JPH11346339A - 画像処理装置及びその制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法及び記憶媒体

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JPH11346339A
JPH11346339A JP10151669A JP15166998A JPH11346339A JP H11346339 A JPH11346339 A JP H11346339A JP 10151669 A JP10151669 A JP 10151669A JP 15166998 A JP15166998 A JP 15166998A JP H11346339 A JPH11346339 A JP H11346339A
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imaging lens
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Yoichi Yamagishi
洋一 山岸
Migaku Yamagami
琢 山上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】焦点距離を変更する機能を有するレンズを使用
しても、パノラマ撮影時に問題の発生しない画像処理装
置を提供する。 【解決手段】撮像した複数枚の静止画像及び/又は動画
像を記憶装置に記憶する機能を有する画像処理装置10
0であって、焦点距離を変更可能な撮像レンズ310を
備える撮像部300,14と、撮像部により撮像された
複数の画像を関連付けて記憶する記憶装置24と、撮像
レンズ310の焦点距離を変更する指示を出力する焦点
距離変更指示スイッチ74,76と、記憶装置24に関
連付けて記憶しようとする複数の画像の内の最初の画像
を撮像して記憶した後に、焦点距離変更指示スイッチ7
4,76から撮像レンズ310の焦点距離を変更する指
示があった際に、撮像レンズ310の焦点距離変更動作
を禁止する様に制御する制御装置50とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止画像や動画像
を撮像、記録、再生する画像処理装置及びその制御方法
及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、固体メモリ素子を有するメモ
リカードを記録媒体として、静止画像や動画像を記録再
生する電子カメラ等の画像処理装置が既に市販されてお
り、カラー液晶パネル等の電子ファインダーを備える電
子カメラも販売されている。
【0003】これらの電子カメラによれば、撮影前の画
像を連続して表示して電子カメラの使用者が構図を決定
することや、撮影した画像を再生表示して確認すること
が可能である。
【0004】特に、複数枚撮影した画像を組み合わせて
パノラマ画像を作成する機能は利便性が高く、電子カメ
ラの使用者にとって有益な機能となっている。
【0005】また、撮像レンズの焦点距離を可変出来る
切り替えレンズやズームレンズを備える電子カメラも販
売されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電子
カメラ等の画像処理装置においては、パノラマ画像の撮
影中に、電子カメラ等の画像処理装置の使用者が撮影レ
ンズの焦点距離を切り替えたり、或いはズーミングを行
ったりすることがあった。この場合、複数枚撮影した画
像を組み合わせてパノラマ画像を作成する際に、焦点距
離の違いを補正するために余分な補正演算を行う必要が
あり、画質が著しく低下することが多く問題であった。
【0007】また、撮影レンズの焦点距離を切り替えた
り、或いはズーミングを行ったりしたために、それぞれ
撮影した画像の構図が個々に著しく異なる場合、合成し
たパノラマ画像の外形が撮影した画像毎に大きく異なっ
て段付きとなってしまうという問題があった。
【0008】さらに、パノラマ撮影の途中で、撮影レン
ズの焦点距離切り替えがパノラマ撮影に不適当な側に切
り替わっているのに気付いた場合、或いはズームレンズ
のズーム位置がパノラマ撮影に不適当な位置にあること
に気付いた場合、パノラマ撮影のために複数枚の撮影を
行っている途中であるにも関わらず、撮影レンズの焦点
距離を切り替えたり、或いはズーミングを行ったりして
前述の問題点を引き起こしてしまうことが起こり易く、
問題であった。
【0009】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、焦点距離を変更する機
能を有するレンズを使用しても、パノラマ撮影時に問題
の発生しない画像処理装置及びその制御方法及び記憶媒
体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わる画像処理装置
は、撮像した複数枚の静止画像及び/又は動画像を記憶
手段に記憶する機能を有する画像処理装置であって、焦
点距離を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段と、該
撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶
する記憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離を変更する
指示を出力する焦点距離変更指示手段と、前記記憶手段
に関連付けて記憶しようとする複数の画像の内の最初の
画像を撮像して記憶した後に、前記焦点距離変更指示手
段から前記撮像レンズの焦点距離を変更する指示があっ
た際に、前記撮像レンズの焦点距離変更動作を禁止する
様に制御する制御手段と、を具備することを特徴として
いる。
【0011】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記光学系の条件とは、前記撮像レンズの焦点距
離であることを特徴としている。
【0012】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像か
らパノラマ画像を合成することであることを特徴として
いる。
【0013】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した
画像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画
素ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画
像を合成することであることを特徴としている。
【0014】また、本発明に係わる画像処理装置は、撮
像した複数枚の静止画像及び/又は動画像を記憶手段に
記憶する機能を有する画像処理装置であって、焦点距離
を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段と、該撮像手
段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶する記
憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離を変更する指示を
出力する焦点距離変更指示手段と、外部に所定の情報を
表示する表示手段と、前記記憶手段に関連付けて記憶し
ようとする複数の画像の内の最初の画像を撮像して記憶
した後に、前記焦点距離変更指示手段から前記撮像レン
ズの焦点距離を変更する指示があった際に、前記表示手
段により警告情報を表示する様に制御する制御手段と、
を具備することを特徴としている。
【0015】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記光学系の条件とは、前記撮像レンズの焦点距
離であることを特徴としている。
【0016】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像か
らパノラマ画像を合成することであることを特徴として
いる。
【0017】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した
画像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画
素ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画
像を合成することであることを特徴としている。
【0018】また、本発明に係わる画像処理装置は、撮
像した複数枚の静止画像及び/又は動画像を記憶手段に
記憶する機能を有する画像処理装置であって、焦点距離
を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段と、該撮像手
段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶する記
憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離を変更する指示を
出力する焦点距離変更指示手段と、外部に所定の情報を
表示する表示手段と、前記記憶手段に関連付けて記憶し
ようとする複数の画像の内の最初の画像を撮像して記憶
した後に、前記焦点距離変更指示手段から前記撮像レン
ズの焦点距離を変更する指示があった際に、前記表示手
段により警告情報を表示すると共に前記撮像レンズの焦
点距離変更動作を禁止する様に制御する制御手段と、を
具備することを特徴としている。
【0019】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記光学系の条件とは、前記撮像レンズの焦点距
離であることを特徴としている。
【0020】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像か
らパノラマ画像を合成することであることを特徴として
いる。
【0021】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した
画像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画
素ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画
像を合成することであることを特徴としている。
【0022】また、本発明に係わる画像処理装置は、撮
像した複数枚の静止画像及び/又は動画像を記憶手段に
記憶する機能を有する画像処理装置であって、焦点距離
を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段と、該撮像手
段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶する記
憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離を変更する指示を
出力する焦点距離変更指示手段と、前記記憶手段に関連
付けて記憶しようとする複数の画像の内の最初の画像を
撮像して記憶した後に、前記焦点距離変更指示手段から
前記撮像レンズの焦点距離を変更する指示があった際
に、新たな関連付けられた複数の画像の撮像動作と記憶
動作とを開始する様に制御する制御手段と、を具備する
ことを特徴としている。
【0023】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記光学系の条件とは、前記撮像レンズの焦点距
離であることを特徴としている。
【0024】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像か
らパノラマ画像を合成することであることを特徴として
いる。
【0025】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した
画像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画
素ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画
像を合成することであることを特徴としている。
【0026】また、本発明に係わる画像処理装置は、撮
像した複数枚の静止画像及び/又は動画像を記憶手段に
記憶する機能を有する画像処理装置であって、焦点距離
を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段と、該撮像手
段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶する記
憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離を変更する指示を
出力する焦点距離変更指示手段と、外部に所定の情報を
表示する表示手段と、前記記憶手段に関連付けて記憶し
ようとする複数の画像の内の最初の画像を撮像して記憶
した後に、前記焦点距離変更指示手段から前記撮像レン
ズの焦点距離を変更する指示があった際に、前記表示手
段により警告情報を表示した後に、新たな関連付けられ
た複数の画像の撮像動作と記憶動作とを開始する様に制
御する制御手段と、を具備することを特徴としている。
【0027】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記光学系の条件とは、前記撮像レンズの焦点距
離であることを特徴としている。
【0028】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像か
らパノラマ画像を合成することであることを特徴として
いる。
【0029】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した
画像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画
素ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画
像を合成することであることを特徴としている。
【0030】また、本発明に係わる画像処理装置は、撮
像した複数枚の静止画像及び/又は動画像を記憶手段に
記憶する機能を有する画像処理装置であって、焦点距離
を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段と、該撮像手
段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶する記
憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離を変更する指示を
出力する焦点距離変更指示手段と、前記記憶手段に関連
付けて記憶しようとする複数の画像の内の最初の画像の
撮像を開始する前に、前記撮像レンズの焦点距離を初期
値に設定する様に制御する制御手段と、を具備すること
を特徴としている。
【0031】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記光学系の条件とは、前記撮像レンズの焦点距
離であることを特徴としている。
【0032】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記初期値は、前記撮像レンズの広角側の焦点距
離であることを特徴としている。
【0033】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像か
らパノラマ画像を合成することであることを特徴として
いる。
【0034】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した
画像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画
素ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画
像を合成することであることを特徴としている。
【0035】また、本発明に係わる画像処理装置の制御
方法は、焦点距離を変更可能な撮像レンズを備える撮像
手段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連
付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離
を変更する指示を出力する焦点距離変更指示手段とを備
える画像処理装置を制御するための画像処理装置の制御
方法であって、前記記憶手段に関連付けて記憶しようと
する複数の画像の内の最初の画像を撮像して記憶した後
に、前記焦点距離変更指示手段から前記撮像レンズの焦
点距離を変更する指示があった際に、前記撮像レンズの
焦点距離変更動作を禁止することを特徴としている。
【0036】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記光学系の条件とは、前記撮像レン
ズの焦点距離であることを特徴としている。
【0037】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像を関連付けるとは、複
数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
特徴としている。
【0038】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
解像度の画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0039】また、本発明に係わる画像処理装置の制御
方法は、焦点距離を変更可能な撮像レンズを備える撮像
手段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連
付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離
を変更する指示を出力する焦点距離変更指示手段と、外
部に所定の情報を表示する表示手段とを備える画像処理
装置を制御するための画像処理装置の制御方法であっ
て、前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の
画像の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記焦
点距離変更指示手段から前記撮像レンズの焦点距離を変
更する指示があった際に、前記表示手段により警告情報
を表示することを特徴としている。
【0040】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記光学系の条件とは、前記撮像レン
ズの焦点距離であることを特徴としている。
【0041】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像を関連付けるとは、複
数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
特徴としている。
【0042】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
解像度の画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0043】また、本発明に係わる画像処理装置の制御
方法は、焦点距離を変更可能な撮像レンズを備える撮像
手段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連
付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離
を変更する指示を出力する焦点距離変更指示手段と、外
部に所定の情報を表示する表示手段とを備える画像処理
装置を制御するための画像処理装置の制御方法であっ
て、前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の
画像の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記焦
点距離変更指示手段から前記撮像レンズの焦点距離を変
更する指示があった際に、前記表示手段により警告情報
を表示すると共に前記撮像レンズの焦点距離変更動作を
禁止することを特徴としている。
【0044】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記光学系の条件とは、前記撮像レン
ズの焦点距離であることを特徴としている。
【0045】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像を関連付けるとは、複
数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
特徴としている。
【0046】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
解像度の画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0047】また、本発明に係わる画像処理装置の制御
方法は、焦点距離を変更可能な撮像レンズを備える撮像
手段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連
付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離
を変更する指示を出力する焦点距離変更指示手段とを備
える画像処理装置を制御するための画像処理装置の制御
方法であって、前記記憶手段に関連付けて記憶しようと
する複数の画像の内の最初の画像を撮像して記憶した後
に、前記焦点距離変更指示手段から前記撮像レンズの焦
点距離を変更する指示があった際に、新たな関連付けら
れた複数の画像の撮像動作と記憶動作とを開始すること
を特徴としている。
【0048】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記光学系の条件とは、前記撮像レン
ズの焦点距離であることを特徴としている。
【0049】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像を関連付けるとは、複
数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
特徴としている。
【0050】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
解像度の画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0051】また、本発明に係わる画像処理装置の制御
方法は、焦点距離を変更可能な撮像レンズを備える撮像
手段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連
付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離
を変更する指示を出力する焦点距離変更指示手段と、外
部に所定の情報を表示する表示手段とを備える画像処理
装置を制御するための画像処理装置の制御方法であっ
て、前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の
画像の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記焦
点距離変更指示手段から前記撮像レンズの焦点距離を変
更する指示があった際に、前記表示手段により警告情報
を表示した後に、新たな関連付けられた複数の画像の撮
像動作と記憶動作とを開始することを特徴としている。
【0052】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記光学系の条件とは、前記撮像レン
ズの焦点距離であることを特徴としている。
【0053】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像を関連付けるとは、複
数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
特徴としている。
【0054】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
解像度の画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0055】また、本発明に係わる画像処理装置の制御
方法は、焦点距離を変更可能な撮像レンズを備える撮像
手段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連
付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離
を変更する指示を出力する焦点距離変更指示手段とを備
える画像処理装置を制御するための画像処理装置の制御
方法であって、前記記憶手段に関連付けて記憶しようと
する複数の画像の内の最初の画像の撮像を開始する前
に、前記撮像レンズの焦点距離を初期値に設定すること
を特徴としている。
【0056】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記光学系の条件とは、前記撮像レン
ズの焦点距離であることを特徴としている。
【0057】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記初期値は、前記撮像レンズの広角
側の焦点距離であることを特徴としている。
【0058】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像を関連付けるとは、複
数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
特徴としている。
【0059】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
解像度の画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0060】また、本発明に係わる記憶媒体は、焦点距
離を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段と、該撮像
手段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶する
記憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離を変更する指示
を出力する焦点距離変更指示手段とを備える画像処理装
置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であっ
て、該制御プログラムが、前記記憶手段に関連付けて記
憶しようとする複数の画像の内の最初の画像を撮像して
記憶した後に、前記焦点距離変更指示手段から前記撮像
レンズの焦点距離を変更する指示があった際に、前記撮
像レンズの焦点距離変更動作を禁止する工程のコードを
具備することを特徴としている。
【0061】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記光学系の条件とは、前記撮像レンズの焦点距離
であることを特徴としている。
【0062】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像から
パノラマ画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0063】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した画
像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画素
ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画像
を合成することであることを特徴としている。
【0064】また、本発明に係わる記憶媒体は、焦点距
離を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段と、該撮像
手段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶する
記憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離を変更する指示
を出力する焦点距離変更指示手段と、外部に所定の情報
を表示する表示手段とを備える画像処理装置を制御する
制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プ
ログラムが、前記記憶手段に関連付けて記憶しようとす
る複数の画像の内の最初の画像を撮像して記憶した後
に、前記焦点距離変更指示手段から前記撮像レンズの焦
点距離を変更する指示があった際に、前記表示手段によ
り警告情報を表示する工程のコードを具備することを特
徴としている。
【0065】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記光学系の条件とは、前記撮像レンズの焦点距離
であることを特徴としている。
【0066】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像から
パノラマ画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0067】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した画
像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画素
ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画像
を合成することであることを特徴としている。
【0068】また、本発明に係わる記憶媒体は、焦点距
離を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段と、該撮像
手段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶する
記憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離を変更する指示
を出力する焦点距離変更指示手段と、外部に所定の情報
を表示する表示手段とを備える画像処理装置を制御する
制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プ
ログラムが、前記記憶手段に関連付けて記憶しようとす
る複数の画像の内の最初の画像を撮像して記憶した後
に、前記焦点距離変更指示手段から前記撮像レンズの焦
点距離を変更する指示があった際に、前記表示手段によ
り警告情報を表示すると共に前記撮像レンズの焦点距離
変更動作を禁止する工程のコードを具備することを特徴
としている。
【0069】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記光学系の条件とは、前記撮像レンズの焦点距離
であることを特徴としている。
【0070】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像から
パノラマ画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0071】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した画
像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画素
ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画像
を合成することであることを特徴としている。
【0072】また、本発明に係わる記憶媒体は、焦点距
離を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段と、該撮像
手段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶する
記憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離を変更する指示
を出力する焦点距離変更指示手段とを備える画像処理装
置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であっ
て、該制御プログラムが、前記記憶手段に関連付けて記
憶しようとする複数の画像の内の最初の画像を撮像して
記憶した後に、前記焦点距離変更指示手段から前記撮像
レンズの焦点距離を変更する指示があった際に、新たな
関連付けられた複数の画像の撮像動作と記憶動作とを開
始する工程のコードを具備することを特徴としている。
【0073】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記光学系の条件とは、前記撮像レンズの焦点距離
であることを特徴としている。
【0074】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像から
パノラマ画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0075】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した画
像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画素
ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画像
を合成することであることを特徴としている。
【0076】また、本発明に係わる記憶媒体は、焦点距
離を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段と、該撮像
手段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶する
記憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離を変更する指示
を出力する焦点距離変更指示手段と、外部に所定の情報
を表示する表示手段とを備える画像処理装置を制御する
制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プ
ログラムが、前記記憶手段に関連付けて記憶しようとす
る複数の画像の内の最初の画像を撮像して記憶した後
に、前記焦点距離変更指示手段から前記撮像レンズの焦
点距離を変更する指示があった際に、前記表示手段によ
り警告情報を表示した後に、新たな関連付けられた複数
の画像の撮像動作と記憶動作とを開始する工程のコード
を具備することを特徴としている。
【0077】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記光学系の条件とは、前記撮像レンズの焦点距離
であることを特徴としている。
【0078】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像から
パノラマ画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0079】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した画
像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画素
ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画像
を合成することであることを特徴としている。
【0080】また、本発明に係わる記憶媒体は、焦点距
離を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段と、該撮像
手段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶する
記憶手段と、前記撮像レンズの焦点距離を変更する指示
を出力する焦点距離変更指示手段とを備える画像処理装
置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であっ
て、該制御プログラムが、前記記憶手段に関連付けて記
憶しようとする複数の画像の内の最初の画像の撮像を開
始する前に、前記撮像レンズの焦点距離を初期値に設定
する工程のコードを具備することを特徴としている。
【0081】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記光学系の条件とは、前記撮像レンズの焦点距離
であることを特徴としている。
【0082】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記初期値は、前記撮像レンズの広角側の焦点距離
であることを特徴としている。
【0083】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像から
パノラマ画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0084】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した画
像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画素
ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画像
を合成することであることを特徴としている。
【0085】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0086】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係わる画像処理装置の構成を示す図であ
る。
【0087】図1において、100は画像処理装置であ
る。14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16
は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に
変換するA/D変換器である。18は撮像素子14、
A/D変換器16、 D/A変換器26にクロック信号
や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモ
リ制御回路22及びシステム制御回路50により制御さ
れる。20は画像処理回路であり、 A/D変換器16
からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに
対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
【0088】また、画像処理回路20においては、撮像
した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られ
た演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御
手段340、測距制御手段342に対して制御を行う、
TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォ
ーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシ
ュプリ発光)処理を行っている。
【0089】さらに、画像処理回路20においては、撮
像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得ら
れた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホ
ワイトバランス)処理も行っている。22はメモリ制御
回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路1
8、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変
換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御す
る。
【0090】A/D変換器16のデータが画像処理回路
20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換
器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画
像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
【0091】24は画像表示メモリ、26はD/A変換
器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であ
り、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像デ
ータはD/A変換器26を介して画像表示部28により
表示される。
【0092】画像表示部28を用いて撮像した画像デー
タを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現する
ことが可能である。
【0093】また、画像表示部28は、システム制御回
路50の指示により任意に表示をON/OFFすること
が可能であり、表示をOFFにした場合には画像処理装
置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
【0094】30は撮影した静止画像や動画像を格納す
るためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間
の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。こ
れにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮
影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き
込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。ま
た、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域とし
ても使用することが可能である。
【0095】32は適応離散コサイン変換(ADCT)
等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であ
り、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理
或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ3
0に書き込む。
【0096】48はフラッシュであり、AF補助光の投
光機能、フラッシュ調光機能も有する。
【0097】露光制御手段340、測距制御手段342
はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像デ
ータを画像処理回路20によって演算した演算結果に基
づき、システム制御回路50が露光制御手段340、測
距制御手段342に対して制御を行う。
【0098】50は画像処理装置100全体を制御する
システム制御回路、52はシステム制御回路50の動作
用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリであ
る。
【0099】54はシステム制御回路50でのプログラ
ムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状
態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー
等の表示部であり、画像処理装置100の操作部近辺の
視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えば
LCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成さ
れている。
【0100】また、表示部54は、その一部の機能が光
学ファインダー104内に設置されている。
【0101】表示部54の表示内容のうち、LCD等に
表示するものとしては、例えば、シングルショット/連
写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画
素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッ
タースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッ
シュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定
表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表
示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び
210の着脱状態表示、レンズユニット300の着脱状
態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、外部
コンピュータとの接続状態を示す表示、等がある。
【0102】また、表示部54の表示内容のうち、光学
ファインダー104内に表示するものとしては、例え
ば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フ
ラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタ
ースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体
書き込み動作表示、等がある。
【0103】さらに、表示部54の表示内容のうち、L
ED等に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮
影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表
示、フラッシュ充電完了表示、記録媒体書き込み動作表
示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池充電状態表示、
等がある。
【0104】そして、表示部54の表示内容のうち、ラ
ンプ等に表示するものとしては、例えば、セルフタイマ
ー通知ランプ、等がある。このセルフタイマー通知ラン
プは、AF補助光と共用して用いても良い。
【0105】56は電気的に消去・記録可能な不揮発性
メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
【0106】60,62,64,66,68,70,7
2,74及び76は、システム制御回路50の各種の動
作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダ
イアル、タッチパネル、視線検知によるポインティン
グ、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構
成される。
【0107】ここで、これらの操作手段の具体的な説明
を行う。
【0108】60はモードダイアルスイッチで、電源オ
フ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モー
ド、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接
続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出
来る。
【0109】62はシャッタースイッチSW1で、不図
示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF
(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、A
WB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシ
ュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
【0110】64はシャッタースイッチSW2で、不図
示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素
子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ
制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込
む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22で
の演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを
読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体
200或いは210に画像データを書き込む記録処理と
いう一連の処理の動作開始を指示する。
【0111】66は選択/切り替えスイッチで、パノラ
マモード等の撮影及び再生を実行する際に、各種機能の
選択及び切り替えを設定することが出来る。
【0112】68は決定/実行スイッチで、パノラマモ
ード等の撮影及び再生を実行する際に、各種機能の決定
及び実行を設定することが出来る。
【0113】70は各種ボタンやタッチパネル等からな
る操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボ
タン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定
ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メ
ニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイ
ナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生
画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出
補正ボタン、日付/時間設定ボタン、画像表示部28の
ON/OFFを設定する画像表示ON/OFFボタン、
撮影直後に撮影した画像データを画像表示部28で自動
再生するクイックレビュー機能を設定するクイックレビ
ューON/OFFボタン等がある。
【0114】72は圧縮モードスイッチで、JPEG圧
縮の圧縮率を選択するため、或いは撮像素子の信号をそ
のままディジタル化して記録媒体に記録するCCDRA
Wモードを選択するためのスイッチである。
【0115】JPEG圧縮のモードは、例えばノーマル
モードとファインモードが用意されている。
【0116】JPEG圧縮のモードに於いては、撮像素
子14から読み出されてA/D変換器16、画像処理回
路20、メモリ制御回路22を介して、メモリ30に書
き込まれた画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32
により設定した圧縮率に圧縮を行った後、記録媒体20
0或いは210に記録を行う。
【0117】CCDRAWモードでは、撮像素子14の
色フィルタの画素配列に応じて、ライン毎にそのまま画
像データを読み出して、A/D変換器16、メモリ制御
回路22を介して、メモリ30に書き込まれた画像デー
タを読み出し、記録媒体200或いは210に記録を行
う。
【0118】74及び76はズームスイッチで、レンズ
ユニット300のズーム制御手段344を介して撮影レ
ンズ310のズーム操作を行うスイッチである。ここ
で、74は広角方向にズーミングを行うズームスイッチ
WIDE、76は望遠方向にズーミングを行うズームス
イッチTELEである。74及び76は一体となった構
成のスイッチとしても良い。
【0119】80は電源制御手段で、電池検出回路、D
C−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるス
イッチ回路等により構成されており、電池の装着の有
無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及び
システム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコン
バータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を
含む各部へ供給する。
【0120】82はコネクタ、84はコネクタ、86は
アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電
池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプ
ター等からなる電源手段である。
【0121】90及び94はメモリカードやハードディ
スク等の記録媒体とのインタフェース、92及び96は
メモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行
うコネクタ、98はコネクタ92及び或いは96に記録
媒体200或いは210が装着されているか否かを検知
する記録媒体着脱検知手段である。
【0122】なお、本実施形態では記録媒体を取り付け
るインターフェース及びコネクタを2系統持つものとし
て説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるイン
ターフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれ
の系統数を備える構成としても構わない。また、異なる
規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備
える構成としても構わない。
【0123】インターフェース及びコネクタとしては、
PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ)カ
ード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わな
い。
【0124】さらに、インタフェース90及び94、そ
してコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF
(コンパクトフラッシュ)カード等の規格に準拠したも
のを用いて構成した場合、LANカードやモデムカー
ド、USBカード、IEEE1394カード、P128
4カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等
の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュ
ータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像
データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。
104は光学ファインダであり、画像表示部28による
電子ファインダー機能を使用すること無しに、光学ファ
インダのみを用いて撮影を行うことが可能である。ま
た、光学ファインダー104内には、表示部54の一部
の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシ
ュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露
出補正表示などが設置されている。
【0125】110は通信手段で、RS232CやUS
B、IEEE1394、P1284、SCSI、モデ
ム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。
【0126】112は通信手段110により画像処理装
置100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信
の場合はアンテナである。
【0127】120は、レンズマウント106内におい
て、画像処理装置100をレンズユニット300と接続
するためのインタフェース、122は画像処理装置10
0をレンズユニット300と電気的に接続するコネク
タ、124はレンズマウント106及び/或いはコネク
タ122にレンズユニット300が装着されているか否
かを検知するレンズ着脱検知手段である。
【0128】コネクタ122は、画像処理装置100と
レンズユニット300との間で制御信号、状態信号、デ
ータ信号等を伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給す
る機能も備えている。また、コネクタ122は電気通信
のみならず、光通信、音声通信等を伝達する構成として
も良い。
【0129】200はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや
磁気ディスク等から構成される記録部202、画像処理
装置100とのインタフェース204、画像処理装置1
00と接続を行うコネクタ206を備えている。
【0130】210はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや
磁気ディスク等から構成される記録部212、画像処理
装置100とのインタフェース214、画像処理装置1
00と接続を行うコネクタ216を備えている。
【0131】300は交換レンズタイプのレンズユニッ
トである。
【0132】306は、レンズユニット300を画像処
理装置100と機械的に結合するレンズマウントであ
る。レンズマウント306内には、レンズユニット30
0を画像処理装置100と電気的に接続する各種機能が
含まれている。
【0133】310は撮影レンズ、312は絞り機能を
備えるシャッターである。
【0134】320は、レンズマウント306内におい
て、レンズユニット300を画像処理装置100と接続
するためのインタフェース、322はレンズユニット3
00を画像処理装置100と電気的に接続するコネクタ
である。
【0135】コネクタ322は、画像処理装置100と
レンズユニット300との間で制御信号、状態信号、デ
ータ信号等を伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給さ
れる或いは供給する機能も備えている。また、コネクタ
322は電気通信のみならず、光通信、音声通信等を伝
達する構成としても良い。
【0136】340は絞り機能を備えるシャッター31
2を制御する露光制御手段であり、フラッシュ48と連
携することによりフラッシュ調光機能も有するものであ
る。
【0137】342は撮影レンズ310のフォーカシン
グを制御する測距制御手段、344は撮影レンズ310
のズーミングを制御するズーム制御手段である。
【0138】350はレンズユニット300全体を制御
するレンズシステム制御回路である。レンズシステム制
御回路350は、動作用の定数、変数、プログラム等を
記憶するメモリやレンズユニット300固有の番号等の
識別情報、管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距
離等の機能情報、現在や過去の各設定値などを保持する
不揮発メモリの機能も備えている。図2A、図2B、図
3A、図3B、図4、図5、図6、図7及び図8を参照
して、第1の実施形態の動作を説明する。
【0139】図2A、図2B、図3A、図3B及び図4
は本実施形態の画像処理装置100の主ルーチンのフロ
ーチャートを示す図である。
【0140】図2A、図2B、図3A、図3B及び図4
を用いて、画像処理装置100の動作を説明する。
【0141】電池交換等の電源投入により、システム制
御回路50はフラグや制御変数等を初期化すると共に、
画像制御装置100各部の初期化処理を行う(ステップ
S101)。
【0142】システム制御回路50は、モードダイアル
60の設定位置を判断し、モードダイアル60が電源O
FFに設定されていたならば(ステップS102)、各
表示部の表示を終了状態に変更し、レンズユニット30
0が保護手段のバリア等を備えている場合はそれを閉じ
て撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパ
ラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に
記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む
画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の所
定の終了処理を行った後(ステップS103)、ステッ
プS102に戻る。
【0143】モードダイアル60がその他のモードに設
定されていたならば(ステップS102)、システム制
御回路50は、電源制御手段80により電池等により構
成される電源86の残容量や動作情況が画像処理装置1
00の動作に問題があるか否かを判断し(ステップS1
04)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音
声により所定の警告表示を行った後に(ステップS10
6)、ステップS102に戻る。
【0144】なお、画像表示部28の画像表示がONで
あったならば、画像表示部28も用いて画像や音声によ
り所定の警告表示を行う。
【0145】電源86に問題が無いならば(ステップS
104)、記録媒体200或いは210の動作状態が画
像処理装置100の動作、特に記録媒体に対する画像デ
ータの記録再生動作に問題があるか否かを判断し(ステ
ップS105)、問題があるならば表示部54を用いて
画像や音声により所定の警告表示を行った後に(ステッ
プS106)、ステップS102に戻る。
【0146】なお、画像表示部28の画像表示がONで
あったならば、画像表示部28も用いて画像や音声によ
り所定の警告表示を行う。
【0147】記録媒体200或いは210の動作状態に
問題が無いならば(ステップS105)、表示部54を
用いて画像や音声により画像処理装置100の各種設定
状態の表示を行う(ステップS107)。なお、画像表
示部28の画像表示がONであったならば、画像表示部
28も用いて画像や音声により画像処理装置100の各
種設定状態の表示を行う。
【0148】モードダイアル60が撮影モードに設定さ
れていたならば(ステップS108)、所定の撮影処理
を実行し(ステップS109)、処理を終えたならばス
テップS102に戻る。
【0149】モードダイアル60がその他のモードに設
定されていたならば(ステップS108)、システム制
御回路50は選択されたモードに応じた処理を実行し
(ステップS110)、処理を終えたならばステップS
102に戻る。
【0150】モードダイアル60がパノラマモードに設
定されていたならば(ステップS108)、システム制
御回路50は撮像レンズ310のズーム位置が所定のホ
ームポジションであるか否かを判断し(ステップS12
1)、ホームポジションに位置していなかった場合はズ
ーム位置をホームポジションに移動する(ステップS1
22)。
【0151】なお、撮影レンズ310が焦点距離を複数
種類に切り替える切り替えレンズであった場合も同様
に、システム制御回路50は撮像レンズ310の切り替
えレンズの設定が所定のホームポジション側であるか否
かを判断し(ステップS121)、ホームポジション側
に位置していなかった場合は切り替えレンズの設定をホ
ームポジション側に移動する(ステップS122)。
【0152】また、ホームポジションの例としては、ズ
ームレンズであれば、パノラマ撮影に適した広角側の焦
点距離であるWIDE端が一例としてあげられる。
【0153】そして、焦点距離切り替えレンズであれ
ば、パノラマ撮影に適した広角側の焦点距離であるWI
DE側の焦点距離を備えるレンズへの切り替えが一例と
してあげられる。
【0154】この例に限らず、パノラマ撮影に適した焦
点距離に設定するのであれば、何れの焦点距離をホーム
ポジションとしても良い。システム制御回路50は、画
像表示部28にパノラマモード選択画面を表示する(ス
テップS111)。
【0155】画像処理装置100の使用者は、画像表示
部28に表示されたパノラマモード選択画面を見て、複
数のパノラマ撮影モードから任意のモードを選択するこ
とが出来る。
【0156】パノラマ撮影モードには、2×2パノラマ
モード、水平パノラマモード、垂直パノラマモード等が
あり、複数の撮影を重ねることにより、2次元的に拡大
したパノラマ画像や、水平方向に拡大したパノラマ画
像、垂直方向に拡大したパノラマ画像を作成することが
出来る。
【0157】撮影した一連の各画像は、その位置関係を
示す情報が付加されており、画像処理装置自身で、或い
は、コンピュータ等に画像を転送した後に、各画像を結
合して1枚のパノラマ画像を作成することが可能であ
る。なお、パノラマモード選択画面の一例を図9に示
す。図9において、左は2次元的なパノラマ画像を撮影
するための2×2パノラマモードを選択するアイコン、
中央は水平パノラマ画像を撮影するための水平パノラマ
モードを選択するアイコン、右は垂直パノラマ画像を撮
影するための垂直パノラマモードを選択するアイコンで
ある。
【0158】画像処理装置100の使用者は、選択/切
換えスイッチ66(例えば[+]キー)により撮影するパ
ノラマモードを選択し、決定/実行スイッチ68(例え
ば[SET]キー)によりパノラマモードを決定することが
出来る。
【0159】選択/切換えスイッチ66及び決定/実行
スイッチ68によりパノラマモードが選択されたなら
ば、システム制御回路50は、選択されたパノラマモー
ドに応じて(ステップS112)、2×2パノラマモー
ド初期設定(ステップS113)、垂直パノラマモード
初期設定(ステップS114)、水平パノラマモード初
期設定(ステップS115)において、フラグやパラメ
ータ、変数の初期値、メモリ領域の設定や、ユーザーイ
ンターフェースとしての表示画面の読み出し等、をそれ
ぞれ行い、各モードに応じたパノラマ撮影画面を画像表
示部28に表示して(ステップS116)、ステップS
131に進む。
【0160】なお、水平パノラマモード撮影画面の一例
を図10に、垂直パノラマモード撮影画面の一例を図1
1に、2×2パノラマ撮影画面の一例を図12に、それ
ぞれ示す。
【0161】図10において、(a)は右方向に連続し
て撮影を繰り返し、パノラマ画面を作成する撮影画面、
(b)は左方向に連続して撮影を繰り返し、パノラマ画
面を作成する撮影画面である。
【0162】図中、一連のパノラマ画像の1枚目の撮影
用に、電子ファインダによるスルー画像が「1」の領域
に表示され、また、1枚目の撮影完了前であれば、選択
/切換えスイッチ66(例えば[+]キー)により、右方
向撮影(a)と左方向撮影(b)を随時切り替えること
が出来る。
【0163】撮影方向の決定は、希望する(a)或いは
(b)何れかの表示画面状態で、シャッターボタンを押
して1枚目の撮影を実行することで行われる。
【0164】なお、決定/実行スイッチ68(例えば[S
ET]キー)を押すことにより、水平パノラマモードでの
撮影を終了することが出来る。
【0165】また、図11において、(a)は上方向に
連続して撮影を繰り返し、パノラマ画面を作成する撮影
画面、(b)は下方向に連続して撮影を繰り返し、パノ
ラマ画面を作成する撮影画面である。
【0166】図中、一連のパノラマ画像の1枚目の撮影
用に、電子ファインダによるスルー画像が「1」の領域
に表示され、また、1枚目の撮影完了前であれば、選択
/切換えスイッチ66(例えば[+]キー)により、上方
向撮影(a)と下方向撮影(b)を随時切り替えること
が出来る。
【0167】撮影方向の決定は、希望する(a)或いは
(b)何れかの表示画面状態で、シャッターボタンを押
して1枚目の撮影を実行することで行われる。
【0168】なお、決定/実行スイッチ68(例えば[S
ET]キー)を押すことにより、垂直パノラマモードでの
撮影を終了することが出来る。
【0169】また、図12において、(a)は2次元的
に縦横計4枚の撮影を繰り返し、2×2のパノラマ画面
を作成する撮影画面の1枚目の撮影用画面である。同じ
く、(b)は2枚目の撮影用画面である。
【0170】図中、パノラマ画像の1枚目の撮影用に、
電子ファインダによるスルー画像が例えば右上の領域に
表示される。
【0171】1枚目の撮影を終えたならば、撮影した画
像の再生画像を例えば右上の領域に表示し、2枚目の撮
影用に、電子ファインダによるスルー画像が例えば右下
の領域に表示される。
【0172】電子ファインダーによる撮影領域は、撮影
の度に次の領域へと順次送られるが、任意の領域から撮
影を開始することが可能であり、また、撮影済みの領域
に戻って撮影をやり直すことも可能である。このため、
選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キー)により、
随時、撮影領域を移動することが出来る。
【0173】やり直し撮影領域の決定及び撮影実行は、
希望する領域を選択した表示画面状態で、シャッターボ
タンを押して撮影を実行することで行われる。
【0174】なお、決定/実行スイッチ68(例えば[S
ET]キー)を押すことにより、2×2パノラマモードで
の撮影を終了することが出来る。
【0175】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に設定したフラグ
や変数を初期化する。例えば、パノラマ撮影開始フラグ
を解除し(ステップS131)、変数m,nを設定し
て、それぞれm=1,n=1と初期化する(ステップS
133,ステップS132)。
【0176】ここで、パノラマ撮影開始フラグの解除
は、まだ一連のパノラマ撮影が1枚も行われていないこ
とを示している。また、変数nは、各パノラマモードの
撮影において何枚目の撮影領域であるかを示すものであ
る。
【0177】そして、変数mは、水平パノラマモード及
び垂直パノラマモードでの撮影やり直しの際に、撮影領
域を1枚前に戻したり、戻すのを取り止めたりするため
に使用している。
【0178】これらのフラグや変数の使用方法の詳細に
ついては後述する。
【0179】モードダイアル60の設定位置がパノラマ
モード以外に設定された場合(ステップS134)、シ
ステム制御回路50はパノラマモードによる撮影を終了
し、ステップS102に戻る。これにより、画像処理装
置100の使用者は、パノラマモードを随時終了して他
のモードに切り替えることが可能である。
【0180】モードダイアル60の設定位置がパノラマ
モードのままの状態で(ステップS134)、つまり、
画像表示部28の表示画面が前述した各パノラマ撮影画
面の状態で、決定/実行スイッチ68(例えば[SET]キ
ー)を押すことによりパノラマモードの終了が選択され
たならば(ステップS135)、パノラマモード終了確
認の表示を行い、さらに終了確認が選択されたならば
(ステップS136)、パノラマモード選択画面ステッ
プS111に戻る。
【0181】ズームスイッチWIDE74或いはズーム
スイッチTELE76が押されたなれば(ステップS1
61)、システム制御回路50はパノラマ撮影開始フラ
グの状態を判断する(ステップS162)。
【0182】パノラマ撮影開始フラグが解除されていた
場合、つまり、まだ一連のパノラマ撮影において1枚目
の撮影実行前であれば(ステップS162)、システム
制御回路50はズームスイッチWIDE74或いはズー
ムスイッチTELE76の指示に従って、インタフェー
ス120、コネクタ122、コネクタ322、インタフ
ェース320、レンズシステム制御回路350、ズーム
制御手段344を介して撮影レンズ310のズーミング
を行う所定のズーム動作を実行し(ステップS16
3)、ステップS137に進む。
【0183】パノラマ撮影開始フラグが設定されていた
場合、つまり、一連のパノラマ撮影において1枚目の撮
影実行後であれば(ステップS162)、システム制御
回路50は表示部54及び或いは画像表示部28を用い
て画像や音声により所定の警告表示を行い(ステップS
164)、ズーム動作を実行せずにステップS137に
進む。
【0184】これにより、一連のパノラマ撮影の途中で
撮影レンズ310のズーム操作が行われてパノラマ合成
に不適当な画像が撮影されることを防止することが出来
る。
【0185】画像表示部28の表示画面が前述した各パ
ノラマ撮影画面の状態で、選択/切換えスイッチ66
(例えば[+]キー)が押されたならば(ステップS13
7)、システム制御回路50はパノラマモードの設定に
応じて所定の処理を行う(ステップS138)。
【0186】選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キ
ー)が押されなければ(ステップS137)、ステップ
S146に進む。
【0187】まず、2×2パノラマモードであったなら
ば(ステップS138)、システム制御回路50は、変
数nをn=n+1として次の撮影領域に移動する(ステ
ップS139)。ここで、n=5だったならば(ステッ
プS140)、n=n−4として最初の撮影領域に戻る
(ステップS141)。この後、ステップS146に進
む。
【0188】つまり、選択/切換えスイッチ66(例え
ば[+]キー)が押される度に、2×2パノラマモードの
4個所の撮影領域を繰り返し移動することになる。例え
ば、右上、右下、左下、左上、右上、右下...と撮影
領域が順次移動していく。
【0189】一方、水平パノラマモード或いは垂直パノ
ラマモードであったならば(ステップS138)、パノ
ラマ撮影開始フラグが解除されていた場合、つまり、ま
だ一連のパノラマ撮影において1枚目の撮影実行前であ
れば(ステップS142)、システム制御回路50はそ
れぞれのパノラマモードの撮影方向を反転する(ステッ
プS143)。この後、ステップS146に進む。な
お、撮影方向の反転は、1枚目の撮影を行うまで、繰り
返し行うことが出来る。
【0190】ここで、水平パノラマモードでの撮影方向
反転画面の一例を図10に示す。
【0191】図10において、(a)は右方向に撮影を
繰り返す画面、(b)は左方向に撮影を繰り返す画面で
ある。
【0192】また、垂直パノラマモードでの撮影方向反
転画面の一例を図11に示す。
【0193】図11において、(a)は上方向に撮影を
繰り返す画面、(b)は下方向に撮影を繰り返す画面で
ある。
【0194】次に、水平パノラマモード或いは垂直パノ
ラマモードであって(ステップS138)、パノラマ撮
影開始フラグが設定されていた場合、つまり、一連のパ
ノラマ撮影において1枚目の撮影実行後であれば(ステ
ップS142)、システム制御回路50は、m=m×
(−1)として、−1、+1、−1、+1...と一回
毎に符号が反転する演算を行った後(ステップS14
4)、変数nに対してn=n+mとして、一回毎にn=
n−1、n=n+1、n=n−1、n=n+1...と
なる演算を行う(ステップS145)。この後、ステッ
プS146に進む。
【0195】これにより、撮影をやり直すために、最後
に撮影した1回分のみではあるが撮影済みの領域に移動
すること、及び、撮影済みの領域に移動することを取り
止めることを繰り返し選択することが出来る。
【0196】これにより、n番目の画像領域のパノラマ
撮影の後に、選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キ
ー)を押してn−1番目の画像領域のクイックレビュー
画像とn番目の画像領域のクイックレビュー画像との境
界領域の繋がり具合を確認した後、一旦選択/切換えス
イッチ66(例えば[+]キー)を放してn番目の画像領
域をスルー画像としてから、もう一度選択/切換えスイ
ッチ66(例えば[+]キー)を押して、元のn番目の画
像領域のクイックレビュー画像とn+1番目の画像領域
のスルー画像を表示して、次のパノラマ撮影を行うこと
が出来る。
【0197】また、n番目の画像領域のパノラマ撮影の
後に、選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キー)を
押してn−1番目の画像領域のクイックレビュー画像と
n番目の画像領域のクイックレビュー画像との境界領域
の繋がり具合を確認した際に、撮影やり直しを決断した
場合は、一旦選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キ
ー)を放してn番目の画像領域をスルー画像として、こ
の画面状態でシャッタースイッチSW2を押すことによ
り、新たな撮影画像と取り替えてから、さらに次のパノ
ラマ撮影を行うことが出来る。
【0198】システム制御回路50は、n番目の画像領
域を選択し(ステップS146)、選択した画像領域に
応じて画面レイアウトを変更する必要があれば(ステッ
プS147)、画面レイアウトを切り替えて表示する
(ステップS148)。この後、ステップS171に進
む。これにより、前述したような、撮影方向の反転に対
応した画面、或いは、撮影領域の変更に対応した画面、
説明のための文字や画像を更新した画面、等を必要に応
じて表示することが出来る。
【0199】また、2枚目以降の撮影においては、既に
撮影した撮影領域をクイックレビュー表示状態のままに
設定すると共に、次の撮影のために移動した今度の撮影
領域をスルー表示状態に設定することにより、既に撮影
した画像の再生画像と次に撮影する画像とを一部重ねて
表示することが可能となる。これにより、画像処理装置
100の使用者は、容易に次の撮影構図を決定すること
が出来る。システム制御回路50は、撮像した画像デー
タを逐次表示するスルー表示状態に設定して(ステップ
S171)、ステップS172に進む。スルー表示状態
に於いては、撮像素子14、A/D変換器16、画像処
理回路20、メモリ制御回路22を介して、画像表示メ
モリ24に逐次書き込まれたデータを、メモリ制御回路
22、D/A変換器26を介して画像表示部28の前述
した撮影領域に逐次表示することにより、電子ファイン
ダー機能を実現している。
【0200】シャッタースイッチSW1が押されていな
いならば(ステップS172)、ステップS134に戻
る。
【0201】シャッタースイッチSW1が押されたなら
ば(ステップS172)、システム制御回路50は画像
表示部28の表示状態をフリーズ表示状態に設定して
(ステップS173)、ステップS174に進む。
【0202】フリーズ表示状態に於いては、撮像素子1
4、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御
回路22を介した画像表示メモリ24の画像データ書き
換えを禁止し、最後に書き込まれた画像データを、メモ
リ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部
28の前述した撮影領域に表示することにより、フリー
ズした映像を電子ファインダーに表示している。
【0203】システム制御回路50は、測距処理を行っ
て撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を
行って絞り値及びシャッター時間を決定する(ステップ
S174)。測光処理に於いて、必要であればフラッシ
ュの設定も行う。
【0204】この測距・測光処理ステップS174の詳
細は図5を用いて後述する。
【0205】測距・測光処理ステップS174を終えた
ならば、システム制御回路50は画像表示部28の表示
状態をスルー表示状態に設定して(ステップS17
5)、ステップS176に進む。なお、ステップS17
5でのスルー表示状態は、ステップS171でのスルー
状態と同じ動作状態である。
【0206】シャッタースイッチSW2が押されずに
(ステップS176)、さらにシャッタースイッチSW
1も解除されたならば(ステップS177)、ステップ
S134に戻る。
【0207】シャッタースイッチSW2が押されたなら
ば(ステップS176)、システム制御回路50は画像
表示部28の表示状態を固定色表示状態に設定して(ス
テップS178)、ステップS179に進む。
【0208】固定色表示状態に於いては、撮像素子1
4、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御
回路22を介して画像表示メモリ24に書き込まれた撮
影画像データの代わりに、差し替えた固定色の画像デー
タを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して
画像表示部28の前述した撮影領域に表示することによ
り、固定色の映像を電子ファインダーに表示している。
【0209】システム制御回路50は、撮像素子14、
A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路
22を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御
回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを
書き込む露光処理、及び、メモリ制御回路22そして必
要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書
き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う現像
処理からなる撮影処理を実行する(ステップS17
9)。
【0210】この撮影処理ステップS179の詳細は図
6を用いて後述する。
【0211】システム制御回路50は、撮影処理のステ
ップS179によってメモリ30に書き込まれた画像デ
ータを読み出して、メモリ制御回路22を介して画像表
示メモリ24に転送する表示画像処理を実行する(ステ
ップS180)。
【0212】この表示画像処理ステップS180の詳細
は図7を用いて後述する。
【0213】システム制御回路50は、画像表示部28
の表示状態をクイックレビュー表示状態に設定して(ス
テップS181)、ステップS182に進む。
【0214】クイックレビュー状態に於いては、表示画
像処理ステップS180によって画像表示メモリ24に
転送された画像データを、メモリ制御回路22、D/A
変換器26を介して画像表示部28の前述した撮影領域
に表示することにより、撮影画像の自動再生を行う電子
ファインダー機能を実現している。
【0215】システム制御回路50は、メモリ30に書
き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回
路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて各
種画像処理を、また、圧縮・伸長回路32を用いて設定
したモードに応じた画像圧縮処理を行う圧縮処理を行っ
た後(ステップS182)、インタフェース90或いは
94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカード
やコンパクトフラッシュカード等の記録媒体200或い
は210へ画像データの書き込みを行う記録処理を実行
する(ステップS183)。
【0216】この圧縮処理ステップS182の詳細は図
8を用いて後述する。
【0217】なお、画像表示部28がONの場合は、記
録媒体200或いは210へ画像データの書き込みを行
っている間、書き込み動作中であることを明示する例え
ば「BUSY」のような表示を画像表示部28に対して行
う。
【0218】さらに、表示部54において例えばLED
を点滅させる等の記録媒体書き込み動作表示も併せて行
う。
【0219】システム制御回路50はシャッタースイッ
チSW2が放されるまで(ステップS184)、画像表
示部28におけるクイックレビュー表示を継続する。こ
れにより、使用者はシャッタースイッチSW2を押して
いる間、撮影画像の確認を入念に行うことが出来る。
【0220】シャッタースイッチSW2が放されたなら
ば(ステップS184)、システム制御回路50は、パ
ノラマ撮影開始フラグを設定して(ステップS18
5)、一連のパノラマ撮影において1枚目の撮影が実行
済みであることを明らかにする。これにより、ステップ
S142で説明したように、1枚目の水平パノラマモー
ド或いは垂直パノラマモードの撮影実行後に撮影方向を
反転することを禁止することが可能となる。
【0221】システム制御回路50は、次の撮影領域に
移動するために、変数nをn=n+1とし(ステップS
186)、変数mをm=1として初期化した後(ステッ
プS187)、ステップS134に戻り、一連のパノラ
マ撮影処理を繰り返す。
【0222】このように、シャッタースイッチSW2を
放すことにより、処理がステップS134に戻った後、
ステップS146において次の撮影領域に移動し、ステ
ップS148において、前回を含む撮影済みの撮影領域
をクイックレビュー表示状態に、次の撮影領域をスルー
表示状態にそれぞれ設定して、撮影済みの画像とこれか
ら撮影する画像とをオーバーラップさせて表示すること
により、パノラマ撮影の繋ぎ取りを使用者が容易に行え
るようにすることが出来る。
【0223】ここで、水平パノラマモードでのn枚目の
撮影終了前後の撮影画面の一例を図14に示す。
【0224】図14において、(a)は1枚目の撮影前
の状態での撮影画面、(b)は1枚目の撮影後にシャッ
タースイッチSW2を放した状態での撮影画面である。
なお、説明図としては準備していないが、1枚目の撮影
後にシャッタースイッチSW2を放すまでは(a)の1
枚目の撮影領域がクイックレビュー表示となった撮影画
面となる。
【0225】また、垂直パノラマモードでのn枚目の撮
影終了前後の撮影画面の一例を図15に示す。
【0226】図15において、(a)は1枚目の撮影前
の状態での撮影画面、(b)は1枚目の撮影後にシャッ
タースイッチSW2を放した状態での撮影画面である。
なお、説明図としては準備していないが、1枚目の撮影
後にシャッタースイッチSW2を放すまでは(a)の1
枚目の撮影領域がクイックレビュー表示となった撮影画
面となる。
【0227】さらに、2×2パノラマモードでのn枚目
の撮影終了前後の撮影画面の一例を図12及び図13に
示す。
【0228】図12において、(a)は1枚目の撮影前
の状態での撮影画面、(b)は1枚目の撮影後にシャッ
タースイッチSW2を放した状態、つまり、2枚目の撮
影前の状態での撮影画面である。
【0229】そして、 図13において、(c)は2枚
目の撮影後にシャッタースイッチSW2を放した状態、
つまり、3枚目の撮影前の状態での撮影画面、(d)は
3枚目の撮影後にシャッタースイッチSW2を放した状
態、つまり、4枚目の撮影前の状態での撮影画面であ
る。
【0230】なお、説明図としては準備していないが、
n枚目の撮影後にシャッタースイッチSW2を放すまで
は、それぞれ(a),(b),(c),(d)のn枚目
の撮影領域がクイックレビュー表示となった撮影画面と
なる。シャッタースイッチSW2を放すと次の撮影領域
であるn+1枚目の撮影領域のスルー表示が追加される
ことになる。
【0231】以上説明した様に、第1の実施形態によれ
ば、一連のパノラマ撮影の開始後はズーム操作を禁止す
ると共に所定の警告をすることにより、一連のパノラマ
撮影の途中で撮影レンズ310のズーム操作を行ってパ
ノラマ合成に不適当な画像を撮影してしまうという問題
を防止することが出来る。
【0232】図5は、図4のステップS174における
測距・測光処理の詳細なフローチャートである。
【0233】システム制御回路50は、撮像素子14か
ら電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像
処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む(ステッ
プS201)。この逐次読み込まれた画像データを用い
て、画像処理回路20はTTL(スルー・ザ・レンズ)
方式のAE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発
光)処理、AF(オートフォーカス)処理に用いる所定
の演算を行っている。
【0234】なお、ここでの各処理は、撮影した全画素
数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取
って抽出し、演算に用いている。これにより、 TTL
方式のAE、EF、AWB、AFの各処理において、中
央重点モード、平均モード、評価モード等の異なるモー
ド毎に最適な演算を行うことが可能となる。
【0235】画像処理回路20での演算結果を用いて、
システム制御回路50は露出(AE)が適正と判断され
るまで(ステップS202)、露光制御手段40を用い
てAE制御を行う(ステップS203)。
【0236】AE制御で得られた測定データを用いて、
システム制御回路50はフラッシュが必要か否かを判断
し(ステップS204)、フラッシュが必要ならばフラ
ッシュフラグをセットし、フラッシュ48を充電する
(ステップS205)。
【0237】露出(AE)が適正と判断したならば(ス
テップS202)、測定データ及び/又は設定パラメー
タをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ5
2に記憶する。
【0238】画像処理回路20での演算結果及びAE制
御で得られた測定データを用いて、システム制御回路5
0はホワイトバランス(AWB)が適正と判断されるま
で(ステップS206)、画像処理回路20を用いて色
処理のパラメータを調節してAWB制御を行う(ステッ
プS207)。
【0239】ホワイトバランス(AWB)が適正と判断
したならば(ステップS206)、測定データ及び/又
は設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ
或いはメモリ52に記憶する。
【0240】AE制御及びAWB制御で得られた測定デ
ータを用いて、システム制御回路50は測距(AF)が
合焦と判断されるまで(ステップS208)、測距制御
手段42を用いてAF制御を行う(ステップS20
9)。
【0241】測距(AF)が合焦と判断されたならば
(ステップS208)、測定データ及び/又は設定パラ
メータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモ
リ52に記憶し、測距・測光処理ルーチンステップS1
74を終了する。
【0242】図6は、図4のステップS179における
撮影処理の詳細なフローチャートである。
【0243】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光
データに従い、露光制御手段40によって、絞り機能を
有するシャッター12を絞り値に応じて開放して撮像素
子10を露光する(ステップS301、ステップS30
2)。
【0244】フラッシュ・フラグによりフラッシュ48
が必要か否かを判断し(ステップS303)、必要な場
合はフラッシュを発光させる(ステップS304)。
【0245】システム制御回路50は、測光データに従
って撮像素子14の露光終了を待ち(ステップS30
5)、シャッター12を閉じて(ステップS306)、
撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器1
6、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、
或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を
介して、メモリ30に撮影画像のデータを書き込む(ス
テップS307)。
【0246】一連の処理を終えたならば、撮影処理ルー
チンステップS179を終了する。
【0247】図7は、図4のステップS180における
表示画像処理の詳細なフローチャートである。
【0248】システム制御回路50は、設定された撮影
モードに応じて、フレーム処理を行う必要があるならば
(ステップS401)、メモリ制御回路22そして必要
に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き
込まれた画像データを読み出して垂直加算処理や(ステ
ップS402)、色処理(ステップS403)を順次行
った後、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込
む。
【0249】システム制御回路50は、メモリ30から
画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画
像表示メモリ24に表示画像データの転送を行う(ステ
ップS404)。
【0250】一連の処理を終えたならば、表示画像処理
ルーチンステップS180を終了する。
【0251】図8は、図4のステップS182における
圧縮処理の詳細なフローチャートである。
【0252】システム制御回路50は、メモリ制御回路
22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メ
モリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して撮
像素子の縦横画素比率を1:1に補間する画素正方化処
理を行った後(ステップS501)、メモリ30に処理
を終えた画像データを書き込む。
【0253】そして、メモリ30に書き込まれた画像デ
ータを読み出して、設定したモードに応じた画像圧縮処
理を圧縮・伸長回路32により行う(S502)。
【0254】画像圧縮処理が終わったならば、圧縮処理
ルーチンステップS182を終了する。 (第2の実施形態)図16A、図16B、図17A、図
17B、図18、図5、図6、図7及び図8を参照し
て、第2の実施形態の動作を説明する。第2の実施形態
の外見的構成は、第1の実施形態と同様であり、その動
作のみが異なる。また、図5、図6、図7及び図8は、
第1の実施例と同様であるため、説明を省略する。
【0255】図16A、図16B、図17A、図17B
及び図18を用いて、画像処理装置100の動作を説明
する。
【0256】電池交換等の電源投入により、システム制
御回路50はフラグや制御変数等を初期化すると共に、
画像処理装置100各部の初期化処理を行う(ステップ
S601)。
【0257】システム制御回路50は、モードダイアル
60の設定位置を判断し、モードダイアル60が電源O
FFに設定されていたならば(ステップS602)、各
表示部の表示を終了状態に変更し、レンズユニット30
0が保護手段のバリア等を備えている場合はそれを閉じ
て撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパ
ラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に
記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む
画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の所
定の終了処理を行った後(ステップS603)、ステッ
プS602に戻る。
【0258】モードダイアル60がその他のモードに設
定されていたならば(ステップS602)、システム制
御回路50は、電源制御手段80により電池等により構
成される電源86の残容量や動作情況が画像処理装置1
00の動作に問題があるか否かを判断し(ステップS6
04)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音
声により所定の警告表示を行った後に(ステップS60
6)、ステップS602に戻る。
【0259】なお、画像表示部28の画像表示がONで
あったならば、画像表示部28も用いて画像や音声によ
り所定の警告表示を行う。
【0260】電源86に問題が無いならば(ステップS
604)、記録媒体200或いは210の動作状態が画
像処理装置100の動作、特に記録媒体に対する画像デ
ータの記録再生動作に問題があるか否かを判断し(ステ
ップS605)、問題があるならば表示部54を用いて
画像や音声により所定の警告表示を行った後に(ステッ
プS606)、ステップS602に戻る。
【0261】なお、画像表示部28の画像表示がONで
あったならば、画像表示部28も用いて画像や音声によ
り所定の警告表示を行う。
【0262】記録媒体200或いは210の動作状態に
問題が無いならば(ステップS605)、表示部54を
用いて画像や音声により画像処理装置100の各種設定
状態の表示を行う(ステップS607)。なお、画像表
示部28の画像表示がONであったならば、画像表示部
28も用いて画像や音声により画像処理装置100の各
種設定状態の表示を行う。
【0263】モードダイアル60が撮影モードに設定さ
れていたならば(ステップS608)、所定の撮影処理
を実行し(ステップS609)、処理を終えたならばス
テップS602に戻る。
【0264】モードダイアル60がその他のモードに設
定されていたならば(ステップS608)、システム制
御回路50は選択されたモードに応じた処理を実行し
(ステップS610)、処理を終えたならばステップS
602に戻る。
【0265】モードダイアル60がパノラマモードに設
定されていたならば(ステップS608)、システム制
御回路50は撮像レンズ310のズーム位置が所定のホ
ームポジションであるか否かを判断し(ステップS62
1)、ホームポジションに位置していなかった場合はズ
ーム位置をホームポジションに移動する(ステップS6
22)。
【0266】なお、撮影レンズ310が焦点距離を複数
種類に切り替え可能な切り替えレンズであった場合も同
様に、システム制御回路50は撮像レンズ310の切り
替えレンズの設定が所定のホームポジション側であるか
否かを判断し(ステップS621)、ホームポジション
側に位置していなかった場合は切り替えレンズの設定を
ホームポジション側に移動する(ステップS622)。
【0267】また、ホームポジションの例としては、ズ
ームレンズであれば、パノラマ撮影に適した広角側の焦
点距離であるWIDE端が一例としてあげられる。
【0268】そして、焦点距離切り替えレンズであれ
ば、パノラマ撮影に適した広角側の焦点距離であるWI
DE側の焦点距離を備えるレンズへの切り替えが一例と
してあげられる。
【0269】この例に限らず、パノラマ撮影に適した焦
点距離に設定するのであれば、何れの焦点距離をホーム
ポジションとしても良い。システム制御回路50は、画
像表示部28にパノラマモード選択画面を表示する(ス
テップS611)。
【0270】画像処理装置100の使用者は、画像表示
部28に表示されたパノラマモード選択画面を見て、複
数のパノラマ撮影モードから任意のモードを選択するこ
とが出来る。
【0271】パノラマ撮影モードには、2×2パノラマ
モード、水平パノラマモード、垂直パノラマモード等が
あり、複数の撮影を重ねることにより、2次元的に拡大
したパノラマ画像や、水平方向に拡大したパノラマ画
像、垂直方向に拡大したパノラマ画像を作成することが
出来る。
【0272】撮影した一連の各画像は、その位置関係を
示す情報が付加されており、画像処理装置自身で、或い
は、コンピュータ等に画像を転送した後に、各画像を結
合して1枚のパノラマ画像を作成することが可能であ
る。
【0273】なお、パノラマモード選択画面の一例を図
9に示す。
【0274】図9において、左は2次元的なパノラマ画
像を撮影するための2×2パノラマモードを選択するア
イコン、中央は水平パノラマ画像を撮影するための水平
パノラマモードを選択するアイコン、右は垂直パノラマ
画像を撮影するための垂直パノラマモードを選択するア
イコンである。
【0275】画像処理装置100の使用者は、選択/切
換えスイッチ66(例えば[+]キー)により撮影するパ
ノラマモードを選択し、決定/実行スイッチ68(例え
ば[SET]キー)によりパノラマモードを決定することが
出来る。選択/切換えスイッチ66及び決定/実行スイ
ッチ68によりパノラマモードが選択されたならば、シ
ステム制御回路50は、選択されたパノラマモードに応
じて(ステップS612)、2×2パノラマモード初期
設定(ステップS613)、垂直パノラマモード初期設
定(ステップS614)、水平パノラマモード初期設定
(ステップS615)において、フラグやパラメータ、
変数の初期値、メモリ領域の設定や、ユーザーインター
フェースとしての表示画面の読み出し等、をそれぞれ行
い、各モードに応じたパノラマ撮影画面を画像表示部2
8に表示して(ステップS616)、ステップS631
に進む。
【0276】なお、水平パノラマモード撮影画面の一例
を図10に、垂直パノラマモード撮影画面の一例を図1
1に、2×2パノラマ撮影画面の一例を図12に、それ
ぞれ示す。
【0277】図10において、(a)は右方向に連続し
て撮影を繰り返し、パノラマ画面を作成する撮影画面、
(b)は左方向に連続して撮影を繰り返し、パノラマ画
面を作成する撮影画面である。
【0278】図中、一連のパノラマ画像の1枚目の撮影
用に、電子ファインダによるスルー画像が「1」の領域
に表示され、また、1枚目の撮影完了前であれば、選択
/切換えスイッチ66(例えば[+]キー)により、右方
向撮影(a)と左方向撮影(b)を随時切り替えること
が出来る。
【0279】撮影方向の決定は、希望する(a)或いは
(b)何れかの表示画面状態で、シャッターボタンを押
して1枚目の撮影を実行することで行われる。
【0280】なお、決定/実行スイッチ68(例えば[S
ET]キー)を押すことにより、水平パノラマモードでの
撮影を終了することが出来る。
【0281】また、図11において、(a)は上方向に
連続して撮影を繰り返し、パノラマ画面を作成する撮影
画面、(b)は下方向に連続して撮影を繰り返し、パノ
ラマ画面を作成する撮影画面である。
【0282】図中、一連のパノラマ画像の1枚目の撮影
用に、電子ファインダによるスルー画像が「1」の領域
に表示され、また、1枚目の撮影完了前であれば、選択
/切換えスイッチ66(例えば[+]キー)により、上方
向撮影(a)と下方向撮影(b)を随時切り替えること
が出来る。
【0283】撮影方向の決定は、希望する(a)或いは
(b)何れかの表示画面状態で、シャッターボタンを押
して1枚目の撮影を実行することで行われる。
【0284】なお、決定/実行スイッチ68(例えば[S
ET]キー)を押すことにより、垂直パノラマモードでの
撮影を終了することが出来る。
【0285】また、図12において、(a)は2次元的
に縦横計4枚の撮影を繰り返し、2×2のパノラマ画面
を作成する撮影画面の1枚目の撮影用画面である。同じ
く、(b)は2枚目の撮影用画面である。
【0286】図中、パノラマ画像の1枚目の撮影用に、
電子ファインダによるスルー画像が例えば右上の領域に
表示される。
【0287】1枚目の撮影を終えたならば、撮影した画
像の再生画像を例えば右上の領域に表示し、2枚目の撮
影用に、電子ファインダによるスルー画像が例えば右下
の領域に表示される。
【0288】電子ファインダーによる撮影領域は、撮影
の度に次の領域へと順次送られるが、任意の領域から撮
影を開始することが可能であり、また、撮影済みの領域
に戻って撮影をやり直すことも可能である。このため、
選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キー)により、
随時、撮影領域を移動することが出来る。
【0289】やり直し撮影領域の決定及び撮影実行は、
希望する領域を選択した表示画面状態で、シャッターボ
タンを押して撮影を実行することで行われる。
【0290】なお、決定/実行スイッチ68(例えば[S
ET]キー)を押すことにより、2×2パノラマモードで
の撮影を終了することが出来る。
【0291】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に設定したフラグ
や変数を初期化する。例えば、パノラマ撮影開始フラグ
を解除し(ステップS631)、変数m,nを設定し
て、それぞれm=1,n=1と初期化する(ステップS
633、ステップS632)。
【0292】ここで、パノラマ撮影開始フラグの解除
は、まだ一連のパノラマ撮影が1枚も行われていないこ
とを示している。
【0293】また、変数nは、各パノラマモードの撮影
において何枚目の撮影領域であるかを示すものである。
【0294】そして、変数mは、水平パノラマモード及
び垂直パノラマモードでの撮影やり直しの際に、撮影領
域を1枚前に戻したり、戻すのを取り止めたりするため
に使用している。
【0295】これらのフラグや変数の使用方法詳細につ
いては後述する。
【0296】モードダイアル60の設定位置がパノラマ
モード以外に設定された場合(ステップS634)、シ
ステム制御回路50はパノラマモードによる撮影を終了
し、ステップS602に戻る。これにより、画像処理装
置100の使用者は、パノラマモードを随時終了して他
のモードに切り替えることが可能である。
【0297】モードダイアル60の設定位置がパノラマ
モードのままの状態で(ステップS634)、つまり、
画像表示部28の表示画面が前述した各パノラマ撮影画
面の状態で、決定/実行スイッチ68(例えば[SET]キ
ー)を押すことによりパノラマモードの終了が選択され
たならば(ステップS635)、パノラマモード終了確
認の表示を行い、さらに終了確認が選択されたならば
(ステップS636)、パノラマモード選択画面ステッ
プS611に戻る。
【0298】ズームスイッチWIDE74或いはズーム
スイッチTELE76が押されたなれば(ステップS6
61)、システム制御回路50はパノラマ撮影開始フラ
グの状態を判断する(ステップS662)。
【0299】パノラマ撮影開始フラグが解除されていた
場合、つまり、まだ一連のパノラマ撮影において1枚目
の撮影実行前であれば(ステップS662)、システム
制御回路50はズームスイッチWIDE74或いはズー
ムスイッチTELE76の指示に従って、インタフェー
ス120、コネクタ122、コネクタ322、インタフ
ェース320、レンズシステム制御回路350、ズーム
制御手段344を介して撮影レンズ310のズーミング
を行う所定のズーム動作を実行し(ステップS66
3)、ステップS637に進む。
【0300】パノラマ撮影開始フラグが設定されていた
場合、つまり、一連のパノラマ撮影において1枚目の撮
影実行後であれば(ステップS662)、システム制御
回路50は表示部54及び/又は画像表示部28を用い
て画像や音声により所定の警告表示を行い(ステップS
664)、さらに一連のパノラマ撮影終了の確認が選択
されたならば(ステップS665)、一旦これまでの一
連のパノラマ撮影を終えて、ステップS631に戻って
新たな一連のパノラマ撮影を開始する。
【0301】一連のパノラマ撮影終了の取り消しが選択
されたならば(ステップS665)、ズーム動作を実行
せずにステップS637に進む。
【0302】これにより、一連のパノラマ撮影の途中で
撮影レンズ310のズーム操作が行われてパノラマ合成
に不適当な画像が撮影されることを防止することが出来
る。
【0303】画像表示部28の表示画面が前述した各パ
ノラマ撮影画面の状態で、選択/切換えスイッチ66
(例えば[+]キー)が押されたならば(ステップS63
7)、システム制御回路50はパノラマモードの設定に
応じて所定の処理を行う(ステップS638)。
【0304】選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キ
ー)が押されなければ(ステップS637)、ステップ
S646に進む。
【0305】まず、2×2パノラマモードであったなら
ば(ステップS638)、システム制御回路50は、変
数nをn=n+1として次の撮影領域に移動する(ステ
ップS639)。ここで、n=5だったならば(ステッ
プS640)、n=n−4として最初の撮影領域に戻る
(ステップS641)。この後、ステップS646に進
む。
【0306】つまり、選択/切換えスイッチ66(例え
ば[+]キー)が押される度に、2×2パノラマモードの
4個所の撮影領域を繰り返し移動することになる。例え
ば、右上、右下、左下、左上、右上、右下...と撮影
領域が順次移動していく。
【0307】一方、水平パノラマモード或いは垂直パノ
ラマモードであったならば(ステップS638)、パノ
ラマ撮影開始フラグが解除されていた場合、つまり、ま
だ一連のパノラマ撮影において1枚目の撮影実行前であ
れば(ステップS642)、システム制御回路50はそ
れぞれのパノラマモードの撮影方向を反転する(ステッ
プS643)。この後、ステップS646に進む。
【0308】なお、撮影方向の反転は、1枚目の撮影を
行うまで、繰り返し行うことが出来る。
【0309】ここで、水平パノラマモードでの撮影方向
反転画面の一例を図10に示す。
【0310】図10において、(a)は右方向に撮影を
繰り返す画面、(b)は左方向に撮影を繰り返す画面で
ある。
【0311】また、垂直パノラマモードでの撮影方向反
転画面の一例を図11に示す。
【0312】図11において、(a)は上方向に撮影を
繰り返す画面、(b)は下方向に撮影を繰り返す画面で
ある。
【0313】次に、水平パノラマモード或いは垂直パノ
ラマモードであって(ステップS638)、パノラマ撮
影開始フラグが設定されていた場合、つまり、一連のパ
ノラマ撮影において1枚目の撮影実行後であれば(ステ
ップS642)、システム制御回路50は、m=m×
(−1)として、−1,+1,−1,+1...と一回
毎に符号が反転する演算を行った後(ステップS64
4)、変数nに対してn=n+mとして、一回毎にn=
n−1,n=n+1,n=n−1,n=n+1...と
なる演算を行う(ステップS645)。この後、ステッ
プS646に進む。
【0314】これにより、撮影をやり直すために、最後
に撮影した1回分のみではあるが撮影済みの領域に移動
すること、及び、撮影済みの領域に移動することを取り
止めることを繰り返し選択することが出来る。
【0315】これにより、n番目の画像領域のパノラマ
撮影の後に、選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キ
ー)を押してn−1番目の画像領域のクイックレビュー
画像とn番目の画像領域のクイックレビュー画像との境
界領域の繋がり具合を確認した後、一旦選択/切換えス
イッチ66(例えば[+]キー)を放してn番目の画像領
域をスルー画像としてから、もう一度選択/切換えスイ
ッチ66(例えば[+]キー)を押して、元のn番目の画
像領域のクイックレビュー画像とn+1番目の画像領域
のスルー画像を表示して、次のパノラマ撮影を行うこと
が出来る。
【0316】また、n番目の画像領域のパノラマ撮影の
後に、選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キー)を
押してn−1番目の画像領域のクイックレビュー画像と
n番目の画像領域のクイックレビュー画像との境界領域
の繋がり具合を確認した際に、撮影やり直しを決断した
場合は、一旦選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キ
ー)を放してn番目の画像領域をスルー画像として、こ
の画面状態でシャッタースイッチSW2を押すことによ
り、新たな撮影画像と取り替えてから、さらに次のパノ
ラマ撮影を行うことが出来る。
【0317】システム制御回路50は、n番目の画像領
域を選択し(ステップS646)、選択した画像領域に
応じて画面レイアウトを変更する必要があれば(ステッ
プS647)、画面レイアウトを切り替えて表示する
(ステップS648)。この後、ステップS671に進
む。
【0318】これにより、前述したような、撮影方向の
反転に対応した画面、或いは、撮影領域の変更に対応し
た画面、説明のための文字や画像を更新した画面、等を
必要に応じて表示することが出来る。
【0319】また、2枚目以降の撮影においては、既に
撮影した撮影領域をクイックレビュー表示状態のままに
設定すると共に、次の撮影のために移動した今度の撮影
領域をスルー表示状態に設定することにより、既に撮影
した画像の再生画像と次に撮影する画像とを一部重ねて
表示することが可能となる。これにより、画像処理装置
100の使用者は、容易に次の撮影構図を決定すること
が出来る。
【0320】システム制御回路50は、撮像した画像デ
ータを逐次表示するスルー表示状態に設定して(ステッ
プS671)、ステップS672に進む。
【0321】スルー表示状態に於いては、撮像素子1
4、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御
回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き込ま
れたデータを、メモリ制御回路22、D/A変換器26
を介して画像表示部28の前述した撮影領域に逐次表示
することにより、電子ファインダー機能を実現してい
る。
【0322】シャッタースイッチSW1が押されていな
いならば(ステップS672)、ステップS634に戻
る。
【0323】シャッタースイッチSW1が押されたなら
ば(ステップS672)、システム制御回路50は画像
表示部28の表示状態をフリーズ表示状態に設定して
(ステップS673)、ステップS674に進む。
【0324】フリーズ表示状態に於いては、撮像素子1
4、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御
回路22を介した画像表示メモリ24の画像データ書き
換えを禁止し、最後に書き込まれた画像データを、メモ
リ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部
28の前述した撮影領域に表示することにより、フリー
ズした映像を電子ファインダーに表示している。
【0325】システム制御回路50は、測距処理を行っ
て撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を
行って絞り値及びシャッター時間を決定する(ステップ
S674)。測光処理に於いて、必要であればフラッシ
ュの設定も行う。
【0326】この測距・測光処理ステップS674の詳
細は図5を用いて前述した通りである。
【0327】測距・測光処理ステップS674を終えた
ならば、システム制御回路50は画像表示部28の表示
状態をスルー表示状態に設定して(ステップS67
5)、ステップS676に進む。なお、ステップS67
5でのスルー表示状態は、ステップS671でのスルー
状態と同じ動作状態である。
【0328】シャッタースイッチSW2が押されずに
(ステップS676)、さらにシャッタースイッチSW
1も解除されたならば(ステップS677)、ステップ
S634に戻る。
【0329】シャッタースイッチSW2が押されたなら
ば(ステップS676)、システム制御回路50は画像
表示部28の表示状態を固定色表示状態に設定して(ス
テップS678)、ステップS679に進む。
【0330】固定色表示状態に於いては、撮像素子1
4、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御
回路22を介して画像表示メモリ24に書き込まれた撮
影画像データの代わりに、差し替えた固定色の画像デー
タを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して
画像表示部28の前述した撮影領域に表示することによ
り、固定色の映像を電子ファインダーに表示している。
【0331】システム制御回路50は、撮像素子14、
A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路
22を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御
回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを
書き込む露光処理、及び、メモリ制御回路22そして必
要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書
き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う現像
処理からなる撮影処理を実行する(ステップS67
9)。
【0332】この撮影処理ステップS679の詳細は図
6を用いて前述した通りである。
【0333】システム制御回路50は、撮影処理ステッ
プS679によってメモリ30に書き込まれた画像デー
タを読み出して、メモリ制御回路22を介して画像表示
メモリ24に転送する表示画像処理を実行する(ステッ
プS680)。
【0334】この表示画像処理ステップS680の詳細
は図7を用いて前述した通りである。
【0335】システム制御回路50は、画像表示部28
の表示状態をクイックレビュー表示状態に設定して(ス
テップS681)、ステップS682に進む。
【0336】クイックレビュー状態に於いては、表示画
像処理ステップS680によって画像表示メモリ24に
転送された画像データを、メモリ制御回路22、D/A
変換器26を介して画像表示部28の前述した撮影領域
に表示することにより、撮影画像の自動再生を行う電子
ファインダー機能を実現している。
【0337】システム制御回路50は、メモリ30に書
き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回
路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて各
種画像処理を、また、圧縮・伸長回路32を用いて設定
したモードに応じた画像圧縮処理を行う圧縮処理を行っ
た後(ステップS682)、インタフェース90或いは
94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカード
やコンパクトフラッシュカード等の記録媒体200或い
は210へ画像データの書き込みを行う記録処理を実行
する(ステップS683)。
【0338】この圧縮処理ステップS682の詳細は図
8を用いて前述した通りである。
【0339】なお、画像表示部28がONの場合は、記
録媒体200或いは210へ画像データの書き込みを行
っている間、書き込み動作中であることを明示する例え
ば「BUSY」のような表示を画像表示部28に対して行
う。
【0340】さらに、表示部54において例えばLED
を点滅させる等の記録媒体書き込み動作表示も併せて行
う。
【0341】システム制御回路50はシャッタースイッ
チSW2が放されるまで(ステップS684)、画像表
示部28におけるクイックレビュー表示を継続する。こ
れにより、使用者はシャッタースイッチSW2を押して
いる間、撮影画像の確認を入念に行うことが出来る。
【0342】シャッタースイッチSW2が放されたなら
ば(ステップS684)、システム制御回路50は、パ
ノラマ撮影開始フラグを設定して(ステップS68
5)、一連のパノラマ撮影において1枚目の撮影が実行
済みであることを明らかにする。これにより、ステップ
S642で説明したように、1枚目の水平パノラマモー
ド或いは垂直パノラマモードの撮影実行後に撮影方向を
反転することを禁止することが可能となる。
【0343】システム制御回路50は、次の撮影領域に
移動するために、変数nをn=n+1とし(ステップS
686)、変数mをm=1として初期化した後(ステッ
プS687)、ステップS634に戻り、一連のパノラ
マ撮影処理を繰り返す。
【0344】このように、シャッタースイッチSW2を
放すことにより、処理がステップS634に戻った後、
ステップS646において次の撮影領域に移動し、ステ
ップS648において、前回を含む撮影済みの撮影領域
をクイックレビュー表示状態に、次の撮影領域をスルー
表示状態にそれぞれ設定して、撮影済みの画像とこれか
ら撮影する画像とをオーバーラップさせて表示すること
により、パノラマ撮影の繋ぎ取りを使用者が容易に行え
るようにすることが出来る。ここで、水平パノラマモー
ドでのn枚目の撮影終了前後の撮影画面の一例を図14
に示す。
【0345】図14において、(a)は1枚目の撮影前
の状態での撮影画面、(b)は1枚目の撮影後にシャッ
タースイッチSW2を放した状態での撮影画面である。
なお、説明図としては準備していないが、1枚目の撮影
後にシャッタースイッチSW2を放すまでは(a)の1
枚目の撮影領域がクイックレビュー表示となった撮影画
面となる。
【0346】また、垂直パノラマモードでのn枚目の撮
影終了前後の撮影画面の一例を図15に示す。図15に
おいて、(a)は1枚目の撮影前の状態での撮影画面、
(b)は1枚目の撮影後にシャッタースイッチSW2を
放した状態での撮影画面である。なお、説明図としては
準備していないが、1枚目の撮影後にシャッタースイッ
チSW2を放すまでは(a)の1枚目の撮影領域がクイ
ックレビュー表示となった撮影画面となる。
【0347】さらに、2×2パノラマモードでのn枚目
の撮影終了前後の撮影画面の一例を図12及び図13に
示す。
【0348】図12において、(a)は1枚目の撮影前
の状態での撮影画面、(b)は1枚目の撮影後にシャッ
タースイッチSW2を放した状態、つまり、2枚目の撮
影前の状態での撮影画面である。そして、 図13にお
いて、(c)は2枚目の撮影後にシャッタースイッチS
W2を放した状態、つまり、3枚目の撮影前の状態での
撮影画面、(d)は3枚目の撮影後にシャッタースイッ
チSW2を放した状態、つまり、4枚目の撮影前の状態
での撮影画面、である。
【0349】なお、説明図としては準備していないが、
n枚目の撮影後にシャッタースイッチSW2を放すまで
は、それぞれ(a),(b),(c),(d)のn枚目
の撮影領域がクイックレビュー表示となった撮影画面と
なる。シャッタースイッチSW2を放すと次の撮影領域
であるn+1枚目の撮影領域のスルー表示が追加される
ことになる。
【0350】以上説明した様に、第2の実施形態によれ
ば、一連のパノラマ撮影の開始後にズーム操作を行った
場合は、所定の警告を行って画像処理装置100の使用
者に確認した後に、一連のパノラマ撮影を一旦打ち切る
ことにより、一連のパノラマ撮影の途中で撮影レンズ3
10のズーム操作を行ってパノラマ合成に不適当な画像
を撮影してしまうという問題を防止することが出来る。
【0351】以上、図1を用いて本発明の各実施形態の
説明を行った。
【0352】なお、実施形態の説明に於いては、撮像レ
ンズ310がズームレンズであるとして説明したが、例
えば広角レンズと望遠レンズを切り替えるような切り替
えレンズの構成であっても勿論問題ない。この場合も実
施形態の説明と同様に、パノラマ撮影開始フラグの状態
に応じて、レンズ切り替え動作の実行を禁止すると共に
所定の警告を行ったり、所定の警告を行って確認した後
に一連のパノラマ撮影を終えて新たな一連のパノラマ撮
影を開始したりすれば良い。
【0353】また、第2の実施形態においては、ステッ
プS665で一連のパノラマ撮影終了の確認が選択され
たならばステップS631に戻って新たな一連のパノラ
マ撮影を開始するとして説明したが、ステップS621
に戻ってパノラマモード選択画面から再度設定を行い、
その後に新たな一連のパノラマ撮影を開始しても勿論問
題ない。
【0354】そして、パノラマモード選択画面で選択可
能なパノラマモードを、2×2パノラマモード、水平パ
ノラマモード、垂直パノラマモードの3種類として説明
したが、これらに限らず、単数或いは複数種類の任意の
数の異なるパノラマモードを選択可能としても、勿論問
題ない。
【0355】図9でのパノラマモード選択画面の表示
も、この例に限らず、画像や音声を用いた任意の配置や
方法による表示を行って構わない。
【0356】また、2×2パノラマモード撮影画面での
表示を2次元的に縦横計4枚として説明したが、これに
限らず、縦横計9枚、縦横計16枚等の、任意の数の2
次元配置、更には3次元配置としても、勿論問題ない。
【0357】また、水平パノラマモード撮影画面及び垂
直パノラマモードでの表示を連続2枚として説明した
が、これに限らず、3枚、4枚等の、任意の数の1次元
配置としても、勿論問題ない。
【0358】図10、図11、図12、図13、図14
及び図15でのパノラマモード撮影画面の表示も、この
例に限らず、画像や音声、文字、記号等を用いた任意の
配置や方法による表示を行って構わない。
【0359】また、水平パノラマモード及び垂直パノラ
マモードでの撮影方向の反転は、1枚目の撮影を終えた
後は出来ないものとして説明したが、この例に限らず、
随時撮影方向を反転出来るようにしても、勿論問題な
い。右方向と左方向、上方向と下方向、或いは斜めを含
む任意の方向へと随時撮影方向を変更するようにして
も、勿論問題ない。画像表示部28の表示面積を大きく
して多数の画像表示領域を同時に表示可能な形態とすれ
ば、右方向と左方向、上方向と下方向、或いは斜めを含
む任意の方向へと随時撮影方向を変更することも可能で
ある。
【0360】また、水平パノラマモード及び垂直パノラ
マモードでの撮影やり直しは、1回前の撮影画像迄とし
て説明したが、この例に限らず、任意の回数前の撮影画
像に溯って撮影やり直しをするようにしても、勿論問題
ない。
【0361】また、次に撮影する画像表示領域をスルー
表示とし、撮影済みの画像表示領域をクイックレビュー
表示として、既に撮影した画像の再生画像と次に撮影す
る画像との境界領域を一部重ねて表示するとして説明し
たが、境界領域を重ねずに表示するようにしても良い。
【0362】また、図10、図11、図12、図13、
図14、図15の各パノラマモードの説明図において
は、一例として、画像表示領域内に、「LIVE」、「FREE
ZE」という説明文字を付加したが、実際の画像表示部2
8での表示には、これらの文字を表示する構成として
も、表示しない構成としても、どちらでも問題ない。
【0363】また、レンズユニット300は画像処理装
置100と分離していて任意に接続可能なものとして説
明したが、レンズユニット300が画像処理装置100
と一体となった構成としても、勿論問題ない。
【0364】さらに、画像処理装置100に複数のレン
ズユニット300が着脱可能な構成であっても勿論問題
ない。
【0365】また、記録媒体200及び210は、PC
MCIAカードやコンパクトフラッシュ等のメモリカー
ド、ハードディスク等だけでなく、マイクロDAT、光
磁気ディスク、CD−RやCD−WR等の光ディスク、
DVD等の相変化型光ディスク等で構成されていても勿
論問題無い。
【0366】また、記録媒体200及び210がメモリ
カードとハードディスク等が一体となった複合媒体であ
っても勿論問題無い。さらに、その複合媒体から一部が
着脱可能な構成としても勿論問題無い。
【0367】また、実施形態の説明に於いては、記録媒
体200及び210は画像処理装置100と分離してい
て任意に接続可能なものとして説明したが、いずれか或
いは全ての記録媒体が画像処理装置100に固定したま
まとなっていても勿論問題無い。全ての記録媒体が画像
処理装置100に固定したままとなっている場合は記録
媒体の装着の有無に応じて警告の表示を行う状態にはな
らないが、全ての記録媒体が、故障や記録禁止の設定状
態、記録空き領域が無い、等の理由から記録不可能な状
態であったならば、上記の実施形態と同様の効果が得ら
れるのは言うまでも無い。
【0368】また、画像処理装置100に記録媒体20
0或いは210が、単数或いは複数の任意の個数接続可
能な構成であっても構わない。
【0369】また、画像処理装置100に記録媒体20
0及び210が装着される構成として説明したが、記録
媒体は単数或いは複数の何れの組み合わせの構成であっ
ても、勿論問題無い。
【0370】また、上記の実施形態では、撮像レンズの
変更可能な光学系の条件として、焦点距離の変更の場合
について説明したが、これに限らず、光学系の条件とし
ては、レンズの交換、絞りの変更、フォーカス位置の変
更、シャッタースピードの変更等も含まれ、このような
光学系の条件の変更に対しても、本発明は同様に適用可
能である。
【0371】また、複数の画像を関連付ける例としてパ
ノラマ画像の合成について説明したが、画素ずらしを行
いながら複数の画像を撮像し、これらの画像から高解像
度の画像を合成する場合にも、本発明は適用可能であ
る。
【0372】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0373】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0374】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0375】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0376】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0377】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0378】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パノラマ画像の撮影中に、電子カメラ等の画像処理装置
の使用者が撮影レンズの焦点距離を切り替えたり、或い
はズーミングを行ったりした場合、複数枚撮影した画像
を組み合わせてパノラマ画像を作成する際に、焦点距離
の違いを補正するために余分な補正演算を行う必要があ
り、画質が著しく低下することが多いという従来の問題
点を解決することができる。
【0379】また、撮影レンズの焦点距離を切り替えた
り、或いはズーミングを行ったりしたために、それぞれ
撮影した画像の構図が個々に著しく異なる場合、合成し
たパノラマ画像の外形が撮影した画像毎に大きく異なっ
て段付きとなってしまうという従来の問題点を解決する
ことができる。
【0380】さらに、パノラマ撮影の途中で、撮影レン
ズの焦点距離切り替えがパノラマ撮影に不適当な側に切
り替わっているのに気付いた場合、或いはズームレンズ
のズーム位置がパノラマ撮影に不適当な位置にあること
に気付いた場合、パノラマ撮影のために複数枚の撮影を
行っている途中であるにも関わらず、撮影レンズの焦点
距離を切り替えたり、或いはズーミングを行ったりして
前述の問題点を引き起こしてしまうことが起こり易いと
いう従来の問題点を解決することができる。
【0381】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる画像処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図2A】画像処理装置の動作を示す主ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図2B】画像処理装置の動作を示す主ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図3A】画像処理装置の動作を示す主ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図3B】画像処理装置の動作を示す主ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図4】画像処理装置の動作を示す主ルーチンのフロー
チャートである。
【図5】測距・測光処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図6】撮影処理ルーチンのフローチャートである。
【図7】表示画像処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図8】圧縮処理ルーチンのフローチャートである。
【図9】パノラマ撮影モード設定画面の説明図である。
【図10】水平パノラマモード初期画面の説明図であ
る。
【図11】垂直パノラマモード初期画面の説明図であ
る。
【図12】2×2パノラマモード撮影画面の説明図であ
る。
【図13】2×2パノラマモード撮影画面の説明図であ
る。
【図14】水平パノラマモード撮影画面の説明図であ
る。
【図15】垂直パノラマモード撮影画面の説明図であ
る。
【図16A】第2の実施形態の主ルーチンのフローチャ
ートである。
【図16B】第2の実施形態の主ルーチンのフローチャ
ートである。
【図17A】第2の実施形態の主ルーチンのフローチャ
ートである。
【図17B】第2の実施形態の主ルーチンのフローチャ
ートである。
【図18】第2の実施形態の主ルーチンのフローチャー
トである。
【符号の説明】
14 撮像素子 16 A/D変換器 18 タイミング発生回路 20 画像処理回路 22 メモリ制御回路 24 画像表示メモリ 26 D/A変換器 28 画像表示部 30 メモリ 32 画像圧縮・伸長回路 48 フラッシュ 50 システム制御回路 52 メモリ 54 表示部 56 不揮発性メモリ 60 モードダイアルスイッチ 62 シャッタースイッチSW1 64 シャッタースイッチSW2 66 選択/切替スイッチ 68 決定/実行スイッチ 70 操作部 72 圧縮モードスイッチ 74 ズームスイッチWIDE 76 ズームスイッチTELE 80 電源制御手段 82 コネクタ 84 コネクタ 86 電源手段 90 インタフェース 92 コネクタ 94 インタフェース 96 コネクタ 98 記録媒体着脱検知手段 100 画像処理装置 104 光学ファインダ 106 レンズマウント 110 通信手段 112 コネクタ(またはアンテナ) 120 インタフェース 122 コネクタ 124 レンズ着脱検知手段 126 レンズ着脱スイッチ 200 記録媒体 202 記録部 204 インタフェース 206 コネクタ 210 記録媒体 212 記録部 214 インタフェース 216 コネクタ 300 レンズユニット 306 レンズマウント 310 撮影レンズ 312 シャッター 320 インタフェース 322 コネクタ 340 露光制御手段 342 測距制御手段 344 ズーム制御手段 350 レンズシステム制御回路

Claims (75)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像した複数枚の静止画像及び/又は動
    画像を記憶手段に記憶する機能を有する画像処理装置で
    あって、 光学系の条件を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段
    と、 該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記
    憶する記憶手段と、 前記撮像レンズの光学系の条件を変更する指示を出力す
    る光学系の条件変更指示手段と、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記光学系
    の条件変更指示手段から前記撮像レンズの光学系の条件
    を変更する指示があった際に、前記撮像レンズの光学系
    の条件変更動作を禁止する様に制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記光学系の条件とは、前記撮像レンズ
    の焦点距離であることを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の画像を関連付けるとは、複数
    の画像からパノラマ画像を合成することであることを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の画像は、画素ずらしを行って
    撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 撮像した複数枚の静止画像及び/又は動
    画像を記憶手段に記憶する機能を有する画像処理装置で
    あって、 光学系の条件を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段
    と、 該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記
    憶する記憶手段と、 前記撮像レンズの光学系の条件を変更する指示を出力す
    る光学系の条件変更指示手段と、 外部に所定の情報を表示する表示手段と、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記光学系
    の条件変更指示手段から前記撮像レンズの光学系の条件
    を変更する指示があった際に、前記表示手段により警告
    情報を表示する様に制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記光学系の条件とは、前記撮像レンズ
    の焦点距離であることを特徴とする請求項5に記載の画
    像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の画像を関連付けるとは、複数
    の画像からパノラマ画像を合成することであることを特
    徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の画像は、画素ずらしを行って
    撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項5に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 撮像した複数枚の静止画像及び/又は動
    画像を記憶手段に記憶する機能を有する画像処理装置で
    あって、 光学系の条件を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段
    と、 該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記
    憶する記憶手段と、 前記撮像レンズの光学系の条件を変更する指示を出力す
    る光学系の条件変更指示手段と、 外部に所定の情報を表示する表示手段と、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記光学系
    の条件変更指示手段から前記撮像レンズの光学系の条件
    を変更する指示があった際に、前記表示手段により警告
    情報を表示すると共に前記撮像レンズの光学系の条件変
    更動作を禁止する様に制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記光学系の条件とは、前記撮像レン
    ズの焦点距離であることを特徴とする請求項9に記載の
    画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項9に記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 撮像した複数枚の静止画像及び/又は
    動画像を記憶手段に記憶する機能を有する画像処理装置
    であって、 光学系の条件を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段
    と、 該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記
    憶する記憶手段と、 前記撮像レンズの光学系の条件を変更する指示を出力す
    る光学系の条件変更指示手段と、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記光学系
    の条件変更指示手段から前記撮像レンズの光学系の条件
    を変更する指示があった際に、新たな関連付けられた複
    数の画像の撮像動作と記憶動作とを開始する様に制御す
    る制御手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記光学系の条件とは、前記撮像レン
    ズの焦点距離であることを特徴とする請求項13に記載
    の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項13に記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項13に記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 撮像した複数枚の静止画像及び/又は
    動画像を記憶手段に記憶する機能を有する画像処理装置
    であって、 光学系の条件を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段
    と、 該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記
    憶する記憶手段と、 前記撮像レンズの光学系の条件を変更する指示を出力す
    る光学系の条件変更指示手段と、 外部に所定の情報を表示する表示手段と、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記光学系
    の条件変更指示手段から前記撮像レンズの光学系の条件
    を変更する指示があった際に、前記表示手段により警告
    情報を表示した後に、新たな関連付けられた複数の画像
    の撮像動作と記憶動作とを開始する様に制御する制御手
    段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記光学系の条件とは、前記撮像レン
    ズの焦点距離であることを特徴とする請求項17に記載
    の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項17に記載の画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項17に記載の画像処理装置。
  21. 【請求項21】 撮像した複数枚の静止画像及び/又は
    動画像を記憶手段に記憶する機能を有する画像処理装置
    であって、 光学系の条件を変更可能な撮像レンズを備える撮像手段
    と、 該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記
    憶する記憶手段と、 前記撮像レンズの光学系の条件を変更する指示を出力す
    る光学系の条件変更指示手段と、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像の撮像を開始する前に、前記撮像レン
    ズの光学系の条件を初期値に設定する様に制御する制御
    手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  22. 【請求項22】 前記光学系の条件とは、前記撮像レン
    ズの焦点距離であることを特徴とする請求項21に記載
    の画像処理装置。
  23. 【請求項23】 前記初期値は、前記撮像レンズの広角
    側の焦点距離であることを特徴とする請求項22に記載
    の画像処理装置。
  24. 【請求項24】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項21に記載の画像処理装置。
  25. 【請求項25】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項21に記載の画像処理装置。
  26. 【請求項26】 光学系の条件を変更可能な撮像レンズ
    を備える撮像手段と、該撮像手段により撮像された複数
    の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レン
    ズの光学系の条件を変更する指示を出力する光学系の条
    件変更指示手段とを備える画像処理装置を制御するため
    の画像処理装置の制御方法であって、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記光学系
    の条件変更指示手段から前記撮像レンズの光学系の条件
    を変更する指示があった際に、前記撮像レンズの光学系
    の条件変更動作を禁止することを特徴とする画像処理装
    置の制御方法。
  27. 【請求項27】 前記光学系の条件とは、前記撮像レン
    ズの焦点距離であることを特徴とする請求項26に記載
    の画像処理装置の制御方法。
  28. 【請求項28】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項26に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  29. 【請求項29】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項26に記載の画像処理装置の制御方法。
  30. 【請求項30】 光学系の条件を変更可能な撮像レンズ
    を備える撮像手段と、該撮像手段により撮像された複数
    の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レン
    ズの光学系の条件を変更する指示を出力する光学系の条
    件変更指示手段と、外部に所定の情報を表示する表示手
    段とを備える画像処理装置を制御するための画像処理装
    置の制御方法であって、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記光学系
    の条件変更指示手段から前記撮像レンズの光学系の条件
    を変更する指示があった際に、前記表示手段により警告
    情報を表示することを特徴とする画像処理装置の制御方
    法。
  31. 【請求項31】 前記光学系の条件とは、前記撮像レン
    ズの焦点距離であることを特徴とする請求項30に記載
    の画像処理装置の制御方法。
  32. 【請求項32】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項30に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  33. 【請求項33】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項30に記載の画像処理装置の制御方法。
  34. 【請求項34】 光学系の条件を変更可能な撮像レンズ
    を備える撮像手段と、該撮像手段により撮像された複数
    の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レン
    ズの光学系の条件を変更する指示を出力する光学系の条
    件変更指示手段と、外部に所定の情報を表示する表示手
    段とを備える画像処理装置を制御するための画像処理装
    置の制御方法であって、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記光学系
    の条件変更指示手段から前記撮像レンズの光学系の条件
    を変更する指示があった際に、前記表示手段により警告
    情報を表示すると共に前記撮像レンズの光学系の条件変
    更動作を禁止することを特徴とする画像処理装置の制御
    方法。
  35. 【請求項35】 前記光学系の条件とは、前記撮像レン
    ズの焦点距離であることを特徴とする請求項34に記載
    の画像処理装置の制御方法。
  36. 【請求項36】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項34に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  37. 【請求項37】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項34に記載の画像処理装置の制御方法。
  38. 【請求項38】 光学系の条件を変更可能な撮像レンズ
    を備える撮像手段と、該撮像手段により撮像された複数
    の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レン
    ズの光学系の条件を変更する指示を出力する光学系の条
    件変更指示手段とを備える画像処理装置を制御するため
    の画像処理装置の制御方法であって、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記光学系
    の条件変更指示手段から前記撮像レンズの光学系の条件
    を変更する指示があった際に、新たな関連付けられた複
    数の画像の撮像動作と記憶動作とを開始することを特徴
    とする画像処理装置の制御方法。
  39. 【請求項39】 前記光学系の条件とは、前記撮像レン
    ズの焦点距離であることを特徴とする請求項38に記載
    の画像処理装置の制御方法。
  40. 【請求項40】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項38に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  41. 【請求項41】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項38に記載の画像処理装置の制御方法。
  42. 【請求項42】 光学系の条件を変更可能な撮像レンズ
    を備える撮像手段と、該撮像手段により撮像された複数
    の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レン
    ズの光学系の条件を変更する指示を出力する光学系の条
    件変更指示手段と、外部に所定の情報を表示する表示手
    段とを備える画像処理装置を制御するための画像処理装
    置の制御方法であって、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記光学系
    の条件変更指示手段から前記撮像レンズの光学系の条件
    を変更する指示があった際に、前記表示手段により警告
    情報を表示した後に、新たな関連付けられた複数の画像
    の撮像動作と記憶動作とを開始することを特徴とする画
    像処理装置の制御方法。
  43. 【請求項43】 前記光学系の条件とは、前記撮像レン
    ズの焦点距離であることを特徴とする請求項42に記載
    の画像処理装置の制御方法。
  44. 【請求項44】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項42に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  45. 【請求項45】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項42に記載の画像処理装置の制御方法。
  46. 【請求項46】 光学系の条件を変更可能な撮像レンズ
    を備える撮像手段と、該撮像手段により撮像された複数
    の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レン
    ズの光学系の条件を変更する指示を出力する光学系の条
    件変更指示手段とを備える画像処理装置を制御するため
    の画像処理装置の制御方法であって、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像の撮像を開始する前に、前記撮像レン
    ズの光学系の条件を初期値に設定することを特徴とする
    画像処理装置の制御方法。
  47. 【請求項47】 前記光学系の条件とは、前記撮像レン
    ズの焦点距離であることを特徴とする請求項46に記載
    の画像処理装置の制御方法。
  48. 【請求項48】 前記初期値は、前記撮像レンズの広角
    側の焦点距離であることを特徴とする請求項47に記載
    の画像処理装置の制御方法。
  49. 【請求項49】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項46に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  50. 【請求項50】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項46に記載の画像処理装置の制御方法。
  51. 【請求項51】 光学系の条件を変更可能な撮像レンズ
    を備える撮像手段と、該撮像手段により撮像された複数
    の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レン
    ズの光学系の条件を変更する指示を出力する光学系の条
    件変更指示手段とを備える画像処理装置を制御する制御
    プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログ
    ラムが、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記光学系
    の条件変更指示手段から前記撮像レンズの光学系の条件
    を変更する指示があった際に、前記撮像レンズの光学系
    の条件変更動作を禁止する工程のコードを具備すること
    を特徴とする記憶媒体。
  52. 【請求項52】 前記光学系の条件とは、前記撮像レン
    ズの焦点距離であることを特徴とする請求項51に記載
    の記憶媒体。
  53. 【請求項53】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項51に記載の記憶媒体。
  54. 【請求項54】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項51に記載の記憶媒体。
  55. 【請求項55】 光学系の条件を変更可能な撮像レンズ
    を備える撮像手段と、該撮像手段により撮像された複数
    の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レン
    ズの光学系の条件を変更する指示を出力する光学系の条
    件変更指示手段と、外部に所定の情報を表示する表示手
    段とを備える画像処理装置を制御する制御プログラムを
    格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記光学系
    の条件変更指示手段から前記撮像レンズの光学系の条件
    を変更する指示があった際に、前記表示手段により警告
    情報を表示する工程のコードを具備することを特徴とす
    る記憶媒体。
  56. 【請求項56】 前記光学系の条件とは、前記撮像レン
    ズの焦点距離であることを特徴とする請求項55に記載
    の記憶媒体。
  57. 【請求項57】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項55に記載の記憶媒体。
  58. 【請求項58】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項55に記載の記憶媒体。
  59. 【請求項59】 光学系の条件を変更可能な撮像レンズ
    を備える撮像手段と、該撮像手段により撮像された複数
    の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レン
    ズの光学系の条件を変更する指示を出力する光学系の条
    件変更指示手段と、外部に所定の情報を表示する表示手
    段とを備える画像処理装置を制御する制御プログラムを
    格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記光学系
    の条件変更指示手段から前記撮像レンズの光学系の条件
    を変更する指示があった際に、前記表示手段により警告
    情報を表示すると共に前記撮像レンズの光学系の条件変
    更動作を禁止する工程のコードを具備することを特徴と
    する記憶媒体。
  60. 【請求項60】 前記光学系の条件とは、前記撮像レン
    ズの焦点距離であることを特徴とする請求項59に記載
    の記憶媒体。
  61. 【請求項61】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項59に記載の記憶媒体。
  62. 【請求項62】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項59に記載の記憶媒体。
  63. 【請求項63】 光学系の条件を変更可能な撮像レンズ
    を備える撮像手段と、該撮像手段により撮像された複数
    の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レン
    ズの光学系の条件を変更する指示を出力する光学系の条
    件変更指示手段とを備える画像処理装置を制御する制御
    プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログ
    ラムが、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記光学系
    の条件変更指示手段から前記撮像レンズの光学系の条件
    を変更する指示があった際に、新たな関連付けられた複
    数の画像の撮像動作と記憶動作とを開始する工程のコー
    ドを具備することを特徴とする記憶媒体。
  64. 【請求項64】 前記光学系の条件とは、前記撮像レン
    ズの焦点距離であることを特徴とする請求項63に記載
    の記憶媒体。
  65. 【請求項65】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項63に記載の記憶媒体。
  66. 【請求項66】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項63に記載の記憶媒体。
  67. 【請求項67】 光学系の条件を変更可能な撮像レンズ
    を備える撮像手段と、該撮像手段により撮像された複数
    の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レン
    ズの光学系の条件を変更する指示を出力する光学系の条
    件変更指示手段と、外部に所定の情報を表示する表示手
    段とを備える画像処理装置を制御する制御プログラムを
    格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記光学系
    の条件変更指示手段から前記撮像レンズの光学系の条件
    を変更する指示があった際に、前記表示手段により警告
    情報を表示した後に、新たな関連付けられた複数の画像
    の撮像動作と記憶動作とを開始する工程のコードを具備
    することを特徴とする記憶媒体。
  68. 【請求項68】 前記光学系の条件とは、前記撮像レン
    ズの焦点距離であることを特徴とする請求項67に記載
    の記憶媒体。
  69. 【請求項69】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項67に記載の記憶媒体。
  70. 【請求項70】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項67に記載の記憶媒体。
  71. 【請求項71】 光学系の条件を変更可能な撮像レンズ
    を備える撮像手段と、該撮像手段により撮像された複数
    の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、前記撮像レン
    ズの光学系の条件を変更する指示を出力する光学系の条
    件変更指示手段とを備える画像処理装置を制御する制御
    プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログ
    ラムが、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像の撮像を開始する前に、前記撮像レン
    ズの光学系の条件を初期値に設定する工程のコードを具
    備することを特徴とする記憶媒体。
  72. 【請求項72】 前記光学系の条件とは、前記撮像レン
    ズの焦点距離であることを特徴とする請求項71に記載
    の記憶媒体。
  73. 【請求項73】 前記初期値は、前記撮像レンズの広角
    側の焦点距離であることを特徴とする請求項72に記載
    の記憶媒体。
  74. 【請求項74】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項71に記載の記憶媒体。
  75. 【請求項75】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項71に記載の記憶媒体。
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