JPH11345653A - 電子部品の取付構造 - Google Patents

電子部品の取付構造

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JPH11345653A
JPH11345653A JP15146898A JP15146898A JPH11345653A JP H11345653 A JPH11345653 A JP H11345653A JP 15146898 A JP15146898 A JP 15146898A JP 15146898 A JP15146898 A JP 15146898A JP H11345653 A JPH11345653 A JP H11345653A
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JP
Japan
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electronic component
mounting surface
portions
mounting
mounting structure
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JP15146898A
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Takaki Sugiyama
貴己 杉山
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気接続箱等の取付面に対してリレーコネク
タ等の電子部品を容易に着脱できるとともに、部品コス
トを低減できる電子部品の取付構造を提供する。 【解決手段】 電子部品の取付構造10は、取付面11に立
設された立設部13,14と、リレーコネクタ12を係合する
係合手段20とを備える。係合手段20は、凸部24,25およ
び鍔部21,22が取付面11に対して平行に凹凸係合する。
立設部13は、立設部14に対して離れるように変形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品の取付構造
に係り、例えば自動車に搭載される電気接続箱に対して
リレーコネクタを容易に着脱できる電子部品の取付構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば自動車に搭載される電
気接続箱に対してリレーコネクタを取り付けるにあたっ
ては、電気接続箱に設けられた凹状の取付部にリレーコ
ネクタを挿入するとともに、リレーコネクタの外側面に
設けられた略L字状のロックアームを湾曲変形させて、
取付部に係合させる取付構造が広く用いられている。こ
の取付構造においては、作業者が手あるいは適宜な治具
を用いることによりロックアームを湾曲変形させ、これ
により電気接続箱からリレーコネクタを取り外すように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな取付構造においては、リレーコネクタの外形状が複
雑化するため、リレーコネクタの製造コストを高くする
という問題がある。本発明は、前述した問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的は電気接続箱等の取付面
に対してリレーコネクタ等の電子部品を容易に着脱でき
るとともに、部品コストを低減できる電子部品の取付構
造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、請求項1に記載したように、取付面
に電子部品を取り付けるために、前記取付面から離れる
方向に突出するとともに前記電子部品を挟むように配置
された一対の立設部と、前記各立設部に前記電子部品を
着脱可能に係合する係合手段とを備えた電子部品の取付
構造であって、前記係合手段が前記取付面と平行に凹凸
係合するとともに、前記各立設部のうちの一方が他方に
対して離れるように変形可能であることを特徴としてい
る。
【0005】ここで、各立設部としては、板状,棒状等
に形成しておけばよく、互いに同一形態,同一材質であ
る必要はない。これらの立設部は、取付面に対して一体
形成あるいは別体形成しておけばよく、取付面と別の材
質であってもよい。そして、各立設部のうちの一方が他
方に対して離れるように変形可能な構造としては、取付
面に設けられた凹部の底部から一方の立設部を突出させ
ることにより、他方の立設部よりも実質的な突出長さを
大きく設定しておく構造や、一方の立設部を他方の立設
部に比較して全体あるいは一部を薄肉形成しておく構造
等を採用できる。
【0006】また、係合手段としては、電子部品の側面
および立設部のうちの一方に爪部を設けておくとともに
他方に鍔部を設けておく構造を採用できる。そして、各
立設部にそれぞれ爪部および鍔部を設けておき、電子部
品における一対の側面にそれぞれ各立設部に対応するよ
うに鍔部および爪部を設けておいてもよい。
【0007】このように構成された電子部品の取付構造
においては、各立設部のうちの一方が他方から離れるよ
うに変形可能であるため、例えば取付面に対して電子部
品を斜めにして各立設部間に差し入れ、各立設部のうち
の他方に電子部品の一側面を係合させた後、取付面に対
して直立するように係合個所を支点として電子部品を回
動させれば、各立設部のうちの一方が電子部品に押圧さ
れて他方から離れるように変形し、次いで初期形状に復
帰して電子部品の他側面に係合する。この電子部品は、
各立設部のうちの一方を他方から離れるように変形させ
ることにより、容易に取付面から取り外される。
【0008】すなわち、このような電子部品の取付構造
においては、従来と同様に、各立設部を介して取付面に
対して、容易、かつ、迅速に着脱できることになる。そ
して、このように構成された電子部品の取付構造におい
ては、取付面と平行に凹凸係合するという極めて単純な
係合手段を採用できるため、従来に比較して電子部品の
外形状を簡素化でき、これにより前述した目的が達成さ
れる。
【0009】また、本発明は、請求項2に記載したよう
に、前記立設部のうちの一方が、前記取付面に設けられ
た凹部の底部に一体形成されていることを特徴としてい
る。ここで、凹部としては、棒状あるいは板状に形成さ
れた立設部に対応する穴あるいは溝等を例示でき、その
断面形状も略コ字状,略U字状,略V字状等を採用でき
る。
【0010】このような電子部品の取付構造において
は、立設部の実質的な突出寸法を大きくできるため、先
端部の変位量を大きくできることになる。すなわち、こ
の電子部品の取付構造においては、例えば立設部を薄肉
形成する場合に比較して、強度低下を伴うことなく所望
の効果を得られることになる。
【0011】さらに、本発明においては、請求項3に記
載したように、前記立設部のうちの一方に操作爪が設け
られていれば、電子部品の着脱作業を一層容易に行える
ことになる。
【0012】また、本発明は、請求項4に記載しよう
に、前記係合手段が、前記各立設部の対向面において前
記取付面と平行に連続する凸部と、前記凸部に対して摺
接しながら係合するように前記電子部品に設けられた鍔
部と、前記凸部および前記鍔部の相互係合状態を維持す
る維持手段とを備えていることを特徴としている。ここ
で、立設部としては、先端部に凸部が設けられた断面略
L字状の板状に形成しておけばよい。一方、電子部品と
しては、底部が断面略逆T字状となるように形成してお
けばよい。そして、維持手段としては、取付面,凸部,
鍔部のうちのいずれかに適宜なストッパを設けておく構
造を採用できる。
【0013】このような電子部品の取付構造において
は、凸部が取付面に対して平行に連続しているため、電
子部品を取付面に沿って移動させれば、電子部品を各立
設部間に配置できるとともに、維持手段により各立設部
間に維持できることになる。すなわち、この電子部品の
取付構造においては、立設部を湾曲変形させることな
く、電子部品を各立設部間に固定できるため、取付作業
を容易に行えることになる。換言すれば、この電子部品
の取付構造においては、各立設部近傍の形態や電子部品
の形状,大きさに応じて、立設部を変形させる取付方
法、あるいは取付面に沿って電子部品を移動させる取付
方法を適宜選択できることになり、従来のような画一的
な取付方法に限定される場合に比較して、作業性を大幅
に向上できることになる。
【0014】そして、本発明は、請求項5に記載したよ
うに、前記維持手段が、前記取付面および前記電子部品
の底面とのうちの一方に設けられた段差部と、前記取付
面および前記電子部品の底面とのうちの他方に設けられ
た突起部と、前記各立設部間から前記電子部品が抜け出
さないように設けられたストッパとを備え、前記段差部
および前記突起部が互いに傾斜面を介して乗り越えて係
合した位置において前記電子部品が前記ストッパにより
位置規制されることを特徴としている。
【0015】ここで、段差部としては突部,溝,穴,階
段状等に形成しておけばよく、突起部としては例えば断
面三角形の柱状や,球面に形成しておけばよい。このよ
うな電子部品の取付構造においては、各立設部間を通過
するように電子部品を取付面に沿って移動させ、段差部
および突起部を相互に係合させれば、これらの段差部,
突起部およびストッパにより、取付面に沿った電子部品
の移動が規制されることになる。すなわち、この電子部
品の取付構造においては、段差部および突起部が相互に
係合した位置から電子部品が取付面に沿って移動不可能
になるため、振動等によるガタが生じず、破損,動作不
良が生じ難いことになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、電子
部品の取付構造10は、自動車に搭載される電気接続箱の
取付面11に対してリレーコネクタ12を取り付けるため
に、取付面11から離れる方向(図中上方)に突出すると
ともにリレーコネクタ12を挟むように配置された一対の
立設部13,14と、各立設部13,14にリレーコネクタ12を
着脱可能に係合する係合手段20とを備えている。
【0017】リレーコネクタ12は略直方体形状とされ、
互いに離れる方向を向く一対の側面12A,12Bにそれぞ
れ略L字状の切欠15,15が対称に形成されている。従っ
て、このリレーコネクタ12は、これらの側面12A,12B
における底面12C側に鍔部21,22が設けられているとと
もに、鍔部22に対して交差する当接面23(一方のみ図
示)が設けられている。
【0018】立設部13,14は、取付面11に対して直交す
るとともに同一厚みを有する板状とされ、それぞれ厚み
方向に沿って平行に配置されている。ここで、立設部13
の基端は取付面11に接続されているのに対して、立設部
14の基端は取付面11に設けられた凹部16の底部に接続さ
れている。凹部16は、取付面11に沿うとともに立設部14
の面方向に沿う溝とされている。
【0019】これらの立設部13,14は、合成樹脂製の取
付面11に対して一体成形されているとともに、取付面11
から先端までの長さが同一に設定されている。そして、
立設部14は、基端が凹部16の底部に接続されているた
め、その実質的な突出寸法H1が立設部13の突出寸法H2よ
りも大きく設定されている。従って、立設部14は、先端
部が立設部13対して離れるように湾曲変形可能となって
いる(図中矢印A参照)。
【0020】係合手段20は、前述したリレーコネクタ12
の鍔部21,22と、各立設部13,14に設けられて鍔部21,
22に係合する凸部24,25と、鍔部21,22および凸部24,
25の相互係合状態を維持する維持手段30とを備えてい
る。凸部24,25は、各立設部13,14における対向面に突
設され、取付面11に対して平行に連続形成されている。
従って、各立設部13,14は、取付面11および凸部24,25
間に鍔部21,22を配置可能な断面略L字形状とされてい
る。
【0021】ここで、立設部14は、凸部25の稜線に沿っ
て面取部26が形成されているとともに、凸部24に対して
離れる方向(図中左方)に向かって操作爪27が設けられ
ている。操作爪27の上面には波状の凹凸が形成されてい
て、作業者が指等により立設部14を湾曲変形させるにあ
たって、滑り等が生じないようになっている。
【0022】維持手段30は、リレーコネクタ12の底面12
Cに設けられた段差部31と、取付面11に設けられた突起
部32と、リレーコネクタ12に設けられた当接面22とを含
んで構成されている。 段差部31および突起部32は、断
面直角三角形の柱状とされ、リレーコネクタ12および取
付面11に対して一体形成されている。これらの段差部31
および突起部32は、それぞれの傾斜面を介して互いに乗
り越えた後、相互係合するようになっている。当接面22
は、鍔部21,21および凸部23,24が互い長手方向に沿っ
て相対的に摺動しながら、段差部31および突起部32が互
いに乗り越えたときに、凸部24,25の長手方向端面に当
接するように設けられている。
【0023】次に、取付面11に対するリレーコネクタ12
の着脱手順を説明する。図2に示すように、取付面11に
リレーコネクタ12を取り付けるにあたっては、まず、側
面12Aが取付面11に対して所定の角度で向くようにリレ
ーコネクタ12を傾斜させ、鍔部21を取付面11と立設部13
の凸部24の間に挿入するとともに、当接面23を凸部24の
長手方向端面に当接させる(図2(A)参照)。
【0024】次いで、鍔部21を支点としてリレーコネク
タ12を回動させることにより、底面12Cを立設部14の凸
部25に押圧させる。立設部14は、リレーコネクタ12の底
面12Cが面取部26を介して凸部25を押圧するため、立設
部13に対して離れる方向(図中矢印C参照)に湾曲変形
し、鍔部22が取付面11と凸部25の間に配置された後に初
期形状に復帰する(図2(B)参照)。
【0025】この際、リレーコネクタ12は、鍔部21,22
が凸部24,25に係合しているため取付面11から離れない
ように位置決めされる。また、このリレーコネクタ12
は、当接面22が凸部24,25の長手方向端面に当接するこ
とにより、取付面11に沿って図中手前側に移動しないよ
うに位置決めされ、かつ、底面12Cに設けられた段差部
31および取付面11に設けられた突起部32が係合すること
により、取付面11に沿って図中奥行側に移動しないよう
に位置決めされる。
【0026】このようなリレーコネクタ12は、作業者が
指等により操作爪27を押し下げることにより、立設部14
を立設部13に対して離れる方向に湾曲変形させ、これに
より取付面11から取り外される。なお、図3に示すよう
に、この実施形態においては、立設部13,14を通過する
ように、リレーコネクタ12を取付面11に沿って移動さ
せ、段差部31および突起部32を相互に係合させれば、前
述のように立設部14を湾曲変形させることなく、前述と
同様にリレーコネクタ12を取付面11に取り付けられる。
【0027】以上のような実施形態によれば、鍔部21,
22および凸部24,25が取付面11と平行に凹凸係合すると
ともに、立設部14が立設部13から離れるように湾曲変形
可能であるため、立設部14を適宜変形させることにより
取付面11に対してリレーコネクタ12を極めて容易に着脱
できる。その上、この実施形態では、取付面11に一対の
立設部13,14を設けるとともに、リレーコネクタ12に一
対に鍔部21,22を設けるという極めて簡単な構造である
ため、従来に比較して電気接続箱およびリレーコネクタ
12の製造コストを大幅に低減できる。
【0028】また、立設部13は、取付面11に設けられた
凹部16の底部に一体形成されているため、先端高さを立
設部14と同じ位置に設定しても、立設部14に比較して基
端からの実質的な突出寸法を大きくできる。すなわち、
立設部13は、例えば全域あるいは部分的に薄肉形成する
ことなく、先端部の変位量を大きくできるため、強度低
下を伴うことなく所望の効果を得られる。さらに、この
実施形態では、作業者が操作爪27を操作することにより
立設部13を湾曲させられるため、リレーコネクタ12の取
り外し作業を簡略化できる。
【0029】そして、前述した電子部品の取付構造10に
よれば、取付面11に対して立設部13を湾曲変形させるこ
とによりリレーコネクタ12を取り付け可能であるととも
に、各立設部13,14間を通過するように取付面11に沿っ
て移動させることによりリレーコネクタ12を取り付け可
能であるため、各立設部13,14近傍の形態やリレーコネ
クタ12の形状,大きさに応じて取付方法を適宜選択で
き、従来のような画一的な取付方法に限定される場合に
比較して、作業性を大幅に向上できる。
【0030】その上、この実施形態では、凸部24,25の
長手方向端面に当接面23が当接するまで、各立設部13,
14間を通過するようにリレーコネクタ12を取付面11に沿
って移動させれば、自動的に段差部31および突起部32が
相互に係合する。従って、このリレーコネクタ12は、取
付面11に対する移動が立体的に規制され、振動等による
ガタが生じず、破損,動作不良が生じ難い。
【0031】なお、本発明は例示した実施形態に限定さ
れるものではなく、適宜な変更,改良等が可能である。
さらに、本発明は、自動車に搭載される電気接続箱に取
り付けられる各種電子部品以外にも適用可能であり、例
えば鉄道,船舶,航空機や建築構造物あるいは各種工作
機械や移送機械等にも適用できる。その他、前述した実
施形態において例示した取付面,電子部品,立設部,凹
部,係合手段,鍔部,ストッパ,凸部,操作爪,維持手
段,段差部,突起部等の材質,形状,寸法,形態,数,
配置個所等は、本発明の目的を達成できる構成であれば
任意であり、限定されない。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、請求項1に記載したように、従来と同様に各立設部
を介して取付面に対して、容易、かつ、迅速に着脱でき
るとともに、従来に比較して電子部品の外形状を簡素化
できる。また、本発明によれば、請求項2に記載したよ
うに、立設部が取付面の凹部に一体形成されているた
め、立設部の実質的な突出寸法を大きくして先端部の変
位量を大きくできる。さらに、本発明によれば、請求項
3に記載しように、立設部のうちの一方に操作爪が設け
られていれば、電子部品の着脱作業を一層容易に行え
る。
【0033】また、本発明によれば、請求項4に記載し
ように、電子部品を取付面に沿って移動させることによ
っても電子部品を各立設部間に固定できるため、複数の
取付方法を適宜選択することにより作業性を大幅に向上
できる。そして、本発明によれば、請求項5に記載した
ように、ストッパに当接するまで電子部品を取付面に沿
って移動させれば、段差部および突起部が相互に係合す
るため、取付面に対する電子部品の取付作業を一層簡略
化できるとともに、振動等による電子部品の破損,動作
不良が生じ難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態を示す全体斜視図であ
る。
【図2】取付面に対するリレーコネクタの取付手順を示
す斜視図である。
【図3】取付面に対するリレーコネクタの取付手順を示
す部分模式断面図である。
【符号の説明】
10 電子部品の取付構造 11 取付面 12 リレーコネクタ(電子部品) 12C 底面 13,14 立設部 16 凹部 20 係合手段 21,22 鍔部 23 当接面(ストッパ) 24,25 凸部 27 操作爪 30 維持手段 31 段差部 32 突起部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付面に電子部品を取り付けるために、
    前記取付面から離れる方向に突出するとともに前記電子
    部品を挟むように配置された一対の立設部と、前記各立
    設部に前記電子部品を着脱可能に係合する係合手段とを
    備えた電子部品の取付構造であって、前記係合手段が前
    記取付面と平行に凹凸係合するとともに、前記各立設部
    のうちの一方が他方に対して離れるように変形可能であ
    ることを特徴とする電子部品の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記立設部のうちの一方が、前記取付面
    に設けられた凹部の底部に一体形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載した電子部品の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記立設部のうちの一方に操作爪が設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載した電子部
    品の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記係合手段が、前記各立設部の対向面
    において前記取付面と平行に連続する凸部と、前記凸部
    に対して摺接しながら係合するように前記電子部品に設
    けられた鍔部と、前記凸部および前記鍔部の相互係合状
    態を維持する維持手段とを備えていることを特徴とする
    請求項1に記載した電子部品の取付構造。
  5. 【請求項5】 前記維持手段が、前記取付面および前記
    電子部品の底面とのうちの一方に設けられた段差部と、
    前記取付面および前記電子部品の底面とのうちの他方に
    設けられた突起部と、前記各立設部間から前記電子部品
    が抜け出さないように設けられたストッパとを備え、 前記段差部および前記突起部が互いに傾斜面を介して乗
    り越えて係合した位置において前記電子部品が前記スト
    ッパにより位置規制されることを特徴とする請求項4に
    記載した電子部品の取付構造。
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