JPH07233567A - 目地ガスケット - Google Patents

目地ガスケット

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Publication number
JPH07233567A
JPH07233567A JP5321694A JP5321694A JPH07233567A JP H07233567 A JPH07233567 A JP H07233567A JP 5321694 A JP5321694 A JP 5321694A JP 5321694 A JP5321694 A JP 5321694A JP H07233567 A JPH07233567 A JP H07233567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
seal lip
leg
gasket
sewing thread
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5321694A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Shoji
正則 小路
Masanobu Takasugi
雅信 高杉
Yoshihiro Marume
義博 丸目
Makoto Haneda
誠 羽田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP5321694A priority Critical patent/JPH07233567A/ja
Publication of JPH07233567A publication Critical patent/JPH07233567A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表側が狭いか、足場が無く、表側からは挿入
することが出来ない場合でも、容易に挿入・嵌着可能な
目地ガスケツトを提供する。 【構成】 建物のフレーム10,10の外面に張った外
壁20,20間の目地30に嵌込み、目地30よりの水
漏れを止水すると共に外観を装飾するところの、目地3
0を覆う外面部分41に目地30内に挿入する脚部分4
2を立設し、その脚部分42の両側に、外壁20,20
と弾接させるシールリップ43,43を突設したゴム様
弾性体よりなる目地ガスケットであって、目地30への
組付け前は、縫製糸50の一端を引張ることによって容
易に締付け状態を解くことが可能に縫製糸50で締付け
ることにより、シールリップ43,43を偏平にしてな
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表側が狭いか、足場が
無く、表側からは挿入することが難しい場合でも、容易
に挿入・嵌着可能な目地ガスケツトに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図4を参考にして説明する。従
来に示すように、建物のフレーム10,10の外面に張
った外壁20,20間の目地30に嵌込み、目地30よ
りの水漏れを止水すると共に外観を装飾するゴム様弾性
体よりなる目地ガスケットとして、例えば、目地30を
覆う外面部分41に目地30内に挿入する脚部分42を
立設し、その脚部分42の両側に外壁20,20及びフ
レーム10,10と弾接させるシールリップ43,43
を突設してなるものが使用されている。この目地ガスケ
ット40は、一般に外壁20,20を張った後、外壁2
0,20の表側から挿入、嵌着しているが、表側が狭い
か、足場が無い場合、表側からは挿入することが出来な
いので、外壁20,20の目地30の端部(縦目地の場
合、上端部)から、脚部分42、シールリップ43,4
3を挿入し、押下げるようにしており、その際、挿入し
易くするため、図1に示す如くシールリップ43,43
を中空状に形成しておき、図2に示す如く中空部内を減
圧し、シールリップ43,43を収縮させ、偏平にして
いる。
【0003】また、図5及び6に示すように、外壁2
0,20の裏側(室内側)から操作可能に、外面部分4
1に目地30内に挿入するボルト45を植設したものを
使用し、ボルト45を目地30内に挿入し、裏側からナ
ット46締め付け、フレーム10,10に固定してい
る。
【0004】しかしながら、上記従来の目地ガスケット
のうち、図2に示す前者のシールリップ43,43を偏
平にするものは、中空部内を減圧の状態に長時間保持す
ることが、空気の透過が起こるため、困難であり、作業
現場で減圧処理を行うとすれば、真空ポンプ・ノズル等
の減圧設備・機器が必要になり、作業が煩雑になると言
う問題点がある。しかも、減圧のためにはシールリップ
43,43の一方の端面は何等かの方法でシールしてお
く必要がある。
【0005】また、図5に示す後者の外壁20,20の
裏側(室内側)から操作するようにしたものは、ボルト
45を一定のピッチ(例えば約500ミリピッチ)で留
める必要があり、作業が煩雑であり、止水を外面部分4
1の外壁20,20の端部表面への弾接のみに依存する
ため、止水の信頼性が低いと言う問題点がある。その
上、外壁20,20の裏側にフレームその他の部材があ
って、作業が困難な場合が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来の目地ガスケットは、表側が狭いか、足
場が無く、表側からは挿入することが出来ない場合で
も、大掛かりな設備・煩雑な作業等を必要とすることで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1・図7乃至図13を
参考にして説明する。本発明は、建物のフレーム10,
10の外面に張った外壁20,20間の目地30に嵌込
み、目地30よりの水漏れを止水すると共に外観を装飾
するところの、目地30を覆う外面部分41に目地30
内に挿入する脚部分42を立設し、その脚部分42の両
側に、外壁20,20と弾接させるシールリップ43,
43を突設したゴム様弾性体よりなる目地ガスケットで
あって、目地30への組付け前は、縫製糸50の一端を
引張ることによって容易に締付け状態を解くことが可能
に縫製糸50で締付けることにより、シールリップ4
3,43を偏平にしてなるものである。
【0008】
【実施例】実施例について説明すると、10,10は建
物のフレーム、20,20はそのフレーム10,10の
外面に張った外壁、30はその外壁20,20間に形成
された目地、40はその目地30に嵌込み、目地30よ
りの水漏れを止水すると共に外観を装飾する目地ガスケ
ットであって、次のように構成される。
【0009】すなわち、41は外壁20,20の端部表
面と弾接し、目地30を覆う外面部分、42はその外面
部分41に立設した目地30内に挿入する脚部分、4
3,43はその脚部分42の両側に必要に応じて突設し
たシールリップであって、図7及び図11に示すよう
に、種々の形状のものがあり、外壁20,20、フレー
ム10,10等と弾接することによって、室内側への水
漏れを阻止する。しかも、このシールリップ43,43
は、目地30への嵌着前は、目地30の端部からの挿入
を容易にするため、縫製糸50で締付けることによっ
て、偏平にしてあるが、目地30への挿入後は、縫製糸
50の一端を引張ることによって容易に締付け状態を解
くことが出来、本来の形状に復元させ、外壁20,2
0、フレーム10,10等と弾接することが出来るよう
にしてある。なお、図11に示すように、嵌着前は、脚
部分42の室内側端部に結合したサブシールリップ4
4,44も縫製糸50で締付け、偏平化してあり、嵌着
後、所定の形状に拡げるようにしてある。
【0010】作用について説明すると、本発明の目地ガ
スケット40は、表側が狭いか、足場が無い場合でも、
シールリップ43,43やサブシールリップ44,44
を縫製糸50で締め付け、偏平化してあるため、目地3
0の端部から容易に挿入することが出来る。しかも、目
地30への挿入後は、縫製糸50の一端を引張ることに
よって容易に締付け状態を解くことが出来、本来の形状
に復元させ、外壁20,20、フレーム10,10等と
弾接せることが出来る。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
表側が狭いか、足場が無く、表側からは挿入することが
出来ない場合でも、大掛かりな設備を使用して、シール
リップ43,43の中空部を減圧し、偏平にすると言う
煩雑な作業をする必要がなく、また、図10乃至図13
に示す如く非中空状のシールリップ43,43でも、容
易に挿入・嵌着可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスケットの本来の形状及び本発明の完成前の
形状を示す断面図である。
【図2】従来例の偏平化した状態を示す断面図である。
【図3】従来例の偏平化した状態で目地に挿入した状態
を示す断面図である。
【図4】従来例の目地に固定した状態を示す断面図であ
る。
【図5】別の従来例を示す断面図である。
【図6】別の従来例の取付状態を示す断面図である。
【図7】本発明の第1実施例の断面図である。
【図8】本発明の第1実施例を目地に挿入した状態を示
す断面図である。
【図9】本発明の第1実施例の目地に固定した状態を示
す断面図である。
【図10】本発明の第2実施例の完成前の状態を示す断
面図である。
【図11】本発明の第2実施例の断面図である。
【図12】本発明の第2実施例を目地に挿入した状態を
示す断面図である。
【図13】本発明の第2実施例を目地に固定した状態を
示す断面図である。
【符号の説明】
10 フレーム 20 外壁 30 目地 40 目地ガスケット 41 外面部分 42 脚部分 43 シールリップ 44 サブシールリップ 45 ボルト 46 ナット 50 縫製糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽田 誠 広島市西区三篠町2丁目2番8号西川ゴム 工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物のフレーム(10,10)の外面に
    張った外壁(20,20)間の目地(30)に嵌込み、
    目地(30)よりの水漏れを止水すると共に外観を装飾
    するところの、目地(30)を覆う外面部分(41)に
    目地(30)内に挿入する脚部分(42)を立設し、そ
    の脚部分(42)の両側に、外壁(20,20)と弾接
    させるシールリップ(43,43)を突設したゴム様弾
    性体よりなる目地ガスケットにおいて、目地(30)へ
    の組付け前は、縫製糸(50)の一端を引張ることによ
    って容易に締付け状態を解くことが可能に縫製糸(5
    0)で締付けることにより、シールリップ(43,4
    3)を偏平にしてなる目地ガスケット。
JP5321694A 1994-02-24 1994-02-24 目地ガスケット Pending JPH07233567A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5321694A JPH07233567A (ja) 1994-02-24 1994-02-24 目地ガスケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5321694A JPH07233567A (ja) 1994-02-24 1994-02-24 目地ガスケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07233567A true JPH07233567A (ja) 1995-09-05

Family

ID=12936645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5321694A Pending JPH07233567A (ja) 1994-02-24 1994-02-24 目地ガスケット

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JP (1) JPH07233567A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001262724A (ja) * 2000-03-22 2001-09-26 Nishikawa Rubber Co Ltd 外壁パネル用目地材およびその取付方法
KR100891468B1 (ko) * 2008-11-10 2009-04-01 서현철 교량의 외장재 조립 구조체
JP2010261153A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Daiwa House Industry Co Ltd 化粧目地一体型乾式目地構造

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