JPH11343688A - クリ−ンル−ムのエアタイト構造 - Google Patents

クリ−ンル−ムのエアタイト構造

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JPH11343688A
JPH11343688A JP16441598A JP16441598A JPH11343688A JP H11343688 A JPH11343688 A JP H11343688A JP 16441598 A JP16441598 A JP 16441598A JP 16441598 A JP16441598 A JP 16441598A JP H11343688 A JPH11343688 A JP H11343688A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ確実なクリ−ンル−ムのエアタイト
構造を提供する。 【解決手段】 天井レ−ル(5)を固定部材(5A)と可動
部材(5B)の2つの部材で構成する。可動部材(5B)の係合
受片(16)を固定部材(5A)の係合突起(14)に側方から係合
させ、可動部材(5B)を回転させて固定部材(5A)に連結す
る。固定部材(5A)と可動部材(5B)の内側にはパッキング
材(8)が取付けられている。このパッキング材(8)
には、区画突起(17)の先端が圧着され、この区画突起に
よって上記固定部材(5A)と可動部材(5B)の連結部は、パ
ネル(4)側から隔離される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動間仕切りを用
いたクリ−ンル−ムのエアタイト構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のクリ−ンル−ム等のエアタイトを
要求される部屋においては、パネルや巾木レ−ル等の間
仕切り部材を天井レ−ル、壁レ−ル、巾木等の取付レ−
ル類を用いて天井、壁、床等に気密状態で取付けなけれ
ばならない。例えば、図12に示すように、天井にパネ
ルを取り付ける場合、天井(a)に受溝を有する天井レ
−ル(b)を固定し、この天井レ−ル(b)にパネル
(c)を差し込むと、同図(A)に示すように、外部の
エアが矢印で示すように天井レ−ル(b)の内側を通っ
たり、天井と天井レ−ルの隙間を通って室内側に漏れて
しまうので、充分とは言えない。そこで、同図(B)の
ように、天井と天井レ−ルの隅部や天井レ−ルとパネル
の接触部にシ−リング材(d)を充填して隙間を密封す
ることが行われているが、そのような充填作業は施工
性、施工費等で問題がある。また、最近は半導体装置の
集積度が高められるのに伴ってクリ−ンル−ムもより高
い清浄度レベルが要求され、極めて微細な微小粒子の流
入も排除しなければならないが、上記のようなシ−リン
グ材は溶剤等の揮散性物質を含有しているので、該シ−
リング材から発生するアウトガスにより室内が汚染され
る危険性があった。
【0003】シ−リング材を使用しない方法としては、
汚染物質が発生しにくい有弾性発泡体等のパッキング材
(e)を天井レ−ル(b)の内側や天井との隙間に取付
ける構造が考えられている(同図(C))。しかし、上
述の如き材質のパッキング材(e)は、滑りにくく、ま
た所定の押圧力をかけて圧着しなければ、エアタイト効
果を奏することができないので、同図(D)のように、
パッキング材(e)を予め内張りした天井レ−ル(b)
を天井に取り付けてからパネル(c)を矢印方向に受溝
内に挿入することができない。
【0004】そのため、例えば同図(E)に示すよう
に、天井レ−ル(b)を断面倒L形の受部材(b1)と板状
の当部材(b2)に二分割し、受部材(b1)を天井に取付けた
後にパネル(c)の一側面を受部材(b1)のパッキング材
(e)に当て、他側面に上記当部材(b2)を重ね、略L字
形に屈曲した先端(b3)を上記受部材(b1)と天井(a)の
間に差し込むと共に下部をねじ(f)でパネル(c)に
固定する構造が提案されている。しかし、このような構
造では、当部材(b2)の先端(b3)を差し込んだ部分から外
部のエアが内部に漏れるおそれがあり、天井面の仕上り
が悪いと当部材の先端(b3)を受部材(b1)と天井(a)の
間に嵌合できなくなり、ねじ止め作業前に当部材から手
を離すと差込部が外れて当部材(b2)は落下してしまう。
また上記当部材(b2)の先端(b3)は受部材に固定されてい
ないので、上記ねじで下部をパネルに固定しても上方の
差込部が手前に開くおそれがあり、パッキング材を圧縮
しきれずに該パッキング材の反発力によっても先端の差
込部が開く方向に押されるから、一層エアが入りやすく
なる傾向があった。
【0005】また、上記パッキング材は、両面粘着テ−
プで天井レ−ル等の取付レ−ル類の内側に作業現場で直
接貼り付けるように構成されているため、貼り付ける位
置がずれたりすると貼り直すのが大変であり、失敗する
ことも多かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決課題は、
上記のように高い清浄度レベルを要求されるクリ−ンル
−ム等においてアウトガスの影響がなく、施工が簡単で
パッキング材の取付けも容易にでき、確実にエア漏れを
防止できるようにした取付レ−ル類を有するクリ−ンル
−ムのエアタイト構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、間仕切
り部材の端部の一側面から端面にわたって該間仕切り部
材を囲む固定部材と該固定部材に連結可能に設けられ上
記間仕切り部材の他側面に添う可動部材を有する取付レ
−ル類を形成し、上記固定部材と可動部材の内側にパッ
キング材を取付け、上記可動部材を固定部材に連結して
該可動部材と固定部材で間仕切り部材の両側面を挟着し
たとき上記パッキング材を圧着して上記可動部材と固定
部材の連結部を上記間仕切り部材側から隔離するよう区
画突起を取付レ−ル類に形成したことを特徴とするクリ
−ンル−ムのエアタイト構造が提供され、上記課題が解
決される。なお、本発明において、「間仕切り部材」と
は、部屋を仕切りるためのパネルや該パネルを下方から
支持する巾木レ−ル等の部材を含むものとする。
【0008】また、本発明によれば、パッキング材は背
面に支持部片を有し、該支持部片を掛け止めるよう掛止
爪を固定部材と可動部材に形成したことを特徴とする上
記クリ−ンル−ムのエアタイト構造が提供され、従来の
ように両面粘着テ−プをを用いずに容易に取付けできる
ようにしたパッキング材が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、クリ−ンル−ムのパ−テ
ィションの断面図を示し、床(1)上に床レ−ル(2)
を配置し、その上に巾木(3)を設けてパネル(4)を
取付け、該パネル(4)の上端を天井レ−ル(5)で天
井(6)に取付けてあり、上記パネル(4)、床レ−ル
(2)等の間仕切り部材は上記天井レ−ル(5)、巾木
(3)及び後記する壁レ−ル(7)(図7)等の取付レ
−ル類をアルミ材等の金属材料で下記するように構成す
ることによりエアタイト構造に取付けられている。
【0010】天井レ−ル(5)は、図2に示すように、
パネル(4)の端部の側面側に延びる側面受部(5C)と端
面側に延びる端面部(5D)を有し上記パネル(4)の端部
の一側面から端面にわたって該パネル(4)を囲む天井
レ−ルの固定部材(5A)と、上記固定部材(5A)に連結可能
に設けられ上記パネル(4)の他側面に添う側面受部(5
E)を有する天井レ−ルの可動部材(5B)で構成されてい
る。上記固定部材(5A)と可動部材(5B)の側面受部(5C),
(5E)の内側にはパッキング材(8)が取付けられ、上記
端面部(5D)の外側にもパッキング材(8)が取付けら
れ、これらのパッキング材(8)の端縁を定位置に掛け
止めるための掛止爪(9)・・・が各部材の適宜位置に
設けられ、また取付けた際該パッキング材(8)を圧着
するよう押圧突起(10)・・・が適宜位置に適宜数設けら
れている。
【0011】なお、上記パッキング材(8)は、図3に
示すように有害なシロキサンやDOPを含まない発泡材
料で形成した基材(11)の背面に微粘着性若しくは吸着性
のあるフィルム,シ−ト等の支持部片(12)を接着し、こ
の支持部片(12)側を、図3(B),(C)に示すように
側面受部(5C),(5E)等に当てがい、上記掛止爪(9)・
・・に該支持部片(12)の縁が引っ掛るように押し付ける
ことにより簡単に装着でき、また取付調整や交換する場
合等も容易に着脱することができる。このような構成の
パッキング材は通常の製造ラインで製造が可能であり、
経済的に得ることができる。
【0012】上記固定部材(5A)と可動部材(5B)の連結部
の構成は、着脱自在に連結できる構成であればどのよう
な構造であってもよいが、好ましくは可動部材(5B)の先
端を横方向から固定部材の連結部に差し込んでパネルの
側面方向に回動させることにより外れないように取付け
できる構成がよい。このような構成の一例として、図に
示す実施例では、固定部材(5A)の端面部(5D)の先端に挿
入間隙(13)をあけて断面略円形の係合突起(14)を下向き
に形成し、一方上方に開口する受溝(15)を有する係合受
片(16)を可動部材(5B)の先端に設け、図4に示すように
可動部材(5B)を横向きにして係合受片(16)を上記係合突
起(14)に係合させ、パネル方向に回転して該係合受片(1
6)の先端を上記挿入間隙(13)に入り込ませて連結してい
るが、上記固定部材側に係合受片を設け可動部材側に係
合突起を設けるようにしたり、断面略円形の係合突起に
代えて断面弧状の突片を形成したり適宜に構成すること
ができる。
【0013】上記固定部材(5A)と可動部材(5B)を連結し
て両部材の側面受部(5C),(5E)で上記パネル(4)の両
側面を挟着したとき、上記パッキング材(8)を圧着し
て上記可動部材(5B)と固定部材(5A)の連結部を上記パネ
ル側から隔離するよう区画突起(17)が形成されている。
図1等に示す実施例では、該区画突起(17)は、固定部材
(5A)の上記係合突起(14)の内方に形成され、該係合突起
(14)と区画突起(17)間に上記係合受片(16)を差し込むた
めの差込溝(18)を形成してあるが、差込溝を設けずに上
記係合突起から離れた部位に独立して区画突起を形成し
てもよいし、可動部材側に区画突起を形成し固定部材の
端面部の内側等にパッキング材を設けて圧着させるよう
にすることもできる(図示略)。
【0014】上記の如き構成の天井レ−ル(5)は、先
ず固定部材(5A)の端面部(5D)を天井(6)にねじ(図示
略)で取付けた後、上記パネル(4)の上端を側面受部
(5C)に当て、可動部材(5B)の係合受片(16)を上記固定部
材(5A)の係合突起(14)と区画突起(17)間の差込溝(18)に
差し込み、パネル(4)の他側面側に可動部材(5B)を回
動させ、上記係合受片(16)の先端を挿入間隙(13)に嵌入
させて固定部材(5A)に連結した状態で可動部材(5B)の側
面受部(5E)にねじ(19)を差し込んでパネル(4)に固定
する。
【0015】この際、図5に示すように、上記係合突起
(14)と区画突起(17)間の差込溝(18)の入口部の幅を上記
係合受片(16)の厚さより大きく開口し、かつ可動部材(5
B)を固定部材(5A)に対して下方に降下させても係合受片
(16)の先端が係合突起(14)から外れないように構成して
おくと、可動部材(5B)をねじ止めする前に手を外しても
可動部材が落下しないし、また可動部材(5B)の端縁(20)
と天井(6)との間に調整代(L)が形成され、天井部
に多少の不陸があっても的確に取付けることができる。
【0016】床レ−ル(2)に取付ける巾木(3)は、
基本的には、上記天井レ−ル(5)とほぼ同様に構成さ
れている。図6は、巾木(3)の一実施例を示し、床レ
−ル(2)の一方の側面に沿って延びる側面受部(3C)と
床レ−ル(2)の上端に沿って延びる端面部(3D)を有す
る巾木の固定部材(3A)と、床レ−ル(2)の他側面に沿
って延びる側面受部(3E)を有する巾木の可動部材(3B)を
有し、各固定部材(3A)、可動部材(3B)にはパッキング材
(8)の掛止爪(9)・・・、押圧突起(10)・・・等が
設けられ、固定部材(3A)と可動部材(3B)の連結部には係
合突起(14)、係合受片(16)、挿入間隙(13)、区画突起(1
7)等が形成されている。上記天井レ−ル(5)と相違し
て、上記係合受片(16)の受溝(15)は下方に開口してい
て、上記係合突起(14)の上方から該係合突起(14)に係合
受片(16)を連結するように構成してあり、区画突起(17)
は係合突起(14)から離れて設けられている。なお、固定
部材(3A)、可動部材(3B)の上部には支承片(21),(22)を
形成してあり、パネル(4)を乗せたときその重みで自
動的に該可動部材(3B)を床レ−ル(2)方向に回動させ
てパッキング材(8)を床レ−ル(2)の側面に押し付
けるよう構成してある。なお、取付けた状態において、
上記固定部材(3A)の端面部(3D)は、床レ−ル(2)のフ
ロア−ジャッキ(23)上に載置され、部屋の情況によって
はパッキング材(8)を取り付けない場合もある。
【0017】上記パネル(4)を壁(24)、ドア(25)の框
(26)、コ−ナ−ポスト(27)(図10)等に取付ける部位で
は、図7に示すように、上記天井レ−ル(5)とほぼ同
様の構成を有する壁レ−ル(7)を用いればよい。図に
おいて、壁レ−ルの固定部材(7A)と可動部材(7B)の側面
受部(7C),(7E)は上記天井レ−ル(5)の側面受部(5
C), (5E) よりも幅狭に形成してあるが、上記天井レ−
ル(5)と同じものを用いてもよく、また可動部材(7B)
に設けた押圧突起(10)は山形状に形成してあり、上記各
部材(7A),(7B)には、係合突起(14)、係合受片(16)、区
画突起(17)、掛止爪(9)・・・等が上記天井レ−ル
(5)とほぼ同様に設けられている。
【0018】上記パネル(4)の開口部(28)では、図8
に示すように、パネル(4)の一側面に沿う側面受部(2
9)と端面部(30)を有する開口部の固定枠片(31)と、パネ
ルの他側面に沿う側面受部(32)を有する開口部の差込枠
片(33)を有し、各側面受部(29),(32)にパッキング材
(8)を取付け、差込枠片(33)の差込部(34)を固定枠片
(31)の受溝(35)に差し込んで係止爪(36)で固定するよう
にしてある。なお、上記各枠片(31),(33)には上記パッ
キング材(8)を掛け止めるための掛止爪(9)・・・
及び該パッキング材(8)を圧着する押圧突起(10)・・
・が設けられている。
【0019】上記パネルの接続部、コ−ナ−ポスト(2
7)、巾木(3)への接続部等においては、図9に示す如
きパネルジョイントパッキング材(37)が用いられてい
る。図において、パッキング本体(38)は、パネル端部等
に取付けた際、大部分が外部に露出しないような構造に
形成され、硬質塩化ビニ−ル樹脂等の硬質合成樹脂材料
で作られ、外部に露出する部分には、先端を折返したよ
うな形状の舌片(39)を設け、該舌片(39)をDOP等の悪
影響を及ぼさないようにした軟質塩化ビニ−ル樹脂等の
軟質合成樹脂材料で作り、該舌片(39)を折り重ねた状態
で挟着してエアタイトする構造にしてあり、接続部では
上記パネルジョイントパッキング材(37)をアルミ材等の
金属材料で両側に押圧片(40)を形成したパネルジョイナ
−(41)に嵌合してパッキング本体(38)に設けた係止爪(4
2)で固定してある(図10)。巾木(3)の部分では、図
1に示すように該係止爪(42)を支承片(21),(22)間に係
止して固定してある(図1)。
【0020】ガラス枠部分は、図11に示すように、アル
ミ材等の金属材料で形成したガラスフレ−ム(43)の外側
の係止爪(44)をパネルジョイントパッキング材(37)の受
片(45),(45)間に係合し、該ガラスフレ−ム(43)の内側
に形成した係止爪(46),(46)間にガラス押し縁(47)を取
付け、ガラス(48)を支持している。なお、上記ガラス押
し縁(47)は、アルミ材等の金属材料で作り、該押し縁の
一側には硬質塩化ビニ−ル樹脂等の硬質合成樹脂材料で
本体(49)を形成しガラスに接する接触部(50)を軟質塩化
ビニ−ル樹脂等の軟質合成樹脂材料で形成したガラス押
えパッキング材(51)が取付けられているが、該パッキン
グ材を用いない場合もある。図において、該接触部(50)
は、上記舌片(39)と同様に折り返し構造に形成してある
が、該接触部及び上記舌片のいずれも1枚の部片状に形
成してもよい。
【0021】上記ガラス押し縁(47)を上記ガラスフレ−
ム(43)の係止爪(46),(46)に係合させるための差込片(5
2),(53)は、斜めに平行に形成してあり、この構成によ
り図11(B)に示すようにガラス押えパッキング材(51)
を取付けたガラス押し縁(47)を斜め方向から上記ガラス
フレ−ム(43)に当てがって差込片(52),(53)を上記係止
爪(46),(46)間に差し込むことにより簡単に上記ガラス
押し縁(47)をガラスフレ−ム(43)に取付けることができ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され、固定部
材と可動部材で取付レ−ル類を構成し、固定部材に可動
部材を連結してパネル等の間仕切り部材を挟着するよう
にしたので、上記固定部材や可動部材の内側に取付けた
パッキング材がずれ動くことなくパネル面に対して平行
に押し当てられ、かつパッキング材を圧着して上記固定
部材と可動部材の連結部をパネル側から隔離するよう区
画突起を形成したから、外部から連結部を通って室内へ
エアが漏れることがなく、またシ−リング材等を使用し
ないので、アウトガスの問題を生じないようにでき、上
記可動部材と固定部材は連結されているので、パッキン
グ材を押圧突起で圧着してもパッキング材の反発力でエ
ア漏れを生じるような開口が形成されるおそれもなく、
確実にエアタイトすることができる。その上、施工に際
して、上記可動部材を回動して固定部材に連結できるよ
う係合突起と係合受片を設けたので、取付け作業が容易
であり、しかも連結した後は可動部材は手を外しても落
下しないから作業性が著しく向上し、パッキング材は両
面粘着テ−プを用いずに背面に設けた支持部片を掛止爪
に掛止めるだけで取付けできるから、パッキング材の取
付けの失敗もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、天井から床部分方向
のパ−ティションの断面図。
【図2】天井レ−ルを示し、(A)は固定部材、(B)
は可動部材の側面図。
【図3】パッキング材を示し、(A)は基材に支持部材
を接着する状態、(B)は可動部材に取付ける前の状
態、(C)は取付けた状態、(D)は一部を拡大し掛止
爪に引っ掛かった状態の各説明図。
【図4】固定部材に可動部材を連結する状態を示す説明
図。
【図5】可動部材の調整代を示す一部を拡大した説明
図。
【図6】巾木を示し、(A)は固定部材、(B)は可動
部材の側面図。
【図7】壁部分とドア框部分方向のパ−ティションの断
面図。
【図8】開口部部分のパ−ティションの断面図。
【図9】パネルジョイントパッキング材の側面図。
【図10】コ−ナ−ポスト部分とパネル接合部部分方向の
パ−ティションの断面図。
【図11】ガラス枠部分のパ−ティションを示し、(A)
は断面図、(B)はガラス押し縁の取付け作業を示す説
明図。
【図12】従来の取付レ−ル類の構成を示す説明図。
【符号の説明】
2 床レ−ル 3 巾木 4 パネル 5 天井レ−ル 7 壁レ−ル 3A,5A,7A 固定部材 3B,5B,7B 可動部材 3C,5C,7C 側面受部 3D,5D,7D 端面部 3E,5E,7E 側面受部 8 パッキング材 9 掛止爪 10 押圧突起 14 係合突起 16 係合受片 17 区画突起 37 パネルジョイントパッキング材 43 ガラスフレ−ム 47 ガラス押し縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F24F 7/06 F24F 7/06 C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間仕切り部材の端部の一側面から端面に
    わたって該間仕切り部材を囲む固定部材と該固定部材に
    連結可能に設けられ上記間仕切り部材の他側面に添う可
    動部材を有する取付レ−ル類を形成し、上記固定部材と
    可動部材の内側にパッキング材を取付け、上記可動部材
    を固定部材に連結して該可動部材と固定部材で間仕切り
    部材の両側面を挟着したとき上記パッキング材を圧着し
    て上記可動部材と固定部材の連結部を上記間仕切り部材
    側から隔離するよう区画突起を取付レ−ル類に形成した
    ことを特徴とするクリ−ンル−ムのエアタイト構造。
  2. 【請求項2】 上記固定部材は、間仕切り部材の側面側
    に延びる側面受部と端面側に延びる端面部を有し、上記
    可動部材と上記端面部には該可動部材を回動させて係合
    するよう係合突起と係合受片が形成されている請求項1
    に記載のクリ−ンル−ムのエアタイト構造。
  3. 【請求項3】 上記係合突起の内方に上記区画突起を設
    け、該係合突起と区画突起間に上記係合受片を差し込む
    差込溝を形成した請求項2に記載のクリ−ンル−ムのエ
    アタイト構造。
  4. 【請求項4】 上記固定部材と可動部材の内側には、上
    記間仕切り部材の両側面に挟着したとき上記パッキング
    材を圧着するよう押圧突起が形成されている請求項1に
    記載のクリ−ンル−ムのエアタイト構造。
  5. 【請求項5】 上記パッキング材は、背面に支持部片を
    接着してあり、上記固定部材及び可動部材には、該パッ
    キング材を取付けた際上記支持部片を掛止するよう掛止
    爪が形成されている請求項1ないし4のいずれかに記載
    のクリ−ンル−ムのエアタイト構造。
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