JPH11347998A - 柔軟シート材の抜き型及び包装体製造装置 - Google Patents

柔軟シート材の抜き型及び包装体製造装置

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JPH11347998A
JPH11347998A JP16587098A JP16587098A JPH11347998A JP H11347998 A JPH11347998 A JP H11347998A JP 16587098 A JP16587098 A JP 16587098A JP 16587098 A JP16587098 A JP 16587098A JP H11347998 A JPH11347998 A JP H11347998A
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punch
die
hole
holder
sheet material
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟シート材であってもパンチとダイの間に
巻き込むことなく、確実に打ち抜く。 【解決手段】 先端にパンチ刃5が形成されパンチホル
ダ4のホルダ孔18内に進退自在に押し込み嵌合された
パンチ2と、パンチ2が押し込まれて嵌合するパンチ孔
10が形成されたダイ3とを備え、パンチホルダ4及び
ダイ3によって柔軟シート材を挟んだ状態でパンチ2が
進出してパンチ孔10に押し込み嵌合することにより柔
軟シート材を打ち抜く。パンチ2の厚さ方向と交差する
方向のスリット7がパンチ2に形成されると共に、押し
込み嵌合可能な範囲内でパンチ2がホルダ孔18及びパ
ンチ孔10よりも大きく形成され、パンチ刃5はダイ3
への押し込み方向に向かって傾斜した刃面に形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パンチ及びダイに
よって材料を打ち抜く抜き型及びこの抜き型を用いた包
装体製造装置に関し、特に、包材などの柔軟なシート材
に対しても、精度良く、しかも確実に打ち抜きを行うこ
とができる抜き型及びこの抜き型を用いた包装体製造装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】パンチ及びダイからなる抜き型は、従来
より金属薄板などの硬質な素材に対しての打ち抜きに用
いられている。これに対し、不織布、網目布などの柔軟
シート材を抜き型によって打ち抜く場合には、柔軟シー
ト材がダイへのパンチの押し込みに追随して巻き込まれ
るため、正確に打ち抜くことが難しい。従って、抜き型
によって柔軟シート材を打ち抜くためには、柔軟シート
材の巻き込みを行わないようにパンチとダイとの隙間が
極力少なくする必要があり、パンチ及びダイを高精度に
仕上げる必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、隙間が
極力少なくなるようにパンチ及びダイを成形することは
技術的に難しく、高価となる。又、隙間が少ない場合に
は、パンチがダイに押し込み嵌合できず、結果として柔
軟シート材を打ち抜くことができないばかりでなく、パ
ンチとダイとが干渉や当接してパンチ及びダイが傷付い
たり、欠ける問題を有している。
【0004】特に、ティーバッグなどの包装体を高速で
製造する製造装置に対して、抜き型を用いる場合には、
パンチを頻繁にダイに押し込む必要がある。このため、
パンチ及びダイに微小な位置ずれが生じた場合には、上
述した問題が直ちに発生して包装体を打ち抜くことがで
きない原因となる。
【0005】本発明はこのような従来の問題点を考慮し
てなされたものであり、パンチ及びダイとが干渉した
り、当接することがなく、これにより柔軟シート材の打
ち抜きを確実に行うことができる抜き型を提供すること
を目的とする。又、本発明は、この抜き型を組み込んで
も、支障なく包装体を高速で製造することが可能な包装
体製造装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の抜き型は、先端にパンチ刃が形成
されパンチホルダのホルダ孔内に進退自在に押し込み嵌
合されたパンチと、このパンチが押し込まれて嵌合する
パンチ孔が形成されたダイとを備え、前記パンチホルダ
及びダイによって柔軟シート材を挟んだ状態でパンチが
進出してパンチ孔に押し込み嵌合することによりパンチ
刃が柔軟シート材を打ち抜く抜き型であって、前記パン
チの厚さ方向と交差する方向のスリットがパンチに形成
されると共に、前記押し込み嵌合可能な範囲内でパンチ
が前記ホルダ孔及びパンチ孔よりも大きく形成されてお
り、前記パンチ刃は前記ダイへの押し込み方向に向かっ
て傾斜した刃面に形成されていることを特徴とする。
【0007】この発明では、パンチの厚さ方向と交差す
る方向に形成したスリットにより、パンチは厚さ方向に
小さくなって体積が縮小する。このため、パンチをパン
チホルダのホルダ孔よりも大きく成形しても、ホルダ孔
に押し込むことによって厚さが小さくなった体積縮小状
態となるため、ホルダ孔に嵌合することができる。
【0008】又、パンチはこのような体積縮小状態でダ
イのパンチ孔に押し込まれるため、パンチはダイのパン
チ孔に円滑に嵌合することができ、パンチとダイとが干
渉したり、当接することがない。このため、これらが傷
付いたり、欠けることがなくなる。
【0009】又、当初はパンチ孔よりも大きなパンチが
パンチホルダ内で体積縮小した状態となり、この状態で
パンチがダイのパンチ孔に押し込み嵌合する。このた
め、パンチはパンチ孔との隙間が極めて小さくなった状
態でパンチ孔に嵌合することができる。これにより、柔
軟シート材であっても、パンチ及びダイの間に巻き込ま
れることがなく、確実に、しかも正確に打ち抜くことが
できる。
【0010】さらに、パンチ刃の刃面がダイへの押し込
み方向に向かって傾斜することにより、パンチ刃はダイ
と点接触すると共に、この点接触部分が移動しながらパ
ンチ孔内に押し込まれる。従って、通常の鋭利な鋏みと
同様に作用するため、柔軟シート材を切断することがで
きる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記パンチガイド及びダイを加熱する加熱手段
を設けると共に、前記柔軟シート材を挟むパンチガイド
及びダイの挟み面に、前記パンチ刃の外形に倣って突出
する溶着用リブが形成されていることを特徴とする。
【0012】この発明では、加熱手段によってパンチガ
イド及びダイが加熱され、この加熱状態で溶着用リブが
柔軟シート材を挟むため、2枚の柔軟シート材を接合す
ることができる。従って、2枚の柔軟シート材を接合し
ながら打ち抜きを行うことができる。このため、この発
明では、柔軟シート材を熱シールしながら打ち抜くこと
ができ、シート材から袋体などの製造を行うことができ
る。
【0013】請求項3の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記パンチ刃の刃面は平面略V字形に形成され
ていることを特徴とする。
【0014】この発明では、パンチ刃の刃面が平面略V
字形となっているため、パンチ刃は2箇所でダイと点接
触しながら柔軟シート材を切断する。このため、柔軟シ
ート材を迅速に打ち抜くことができる。又、略V字形は
形状が簡素なため、パンチ刃を簡単に成形することがで
きる。
【0015】請求項4の発明の包装体製造装置は、柔軟
シート材からなる長尺な包材をガイドに沿って供給しな
がら二つ折りすると共に、縦シールを連続的に行った状
態で内部に内容物を充填し、横シールを行いながら抜き
型によって打ち抜くことにより個々の包装体とする包装
体製造装置であって、前記抜き型を、パンチホルダのホ
ルダ孔内に進退自在に押し込み嵌合されたパンチと、こ
のパンチが押し込まれて嵌合するパンチ孔を有したダイ
とによって形成し、前記パンチに厚さ方向と交差する方
向のスリットを形成すると共に、前記ホルダ孔及びパン
チ孔への押し込み嵌合可能な範囲内の大きさの外形にパ
ンチを成形し、このパンチ先端のパンチ刃を前記ダイへ
の押し込み方向に向かって傾斜する刃面に成形したこと
を特徴とする。
【0016】この発明では、柔軟シート材を二つ折り状
態で縦シールして内容物を充填し、その後、横シールを
行うため、内容物を封入した包装体を連続的に製造する
ことができる。
【0017】この発明の抜き型は、請求項1の発明と同
一の構造となっており、柔軟シート材からなる包材を巻
き込むことなく、鋭利な鋏と同様に包材を打ち抜くこと
ができ、個々の包装体に分離できる。又、スリットによ
ってパンチは体積が小さくなることができる。このた
め、頻繁な押し込みによってパンチ及びダイの軽微な位
置ずれがあっても、これらが干渉したり、当接すること
がなく、抜き型が損傷することがなくなる。これによ
り、支障を生じることなく、包装体を高速で製造するこ
とができる。
【0018】請求項5の発明は、請求項4記載の発明で
あって、前記パンチガイド及びダイを加熱すると共に、
包材を挟むパンチガイド及びダイの挟み面に、前記パン
チの外形に倣って突出し熱溶着によって包材を横シール
する溶着用リブを設けたことを特徴とする。
【0019】この発明では、パンチガイド及びダイの挟
み面に設けた溶着用リブによって、包材を熱溶着するこ
とができる。従って、包材の打ち抜きと同時に、包材を
シールすることができ、シールを行うシール機が不要と
なる。
【0020】請求項6の発明は、請求項4又は5記載の
発明であって、前記抜き型の上流側に、前記包材を面方
向から押さえる押えローラを設けたことを特徴とする。
【0021】この発明では、押えローラが包材を面方向
から押さえることにより、抜き型供給前の包材に皺が発
生することを防止できる。このため、抜き型によって打
ち抜いても良好な外観の包装体とすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1〜図6は本発明の一実施形態
の抜き型1を示す。この実施形態の抜き型1は、パンチ
2とダイ3とパンチホルダ4とを備えており、パンチ2
とダイ3とによって柔軟シート材(図示省略)の打ち抜
きを行う。この実施形態において、柔軟シート材として
は、不織布、網目布などの布材、プラスチック糸を編ん
だ網状シート、その他の柔軟性を有したものを使用する
ことができる。
【0023】パンチ2は図1及び図2に示すように、上
下面の中央部分が窪むことにより正面から見て略鼓状の
ブロック体に成形されており、ダイ3側である先端には
パンチ刃5が形成されている。このパンチ2は先端のパ
ンチ刃5がダイ3に押し込み嵌合することにより、柔軟
シート材を打ち抜くことができる。
【0024】パンチ刃5は正面から見た場合、図1
(b)で示すように上述した鼓状となっているが、平面
から見た場合、図2(a)で示すように幅方向の中央部
分5aが最も奥側に位置すると共に、この中央部分5a
の両側部分がダイ3側に湾曲状に傾斜して漸次、ダイ3
側に接近し、幅方向の両端部分5b、5bが最もダイ3
に接近している。これによりパンチ刃5は平面から見た
場合、略V字形となっている。従って、パンチ刃5は上
下方向が窪むと共に、幅方向が略V字形となった3次元
構造となっている。又、平面V字形に成形することによ
り、後述するようにパンチ刃5はダイ3の押し込み方向
に傾斜した刃面となっている。
【0025】ダイ3と反対側のパンチ2の基部には、矩
形T字形状の係合孔6が上下方向に貫通している。この
係合孔6にはパンチ2をダイ3に押し込み嵌合させるシ
リンダー等の進退機構(図示省略)のロッド先端が係合
し、進退機構が駆動することによりパンチ2がダイ3の
方向に進退することができる。
【0026】このパンチ2にはスリット7が形成されて
いる。スリット7はパンチ2の厚さ方向と直交方向に交
差するように形成されている。このスリット7は係合孔
6が形成されている基部側を除くパンチ2の略全体に形
成されており、パンチ2を上下に2分割することによ
り、パンチ2が厚さ方向に小さくなることができ、これ
により、パンチ2の全体の体積を縮小することができる
ように作用する。このスリット7を形成することによ
り、後述するようにパンチ7ダイ3よりも大きくするこ
とができる。
【0027】これに加えて、パンチ2の基部側には、厚
さ方向に沿った緩衝溝8が形成されている。この緩衝溝
8はパンチ2の基部側でスリット7と直交する方向に形
成されることにより、進退機構から伝達される駆動力を
緩衝させるものである。
【0028】ダイ3はパンチ2が押し込み嵌合すること
により、パンチ2と共に柔軟シートを打ち抜くものであ
る。このため図1及び図3に示すように、ダイ3にはパ
ンチ2が押し込み嵌合するパンチ孔10が形成されてい
る。パンチ孔10はパンチ2のパンチ刃5が押し込みが
可能なように、パンチ刃5と同様な鼓状に成形されるも
のである。
【0029】このパンチ孔10の後側には、パンチ孔1
0よりも大径となっている放出孔11が連通している。
放出孔11はパンチ2によって打ち抜かれた柔軟シート
材の打ち抜き屑片を放出するためのものである。
【0030】ダイ3はパンチホルダ4と共に柔軟シート
材を挟むものであり、このダイ3の挟み面14には溶着
用リブ12が形成されている。溶着用リブ12はパンチ
孔10に嵌合するパンチ刃5の外形(鼓形状)に倣って
いると共に、パンチ刃5を囲む寸法に形成されている。
【0031】又、ダイ3には、ヒータ(図示省略)が挿
入されるヒータ孔13が長さ方向に貫通している。ヒー
タ孔13は内部に挿入されるヒータと共にダイ3を加熱
する加熱手段となるものであり、この加熱手段の加熱状
態で溶着用リブ12が2枚の柔軟シート材を接合するこ
とができる。なお、ダイ3の外周部分に設けられている
フランジ15には、外部の支持部材への取り付けを行う
ためのねじ孔16が形成されている。
【0032】図4に示すように、パンチホルダ4にはパ
ンチ2が押し込みによって内部に嵌合するホルダ孔18
が形成されている。このホルダ孔18はパンチホルダ4
の前後方向に貫通していると共に、パンチ2を嵌合状態
で挿入するため、パンチ2の外形に合わせた形状となっ
ている。パンチ2はこのホルダ孔18に挿入された状態
で進退するが、ホルダ孔18に嵌合状態で挿入されるた
め、ずれることなく進退することができる。
【0033】パンチホルダ4はダイ3と共に柔軟シート
材を挟み込むため、ダイ3と同様の挟み面19がダイ3
側に形成されている。この挟み面19には、ダイ3と同
様に、パンチ12の外形に倣い、且つパンチ2を囲む寸
法の溶着用リブ20が形成されている。又、ダイ3と同
様に、ヒータ(図示省略)が挿入されるヒータ孔21が
長さ方向に貫通しており、ヒータと共に加熱手段を構成
している。なお、パンチホルダ4にも、外部の支持部材
への取り付けを行うためのねじ孔23が外周部分のフラ
ンジ24に形成されている。
【0034】このような構造では、パンチ2はパンチホ
ルダ4のホルダ孔18内に嵌合し、この状態でホルダ孔
18から進出してダイ3のパンチ孔10内に押し込み嵌
合する。このため、ホルダ孔18及びパンチ孔10は略
同一の寸法となっているが、パンチ2はこれらのホルダ
孔18及びパンチ孔10よりも大きくなるように形成さ
れるものである。これらの寸法差はパンチ2がホルダ孔
18及びパンチ孔10に押し込み嵌合することができる
範囲内に設定されるものであり、ホルダ孔18及びパン
チ孔10に対し、パンチ2は1/100〜6/100m
m、より好ましくは、2/100〜4/100mm程度
大きくなるように成形される。
【0035】一方、パンチ2の厚さ方向と直交する方向
にスリット7が形成されており、このスリット7によっ
てパンチ2は厚さ方向に小さくなって体積が縮小する。
従って、上述したような範囲内でパンチ2を大きく成形
しても、パンチ2をパンチホルダ4のホルダ孔18内に
押し込む際に体積が縮小した状態となってホルダ孔18
内に嵌合することができる。パンチ2はこのホルダ孔1
8内からダイ3のパンチ孔10に進出するため、パンチ
孔10内に円滑に押し込み嵌合することができる。従っ
て、パンチ2とダイ3とが干渉したり、当接することが
なく、これらによるパンチ2やダイ3の傷付き、欠けが
なくなる。
【0036】又、当初はダイ3のパンチ孔10よりも大
きなパンチ2がパンチホルダ4のホルダ孔18内で体積
縮小した状態となり、この状態でパンチ2がダイ3のパ
ンチ孔10に押し込み嵌合する。このため、パンチ2は
パンチ孔10との隙間が極めて小さくなった状態でパン
チ孔10に嵌合することができる。これにより、柔軟シ
ート材であっても、パンチ2及びダイ3の間の隙間に巻
き込まれることがなくなる。従って、柔軟シート材を確
実に、しかも正確に打ち抜くことができる。
【0037】図5はパンチ2が矢印Bで示す方向からダ
イ3の押し込まれる状態を示す。この実施形態では、パ
ンチ2のパンチ刃5が略V字形に成形されることによ
り、ダイ3への押し込み方向Bに向かって傾斜した刃面
となっている。
【0038】図5において、3a、3b、3cは、パン
チ2の押し込みによってダイ3がパンチ2に対して相対
的に移動して接触する状態を順に示している。いずれの
状態においても、パンチ2は直線3a、3b、3cの両
端の2点(3a1,3a2、3b1,3b2、3c1,
3c2)でダイ3と点接触し、この点接触した部分が移
動しながらパンチ2がダイ3のパンチ孔10内に押し込
まれる。従って、通常の鋭利な鋏みと同様な点接触によ
る切断状態となるため、柔軟シート材であっても良好に
切断して打ち抜くことが可能となる。
【0039】特に、この実施形態では、パンチ刃5が略
V字形となっており、ダイ3とは2点で点接触して柔軟
シート材を切断する。このため、柔軟シート材を迅速に
打ち抜くことができる。又、略V字形で構造が簡単なた
め、パンチ刃5を簡単に形成することも可能となってい
る。
【0040】さらに、この実施形態では、ダイ3及びパ
ンチガイド4に加熱手段が設けられて加熱されると共
に、ダイ3及びパンチガイド4のそれぞれの挟み面1
4,19に溶着用リブ12,20が形成されている。こ
のため、重ね合わせられている2枚の柔軟シート材を加
熱状態の溶着用リブ12,20で挟むことにより、2枚
の柔軟シート材を溶着用リブ12,20に沿って熱溶着
することができる。すなわち、この実施の形態では、2
枚の柔軟シート材を熱シールすることも可能であり、こ
れにより、熱シールによって袋体を製造しながら個々の
袋体に打ち抜くことが可能となっている。
【0041】図6はパンチ2に形成されるパンチ刃5の
別の形態を示す。この形態では、パンチ刃5がダイ3へ
の押し込み方向Bに向かって一方向に傾斜した刃面とな
っている。この場合にも、パンチ2が押し込まれること
により、ダイ3は3a、3b、3cで示すように、順に
相対的に移動すると共に、それぞれの位置で3a3,3
b3,3c3のように点接触する。このため、柔軟シー
ト材を切断して打ち抜くことが可能となる。このような
直線的な刃面では、略V字形の刃面に比べて構造がさら
に簡単となるため、パンチ刃5を簡単に形成できるメリ
ットがある。
【0042】次に、以上の抜き型1を用いた本発明の包
装体製造装置の実施形態を図7及び図8によって説明す
る。包装体製造装置25では基台26上にポール27が
立設しており、ポール27の上端部分に包材28のフィ
ードロール29が取り付けられ、フィードロール29の
下方にガイド30が取り付けられる。
【0043】包材28は上述した柔軟シート材が使用さ
れる。包材28は長尺なシート状となっており、包材ロ
ール(図示省略)から連続的に供給される。供給された
包材28はフィードロール29から矢印cで示す下方に
引き出されてガイド30を摺動する。
【0044】ガイド30は包材28が二つ折りされるよ
うに案内する。このガイド30の下部には筒状となった
ガイド筒31が連結されており、包材28はガイド筒3
1の周りを摺動しながら供給される。又、このガイド筒
31の上端部分には、茶葉、コーヒー粉、その他の内容
物(図11〜図13参照)を供給するシュータ33が取
り付けられている。
【0045】ガイド筒31は基台26部分まで延びてお
り、基台26部分に延びたガイド筒31の周囲には、包
材29に引き出し力を付与する一対のフィードローラ3
4,35が上下に配置されている。又、上下のフィード
ローラ34,35の間には、超音波ホーン36及び受け
台37が対向した縦シール機が設けられている。超音波
ホーン36及び受け台37は2つ折りされている包材2
8に対して縦シールを連続的に行うものである。
【0046】さらに、フィードローラ35の下方には、
押えローラ38が配置され、押えローラ38の下方に包
材28に対して横シールを行うと同時に個々の包装体に
分離する横シール機39が配置されている。上述した抜
き型1はこの横シール機39を構成するものである。な
お、押えローラ38の上方には、縦シールによって筒状
となった包材28の両側に食い込んで包材28に折り目
を形成する折り目バー(図示省略)が設けられている。
【0047】押えローラ38はローラ面がフィードロー
ラ34,35のローラ面と直交しており、縦シールされ
た包材28を面方向から押さえるものである。このよう
に面方向から押さえることにより、包材28に皺が発生
することがなく、横シールを良好に行うことができ、包
装体40(図14参照)の外観が向上する。又、押えロ
ーラ38は包材28に転接することにより、包材28に
引き出し力を付与するようにも作用する。このため、折
り目バーが包材28に食い込んでも包材28を横シール
機39に円滑に供給することができる。
【0048】図8において、41は縦シール機の下方に
設けられたバキューム筒である。このバキューム筒41
は真空ポンプ(図示省略)などに接続されており、常
時、外気を吸引した状態となっている。このバキューム
筒41の内部に縦シールで発生した包材の切断屑片を挿
入することにより、バキューム筒41の吸引力で切断屑
片を排除することができる。
【0049】このような包装体製造装置25では、包材
28はフィードローラ34,35によって引き出される
ことにより、ガイド30に沿って供給される。そして、
ガイド30によって包材28が二つ折りされ、超音波ホ
ーン36及び受け台35からなる縦シール機によって縦
シールが連続的に行われて筒状の包材28となる。又、
シュータ33からの内容物32はガイド筒31を介して
筒状の包材28内に供給される。
【0050】図9及び図10は横シール機39及びその
周辺部分を示す平面図及び正面図である。支持台42が
基台26に取り付けられ、この支持台42にガイドレー
ル43が取り付けられ、ガイドレール43にスライダ4
4及び45がスライド可能に取り付けられている。スラ
イダ44,45は同期してガイドレール43に沿って接
近及び離反する。
【0051】一方のスライダ44には、パンチ2が押し
込み嵌合しているパンチホルダ4が取り付けられてい
る。このパンチホルダ4の後には、パンチ2を進退させ
る進退機構としてのシリンダ47が取り付けられてい
る。シリンダ47のロッド48はパンチホルダ4のホル
ダ孔18を貫通して、その先端がパンチ2の係合孔6に
係合している。従って、シリンダ47が駆動することに
より、パンチ2が進退することができる。
【0052】他方のスライダ45には、パンチ2が押し
込み嵌合するダイ3が取り付けられる。ダイ3はそのパ
ンチ孔10がパンチ2側を向くようにスライダ45取り
付けられるものである。これらのダイ3及びパンチホル
ダ4のスライダ44,45への取り付けはボルト46に
よって行われる。
【0053】図11〜図13は、この横シール機39の
作動順序を示している。これらの作動時には、パンチホ
ルダ4及びダイ3は加熱手段によって加熱された状態と
なっている。
【0054】図11はパンチホルダ4及びダイ3が離反
状態となっており、前段で製造された包装体40が筒状
の包材28から切り離されることにより落下している。
この前段の包装体40の製造の際には、パンチホルダ4
及びダイ3の溶着用リブ12及び20によって、筒状の
包材28の下端に横シール49が形成される。そして、
所定量の内容物32が筒所の包材28の内部に充填され
る。その後、包材28を所定長さ、下方に引き出す。
【0055】図12は包材28を下方に引き出し、その
後、スライダ44,45が接近した状態である。このス
ライダ44,45の接近によって、パンチホルダ4及び
ダイ3はその挟み面14,19で包材28を挟み込む。
この挟み込みによってパンチホルダ4及びダイ3の溶着
用リブ12,20が両側から包材28を挟むため、パン
チ2を境として上下に位置する包材28部分に熱溶着に
よる横シール49がそれぞれ形成される。
【0056】図13はこの横シール49の形成と同期し
て行われるパンチ2の進出移動を示す。パンチ2はシリ
ンダ47が駆動してロッド48が延びることにより、パ
ンチホルダ4のホルダ孔18から進出してダイ3のパン
チ孔10内に押し込み嵌合する。この際には、パンチ2
がパンチ孔10よりも大きくても、上述したようにパン
チ孔10内に円滑に押し込み嵌合することができる。
【0057】このパンチ2の押し込みによって、上述し
たように包材28がパンチ刃5によって良好に切断され
ると共に、切断されて生じた打ち抜き屑片51が包材2
8から打ち抜かれてダイ3内の放出孔11に入り込み、
放出孔11から外部に放出される。このため、包装体4
0が包材28から分離される。従って、スライダ44,
45が退避してパンチホルダ4及びダイ3が離れること
により、図11に示すように包装体40が落下する。こ
れにより、包装体を個々に製造することができる。
【0058】このような包装体製造装置25では、横シ
ール機39を構成する抜き型が柔軟シートからなる包材
28を巻き込むことなく、包材28を打ち抜いて個々の
包装体40に分離できると共に、スリット7によってパ
ンチ2の体積が小さくなることができる。このため、頻
繁な押し込みによってパンチ2及びダイ3の軽微な位置
ずれがあっても、これらが干渉したり、当接することが
なく、これらが損傷することがなくなる。従って、支障
を生じることなく、包装体を高速で製造することができ
る。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の抜き型に
よれば、パンチが厚さ方向に小さくなって体積が縮小す
るため、パンチをパンチホルダのホルダ孔よりも大きく
成形しても、ホルダ孔に押し込むことができる。そし
て、パンチは体積が縮小した状態でダイのパンチ孔に押
し込まれるため、パンチとダイとが干渉したり、当接す
ることがない。このため、これらが傷付いたり、欠ける
ことがなくなる。又、パンチは隙間が極めて小さくなっ
た状態でパンチ孔に嵌合するため、柔軟シート材であっ
ても、パンチ及びダイの間に巻き込まれることがなく、
確実に、しかも正確に打ち抜くことができる。さらに、
パンチのパンチ刃はダイと点接触するため、柔軟シート
材を切断することができる。
【0060】本発明の包装体製造装置によれば、包装体
の分離のためにパンチをダイに頻繁に押し込んでも、こ
れらが干渉したり、当接することがなく、抜き型が損傷
することがなくなる。従って、支障を生じることなく、
包装体を高速で製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における抜き型のパンチと
ダイとの関係を示す斜視図である。
【図2】(a)はパンチの平面図、(b)は正面図、
(c)は(a)におけるA−A線断面図である。
【図3】(a)はダイを部分的に破断した平面図、
(b)はその正面図、(c)は側面図である。
【図4】(a)はパンチホルダを部分的に破断した平面
図、(b)は正面図、(c)は部部的に破断した側面図
である。
【図5】パンチのパンチ刃の作用を説明する平面図であ
る。
【図6】別の形状のパンチ刃の作用を説明する平面図で
ある。
【図7】本発明の一実施形態の包装体製造装置の側面図
である。
【図8】包装体製造装置の正面図である。
【図9】包装体製造装置に用いる横シール機の平面図で
ある。
【図10】包装体製造装置に用いる横シール機の正面図
である。
【図11】横シール機の作動を説明する断面図である。
【図12】図11に続く横シール機の作動を説明する断
面図である。
【図13】図12に続く横シール機の作動を説明する断
面図である。
【図14】製造された包装体の一例の斜視図である。
【符号の説明】
1 抜き型 2 パンチ 3 ダイ 4 パンチホルダ 5 パンチ刃 7 スリット 10 パンチ孔 12 20 溶着用リブ 18 ホルダ孔 25 包装体製造装置 38 押えローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端にパンチ刃が形成されパンチホルダ
    のホルダ孔内に進退自在に押し込み嵌合されたパンチ
    と、このパンチが押し込まれて嵌合するパンチ孔が形成
    されたダイとを備え、前記パンチホルダ及びダイによっ
    て柔軟シート材を挟んだ状態でパンチが進出してパンチ
    孔に押し込み嵌合することによりパンチ刃が柔軟シート
    材を打ち抜く抜き型であって、 前記パンチの厚さ方向と交差する方向のスリットがパン
    チに形成されると共に、前記押し込み嵌合可能な範囲内
    でパンチが前記ホルダ孔及びパンチ孔よりも大きく形成
    されており、前記パンチ刃は前記ダイへの押し込み方向
    に向かって傾斜した刃面に形成されていることを特徴と
    する柔軟シート材の抜き型。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記パン
    チガイド及びダイを加熱する加熱手段を設けると共に、
    前記柔軟シート材を挟むパンチガイド及びダイの挟み面
    に、前記パンチ刃の外形に倣って突出する溶着用リブが
    形成されていることを特徴とする柔軟シート材の抜き
    型。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明であって、前記パン
    チ刃の刃面は平面略V字形に形成されていることを特徴
    とする柔軟シート材の抜き型。
  4. 【請求項4】 柔軟シート材からなる長尺な包材をガイ
    ドに沿って供給しながら二つ折りすると共に、縦シール
    を連続的に行った状態で内部に内容物を充填し、横シー
    ルを行いながら抜き型によって打ち抜くことにより個々
    の包装体とする包装体製造装置であって、 前記抜き型を、パンチホルダのホルダ孔内に進退自在に
    押し込み嵌合されたパンチと、このパンチが押し込まれ
    て嵌合するパンチ孔を有したダイとによって形成し、前
    記パンチに厚さ方向と交差する方向のスリットを形成す
    ると共に、前記ホルダ孔及びパンチ孔への押し込み嵌合
    可能な範囲内の大きさの外形にパンチを成形し、このパ
    ンチ先端のパンチ刃を前記ダイへの押し込み方向に向か
    って傾斜する刃面に成形したことを特徴とする包装体製
    造装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の発明であって、前記パン
    チガイド及びダイを加熱すると共に、包材を挟むパンチ
    ガイド及びダイの挟み面に、前記パンチの外形に倣って
    突出し熱溶着によって包材を横シールする溶着用リブを
    設けたことを特徴とする包装体製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の発明であって、前
    記抜き型の上流側に、前記包材を面方向から押さえる押
    えローラを設けたことを特徴とする包装体製造装置。
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