JPH11345158A - ダンプ取得方法及び制御装置並びに情報処理システム - Google Patents
ダンプ取得方法及び制御装置並びに情報処理システムInfo
- Publication number
- JPH11345158A JPH11345158A JP10154177A JP15417798A JPH11345158A JP H11345158 A JPH11345158 A JP H11345158A JP 10154177 A JP10154177 A JP 10154177A JP 15417798 A JP15417798 A JP 15417798A JP H11345158 A JPH11345158 A JP H11345158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- volumes
- volume
- pair
- state
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Debugging And Monitoring (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ダンプ量を削減し、かつダンプ取得中に更新が
行われても更新前の内容を失わずにダンプできるダンプ
取得方法および制御装置および情報処理システムを提供
する。 【解決手段】正副ボリュームへの更新を各ボリュームの
更新情報にそれぞれ記録する正副1対のボリュームに対
する差分ダンプ取得方法であって、ミラー状態移行時に
前記副ボリュームの更新情報を前記正ボリュームの更新
情報に一致させ、ダンプ開始時に前記ミラー状態からミ
ラー一時解除状態へ移行して前記正ボリュームの更新情
報を初期化するとともに前記副ボリュームから更新部分
のダンプを得る。
行われても更新前の内容を失わずにダンプできるダンプ
取得方法および制御装置および情報処理システムを提供
する。 【解決手段】正副ボリュームへの更新を各ボリュームの
更新情報にそれぞれ記録する正副1対のボリュームに対
する差分ダンプ取得方法であって、ミラー状態移行時に
前記副ボリュームの更新情報を前記正ボリュームの更新
情報に一致させ、ダンプ開始時に前記ミラー状態からミ
ラー一時解除状態へ移行して前記正ボリュームの更新情
報を初期化するとともに前記副ボリュームから更新部分
のダンプを得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダンプ取得方法およ
びダンプ処理方法にかかる制御装置および情報処理シス
テムに関する。
びダンプ処理方法にかかる制御装置および情報処理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平1−231150号公報には、前
回のダンプ開始から今回のダンプ開始までに更新された
領域を特定する第1の位置情報と、ダンプ取得中に更新
された領域を特定する第2の位置情報とを採取してお
き、第1の位置情報を利用して前回のダンプ開始から今
回のダンプ開始までに更新された領域の内容だけをダン
プし、ダンプ取得中に更新された内容は第2の位置情報
を利用して次回にダンプ対象とするダンプ取得方法が示
されている。また特開平5−210555号公報には、
ダンプ取得範囲のデータを全てダンプするが、そのダン
プ取得中に未ダンプの領域に更新が行われる場合には更
新前の内容をサイドファイルに格納しておき、そのサイ
ドファイルから前記領域のダンプを行うダンプ取得方法
が示されている。また特開平7−210429号公報に
は、記憶装置のライトのあった領域をダンプ開始時に保
護領域とし、前記保護領域にさらなるライトが行われる
場合には前記ライトが行われる保護領域の内容をダンプ
ポイントファイルに退避し、前記ライトが行われるとと
もに前記領域を前記保護領域から削除し、前記保護領域
および前記ダンプポイントファイルのダンプを行うダン
プ取得方法が示されている。
回のダンプ開始から今回のダンプ開始までに更新された
領域を特定する第1の位置情報と、ダンプ取得中に更新
された領域を特定する第2の位置情報とを採取してお
き、第1の位置情報を利用して前回のダンプ開始から今
回のダンプ開始までに更新された領域の内容だけをダン
プし、ダンプ取得中に更新された内容は第2の位置情報
を利用して次回にダンプ対象とするダンプ取得方法が示
されている。また特開平5−210555号公報には、
ダンプ取得範囲のデータを全てダンプするが、そのダン
プ取得中に未ダンプの領域に更新が行われる場合には更
新前の内容をサイドファイルに格納しておき、そのサイ
ドファイルから前記領域のダンプを行うダンプ取得方法
が示されている。また特開平7−210429号公報に
は、記憶装置のライトのあった領域をダンプ開始時に保
護領域とし、前記保護領域にさらなるライトが行われる
場合には前記ライトが行われる保護領域の内容をダンプ
ポイントファイルに退避し、前記ライトが行われるとと
もに前記領域を前記保護領域から削除し、前記保護領域
および前記ダンプポイントファイルのダンプを行うダン
プ取得方法が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開平1−23
1150号公報のダンプ取得方法では、ダンプ取得中に
未ダンプの領域に更新が行われると、前記領域のダンプ
開始時点での内容が失われる課題があった。また上記の
特開平5−210555号公報のダンプ取得方法では、
ダンプ取得対象領域の内容を全てダンプするためダンプ
量が膨大になる課題があった。また上記の特開平7−2
10429号公報のダンプ取得方法では、ダンプ取得対
象領域のダンプ開始時点での内容は失われず、ダンプ量
も低減できるが、前記保護領域へのライトに付随して前
記保護領域からの内容のリードと前記ダンプポイントフ
ァイルへの退避(ライト)が発生するため、前記保護領
域および前記ダンプポイントファイルからのダンプ中に
本来のデータライトである前記保護領域へのライトにつ
いて応答時間や処理性能が悪化する可能性があった。前
記応答時間悪化や処理性能悪化は、本来のデータ格納領
域であり保護領域となる記憶装置や前記ダンプポイント
ファイルの記憶装置に、半導体メモリより安価で大量に
用意できるが低速な磁気ディスク等の記憶装置を用いた
場合に顕著になりうる。また前記特開平7−21042
9号公報のダンプ取得方法では、ダンプ対象が本来のデ
ータ格納領域である前記保護領域と退避場所である前記
ダンプポイントファイルに別れるため、前記保護領域お
よび前記ダンプポイントファイルにおける内容管理処理
方法や内容管理処理手段の差異により、前記ダンプ取得
方法の処理が煩雑となる可能性があった。
1150号公報のダンプ取得方法では、ダンプ取得中に
未ダンプの領域に更新が行われると、前記領域のダンプ
開始時点での内容が失われる課題があった。また上記の
特開平5−210555号公報のダンプ取得方法では、
ダンプ取得対象領域の内容を全てダンプするためダンプ
量が膨大になる課題があった。また上記の特開平7−2
10429号公報のダンプ取得方法では、ダンプ取得対
象領域のダンプ開始時点での内容は失われず、ダンプ量
も低減できるが、前記保護領域へのライトに付随して前
記保護領域からの内容のリードと前記ダンプポイントフ
ァイルへの退避(ライト)が発生するため、前記保護領
域および前記ダンプポイントファイルからのダンプ中に
本来のデータライトである前記保護領域へのライトにつ
いて応答時間や処理性能が悪化する可能性があった。前
記応答時間悪化や処理性能悪化は、本来のデータ格納領
域であり保護領域となる記憶装置や前記ダンプポイント
ファイルの記憶装置に、半導体メモリより安価で大量に
用意できるが低速な磁気ディスク等の記憶装置を用いた
場合に顕著になりうる。また前記特開平7−21042
9号公報のダンプ取得方法では、ダンプ対象が本来のデ
ータ格納領域である前記保護領域と退避場所である前記
ダンプポイントファイルに別れるため、前記保護領域お
よび前記ダンプポイントファイルにおける内容管理処理
方法や内容管理処理手段の差異により、前記ダンプ取得
方法の処理が煩雑となる可能性があった。
【0004】本発明の第一の目的は、記憶装置における
ダンプ取得対象領域のダンプ開始時点での内容を失わ
ず、すなわち前記ダンプ開始時点の内容をダンプ可能
で、かつダンプ量を低減する、ダンプ取得方法および制
御装置および情報処理システムを提供することである。
ダンプ取得対象領域のダンプ開始時点での内容を失わ
ず、すなわち前記ダンプ開始時点の内容をダンプ可能
で、かつダンプ量を低減する、ダンプ取得方法および制
御装置および情報処理システムを提供することである。
【0005】本発明の第二の目的は、ダンプ量を低減し
て前記ダンプ開始時点の内容をダンプする際に、ダンプ
中の、ダンプ対象の記憶装置に対する本来のデータ格納
処理すなわちデータライトに対する応答時間悪化や処理
性能悪化を回避する、ダンプ取得方法および制御装置お
よび情報処理システムを提供することである。
て前記ダンプ開始時点の内容をダンプする際に、ダンプ
中の、ダンプ対象の記憶装置に対する本来のデータ格納
処理すなわちデータライトに対する応答時間悪化や処理
性能悪化を回避する、ダンプ取得方法および制御装置お
よび情報処理システムを提供することである。
【0006】本発明の第三の目的は、ダンプ量を低減し
て前記ダンプ開始時点の内容をダンプする際に、ダンプ
対象の内容管理方法や内容管理手段に統一的方法や手段
を用いる簡潔なダンプ取得方法および前記ダンプ取得方
法にかかる制御装置および情報処理システムを提供する
ことである。
て前記ダンプ開始時点の内容をダンプする際に、ダンプ
対象の内容管理方法や内容管理手段に統一的方法や手段
を用いる簡潔なダンプ取得方法および前記ダンプ取得方
法にかかる制御装置および情報処理システムを提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、1台以上の処理装置と、1台以上
の記憶装置と、前記処理装置に接続され前記記憶装置を
制御する制御装置を有する情報処理システムにおいて、
前記処理装置は、ダンプ対象領域の決定に必要な情報を
前記制御装置から受領する手段と、前記ダンプ対象領域
を決定する手段と、前記ダンプ対象領域について前記制
御装置にダンプを指示する手段を備え、また前記制御装
置は、前記処理装置からの前記1対のボリュームに対す
るライト指示に対し前記1対のボリュームが第一の状態
にあるときは前記ライト指示を二重化して前記1対のボ
リュームに属する正ボリュームと副ボリュームへのライ
トとして前記正ボリュームと前記副ボリュームにライト
する手段と、前記処理装置からの前記1対のボリューム
に対するライト指示に対し前記1対のボリュームが第二
の状態にあるときは前記ライト指示を前記正ボリューム
へのライトとして前記正ボリュームにライトする手段
と、前記1対のボリュームを前記第一の状態へ移行させ
るにあたり前記副ボリュームの内容を前記正ボリューム
の内容に一致させる手段と、さらに、前記正ボリューム
でのライトする領域を正ボリューム用更新領域情報に記
録する手段と、前記副ボリュームでのライトする領域を
副ボリューム用更新領域情報に記録する手段と、前記1
対のボリュームを前記第一の状態へ移行させるにあたり
前記副ボリューム用更新領域情報を前記正ボリューム用
領域更新情報に一致させる手段と、前記1対のボリュー
ムを前記第二の状態へ移行させるにあたり前記正ボリュ
ーム用更新領域情報を初期化する手段と、前記副ボリュ
ーム用更新領域情報に基づくダンプ対象領域の決定に必
要な情報を前記処理装置に転送する手段と、前記処理装
置からのダンプ指示によって指示された領域の内容を副
ボリュームからリードして前記処理装置に転送する手段
とを備え、また前記1対のボリュームを前記第二の状態
へ移行させるにあたり前記副ボリューム用更新領域情報
を前記正ボリューム用領域更新情報に一致させてから前
記正ボリューム用更新領域情報を初期化する手段を備え
ることができる。
に、本発明によれば、1台以上の処理装置と、1台以上
の記憶装置と、前記処理装置に接続され前記記憶装置を
制御する制御装置を有する情報処理システムにおいて、
前記処理装置は、ダンプ対象領域の決定に必要な情報を
前記制御装置から受領する手段と、前記ダンプ対象領域
を決定する手段と、前記ダンプ対象領域について前記制
御装置にダンプを指示する手段を備え、また前記制御装
置は、前記処理装置からの前記1対のボリュームに対す
るライト指示に対し前記1対のボリュームが第一の状態
にあるときは前記ライト指示を二重化して前記1対のボ
リュームに属する正ボリュームと副ボリュームへのライ
トとして前記正ボリュームと前記副ボリュームにライト
する手段と、前記処理装置からの前記1対のボリューム
に対するライト指示に対し前記1対のボリュームが第二
の状態にあるときは前記ライト指示を前記正ボリューム
へのライトとして前記正ボリュームにライトする手段
と、前記1対のボリュームを前記第一の状態へ移行させ
るにあたり前記副ボリュームの内容を前記正ボリューム
の内容に一致させる手段と、さらに、前記正ボリューム
でのライトする領域を正ボリューム用更新領域情報に記
録する手段と、前記副ボリュームでのライトする領域を
副ボリューム用更新領域情報に記録する手段と、前記1
対のボリュームを前記第一の状態へ移行させるにあたり
前記副ボリューム用更新領域情報を前記正ボリューム用
領域更新情報に一致させる手段と、前記1対のボリュー
ムを前記第二の状態へ移行させるにあたり前記正ボリュ
ーム用更新領域情報を初期化する手段と、前記副ボリュ
ーム用更新領域情報に基づくダンプ対象領域の決定に必
要な情報を前記処理装置に転送する手段と、前記処理装
置からのダンプ指示によって指示された領域の内容を副
ボリュームからリードして前記処理装置に転送する手段
とを備え、また前記1対のボリュームを前記第二の状態
へ移行させるにあたり前記副ボリューム用更新領域情報
を前記正ボリューム用領域更新情報に一致させてから前
記正ボリューム用更新領域情報を初期化する手段を備え
ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1〜図
14を用いて説明する。
14を用いて説明する。
【0009】<第一実施例>図1は本発明を用いた情報
処理システムの構成および動作概念を示す図である。本
情報処理システムは、CPU(中央処理装置)100
と、ディスク制御装置200と、ディスク装置300
と、テープ制御装置400と、テープ装置500からな
る。前記ディスク制御装置200は、データ転送を制御
する1つまたは複数のディレクタ210と、制御メモリ
220を有する。前記ディスク制御装置200は、前記
CPU100と前記ディスク装置300とに接続し、す
なわち前記ディスク装置300は前記ディスク制御装置
200を介して前記CPU100に接続されている。ま
た前記テープ制御装置400は、前記CPU100と前
記テープ装置500とに接続し、すなわち前記テープ装
置500は前記テープ制御装置400を介して前記CP
U100に接続されている。
処理システムの構成および動作概念を示す図である。本
情報処理システムは、CPU(中央処理装置)100
と、ディスク制御装置200と、ディスク装置300
と、テープ制御装置400と、テープ装置500からな
る。前記ディスク制御装置200は、データ転送を制御
する1つまたは複数のディレクタ210と、制御メモリ
220を有する。前記ディスク制御装置200は、前記
CPU100と前記ディスク装置300とに接続し、す
なわち前記ディスク装置300は前記ディスク制御装置
200を介して前記CPU100に接続されている。ま
た前記テープ制御装置400は、前記CPU100と前
記テープ装置500とに接続し、すなわち前記テープ装
置500は前記テープ制御装置400を介して前記CP
U100に接続されている。
【0010】前記ディスク制御装置200によって前記
ディスク装置300が構成する記憶領域は複数のボリュ
ームを有し、前記複数のボリュームは、正ボリュームと
副ボリュームのからなる2ボリューム1対の組をなす。
本実施例においては前記副ボリュームの容量は対をなす
前記正ボリュームの容量と等しく、前記ディスク制御装
置200は、前記正ボリュームの内容を対をなす前記副
ボリュームの内容に反映し、前記副ボリュームの内容を
対をなす前記正ボリュームの内容と一致させるミラー化
手段を有する。前記CPU100は前記ディスク制御装
置200に対しライトコマンドを発行する際にライト先
ボリュームとして前記正ボリュームを通常指定する。
ディスク装置300が構成する記憶領域は複数のボリュ
ームを有し、前記複数のボリュームは、正ボリュームと
副ボリュームのからなる2ボリューム1対の組をなす。
本実施例においては前記副ボリュームの容量は対をなす
前記正ボリュームの容量と等しく、前記ディスク制御装
置200は、前記正ボリュームの内容を対をなす前記副
ボリュームの内容に反映し、前記副ボリュームの内容を
対をなす前記正ボリュームの内容と一致させるミラー化
手段を有する。前記CPU100は前記ディスク制御装
置200に対しライトコマンドを発行する際にライト先
ボリュームとして前記正ボリュームを通常指定する。
【0011】前記各ボリュームは、それぞれのダンプ用
更新トラック情報と関連づけられており、前記ダンプ用
更新トラック情報は前記各ボリュームに対しある時点か
ら更新のあった部分のみダンプを取得するために用いら
れる。前記正ボリュームは正ボリューム更新トラック情
報230に、前記副ボリュームは副ボリューム更新トラ
ック情報240にそれぞれ関連付けられており、前記デ
ィスク制御装置200は、前記正ボリューム更新トラッ
ク情報230および前記副ボリューム更新トラック情報
240を前記制御メモリ220に保持する。さらに前記
ディスク制御装置200は、前記正ボリュームの内容を
更新した場合には更新したトラック(更新トラック)を
前記正ボリューム更新トラック情報230に記録し、前
記副ボリュームの内容を更新した場合には更新したトラ
ックを前記副ボリューム更新トラック情報240に記録
する。
更新トラック情報と関連づけられており、前記ダンプ用
更新トラック情報は前記各ボリュームに対しある時点か
ら更新のあった部分のみダンプを取得するために用いら
れる。前記正ボリュームは正ボリューム更新トラック情
報230に、前記副ボリュームは副ボリューム更新トラ
ック情報240にそれぞれ関連付けられており、前記デ
ィスク制御装置200は、前記正ボリューム更新トラッ
ク情報230および前記副ボリューム更新トラック情報
240を前記制御メモリ220に保持する。さらに前記
ディスク制御装置200は、前記正ボリュームの内容を
更新した場合には更新したトラック(更新トラック)を
前記正ボリューム更新トラック情報230に記録し、前
記副ボリュームの内容を更新した場合には更新したトラ
ックを前記副ボリューム更新トラック情報240に記録
する。
【0012】記制御メモリ220を不揮発化することに
よって、停電や計画停止などが生じても前記正ボリュー
ム更新トラック情報230および前記副ボリューム更新
トラック情報240を前記制御メモリ220を保持し、
更新トラックを記憶しつづけることができる。前記各ダ
ンプ用更新トラック情報による更新トラックの記憶につ
いては後に詳述する。前記更新トラックを記録する前記
正ボリューム更新トラック情報230および前記副ボリ
ューム更新トラック情報240の例として、図2にビッ
トマップテーブルの例を示す。
よって、停電や計画停止などが生じても前記正ボリュー
ム更新トラック情報230および前記副ボリューム更新
トラック情報240を前記制御メモリ220を保持し、
更新トラックを記憶しつづけることができる。前記各ダ
ンプ用更新トラック情報による更新トラックの記憶につ
いては後に詳述する。前記更新トラックを記録する前記
正ボリューム更新トラック情報230および前記副ボリ
ューム更新トラック情報240の例として、図2にビッ
トマップテーブルの例を示す。
【0013】前記の正ボリュームと副ボリュームのから
なる2ボリューム1対の組は、分離状態、ミラー状態、
ミラー一時解除状態の3つのボリューム状態を持つ。前
記ディスク制御装置200は、前記ボリューム状態を前
記制御メモリ220にボリューム状態情報250として
保持する。前記分離状態は、前記2ボリュームが関連の
ない2ボリュームとして扱われる状態である。前記ミラ
ー状態は、前記分離状態または前記ミラー一時解除状態
から移行する状態であって、前記ディスク制御装置20
0の有する前記ミラー化手段によって前記2ボリューム
の内容を一致(同期化)させ、さらに前記正ボリューム
に対するライトをライト二重化により前記副ボリューム
に反映して、前記2ボリュームの内容一致を保つ状態で
ある。ただし前記ミラー状態は前記ミラー状態の状況と
して同期化中と同期化済の2つのサブ状態を持つ。
なる2ボリューム1対の組は、分離状態、ミラー状態、
ミラー一時解除状態の3つのボリューム状態を持つ。前
記ディスク制御装置200は、前記ボリューム状態を前
記制御メモリ220にボリューム状態情報250として
保持する。前記分離状態は、前記2ボリュームが関連の
ない2ボリュームとして扱われる状態である。前記ミラ
ー状態は、前記分離状態または前記ミラー一時解除状態
から移行する状態であって、前記ディスク制御装置20
0の有する前記ミラー化手段によって前記2ボリューム
の内容を一致(同期化)させ、さらに前記正ボリューム
に対するライトをライト二重化により前記副ボリューム
に反映して、前記2ボリュームの内容一致を保つ状態で
ある。ただし前記ミラー状態は前記ミラー状態の状況と
して同期化中と同期化済の2つのサブ状態を持つ。
【0014】ミラー一時解除状態は、前記ミラー状態か
ら移行する状態であって、前記のライト二重化を保留ま
たは停止する状態である。前記CPU100が前記1対
のボリュームに対し行う更新は少なくとも正ボリューム
には常に反映される。前記CPU100は、前記ディス
ク制御装置200により前記ディスク装置300が構成
する記憶領域の内容についてダンプを取得して前記テー
プ装置500にライトする場合には、あらかじめ前記デ
ィスク制御装置200に指示して前記記憶領域を構成す
る1対のボリュームを前記ミラー状態にしておき、ダン
プを取得する時点で前記ディスク制御装置200に指示
して前記1対のボリュームを前記ミラー一時解除状態に
して、前記ディスク制御装置200に対しダンプリード
を指示する。前記ディスク制御装置200が行う前記ダ
ンプリードの処理は前記副ボリュームからのリードとな
る。前記制御メモリ220を不揮発化することによっ
て、停電や計画停止などが生じても前記ボリューム状態
情報250を保持しつづけることができる。前記ボリュ
ーム状態情報250の例を図3に示す。
ら移行する状態であって、前記のライト二重化を保留ま
たは停止する状態である。前記CPU100が前記1対
のボリュームに対し行う更新は少なくとも正ボリューム
には常に反映される。前記CPU100は、前記ディス
ク制御装置200により前記ディスク装置300が構成
する記憶領域の内容についてダンプを取得して前記テー
プ装置500にライトする場合には、あらかじめ前記デ
ィスク制御装置200に指示して前記記憶領域を構成す
る1対のボリュームを前記ミラー状態にしておき、ダン
プを取得する時点で前記ディスク制御装置200に指示
して前記1対のボリュームを前記ミラー一時解除状態に
して、前記ディスク制御装置200に対しダンプリード
を指示する。前記ディスク制御装置200が行う前記ダ
ンプリードの処理は前記副ボリュームからのリードとな
る。前記制御メモリ220を不揮発化することによっ
て、停電や計画停止などが生じても前記ボリューム状態
情報250を保持しつづけることができる。前記ボリュ
ーム状態情報250の例を図3に示す。
【0015】前記CPU100は、前記ディスク制御装
置200により前記ディスク装置300が構成する記憶
領域の内容についてダンプを取得して前記テープ装置5
00にライトする場合には、少なくとも最初の1回は前
記内容の全てをダンプ対象とし、他の回においてはやは
り前記内容の全てかまたは前記記憶領域のうち更新のあ
った部分のみの内容をダンプ対象とする。前記CPU1
00は、前記の内容全てのダンプ(全ダンプ)および前
記全ダンプ以降の更新のあった部分のみのダンプ(差分
ダンプ)から、前記全ダンプ取得および前記差分ダンプ
取得に際し前記ボリュームをミラー一時解除状態にした
時点の前記ボリューム内容を回復することができる。
置200により前記ディスク装置300が構成する記憶
領域の内容についてダンプを取得して前記テープ装置5
00にライトする場合には、少なくとも最初の1回は前
記内容の全てをダンプ対象とし、他の回においてはやは
り前記内容の全てかまたは前記記憶領域のうち更新のあ
った部分のみの内容をダンプ対象とする。前記CPU1
00は、前記の内容全てのダンプ(全ダンプ)および前
記全ダンプ以降の更新のあった部分のみのダンプ(差分
ダンプ)から、前記全ダンプ取得および前記差分ダンプ
取得に際し前記ボリュームをミラー一時解除状態にした
時点の前記ボリューム内容を回復することができる。
【0016】以下、前記CPU100が前記更新のあっ
た部分のみをダンプする際の処理に関して、前記1対の
ボリュームがミラー状態である時点からの、前記CPU
100および前記ディスク制御装置200が行う処理に
ついて詳細に説明する。
た部分のみをダンプする際の処理に関して、前記1対の
ボリュームがミラー状態である時点からの、前記CPU
100および前記ディスク制御装置200が行う処理に
ついて詳細に説明する。
【0017】(ダンプ取得処理)図1で示される前記C
PU100が行うダンプ取得処理1000について、図
4に示すフローチャートを用いて説明する。
PU100が行うダンプ取得処理1000について、図
4に示すフローチャートを用いて説明する。
【0018】まず前記CPU100は前記ディスク制御
装置200に対しダンプを取得する前記1対のボリュー
ムをミラー一時解除処理(後述)を行うよう指示する
(1010)。前記指示以前の時点で前記1対のボリュ
ームは前記ミラー状態にあったものとする。前記指示に
より前記ディスク制御装置200は前記1対のボリュー
ムを前記ミラー一時解除状態にする。次に前記CPU1
00は前記ディスク制御装置200に前記1対のボリュ
ームに関する更新情報転送処理(後述)を行うよう指示
する(1020)。前記指示により前記ディスク制御装
置200は前記ダンプ用更新トラック情報を前記CPU
100に転送する。前記CPU100は前記ダンプ用更
新トラック情報を受領し(1020)、前記ダンプ用更
新トラック情報に基づき、ダンプ対象とするトラックを
決定する(1030)。すなわち前記CPU100は前
記ダンプ用更新トラック情報に記載されたトラックを前
記ダンプ対象トラックとする。
装置200に対しダンプを取得する前記1対のボリュー
ムをミラー一時解除処理(後述)を行うよう指示する
(1010)。前記指示以前の時点で前記1対のボリュ
ームは前記ミラー状態にあったものとする。前記指示に
より前記ディスク制御装置200は前記1対のボリュー
ムを前記ミラー一時解除状態にする。次に前記CPU1
00は前記ディスク制御装置200に前記1対のボリュ
ームに関する更新情報転送処理(後述)を行うよう指示
する(1020)。前記指示により前記ディスク制御装
置200は前記ダンプ用更新トラック情報を前記CPU
100に転送する。前記CPU100は前記ダンプ用更
新トラック情報を受領し(1020)、前記ダンプ用更
新トラック情報に基づき、ダンプ対象とするトラックを
決定する(1030)。すなわち前記CPU100は前
記ダンプ用更新トラック情報に記載されたトラックを前
記ダンプ対象トラックとする。
【0019】次に前記CPU100は前記決定したダン
プ対象トラックを指定して前記ダンプ対象トラックにつ
いてのダンプリード処理(後述)を行うよう前記ディス
ク制御装置200に指示する(1040)。前記指示に
より前記ディスク制御装置200は、前記指定されたダ
ンプ対象トラックに対しダンプリード処理を行い、ダン
プするべき内容としての前記ダンプ対象トラックの内容
を前記CPU100に転送する。前記CPU100は前
記ダンプ対象トラックの内容を受領し(1040)、前
記ダンプ対象トラックの内容を前記テープ制御装置40
0を介して前記テープ装置500のテープにライトする
(1050)。前記CPU100は前記ダンプリードと
前記テープへのライトを前記の決定したダンプ対象トラ
ック全てについて行う(1060)。前記ダンプリード
と前記テープへのライトを前記の決定したダンプ対象ト
ラック全てについて行った後、前記CPU100は前記
ディスク制御装置200に対し前記1対のボリュームに
ついてミラー再同期処理(後述)を行うよう指示する
(1070)。
プ対象トラックを指定して前記ダンプ対象トラックにつ
いてのダンプリード処理(後述)を行うよう前記ディス
ク制御装置200に指示する(1040)。前記指示に
より前記ディスク制御装置200は、前記指定されたダ
ンプ対象トラックに対しダンプリード処理を行い、ダン
プするべき内容としての前記ダンプ対象トラックの内容
を前記CPU100に転送する。前記CPU100は前
記ダンプ対象トラックの内容を受領し(1040)、前
記ダンプ対象トラックの内容を前記テープ制御装置40
0を介して前記テープ装置500のテープにライトする
(1050)。前記CPU100は前記ダンプリードと
前記テープへのライトを前記の決定したダンプ対象トラ
ック全てについて行う(1060)。前記ダンプリード
と前記テープへのライトを前記の決定したダンプ対象ト
ラック全てについて行った後、前記CPU100は前記
ディスク制御装置200に対し前記1対のボリュームに
ついてミラー再同期処理(後述)を行うよう指示する
(1070)。
【0020】(コマンド判定処理)図1で示される前記
ディスク制御装置200が行うコマンド判定処理200
0について、図5に示すフローチャートを用いて説明す
る。
ディスク制御装置200が行うコマンド判定処理200
0について、図5に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0021】前記ディスク制御装置200は前記CPU
100から受領した処理指示すなわちコマンドを解釈し
て(2010)、指示された処理を行う。前記受領した
コマンドがライトコマンドの場合は後述のライト処理
(図1における3000)を行う(2030)。前記受
領したコマンドがミラー一時解除コマンドの場合は後述
のミラー一時解除処理(図1における4000)を行う
(2050)。前記受領したコマンドがミラー再同期コ
マンドの場合は後述のミラー再同期処理(図1における
5000)を行う(2070)。前記受領したコマンド
が更新情報転送処理コマンドの場合は後述の更新情報転
送処理(図1における6000)を行う(2090)。
前記受領したコマンドがダンプリードコマンドの場合は
後述のダンプリード処理(図1における7000)を行
う(2110)。
100から受領した処理指示すなわちコマンドを解釈し
て(2010)、指示された処理を行う。前記受領した
コマンドがライトコマンドの場合は後述のライト処理
(図1における3000)を行う(2030)。前記受
領したコマンドがミラー一時解除コマンドの場合は後述
のミラー一時解除処理(図1における4000)を行う
(2050)。前記受領したコマンドがミラー再同期コ
マンドの場合は後述のミラー再同期処理(図1における
5000)を行う(2070)。前記受領したコマンド
が更新情報転送処理コマンドの場合は後述の更新情報転
送処理(図1における6000)を行う(2090)。
前記受領したコマンドがダンプリードコマンドの場合は
後述のダンプリード処理(図1における7000)を行
う(2110)。
【0022】(ライト処理)図1で示される前記ディス
ク制御装置200が行うライト処理3000について、
図6に示すフローチャートを用いて説明する。
ク制御装置200が行うライト処理3000について、
図6に示すフローチャートを用いて説明する。
【0023】前記ディスク制御装置200が前記CPU
100から受領したライトコマンドにはライト先のボリ
ュームと前記ボリューム内のライト位置(トラック)お
よびライト長を特定できる情報が付与されている。前記
ディスク制御装置200は前記情報から前記ボリューム
を特定し、前記ボリュームが属する前記1対のボリュー
ムを特定し(3010)、前記1対のボリュームの状態
を前記ボリューム状態情報250を用いて判定する(3
020)。次に前記ディスク制御装置200は前記の判
定したボリューム状態に基づき、前記1対のボリューム
すなわち正ボリュームおよび副ボリュームについて、ラ
イトを行うボリュームを決定する(3030)。前記1
対のボリュームの状態が前記ミラー状態でなければ、前
記ディスク制御装置200は前記正ボリュームをライト
を行うボリュームとして決定する(3040)。前記1
対のボリュームの状態が前記ミラー状態であれば、前記
ディスク制御装置200は前記正ボリュームおよび前記
副ボリュームをライトを行うボリュームとして決定する
(3050)。
100から受領したライトコマンドにはライト先のボリ
ュームと前記ボリューム内のライト位置(トラック)お
よびライト長を特定できる情報が付与されている。前記
ディスク制御装置200は前記情報から前記ボリューム
を特定し、前記ボリュームが属する前記1対のボリュー
ムを特定し(3010)、前記1対のボリュームの状態
を前記ボリューム状態情報250を用いて判定する(3
020)。次に前記ディスク制御装置200は前記の判
定したボリューム状態に基づき、前記1対のボリューム
すなわち正ボリュームおよび副ボリュームについて、ラ
イトを行うボリュームを決定する(3030)。前記1
対のボリュームの状態が前記ミラー状態でなければ、前
記ディスク制御装置200は前記正ボリュームをライト
を行うボリュームとして決定する(3040)。前記1
対のボリュームの状態が前記ミラー状態であれば、前記
ディスク制御装置200は前記正ボリュームおよび前記
副ボリュームをライトを行うボリュームとして決定する
(3050)。
【0024】次に前記ディスク制御装置200は前記決
定したボリュームに対し前記ライトコマンドに基づくラ
イトを行う(3060)。さらに前記ディスク制御装置
200は前記ライトを行ったボリュームに関連付けられ
たダンプ用更新トラック情報に、前記ライトを行ったト
ラックすなわち前記ライトによって内容の更新のあった
トラックを記録する(3070)。前述のように前記正
ボリュームは前記正ボリューム更新トラック情報230
と、前記副ボリュームは前記副ボリューム更新トラック
情報240とそれぞれ関連付けられており、上記の処理
によって前記ディスク制御装置200はダンプのための
前記正ボリュームの更新トラックの管理および前記副ボ
リュームの更新トラックの管理をそれぞれ独立に行う。
定したボリュームに対し前記ライトコマンドに基づくラ
イトを行う(3060)。さらに前記ディスク制御装置
200は前記ライトを行ったボリュームに関連付けられ
たダンプ用更新トラック情報に、前記ライトを行ったト
ラックすなわち前記ライトによって内容の更新のあった
トラックを記録する(3070)。前述のように前記正
ボリュームは前記正ボリューム更新トラック情報230
と、前記副ボリュームは前記副ボリューム更新トラック
情報240とそれぞれ関連付けられており、上記の処理
によって前記ディスク制御装置200はダンプのための
前記正ボリュームの更新トラックの管理および前記副ボ
リュームの更新トラックの管理をそれぞれ独立に行う。
【0025】(ミラー一時解除処理)図1で示される前
記ディスク制御装置200が行うミラー一時解除処理4
000について、図7に示すフローチャートを用いて説
明する。
記ディスク制御装置200が行うミラー一時解除処理4
000について、図7に示すフローチャートを用いて説
明する。
【0026】前記ディスク制御装置200が前記CPU
100から受領したミラー一時解除コマンドにはミラー
一時解除対象ボリュームを特定できる情報が付与されて
いる。前記ディスク制御装置200は前記情報から前記
ボリュームを特定し(4010)、前記ボリュームに対
するライトコマンドの処理を保留し、前記ボリュームの
属する1対のボリュームに対しライトすなわちトラック
内容の更新を行わないようにする(4020)。次に前
記ディスク制御装置200は前記1対のボリュームの状
態をミラー一時解除状態に変更し、前記状態変更を前記
ボリューム状態情報250に反映する(4030)。次
に前記ディスク制御装置200は前記1対のボリューム
のうちの正ボリュームに関するダンプ用更新トラック情
報すなわち前記正ボリューム更新トラック情報230を
初期化し、前記正ボリュームにおける更新トラックを無
しとする(4040)。次に前記ディスク制御装置20
0は前記のミラー一時解除処理対象だったボリュームに
対するライトコマンドの処理を再開する(4050)。
100から受領したミラー一時解除コマンドにはミラー
一時解除対象ボリュームを特定できる情報が付与されて
いる。前記ディスク制御装置200は前記情報から前記
ボリュームを特定し(4010)、前記ボリュームに対
するライトコマンドの処理を保留し、前記ボリュームの
属する1対のボリュームに対しライトすなわちトラック
内容の更新を行わないようにする(4020)。次に前
記ディスク制御装置200は前記1対のボリュームの状
態をミラー一時解除状態に変更し、前記状態変更を前記
ボリューム状態情報250に反映する(4030)。次
に前記ディスク制御装置200は前記1対のボリューム
のうちの正ボリュームに関するダンプ用更新トラック情
報すなわち前記正ボリューム更新トラック情報230を
初期化し、前記正ボリュームにおける更新トラックを無
しとする(4040)。次に前記ディスク制御装置20
0は前記のミラー一時解除処理対象だったボリュームに
対するライトコマンドの処理を再開する(4050)。
【0027】(更新情報転送処理)図1で示される前記
ディスク制御装置200が行う更新情報転送処理600
0について、図8に示すフローチャートを用いて説明す
る。
ディスク制御装置200が行う更新情報転送処理600
0について、図8に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0028】前記ディスク制御装置200が前記CPU
100から受領した更新情報転送コマンドには更新情報
転送対象ボリュームを特定できる情報が付与されてい
る。前記ディスク制御装置200は前記情報から前記ボ
リュームを特定し(6010)、前記ボリュームが属す
る前記1対のボリュームを特定し、前記1対のボリュー
ムのうちの副ボリュームに関するダンプ用更新トラック
情報すなわち前記副ボリューム更新トラック情報240
を前記CPU100に転送する(6020)。
100から受領した更新情報転送コマンドには更新情報
転送対象ボリュームを特定できる情報が付与されてい
る。前記ディスク制御装置200は前記情報から前記ボ
リュームを特定し(6010)、前記ボリュームが属す
る前記1対のボリュームを特定し、前記1対のボリュー
ムのうちの副ボリュームに関するダンプ用更新トラック
情報すなわち前記副ボリューム更新トラック情報240
を前記CPU100に転送する(6020)。
【0029】(ダンプリード処理)図1で示される前記
ディスク制御装置200が行うダンプリード処理700
0について、図9に示すフローチャートを用いて説明す
る。
ディスク制御装置200が行うダンプリード処理700
0について、図9に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0030】前記ディスク制御装置200が前記CPU
100から受領したダンプリードにはダンプリード対象
のボリュームと、前記ボリューム内のダンプリード対象
トラックを特定できる情報が付与されている。前記ディ
スク制御装置200は前記情報から前記ボリュームを特
定し、前記ボリュームが属する前記1対のボリュームを
特定し(7010)、前記1対のボリュームのうちの副
ボリュームにおける前記ダンプリード対象トラックの内
容を前記CPU100に転送する(7020)。
100から受領したダンプリードにはダンプリード対象
のボリュームと、前記ボリューム内のダンプリード対象
トラックを特定できる情報が付与されている。前記ディ
スク制御装置200は前記情報から前記ボリュームを特
定し、前記ボリュームが属する前記1対のボリュームを
特定し(7010)、前記1対のボリュームのうちの副
ボリュームにおける前記ダンプリード対象トラックの内
容を前記CPU100に転送する(7020)。
【0031】(ミラー再同期処理)図1で示される前記
ディスク制御装置200が行うミラー再同期処理500
0について、図10に示すフローチャートを用いて説明
する。
ディスク制御装置200が行うミラー再同期処理500
0について、図10に示すフローチャートを用いて説明
する。
【0032】前記ディスク制御装置200が前記CPU
100から受領したミラー再同期コマンドにはミラー再
同期対象ボリュームを特定できる情報が付与されてい
る。前記ディスク制御装置200は前記情報から前記ボ
リュームを特定し(5010)、前記ボリュームに対す
るライトコマンドの処理を保留する(5020)。さら
に前記ディスク制御装置200は前記ボリュームが属す
る前記1対のボリュームを特定し、前記1対のボリュー
ムのうちの副ボリュームに関するダンプ用更新トラック
情報すなわち前記副ボリューム更新トラック情報240
を初期化し、前記副ボリュームにおける更新トラックを
無しとする(5030)。次に前記ディスク制御装置2
00は前記ボリュームの属する1対のボリュームの状態
をミラー状態(サブ状態は同期化中)とし、前記状態変
更を前記ボリューム状態情報250に反映する(504
0)。次に前記ディスク制御装置200は前記ボリュー
ムに対するライトコマンドの処理を再開する(505
0)。次に前記ディスク制御装置200は前記ミラー化
手段を用いて前記副ボリュームの内容を前記正ボリュー
ムの内容に一致させ、前記1対のボリュームの正副ボリ
ュームの内容を同期化する(5060)。
100から受領したミラー再同期コマンドにはミラー再
同期対象ボリュームを特定できる情報が付与されてい
る。前記ディスク制御装置200は前記情報から前記ボ
リュームを特定し(5010)、前記ボリュームに対す
るライトコマンドの処理を保留する(5020)。さら
に前記ディスク制御装置200は前記ボリュームが属す
る前記1対のボリュームを特定し、前記1対のボリュー
ムのうちの副ボリュームに関するダンプ用更新トラック
情報すなわち前記副ボリューム更新トラック情報240
を初期化し、前記副ボリュームにおける更新トラックを
無しとする(5030)。次に前記ディスク制御装置2
00は前記ボリュームの属する1対のボリュームの状態
をミラー状態(サブ状態は同期化中)とし、前記状態変
更を前記ボリューム状態情報250に反映する(504
0)。次に前記ディスク制御装置200は前記ボリュー
ムに対するライトコマンドの処理を再開する(505
0)。次に前記ディスク制御装置200は前記ミラー化
手段を用いて前記副ボリュームの内容を前記正ボリュー
ムの内容に一致させ、前記1対のボリュームの正副ボリ
ュームの内容を同期化する(5060)。
【0033】また前記正副ボリューム内容同期化にとも
なって、前記ディスク制御装置200は、前記副ボリュ
ームに関するダンプ用更新トラック情報すなわち前記副
ボリューム更新トラック情報240を、前記正ボリュー
ムに関するダンプ用更新トラック情報すなわち前記正ボ
リューム更新トラック情報230に一致させ、前記正副
ボリュームに関するダンプ用更新トラック情報を同期化
する(5070)。最後に前記ディスク制御装置200
は前記1対のボリュームの状態をミラー状態(サブ状態
は同期化済)に変更し、前記状態変更を前記ボリューム
状態情報250に反映する(5080)。前記ミラー化
手段の例としては、前記正ボリュームの内容を前記副ボ
リュームに複製する手段が挙げられる。
なって、前記ディスク制御装置200は、前記副ボリュ
ームに関するダンプ用更新トラック情報すなわち前記副
ボリューム更新トラック情報240を、前記正ボリュー
ムに関するダンプ用更新トラック情報すなわち前記正ボ
リューム更新トラック情報230に一致させ、前記正副
ボリュームに関するダンプ用更新トラック情報を同期化
する(5070)。最後に前記ディスク制御装置200
は前記1対のボリュームの状態をミラー状態(サブ状態
は同期化済)に変更し、前記状態変更を前記ボリューム
状態情報250に反映する(5080)。前記ミラー化
手段の例としては、前記正ボリュームの内容を前記副ボ
リュームに複製する手段が挙げられる。
【0034】上記のように処理を行うことによって、前
回のミラー一時解除状態移行時以降更新のあったトラッ
クについてのみダンプを行い、すなわちダンプ量を低減
することができ、また今回のミラー一時解除状態移行時
点での前記トラックの内容を失わずにダンプできる。
回のミラー一時解除状態移行時以降更新のあったトラッ
クについてのみダンプを行い、すなわちダンプ量を低減
することができ、また今回のミラー一時解除状態移行時
点での前記トラックの内容を失わずにダンプできる。
【0035】また上記の処理では、前記ライト処理時に
前記ディスク装置300からのトラック内容退避を行わ
ずにすみ、ダンプ取得の処理において、前記CPU10
0からの前記ライトコマンドに基づく前記ライト処理に
ついて応答時間悪化や処理性能悪化を回避することがで
きる。
前記ディスク装置300からのトラック内容退避を行わ
ずにすみ、ダンプ取得の処理において、前記CPU10
0からの前記ライトコマンドに基づく前記ライト処理に
ついて応答時間悪化や処理性能悪化を回避することがで
きる。
【0036】また上記の処理では、ダンプ対象は前記副
ボリュームの内容のみとなり、すなわち単一の方法や手
段で管理されているため、簡潔なダンプ取得の処理を実
現することができる。
ボリュームの内容のみとなり、すなわち単一の方法や手
段で管理されているため、簡潔なダンプ取得の処理を実
現することができる。
【0037】また上記の処理では、更新領域の管理単位
をトラックとしたが、セクタやシリンダなど他の管理単
位を用いても、上記と同様の処理を行うことによって上
記の効果を実現できる。
をトラックとしたが、セクタやシリンダなど他の管理単
位を用いても、上記と同様の処理を行うことによって上
記の効果を実現できる。
【0038】また上記の処理では、前記ディスク装置3
00が構成する論理的なボリュームの構成に着目して処
理を行っているため、前記CPU100に対し前記ディ
スク制御装置200が前記ディスク装置300の数や物
理的構成を吸収し論理的構成やアドレッシングに変換し
ている場合でも、本発明は制限されず、上記の効果を実
現できる。
00が構成する論理的なボリュームの構成に着目して処
理を行っているため、前記CPU100に対し前記ディ
スク制御装置200が前記ディスク装置300の数や物
理的構成を吸収し論理的構成やアドレッシングに変換し
ている場合でも、本発明は制限されず、上記の効果を実
現できる。
【0039】<第二実施例>図11は本発明を用いた情
報処理システムの構成および動作概念を示す図である。
第一実施例と異なる点は、図11で示される前記ディス
ク制御装置200が行うミラー一時解除処理4000お
よびミラー再同期処理5000である。他の処理は第一
実施例と同様に行う。本実施例においても前記制御メモ
リ220を不揮発化することによって、停電や計画停止
などが生じても前記正ボリューム更新トラック情報23
0および前記副ボリューム更新トラック情報240およ
び前記ボリューム状態情報250を保持しつづけること
ができる。
報処理システムの構成および動作概念を示す図である。
第一実施例と異なる点は、図11で示される前記ディス
ク制御装置200が行うミラー一時解除処理4000お
よびミラー再同期処理5000である。他の処理は第一
実施例と同様に行う。本実施例においても前記制御メモ
リ220を不揮発化することによって、停電や計画停止
などが生じても前記正ボリューム更新トラック情報23
0および前記副ボリューム更新トラック情報240およ
び前記ボリューム状態情報250を保持しつづけること
ができる。
【0040】以下、第一実施例と同様にCPU100が
ボリュームの更新のあった部分のみをダンプする際の処
理に関して、正ボリュームおよび副ボリュームからなる
1対のボリュームがミラー状態である時点からの、前記
ディスク制御装置200が行う前記ミラー一時解除処理
4000および前記ミラー再同期処理5000について
詳細に説明する。
ボリュームの更新のあった部分のみをダンプする際の処
理に関して、正ボリュームおよび副ボリュームからなる
1対のボリュームがミラー状態である時点からの、前記
ディスク制御装置200が行う前記ミラー一時解除処理
4000および前記ミラー再同期処理5000について
詳細に説明する。
【0041】(ミラー一時解除処理)図11で示される
前記ディスク制御装置200が行う前記ミラー一時解除
処理4000について、図12に示すフローチャートを
用いて説明する。
前記ディスク制御装置200が行う前記ミラー一時解除
処理4000について、図12に示すフローチャートを
用いて説明する。
【0042】前記ディスク制御装置200が前記CPU
100から受領したミラー一時解除コマンドにはミラー
一時解除対象ボリュームを特定できる情報が付与されて
いる。前記ディスク制御装置200は前記情報から前記
ボリュームを特定し(4510)、前記ボリュームに対
するライトコマンドの処理を保留し、前記ボリュームの
属する1対のボリュームに対しライトすなわちトラック
内容の更新を行わないようにする(4520)。次に前
記ディスク制御装置200は前記1対のボリュームの状
態をミラー一時解除状態に変更し、前記状態変更を前記
ボリューム状態情報250に反映する(4530)。
100から受領したミラー一時解除コマンドにはミラー
一時解除対象ボリュームを特定できる情報が付与されて
いる。前記ディスク制御装置200は前記情報から前記
ボリュームを特定し(4510)、前記ボリュームに対
するライトコマンドの処理を保留し、前記ボリュームの
属する1対のボリュームに対しライトすなわちトラック
内容の更新を行わないようにする(4520)。次に前
記ディスク制御装置200は前記1対のボリュームの状
態をミラー一時解除状態に変更し、前記状態変更を前記
ボリューム状態情報250に反映する(4530)。
【0043】次に前記ディスク制御装置200は、前記
副ボリュームに関するダンプ用更新トラック情報すなわ
ち前記副ボリューム更新トラック情報240を、前記正
ボリュームに関するダンプ用更新トラック情報すなわち
前記正ボリューム更新トラック情報230に一致させ、
前記正副ボリュームに関するダンプ用更新トラック情報
を同期化する(4540)。次に前記ディスク制御装置
200は前記1対のボリュームのうちの正ボリュームに
関するダンプ用更新トラック情報すなわち前記正ボリュ
ーム更新トラック情報230を初期化し、前記正ボリュ
ームにおける更新トラックを無しとする(4550)。
次に前記ディスク制御装置200は前記のミラー一時解
除処理対象だったボリュームに対するライトコマンドの
処理を再開する(4560)。
副ボリュームに関するダンプ用更新トラック情報すなわ
ち前記副ボリューム更新トラック情報240を、前記正
ボリュームに関するダンプ用更新トラック情報すなわち
前記正ボリューム更新トラック情報230に一致させ、
前記正副ボリュームに関するダンプ用更新トラック情報
を同期化する(4540)。次に前記ディスク制御装置
200は前記1対のボリュームのうちの正ボリュームに
関するダンプ用更新トラック情報すなわち前記正ボリュ
ーム更新トラック情報230を初期化し、前記正ボリュ
ームにおける更新トラックを無しとする(4550)。
次に前記ディスク制御装置200は前記のミラー一時解
除処理対象だったボリュームに対するライトコマンドの
処理を再開する(4560)。
【0044】(ミラー再同期処理)図11で示される前
記ディスク制御装置200が行う前記ミラー再同期処理
5000について、図13に示すフローチャートを用い
て説明する。
記ディスク制御装置200が行う前記ミラー再同期処理
5000について、図13に示すフローチャートを用い
て説明する。
【0045】前記ディスク制御装置200が前記CPU
100から受領したミラー再同期コマンドにはミラー再
同期対象ボリュームを特定できる情報が付与されてい
る。前記ディスク制御装置200は前記情報から前記ボ
リュームを特定し(5510)、前記ボリュームに対す
るライトコマンドの処理を保留する(5520)。次に
前記ディスク制御装置200は前記ボリュームが属する
前記1対のボリュームを特定し、前記1対のボリューム
の状態をミラー状態(サブ状態は同期化中)とし、前記
状態変更を前記ボリューム状態情報250に反映する
(5530)。次に前記ディスク制御装置200は前記
ボリュームに対するライトコマンドの処理を再開する
(5540)。
100から受領したミラー再同期コマンドにはミラー再
同期対象ボリュームを特定できる情報が付与されてい
る。前記ディスク制御装置200は前記情報から前記ボ
リュームを特定し(5510)、前記ボリュームに対す
るライトコマンドの処理を保留する(5520)。次に
前記ディスク制御装置200は前記ボリュームが属する
前記1対のボリュームを特定し、前記1対のボリューム
の状態をミラー状態(サブ状態は同期化中)とし、前記
状態変更を前記ボリューム状態情報250に反映する
(5530)。次に前記ディスク制御装置200は前記
ボリュームに対するライトコマンドの処理を再開する
(5540)。
【0046】次に前記ディスク制御装置200は前記ミ
ラー化手段を用いて前記副ボリュームの内容を前記正ボ
リュームの内容に一致させ、前記1対のボリュームの正
副ボリュームの内容を同期化する(5550)。最後に
前記ディスク制御装置200は前記1対のボリュームの
状態をミラー状態(サブ状態は同期化済)に変更し、前
記状態変更を前記ボリューム状態情報250に反映する
(5560)。
ラー化手段を用いて前記副ボリュームの内容を前記正ボ
リュームの内容に一致させ、前記1対のボリュームの正
副ボリュームの内容を同期化する(5550)。最後に
前記ディスク制御装置200は前記1対のボリュームの
状態をミラー状態(サブ状態は同期化済)に変更し、前
記状態変更を前記ボリューム状態情報250に反映する
(5560)。
【0047】上記のように処理を行うことによって、前
回のミラー一時解除状態移行時以降更新のあったトラッ
クについてのみダンプを行い、すなわちダンプ量を低減
することができ、また今回のミラー一時解除状態移行時
点での前記トラックの内容を失わずにダンプできる。
回のミラー一時解除状態移行時以降更新のあったトラッ
クについてのみダンプを行い、すなわちダンプ量を低減
することができ、また今回のミラー一時解除状態移行時
点での前記トラックの内容を失わずにダンプできる。
【0048】また上記の処理では、前記ライト処理時に
前記ディスク装置300からのトラック内容退避を行わ
ずにすみ、ダンプ取得の処理において、前記CPU10
0からの前記ライトコマンドに基づく前記ライト処理に
ついて応答時間悪化や処理性能悪化を回避することがで
きる。
前記ディスク装置300からのトラック内容退避を行わ
ずにすみ、ダンプ取得の処理において、前記CPU10
0からの前記ライトコマンドに基づく前記ライト処理に
ついて応答時間悪化や処理性能悪化を回避することがで
きる。
【0049】また上記の処理では、ダンプ対象は前記副
ボリュームの内容のみとなり、すなわち単一の方法や手
段で管理されているため、簡潔なダンプ取得の処理を実
現することができる。
ボリュームの内容のみとなり、すなわち単一の方法や手
段で管理されているため、簡潔なダンプ取得の処理を実
現することができる。
【0050】また上記の処理では、更新領域の管理単位
をトラックとしたが、セクタやシリンダなど他の管理単
位を用いても、上記と同様の処理を行うことによって上
記の効果を実現できる。
をトラックとしたが、セクタやシリンダなど他の管理単
位を用いても、上記と同様の処理を行うことによって上
記の効果を実現できる。
【0051】また上記の処理では、前記ディスク装置3
00が構成する論理的なボリュームの構成に着目して処
理を行っているため、前記CPU100に対し前記ディ
スク制御装置200が前記ディスク装置300の数や物
理的構成を吸収し論理的構成やアドレッシングに変換し
ている場合でも、本発明は制限されず、上記の効果を実
現できる。
00が構成する論理的なボリュームの構成に着目して処
理を行っているため、前記CPU100に対し前記ディ
スク制御装置200が前記ディスク装置300の数や物
理的構成を吸収し論理的構成やアドレッシングに変換し
ている場合でも、本発明は制限されず、上記の効果を実
現できる。
【0052】また上記の説明では図11で示される前記
ディスク制御装置200が行うライト処理3000は第
一実施例と同様に行うとしたが、図14のフローチャー
トに示すように、前記ディスク制御装置200はライト
するボリュームの決定とライトまでを第一実施例と同様
に行い(3510から3560まで)、次に前記ディス
ク制御装置200はライトしたボリュームを判定し(3
570)、前記判定したボリュームが正ボリュームだっ
た場合のみ前記ライトしたボリュームに関連付けられた
ダンプ用更新トラック情報に前記ライトしたトラックを
記録する(3580)としても、上記の効果を実現でき
る。前記ライト処理3000に上記の図14に示す処理
を行う場合には、前記ライト処理3000において前記
副ボリューム更新トラック情報240に対する前記ライ
トしたトラックの記録を省略することができる。
ディスク制御装置200が行うライト処理3000は第
一実施例と同様に行うとしたが、図14のフローチャー
トに示すように、前記ディスク制御装置200はライト
するボリュームの決定とライトまでを第一実施例と同様
に行い(3510から3560まで)、次に前記ディス
ク制御装置200はライトしたボリュームを判定し(3
570)、前記判定したボリュームが正ボリュームだっ
た場合のみ前記ライトしたボリュームに関連付けられた
ダンプ用更新トラック情報に前記ライトしたトラックを
記録する(3580)としても、上記の効果を実現でき
る。前記ライト処理3000に上記の図14に示す処理
を行う場合には、前記ライト処理3000において前記
副ボリューム更新トラック情報240に対する前記ライ
トしたトラックの記録を省略することができる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、1台以上の処理装置
と、1台以上の記憶装置と、前記処理装置に接続され前
記記憶装置を制御する制御装置を有する情報処理システ
ムにおいて、ダンプ取得処理を行う場合に、記憶装置に
おけるダンプ取得対象領域のダンプ開始時点での内容を
失わず、すなわち前記ダンプ開始時点の内容をダンプ可
能で、かつダンプ量を低減することができる。
と、1台以上の記憶装置と、前記処理装置に接続され前
記記憶装置を制御する制御装置を有する情報処理システ
ムにおいて、ダンプ取得処理を行う場合に、記憶装置に
おけるダンプ取得対象領域のダンプ開始時点での内容を
失わず、すなわち前記ダンプ開始時点の内容をダンプ可
能で、かつダンプ量を低減することができる。
【0054】またダンプ量を低減して前記ダンプ開始時
点の内容をダンプする際に、ダンプ中の、ダンプ対象の
記憶装置に対する本来のデータ格納処理すなわちデータ
ライトに対する応答時間悪化や処理性能悪化を回避する
ことができる。
点の内容をダンプする際に、ダンプ中の、ダンプ対象の
記憶装置に対する本来のデータ格納処理すなわちデータ
ライトに対する応答時間悪化や処理性能悪化を回避する
ことができる。
【0055】またダンプ量を低減して前記ダンプ開始時
点の内容をダンプする際に、ダンプ対象の内容管理方法
や内容管理手段に統一的方法や手段を用いる簡潔なダン
プ取得方法を実現することができる。
点の内容をダンプする際に、ダンプ対象の内容管理方法
や内容管理手段に統一的方法や手段を用いる簡潔なダン
プ取得方法を実現することができる。
【図1】本発明の第一実施例の情報処理システムの構成
および動作概念を示す図。
および動作概念を示す図。
【図2】本発明の第一実施例による正ボリューム更新ト
ラック情報および副ボリューム更新トラック情報の一例
を示す説明図。
ラック情報および副ボリューム更新トラック情報の一例
を示す説明図。
【図3】本発明の第一実施例によるボリューム状態情報
の一例を示す説明図。
の一例を示す説明図。
【図4】本発明の第一実施例によるダンプ取得処理のフ
ローチャート。
ローチャート。
【図5】本発明の第一実施例によるコマンド判定処理の
フローチャート。
フローチャート。
【図6】本発明の第一実施例によるライト処理のフロー
チャート。
チャート。
【図7】本発明の第一実施例によるミラー一時解除処理
のフローチャート。
のフローチャート。
【図8】本発明の第一実施例による更新情報転送処理の
フローチャート。
フローチャート。
【図9】本発明の第一実施例によるダンプリード処理の
フローチャート。
フローチャート。
【図10】本発明の第一実施例によるミラー再同期処理
のフローチャート。
のフローチャート。
【図11】本発明の第二実施例の情報処理システムの構
成および動作概念を示す図。
成および動作概念を示す図。
【図12】本発明の第二実施例によるミラー一時解除処
理のフローチャート。
理のフローチャート。
【図13】本発明の第二実施例によるミラー再同期処理
のフローチャート。
のフローチャート。
【図14】本発明の第二実施例によるライト処理のフロ
ーチャート。
ーチャート。
100…CPU(中央処理装置)、 200…ディ
スク制御装置、210…ディレクタ、 220…制御
メモリ、230…正ボリューム更新トラック情報、24
0…副ボリューム更新トラック情報、250…ボリュー
ム状態情報、300…ディスク装置、 400…テープ
制御装置、500…テープ装置。
スク制御装置、210…ディレクタ、 220…制御
メモリ、230…正ボリューム更新トラック情報、24
0…副ボリューム更新トラック情報、250…ボリュー
ム状態情報、300…ディスク装置、 400…テープ
制御装置、500…テープ装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 繁雄 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内
Claims (13)
- 【請求項1】記憶領域を構成する複数のボリュームが正
副2ボリューム1対のボリュームの組として管理される
ような前記記憶領域に対するダンプ取得方法であって、
前記1対のボリュームに対するライト指示の処理におい
ては、前記1対のボリュームが第一の状態にあるとき
は、前記ライト指示を二重化して前記1対のボリューム
に属する正ボリュームおよび副ボリュームへのライトと
し、前記1対のボリュームが第二の状態にあるときは前
記ライト指示を正ボリュームのみへのライトとし、前記
1対のボリュームを前記第一の状態へ移行する際には前
記副ボリュームの内容を前記正ボリュームの内容に一致
させ、さらに、前記正ボリュームにライトする際には正
ボリューム用更新領域情報に前記ライトする領域を記録
し、前記副ボリュームにライトする際には副ボリューム
用更新領域情報に前記ライトする領域を記録し、前記1
対のボリュームを前記第一の状態へ移行する際には前記
副ボリューム用更新領域情報を前記正ボリューム用更新
領域情報に一致させ、前記1対のボリュームを前記第二
の状態へ移行する際には前記正ボリューム用更新領域情
報を初期化し、前記記憶領域を構成する前記1対のボリ
ュームの状態を前記第一の状態から前記第二の状態に移
行して前記副ボリューム用更新領域情報に記録された領
域の内容を前記副ボリュームからダンプして前記第二の
状態移行時点の前記記憶領域のダンプを取得することを
特徴とするダンプ取得方法。 - 【請求項2】1台以上の処理装置と1台以上の記憶装置
とに接続され、前記記憶装置を制御し、前記記憶装置の
記憶領域から複数のボリュームを構成し、前記複数のボ
リュームを正副2ボリューム1対のボリュームの組とし
て管理する制御装置であって、前記処理装置からの前記
1対のボリュームに対するライト指示に対し前記1対の
ボリュームが第一の状態にあるときは前記ライト指示を
二重化して前記1対のボリュームに属する正ボリューム
と副ボリュームへのライトとして前記正ボリュームと前
記副ボリュームにライトする手段と、前記処理装置から
の前記1対のボリュームに対するライト指示に対し前記
1対のボリュームが第二の状態にあるときは前記ライト
指示を前記正ボリュームへのライトとして前記正ボリュ
ームにライトする手段と、前記1対のボリュームを前記
第一の状態へ移行させるにあたり前記副ボリュームの内
容を前記正ボリュームの内容に一致させる手段と、さら
に、前記正ボリュームでのライトする領域を正ボリュー
ム用更新領域情報に記録する手段と、前記副ボリューム
でのライトする領域を副ボリューム用更新領域情報に記
録する手段と、前記1対のボリュームを前記第一の状態
へ移行させるにあたり前記副ボリューム用更新領域情報
を前記正ボリューム用領域更新情報に一致させる手段
と、前記1対のボリュームを前記第二の状態へ移行させ
るにあたり前記正ボリューム用更新領域情報を初期化す
る手段と、前記副ボリューム用更新領域情報に基づくダ
ンプ対象領域の決定に必要な情報を前記処理装置に転送
する手段と、前記処理装置からのダンプ指示によって指
示された領域の内容を副ボリュームからリードして前記
処理装置に転送する手段を有することを特徴とする制御
装置。 - 【請求項3】1台以上の処理装置と、1台以上の記憶装
置と、前記処理装置に接続され前記記憶装置を制御する
制御装置を有する情報処理システムであって、前記処理
装置が、ダンプ対象領域の決定に必要な情報を前記制御
装置から受領する手段と、前記ダンプ対象領域を決定す
る手段と、前記ダンプ対象領域について前記制御装置に
ダンプを指示する手段を有し、前記制御装置が、前記処
理装置からの前記1対のボリュームに対するライト指示
に対し、前記1対のボリュームが第一の状態にあるとき
は前記ライト指示を二重化して、前記1対のボリューム
に属する正ボリュームと副ボリュームへのライトとして
前記正ボリュームと前記副ボリュームにライトする手段
と、前記処理装置からの前記1対のボリュームに対する
ライト指示に対し、前記1対のボリュームが第二の状態
にあるときは前記ライト指示を前記正ボリュームへのラ
イトとして、前記正ボリュームにライトする手段と、前
記1対のボリュームを前記第一の状態へ移行させるにあ
たり前記副ボリュームの内容を前記正ボリュームの内容
に一致させる手段と、さらに、前記正ボリュームでのラ
イトする領域を正ボリューム用更新領域情報に記録する
手段と、前記副ボリュームでのライトする領域を副ボリ
ューム用更新領域情報に記録する手段と、前記1対のボ
リュームを前記第一の状態へ移行させるにあたり前記副
ボリューム用更新領域情報を前記正ボリューム用領域更
新情報に一致させる手段と、前記1対のボリュームを前
記第二の状態へ移行させるにあたり前記正ボリューム用
更新領域情報を初期化する手段と、前記副ボリューム用
更新領域情報に基づくダンプ対象領域の決定に必要な情
報を前記処理装置に転送する手段と、前記処理装置から
のダンプ指示によって指示された領域の内容を副ボリュ
ームからリードして前記処理装置に転送する手段を有す
ることを特徴とする情報処理システム。 - 【請求項4】記憶領域を構成する複数のボリュームが正
副2ボリューム1対のボリュームの組として管理される
ような前記記憶領域に対するダンプ取得方法であって、
前記1対のボリュームに対するライト指示の処理におい
ては、前記1対のボリュームが第一の状態にあるとき
は、前記ライト指示を二重化して前記1対のボリューム
に属する正ボリュームおよび副ボリュームへのライトと
し、前記1対のボリュームが第二の状態にあるときは前
記ライト指示を正ボリュームのみへのライトとし、前記
1対のボリュームを前記第一の状態へ移行する際には前
記副ボリュームの内容を前記正ボリュームの内容に一致
させ、さらに、前記正ボリュームにライトする際には正
ボリューム用更新領域情報に前記ライトする領域を記録
し、前記副ボリュームにライトする際には副ボリューム
用更新領域情報に前記ライトする領域を記録し、前記1
対のボリュームを前記第二の状態へ移行する際には、前
記副ボリューム用更新領域情報を前記正ボリューム用更
新領域情報に一致させたのちに前記正ボリューム用更新
領域情報を初期化し、前記記憶領域を構成する前記1対
のボリュームの状態を前記第一の状態から前記第二の状
態に移行して、前記副ボリューム用更新領域情報に記録
された領域の内容を前記副ボリュームからダンプして、
前記第二の状態移行時点の前記記憶領域のダンプを取得
することを特徴とするダンプ取得方法。 - 【請求項5】1台以上の処理装置と1台以上の記憶装置
とに接続され、前記記憶装置を制御し、前記記憶装置の
記憶領域から複数のボリュームを構成し、前記複数のボ
リュームを正副2ボリューム1対のボリュームの組とし
て管理する制御装置であって、前記処理装置からの前記
1対のボリュームに対するライト指示に対し、前記1対
のボリュームが第一の状態にあるときは、前記ライト指
示を二重化して前記1対のボリュームに属する正ボリュ
ームと副ボリュームへのライトとして前記正ボリューム
と前記副ボリュームにライトする手段と、前記処理装置
からの前記1対のボリュームに対するライト指示に対
し、前記1対のボリュームが第二の状態にあるときは前
記ライト指示を前記正ボリュームへのライトとして前記
正ボリュームにライトする手段と、前記1対のボリュー
ムを前記第一の状態へ移行させるにあたり前記副ボリュ
ームの内容を前記正ボリュームの内容に一致させる手段
と、さらに、前記正ボリュームでのライトする領域を正
ボリューム用更新領域情報に記録する手段と、前記副ボ
リュームでのライトする領域を副ボリューム用更新領域
情報に記録する手段と、前記1対のボリュームを前記第
二の状態へ移行させるにあたり、前記副ボリューム用更
新領域情報を前記正ボリューム用領域更新情報に一致さ
せてから前記正ボリューム用更新領域情報を初期化する
手段と、前記副ボリューム用更新領域情報に基づくダン
プ対象領域の決定に必要な情報を前記処理装置に転送す
る手段と、前記処理装置からのダンプ指示によって指示
された領域の内容を副ボリュームからリードして前記処
理装置に転送する手段を有することを特徴とする制御装
置。 - 【請求項6】1台以上の処理装置と、1台以上の記憶装
置と、前記処理装置に接続され前記記憶装置を制御する
制御装置を有する情報処理システムであって、前記処理
装置が、ダンプ対象領域の決定に必要な情報を前記制御
装置から受領する手段と、前記ダンプ対象領域を決定す
る手段と、前記ダンプ対象領域について前記制御装置に
ダンプを指示する手段を有し、前記制御装置が、前記処
理装置からの前記1対のボリュームに対するライト指示
に対し前記1対のボリュームが第一の状態にあるとき
は、前記ライト指示を二重化して前記1対のボリューム
に属する正ボリュームと副ボリュームへのライトとして
前記正ボリュームと前記副ボリュームにライトする手段
と、前記処理装置からの前記1対のボリュームに対する
ライト指示に対し前記1対のボリュームが第二の状態に
あるときは前記ライト指示を前記正ボリュームへのライ
トとして前記正ボリュームにライトする手段と、前記1
対のボリュームを前記第一の状態へ移行させるにあたり
前記副ボリュームの内容を前記正ボリュームの内容に一
致させる手段と、さらに、前記正ボリュームでのライト
する領域を正ボリューム用更新領域情報に記録する手段
と、前記副ボリュームでのライトする領域を副ボリュー
ム用更新領域情報に記録する手段と、前記1対のボリュ
ームを前記第二の状態へ移行させるにあたり、前記副ボ
リューム用更新領域情報を前記正ボリューム用領域更新
情報に一致させてから前記正ボリューム用更新領域情報
を初期化する手段と、前記副ボリューム用更新領域情報
に基づくダンプ対象領域の決定に必要な情報を前記処理
装置に転送する手段と、前記処理装置からのダンプ指示
によって指示された領域の内容を副ボリュームからリー
ドして前記処理装置に転送する手段を有することを特徴
とする情報処理システム。 - 【請求項7】記憶領域を構成する複数のボリュームが正
副2ボリューム1対のボリュームの組として管理される
ような前記記憶領域に対するダンプ取得方法であって、
前記1対のボリュームに対するライト指示の処理におい
ては、前記1対のボリュームが第一の状態にあるとき
は、前記ライト指示を二重化して前記1対のボリューム
に属する正ボリュームおよび副ボリュームへのライトと
し、前記1対のボリュームが第二の状態にあるときは前
記ライト指示を正ボリュームのみへのライトとし、前記
1対のボリュームを前記第一の状態へ移行する際には前
記副ボリュームの内容を前記正ボリュームの内容に一致
させ、さらに、前記正ボリュームにライトする際には正
ボリューム用更新領域情報に前記ライトする領域を記録
し、前記1対のボリュームを前記第二の状態へ移行する
際には前記副ボリューム用更新領域情報を前記正ボリュ
ーム用更新領域情報に一致させたのちに前記正ボリュー
ム用更新領域情報を初期化し、前記記憶領域を構成する
前記1対のボリュームの状態を前記第一の状態から前記
第二の状態に移行して、前記副ボリューム用更新領域情
報に記録された領域の内容を前記副ボリュームからダン
プして前記第二の状態移行時点の前記記憶領域のダンプ
を取得することを特徴とするダンプ取得方法。 - 【請求項8】1台以上の処理装置と1台以上の記憶装置
とに接続され、前記記憶装置を制御し、前記記憶装置の
記憶領域から複数のボリュームを構成し、前記複数のボ
リュームを正副2ボリューム1対のボリュームの組とし
て管理する制御装置であって、前記処理装置からの前記
1対のボリュームに対するライト指示に対し前記1対の
ボリュームが第一の状態にあるときは、前記ライト指示
を二重化して前記1対のボリュームに属する正ボリュー
ムと副ボリュームへのライトとして前記正ボリュームと
前記副ボリュームにライトする手段と、前記処理装置か
らの前記1対のボリュームに対するライト指示に対し前
記1対のボリュームが第二の状態にあるときは、前記ラ
イト指示を前記正ボリュームへのライトとして前記正ボ
リュームにライトする手段と、前記1対のボリュームを
前記第一の状態へ移行させるにあたり前記副ボリューム
の内容を前記正ボリュームの内容に一致させる手段と、
さらに、前記正ボリュームでのライトする領域を正ボリ
ューム用更新領域情報に記録する手段と、前記1対のボ
リュームを前記第二の状態へ移行させるにあたり、前記
副ボリューム用更新領域情報を前記正ボリューム用領域
更新情報に一致させてから前記正ボリューム用更新領域
情報を初期化する手段と、前記副ボリューム用更新領域
情報に基づくダンプ対象領域の決定に必要な情報を前記
処理装置に転送する手段と、前記処理装置からのダンプ
指示によって指示された領域の内容を副ボリュームから
リードして前記処理装置に転送する手段を有することを
特徴とする制御装置。 - 【請求項9】1台以上の処理装置と、1台以上の記憶装
置と、前記処理装置に接続され前記記憶装置を制御する
制御装置を有する情報処理システムであって、前記処理
装置が、ダンプ対象領域の決定に必要な情報を前記制御
装置から受領する手段と、前記ダンプ対象領域を決定す
る手段と、前記ダンプ対象領域について前記制御装置に
ダンプを指示する手段を有し、前記制御装置が、前記処
理装置からの前記1対のボリュームに対するライト指示
に対し、前記1対のボリュームが第一の状態にあるとき
は前記ライト指示を二重化して、前記1対のボリューム
に属する正ボリュームと副ボリュームへのライトとして
前記正ボリュームと前記副ボリュームにライトする手段
と、前記処理装置からの前記1対のボリュームに対する
ライト指示に対し、前記1対のボリュームが第二の状態
にあるときは前記ライト指示を前記正ボリュームへのラ
イトとして前記正ボリュームにライトする手段と、前記
1対のボリュームを前記第一の状態へ移行させるにあた
り前記副ボリュームの内容を前記正ボリュームの内容に
一致させる手段と、さらに、前記正ボリュームでのライ
トする領域を正ボリューム用更新領域情報に記録する手
段と、前記1対のボリュームを前記第二の状態へ移行さ
せるにあたり、前記副ボリューム用更新領域情報を前記
正ボリューム用領域更新情報に一致させてから前記正ボ
リューム用更新領域情報を初期化する手段と、前記副ボ
リューム用更新領域情報に基づくダンプ対象領域の決定
に必要な情報を前記処理装置に転送する手段と、前記処
理装置からのダンプ指示によって指示された領域の内容
を副ボリュームからリードして前記処理装置に転送する
手段を有することを特徴とする情報処理システム。 - 【請求項10】請求項2,5,8のいずれか1項記載の
制御装置であって、前記正ボリューム用更新領域情報お
よび/または前記副ボリューム更新領域情報を保持する
記憶領域が不揮発性であることを特徴とする制御装置。 - 【請求項11】請求項3,6,9のいずれか1項記載の
情報処理システムであって、前記正ボリューム用更新領
域情報および/または前記副ボリューム更新領域情報を
保持する記憶領域が不揮発性であることを特徴とする情
報処理システム。 - 【請求項12】請求項2,5,8のいずれか1項記載の
制御装置であって、前記記憶装置が磁気ディスク装置で
あることを特徴とする制御装置。 - 【請求項13】請求項3,6,9のいずれか1項記載の
情報処理システムであって、前記記憶装置が磁気ディス
ク装置であることを特徴とする情報処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10154177A JPH11345158A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | ダンプ取得方法及び制御装置並びに情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10154177A JPH11345158A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | ダンプ取得方法及び制御装置並びに情報処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11345158A true JPH11345158A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15578524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10154177A Pending JPH11345158A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | ダンプ取得方法及び制御装置並びに情報処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11345158A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1669849A2 (en) | 2004-12-10 | 2006-06-14 | Fujitsu Limited | Copy controller and method thereof |
US7191251B2 (en) | 2004-02-06 | 2007-03-13 | Hitachi, Ltd. | Storage control sub-system comprising virtual storage units |
JP2009140293A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Hitachi Ltd | システム解析装置、メモリダンプ取得方法、及びメモリダンプ取得プログラム |
WO2013150634A1 (ja) * | 2012-04-05 | 2013-10-10 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム、計算機及びプログラム |
-
1998
- 1998-06-03 JP JP10154177A patent/JPH11345158A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7191251B2 (en) | 2004-02-06 | 2007-03-13 | Hitachi, Ltd. | Storage control sub-system comprising virtual storage units |
US7617227B2 (en) | 2004-02-06 | 2009-11-10 | Hitachi, Ltd. | Storage control sub-system comprising virtual storage units |
EP1669849A2 (en) | 2004-12-10 | 2006-06-14 | Fujitsu Limited | Copy controller and method thereof |
CN100418062C (zh) * | 2004-12-10 | 2008-09-10 | 富士通株式会社 | 复制控制器及其方法 |
US7684073B2 (en) | 2004-12-10 | 2010-03-23 | Fujitsu Limited | Copy controller and method thereof |
JP2009140293A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Hitachi Ltd | システム解析装置、メモリダンプ取得方法、及びメモリダンプ取得プログラム |
WO2013150634A1 (ja) * | 2012-04-05 | 2013-10-10 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム、計算機及びプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3316500B2 (ja) | 移動されたデータの完全性を維持しながらraidセットにおけるドライブ数の拡張 | |
JP3726559B2 (ja) | ダイレクトバックアップ方法および記憶装置システム | |
JP3968207B2 (ja) | データ多重化方法およびデータ多重化システム | |
JP3868708B2 (ja) | スナップショット管理方法及び計算機システム | |
US7958326B2 (en) | Storage system and storage control method | |
KR100710767B1 (ko) | 카피 제어 장치 및 방법 | |
JP2003280964A (ja) | スナップショット取得方法、ストレージシステム及びディスク装置 | |
US6073221A (en) | Synchronization of shared data stores through use of non-empty track copy procedure | |
JP2003162378A (ja) | データ複写方法 | |
JP2003084917A (ja) | 遠隔ファイル共用方法、その装置及びシステム | |
JP4577242B2 (ja) | データバックアップシステム、データバックアップ方法、及びその動作制御プログラム | |
JP2002259183A (ja) | 記憶装置システム及びデータのバックアップ方法 | |
JP2002041345A (ja) | コンピュータシステム及びそのデータバックアップ方法 | |
JPH11345158A (ja) | ダンプ取得方法及び制御装置並びに情報処理システム | |
JP3882467B2 (ja) | 記憶装置システムのスナップショット管理方法 | |
JP2003173240A (ja) | 記憶装置システム及びそのデータバックアップ方法 | |
JPH0667811A (ja) | 多重化ディスク制御装置 | |
JP3597349B2 (ja) | 記憶サブシステムおよびその障害回復方法 | |
JP3808851B2 (ja) | ディスクアレイコントローラ、ディスクアレイ装置及びディスクアレイ制御プログラム | |
JP2006235698A (ja) | ストレージ間データ移行方法 | |
JP2001014112A (ja) | ディスクサブシステム及びリモートコピー方法 | |
JPH07281933A (ja) | 計算機システム | |
JP2004070456A (ja) | データバックアップ方法、データバックアップ装置、及び情報処理装置 | |
JP3842772B2 (ja) | ディスクアレイコントローラ、ディスクアレイ装置及びディスクアレイ制御プログラム | |
CN114442942B (zh) | 一种数据迁移方法、系统、设备及存储介质 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040309 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040706 |