JPH11349110A - 物品収納設備 - Google Patents

物品収納設備

Info

Publication number
JPH11349110A
JPH11349110A JP18158898A JP18158898A JPH11349110A JP H11349110 A JPH11349110 A JP H11349110A JP 18158898 A JP18158898 A JP 18158898A JP 18158898 A JP18158898 A JP 18158898A JP H11349110 A JPH11349110 A JP H11349110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
article storage
articles
storage device
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18158898A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Kobuki
学 小吹
Junichi Nakashimada
純一 中島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seibu Electric and Machinery Co Ltd
Original Assignee
Seibu Electric and Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seibu Electric and Machinery Co Ltd filed Critical Seibu Electric and Machinery Co Ltd
Priority to JP18158898A priority Critical patent/JPH11349110A/ja
Publication of JPH11349110A publication Critical patent/JPH11349110A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品収納具に危険物が詰められた缶等の物品
を収納することができる。 【解決手段】 回動可能に支持された物品収納具12を
備える回転棚1と、物品収納具12に対して物品Gを出
し入れする移載装置25、35、42とを備え、物品収
納具12の底部12Aで形成される下仮想面Aと物品収
納具12の物品支持部12Bで形成される上仮想面Bと
の間に移載装置25、35、42の物品支持部材25
A、35A、42Aを挿入し得る空間12Cを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転棚、特に水平
回転棚の物品収納具に危険物を収納する物品収納設備に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】物品収納設備に関する従来の技術として
は、実公昭53−1751号公報、実公昭61−384
6号公報に記載のもの等が知られている。
【0003】上記公報に記載されている従来の技術につ
いて説明すると、実公昭53−1751号公報には、回
転式多段棚の外側にフォークを配設した回転式多段棚装
置が記載されている。また、実公昭61−3846号公
報には、無端回動体の外側に移載コンベアを配設した回
転式棚設備に対する入出庫装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術は以下のような課題を有していた。
【0005】即ち、実公昭53−1751号公報に記載
されている回転式多段棚装置は、円筒状の物品を出し入
れすることはできるが、箱、缶等の物品を出し入れする
ことはできない。また、実公昭61−3846号公報に
記載されている回転式棚設備に対する入出庫装置は、荷
収納枠(物品収納具)上を滑らせて荷(物品)を出し入
れすることになるため、危険物が詰められた缶等の物品
を出し入れする場合には(火花が発生し爆発事故を起こ
す可能性があるため)採用できない。
【0006】従って、本発明の目的は、回転棚の物品収
納具に対して物品を出し入れする移載装置を備え、物品
収納具に危険物が詰められた缶等の物品を収納すること
ができる物品収納設備を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、回動可能に支
持された物品収納具を備える回転棚と、上記物品収納具
に対して物品を出し入れする移載装置とを備え、上記物
品収納具の底部で形成される下仮想面と上記物品収納具
の物品支持部で形成される上仮想面との間に上記移載装
置の物品支持部材を挿入し得る空間を有することを特徴
とする物品収納設備を提供することによって上記の目的
を達成したものである。
【0008】尚、回転棚が物品収納具を回動可能に支持
した回転棚単体を複数段積層してなることが好ましい。
【0009】また、移載装置がフォーク式の物品支持部
材を備え、該物品支持部材で物品の底面を支持するよう
になしてあることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0011】図1は本発明の物品収納設備を用いた物品
の荷揃え設備の一実施例を示す斜視図、図2は図1に示
す物品の荷揃え設備の一部(回転棚単体の積層段数、搬
送手段の設置台数等)を変更した物品の荷揃え設備の概
略立面図、図3は図2に示す物品の荷揃え設備の一部
(搬入手段の配置、設置台数等)を変更した物品の荷揃
え設備の平面図、図4は図3に示す物品の荷揃え設備の
一部(搬出手段の設置、搬出方向等)を変更した物品の
荷揃え設備の要部拡大平面図、図5は図4に示す搬出手
段等の要部拡大側面図、図6は図1に示す搬送手段の立
面図、図7は図6に示す搬送手段の側面図、図8は図2
〜図4に示す物品の荷揃え設備の(平面方向に2個の)
物品収納具の上面図、図9は図2〜図4に示す物品の荷
揃え設備の物品収納具の正面図、図10は図2〜図4に
示す物品の荷揃え設備の(上下方向に2個の)物品収納
具の側面図である。
【0012】これらの図面において、1は水平の長円状
循環経路に沿って物品収納具12を回動可能に支持した
回転棚単体11を適宜間隔で複数段積層してなり、回動
可能に支持された物品収納具12が出庫される順序に物
品Gを収納する荷揃え物品収納具121と荷揃えされる
前の物品Gを収納する保管物品収納具122とを含み
(とに分けられ)、後述する搬出手段近傍の回転棚単体
11に支持された物品収納具12を荷揃え物品収納具1
21となしてある回転棚であり、物品収納具12の底部
12Aで形成される下仮想面Aと物品収納具12の物品
支持部12Bで形成される上仮想面Bとの間に移載装置
25、35、42の物品支持部材25A、35A、42
Aを挿入し得る空間12Cを有している。2は回転棚1
の直線移動経路部の側方に配設された搬送手段としての
移し替え装置、3は回転棚1の直線移動経路部の側方に
配設された入庫装置で搬送手段としての移し替え装置と
しても機能する。また、4は回転棚1の直線移動経路部
の側方に配設された出庫装置である。尚、移し替え装置
2、入庫装置3、出庫装置4は物品収納具12に対して
物品Gを出し入れする移載装置25、35、42を備
え、移載装置25、35、42はフォーク式の物品支持
部材25A、35A、42Aを備え、物品支持部材25
A、35A、42Aで物品Gの底面を支持するようにな
してある。また、5は回転棚1の直線移動経路部に沿っ
て配設された搬入手段としての搬入コンベア、6は回転
棚1の直線移動経路部に沿って配設された搬出手段とし
ての搬出コンベアである。而して、保管物品収納具12
2から物品Gを取り出して、取り出された複数の種類の
物品Gを移し替え装置2、3によって荷揃え物品収納具
121に出庫される順序に収納するように移し替えて荷
揃えするようになしてある。
【0013】上記実施例における各部について説明する
と、回転棚1におけるそれぞれの回転棚単体11は、水
平の長円状の走行レール13上に多数(144連)の物
品収納具12を走行可能に支持すると共に、走行レール
13に沿って駆動歯輪と遊転歯輪との間に駆動チェーン
14を掛張して、この駆動チェーン14に物品収納具1
2を等間隔で固定し、駆動歯輪をモータにより駆動する
ことにより、他の段の回転棚単体11とは無関係に回動
させ得るようになしてあり、この回転棚単体11を適宜
間隔で図1に示される実施例では10段(図2に示され
る実施例では、中間の段が図示省略されており、28
段)積層して回転棚1となしてある。また、回動可能に
支持された物品収納具12が、出庫される順序に物品G
を収納する荷揃え物品収納具121と荷揃えされる前の
物品Gを収納する保管物品収納具122とに分けられ、
図2に示される実施例では、搬出コンベア6の近傍に位
置する下から1段目〜下から5段目の回転棚単体11に
支持された物品収納具12を荷揃え物品収納具121と
なしてあり、下から6段目〜下から28段目の回転棚単
体11に支持された物品収納具12を保管物品収納具1
22となしてある。また、物品収納具12の底部12A
で形成される下仮想面Aと物品収納具12の物品支持具
12Bで形成される上仮想面Bとの間に移載装置25、
35、42の物品支持部材25A、35A、42Aを挿
入し得る空間12Cを有している。尚、本実施例におい
ては、下から1段目〜下から5段目の回転棚単体11に
支持された物品収納具12の全てを荷揃え物品収納具1
21となしてあるが、その一部は保管物品収納具122
となしてもよい。また、それぞれの回転棚単体11は他
の段の回転棚単体11と無関係に回動させ得るように構
成されているが、1本または同期運転される複数本の駆
動チェーン14に物品収納具12を適宜間隔で複数段に
固定して複数段からなる回転棚単体11を構成し、複数
段からなる回転棚単体11を複数組(複数段)積層する
ことによって回転棚1を構成してもよい。また、1段か
らなる回転棚単体11と複数段からなる回転棚単体11
とを複数組(複数段)積層することによって回転棚1を
構成してもよい。
【0014】また、搬送手段としての移し替え装置2
は、回転棚1の直線移動経路部の側方に図1に示される
実施例では2台(図2に示される実施例では3台)配設
され、それぞれ2本のマスト21、その上部に横設され
た上部フレーム22、その下部に横設された下部フレー
ム23、2本のマスト21に沿って昇降する昇降台2
4、昇降台24に搭載された本発明の移載装置としての
ツインフォーク(一対のフォーク装置)25等で構成さ
れており、一対のフォーク装置25はそれぞれ独立して
物品収納具12の方向(回転棚1の直線移動経路に対し
て左右方向)に出退可能に構成されたフォーク式の物品
支持部材25A(図5に示す物品支持部材42Aと同様
に構成されている)を備え、物品支持部材25Aで物品
Gの底面を支持するようになしてあり、物品Gを保管物
品収納具122から取り出して荷揃え物品収納具121
に収納するようになしてある。尚、昇降台24の昇降に
よってフォーク装置25は全ての段の回転棚単体11と
対峙できるように構成されている。また、図1〜図5に
示される移し替え装置2は回転棚1の直線移動経路部に
沿って走行するように構成されていないが、図6および
図7に示される実施例の移し替え装置2は、下部フレー
ム23に装置されている駆動車輪等によって回転棚1の
直線移動経路部に沿って走行レール26上を走行できる
ように構成されている。
【0015】また、搬送手段としての移し替え装置とし
ても機能する入庫装置3は、回転棚1の直線移動経路部
の側方に図1に示される実施例では2台(図2に示され
る実施例では3台)配設され、移し替え装置2と同様
に、それぞれ2本のマスト31、その上部に横設された
上部フレーム32、その下部に横設された下部フレーム
33、2本のマスト31に沿って昇降する昇降台34、
昇降台34に搭載された本発明の移載装置としてのツイ
ンフォーク(一対のフォーク装置)35等で構成されて
おり、一対のフォーク装置35はそれぞれ独立して物品
収納具12の方向(回転棚1の直線移動経路に対して左
右方向)に出退可能に構成されたフォーク式の物品支持
部材35A(図5に示す物品支持部材42Aと同様に構
成されている)を備え、物品支持部材35Aで物品Gの
底面を支持するようになしてあり、搬入コンベア5の入
庫ステ−ション51上の物品Gを取り込んで保管物品収
納具122に収納すると共に、物品Gを保管物品収納具
122から取り出して荷揃え物品収納具121に収納す
るようになしてある。尚、昇降台34の昇降によってフ
ォーク装置35は全ての段の回転棚単体11と対峙でき
るように構成されている。また図1〜図5に示される入
庫装置3は回転棚1に直線移動経路部に沿って走行する
ように構成されていないが、図6および図7に示される
実施例の入庫装置3は、下部フレーム33に装置されて
いる駆動車輪等によって回転棚1の直線移動経路部に沿
って走行レール36上を走行できるように構成されてい
る。
【0016】また、出庫装置4は、回転棚1の直線移動
経路部の側方に配設され、移し替え装置2と同様に、そ
れぞれ2本のマスト、その上部に横設された上部フレー
ム、その下部に横設された下部フレーム、2本のマスト
に沿って昇降する昇降台41、昇降台41に搭載された
本発明の移載装置としてのツインフォーク(一対のフォ
ーク装置)42等で構成されており、一対のフォーク装
置42はそれぞれ独立して物品収納具12の方向(回転
棚1の直線移動経路に対して左右方向)に出退可能に構
成されたフォーク式の物品支持部材42Aを備え、物品
支持部材42Aで物品Gの底面を支持するようになして
あり、物品Gを荷揃え物品収納具121から取り出して
搬出コンベア6の出庫ステ−ション61上に載置するよ
うになしてある。尚、昇降台41の昇降によってフォー
ク装置42は、図2に示される実施例では、下から1段
目〜下から5段目の回転棚単体11と対峙できるように
構成されている。また、出庫装置4は回転棚1の直線移
動経路部に沿って走行するように構成されておらず、固
定されている。また、昇降台41には搬出コンベア6の
出庫ステ−ション61を含む始端部62も搭載されてい
る。
【0017】また、搬入手段としての搬入コンベア5
は、回転棚1の直線移動経路部に沿って図1および図2
に示される実施例では1段(図3に示される実施例では
3段)配設され、その終端部および中間部に6個の入庫
ステ−ション51を備えている(図3に示される実施例
ではそれぞれの終端部に2個ずつの入庫ステ−ション5
1を備えている)駆動ローラコンベアである。尚、入庫
ステ−ション51は、一対の物品支持部材(図示省
略)、物品支持部材を昇降するリフト装置(図示省
略)、コンベア上の物品を停止するストッパ(図示省
略)等を備え、物品支持部材は隣接するローラ(図示省
略)とローラとの間にそれぞれのローラに沿うように配
設された板状体で構成され、ストッパによって停止され
た物品Gを一対の物品支持部材で掬い上げて、物品Gの
底面とローラの上面との間にフォーク挿入空間を形成す
るようになしてある。
【0018】また、搬出手段としての搬出コンベア6
は、回転棚1の直線移動経路部に沿って配設され、2個
の出庫ステ−ション61を備える駆動ローラコンベアで
なる始端部62、水平駆動ローラコンベアでなる搬送部
63、始端部62と搬送部63とを繋ぐ揺動ベルトコン
ベアでなる揺動部64等で構成されており、揺動部64
はその搬送部63側の端部を一定の高さに保つと共に、
出庫装置4の昇降台41に搭載されている始端部62の
昇降に追従してその始端部62側の端部を昇降し得るよ
うに構成されている。尚、出庫ステ−ション61は、一
対の物品支持部材(図示省略)、物品支持部材を昇降す
るリフト装置(図示省略)等を備え、物品支持部材は隣
接するローラ(図示省略)とローラとの間にそれぞれの
ローラに沿うように配設された板状体で構成され、一対
の物品支持部材上に載置された物品Gを物品支持部材を
下降することによって始端部62の駆動ローラコンベア
上に移載するようになしてある。また、図2に示される
実施例においては、荷揃え物品収納具121を備える下
から1段目〜下から5段目の5段の回転棚単体11に対
して、1個の搬出コンベア6のみによって物品Gを連続
的に搬出できるように揺動部64を備えているが、荷揃
え物品収納具121を備える回転棚単体11が1段のみ
である場合、荷揃え物品収納具121を備える回転棚単
体11毎にそれぞれ搬出コンベア6を備えている場合に
は、揺動部64は不必要となる。また、レイアウト等の
都合によっては、搬送部63を水平駆動ローラコンベア
でなく、傾斜コンベア等で構成してもよい。
【0019】次に、本発明の物品収納設備を用いた上述
の物品の荷揃え設備による物品の荷揃え方法について説
明する。
【0020】上述の物品の荷揃え設備による物品の荷揃
え方法は、搬入コンベア5を経て搬入された物品Gを入
庫装置3によって回転棚1の保管物品収納具122に1
個ずつフリーロケーションにて収納するようになしてあ
ると共に、出荷要求(例えば、出荷先別の出荷順序およ
びその出荷品種、数量のデータ等の情報)が決定する
と、予め保管物品収納具122から物品Gを取り出し
て、取り出された複数の種類(品種)の物品Gを移し替
え装置2(または入庫装置3)によって荷揃え物品収納
具121に出庫される順序に収納するように移し替えて
荷揃えするようになしてある。したがって、出荷用のト
ラック等が到着した時には、既に物品Gは荷揃え物品収
納具121に出庫される順序に荷揃えされているので、
極めて短時間に所望の物品Gを所望の順序で出庫するこ
とができる。
【0021】例えば、10個の物品Gが次の順序、即ち
物品Ga、Gg、Gf、Gf、Gd、Gi、Gi、G
h、Gf、Gdの順序で出庫されるように出荷要求が決
定すると、所望の物品G(物品Ga、Gg、Gf、G
f、Gd、Gi、Gi、Gh、Gf、Gd)を収納(在
庫)している保管物品収納具122を支持しているそれ
ぞれの回転棚単体11を所定の移し替え装置2(または
入庫装置3)のフォーク装置25(または35)の位置
まで順次回動し、保管物品収納具122に収納されてい
る物品Gを移し替え装置2(または入庫装置3)のフォ
ーク装置25(または35)によって取り出して〔一対
のフォーク装置25(または35)のそれぞれのフォー
ク装置25(または35)によって、異なった回転棚単
体11の保管物品収納具122に収納されているそれぞ
れの物品Gを取り出すようになしてもよい〕、取り出さ
れた複数の種類の物品Gは順次下から1段目〜下から5
段目の何れかの回転棚単体11、例えば下から5段目の
回転棚単体11に荷揃えするようになしてあり、下から
5段目の回転棚単体11を荷揃え物品収納具121の取
り付け間隔の2倍ずつ回動して、保管物品収納具122
から取り出された物品Gを連続する10個の荷揃え物品
収納具121に出庫される順序(即ち、物品Ga、G
g、Gf、Gf、Gd、Gi、Gi、Gh、Gf、Gd
の順序)で1個ずつ収納するように、移し替え装置2
(または入庫装置3)の一対のフォーク装置25(また
は35)によって物品Gが2個ずつ同時に収納され荷揃
えされるようになしてある。
【0022】したがって、下から1段目〜下から5段目
の何れかの回転棚単体11、例えば下から5段目の回転
棚単体11の荷揃え物品収納具121に出庫される順序
に荷揃えされた物品G(物品Ga、Gg、Gf、Gf、
Gd、Gi、Gi、Gh、Gf、Gd)は、荷揃えされ
た物品Gが積み込まれるべき出荷用のトラック等が到着
すると、下から5段目の回転棚単体11を荷揃え物品収
納具121の取り付け間隔の2倍ずつ回動して連続する
10個の荷揃え物品収納具121に収納されている物品
Gを2個ずつ順次出庫することによって、極めて短時間
に所望の物品Gを所望の順序で出庫することができる。
【0023】尚、下から5段目の回転棚単体11の連続
する10個の荷揃え物品収納具121に出庫される順序
(即ち、物品Ga、Gg、Gf、Gf、Gd、Gi、G
i、Gh、Gf、Gdの順序)で物品Gをそれぞれの荷
揃え物品収納具121に1個ずつ収納するときの荷揃え
作業の順番は、出庫される順序(即ち、物品Ga、G
g、Gf、Gf、Gd、Gi、Gi、Gh、Gf、Gd
の順序)の順番でなくてもよい。即ち、所望の物品G
(物品Ga、Gg、Gf、Gf、Gd、Gi、Gi、G
h、Gf、Gd)を収納している保管物品収納具122
を支持した回転棚単体11を所定の移し替え装置2(ま
たは入庫装置3)のフォーク装置25(または35)の
位置まで順次回動するときに、先に出庫される物品Gを
収納している保管物品収納具122を支持した回転棚単
体11を回動開始して、先に出庫される物品Gを収納し
ている保管物品収納具122が移し替え装置2(または
入庫装置3)のフォーク装置25(または35)の位置
に到着する前に、後から出庫される物品Gを収納してい
る保管物品収納具122が移し替え装置2(または入庫
装置3)のフォーク装置25(または35)の位置に到
着するときには、後から出庫される物品Gを先にフォー
ク装置25(または35)によって取り出すと共に、下
から5段目の回転棚単体11を荷揃え物品収納具121
の取り付け間隔の2倍ずつ回動せずに、荷揃え物品収納
具121の取り付け間隔(ピッチ)ずつ回動すると共
に、下から5段目の回転棚単体11を必要なピッチ数だ
け余分に回動して、後から出庫される物品Gを所定の荷
揃え物品収納具121に収納した後、回転棚単体11を
逆方向に回動して先に出庫される物品Gを収納する(例
えば、正逆転方向に5個の荷揃え物品収納具121分ま
で荷揃え作業の順番を変更してもよいと条件を設定し
て、その条件に適合する場合には出庫される順序とは異
なる順番、即ち±5個分のピッチの許容幅を持った順番
で取り出し可能となった物品Gから移し替えられて荷揃
えされる)ことによって、下から5段目の回転棚単体1
1の連続する10個の荷揃え物品収納具121に出庫さ
れる順序(即ち、物品Ga、Gg、Gf、Gf、Gd、
Gi、Gi、Gh、Gf、Gdの順序)で1個ずつ物品
Gが収納されるように制御してもよく、このように制御
することによって、荷揃え時間を短縮することができ
る。
【0024】また、保管物品収納具122に収納されて
いる物品Gを移し替え装置2(または入庫装置3)の一
対のフォーク装置25(または35)によって取り出す
ときに〔一対のフォーク装置25(または35)のそれ
ぞれのフォーク装置25(または35)によって、異な
った回転棚単体11の保管物品収納具122に収納され
ているそれぞれの物品Gを取り出すようになしてもよ
い〕、連続して出庫される2個の物品Gではなく、先に
出庫される物品Gと2個以上の後に出庫される物品Gと
を一対のフォーク装置25(または35)によって取り
出すと共に、下から5段目の回転棚単体11を荷揃え物
品収納具121の取り付け間隔(ピッチ)ずつ回動し
て、下から5段目の回転棚単体11を必要なピッチ数だ
け余分に正逆転方向に回動して、それぞれの物品Gを所
定の荷揃え物品収納具121に収納することによって、
下から5段目の回転棚単体11の連続する10個の荷揃
え物品収納具121に出庫される順序(即ち、物品G
a、Gg、Gf、Gf、Gd、Gi、Gi、Gh、G
f、Gdの順序)で1個ずつ物品Gを収納するように制
御してもよい。
【0025】また、10個の物品G(物品Ga、Gg、
Gf、Gf、Gd、Gi、Gi、Gh、Gf、Gd)が
下から5段目の回転棚単体11の連続する10個の荷揃
え物品収納具121に荷揃えされると、続いて出庫され
る複数個の物品Gを収納(在庫)している保管物品収納
具122を支持しているそれぞれの回転棚単体11を所
定の移し替え装置2(または入庫装置3)のフォーク装
置25(または35)の位置まで順次回動し、保管物品
収納具122に収納されている物品Gを移し替え装置2
(または入庫装置3)のフォーク装置25(または3
5)によって取り出して、取り出された複数の種類の物
品Gは順次下から1段目〜下から5段目の何れかの回転
棚単体11、例えば下から5段目の回転棚単体11の上
記の10個の荷揃え物品収納具121に連続する複数個
の荷揃え物品収納具121に収納するか、下から1段目
〜下から4段目の何れかの回転棚単体11の連続する複
数個の荷揃え物品収納具121に収納して荷揃えするよ
うになしてある。
【0026】また、10個の物品G(物品Ga、Gg、
Gf、Gf、Gd、Gi、Gi、Gh、Gf、Gd)を
下から5段目の回転棚単体11の連続する10個の荷揃
え物品収納具121に荷揃えしているとき、続いて出庫
される複数個の物品Gを収納(在庫)している保管物品
収納具122を支持しているそれぞれの回転棚単体11
を別の移し替え装置2(または入庫装置3)のフォーク
装置25(または35)の位置まで順次回動し、保管物
品収納具122に収納されている物品Gを別の移し替え
装置2(または入庫装置3)のフォーク装置25(また
は35)によって取り出して、取り出された複数の種類
の物品Gを順次下から1段目〜下から5段目の何れかの
回転棚単体11の連続する複数個の荷揃え物品収納具1
21(例えば、下から5段目の回転棚単体11の上記の
10個の荷揃え物品収納具121に連続する複数個の荷
揃え物品収納具121、或いは下から1段目〜下から4
段目の何れかの回転棚単体11の連続する複数個の荷揃
え物品収納具121)に収納して荷揃えするようになし
てもよい。
【0027】また、10個の物品G(物品Ga、Gg、
Gf、Gf、Gd、Gi、Gi、Gh、Gf、Gd)を
下から5段目の回転棚単体11の連続する10個の荷揃
え物品収納具121に荷揃えしているとき、下から1段
目〜下から4段目の何れかの回転棚単体11の荷揃え物
品収納具121から既に荷揃えされている物品Gを出庫
するようになしてもよい。
【0028】尚、異なった段の回転棚単体11の荷揃え
物品収納具121に荷揃えされた物品Gを出庫するとき
には、昇降台41を昇降してフォーク装置42を所定の
段の回転棚単体11と対峙する位置まで昇降した後、所
望の物品Gを所望の順序で取り出して連続的に出庫する
ようになしてある。
【0029】以上、本発明の実施の形態を本発明の物品
収納設備を用いた物品の荷揃え設備の実施例と共に説明
したが、本発明の物品収納設備はこれらに制限されるも
のではない。例えば、昇降台24、34、41に1個ま
たは3個以上の移載装置25、35、42が搭載されて
いてもよい。
【0030】また、搬入コンベア5を水平駆動ローラコ
ンベアのみで構成せずに、搬出コンベア6と同様に、駆
動ローラコンベアでなる終端部(搬出コンベア6の始端
部62に相当)、水平駆動ローラコンベアでなる搬送
部、終端部と搬送部とを繋ぐ揺動ベルトコンベアでなる
揺動部等で構成してもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明の物品収納設備は、上述のとおり
構成されているので、危険物が詰められた缶等の物品を
出し入れする場合に、物品収納具上を滑らせて物品を出
し入れすることがないため、火花が発生し爆発事故を起
こすことがなく、危険物が詰められた缶等の物品を物品
収納具に収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物品収納設備を用いた物品の荷揃え設
備の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す物品の荷揃え設備の一部(回転棚単
体の積層段数、搬送手段の設置台数等)を変更した物品
の荷揃え設備の概略立面図である。
【図3】図2に示す物品の荷揃え設備の一部(搬入手段
の配置、設置台数等)を変更した物品の荷揃え設備の平
面図である。
【図4】図3に示す物品の荷揃え設備の一部(搬出手段
の配置、搬出方向等)を変更した物品の荷揃え設備の要
部拡大平面図である。
【図5】図4に示す搬出手段等の要部拡大側面図であ
る。
【図6】図1に示す搬送手段の立面図である。
【図7】図6に示す搬送手段の側面図である。
【図8】図2〜図4に示す物品の荷揃え設備の(平面方
向に2個の)物品収納具の上面図である。
【図9】図2〜図4に示す物品の荷揃え設備の物品収納
具の正面図である。
【図10】図2〜図4に示す物品の荷揃え設備の(上下
方向に2個の)物品収納具の側面図である。
【符号の説明】
1 回転棚 11 回転棚単体 12 物品収納具 25 移載装置(フォーク装置) 35 移載装置(フォーク装置) 42 移載装置(フォーク装置) 12A 物品収納具の底部 12B 物品収納具の物品支持部 12C 空間 25A 物品支持部材 35A 物品支持部材 42A 物品支持部材 A 下仮想面 B 上仮想面 G 物品
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、回動可能に支
持された物品収納具を備える回転棚と、上記物品収納具
に対して物品を出し入れする移載装置とを備え、該移載
装置は上記回転棚の直線移動経路部の側方において昇降
する昇降台に搭載されており、該昇降台に搭載されたコ
ンベアの昇降に追従して該コンベア側の端部を昇降し得
るように構成された揺動コンベアが配設されており、
記物品収納具の底部で形成される下仮想面と上記物品収
納具の物品支持部で形成される上仮想面との間に上記移
載装置の物品支持部材を挿入し得る空間を有することを
特徴とする物品収納設備を提供することによって上記の
目的を達成したものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】図1は本発明の物品収納設備を用いた物品
の荷揃え設備の一実施例を示す斜視図、図2は図1に示
す物品の荷揃え設備の一部(回転棚単体の積層段数、搬
送手段の設置台数等)を変更した物品の荷揃え設備の概
略立面図、図3は図2に示す物品の荷揃え設備の一部
(搬入手段の配置、設置台数等)を変更した物品の荷揃
え設備の平面図、図4は図3に示す物品の荷揃え設備の
一部(搬出手段の置、搬出方向等)を変更した物品の
荷揃え設備の要部拡大平面図、図5は図4に示す搬出手
段等の要部拡大側面図、図6は図1に示す搬送手段の立
面図、図7は図6に示す搬送手段の側面図、図8は図2
〜図4に示す物品の荷揃え設備の(平面方向に2個の)
物品収納具の上面図、図9は図2〜図4に示す物品の荷
揃え設備の物品収納具の正面図、図10は図2〜図4に
示す物品の荷揃え設備の(上下方向に2個の)物品収納
具の側面図である。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平の走行レ
ール上に多数の物品収納具を回動可能に支持した回転棚
単体を複数段積層してなる回転棚と、上記物品収納具に
対して物品を出し入れする移載装置とを備え、該移載装
置は上記回転棚の直線移動経路部の側方において昇降す
る昇降台に搭載されており、該昇降台に搭載されたコン
ベアの昇降に追従して該コンベア側の端部を昇降し得る
ように構成された揺動コンベアが配設されていると共
に、上記移載装置がフォーク式の物品支持部材を備え、
該物品支持部材で物品の底面を支持するようになしてあ
り、上記物品収納具の底部で形成される下仮想面と上記
物品収納具の物品支持部で形成される上仮想面との間に
上記移載装置の上記物品支持部材を挿入し得る空間を有
することを特徴とする物品収納設備を提供することによ
って上記の目的を達成したものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動可能に支持された物品収納具を備え
    る回転棚と、上記物品収納具に対して物品を出し入れす
    る移載装置とを備え、上記物品収納具の底部で形成され
    る下仮想面と上記物品収納具の物品支持部で形成される
    上仮想面との間に上記移載装置の物品支持部材を挿入し
    得る空間を有することを特徴とする物品収納設備
  2. 【請求項2】 回転棚が物品収納具を回動可能に支持し
    た回転棚単体を複数段積層してなる請求項1記載の物品
    収納設備。
  3. 【請求項3】 移載装置がフォーク式の物品支持部材を
    備え、該物品支持部材で物品の底面を支持するようにな
    してある請求項1または2記載の物品収納設備。
JP18158898A 1998-06-11 1998-06-11 物品収納設備 Pending JPH11349110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18158898A JPH11349110A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 物品収納設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18158898A JPH11349110A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 物品収納設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11349110A true JPH11349110A (ja) 1999-12-21

Family

ID=16103443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18158898A Pending JPH11349110A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 物品収納設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11349110A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9694975B2 (en) Lift interface for storage and retrieval systems
JPS59182104A (ja) 垂直循環コンベア付クレ−ンによるピツキング倉庫設備
JPH08175620A (ja) 自動保管検索装置における搬出入機構
JPH08175621A (ja) 自動保管検索装置における搬出入機構
JP3060067B2 (ja) 物品の荷揃え方法
JPH11349110A (ja) 物品収納設備
JP2969268B1 (ja) 物品の荷揃え方法
JPS61257806A (ja) 自動倉庫
JP7171992B2 (ja) ケース移載システム及びケース移載方法
JP2969269B1 (ja) 物品の荷揃え方法
JPH08133416A (ja) 荷搬出装置
JP2003237908A (ja) スタッカークレーン
JP2000085919A (ja) 物品の荷揃え方法
JP3906877B2 (ja) 自動倉庫設備におけるパレットおよびケースの搬送方法および搬送装置
JP3603986B2 (ja) 自動倉庫の物品搬送システム
JP2000085922A (ja) 物品の荷揃え方法
JP2000085921A (ja) 物品の荷揃え方法
JP2001106304A (ja) 立体自動倉庫設備
JP2000085920A (ja) 物品の荷揃え方法
JPH0632883Y2 (ja) 回転棚に対する入出庫装置
JPS6082507A (ja) 格納装置の連続式搬入搬出装置
JP4049023B2 (ja) 物品移載装置
JPS62121113A (ja) 回転棚に対する入出庫方法及びその装置
JPS62249804A (ja) 回転棚に対する入庫方法及びその装置
JP2001072207A (ja) 物品の保管・仕分け装置およびそれを利用した物品の保管・仕分け方法