法が記載されている。しかし
この方法の触媒は従来のアルカリ金属水酸化物触媒等に
比べ、触媒活性が低いため、本発明のポリオキシエチレ
ン−ポリオキシプロピレンブロック共重合物についてこ
の方法を実施する場合、反応に多大な時間を要する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】比較例2 従来技術の項で紹介した特公昭56−5414号公報に
記載の実施例に準じてポリオキシエチレン化されたポリ
プロピレングリコールを合成した。プロピレンオキサイ
ドを導入する温度を80℃に代え120℃としたこと、
および水酸化カリウム1.7部を用いたことに代えてソ
ジウムメチラート8.5部を用いたことを除いて実施例
1と同様に、数平均分子量が約2400であるポリプロ
ピレングリコール(オ)を得、次いでポリプロピレング
リコール(ア)300部を用いたことに代えポリプロピ
レングリコール(オ)900部を用いたこと、およびエ
チレンオキサイドを1200部用いたことに代え600
部を用いたことを除いて、実施例1と同様な条件でエチ
レンオキサイドを導入し反応させて、粗ポリオキシエチ
レン化されたポリプロピレングリコール(カ)を得た。
粗ポリオキシエチレン化されたポリプロピレングリコー
ル(カ)を2リットルの反応容器に採り、リン酸を用い
てPHを7.0とした。次いで105℃の容器内温度お
よび5kPa以下の容器内圧力を保持しながら水蒸気を
導入することで水蒸気蒸留を行った。3時間水蒸気蒸留
を行った後、容器内温度を120℃に保持し、5kPa
以下の圧力で容器内の水分をストリッピングし、数平均
分子量が約8000である比較のためのポリオキシエチ
レン化されたポリプロピレングリコール(V)を得た。
記載の実施例に準じてポリオキシエチレン化されたポリ
プロピレングリコールを合成した。プロピレンオキサイ
ドを導入する温度を80℃に代え120℃としたこと、
および水酸化カリウム1.7部を用いたことに代えてソ
ジウムメチラート8.5部を用いたことを除いて実施例
1と同様に、数平均分子量が約2400であるポリプロ
ピレングリコール(オ)を得、次いでポリプロピレング
リコール(ア)300部を用いたことに代えポリプロピ
レングリコール(オ)900部を用いたこと、およびエ
チレンオキサイドを1200部用いたことに代え600
部を用いたことを除いて、実施例1と同様な条件でエチ
レンオキサイドを導入し反応させて、粗ポリオキシエチ
レン化されたポリプロピレングリコール(カ)を得た。
粗ポリオキシエチレン化されたポリプロピレングリコー
ル(カ)を2リットルの反応容器に採り、リン酸を用い
てPHを7.0とした。次いで105℃の容器内温度お
よび5kPa以下の容器内圧力を保持しながら水蒸気を
導入することで水蒸気蒸留を行った。3時間水蒸気蒸留
を行った後、容器内温度を120℃に保持し、5kPa
以下の圧力で容器内の水分をストリッピングし、数平均
分子量が約8000である比較のためのポリオキシエチ
レン化されたポリプロピレングリコール(V)を得た。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】本発明の反応温度条件より高い温度でプロ
ピレンオキサイドの付加反応が行われた比較のための試
料(IV)〜(VIII)は、プロペニルエーテル基の
含有量が高く、3ヶ月保管した試料の臭気試験は不良で
あった。また特公昭56−5414号公報に記載されて
いた方法により行われた試料(V)は、製造直後の臭気
は良好であったが3ヶ月保管時の臭気の発生を押さえる
にはまだ不十分であった。そして、特開昭56−104
936号公報に記載されていた方法により行われた試料
(VI)は、プロペニルエーテル基含有量が1以下のも
のが得られず、3ヶ月保管時の臭気の発生を押さえるに
は不十分であった。
ピレンオキサイドの付加反応が行われた比較のための試
料(IV)〜(VIII)は、プロペニルエーテル基の
含有量が高く、3ヶ月保管した試料の臭気試験は不良で
あった。また特公昭56−5414号公報に記載されて
いた方法により行われた試料(V)は、製造直後の臭気
は良好であったが3ヶ月保管時の臭気の発生を押さえる
にはまだ不十分であった。そして、特開昭56−104
936号公報に記載されていた方法により行われた試料
(VI)は、プロペニルエーテル基含有量が1以下のも
のが得られず、3ヶ月保管時の臭気の発生を押さえるに
は不十分であった。
Claims (2)
- 【請求項1】 プロペニルエーテル基含有量が0.00
1ミリ当量/g以下であるポリオキシエチレン化された
ポリプロピレングリコール(A)からなることを特徴と
する化粧品基剤。 - 【請求項2】 ポリオキシエチレン化されたポリプロピ
レングリコール(A)が、カリウム系および/またはセ
シウム系触媒の存在下に、60〜80℃の温度でプロピ
レンオキサイドをグリコール化合物に付加反応させて得
られたポリプロピレングリコールのエチレンオキサイド
付加物であることを特徴とする請求項1記載の化粧品基
剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17660198A JP3242880B2 (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 化粧品基剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17660198A JP3242880B2 (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 化粧品基剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11349429A true JPH11349429A (ja) | 1999-12-21 |
JP3242880B2 JP3242880B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=16016430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17660198A Expired - Fee Related JP3242880B2 (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 化粧品基剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3242880B2 (ja) |
-
1998
- 1998-06-08 JP JP17660198A patent/JP3242880B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3242880B2 (ja) | 2001-12-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |