JPH11347131A - カテーテルイントロデューサ - Google Patents

カテーテルイントロデューサ

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JPH11347131A
JPH11347131A JP10163361A JP16336198A JPH11347131A JP H11347131 A JPH11347131 A JP H11347131A JP 10163361 A JP10163361 A JP 10163361A JP 16336198 A JP16336198 A JP 16336198A JP H11347131 A JPH11347131 A JP H11347131A
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JP
Japan
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sheath tube
optulator
sheath
side hole
catheter
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Pending
Application number
JP10163361A
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English (en)
Inventor
Hideaki Sakai
秀章 坂井
Hiroaki Nakajima
弘明 中島
Noboru Nakajima
昇 中島
Seiichi Sudo
誠一 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Medikit Co Ltd
Original Assignee
Medikit Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大半の薬液がシースチューブの先端開口から流
出してしまうため、前記シースチューブの側孔から薬液
を効率良く噴出させることができない。 【解決手段】シースチューブ1内に、先端側が先太で閉
塞し周面に側孔6a,6a…を有する中空のオプチュレ
ータ6を挿着せしめて薬液を注入する。このオプチュレ
ータ6は、手技の初期や途中で、所謂、血管攣縮を起こ
した場合、カテーテルに代えて任意的にシースチューブ
1内に挿着されるものであり、ルアコネクター5等から
筋弛緩剤等の薬液が注入される。その際、斯かる薬液
は、シースチューブ1の先端開口が大径部6bで略閉塞
されているため、先端方向に僅かに流れ出るものの、一
旦、両部材間のクリアランス内に圧入される結果、その
圧力でシースチューブ1の側孔1a,1a…から勢い良
く径方向に噴出して血管内皮に効率良く届くため、即効
的に痙攣(radial spasm)を解除することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カテーテルを血管
内に挿入させるために予めシースチューブを血管内に挿
入しておくカテーテルイントロデューサの改良に関し、
更に詳しくは、ヘパリンラインやルアコネクターから注
入する筋弛緩剤等の薬液を効率良くシースチューブの先
端及び側孔から噴出させることができる有用なカテーテ
ルイントロデューサに存する。
【0002】
【従来の技術】従来、斯かるカテーテルイントロデュー
サとしては、例えば、特許第2510886号公報に開
示されているものが知られている。この従来のカテーテ
ルイントロデューサは、血管に導入可能であり先端が開
口してなる中空のシースチューブと、該シースチューブ
の中空部と連通し、かつ、弁付き導通路を有するシース
本体(基部)とを備えてなり、前記シースチューブの周
面に複数の側孔を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特許第2510886号公報に開示されているカテー
テルイントロデューサにあっては、大半の薬液がシース
チューブの先端開口から流出してしまうため、前記シー
スチューブの側孔から薬液を効率良く噴出させることが
できないといった問題を有するものである。
【0004】例えば、斯かるカテーテルイントロデュー
サーでは、橈骨動脈等への穿刺とシース挿入(以下、単
に手技という)の途中で、所謂、放射痙攣(radial spa
sm)が惹起した際、いくら薬液をシースチューブの側管
から注入しても、殆どがシースチューブの先端開口から
流れ出るだけで側孔からは噴出しない結果、シースチュ
ーブの先端から勢い良く出る薬液は上腕動脈から尺骨動
脈方向に流れるのみで橈骨動脈の内皮には薬液が殆ど届
かないため、なかなか放射痙攣を解除することができな
いといった問題を有するものであり、延いては、シース
チューブを無理に引き抜くことにより、内皮の損傷、解
離や血管破裂(radial rupture)による体内出血(動脈
性内出血)を起こし、外科手術を行わなければならない
などの最悪の状態をも危惧されるものである。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、ルアコネクター等から注入される筋弛
緩剤等の薬液を効率良くシースチューブの先端及び側孔
から均等かつ確実に噴出させることができ、仮令、手技
の途中で血管攣縮が起きたとしても、即効的に解除させ
てシースチューブを安全に抜去することができる有用な
カテーテルイントロデューサを提供することを目的とし
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題点
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、先端側が開口したシースチューブの表面に少
なくとも1以上の側孔を設けてなるカテーテルイントロ
デューサにおいて、前記シースチューブは、先端側が閉
塞又は略閉塞し周面に側孔を有する中空のオプチュレー
タを内設して筋弛緩剤等の薬液を注入するカテーテルイ
ントロデューサに存する。
【0007】また、前記オプチュレータは、先太に形成
されると共に、シースチューブの側孔と略等しい位置若
しくはその近傍に同等の側孔を形成するのが良い。
【0008】更に、前記オプチュレータは、薬液の注入
用シリンジを連結するためのルアコネクターを備えるの
が好ましい。
【0009】また、前記オプチュレータは、外径がシー
スチューブの内径よりも小さく形成されると共に、所定
位置に同シースチューブの内周面に接合する大径部を設
けるのが良い。
【0010】更に、前記オプチュレータは、シースチュ
ーブの内周面に接合すると共に、表面に螺旋若しくは直
線状等の凹溝を設けるのが良い。
【0011】また、前記シースチューブは、表面に薬液
の放出を補助する環状若しくは螺旋状の突起を設けても
良い。
【0012】更に、前記シースチューブは、フッ素樹脂
又はポリウレタン等の合成樹脂材からなり、かつ、アラ
ミド樹脂繊維等の線材を装着し若しくは螺旋状に埋め込
んだり、必要に応じ表面にシリコーンコーティング又は
親水性コーティングを施しても良い。
【0013】このように構成される本発明のカテーテル
イントロデューサは、先端側が閉塞又は略閉塞し周面に
側孔を有する中空のオプチュレータを前記シースチュー
ブに内設して筋弛緩剤等の薬液を注入することによっ
て、従来の如きシースチューブの先端開口からの一方的
な薬液の流出を阻止し側孔からの噴出を助長し得ること
となる。
【0014】また、前記オプチュレータが、先太に形成
されると共に、シースチューブの側孔と略等しい位置若
しくはその近傍に同等の側孔を形成したことにより、後
述するルアコネクターから注入した筋弛緩剤等の薬液が
側孔から出ていく時の圧損失を最小に抑え、シースチュ
ーブの側孔からの噴出を効率良く行うために有用とな
る。
【0015】更に、前記オプチュレータが、薬液の注入
用シリンジを連結するためのルアコネクターを備えれ
ば、シースチューブに対する同オプチュレータの着脱操
作がより簡単に行えると共に、同ルアコネクターからの
薬液の注入も可能になる。
【0016】また、前記オプチュレータは、外径がシー
スチューブの内径よりも小さく形成されると共に、所定
位置に同シースチューブの内周面に接合する大径部を設
けることにより、ルアコネクター(オプチュレータ基)
等より注入される薬液が、シースチューブとオプチュレ
ータとの間の狭いクリアランス内に圧入し、その圧力
(水圧)を利用してシースチューブの各側孔より均等か
つ勢い良く噴出することとなる。
【0017】更に、前記オプチュレータが、シースチュ
ーブの内周面に接合すると共に、表面に螺旋若しくは直
線状等の凹溝を設ければ、ヘパリンラインより注入され
た薬液が前記凹溝を通じてシースチューブの各側孔に連
通し、径方向に勢い良く流出することとなる。
【0018】また、前記シースチューブが、表面に薬液
の放出を補助する環状若しくは螺旋状の突起を設けれ
ば、血管攣縮時にあっても、血管内皮との間に薬液を流
出するのに必要な空隙(クリアランス)を確保し得るこ
ととなる。
【0019】更に、前記シースチューブが、フッ素樹脂
又はポリウレタン等の合成樹脂材からなり、かつ、アラ
ミド樹脂繊維等の線材を装着し若しくは螺旋状に埋め込
むことにより、全体を有効的に補強し得ることとなる。
【0020】また、必要に応じ、例えば、前記シースチ
ューブがポリウレタン樹脂製の場合は、表面にシリコー
ンコーティング又は親水性コーティングを施すことによ
り、血管攣縮時におけるシースチューブと血管との間の
摩擦を減滅し、同シースチューブの抜去操作をよりスム
ースになし得ることとなる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1実施例を図1
〜図5を参照しながら説明する。図中Aは、本発明に係
るカテーテルイントロデューサであり、このカテーテル
イントロデューサAは、図1若しくは図2に示すよう
に、中空のシースチューブ1と、該シースチューブ1の
基端側に装着されるシース本体2と、該シース本体2の
側面に突設されるヘパリンライン3とを備えている。
【0022】シースチューブ1は、フッ素樹脂又はポリ
ウレタン等の適宜合成樹脂材からなり、周面に側孔1
a,1a…が形成されている。このシースチューブ1
は、使用箇所や治療目的に応じた適時長さのものを使用
するものであるが、例えば、橈骨動脈穿刺用の場合は、
有効長が16〜18cm程のものを使用するのが好まし
い。
【0023】蓋し、下限値(16cm)以下の場合は、例
えば、上腕動脈アプローチ用の7cmシースの場合では、
造影カテにマルチパースを使用するため、手技の途中で
痙攣(radial spasm)を誘発せしめ、また、血管がカテ
ーテルを直接噛んでしまい同カテーテルが動かなくなっ
たり、延いては、手技を中断せざるを得ないことも相俟
って、橈骨動脈を略全部カバーできる長さ、すなわち、
16cm以上が必要になるからである。
【0024】また、上限値(18cm)以上の場合は、
上腕動脈の径ほどあれば、血管攣縮は起きづらいため、
肘を越えて上腕動脈まで行く必要がなく、これ以上に
長くなると、橈骨動脈の収縮、痙攣が起きた時、その血
管内を長く引いて抜去しなければならなくなり、看者の
苦痛が増大してしまうことから、18cmを限度とするも
のである。
【0025】従って、斯かる橈骨動脈穿刺用のシースチ
ューブ1には、この有効長(16〜18cm)のものを使
用するのが最適であり、仮令、痙攣(radial spasm)が
起こっても、橈骨動脈が同シースチューブ1をガチッと
噛んでしまうだけで、中を挿通するカテーテルの操作に
は全く影響がない。
【0026】更に、このシースチューブ1には、所謂サ
イドホールシース(SHシース)を使用するのが好まし
い。例えば、図2に示すように、基端側3〜4cmを除い
てその先に10個の側孔1a,1a…を穿設してなるシ
ースチューブが挙げられる。
【0027】この側孔1a,1a…は、例えば、直径
0.6〜0.8mmの円形孔からなり、図3に示すよう
に、周方向に120度の間隔で開口すべくスパイラル状
に穿孔されている。
【0028】また、このシースチューブ1の表面には、
必要に応じ(例えば、ポリウレタン樹脂製のシースチュ
ーブの場合は)、シリコーンコーティング又は親水性コ
ーティングを施すのが好ましい。
【0029】蓋し、血管攣縮時における同シースチュー
ブ1と血管内皮との摩擦力を減滅させて同シースチュー
ブ1の抜去操作をよりスムースにでき、延いては、橈骨
動脈等の痙攣(radial spasm)発生率を下げることがで
きるからである。
【0030】一方、シース本体2は、短筒状を呈してお
り、前記シースチューブ1を連通保持する環状のプロテ
クター2aと、後述するヘパリンライン3を連通保持す
る環状の接手管(チューブ止め)2bと、ルアコネクタ
ーと連通すべく同シース本体2の後端面(頂面)に開閉
弁を介して穿設された弁孔(図示せず)とを備えてい
る。
【0031】尚、このプロテクター2aと接手管(チュ
ーブ止め)2b及び弁孔とは、シース本体2内で互いに
連通しているものであり、換言すれば、後述するヘパリ
ンライン3及びルアコネクターから入れる薬液が漏れな
くシースチューブ1内に流入するように連通されてい
る。
【0032】また、ヘパリンライン3は、例えば、長さ
175〜185mm、外径2.52mmの合成樹脂管からな
り、遊端側に常套の三方活栓(三方切換弁)4が装着さ
れている。
【0033】更に、シース本体2の頂面側には、図4に
示すように、薬液の注入用シリンジを連結するためのル
アコネクター5が着脱自在に螺合されている。このルア
コネクター5は、シース本体2に螺着できるように内側
に雌螺旋が刻設された大径蓋状に形成されており、同心
位置に後述するオプチュレータ6が連結されている。
【0034】また、ルアコネクター5の頂面には、環状
の接続部5aが突設されている。この接続部5aはオプ
チュレータ6の上端と連通すべく同心方向に連通路(図
示せず)が穿設されているものであり、不要時はキャッ
プ7にて閉塞されている。
【0035】尚、ルアコネクター5及びキャップ7は、
それぞれの下端開口側の内周面に形成された螺旋溝(図
示せず)を、シース本体2及び接続部5aの外周面に突
設された突起2c,2c(図2参照)、5b,5b(図
4参照)に螺合させることにより、互いをそれぞれ簡単
かつ堅固に連結することができるのである。
【0036】他方、オプチュレータ6は、先端側が閉塞
した合成樹脂製の中空細管からなり、周面に側孔6a,
6a…が形成されている。この側孔6a,6a…は、お
互いが相対向することなく、換言すれば、各側孔6a,
6a…が10mm間隔毎で互い違い(千鳥配置)になるよ
うに穿孔されている。
【0037】更に、このオプチュレータ6の外径は、図
5に示すように、シースチューブ1の内径よりも小さく
形成されており(図5(b)参照)、先端に同シースチュ
ーブ1の内周面に水密若しくは粗密に接合する大径部6
bが突設されている(図5(a)(c)参照)。
【0038】従って、オプチュレータ6内に送給される
薬液は、側孔6a,6a…を介して一旦シースチューブ
1とオプチュレータ6との間のクリアランス(好ましく
は、0.11〜0.15mm程のクリアランス)8内に圧
入されるため、その圧力(水圧)でシースチューブ1の
側孔1a,1a…から均等に、かつ、勢い良く噴出する
のである。
【0039】因に、シースチューブ1の内径寸法として
は、フレンチサイズに応じて異なるものであるが、例え
ば、下表1に示すように、有効長:170mmの場合、
1.51mm(4Fr)、1.85mm(5Fr)、2.1
9mm(6Fr)のものを使用するのが良く、このサイズ
に適するオプチュレータ6の外径寸法としては、それぞ
れ1.40mm、1.70mm、2.04mmのものを使用す
るのが良い(クリアランス:0.11mm、0.15mm、
0.15mm)。
【0040】
【表1】
【0041】このように構成される本発明のカテーテル
イントロデューサAは、先端の尖ったダイレーターの細
管(図11参照)をシースチューブ1内に挿着し、細管
先端の円錐状部を頭出させた同シースチューブ1を皮膚
から橈骨動脈等の血管に突き刺し、次いで、ダイレータ
ーを抜き外してシースチューブ1を血管内に挿入した状
態で留置し、カテーテル(図示せず)を挿入して患部の
閉塞摘除、造影等の医療行為に及ぶものである。
【0042】而して、本発明に係るオプチュレータ6
は、斯かる手技(橈骨動脈等への穿刺とシース挿入)の
初期や途中で、所謂、放射痙攣(radial spasm)を起こ
した場合に、任意的に前記カテーテルに代えてシースチ
ューブ1内に挿着されるものであり(図2参照)、ルア
コネクター5等から筋弛緩剤等の薬液が注入される。
【0043】その際、斯かる(ルアコネクター5等から
注入されオプチュレータ6の各側孔6a,6a…から流
出する)薬液は、シースチューブ1の先端開口が前記大
径部6bで略閉塞されているため、先端方向(詳しくは
上腕動脈から尺骨動脈方向)には僅に流れ出るものの、
一旦、両部材間のクリアランス8内に圧入される結果、
その圧力でシースチューブ1の側孔1a,1a…から勢
い良く径方向に噴出して血管(橈骨動脈)の内皮に効率
良く届くため、即効的に放射痙攣を解除することができ
るものである。
【0044】従って、従来の如き、シースの側管から血
管拡張剤を注入してもなかなか血管攣縮を解除できず、
カテ室でのシース抜去が困難で、病棟で1〜2時間も血
管拡張剤や安定剤などを使用しなければならなかった不
都合や、血管攣縮を解除できずに無理にシースを引き抜
いてしまう結果、血管破裂による体内出血を起こし、外
科のお世話にならなけばならないといった危惧をも解消
できるものであり、最も確実にかつ安全にシースチュー
ブ1を抜去することができる。
【0045】次に、本発明に係るオプチュレータの第2
実施例を図6を参照しながら説明する。尚、理解を容易
にするため、前述した第1実施例と同一部分は同一符号
で示し、構成の異なる処のみを新たな番号を付して以下
に説明する。
【0046】図6は、基端側がルアコネクター5に連通
されたオプチュレータ6の正面図であり、前記先端大径
部6bの他に、略中間位置にも大径部6cが突設されて
いる。換言すれば、このオプチュレータ6は、第1実施
例と同様、シースチューブ1(図2参照)の内径よりも
小さく形成されており、先端及び中間に同シースチュー
ブ1の内周面に接合する大径部6b,6cが突設されて
いる。
【0047】因に、この大径部6b,6cの寸法として
は、例えば、下表2に示すように、長寸:3mm、外径:
1.48〜1.52mm(4Fr)、1.83〜1.87
mm(5Fr)、2.19〜2.24mm(6Fr)が好ま
しく、更に中間大径部6cの突設位置としては、長寸1
93.8mmのオプチュレータの場合、先端より110mm
の位に突設するのが良い。
【0048】
【表2】
【0049】また、側孔6a,6a…は、両大径部6
b,6c間に収まるように等間隔で形成するのが良い。
例えば、10個の側孔6a,6a…をオプチュレータ6
の先端より10mm間隔で互い違いになるように穿設する
のが良い。
【0050】尚、オプチュレータ6の先端大径部6bの
大きさ(外径)如何で、シースチューブ1の先端開口の
シール性(水密度)が異なるため、換言すれば、シース
チューブ1の内周面に水密にも粗密にも接合できるた
め、同シースチューブ1の先端開口からの薬液流出を完
全に阻止したり、僅かな流出量に抑えることができるな
ど、使用目的に応じて先端方向への流量調整ができるこ
とは云うまでもない。
【0051】このように構成される本実施例のカテーテ
ルイントロデューサでは、オプチュレータ6の先端と中
間とに大径部6b,6cが突設されているため、シース
チューブ1内に挿着した際、オプチュレータ6の各側孔
6a,6a…からクリアランス8内に流出する薬液の逆
流をも防止できるものである。
【0052】すなわち、斯かる(オプチュレータ6の各
側孔6a,6a…から流出する)薬液は、シースチュー
ブ1の先端開口が大径部6bで閉塞されているため、先
端方向(詳しくは、上腕動脈から尺骨動脈方向)に流れ
出ることなく、一旦、両部材間のクリアランス8内に圧
入される結果、シースチューブ1の側孔1a,1a…か
ら勢い良く径方向に噴出して血管(橈骨動脈)の内皮に
効率良く届くものであるが、更に、側孔6a,6a…の
上位方向が中間大径部6cにて閉塞されているため、薬
液の逆流を有効的に防止することができる。
【0053】また、延いては、中間大径部6cの取付位
置(高さ)の異なる多種類のオプチュレータ6を予め用
意しておけば、シースチューブ1内に挿着した際に、中
間大径部6cの位置(高さ)がそれぞれに異なることか
ら、同シース側孔1a,1a…との連通(孔数)を規制
できるため(同一のシースチューブを使用しながら
も)、任意的に必要部分以外の薬液投与を阻止したり、
薬液の噴出圧をも調整可能となる。
【0054】次に、本発明に係るオプチュレータの第3
実施例を図7を参照しながら説明する。尚、理解を容易
にするため、前述した第1実施例と同一部分は同一符号
で示し、構成の異なる処のみを新たな番号を付して以下
に説明する。
【0055】図7は、ヘパリンラインフラッシュタイプ
のオプチュレータを示す正面図であり、表面に螺旋状の
凹溝9aが全長に亘って形成されており、かつ、この外
径は、使用するシースチューブ1の内径と同寸法になる
ように形成されている。
【0056】従って、同オプチュレータ9をシースチュ
ーブ1(図1参照)内に挿着した際、互いがクリアラン
ス(間隙)なく密着するため、ヘパリンライン3よりシ
ースチューブ1内に注入された薬液は、斯かる螺旋状の
凹溝9aを介してシースチューブ1の各側孔1a,1a
…に連通し、径方向へと噴出するのである。
【0057】次に、本発明に係るオプチュレータの第4
実施例を図8を参照しながら説明する。尚、理解を容易
にするため、前述した第1実施例と同一部分は同一符号
で示し、構成の異なる処のみを新たな番号を付して以下
に説明する。
【0058】図8は、第3実施例と同様、ヘパリンライ
ンフラッシュタイプのオプチュレータを示す正面図であ
り、オプチュレータ10の表面に直線状の凹溝10a,
10a…が形成されている。
【0059】このオプチュレータ10は、第3実施例と
同様、使用するシースチューブ1の内径と同寸法になる
ように形成されており、図8(b)に示すように、その周
面に凹溝10a,10a…が同オプチュレータ10の長
手方向に真っ直ぐ延設されている。
【0060】従って、同オプチュレータ10をシースチ
ューブ1(図1参照)内に挿着した際、互いがクリアラ
ンス(間隙)なく密着するため、ヘパリンライン3より
シースチューブ1内に注入された薬液が、斯かる直線状
の凹溝10a,10a…を介してシースチューブ1の各
側孔1a,1a…に連通され、径方向に向けて均等かつ
勢い良く噴出するのである。
【0061】次に、本発明に係るシースチューブの第2
実施例を図9〜図10を参照しながら説明する。尚、理
解を容易にするため、前述した第1実施例と同一部分は
同一符号で示し、構成の異なる処のみを新たな番号を付
して以下に説明する。
【0062】図9は、側孔1a,1a…を有するサイド
ホールシースの正面図であり、シースチューブ1の外周
面に螺旋状の突起1b,1b…が形成されている。この
螺旋状突起1b,1b…は、シースチューブ1と同一の
素材にて一体成形されているものであり、中にはアラミ
ド樹脂繊維等の線材1c,1c…が螺旋状に埋め込まれ
ている(図10参照)。
【0063】また、前記側孔1a,1a…は、直径0.
6〜0.8mmの円形孔からなり、図10に示すように、
螺旋状突起1b,1b…の谷間にスパイラル状に配列さ
れている。
【0064】従って、手技の途中で痙攣が起きた場合、
例えば、図10に示すように、橈骨動脈等の血管11が
シースチューブ1を締め付けた状態にあっても、側孔1
a,1a…が前記螺旋状突起1b,1b…により囲繞さ
れるため、換言すれば、血管内皮との密着を避けるべく
各螺旋状突起1b,1b…間にクリアランスが確保され
て側孔1a,1a…を閉塞させることがないため、オプ
チュレータを使用しなくても(詳しくは、オプチュレー
タをシースチューブ1に内挿しなくても)各側孔1a,
1a…から筋弛緩剤等の薬液を血管11の内皮に確実に
放出することができる結果、即効的に血管攣縮を解除す
ることができ、シースチューブ1を安全に抜去すること
ができるのである。
【0065】尚、本発明は本実施例に限定されることな
く、本発明の目的の範囲内で自由に設計変更し得るもの
であり、本発明はそれらの全てを包摂するものである。
例えば、シースチューブ1及びオプチュレータ6の形
状、大きさ、長さ、側孔位置等は本実施例に限定される
ものではなく、更に、シースチューブ1にあっては、図
11〜図12に示すようなサイドホールシースを使用し
ても良い。
【0066】また、本実施例ではオプチュレータ6にも
側孔6a,6a…を穿設してるが、この側孔位置に限定
されることなく直線状、螺旋状等に配列しても良く、更
には、斯かるオプチュレータ6への側孔6a,6a…の
穿設は必ずしも本発明の必須要件とするものではない。
【0067】蓋し、ヘパリンラインフラッシュタイプの
オプチュレータの場合にあっては、図13に示すよう
に、少なくとも先端部がシースチューブ1の内周面に密
着していれば、シースチューブ1の先端開口が略閉塞さ
れるため、オプチュレータ6に側孔6a,6a…がある
場合(図13(a)参照)ない場合(図13(b)参照)の
何れでも、薬液の先端方向への流出を規制してシースチ
ューブ1の側孔1a,1a…から薬液を勢い良く噴出さ
せることができるからである。
【0068】
【発明の効果】本発明は上述のように構成され、先端側
が閉塞又は略閉塞し周面に側孔を有する中空のオプチュ
レータを前記シースチューブに内設して筋弛緩剤等の薬
液を注入することによって、従来の如きシースチューブ
の先端開口からの一方的な薬液の流出を阻止できるた
め、側孔から均等かつ確実に薬液を噴出させることがで
きるといった効果を奏するものである。
【0069】また、前記オプチュレータが、先太に形成
されると共に、シースチューブの側孔と略等しい位置若
しくはその近傍に同等の側孔を形成してなることによ
り、ルアコネクター等から注入される薬液がシースチュ
ーブの側孔から出ていく際の圧損失を最小に抑え、同シ
ースチューブの側孔からの薬液噴出を効率良く行うこと
ができるといった効果を奏するものである。
【0070】更に、前記オプチュレータが、薬液の注入
用シリンジを連結するためのルアコネクターを備えれ
ば、シースチューブに対する同オプチュレータの着脱操
作がより簡単に行えると共に、同ルアコネクターからの
薬液の注入も可能になるといった効果を奏するものであ
る。
【0071】また、前記オプチュレータは、外径がシー
スチューブの内径よりも小さく形成されると共に、所定
位置に同シースチューブの内周面に接合する大径部を設
けることにより、オプチュレータ基より注入される筋弛
緩剤等の薬液が、シースチューブの先端開口側から僅か
に流出するものの、一旦、シースチューブとオプチュレ
ータとの間のクリアランスに圧入されるため、その圧力
(水圧)によりシースチューブの側孔より薬液が均等に
かつ勢い良く噴出することができるといった効果を奏す
る。
【0072】更に、前記オプチュレータが、シースチュ
ーブの内周面に接合すると共に、表面に螺旋若しくは直
線状等の凹溝を設ければ、ヘパリンラインより注入され
た薬液が、シースチューブの側孔から出ていく際の圧損
失を最小に抑えるべく前記凹溝を通じてシースチューブ
の側孔に連通(圧通)するため、同側孔より勢い良く噴
出することができるといった効果を奏するものである。
【0073】また、前記シースチューブが、表面に薬液
の放出を補助する環状若しくは螺旋状の突起を設けれ
ば、血管攣縮時にあっても、血管内皮との間に薬液を流
出するのに必要な空隙(クリアランス)を確保できるた
め、オプチュレータを使用することなく、各側孔から筋
弛緩剤等の薬液を血管内皮に確実に放出することができ
るといった効果を奏するものであり、即効的に血管攣縮
を解除することができてシースチューブを安全に抜去す
ることができる。
【0074】更に、前記シースチューブが、フッ素樹脂
又はポリウレタン等の合成樹脂材からなり、かつ、アラ
ミド樹脂繊維等の線材を装着し若しくは螺旋状に埋め込
むことにより、意に反した同チューブの安易な屈曲を防
止できるなど全体をして有効的に補強できるといった効
果を奏するものである。
【0075】また、必要に応じ(ポリウレタン樹脂から
なるシースチューブの場合は)、同シースチューブの表
面にシリコーンコーティング又は親水性コーティングを
施すことにより、血管攣縮時におけるシースチューブと
血管との摩擦力を減滅し、同シースの抜去操作をよりス
ムースになすことができるといった効果を奏する。
【0076】このように本発明は、ヘパリンラインやル
アコネクター等から注入される筋弛緩剤等の薬液を効率
良くシースチューブの先端及び側孔から均等かつ確実に
噴出させることができるため、仮令、手技の途中で血管
に放射痙攣が起きたとしても、即効的に解除させてシー
スチューブを安全に抜去することができるものであり、
また、構成が単純であるため、大量生産に適し、価格も
低廉なものとして需要者に供給できる等、本発明を実施
することはその実益的価値が甚だ大である。
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカテーテルイントロデューサの第
1実施例を示す正面図である。
【図2】同カテーテルイントロデューサの組立分解図で
ある。
【図3】シースチューブの側孔位置を示す説明図であ
る。
【図4】図4(a)は本実施例で使用するオプチュレータ
の正面図、図4(b)は同オプチュレータの先端拡大図で
ある。
【図5】図5(a)はシースチューブの先端部を示す拡大
縦断面図、図5(b)は同シースチューブの中間部を示す
拡大横断面図、図5(c)は同シースチューブの先端部を
示す拡大横断面図である。
【図6】図6(a)は本発明に係るオプチュレータの第2
実施例を示す正面図、図6(b)は同オプチュレータの中
間大径部の拡大図、図6(c)は同オプチュレータの先端
大径部の拡大図である。
【図7】本発明に係るオプチュレータの第3実施例を示
す正面図である。
【図8】図8(a)は本発明に係るオプチュレータの第4
実施例を示す正面図、図8(b)は同オプチュレータの端
面図である。
【図9】本発明に係るシースチューブの第2実施例を示
す正面図である。
【図10】同シースチューブを挿着した際の血管攣縮を
示す説明図である。
【図11】ダイレーターを挿着した状態を示す本発明に
係るカテーテルイントロデューサの正面図である。
【図12】図12(a)は特注シースチューブを有するカ
テーテルイントロデューサにダイレーターを挿着した状
態を示す正面図、図12(b)(c)はシースチューブの側
孔位置を示す説明図、図12(c)は同シースチューブの
側孔部分を示す拡大図である。
【図13】図13(a)は側孔を有する先太のオプチュレ
ータをシースチューブ内に挿着した状態を示す説明図、
図13(b)は側孔のない先太のオプチュレータをシース
チューブ内に挿着した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 シースチューブ 1a 側孔 1b 螺旋状突起
1c 線材(アラミド樹脂繊維) 2 シース本体
2a プロテクター 2b 接手管 2c突起 3
ヘパリンライン 4 三方活栓 5 ルアコネクタ
ー 5a接続部 5b 突起 6 オプチュレータ
6a 側孔 6b 先端大径部6c 中間大径部 7
キャップ 8 クリアランス 9 オプチュレー
タ 9a 螺旋状凹溝 10 オプチュレータ 10a
直線状凹溝 11 血管12 ダイレーター基 12a
ダイレーター(細管先端の円錐状部) 13ダイレータ
ー基 13a ダイレーター(細管先端の円錐状部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 昇 東京都文京区湯島1丁目13番2号 東郷メ ディキット株式会社内 (72)発明者 須藤 誠一 東京都文京区湯島1丁目13番2号 東郷メ ディキット株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端側が開口したシースチューブの表面に
    少なくとも1以上の側孔を設けてなるカテーテルイント
    ロデューサにおいて、前記シースチューブは、先端側が
    閉塞又は略閉塞し周面に側孔を有する中空のオプチュレ
    ータを内設して筋弛緩剤等の薬液を注入することを特徴
    とするカテーテルイントロデューサ。
  2. 【請求項2】前記オプチュレータは、先太に形成される
    と共に、シースチューブの側孔と略等しい位置若しくは
    その近傍に側孔を形成してなることを特徴とする請求項
    1に記載のカテーテルイントロデューサ。
  3. 【請求項3】前記オプチュレータは、薬液の注入用シリ
    ンジを連結するためのルアコネクターを備えてなること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のカテーテルイント
    ロデューサ。
  4. 【請求項4】前記オプチュレータは、外径がシースチュ
    ーブの内径よりも小さく形成されると共に、所定位置に
    同シースチューブの内周面に接合する大径部を設けてな
    ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のカテー
    テルイントロデューサ。
  5. 【請求項5】前記オプチュレータは、シースチューブの
    内周面に接合すると共に、表面に螺旋若しくは直線状等
    の凹溝を設けてなることを特徴とする請求項1、2又は
    3に記載のカテーテルイントロデューサ。
  6. 【請求項6】前記シースチューブは、表面に薬液の放出
    を補助する環状若しくは螺旋状の突起を設けてなること
    を特徴とする請求項1に記載のカテーテルイントロデュ
    ーサ。
  7. 【請求項7】前記シースチューブは、フッ素樹脂又はポ
    リウレタン等の合成樹脂材からなり、かつ、アラミド樹
    脂繊維等の線材を装着し若しくは螺旋状に埋め込んでな
    ることを特徴とする請求項1又は6に記載のカテーテル
    イントロデューサ。
  8. 【請求項8】前記シースチューブは、必要に応じシリコ
    ーンコーティング又は親水性コーティングが施されるこ
    とを特徴とする請求項1、6又は7に記載のカテーテル
    イントロデューサ。
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