JPH11345689A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH11345689A
JPH11345689A JP10151447A JP15144798A JPH11345689A JP H11345689 A JPH11345689 A JP H11345689A JP 10151447 A JP10151447 A JP 10151447A JP 15144798 A JP15144798 A JP 15144798A JP H11345689 A JPH11345689 A JP H11345689A
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JP
Japan
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light
organic
electrode
phototransistor
layer
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JP10151447A
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English (en)
Inventor
Kazuhito Sato
和仁 佐藤
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高コントラスト比の光アドレス指定による表
示装置を提供する。 【解決手段】 基板10上に、互いにほぼ平行な複数の
導光路14と、前記各導光路14の一端にある有機EL
素子1Aと、前記導光路14上に前記導光路14と交差
する複数のデータ電極15と、を設ける。さらに、前記
導光路14と前記複数のデータ電極15との交点には、
アドレス指定光が前記導光路14を介して入射されると
応答するフォトトランジスタと、フォトトランジスタの
応答により前記データ電極15の電圧がアノード電極1
7に印加され、カソード電極19との電位差により有機
EL層18が発光する有機EL素子1Bが設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光を用いたアドレ
ス指定により所定の有機エレクトロルミネッセンス画素
が電気エネルギーを光に変換することにより画像を表示
する、光アドレス指定による表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画素としてエレクトロルミネッセンス
(EL)特性を有する有機EL表示パネルを有する表示
装置は、液晶の透過光を利用して画像を表示する液晶表
示素子と比較して、画素そのものの発光により直接画像
を表示するため、高視野角などの優れた特性を発揮する
と期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画素数
が多くなるにしたがい高デューティ駆動を行うと、クロ
ストークが発生してコントラスト比が低く、表示特性が
低いという問題がある。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するため、高
デューティ駆動においても高コントラスト比で表示でき
る表示装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、基板上に互いにほぼ平行に
複数設けられた導光路と、前記各導光路の一端にそれぞ
れ設けられたアドレス指定光源と、前記導光路上に前記
導光路と交差するように設けられた複数のデータ電極
と、前記導光路と前記複数のデータ電極との交点に設け
られて、前記アドレス指定光源から発せられたアドレス
指定光により応答するフォトトランジスタと、前記フォ
トトランジスタ上に設けられる接続電極と、前記接続電
極上に設けられた前記接続電極の幅より広い幅を有する
透明電極と前記透明電極上に設けられた電界発光層と前
記電界発光層上に設けられた背面電極とからなる電界発
光素子と、を有することを特徴とする。
【0006】この請求項1記載の発明によれば、アドレ
ス指定光源からアドレス指定光が照射されない場合、背
面電極とデータ電極との間に電位差が生じてもフォトト
ランジスタが高抵抗であるので電界発光素子の電界発光
層は発光せず、アドレス指定光源からのアドレス指定光
を導光路を介してフォトトランジスタに入射すると、フ
ォトトランジスタのスイッチによりデータ電極からの電
圧が透明電極に印加することができ、背面電極との電位
差により電界発光層が発光することができる。このよう
に光スイッチにより高コントラスト比でアクティブ駆動
できる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の接
続電極が前記電界発光層の発光を遮光する性質を有する
ことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明によれば、電界発光素
子からの発光がフォトトランジスタを応答する波長域を
含む場合に、この発光によるフォトトランジスタの誤作
動を防止することができる。
【0009】請求項3記載の発明は、データ電極がフォ
トトランジスタを応答する波長域の光を遮光する性質を
有することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明によれば、データ電極
がフォトトランジスタを応答する波長域の光を遮光する
性質を有するので、フォトトランジスタを応答する波長
域を含む外光がフォトトランジスタに入射することを防
止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実
施の形態の有機EL表示装置の構成を示すブロック図で
ある。図示するように、この有機EL表示装置は、有機
ELパネル1と、コントローラ2と、選択ドライバ3
と、データドライバ4とから構成される。
【0012】有機ELパネル1は、導光路を通じて導い
た光によって光アドレス方式により画像をm×nドット
でマトリクス表示する自発光表示素子であり、選択ドラ
イバ3及びデータドライバ4からの信号によって駆動さ
れる。図2は、有機ELパネル1の構成を示す平面図、
図3は、図2のK−K線断面図である。
【0013】図示するように、有機ELパネル1は、光
アドレス部Ad及び表示部Dpに分けられる。有機EL
パネル1の基板10は、透明のガラス又は樹脂によって
構成されており、その上に行方向に互いに平行に複数の
導光路14が形成されている。導光路14は、酸化亜鉛
と酸化インジウムの絶縁性化合物によって形成される。
導光路14は、基板10の部分より光の屈折率が高く、
光アドレス部Adの有機EL素子1Aが発した光を、基
板10との界面で反射させながら表示部Dpに導く。
【0014】光アドレス部Adの基板10上には、各導
光路14に対応して有機EL素子1Aが設けられてい
る。有機EL素子1Aは、基板10の側から順次積層さ
れて形成されたアノード電極11と、有機EL層12
と、カソード電極13とからなる。
【0015】複数のアノード電極11は、各導光路14
上にそれぞれ対応して形成され、2000 程度の厚さ
でシート抵抗が8〜10Ω程度のITO(Indium Tin O
xide)やIn2O3(ZnO)x(x>0)等の可視光に対して十
分な透過性を示す材料からなり、選択ドライバ3からの
選択信号が印加される。
【0016】有機EL層12は、複数のアノード電極1
1上に跨って形成されており、カソード電極13側に形
成された電子輸送性発光層とアノード電極11側に形成
された正孔輸送層の2層構造によって構成される。電子
輸送性発光層は、ビス(10−ヒドロキシベンゾ[h]
キノリン)化ベリリウムからなり、正孔輸送層は、N,
N’−ジ(α−ナフチル)−N,N’−ジフェニル−
1,1’−ビフェニル−4,4’−ジアミンからなる。
【0017】カソード電極13は、有機EL層12上
を、複数の導光路14を跨ぐように形成され、有機EL
層12の電子輸送性発光層に電子を注入する機能を有す
る厚さが例えば3000〜5000 程度のMg、Mg
Ag、MgIn、Al、Al−Li等の金属から形成さ
れている。またカソード電極13は、コントローラ2か
らの信号電圧Vcomにより接地されている。
【0018】アノード電極11とカソード電極13との
間に電圧が印加されると、有機EL層12内部に電流が
流れ、正孔と電子とが再結合することによって励起され
たエネルギーを電子輸送性発光層が吸収することによっ
て発光する。なお、有機EL層12は、電子輸送性発光
層の材料としてBebq2を用いていることにより、緑
色の光を発するものである。
【0019】表示部Dpの基板10上には、複数のデー
タ電極15が、互いに行方向の導光路14と直交する列
方向に対して平行に形成されている。データ電極15
は、Ag、Au、Alの単体もしくはこれら単体を含む
合金などからなる、シート抵抗が低く、後述するフォト
トランジスタ16をスイッチする波長域の光に対し不透
明な金属によって構成されている。データ電極15に
は、データドライバ4からの信号が供給され、後述する
フォトトランジスタ16のコレクタに接続される電極と
して用いられる。
【0020】フォトトランジスタ16は、データ電極1
5上にデータ電極15に沿って形成され、図4に示すよ
うに、下から高濃度N型半導体層16a、低濃度N型半
導体層16b、イントリンシックSi層16c、高濃度
P型半導体層16d、イントリンシックSi層16e及
び高濃度N型半導体層16fがプラズマCVD法によっ
て積層されたNPN型のバイポーラトランジスタを構成
している。
【0021】高濃度N型半導体層16aは、フォトトラ
ンジスタ16のコレクタとなり、例えば5(nm)の層厚
を有する。低濃度N型半導体層16bは、ドープされた
不純物が高濃度N型半導体層16aよりも低濃度である
半導体層であり、例えば5(nm)の層厚を有する。イント
リンシックSi層16cは、例えば200〜700(n
m)の層厚を有する。高濃度P型半導体層16dは、フ
ォトトランジスタ16のベースとなり、例えば20(n
m)の層厚を有する。イントリンシックSi層16e
は、例えば20(nm)の層厚を有する。高濃度N型半導
体層16fは、例えば70(nm)の層厚を有する。
【0022】フォトトランジスタ16の上には、フォト
トランジスタ16のエミッタに接続される電極20が、
フォトトランジスタ16に沿って形成されている。そし
てフォトトランジスタ16の周囲には、後述する有機E
L素子1Bの発光する波長域に対して透過性を示す透明
絶縁膜28が設けられている。
【0023】電極20上及び透明絶縁膜28上には、m
×nのマトリクス状に配置された矩形の有機EL素子1
Bが設けられている。有機EL素子1Bは、下から可視
光に対して十分な透過性を示すITO(Indium Tin Oxi
de)やIn2O3(ZnO)x(x>0)等からなる矩形のアノー
ド電極17と、複数のアノード電極17に跨って形成さ
れた1枚の有機EL層18と、複数のアノード電極17
に跨ぐように有機EL層18上に形成された1枚のカソ
ード電極19とから構成される。各有機EL素子1Bは
発光領域を正孔を注入するアノード電極17の形状によ
り設定され、アノード電極17の列方向の幅は電極20
の列方向の幅より広く設定されている、このアノード電
極17は有機EL素子1Aのアノード電極11と一括し
て同一工程で形成され、有機EL層18は有機EL素子
1Aの有機EL層12と一括して同一工程で形成され、
カソード電極19は有機EL素子1Aのカソード電極1
3と一括して同一工程で形成される。従って、それぞれ
の構成、特性は有機EL素子1Aのものと同一である。
また、カソード電極19はコントローラ2からの信号電
圧Vcomにより接地されている。
【0024】フォトトランジスタ16において、ベース
である高濃度P型半導体層16dに励起光が照射される
ことによって高濃度P型半導体層16d内にキャリアが
発生してエネルギー障壁が減少し、コレクタ−エミッタ
間が低抵抗化し、コレクタ−エミッタ間に所定の電圧が
印加されるとコレクタ−エミッタ間に電流が流れる。こ
れにより、カソード電極19及びアノード電極17間に
所定の電位差が発生し、有機EL層12にも電流が流
れ、有機EL素子1Bの有機EL層18が発光する。一
方、ベースに励起光が照射されていないときは、ベース
にエネルギー障壁があるため、コレクタ−エミッタ間が
高抵抗であるため、カソード電極19及びアノード電極
17間の電位差は実質的になく、有機EL層18は発光
しない。フォトトランジスタ16は、図5に示すような
静特性を示し、コレクタ−エミッタ間電圧が所定値以上
となると、コレクタ−エミッタ間電流が飽和するように
設定されている。
【0025】また、データ電極15の取り出し端子、光
アドレス部Adの有機EL素子1Aのアノード電極11
の取り出し端子及びカソード電極13の取り出し端子、
並びに表示部Dpの有機EL素子1Bのカソード電極1
9の取り出し端子を除いて、透明樹脂からなる封止部材
29によって封止されている。そして、この封止部材2
9の上に、コントラスト比を高くするためにブラックマ
スク30が設けられている。
【0026】上記のように構成された有機ELパネル1
の1画素分の等価回路図を図6に示す。図示するよう
に、有機ELパネル1の1画素は、カソード電極19が
接地された有機EL素子1Bと、エミッタが有機EL素
子1Bのアノード電極17に接続され、コレクタがデー
タ電極15に接続されて正電位又は0(V)の画像デー
タ電圧Vdataが印加され、ベースに有機EL素子1Aか
らの励起光が入射することによってコレクタ−エミッタ
間電圧に応じてコレクタ−エミッタ間に電流が流れるフ
ォトトランジスタ16とから構成されるものとなる。
【0027】図1のコントローラ2は、外部から供給さ
れたビデオ信号中の輝度信号に基づいて2階調の画像信
号IMGを抽出し、データドライバ4に供給する。また
コントローラ2は、ビデオ信号中の水平同期信号及び垂
直同期信号に基づいて、選択ドライバ3を制御するため
の選択制御信号SCONT、及びデータドライバ4を制
御するためのデータ制御信号DCONTを生成し、生成
された選択制御信号SCONT及びデータ制御信号DC
ONTを、画像信号IMGの出力タイミングに合わせ
て、それぞれ所定タイミングで選択ドライバ3あるいは
データドライバ4に供給する。
【0028】選択ドライバ3は、コントローラ2から供
給された選択制御信号SCONTに従って、0(V)か
ら負電位の間の非選択状態の信号と一定の正電位の選択
状態の信号のいずれからからなる選択信号Y1〜Ynを
出力し、光アドレス部Adの有機EL素子1Aのアノー
ド電極11に印加する。すなわち、選択信号Y1〜Yn
は、いずれか1つのみが排他的に選択状態の信号で正電
位となり、他は非選択状態の信号となり、選択制御信号
SCONTに応じて選択状態の信号がY1、Y2、Y3
・・・の順で有機ELパネル1に供給される。各選択信
号の選択期間は、(1フレーム期間÷n)となる。
【0029】データドライバ4は、コントローラ2から
供給されるデータ制御信号DCONTに従って、コント
ローラ2から供給された画像信号IMGを順次取り込
む。データドライバ4は、1行分の画像信号IMGを取
り込むと、コントローラ2から供給されたデータ制御信
号DCONTに従って、取り込んだ1行分の画像信号I
MGを所定のレベルに変換した駆動信号X1〜Xm(0
(V)または画像データ電圧Vdata(V))を表示部D
pのデータ電極15に印加する。
【0030】以下、この実施の形態の有機EL表示装置
の駆動動作について説明する。
【0031】1フレーム期間が開始する前の前のフレー
ム期間において、選択ドライバ3によって第q行が選択
されているとき(第q行の選択期間)に、データドライ
バ4は、コントローラ2から供給されるデータ制御信号
DCONTに従って第(q+1)行の画像信号IMGを
順次取り込んでいく。
【0032】前のフレーム期間が終了すると、コントロ
ーラ2は、選択ドライバ3に選択制御信号SCONTを
出力し、選択ドライバ3から第1行の選択信号Y1を正
電位とさせて出力させる。これにより、光アドレス部A
dの第1行の有機EL素子1Aに順バイアス電圧がかか
り、第1行の有機EL素子1Aがアドレス光を発する。
発光したアドレス光は、第1行の導光路14を通じて光
入射用開口部15aから第1行のフォトトランジスタ1
6に入射される。フォトトランジスタ16は、この光を
吸収することによってベースにキャリアを発生させる。
この発生したキャリアによってエネルギー障壁が取り除
かれ、第1行のフォトトランジスタ16が低抵抗化す
る。
【0033】選択ドライバ3が、上記のように第1行が
選択されているとき(第1行の選択期間)に、データド
ライバ4は、コントローラ2から供給されるデータ制御
信号DCONTに従って、前のフレームの第n行の選択
期間で取り込んだ第1行の画像信号IMGに対応する0
(V)または正電位の駆動信号X1〜Xmをデータ電極
15に出力する。このように第q行の選択期間におい
て、データドライバ4は、第q行に駆動信号X1〜Xm
を出力するとともにコントローラ2から供給されるデー
タ制御信号DCONTに従って第(q+1)行の画像信
号IMGを順次取り込んでいく。
【0034】次に、第1行の選択期間が終了すると、コ
ントローラ2は、選択ドライバ3に選択制御信号SCO
NTを出力し、選択ドライバ3から第2行の選択信号Y
2を正電位とさせて出力させる。これにより、光アドレ
ス部Adの第2行の有機EL素子1Aに順バイアス電圧
がかかり、第2行の有機EL素子1Aがアドレス光を発
する。発光したアドレス光は、第2行の導光路14を通
じて光入射用開口部15aから第2行のフォトトランジ
スタ16に入射される。フォトトランジスタ16は、こ
の光を吸収することによってベースにキャリアを発生さ
せる。この発生したキャリアによってエネルギー障壁が
取り除かれ、第2行のフォトトランジスタ16が低抵抗
化する。
【0035】選択ドライバ3が、上記のように第2行が
選択されているとき(第2行の選択期間)に、データド
ライバ4は、コントローラ2から供給されるデータ制御
信号DCONTに従って、第1行の選択期間で取り込ん
だ第2行の画像信号IMGに対応する0(V)または正
電位の駆動信号X1〜Xmをデータ電極15に出力す
る。この第2行の選択期間において、データドライバ4
は、また、コントローラ2から供給されるデータ制御信
号DCONTに従って第3行の画像信号IMGを順次取
り込んでいく。
【0036】以下同様にして、選択ドライバ3は、順次
各行を選択していき、その選択期間中に前の行の選択期
間で取り込んだ当該行の画像信号IMGに対応する駆動
信号X1〜Xmをデータ電極15に出力していく。こう
して、1フレーム期間全体で1フレーム分の画像が有機
ELパネル1の表示部Dpに表示される。以下、上記の
駆動動作による表示部Dpの有機EL素子1Bの発光に
ついて、図7(A)、(B)を参照して説明する。な
お、ここでは、2行2列分の有機EL素子1Bの発光に
ついてのみ説明するものとし、この図中、上から第1行
及び第2行、左から第1列及び第2列と呼ぶものとす
る。そして、図示するように、各画素を画素1−1、画
素1−2、画素2−1、画素2−2と呼ぶこととする。
【0037】第1行の選択期間では、図7(A)に示す
ように、第1行の導光路14を通じて画素1−1及び画
素1−2に対応するフォトトランジスタ16に光が入射
する。これにより、画素1−1及び画素1−2に対応す
るフォトトランジスタ16が低抵抗化する。一方、第2
行の画素2−1及び画素2−2に対応するフォトトラン
ジスタ16には光が入射せず、フォトトランジスタ16
は高抵抗である。このとき、画像信号IMGに従って第
1列のデータ電極兼エミッタ電極15に0(V)を、第
2列のデータ電極15にVdata(V)をそれぞれデータ
ドライバ4から印加する。有機EL素子1Bのカソード
電極19には、0(V)が印加されているので、データ
電極15とカソード電極19との間の電圧は、画素1−
1では0(V)、画素1−2ではVdata(V)、画素2
−1では0(V)、画素2−2ではVdata(V)とな
る。
【0038】データ電極15とカソード電極19との間
の電圧がこのようになった場合、画素1−1及び画素2
−1に対応する有機EL素子1Bは、アノード電極17
とカソード電極19との間の電圧がいずれにしても0
(V)なので、発光しない。画素1−2対応するフォト
トランジスタ16が低抵抗となっているため、画素1−
2に対応する有機EL素子1Bのアノード電極17とカ
ソード電極19との間に電流が流れ、画素1−2に対応
する有機EL素子1Bが発光して基板10側に出射し表
示する。一方、画素2−2に対応するフォトトランジス
タ16が高抵抗となっているため、画素1−2に対応す
る有機EL素子1Bのアノード電極17とカソード電極
19との間に電圧Vdata(V)が分圧されず、電極間に
印加される電圧は、ほぼ0(V)もしくは有機EL素子
1Bの閾値未満の電圧値となる。このため、画素2−2
に対応する有機EL素子1Bは、意図しない電圧が印加
されて発光することがない。すなわち、クロストークの
発生がない。
【0039】第2行の選択期間では、図7(B)に示す
ように、第2行の導光路14を通じて画素2−1及び画
素2−2に対応するフォトトランジスタ16に光が入射
する。これにより、画素2−1及び画素2−2に対応す
るフォトトランジスタ16が低抵抗化する。一方、第1
行の画素1−1及び画素1−2に対応するフォトトラン
ジスタ16には光が入射せず、フォトトランジスタ16
は再び高抵抗となる。このとき、第1列データ電極15
にVdata(V)、第2列のデータ電極15に0(V)の
駆動信号を印加したとする。第1行の選択期間で発光し
ていた画素1−1、1−2に対応する有機EL素子1B
は、対応するフォトトランジスタ16が高抵抗となるこ
とによって発光しない。すなわち、意図しない電圧の印
加によって発光しない。このかわりに、対応するフォト
トランジスタ16が低抵抗となった画素2−1に対応す
る有機EL素子1Bが、電極間の電圧がほぼVdata
(V)となるために発光する。また、画素2−2に対応
する有機EL素子1Bは、対応するフォトトランジスタ
16が低抵抗であるが、アノード電極17とカソード電
極19との間に印加された電圧が0(V)であるので発
光しない。
【0040】以上説明したように、この実施の形態の有
機EL表示装置では、選択ドライバ3によって選択さ
れ、選択信号Y1〜Ynがアノード電極11に印加され
ると、有機EL素子1Aが発光する。この発光した光
は、対応する導光路14を通じて透明絶縁膜28からフ
ォトトランジスタ16に入射され、フォトトランジスタ
16のベースにキャリアが発生する。このため、データ
ドライバ4からデータ電極15に正電位のデータ信号X
1〜Xnが印加されると、フォトトランジスタ16に順
バイアス電圧がかかり、コレクタ−エミッタ間に電流が
流れる。そして、フォトトランジスタ16に接続された
有機EL素子1Bに電流が流れることによって発光す
る。一方、選択ドライバ3によって選択されていない有
機EL素子1Aは発光せず、対応するフォトトランジス
タ16のコレクタ−エミッタ間は高抵抗のままとなる。
このため、データドライバ4からデータ電極15に正電
位のデータ信号X1〜Xnが印加されても、有機EL素
子1Bに電圧が印加されない。従って、この実施の形態
の有機EL表示装置は、クロストークが発生しない高画
質の画像を表示することができる。
【0041】また、データドライバ4から出力する正電
位のデータ信号X1〜Xnは、フォトトランジスタ16
のエミッタ電流が飽和する領域にて駆動するものとして
いる。各フォトトランジスタ16の静特性にばらつきが
あっても、有機EL素子1Bを流れる飽和電流にばらつ
きはほとんど生じない。このため、図8に示すように選
択される有機EL素子1Bに流れるEL電流が一定であ
るので、フォトトランジスタ16の静特性のばらつきが
仮にあるにも関わらず、各有機EL素子1Bをほぼ同じ
輝度で発光させることができ、有機ELパネル1全体の
輝度を均一にすることができる。
【0042】また、この実施の形態の有機ELパネル1
では、画素に対応して設けられる有機EL素子1Bは、
フォトトランジスタ16に積層されて形成されている。
このため、各画素の有機EL素子1Bの周囲にアクティ
ブ素子を形成する必要がない。従って、この実施の形態
の有機EL表示装置に用いられている有機ELパネル1
は、画素の開口率が大きいものとなる。フォトトランジ
スタ16を励起する波長域を含む外光が基板10側から
フォトトランジスタ16に向けて入射してもデータ電極
15が遮光性の材料からなるためフォトトランジスタ1
6には入射されず、外光による誤作動を起こすことはな
い。
【0043】次に、有機ELパネル1の製造方法につい
て説明する。
【0044】まず、基板10上の不要部分にメタルマス
クをかぶせて、酸化亜鉛と酸化インジウムからなる化合
物をCVDやスパッタリングにより所定厚ほど被覆して
導光路14を形成する。続いて、基板10上にCrやA
gやCuなどを真空蒸着法により500 ほど積層させ
てから不要部分を取り除いたり、あるいは予め前記不要
部分にメタルマスクをかぶせた状態でCrやAgやCu
などを真空蒸着法により500 ほど積層させることに
より、導光路14に直交する複数のデータ電極15,1
5・・・を形成する。
【0045】次に、基板10上の導光路14と複数のデ
ータ電極15,15・・・との交点を含んだ所定領域以
外にメタルマスクをかぶせたのちに、各半導体層16a
〜16fを順次プラズマCVD法により作成し、続いて
CrやAgやCu、Alなどの単体またはこの単体を含
む合金を真空蒸着法により2000 ほど堆積させ、電
極20・・・を作成する。
【0046】次に、光アドレス部Adを形成する位置
と、データ電極15,15・・・と各半導体層16a〜
16fと電極20・・・と、を除いた基板10上の部分
に、透明絶縁膜28を、データ電極15の厚さとフォト
トランジスタ16の厚さと電極20の厚さとを足した厚
さほど塗布する。
【0047】次に、メタルマスクをかぶせて不要部を覆
い、酸素を加えた雰囲気下にてスパッタリングを行うこ
とにより、導光路14上の光アドレス部Adを形成する
位置と、及び表示部Dpを形成する位置と、に酸素雰囲
気中でITO(Indium Tin Oxide)又はIn2O3(ZnO)x
(x>0)を積層させ、アノード電極11,17を作成
する。
【0048】次に、メタルマスクを用いて、アノード電
極11,17上及び透明絶縁膜28上に有機EL層1
2,18を積層させ、続いて、AlやCrやAgやCu
などの金属単体又は合金を真空蒸着法により2000
ほど堆積させ、カソード電極13と、カソード電極1
9,19・・・とを作成する。
【0049】次に、形成された各構成部材を透明樹脂か
らなる封止部材29によって封止する。さらに封止部材
29の上にブラックマスク30を取り付けて、図3に示
す構造を有する有機ELパネル1を完成させる。
【0050】上述の構成を有する光アドレスによる有機
ELパネル1において、高濃度N型半導体層16fの上
には真空蒸着法により形成可能な金属薄膜製の電極20
を配置しており、また、電極20の上にアノード電極1
7を配置しているので、高濃度N型半導体層16fの表
面は、酸素雰囲気中で行われるアノード電極17製造工
程において露出されないので高濃度N型半導体層16f
の表面は酸化されずアノード電極17との導通不良を生
じない。また、有機EL層12,18の上に形成される
カソード電極13,19も真空蒸着法により形成可能な
金属薄膜なので、有機EL層12,18はアノード電極
11、17製造工程に起因する酸化による発光特性の低
下を生じない。
【0051】また、導光路14に酸化亜鉛と酸化インジ
ウムの絶縁性化合物を用いており、さらにはフォトトラ
ンジスタ16としてa−Siを用いているので、有機E
L素子1Bの微細構造化を比較的容易に行うことが可能
なため、同一表示面積においてより多くの画素を作成で
きる。従って、より分解能の高い画像を容易に得ること
ができる。
【0052】さらに、有機EL素子1Bの有機EL層1
8からの発光は、電極20により遮光されるため、有機
EL層18からの発光によりフォトトランジスタ16を
低抵抗化させることはないので、光アドレス指定による
有機ELパネル1の誤動作の原因となることはない。
【0053】また、上述した光アドレス指定による有機
ELパネル1によると、アノード電極11とアノード電
極17とは同時に形成され、続いて有機EL層12と有
機EL層18とは同時に形成され、さらに続いてカソー
ド電極13とカソード電極19とは同時に形成される。
そのため、有機EL素子1Aはアノード電極17と有機
EL層18とカソード電極19とを形成する工程により
形成されるので、製造工程を簡略化できる。
【0054】なお、導光路14の材料及び形成方法とし
ては、上述した材料及び方法に限られるものではなく、
基板10の内部にPb等のイオンをドーピングし、高温
雰囲気下においてPbを基板10表層に拡散させる方法
を用いてもよい。また、フォトトランジスタ16のかわ
りに、従来技術と同様の構造を有するフォトダイオード
を用いてもよい。さらに、有機EL素子1Bのカソード
電極19が有機EL層18の光に対し透過性があれば有
機EL素子1Bのカソード電極17、有機EL層18及
びアノード電極19とする逆順で表裏を反転するような
配置にしてアノード電極19を電極20に接続させ、さ
らにフォトトランジスタ16のエミッタ及びコレクタを
反転させた構造でもよい。同様に有機EL素子1Aのカ
ソード電極13、有機EL層12及びアノード電極11
を逆順で表裏を反転させた構造にしてもよい。また、有
機EL素子1A、1Bは同じ材料からなる有機EL層1
2、18からなるが、有機EL層材料又は印加電圧の制
御により互いに異なる波長域の光を発光するように設定
してもよい。この場合、有機EL層18が可視光を発光
し、有機EL層12が非可視光、例えば紫外線を発光す
るように設定し、フォトトランジスタ16はこの非可視
光に励起されて低抵抗化するように設定することが望ま
しい。さらに、可視光の光に対し表示に十分な程度に透
過性を示し、非可視光に対し少なくとも外部からの光の
うちの非可視光成分によりフォトトランジスタ16が低
抵抗化しない程度の不透過性を示す非可視光遮光部材を
基板10の表示部Dpのうち、フォトトランジスタ16
より視認する側に設けることが望ましい。
【0055】上記の実施の形態では、導光路14内にお
いて、アドレス光がより多く基板10との界面で反射す
るため、すなわち全反射の臨界角を小さくするために
は、基板10の屈折率n1と、導光路14の屈折率n2
は、n2 n1の関係になることが望ましい。すなわ
ち、この関係を満たすように、基板10と導光路14の
材料を選択することが望ましい。そして、アドレス光が
アノード電極11から導光路14に進行する際に透明電
極層11aと導光路14との界面での反射を抑制するた
めには、アノード電極11の屈折率n3が、n2 n3
あるいはn2≧n3の関係になることが望ましい。ま
た、導光路14をによって導かれたアドレス光が導光路
14に接するフォトトランジスタ16のエミッタ又はコ
レクタに効率よく入射するためには、透明絶縁膜28の
屈折率n4は、n2 n4あるいはn2≦n4の関係に
なることが望ましい。
【0056】上記の実施の形態では、フォトトランジス
タ16にはNPN型のものを用いたが、本発明ではPN
P型のフォトトランジスタを用いることもできる。また
上記の実施の形態では、有機EL素子1Bが発光/非発
光の2階調であったがデータ電極15に印加される電圧
を制御し3値以上の階調制御を行ってもよい。
【0057】上記の実施の形態では、1フレーム画像
は、選択ドライバ3により各導光路14毎に1回の選択
して行っていた。しかしながら、1フレームを複数のサ
ブフレームに分割して駆動する場合にも、上記の実施の
形態の有機EL表示装置を適用することができる。また
フォトトランジスタ16のコレクタ−エミッタ間電流
は、ベースに入射する光の強度(輝度×照射時間)によ
って増加するため、光アドレス部Adの有機EL素子1
Aの輝度を調整することによって、表示部Dpの有機E
L素子1Bの輝度を変化させることができる。
【0058】上記の実施の形態では、単色発光表示であ
ったが、表示部Dpの各画素が所定の順序で、赤
(R)、緑(G)、青(B)の3色を発することができ
るように有機EL層18に適用する材料を選ぶことによ
って、マルチカラー表示あるいはフルカラー表示を行う
ことも可能である。また、このように有機EL層18に
適用する材料を画素毎に変えるかわりに、所定の波長域
の光をR、G、Bの3色の光に変換する光変換層を用い
たり、R、G、Bの3色のカラーフィルタを用いてカラ
ー表示を行ってもよい。上記の実施の形態では、導光路
14から導かれた光を吸収してキャリアを発生するアク
ティブ素子としてa−Siからなるフォトトランジスタ
16を用いていた。しかしながら、本発明は、フォトダ
イオードなどの光を吸収してキャリアを発生させる性質
を有する他のアクティブ素子を使用した自発光表示素子
(装置)にも適用することができる。上記の実施の形態
では、本発明を有機EL層を発光層として用いた有機E
L表示素子(装置)に適用した場合について説明した。
しかしながら、本発明は、無機EL素子などの他の発光
素子を使用した自発光表示素子(装置)にも適用するこ
とができる。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、アドレス
指定光源からアドレス指定光が照射されない場合、背面
電極とデータ電極との間に電位差が生じてもフォトトラ
ンジスタが高抵抗であるので電界発光素子の電界発光層
は発光せず、アドレス指定光源からのアドレス指定光を
導光路を介してフォトトランジスタに入射すると、フォ
トトランジスタのスイッチによりデータ電極からの電圧
が透明電極に印加することができ、背面電極との電位差
により電界発光層が発光することができる。このように
光スイッチにより高コントラスト比でアクティブ駆動で
きる。また、請求項2記載の発明によれば、電界発光素
子からの発光がフォトトランジスタを応答する波長域を
含む場合に、この発光によるフォトトランジスタの誤作
動を防止することができる。さらに請求項3記載の発明
によれば、データ電極がフォトトランジスタを応答する
波長域の光を遮光する性質を有するので、フォトトラン
ジスタを応答する波長域を含む外光がフォトトランジス
タに入射することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態としての有機EL表示
装置の構造を示す回路図である。
【図2】図1の有機ELパネル1を示す平面図である。
【図3】図2の有機ELパネル1の構造を示す断面図で
ある。
【図4】図3のフォトトランジスタ16の構造を示す断
面図である。
【図5】図3のフォトトランジスタ16の飽和電流を示
す特性図である。
【図6】有機EL素子1Aと1画素に相当する有機EL
素子1Bの構成を示す回路図である。
【図7】(A)、(B)は、ともに有機EL表示装置の
駆動を示す図である。
【図8】有機EL素子1Bの輝度特性を示す図である。
【符号の説明】
1 有機ELパネル 10 ガラス基板(基板) 11、17 アノード電極 12、18 有機EL層 13、19 カソード電極 14 導光路 15 データ電極 16 フォトトランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に互いにほぼ平行に複数設けられた
    導光路と、 前記各導光路の一端にそれぞれ設けられたアドレス指定
    光源と、 前記導光路上に前記導光路と交差するように設けられた
    複数のデータ電極と、 前記導光路と前記複数のデータ電極との交点に設けられ
    て、前記アドレス指定光源から発せられたアドレス指定
    光により応答するフォトトランジスタと、 前記フォトトランジスタ上に設けられる接続電極と、 前記接続電極上に設けられた前記接続電極の幅より広い
    幅を有する透明電極と、前記透明電極上に設けられた電
    界発光層と、前記電界発光層上に設けられた背面電極
    と、からなる電界発光素子と、 を有することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】前記接続電極は、前記電界発光層の発光を
    遮光する性質を有することを特徴とする請求項1記載の
    表示装置。
  3. 【請求項3】前記データ電極は、前記フォトトランジス
    タを応答する波長域の光を遮光する性質を有することを
    特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
JP10151447A 1998-06-01 1998-06-01 表示装置 Pending JPH11345689A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2488193C1 (ru) * 2009-06-26 2013-07-20 Шарп Кабусики Кайся Фототранзистор и оснащенное им дисплейное устройство

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