JPH11346143A - リングオッシレータの制御回路及び制御方法 - Google Patents

リングオッシレータの制御回路及び制御方法

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JPH11346143A
JPH11346143A JP10152728A JP15272898A JPH11346143A JP H11346143 A JPH11346143 A JP H11346143A JP 10152728 A JP10152728 A JP 10152728A JP 15272898 A JP15272898 A JP 15272898A JP H11346143 A JPH11346143 A JP H11346143A
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conductivity type
type transistor
ring oscillator
drain
gate
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JP10152728A
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Tadashi Onodera
忠 小野寺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体製造プロセスの影響を受けることなく
常に安定した動作を可能にするリングオッシレータの制
御回路を提供する。 【解決手段】 リングオッシレータの二つのバイアスレ
ベル制御素子TRP11〜TRP13、TRN11〜T
RN13を制御することにより、前記リングオッシレー
タの動作温度に応じて、前記リングオッシレータの発振
周波数OSCを制御するリングオッシレータの制御回路
において、弱反転動作領域で動作する第1のカレントミ
ラー回路1を設け、この第1のカレントミラー回路1か
ら前記温度に依存した制御電圧Vgateを取り出し、
この電圧Vgateで前記リングオッシレータの発振周
波数OSCを制御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リングオッシレー
タの制御回路及び制御方法に係わり、特に、SDRAM
等の高速動作用の半導体メモリ装置のセルフリフレッシ
ュ用として用いられる発振回路の発振周波数の制御回路
との制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、シンクロナスDRAMやラムバス
DRAM等の高速動作メモリが使用されているが、高速
動作に伴ってジャンクション温度も上昇し、これに伴い
データ保持時間も短くなり、従って、リフレッシュ周期
を短くしている。具体的には、リード/ライト動作は最
小サイクルで行われるためジャンクション温度は100
℃以上に上昇するのに対して、セルフリフレッシュ動作
中はデータ保持の為の最小限のリフレッシュしか行わな
いので、ジャンクション温度は周囲温度とほぼ等しい。
リード/ライト動作からセルフリフレッシュ動作に移行
した直後はジャンクション温度は100℃以上であるが
移行後十分に時間が経った後は温度は確実に下がる。し
かし、データ保持時間を保証するためにはあくまでワー
ストのジャンクション温度を想定しなければならず、こ
の為には内部のリフレッシュ周期を短くする、即ち、オ
シレータ周期を短くする必要があり、このため、データ
保持電流が増加するという欠点があった。
【0003】このような問題を解決するために、特開平
7−141865号公報「発振回路および半導体記憶回
路」が提案されている。しかし、上記したものは、半導
体製造プロセスの影響を受けやすく、常に安定した動作
を保証できるものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、特に、半導体製造プロセ
スの影響を受けることなく常に安定した動作を可能にす
る新規なリングオッシレータの制御回路及び制御方法を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本発明に係わるリ
ングオッシレータの制御回路の第1態様は、リングオッ
シレータの二つのバイアスレベル制御素子を制御するこ
とにより、前記リングオッシレータの動作温度に応じ
て、前記リングオッシレータの発振周波数を制御するリ
ングオッシレータの制御回路において、弱反転動作領域
で動作するカレントミラー回路を設け、このカレントミ
ラー回路から前記温度に依存した制御電圧を取り出し、
この電圧で前記リングオッシレータの発振周波数を制御
することを特徴とするものであり、又、第2態様は、前
記カレントミラー回路は、ゲートとドレインとが接続さ
れソースが第1の電源に接続される第1の第1導電型ト
ランジスタと、ゲートが前記第1の第1導電型トランジ
スタのゲートに接続され、ソースが第1の抵抗器を介し
て前記第1の電源に接続された第2の第1導電型のトラ
ンジスタと、ソースが第2の電源に接続されドレインが
前記第1の第1導電型トランジスタのドレインに接続さ
れる第1の第2導電型トランジスタと、ゲートとドレイ
ンとが接続されると共に、このゲートが前記第1の第2
導電型トランジスタのゲートに接続され、ソースが第2
の電源に接続されドレインが前記第2の第1導電型トラ
ンジスタのドレインに接続される第2の第2導電型トラ
ンジスタと、前記第2の第2導電型トランジスタと共に
カレントミラー回路を構成する第3の第2導電型トラン
ジスタと、前記第3の第2導電型トランジスタのドレイ
ンと第1の電源との間に設けられた第2の抵抗器とから
なり、前記第3の第2導電型トランジスタのドレインか
ら前記制御電圧を取り出すことを特徴とするものであ
り、又、第3態様は、前記ゲートとドレインが接続され
ソースが第1の電源に接続される第3の第1導電型トラ
ンジスタと、ゲートが前記第3の第1導電型トランジス
タのゲートに接続され、ソースが前記第1の電源に接続
された第4の第1導電型のトランジスタと、前記第2の
電源にドレインが接続され前記第3の第1導電型トラン
ジスタのドレインにソースが接続され、ゲートに前記カ
レントミラー回路からの制御電圧が導かれる第5の第1
導電型トランジスタと、ソースが前記第2の電源に接続
され、ゲートとドレインが接続されドレインが前記第4
の第1導電型トランジスタのドレインに接続される第4
の第2導電型トランジスタとからなり、この第4の第2
導電型トランジスタのドレインが前記インバータの二つ
のバイアスレベル制御素子の一方のバイアスレベルを制
御し、前記第4の第1導電型トランジスタのゲートが前
記インバータの他方のバイアスレベルを制御することを
特徴とするものであり、又、第4態様は、前記第5の第
1導電型トランジスタのソースと第3の第1導電型トラ
ンジスタのドレインとの間には第3の抵抗器が設けられ
ていることを特徴とするものであり、又、第5態様は、
前記第2の電源と前記第3の第1導電型トランジスタの
ドレインとの間には第4の抵抗器が設けられていること
を特徴とするものである。
【0006】又、本発明に係るリングオッシレータの制
御方法の第1態様は、リングオッシレータの二つのバイ
アスレベル制御素子を制御することで、前記リングオッ
シレータの動作温度に応じて、前記リングオッシレータ
の発振周波数を制御するリングオッシレータの制御方法
において、前記制御電圧は、弱反転動作領域で動作する
第1のカレントミラー回路から前記温度に依存した制御
電圧を取り出す第1ステップと、前記取り出された制御
電圧をトランジスタを介して第2のカレントミラー回路
に導く第2のステップと、前記第2のカレントミラー回
路の出力で前記二つのバイアスレベル制御素子の一方の
バイアスレベルを制御すると共に、前記第2のカレント
ミラー回路に接続される第3のカレントミラー回路で他
方のバイアスレベルを制御する第3のステップと、を含
むことを特徴とするものであり、又、第2態様は、前記
第1のカレントミラー回路は、弱反転動作領域で動作せ
しめることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係わるリングオッシレー
タの制御回路は、リングオッシレータの二つのバイアス
レベル制御素子を制御することにより、前記リングオッ
シレータの動作温度に応じて、前記リングオッシレータ
の発振周波数を制御するリングオッシレータの制御回路
において、弱反転動作領域で動作するカレントミラー回
路を設け、このカレントミラー回路から前記温度に依存
した制御電圧を取り出し、この電圧で前記リングオッシ
レータの発振周波数を制御するように構成したから、前
記第1のカレントミラー回路から取り出される制御電圧
は、温度Tと、カレントミラー回路のゲート幅W、ゲー
ト長L、このカレントミラー回路に用いられる抵抗器の
抵抗値R1,R2のみの関数になる。
【0008】従って、製造プロセスによるパラメータを
含まないから、温度のみに依存する制御電圧を得ること
ができ、この為、温度に応じたオッシレータの発振周波
数を得ることができる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明に係わるリングオッシレータ
の制御回路とその制御方法の具体例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は、本発明に係わるリングオッ
シレータの制御回路の具体例を示す回路図であって、図
1には、リングオッシレータの二つのバイアスレベル制
御素子TRP11〜TRP13、TRN11〜TRN1
3を制御することにより、前記リングオッシレータの動
作温度に応じて、前記リングオッシレータの発振周波数
OSCを制御するリングオッシレータの制御回路におい
て、弱反転動作領域で動作するカレントミラー回路1を
設け、このカレントミラー回路1から前記温度に依存し
た制御電圧Vgateを取り出し、この電圧Vgate
で前記リングオッシレータの発振周波数OSCを制御す
ることを特徴とするリングオッシレータの制御回路が示
されており、又、前記カレントミラー回路1は、ゲート
とドレインとが接続されソースが第1の電源2に接続さ
れる第1の第1導電型トランジスタN1と、ゲートが前
記第1の第1導電型トランジスタN1のゲートに接続さ
れ、ソースが第1の抵抗器R1を介して前記第1の電源
2に接続された第2の第1導電型のトランジスタN2
と、ソースが第2の電源3に接続されドレインが前記第
1の第1導電型トランジスタN1のドレインに接続され
る第1の第2導電型トランジスタP1と、ゲートとドレ
インとが接続されると共に、このゲートが前記第1の第
2導電型トランジスタP1のゲートに接続され、ソース
が第2の電源3に接続されドレインが前記第2の第1導
電型トランジスタN2のドレインに接続される第2の第
2導電型トランジスタP2と、前記第2の第2導電型ト
ランジスタP2と共にカレントミラー回路を構成する第
3の第2導電型トランジスタP3と、前記第3の第2導
電型トランジスタP3のドレインと第1の電源2との間
に設けられた第2の抵抗器R2とからなり、前記第3の
第2導電型トランジスタP3のドレインから前記制御電
圧Vgateを取り出すことを特徴とするリングオッシ
レータの制御回路が示されており、又、前記ゲートとド
レインとが接続されソースが第1の電源2に接続される
第3の第1導電型トランジスタTRN2と、ゲートが前
記第3の第1導電型トランジスタTRN2のゲートに接
続され、ソースが前記第1の電源2に接続された第4の
第1導電型のトランジスタTRN3と、前記第2の電源
3にドレインが接続され前記第3の第1導電型トランジ
スタTRN2のドレインにソースが接続され、ゲートに
前記カレントミラー回路1からの制御電圧Vgateが
導かれる第5の第1導電型トランジスタTRN1と、ソ
ースが前記第2の電源3に接続され、ゲートとドレイン
とが接続されドレインが前記第4の第1導電型トランジ
スタTRN3のドレインに接続される第4の第2導電型
トランジスタTRP1とからなり、この第4の第2導電
型トランジスタTRP1のドレインが前記インバータの
二つのバイアスレベル制御素子の一方の制御素子TRP
11〜TRP13を制御し、前記第4の第1導電型トラ
ンジスタTRN3のゲートが前記インバータの他方の制
御素子TRN11〜TRN13を制御することを特徴と
するリングオッシレータの制御回路が示されている。
【0010】したがって、トランジスタTRN2,TR
N3,TRP1もまたカレントミラー回路を構成してい
る。以下に、本発明を更に詳細に説明する。本発明は、
CMOSインバータで構成されるオシレータにおいて周
期を決定するトランジスタのゲートレベル(TRP1
1,TRP12,TRP13及びTRN11,N12,
N13に入力するゲートレベル)を温度に応じて制御す
ることにより、特に、DRAMのセルフリフレッシュ時
のリフレッシュ周期を温度に応じて可変にするようにし
ている。
【0011】具体的には、図1に示すPbias、Nb
ias発生部4において、抵抗R3に並列にトランジス
タTRN1を設け、このトランジスタTRN1の制御電
圧Vgateを温度が高い場合は高く、温度が低い場合
は低くするようにコントロールする。この時、抵抗R3
とトランジスタTRN1のオン抵抗による合成抵抗は温
度が高いときは低く、温度が低いときは高くなる。合成
抵抗の大小はPbias、Nbias発生部4の出力電
圧の大小を決定するので、結果的にオシレータ部5の周
期は制御電圧Vgateのレベルによって決定されるこ
とになる。
【0012】制御電圧Vgateはカレントミラー回路
1からなるVgate発生部で生成される。これはワイ
ドミラーのカレントミラー回路及び抵抗負荷からなる。
制御電圧Vgateは温度に対してリニアな特性を有
し、且つ、理論的に抵抗、トランジスタのサイズ比のみ
で出力電圧が決まり、閾値や層抵抗等プロセス条件の変
動に対して安定なことがわかっている。
【0013】従って、プロセス条件に依存せず、温度に
対してのみ依存する制御電圧を使ってオシレータの周期
に温度依存を持たせることが可能になる。本発明は、V
gate発生部(第1のカレントミラー回路)1、Pb
ias、Nbias発生部(第2のカレントミラー回
路)4、オシレータ部5の3つの部分から構成されてい
る。次に、Vgate発生部1の動作を説明する。トラ
ンジスタN1、N2を弱反転領域動作(閾値以下での動
作)とした場合、「IEEE,Journal of
Solid State Circuit,Vol.s
c−12 No3,pp.224−231,June,
1977」に示される弱反転動作を示す電流式が成り立
ち、出力電圧Vgateは図中のP1,P2,P3のサ
イズを全て同じとした場合、以下のように表示される。
【0014】
【数1】
【0015】ここで、WはトランジスタN1,N2のゲ
ート幅 LはトランジスタN1,N2のゲート長 R1,R2は抵抗R1,R2の抵抗値である。 このように制御電圧Vgateは物性定数、抵抗比、ト
ランジスタN1,N2のサイズ比だけで決まり、プロセ
ス条件には左右されず、温度に対してのみ1次の依存を
持つようになっている。
【0016】例として、N2/N1=10、R2/R1
=20とおいたときのVgateの変動量は約0.4V
/100℃である。次に、Pbias、Nbias発生
部4について説明する。制御電圧Nbiasの発生は図
2に示すように抵抗R3とトランジスタTRN1のオン
抵抗の合成抵抗による負荷直線とトランジスタTRN2
のゲート・ドレインショート時の電流電圧特性(トラン
ジスタTRN2は飽和領域動作なので電圧に対して2次
の傾きを持つ)の交点から求められる。この時、流れる
電流がIbiasである。また、トランジスタTRN3
のサイズがトランジスタTRN2のサイズに等しい場
合、カレントミラー回路を構成するから、トランジスタ
TRN2を流れる電流とトランジスタTRN3を流れる
電流とが等しくなる。又、図3に示すトランジスタTR
P1のゲート・ドレインショート時の電流電圧特性にお
いて、流れる電流Ibiasに対応する電流Pbias
が決定される。尚、図3中における電流の向きはトラン
ジスタTRP1のソース側に向かう方向を(+)にとっ
てある。
【0017】次に、オシレータ部5について説明する。
これは同業者にはよく知られている構成であるが、重要
なのはトランジスタTRP11〜TRP13及びTRN
11〜TRN13の電流能力をトランジスタTRP21
〜TRP23及びTRN21〜TRN23に比べて小さ
くとることにより、周期及び消費電流の決定をトランジ
スタTRP11〜TRP13及びTRN11〜TRN1
3が行う点である。これらトランジスタのゲート・ソー
ス間電圧VGSが小さい時(即ち、Nbiasが低く、
Pbiasが高い)オシレータ周期は長く、逆の時、オ
シレータ周期は短い。
【0018】本具体例の動作を図2及び図3を用いて更
に詳しく説明する。Nbiasは前述したように図2中
の抵抗R3とトランジスタTRN1のオン抵抗の合成抵
抗による負荷直線とトランジスタTRN2のゲート・ド
レインショート時の電流電圧特性(トランジスタTRN
2は飽和領域動作なので電圧に対して2次の傾きを持
つ)の交点から求められる。ここで温度が高くなると制
御電圧Vgateのレベルが上がるので負荷直線の傾き
はきつくなる。その結果、交点のレベルは高い側にシフ
トするので制御電圧Nbiasのレベルは高くなる。ま
た、電流Ibiasも大きくなる。このため図2より、
電流Ibiasの増加に伴い制御電圧Pbiasのレベ
ルが下がる。従って、オシレータ周期は短くなる。
【0019】逆に温度が低くなった場合、制御電圧Vg
ateのレベルが下がるので抵抗R3とトランジスタT
RN1のオン抵抗の合成抵抗による負荷直線の傾きは緩
くなる。このため、交点のレベルは低い側にシフトする
ので制御電圧Nbiasのレベルは低くなる。また、電
流Ibiasも小さくなる。その結果、図2より、電流
Ibiasの減少に伴い制御電圧Pbiasのレベルが
上がり、オシレータ周期は長くなる。
【0020】なお、図5に示すように、第5の第1導電
型トランジスタTRN1のソースと第3の第1導電型ト
ランジスタTRN2のドレインとの間には第3の抵抗器
R4を設けるように構成しても良いし、図4に示すよう
に、抵抗器R3を設けなくても本発明の目的が達せられ
る。なお、本発明の他の応用例として、トランジスタT
RN1の代わりにPCHトランジスタを使うと高い温度
でオシレータの周期を長くする設定も可能である。(温
度変動による合成抵抗の負荷直線の傾きの変動方向が逆
になる)更に、オシレータだけに使うことに限定せず、
Vgate発生部1、Pbias、Nbias発生部4
のみで温度依存を持つ電圧源や温度センサを構成しても
よい。
【0021】
【発明の効果】本発明に係るリングオシレータの制御回
路とその制御方法は上述のように構成したので、プロセ
ス条件に依存せず、温度にのみ依存する制御電圧を利用
することにより、オシレータの周期に任意の温度依存を
持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリングオッシレータの制御回路の
回路図である。
【図2】本発明の動作を説明する図である。
【図3】本発明の動作を説明する図である。
【図4】本発明の他の具体例を示す回路図である。
【図5】本発明の他の具体例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 Vgate発生部(カレントミラー回路) 2 第1の電源 3 第2の電源 4 Pbias、Nbias発生部 5 オッシレータ部 TRN11〜TRN13 バイアスレベル制御素子 TRP11〜TRP13 バイアスレベル制御素子 N1 第1の第1導電型トランジスタ N2 第2の第1導電型トランジスタ TRN2 第3の第1導電型トランジスタ TRN3 第4の第1導電型トランジスタ TRN1 第5の第1導電型トランジスタ P1 第1の第2導電型トランジスタ P2 第2の第2導電型トランジスタ P3 第3の第2導電型トランジスタ TRP1 第4の第2導電型トランジスタ R1、R2、R3 抵抗器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リングオッシレータの二つのバイアスレ
    ベル制御素子を制御することにより、前記リングオッシ
    レータの動作温度に応じて、前記リングオッシレータの
    発振周波数を制御するリングオッシレータの制御回路に
    おいて、 弱反転動作領域で動作するカレントミラー回路を設け、
    このカレントミラー回路から前記温度に依存した制御電
    圧を取り出し、この電圧で前記リングオッシレータの発
    振周波数を制御することを特徴とするリングオッシレー
    タの制御回路。
  2. 【請求項2】 前記カレントミラー回路は、 ゲートとドレインとが接続されソースが第1の電源に接
    続される第1の第1導電型トランジスタと、ゲートが前
    記第1の第1導電型トランジスタのゲートに接続され、
    ソースが第1の抵抗器を介して前記第1の電源に接続さ
    れた第2の第1導電型のトランジスタと、ソースが第2
    の電源に接続されドレインが前記第1の第1導電型トラ
    ンジスタのドレインに接続される第1の第2導電型トラ
    ンジスタと、ゲートとドレインとが接続されると共に、
    このゲートが前記第1の第2導電型トランジスタのゲー
    トに接続され、ソースが第2の電源に接続されドレイン
    が前記第2の第1導電型トランジスタのドレインに接続
    される第2の第2導電型トランジスタと、前記第2の第
    2導電型トランジスタと共にカレントミラー回路を構成
    する第3の第2導電型トランジスタと、前記第3の第2
    導電型トランジスタのドレインと第1の電源との間に設
    けられた第2の抵抗器とからなり、前記第3の第2導電
    型トランジスタのドレインから前記制御電圧を取り出す
    ことを特徴とする請求項1記載のリングオッシレータの
    制御回路。
  3. 【請求項3】 ゲートとドレインとが接続されソースが
    第1の電源に接続される第3の第1導電型トランジスタ
    と、ゲートが前記第3の第1導電型トランジスタのゲー
    トに接続され、ソースが前記第1の電源に接続された第
    4の第1導電型のトランジスタと、前記第2の電源にド
    レインが接続され前記第3の第1導電型トランジスタの
    ドレインにソースが接続され、ゲートに前記カレントミ
    ラー回路からの制御電圧が導かれる第5の第1導電型ト
    ランジスタと、ソースが前記第2の電源に接続され、ゲ
    ートとドレインとが接続されドレインが前記第4の第1
    導電型トランジスタのドレインに接続される第4の第2
    導電型トランジスタとからなり、この第4の第2導電型
    トランジスタのドレインが前記インバータの二つのバイ
    アスレベル制御素子の一方の制御素子を制御し、前記第
    4の第1導電型トランジスタのゲートが前記インバータ
    の他方の制御素子を制御することを特徴とする請求項2
    記載のリングオッシレータの制御回路。
  4. 【請求項4】 前記第5の第1導電型トランジスタのソ
    ースと第3の第1導電型トランジスタのドレインとの間
    には第3の抵抗器が設けられていることを特徴とする請
    求項3記載のリングオッシレータの制御回路。
  5. 【請求項5】 前記第2の電源と前記第3の第1導電型
    トランジスタのドレインとの間には第4の抵抗器が設け
    られていることを特徴とする請求項3又は4記載のリン
    グオッシレータの制御回路。
  6. 【請求項6】 リングオッシレータの二つのバイアスレ
    ベル制御素子を制御することで、前記リングオッシレー
    タの動作温度に応じて、前記リングオッシレータの発振
    周波数を制御するリングオッシレータの制御方法におい
    て、 前記制御電圧は、弱反転動作領域で動作する第1のカレ
    ントミラー回路から前記温度に依存した制御電圧を取り
    出す第1ステップと、 前記取り出された制御電圧をトランジスタを介して第2
    のカレントミラー回路に導く第2のステップと、 前記第2のカレントミラー回路の出力で前記二つのバイ
    アスレベル制御素子の一方の制御素子を制御すると共
    に、前記第2のカレントミラー回路に接続される第3の
    カレントミラー回路で他方の制御素子を制御する第3の
    ステップと、 を含むことを特徴とするリングオッシレータの制御方
    法。
  7. 【請求項7】 前記第1のカレントミラー回路は、弱反
    転動作領域で動作せしめることを特徴とする請求項6記
    載のリングオッシレータの制御方法。
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