JPH11349247A - 乗場ドアの係合ローラとかごシルとの掛り代点検装置 - Google Patents

乗場ドアの係合ローラとかごシルとの掛り代点検装置

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JPH11349247A
JPH11349247A JP16375198A JP16375198A JPH11349247A JP H11349247 A JPH11349247 A JP H11349247A JP 16375198 A JP16375198 A JP 16375198A JP 16375198 A JP16375198 A JP 16375198A JP H11349247 A JPH11349247 A JP H11349247A
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JP
Japan
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car
engaging roller
front surface
car sill
photoelectric switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP16375198A
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English (en)
Inventor
Masao Moriguchi
征夫 森口
Teruhiro Maekawa
彰宏 前川
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗場ドアの係合ローラの前面とかごシルの前
面との掛り代点検を、簡単で時間が掛らず、しかも正確
に行える乗場ドアの係合ローラとかごシルとの掛り代点
検装置の提供。 【解決手段】 かごシル2の係合ローラ4に対向する前
面2aに、前記係合ローラの周側面4bに向かって光ビ
ーム6を照射可能な反射型光電スイッチ5を着脱自在に
設け、反射型光電スイッチ5から照射される光ビーム6
の係合ローラ4の周側面4bからの反射による反射型光
電スイッチ5の動作信号の有無を確認することによっ
て、かごシル2に対する係合ローラ4の位置の狂いを点
検する構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの乗場
ドア側に設けられる係合ローラの前面と、かご側に設け
られるかごシルの前面との間隔である掛り代の点検を行
うのに好適な乗場ドアの係合ローラとかごシルとの掛り
代点検装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、各階の乗場ドア側に設けられた
係合ローラと、かご側に設けられたかごシルとの位置関
係は、係合ローラの前面と、かごシルの前面との間隔で
ある掛り代の寸法が、例えば8±2mmとなるような位
置関係である。この位置関係が、経年的な磨耗などによ
り狂いを生じた場合に、すなわち係合ローラの前面とか
ごシルの前面との間隔である掛り代に狂いが生じた場合
に、エレベータを運行中に乗場ドアの係合ローラと、か
ごシルとが衝突し、係合ローラを破損する恐れがあっ
た。したがって、これらの係合ローラとかごシルとの掛
り代は、常に適正な間隔を保つ必要がある。そこで従来
では、係合ローラとかごシルとの掛り代の点検を、作業
者が、かごを操作し、係合ローラとかごシルとが適切に
向かい合う位置を予測して停止させ、かご上からの目視
によって行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の掛り代の点検の仕方では、係合ローラの前面と
かごシルの前面との間隔である掛り代の正確な点検が行
えないだけでなく、作業者が、かごを操作し、係合ロー
ラとかごシルとが適切に向かい合う位置を予測によって
停止させなければならないため、一回でその位置に停止
させるのが困難であり、この予測が適切でない場合は、
やり直さなくてはならず、数回やり直すことが多々あ
り、掛り代の点検作業に際し、かごを、上述のように操
作し、停止させるだけでも時間がかかる。
【0004】本発明の目的とするところは、乗場ドアの
係合ローラの前面とかごシルの前面との掛り代点検を、
簡単で時間が掛らず、しかも正確に行える乗場ドアの係
合ローラとかごシルとの掛り代点検装置提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る発明は、乗場ドア側に配置
され、かごが階床に停止したとき、前記かごドア側に設
けられる可動係合片と固定係合片との間に挟持され、前
記かごドアに前記乗場ドアを連動させて開閉させる係合
ローラの前面と、前記かご側に配置され、前記乗場ドア
とかごドアが連動して開閉する際に、前記かごドアを案
内するかごシルの前面との間隔である掛り代の点検に際
し活用されるものであって、前記かごシルの前記係合ロ
ーラに対向する前面に、前記係合ローラの周側面に向か
って光ビームを照射可能な光電スイッチを着脱自在に設
けるとともに、前記掛り代が、所定の許容寸法の範囲外
となる状態では、前記光ビームが、前記係合ローラの周
側面に当たるように、前記光電スイッチの位置を設定し
た構成にしてある。
【0006】このように構成した請求項1に係る発明で
は、前記係合ローラと前記かごシルとの掛り代の点検に
際し、前記係合ローラの前面と前記かごシルの前面との
間隔である掛り代が前記所定の許容寸法の範囲外となる
と、光電スイッチから照射される前記光ビームは、前記
係合ローラの周側面に当たり光電スイッチが動作信号を
発する。作業者は、所定の場所でこの動作信号の有無を
確認することにより、前記係合ローラと前記かごシルと
の掛り代の点検を行うことができる。
【0007】上述のように前記光電スイッチの動作信号
の有無を確認するだけで、前記係合ローラの前記かごシ
ルに対する位置が、前記所定の許容寸法の範囲内か範囲
外かを正確に点検でき、また、前記かごを昇降させなが
ら前記光ビームを照射して、掛り代の点検ができるの
で、従来のように、前記かごを、前記係合ローラと前記
かごシルとが適切に向かい合う位置を予測して停止させ
る手間が省けるので、その手間の分の時間がかからずに
済み、掛り代点検作業の時間を短縮できる。
【0008】また、本発明の請求項2に係る発明は、請
求項1に掛る発明において、前記光電スイッチが、反射
型光電スイッチから成ることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の乗場ドアの係合ロ
ーラとかごシルとの掛り代点検装置の一実施形態を図に
基づいて説明する。
【0010】図1は、本発明の乗場ドアの係合ローラと
かごシルとの掛り代点検装置の一実施形態を示す平面図
である。
【0011】図1に示すように、本実施形態は、乗場ド
ア3側に配置され、かご1が階床に停止したとき、固定
係合片(図示してない)と可動係合片(図示してない)
との間に挟持され、かごドア(図示してない)と乗場ド
ア3とを連動させて開閉させる係合ローラ4の前面4a
と、かご側に配置され、かごドアと乗場ドア3とを連動
させる際に、かごドアを案内するかごシル2の前面2a
との間隔である掛り代の点検に際して活用される。
【0012】本実施形態の乗場ドアの係合ローラ4とか
ごシル2との掛り代点検装置は、図1に示すように、か
ごシル2に、例えば磁石などによって着脱自在に取付け
られる光電スイッチ、例えば反射型光電スイッチ5など
から成り、係合ローラ4の前面4aとかごシル2の前面
2aとの間隔である掛り代の寸法L1の許容寸法は、8
±2mmに予め設定され、この値を係合ローラ4とかご
シル2との適正な位置関係としてある。また、反射型光
電スイッチ5が照射する光ビーム6の幅は、例えば1.
5mmに設定してある。反射型光電スイッチ5は、この
光ビーム6の図示下端とかごシル2の前面2aとの間隔
寸法L2が4.5mm(6−1.5)となる位置を照射
するように、前述のように磁石などを介してかごシル2
の前面2aに着脱自在に取付けた構成にしてある。
【0013】このように構成した本実施形態では、係合
ローラ4の前面4aとかごシル2の前面2aとの間隔で
ある掛り代の点検の際に、最下階から最上階、または最
上階から最下階へと昇降するかご1側のかごシル2に取
付けた反射型光電スイッチ5は、各階の乗場ドア3に、
上述のような適正な位置関係になるように設けられてい
るはずの係合ローラ4の前面4aと、かごシル2の前面
2aとの間隔である掛り代の領域内を、光ビーム6が照
射していく、すなわち、寸法L2が4.5mmとなるは
ずの位置を光ビーム6を照射していく。このとき、いず
れかの階床の係合ローラ4の位置が狂っていて、許容寸
法の範囲外に位置している場合、すなわち係合ローラ4
の前面4aとかごシル2の前面2aとが衝突する危険の
ない寸法L1の最小値である6mmよりも小さい値に、
係合ローラ4が位置していた場合では、光ビーム6は、
係合ローラ4の周側面4bに当たって反射し、反射型光
電スイッチ5が動作し、その動作信号を発する。上述の
反射型光電スイッチ5からの動作信号は、作業者が所定
の場所で確認する。この動作信号の有無によって、どこ
の階床の係合ローラ4の前面4aと、かごシル2の前面
2aとの間隔である掛り代の寸法L1の値に異常がある
のかを点検し、寸法L1に異常があった階床の係合ロー
ラ4の掛り代調整作業を、掛り代点検終了後に行う。こ
の掛り代調整作業は、動作信号を確認後、直ちに行って
もよい。
【0014】なお、係合ローラ4の位置が、上述の許容
寸法の範囲内にあれば反射型光電スイッチ5は動作せ
ず、動作信号は発しない。
【0015】このように構成した本実施形態によれば、
上述のように反射型光電スイッチ5からの動作信号の有
無を確認するだけで、係合ローラ4が、許容寸法の範囲
内にあるあか、あるいは許容寸法の範囲外にあるかを正
確に点検でき、したがって、係合片4とかごシル2の不
適切な位置関係に伴う係合ローラ4とかごシル2との衝
突による、係合ローラ4の破損を従来よりも確実に防止
できる。
【0016】また、かご1を昇降させながら、光ビーム
6を照射し、掛り代の点検ができるので、従来のように
かご1を、係合ローラ4とかごシル2とが適切に向かい
合う位置を予測して停止させる手間が省けるので、その
手間の分の時間がかからずに済み、掛り代点検作業の時
間を短縮できる。
【0017】また、係合ローラ4の位置を反射型光電ス
イッチ5からの動作信号によって点検できるので、かご
1上以外の場所からでも点検が可能であり、したがっ
て、掛り代点検が安全に行える。
【0018】
【発明の効果】以上のことから、請求項1に掛る発明
は、光電スイッチの動作信号の有無を確認するだけで、
係合ローラのかごシルに対する位置が、所定の許容寸法
の範囲内か範囲外かを正確に点検できる。また、かごを
昇降させながら光ビームを照射しても掛り代の点検がで
きるので、従来のようにかごを、係合ローラとかごシル
とが適切に向かい合う位置を予測して停止させる手間が
省け、したがって、その手間の分の時間がかからずに済
み、掛り代点検作業の時間を短縮でき、従来に比べて点
検作業の能率を向上させることができ、また、係合ロー
ラの位置を光電スイッチからの動作信号によって点検で
きるので、かご上以外の場所からでも点検が可能であ
り、したがって、係合装置の掛り代点検を安全に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗場ドアの係合ローラとかごシルとの
掛り代点検装置との一実施形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 かご 2 かごシル 2a 前面 3 乗場ドア 4 係合ローラ 4a 前面 4b 周側面 5 反射型光電スイッチ(光電スイッチ) 6 光ビーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの乗場ドア側に配置され、か
    ごが階床に停止したとき、前記かごのドア側に設けられ
    る可動係合片と固定係合片との間に挟持され、前記かご
    ドアに前記乗場ドアを連動させて開閉させる係合ローラ
    の前面と、前記かご側に配置され、前記乗場ドアとかご
    ドアが連動して開閉する際に、前記かごドアを案内する
    かごシルの前面との間隔である掛り代の点検に際し活用
    されるものであって、前記かごシルの前記係合ローラに
    対向する前面に、前記係合ローラの周側面に向かって光
    ビームを照射可能な光電スイッチを着脱自在に設けると
    ともに、前記掛り代が、所定の許容寸法の範囲外となる
    状態では、前記光ビームが、前記係合ローラの周側面に
    当たるように、前記光電スイッチの位置を設定したこと
    を特徴とする乗場ドアの係合ローラとかごシルとの掛り
    代点検装置。
  2. 【請求項2】 前記光電スイッチが、反射型光電スイッ
    チから成ることを特徴とする請求項1記載の乗場ドアの
    係合ローラとかごシルとの掛り代点検装置。
JP16375198A 1998-06-11 1998-06-11 乗場ドアの係合ローラとかごシルとの掛り代点検装置 Pending JPH11349247A (ja)

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