JP3146559U - クッション付き封筒及びクッション付き封筒の製造装置 - Google Patents

クッション付き封筒及びクッション付き封筒の製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】製造コストの低減が可能で、用済み後、特段の手を加えずそのままリサイクル対象物として廃棄に処すことができるクッション付き封筒及びその製造装置を提供する。
【解決手段】対向する内面に波状面を有する長尺の原紙Pを中折り機12によって横幅方向の中心からフラップの長さ分だけずらして二つ折りにし、その上下原紙P’’、P’の重ね合わせ部の開口部の間に接着剤塗布口部2を有する接着剤供給体を進退及び上下動機構2nによって挿入して接着剤を下側原紙P’の波状段面に塗布し、この塗布工程を所定の間隔で繰り返した後に、上型体6とヒーター付き下型体7の挟持圧着によって上下原紙P’’、P’を設定幅で接着して繋ぎ部を成形し、当該上下原紙の原紙縁辺P’’、P’、P’’、P’の繋ぎ部の中央部をカッター11によって切断する。
【選択図】図1

Description

本考案は、使用後の環境問題に廃棄処分に適すると共に、ある程度のクッション性を必要とするフラップ付きの封筒及びその各種封筒の製造装置に関し、超長尺ロール体から繰り出された原紙を横幅が異なるように二つ折りし、その封筒体を作るために左右側辺部位にだけ接着剤を塗布した後、その左右側辺部位を切断して封筒を製造するようにしたものである。
一般に使用後の廃棄に適する緩衝付き封筒及びその製造装置は知られている。例えば、第1の発明は、対向内面に緩衝面が位置するプラスチック気泡シート緩衝材を内包すると共に、封筒の外面に切断用切れ目を設けることによって、使用後はその切れ目から切り開くことによって、紙製封筒と気泡シートを分離して廃棄できるようにしたものである。
また、第2の発明は、対向内面に緩衝面が位置するプラスチック気泡シート緩衝材を内包すると共に、そのプラスチック気泡シート緩衝材を紙製封筒体に接着ないし融着しないことによって、使用後はプラスチック気泡シート緩衝材を封筒体と分離して取り出して廃棄できるようにしたものである。
さらに、第3の発明は対向内面に緩衝面が位置するプラスチック気泡シート緩衝袋を内包すると共に、その口部だけを接着剤によってクラフト紙製袋に結合した封筒及びその封筒製造装置である。
そして、第4の発明は、対面する片面段ボール紙を互いに交差接触するように貼着して形成した封筒素材を、袋状に折り曲げ、重ね合わせ部を貼着して形成した緩衝機能付き封筒である。
特開2004−352253号の発明 特開2004−338745号の発明 特開2004−231268号の発明 特開2002−037265号の発明
ところが、特許文献1〜3の発明は、いずれも紙製袋体とプラスチック気泡シート緩衝材を用いているため、用済み後の廃棄にあたっては、そのままの状態では処分できず、必ず分離しなければならないと共に、分離後であってもプラスチック気泡シート緩衝材はリサイクル可能な資源ゴミとはならない。この点、本発明のように用済み後の包装体に一切手を加えず、原形の状態でリサイクル可能に廃棄処分できるものとは異なる。
次に、特許文献1の発明は、製造に際して封筒体に切れ目を入れ、且つ廃棄に当たっては一々切れ目から切り裂かなければならず面倒である。
特許文献2の発明は、封筒に内包したプラスチック気泡シート緩衝材が抜け出さないように封筒の口部に係止片を設けなければならず、その分加工工程が増すと共に、材料費が嵩むことになる。
特許文献3の発明は、紙袋に内包するプラスチック気泡シート緩衝袋が抜け出さないようにその口部を接着剤で結合するため、廃棄の際はその接着剤から剥離しなければならずその作業が面倒である。
次に、特許文献4の発明は、内面に段ボール面を有する緩衝機能付き封筒であるが、封筒の胴回りの接着面が背面の中央になっているため、一個一個手作業で加工するものである。本願発明のように機械で自動製造するものとは異なる。
そこで本出願人は、特開2006−312487号において、「クッション付き封筒及びその封筒の製造装置」の発明を提供した。当該発明の特徴の一つとして、板紙の片面に波状に加工した紙を接着し、その波状表面の全面に加熱接着剤又は加圧接着剤を塗布しておき、二つ折りした上下原紙の左右両側の縁辺に加熱又は押圧力を加えて接着するようにしたことにある。
その一方で、板紙の片面に接着した波状紙の全面に接着剤を塗布することは、二つ折りした上下の原紙のうち、接着しない個所以外における接着剤の塗布が結果的に無駄になっていて、接着剤のコスト及びその塗布作業のコストが高くなっていた。また、当該波状面の接着個所以外の接着剤の塗布面に湿気や水分が加わると、当該塗布面に粘性が発生する恐れがあった。
そこで本考案は上記の課題を解決するために提供するものである。
本考案の第1はクッション付き封筒において、対向する内面に波状面を有する長尺の原紙を中折り機によって横幅方向の中心からフラップの長さ分だけずらして二つ折りにし、その上下原紙の左側縁辺と、右側縁辺の間に接着剤塗布口部を有する接着剤供給体を進及び上下動機構によって挿入して接着剤を下側原紙の波状段面に塗布し、この塗布工程を所定の間隔で繰り返した後に、上型体とヒーター付き下型体の挟持圧着によって上下原紙を設定幅で接着して繋ぎ部を成形し、当該原紙縁辺の繋ぎ部の中央部をカッターによって切断するようにしたものである。
本考案の第2は封筒の製造装置において、ロール巻きしてある原紙をフラップ長さ分だけずらして二つ折りしながら波状面を重ね合わせる中折り機と、その上側原紙と下側原紙を前進移動する工程の途中で二つ折り原紙の開口部の開きを保持するための開口形成具と、その開口部内に先端部の接着剤塗布口部を進退及び上下動機構を介して内底部まで届くまで挿入した後、下側原紙に下降接触して接着剤を塗布しながら二つ折り原紙の開口部まで後退した後に上昇離反する接着剤供給体と、当該塗布工程を所定の間隔で繰り返して前進移動又は停止を行うようにしながら、常時は設定の間隔を保持した間に挿通させて上下原紙の繋ぎ部を基部横辺体とヒーター付き基部横辺体で挟持押圧して加熱圧着して連続する封筒体を形成するコ字形を成す上型体と下型体と、形成された封筒体を一袋又は二袋以上毎に間隔をあけて引き出しローラーを介して引き出した当該連結封筒体の繋ぎ部を設定幅の中心部位から切り離すためのカッターを具備したものである。
本考案は上記の構成であるから次のような効果がある。すなわち、ロール巻きから超長尺の原紙をフラップ分だけずらした状態で二つ折りしながら繰り出していく途中で、上下原紙の左右両側縁辺に位置する個所において、波状面が対面する上下の原紙の間に接着剤供給口部付きの接着剤供給体を進退及び上下動機構を介して内底部まで届くように挿入し、当該下側原紙にだけ塗布し、且つその塗布工程を繰り返す構成であるから、その他の上下原紙の対峙面には接着剤が一切塗布されていない。そのため、対峙面全体に塗布されていた従来製品と比べて、水分や湿気によるべた付き感が無くなり、且つ接着剤の使用量が従前と比べて大幅に削減され、しかもその全面の塗布工程も省略されて封筒体の製造コストの低減が図れる。
上記の原紙を二つ折りしながら繰り出していく途中で、上下の原紙の左右両縁辺の長さ寸法は任意に設定できるから、1台の装置で長さの異なる各種の封筒体を製造することが可能である。
封筒体とその対向内面のクッションとなる波状面はいずれも紙製であるから、用済み後の廃棄処分に何ら手を加えずにそのままの状態でリサイクル可能に資源ゴミとして廃棄処分ができる。
次に、封筒体は横幅の寸法が異なる上下原紙の繰り出しで、その横幅の長い原紙側でフラップが形成され、当該フラップ側の開口部を除く左右側辺を糊着したことによって封筒体が形成され、且つその対向する波状面に収納物が直に接することによって当該波状面が緩衝材となって保護作用が働き、傷付き易い物や割れ易い物や壊れ易い物の包装に好適である。
また、単一のロール体から単一枚の原紙をフラップ分の寸法だけ異なる長さで二つ折りすることによって接着しなくても自動的に底部が形成され、且つ、左右両側の縦縁辺を接着するだけで封筒体を得ることができる。したがって、この場合は、ロール体を2個設ける必要がなく1個のロール体で封筒体の製造が可能となった。
そして、上下の原紙でクッションを必要とする収容物を任意に選択して収容でき、フラップに剥離紙付き両面テープ付きの封筒を連続して加工することができ、且つその封筒体を加工する速度が速く効率的である。そして、封筒体を連続成形しながら、カッターで一袋ずつ切り離していくことができる。なお、接着剤供給体による接着剤塗布間隔を広狭自在に変えることにより、通常の2倍以上又は2分の1の開口幅の封筒体の製作が可能である。この場合、カッターの作動設定も変えて開口幅の異なる二袋又は三袋分の長さの封筒体を作ることも可能である。
そして、二つ折りした上下原紙の送り量(寸法)を任意に設定が可能であるから、全幅が600mmの原紙Pを使用する場合、上側原紙P″に相当する横幅W=275mm、下側原紙P′に相当する横幅W1=325mm(フラップの横幅Wn=50mmを含む)の割合に設定し、大形の物から小形の物まで、用途に応じて収納可能な封筒を1台の機械で成形することができる。
本考案の実施例を図面に即して説明する。1は封筒成形装置の機体、2は接着剤dの接着剤供給体であり、棒状体の先端部に接着剤塗布口部21を設けてある。そして、上下の型体の手前で二つ折りした上下の原紙P″・P′の開口部Paを拡げ、当該開口部から上下原紙の間から二つ折りの内底部P2′に届く位置まで挿入し、当該位置に到達した後に接着剤塗布口部21で下側原紙P′に接触させながら開口部2aまで糊付けしながら後退させる構成になっている。
前記の接着剤供給体2を進退及び上下動機構2nは、前進開始位置で上昇→
上下原紙P″・P′の開口部2a内に前進→下降して接着剤塗布口21を下側原紙に接触→接着剤Bを下側原紙P′に塗布しながら開口部2aまで後退→上昇して原位置に復帰→2cm程度下降することで1行程となる構成になっている。3は接着剤供給体2に接着剤dを圧縮送給するための圧送タンク、4は上下の原紙P″・P′の開口部2aの拡開を確保しておくための開口形成具である。
5は二つ折りした上下原紙P″・P′のうち、下側原紙P′の横幅Wn分をフラップP3′とし、そのフラップに沿って封緘用の剥離紙付き両面粘着テープTを配置し、ローラーTrで押圧しながら、上下原紙の移動に従って貼着する構成である。なお、上側原紙P″はフラップP3′の長さWnの分だけ短くしてあり、この長さWn分には接着剤が塗布されていない。
上記の封筒体Aを成形する上側原紙P″と下側原紙P′は、対向内面にクッションとなる波状面が成形されている片面段ボールを用いるものとし、図2のように連続波状面に加熱接着剤B又は加圧接着剤が塗布されている。
6は封筒体成形用の上側原紙P″を挟持圧着するための上型体であり、所定の間隔で左右の縦辺型体62・63が配置されている。61は当該左右の縦辺型体62・63の基部において設けた繋ぎ部Eを形成するための横辺型体であって、左右の縦辺型体62・63によってコ字形を成している。7は上型体2と略同形の左右の縦辺型体72・73と、その基部の横辺型体71からなるコ字形の対峙面を有する下型体であり、その少なくとも上下原紙P″・P′の繋ぎ部Eに位置する横辺型体71にヒーター(図示省略)が具備され、その電熱が伝達するようになっている。なお、図3にあっては、フラップP3′の部位に相当する下型体7の右側の縦辺型73にもヒーターの電熱が伝達するように構成されている。8は上下原紙の加熱圧着用ヒーター付の下型7の上下動用圧力シリンダ、8′は上型6の上下動用圧力シリンダである。なお、図1は、上型体6を固定式とし、下型体3だけをシリンダ8によって上下動させる構成になっている。
9・9′は上下原紙P″・P′を引き出すための引出しローラーであり、モーター10で駆動させる。この引出しローラーによる移動量は、接着剤供給体2による接着剤の塗布部の間隔及び上下原紙の繋ぎ部Eの間隔並びにカッターによる切断間隔をセンサーや場合によってはタイマーによって設定される。
11は上型体6の前進移動する前側位置に設けたカッターであり、繋ぎ部E(接着幅e+e)の中央部位に位置すると共に、上型体6と別個に設け、互いに独立して上下動し、又は同調して上下動するように設定されている11′は当該カッターの刃部と擦り合う受刃である。図1・図3にあっては、上下型体6・7から一袋分あけた前方位置に配置してあるが、それ以上の複数袋の間隔をあけることもできる。
12はロール巻きしたロール体Prから繰り出した原紙Pを二つ折りするための中折り機、13は前記の上型体6と下型体7の前方に設けた封筒体の前進移動及び停止用のベルトコンベアである。このコンベアは、下側の原紙P′の内面に加熱接着剤Bを塗布してある上下の原紙を、前工程で加熱接着済みの封筒体前部横辺Pl″・Pl′を除く底部側縁辺P2と開口部側縁辺P3″・P3′及び後部横辺P4″・P4′を上下から挟持して当該上下の横辺型体6l・7lで接着剤dを塗布してある繋ぎ部Eを加熱接着した後に前方に移動するようになっている。
また、前記上型体2とヒーター付き下型体7によって上下原紙P″・P′の基部横辺P4″・P4′を上下から挟むように挟持して加熱接着するようになっている。
この場合、接着剤供給体による接着剤の塗布部の間隔と、その塗布部を加熱接着する繋ぎ部Eの間隔Lを引出しローラー9・9′の回転数によって封筒体を通常は一袋分だけ間隔をあけて引き出すように前進移動するようになっているが、設定変更によって二袋分以上の複数袋分を繋げて前進移動することも可能である。
図中r1〜rnは上下の原紙P″・P′を巻き掛け、又はガイドするためのローラーを示す。
「封筒体の製造工程例(1)」
次に本考案の製造工程例を図1及び図2に即して説明する。
(1) 準備工程として、常時は上下型体6・7を互いに離反して開いておく。対向内面が波状面であり、且つ全幅W+W1が600mmのうち、上側原紙P″に相当する横幅W1=275mm、下側原紙P′に相当する横幅W=325mm(フラップP3′に相当する横幅Wn=50mmを含む)が異なる上下原紙P″・P′を繰り出して当該上下型体6・7の横辺体61・71を越え、引出しローラー9・9′に届く長さに引き出して停止させておく。
(2) この状態で、ロール体Prから繰り出す原紙Pの横幅Wを325mmに設定し、他側W1を275mmに設定した位置で中折り機12を介して波状面を対向内面にして二つ折りにしながら進行する。
(3) 二つ折りした上下原紙P″・P′の開口部Paの拡開を開口形成具4で確保した位置において、接着剤供給体2を進退及び上下動機構2nにより、前進開始位置において2cm程度上昇させる。
(4) 上下原紙P″・P′の開口部Paから挿入、二つ折り原紙の内底部P2′に届いた位置で2cm程度下降する。
(5) 接着剤塗布口21で接着剤Bを下側原紙P′の波状面に塗布しながら上下原紙の開口部2aまで後退した位置で2cm程度上昇する。
(6) 原位置に復帰したところで2cm程度下降することで一行程を終了する。
(7) 次に、二つ折りした上下原紙P″・P′の前進移動に合わせてロール巻きしたロール体Trから繰り出した剥離紙付き両面テープTを押圧ローラー5でフラップP3′に沿って連続して貼着していく。
(8) 続いて、上下の型体6・7の間に上下原紙P″・P′を送り、この位置で固定式にしている上型体6に対して下型体7をシリンダ8の作動で上昇させて上下原紙P″・P′を接合させる。そして、上型体6の横辺型体61と下型体7のヒーター付き横辺型体71によって、上下原紙P″・P′の繋ぎ部Eを加熱接着する。
(9) そして、次工程で加熱接着した上下原紙P″・P′の繋ぎ部Eをカッター11で設定幅e+eの中心部から切断して切り離し、この工程を繰り返すことで二つ折りした上下原紙で底部P2付きでその左右両側辺P″・P′、P4″・P4′を接着し、且つ開口部PaにフラップP3′を有する封筒体A(図5)が出来上がる。
本考案は、CDやカセットテープ又は比較的厚さが薄い書籍類の包装のほか、長尺の直定規や棒状体を包装する封筒を得ることができる。
そして、上下の原紙を接着するのに、当該原紙に加圧接着剤を塗布して、上下型体の挟持で加圧接着できる。この場合は、下型体に具備してあるヒーターは電源オフにしておく。また、上下の原紙に加熱接着剤を塗布して、上下型体で挟持圧着して下型体のヒーターの電源オンにして加熱接着できるようになっている。従って1台の機械で目的・用途に応じて選択して使い分けることができ、用途の拡大が図れる。
本考案に係る被包装物の包装装置の概略正面図である。 図1における接着剤塗布部位の拡大斜視図である。 図1の上下型体の概略平面図である。 図3の状態で製造した連結封筒体の斜視図である。 本考案装置によって加工した封筒の斜視図である。 図4の5−5線に沿う断面図である。 本考案に係る封筒製造用原紙の展開図である。
符号の説明
1…機体
2…接着剤供給体
3…接着の圧送用タンク
4…開口部の拡開保型具
5…両面接着テープの押圧用ローラー
6…上型体
7…ヒーター付きの下型体
8・8′…上下型体のシリンダー
9・9′…封筒体の引出しローラー
10…引出しローラーの駆動モーター
11…複数連の封筒体の切り離し用カッター
12…原紙の中折り機
13…封筒体の搬送用コンベア
14…二つ折りした上下原紙のガイドプレート

Claims (2)

  1. 対向する内面に波状面を有する長尺の原紙(P)を中折り機(12)によって横幅(W+Wl)方向の中心からフラップ(P3′)の長さ(Wn)分だけずらして二つ折りにし、その上下原紙(P″)・(P′)の重ね合わせ部の開口部(Pa)の間に接着剤塗布口部(21)を有する接着剤供給体(2)を進退及び上下動機構(2n)によって挿入して接着剤(B)を下側原紙(P′)の波状段面に塗布し、この塗布工程を所定の間隔で繰り返した後に、上型体(6)とヒーター付き下型体(7)の挟持圧着によって上下原紙(P″)・(P′)を設定幅(e+e)で接着して繋ぎ部(E)を成形し、当該上下原紙の原紙縁辺(Pl″・Pl′)・(P4″)・(P4′)の繋ぎ部(E)の中央部をカッター(11)によって切断することを特徴とするクッション付き封筒。
  2. ロール巻きしてある原紙(P)をフラップ(P3′)長さ分だけずらして二つ折りしながら重ね合わせる中折り機(12)と、その上側原紙(P″)と下側原紙(P′)を前進移動する工程の途中で二つ折り原紙の開口部(2a)の開きを保持するための開口形成具(4)と、その開口部(Pa)内に先端部の接着剤塗布口部(21)を進退及び上下動機構(2n)を介して内底部(P2′)に届くまで挿入した後、下側原紙(P′)に下降接触して接着剤(B)を塗布しながら二つ折りの上下原紙(P″)・(P′)の開口部(2a)まで後退した後に上昇離反する接着剤供給体(2)と、当該塗布工程を所定の間隔(L1〜Ln)で繰り返して上下原紙を前進移動又は停止を行うようにしながら、常時は設定の間隔を保持した間に挿通させて上下原紙(P″)・(P′)の繋ぎ部(E)を横辺型体(61)とヒーター付きの横辺型体(71)で挟持押圧して加熱圧着して連続する封筒体(A)を形成した上型体(6)と下型体(7)と、形成された封筒体(A)を一袋又は二袋以上毎に間隔をあけて引出しローラー(9)・(9′)を介して引き出し、当該連結封筒体の繋ぎ部(E)を設定幅(e+e)の中心部位から切り離すためのカッター(11)で構成したことを特徴とするクッション付き封筒の製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020164248A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 成泰昌包装制品(深▲せん▼)有限公司 完全リサイクル型の環境に優しい包装構造とその製造方法

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