JPH11345658A - 同軸コネクタ - Google Patents

同軸コネクタ

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JPH11345658A
JPH11345658A JP10165857A JP16585798A JPH11345658A JP H11345658 A JPH11345658 A JP H11345658A JP 10165857 A JP10165857 A JP 10165857A JP 16585798 A JP16585798 A JP 16585798A JP H11345658 A JPH11345658 A JP H11345658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
shell
coaxial cable
coaxial connector
coaxial
Prior art date
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Pending
Application number
JP10165857A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Yunoki
周一 柚木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH11345658A publication Critical patent/JPH11345658A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同軸ケーブルと同軸コネクタの接続時に、同
軸ケーブルが回転しないようにする。 【解決手段】 クランプ12の外周面には、突起31が
設けられ、シェル17の内周面には凹部32が設けられ
ている。締め付け金具A11をシェル17にねじ込んで
いくと、テーパリング18がシェル17の方向に移動
し、シェル17のテーパ部、及びテーパリング18のテ
ーパ部により、クランプ12が径方向に収縮し、同軸ケ
ーブル2のアルミパイプ21がクランプ12により押圧
される。このとき、クランプ12の外周面に設けられた
突起31が、シェル17の内周面に設けられた凹部32
と嵌合し、シェル17に対するクランプ12の回転が防
止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同軸コネクタに関し、
同軸コネクタと同軸ケーブルの接続時に、同軸ケーブル
が回転しないようにした同軸コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の同軸コネクタの断面図を
示している。EIAJ(Electronic Industries Associ
ation of Japan)規格準拠C14型同軸コネクタ1と同
軸ケーブル2(外部導体がアルミパイプ21の場合)を
接続する場合において、外部導体(アルミパイプ)21
の同軸コネクタ1への接続は、同軸コネクタ1の締め付
け金具A11を締め付けることにより、クランプ12が
内側へ収縮され、同軸ケーブル2の外部導体21が押圧
され、クランプ12と外部導体21が機械的に接続され
ることにより行われる。このとき、締め付け作業は、2
00kg・cm程度のトルクで締めることにより行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、締め付け
作業は、200kg・cm程度のトルクで締めることにより
行われるため、締め付け金具A11の回転と共に、クラ
ンプ12が回転し、同時に、クランプ12に押圧されて
いる同軸ケーブル2が回転する。その結果、同軸ケーブ
ル2のねじれ、配線フォーミングのくずれ等の現象が生
ずる場合ある課題があった。
【0004】同軸ケーブル2と同軸コネクタ1の接続時
に同軸ケーブル2が回転するのは、同軸コネクタ1が以
下のような構造を有しているからである。即ち、同軸ケ
ーブル2のアルミパイプ21をクランプ12に挿入し、
締め付け金具A11をシェル17にねじ込んでいくと、
テーパリング18がシェル17の方向へ移動し、シェル
17のテーパ部、及びテーパリング18のテーパ部によ
り、クランプ12が径方向に収縮し、アルミパイプ21
に押圧される。このとき、アルミパイプ21は強力な力
でクランプ12とのみ接続され、このクランプ12は、
シェル17およびテーパリング18と強力な力で接触
し、テーパリング18と締め付け金具A11間も同様に
強力な力で接触している。
【0005】ここで、締め付け作業時に、シェル17は
中継器に固定され、動かない(回転しない)が、締め付
け金具A11は回転している。このため、締め付け金具
A11とテーパリング18間の摩擦力により、テーパリ
ング18が締め付け金具A11の回転につられて回転す
る。そして、テーパリング18の回転により、同軸ケー
ブル2もテーパリング18の回転につられて回転する。
【0006】同軸ケーブル2が回転しないようにするた
めには、テーパリング18と締め付け金具A11間を潤
滑させるか、又は、クランプ12とシェル17間を機械
的にすべらせないようにする必要がある。
【0007】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、同軸コネクタと同軸ケーブルの接続時
に、同軸ケーブルが回転しないようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の同軸ケ
ーブルは、中継器と接続されるシェルと、同軸ケーブル
の外部導体を接続するクランプと、クランプを径方向に
収縮させるためのテーパリングと、テーパリングをシェ
ル方向に締め付け、クランプを径方向に収縮させる締め
付け金具とを有し、中継器と同軸ケーブルを接続する同
軸コネクタであって、クランプとシェルの間に、同軸コ
ネクタと同軸ケーブルの接続時に、外部導体を介してク
ランプと接続された同軸ケーブルが、シェルに対して回
転することを機械的に止める回転止め手段を備えること
を特徴とする。請求項2に記載の同軸ケーブルは、中継
器と接続されるシェルと、同軸ケーブルの外部導体を接
続するクランプと、クランプを径方向に収縮させるため
のテーパリングと、テーパリングをシェル方向に締め付
け、クランプを径方向に収縮させる締め付け金具とを有
し、中継器と同軸ケーブルを接続する同軸コネクタであ
って、クランプに突起を設け、シェルに突起と嵌合する
凹部を設けたことを特徴とする。また、突起は、クラン
プの外周面に設けられているようにすることができる。
また、凹部は、シェルの内周面に設けられているように
することができる。請求項5に記載の同軸コネクタは、
中継器と接続されるシェルと、同軸ケーブルの外部導体
を接続するクランプと、クランプを径方向に収縮させる
ためのテーパリングと、テーパリングをシェル方向に締
め付け、クランプを径方向に収縮させる締め付け金具と
を有し、中継器と同軸ケーブルを接続する同軸コネクタ
であって、クランプに凹部を設け、シェルに凹部と嵌合
する突起を設けたことを特徴とする。また、凹部は、ク
ランプの外周面に設けられているようにすることができ
る。また、突起は、シェルの内周面に設けられているよ
うにすることができる。本発明に係る同軸ケーブルにお
いては、クランプとシェルの間に設けられた回転止め手
段が、同軸コネクタと同軸ケーブルの接続時に、外部導
体を介してクランプと接続された同軸ケーブルが、シェ
ルに対して回転することを機械的に止める。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の同軸コネクタ1
の一実施の形態の構成例を示す断面図である。なお、図
3に示した従来の同軸コネクタと同一部分には同一の符
号を付し、適宜、その説明は省略する。
【0010】図1を参照して、その構成について説明す
る。同軸コネクタ1は、図示せぬ中継器と接続されるシ
ェル17、外部導体(アルミパイプ)21を接続するク
ランプ12、クランプ12を径方向に収縮させるための
テーパリング18、及び締め付け金具A11を有してい
る。
【0011】また、図1の拡大図に示すように、クラン
プ12の外周面には突起31が設けられ、それに対向す
るシェル17の内周面には凹部32が設けられている。
そして、突起31と凹部32は嵌合するようになされて
いる。
【0012】図2は、突起31を有するクランプ12の
詳細な構成例を示している。このように、この例の場
合、クランプ12の外周面には、4つの突起31が形成
されている。従って、シェル17の内周面には、同様に
4つの凹部32が形成されている。
【0013】次に、その動作について説明する。同軸ケ
ーブル2のアルミパイプ21をクランプ12に挿入し、
締め付け金具A11をシェル17にねじ込んでいく。こ
れにより、テーパリング18がシェル17の方向へ移動
し、シェル17のテーパ部、及びテーパリング18のテ
ーパ部により、クランプ12が径方向に収縮し、アルミ
パイプ21に押圧される。このとき、アルミパイプ21
は、強力な力でクランプ12とのみ接続される。また、
クランプ12は、シェル17のテーパ部、及びテーパリ
ング18のテーパ部と強力な力で接触する。さらに、テ
ーパリング18は、締め付け金具A11と強力な力で接
触している。
【0014】ここで、締め付け作業時に、シェル17は
中継器に固定されて動かない(回転しない)が、締め付
け金具A11は回転しているため、締め付け金具A11
とテーパリング18間の摩擦力により、テーパリング1
8が締め付け金具A11の回転につられて回転する。そ
して、テーパリング18が回転すると、テーパリング1
8とクランプ12の間の摩擦力により、クランプ12が
テーパリング18の回転につられて回転しようとする。
【0015】しかしながら、上記実施の形態において
は、図1の拡大図に示すように、クランプ12の外周面
に設けられた突起31が、シェル17の内周面に設けら
れた凹部32と嵌合し、シェル17に対してクランプ1
2が回転しないようになされている。従って、締め付け
作業時において、締め付け金具A11が回転しても、ク
ランプ2は回転しない。そのため、クランプ12に押圧
されている同軸ケーブル2も回転しない。
【0016】以上説明したように、クランプ12の外周
面に設けられた突起31と、シェル17の内周面に設け
られた凹部が嵌合していることにより、シェル17に対
してクランプ12が回転しないようにすることができ
る。これにより、締め付け作業時に、締め付け金具A1
1が回転することによる同軸ケーブル2の回転を防止す
ることができる。従って、同軸ケーブルのねじれや、配
線フォーミングの崩れ等の現象の発生を抑えることがで
きる。
【0017】なお、上記実施の形態においては、クラン
プ12に突起を設け、シェル17に凹部を設けるように
したが、クランプ12に凹部を設け、シェル17に突起
を設けるようにしてもよい。
【0018】また、上記実施の形態においては、クラン
プ12の外周面に突起を、また、シェル17の内周面に
凹部を設けるようにしたが、クランプ12のシェル17
と接するテーパ部に突起を設け、シェル17のテーパ部
に凹部を設けるようにしてもよい。あるいは、クランプ
12のテーパ部に凹部を設け、シェル17のテーパ部に
突起を設けるようにしてもよい。
【0019】また、上記実施の形態においては、クラン
プ12に設ける突起、及びシェル17に設ける凹部の数
をそれぞれ4としたが、これに限定されるものではな
い。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る同軸ケーブルによれば、同
軸コネクタと同軸ケーブルの接続時に、外部導体を介し
てクランプと接続された同軸ケーブルが回転しないよう
に、クランプとシェル間に、突起と凹部からなる機械的
な回転止め機構を設けるようにしたので、同軸ケーブル
と同軸コネクタの接続時の締め付け作業時に、締め付け
金具が回転しても、同軸ケーブルが回転しないようにす
ることができ、同軸ケーブルのねじれや、配線フォーミ
ングの崩れ等の現象が生じることを抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同軸コネクタの一実施の形態の構成例
を示す断面図である。
【図2】図1のクランプ12の詳細な構成例を示す図で
ある。
【図3】従来の同軸コネクタの一例の構成を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 同軸コネクタ 2 同軸ケーブル 11 締め付け金具A 12 クランプ 13 締め付け金具B 14 ガスケット 17 シェル 18 テーパリング 21 アルミパイプ 22 ケーブル外皮 31 突起 32 凹部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中継器と接続されるシェルと、同軸ケー
    ブルの外部導体を接続するクランプと、クランプを径方
    向に収縮させるためのテーパリングと、前記テーパリン
    グを前記シェル方向に締め付け、前記クランプを径方向
    に収縮させる締め付け金具とを有し、前記中継器と前記
    同軸ケーブルを接続する同軸コネクタであって、 前記クランプと前記シェルの間に、前記同軸コネクタと
    前記同軸ケーブルの接続時に、前記外部導体を介して前
    記クランプと接続された前記同軸ケーブルが、前記シェ
    ルに対して回転することを機械的に止める回転止め手段
    を備えることを特徴とする同軸コネクタ。
  2. 【請求項2】 中継器と接続されるシェルと、同軸ケー
    ブルの外部導体を接続するクランプと、クランプを径方
    向に収縮させるためのテーパリングと、前記テーパリン
    グを前記シェル方向に締め付け、前記クランプを径方向
    に収縮させる締め付け金具とを有し、前記中継器と前記
    同軸ケーブルを接続する同軸コネクタであって、 前記クランプに突起を設け、前記シェルに前記突起と嵌
    合する凹部を設けたことを特徴とする同軸コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記突起は、前記クランプの外周面に設
    けられていることを特徴とする請求項2に記載の同軸コ
    ネクタ。
  4. 【請求項4】 前記凹部は、前記シェルの内周面に設け
    られていることを特徴とする請求項2に記載の同軸コネ
    クタ。
  5. 【請求項5】 中継器と接続されるシェルと、同軸ケー
    ブルの外部導体を接続するクランプと、クランプを径方
    向に収縮させるためのテーパリングと、前記テーパリン
    グを前記シェル方向に締め付け、前記クランプを径方向
    に収縮させる締め付け金具とを有し、前記中継器と前記
    同軸ケーブルを接続する同軸コネクタであって、 前記クランプに凹部を設け、前記シェルに前記凹部と嵌
    合する突起を設けたことを特徴とする同軸コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記凹部は、前記クランプの外周面に設
    けられていることを特徴とする請求項5に記載の同軸コ
    ネクタ。
  7. 【請求項7】 前記突起は、前記シェルの内周面に設け
    られていることを特徴とする請求項5に記載の同軸コネ
    クタ。
JP10165857A 1998-06-01 1998-06-01 同軸コネクタ Pending JPH11345658A (ja)

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JP (1) JPH11345658A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101847787A (zh) * 2009-03-26 2010-09-29 安德鲁有限责任公司 内导体楔形连接耦合的同轴连接器
JP2017010827A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 ヒロセ電機株式会社 電気コネクタ
US9711888B2 (en) 2015-03-13 2017-07-18 3M Innovative Properties Company Cable assembly with connector and connector assembly

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