JPH11341933A - 鶏舎用給餌といの支持装置 - Google Patents

鶏舎用給餌といの支持装置

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JPH11341933A
JPH11341933A JP20591898A JP20591898A JPH11341933A JP H11341933 A JPH11341933 A JP H11341933A JP 20591898 A JP20591898 A JP 20591898A JP 20591898 A JP20591898 A JP 20591898A JP H11341933 A JPH11341933 A JP H11341933A
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poultry house
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雅昭 立住
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栄治 有本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鶏舎用給餌といを支持する受け具の製造が簡
単で、設置工事の際に給餌といを受け具に容易に取付け
ることができる支持装置が求められていた。 【解決手段】 ケージ1に取付けられた受け具21で給
餌とい3を支持する支持装置20において、受け具21
は、ケージの線材22,23に係止される係止部24,
25と、給餌といの外周面26の形状に実質的に対応し
て形成されこの外周面を支持する支持部27と、この支
持部の両端部にそれぞれかぎ状に形成され、給餌といの
一端縁30と他端縁31をそれぞれ保持する一方と他方
のフック状部28,29とを備えて一体的に形成され、
ケージに取付けられた受け具に給餌といを上方から押し
込むと、この給餌といおよび受け具が協働して撓んだの
ち復元方向に戻ることにより、この給餌といの一端縁3
0と他端縁31が受け具の一方と他方のフック状部2
8,29にそれぞれ装着されて給餌といを支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケージに取付けら
れた受け具で鶏舎用給餌とい(鶏舎用給餌樋)を支持す
る支持装置にかかり、特に、受け具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来技術を示す説明図である。図
9に示すように、養鶏場では、鶏舎に設置されたケージ
1内で多数のにわとりを飼育している。ケージ1には支
持装置4の受け具2が取り付けられ、この受け具2で鶏
舎用給餌とい(以下、給餌といと記載)3を支持してい
る。給餌とい3には、自動給餌機5により飼料6が自動
的に供給される。
【0003】受け具2は鉄製の板材により形成されてい
る。受け具2は、ケージ1に取付けられて給餌とい3を
支持する本体部7と、本体部7の両端部にスポット溶接
により固定された一対の止め金8とを備えている。たと
えば、本体部7および止め金8の板厚は、それぞれ1.
6mmおよび0.7mmであり、製造時には、この止め金8
は真っ直ぐに延びた状態になっている。現地での設置工
事の際には、給餌とい3を本体部7に取付けたのち、両
方の止め金8を矢印bに示すように折り曲げることによ
り、給餌とい3の両端縁9,10を保持するようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の受
け具2は、製造時に止め金8を溶接していたので、部品
点数が多くなり製造工程が複雑になっていた。設置工事
の際は、止め金8を折り曲げる煩雑な作業が必要であっ
た。特に、ケージ1に取付ける受け具2の数が極めて多
く、しかも止め金8は鉄製板材なので、折り曲げ作業は
困難で時間もかかっていた。
【0005】また、本体部7の板厚が比較的薄いので、
本体部7と給餌とい3との接触面積を大きくとることが
できず、給餌とい3がグラグラして不安定になりがちで
あった。鶏舎は密閉されており、しかもアンモニアガス
など腐食性ガスが空気中に含まれている。そのため、鉄
製の受け具2は錆により寿命が短い。特に、スポット溶
接部が腐食して止め金8が外れてしまうことが多かっ
た。
【0006】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、受け具の製造が簡単で、設置工事の
際に鶏舎用給餌といを受け具に容易に取付けることがで
きる鶏舎用給餌といの支持装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、ケージに取付けられた受け具で鶏舎用給
餌といを支持する支持装置において、前記受け具は、前
記ケージの線材に係止される係止部と、前記鶏舎用給餌
といの外周面の形状に実質的に対応して形成されこの外
周面を支持する支持部と、この支持部の両端部にそれぞ
れかぎ状に形成され、前記鶏舎用給餌といの一端縁と他
端縁をそれぞれ保持する一方と他方のフック状部とを備
えて一体的に形成され、前記ケージに取付けられた前記
受け具に前記鶏舎用給餌といを上方から押し込むと、こ
の鶏舎用給餌といおよび前記受け具が協働して撓んだの
ち復元方向に戻ることにより、この鶏舎用給餌といの前
記一端縁と前記他端縁が前記受け具の前記一方と他方の
フック状部にそれぞれ装着されて前記鶏舎用給餌といを
支持するようにしている。
【0008】好ましい実施態様にかかる前記受け具は、
前記係止部および前記一方のフック状部を有する基部
と、この基部から一体的に突出形成され先端部に前記他
方のフック状部を有する細長い突出部とを備えるととも
に、可撓性を有する合成樹脂により板状に形成されてい
る。
【0009】なお、前記基部の上部に形成された係止部
が前記ケージの上部線材に係止され、前記基部の下部に
形成されたスリットが前記ケージの下部線材に係止され
ることにより、前記受け具が前記ケージに取付けられる
ようにするのが好ましい。
【0010】また、前記受け具の前記突出部に、前記他
方のフック状部の近傍に位置して外方に開口する切欠き
部を形成することにより、前記突出部を外方に撓みやす
くして、前記他方のフック状部を前記鶏舎用給餌といの
前記他端縁に対して係合離脱可能にするのが好ましい。
【0011】なお、前記受け具は、前記鶏舎用給餌とい
の前記外周面に接触する前記支持部の縁部の幅が広くな
るような所定の断面形状に形成されているのが好まし
い。
【0012】前記受け具および前記鶏舎用給餌といは、
ABS,硬質塩化ビニル,ポリプロピレン,ポリエチレ
ンおよびポリカーボネートなどの熱可塑性樹脂のいずれ
かの合成樹脂でそれぞれ形成されているのが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる実施の形態
の一例を図1ないし図8を参照して説明する。図1およ
び図2は、それぞれ鶏舎用給餌といの支持装置が取付け
られたケージの側面図および正面図、図3は受け具の構
成を示す図である。
【0014】図示するように、支持装置20は、ケージ
1に取付けられた受け具21で鶏舎用給餌とい(以下、
給餌といと記載)3を支持している。図1および図2
は、ケージ1に取付けられた受け具21に給餌とい3を
取付ける以前の状態を示している。図3(A)ないし
(F)は、それぞれ受け具21の正面図、右側面図、左
側面図、平面図、底面図、背面図である。図3(G),
(H)は、それぞれ図3(A)のG−G線断面図、H−
H線断面図である。
【0015】図1ないし図3に示すように、受け具21
は全体が一体的に形成されている。受け具21は、ケー
ジ1の線材22,23に係止される係止部24,25
と、給餌とい3の外周面26の形状に実質的に対応して
形成され外周面26を支持する支持部27とを備えてい
る。受け具21は、一方のフック状部28と他方のフッ
ク状部29を備えている。フック状部28,29は、支
持部27の両端部にそれぞれかぎ状に形成され、給餌と
い3の一端縁30と他端縁31をそれぞれ保持してい
る。
【0016】図4および図5は、支持装置20が取付け
られたケージ1の側面図および正面図であり、受け具2
1に給餌とい3を取付けた状態(すなわち、受け具21
の使用状態)を示している。図1および図4に示すよう
に、支持装置20は、ケージ1に取付けられた受け具2
1に、給餌とい3を矢印cに示すように上方から下方に
向けて押し込むと、給餌とい3および受け具21が協働
して撓んだのち復元方向に戻ることにより、給餌とい3
の一端縁30と他端縁31が受け具21の一方と他方の
フック状部28,29にそれぞれ装着されて、給餌とい
3を支持するようにしている。
【0017】図1,図3および図4に示すように、受け
具21は、係止部24,25および一方のフック状部2
8を有する基部32と、細長い突出部33とを備えてい
る。突出部33は、基部32から一体的に突出形成さ
れ、先端部に他方のフック状部29を有している。受け
具21は、可撓性を有する合成樹脂により板状に形成さ
れている。支持部27は、基部32と突出部33の全体
にわたって形成されており、給餌とい3の外周面26の
形状とほぼ同じ形状になるように直線および曲線を適宜
組み合わせた形状(たとえば、傾斜したほぼJ字状)に
なっている。
【0018】基部32の上部にほぼ90度の角度で形成
されたコーナー部が、係止部24を構成している。この
コーナー部24が、ケージ1の上部線材22に係止さ
れ、基部32の下部に形成された係止部としてのスリッ
ト25が、ケージ1の下部線材23に係止されることに
より、受け具21がケージ1に取付けられる。受け具2
1のコーナー部24と、給餌とい3の一端縁30との間
には、上部線材22が配置されるのに必要なスペースが
形成されるようになっている。
【0019】下方の係止部をスリット25にしたので、
受け具21をケージ1に取付ける場合には、上部のコー
ナー部24を上部線材22に係合させ、受け具21を持
ち上げたのち下方に動かして、スリット25を下部線材
23に係合させればよい。したがって、受け具21の取
付け作業がワンタッチでできる。上部線材22と下部線
材23との距離hに多少の誤差があっても、スリット2
5でこの誤差を吸収して、受け具21をケージ1に取付
けることができる。なお、受け具21を支持する線材2
2,23が二本の場合を示したが、三本以上であっても
よい。
【0020】突出部33には、他方のフック状部29の
近傍に位置して外方に開口する切欠き部34が形成され
ている。この切欠き部34の幅や深さを所望の寸法に形
成することにより、突出部33を矢印eに示すように外
方に撓みやすくして、他方のフック状部29を、給餌と
い3の他端縁31に対して係合離脱可能にしている。基
部32の下方には、一つまたは複数(この例では、二
つ)の貫通孔35が形成されている。この貫通孔35
は、電線36を貫通させてこれを支持するためのもので
ある。この電線36には、にわとりが卵をつつかないよ
うにするために微弱電流が流れる。受け具21の素材を
絶縁性のものにすれば、電線36はケージ1に対して絶
縁される。
【0021】受け具21および給餌とい3は、耐衝撃強
度があり剛性を有しかつ可撓性を有する熱可塑性樹脂で
形成するのが好ましく、たとえば、ABS(アクリロニ
トリル−ブタジエン−スチレン共重合体),硬質塩化ビ
ニル,ポリプロピレン,ポリエチレンおよびポリカーボ
ネートのいずれかの合成樹脂でそれぞれ形成されてい
る。受け具21は、前記合成樹脂を素材として射出成形
により一体的に形成されるので、大量生産が容易であ
る。給餌とい3は、硬質塩化ビニルにより薄板状に形成
されているのが好ましい。なお、給餌とい3と受け具2
1の少なくとも一方が可撓性を有していればよい。した
がって、給餌とい3が可撓性の合成樹脂製であれば、受
け具21を、鉄,ステンレスなど金属により形成しても
よい。
【0022】合成樹脂製の受け具21の厚みtは、約5
mmないし約9mmで好ましくは約7mmであり、従来と比べ
て受け具21の厚みtを厚くすることができる。これに
より、受け具21の支持部27と給餌とい3との接触面
積が大きくなるので、給餌とい3を安定した状態で支持
することができる。受け具21の色彩としては、白色は
卵と同色なので遠くから卵の収集残りの確認がしにく
く、また、黒色は作業者にとって雰囲気が暗くなるので
好ましくなく、黄色,グレー,赤色,青色などが好まし
い。
【0023】次に、受け具21および給餌とい3をケー
ジ1に設置する手順について説明する。図1,図4,図
5に示すように、ケージ1には、上部線材22と下部線
材23が水平方向に延びて設けられている。まず、複数
の受け具21を、同じ方向に向けて同じ高さでかつ所定
のピッチPでケージ1に取付ける。この時、上方のコー
ナー部24を上部線材22に係合させるとともに、下部
のスリット25を下部線材23に係合させる。その結
果、上部線材22は、コーナー部24を介して受け具2
1および給餌とい3などの重量を支持し、下部線材23
は上部線材22まわりのモーメントを支持することにな
る。
【0024】次いで、給餌とい3を受け具21の上方に
配置して、矢印cに示すように上方から下方に押し込
む。すると、給餌とい3の外周面26が、受け具21の
一方と他方のフック状部28,29に接触する。給餌と
い3および受け具21は可撓性の合成樹脂製なので、給
餌とい3を受け具21にさらに押し込むと、給餌とい3
は矢印dに示すように狭まる方向に撓み、受け具21は
矢印eに示すように広がる方向に撓む。
【0025】やがて、給餌とい3の外周面26が、受け
具21の支持部27にほぼ全体的に接触すると、給餌と
い3と受け具21は、それぞれ矢印d,eとは反対方向
すなわち復元方向に戻る。これにより、給餌とい3の一
端縁30と他端縁31が、受け具21の一方と他方のフ
ック状部28,29にそれぞれ装着され、給餌とい3は
受け具21に押付けられた状態で支持される。給餌とい
3の一端縁30が一方のフック状部28に係合し、かつ
給餌とい3の重量が作用しているので、受け具21がケ
ージ1の内部側に移動して外れることはない。飼育作業
時には、自動給餌機5が走行して、飼料6が給餌とい3
内に自動的に供給される。
【0026】本実施形態によれば、受け具21の厚みt
が厚いので、受け具21の支持部27と給餌とい3の外
周面26との接触面積が大きくなっている。したがっ
て、受け具21により給餌とい3を安定した状態でしっ
かりと支持することができる。よって、飼料6の重さや
自動給餌機5の荷重が給餌とい3に掛かっても、給餌と
い3はグラグラすることなく安定している。
【0027】図6および図7は、本実施形態の変形例お
よび他の変形例にかかる支持装置を示す側面図である。
なお、以下の各変形例において、前記実施形態と同一ま
たは相当部分には同一符号を付してその説明を省略し、
異なる部分のみ説明する。
【0028】図6に示す給餌とい3aは、前記給餌とい
3と実質的に同じであるが、一端縁30aと他端縁31
aの形状が若干異なっている。受け具21aは、給餌と
い3aに対応して前記受け具21と実質的に同じ構成を
なしている。図7に示す給餌とい3bは、断面が多角形
をなしているが、これ以外の構成は前記給餌とい3,3
aと実質的には同じである。そして、受け具21bの支
持部27bは、給餌とい3bの外周面26bの形状に実
質的に対応して形成され、この外周面26bを支持して
いる。すなわち、支持部27bは給餌とい3bに全体的
に密着していなくても、面接触と線接触(または、点接
触)のいずれか一方または両方の組み合わせにより、給
餌とい3bを支持することができる。このように、給餌
といの断面形状が曲面,多角形のいずれであっても、本
発明の受け具を使用することができる。
【0029】図8は本実施形態のさらに他の変形例を示
す図である。図8(A)は支持装置が取付けられたケー
ジ1の一部を示す側面図、図8(B)は、図8(A)中
のB−B線部分断面図である。図8に示す受け具21c
は、給餌とい3の外周面26に接触する支持部27cの
縁部40の幅gが広くなるような所定の断面形状(たと
えば、T字状)に形成されている。このようにすれば、
支持部27cと外周面26との接触面積が大きくなるの
で、給餌とい3は、受け具21cによりさらにしっかり
と安定した状態で支持される。
【0030】上述のように、本発明では、設置工事の際
に、受け具21,21a,21b,21cに給餌といを
上方から押し込むと、給餌といと受け具が協働して撓ん
だのち復元方向に戻るので、給餌といを比較的小さな力
でワンタッチで容易に取付けることができる。したがっ
て、従来、設置工事の際に行っていた止め金の折り曲げ
作業等は不要であり、作業性がよくなる。給餌といと受
け具は協働して撓んだのち復元方向に戻って、給餌とい
の一端縁と他端縁を受け具の一方と他方のフック状部に
それぞれ装着し、受け具は給餌といを押さえ付けた状態
で保持している。したがって、給餌といが安定して支持
されるので、その後、給餌といに外力が掛かっても、給
餌といが受け具から外れてしまうことはない。また、長
期間使用しても給餌といが広がったり変形することが少
なくなり、給餌といの内部の飼料がこぼれ落ちることが
なく、自動給餌機5もスムーズに移動することができ
る。
【0031】受け具を厚みの厚い合成樹脂で一体成形し
たので、従来の受け具と比べて、部品点数が一つになり
製造時に溶接作業が不要で製造工程が簡略化される。ま
た、受け具全体の強度が向上するとともに軽量化するこ
とができる。受け具は、腐食性ガスを含む鶏舎内で使用
されても腐食することはなく長期間使用することができ
る。
【0032】受け具の材質が弾力性の大きい場合や、突
出部33の幅寸法f(図4)が大きい場合には、受け具
が矢印e方向に撓みにくい。このような場合に、切欠き
部34を設けることにより、他方のフック状部29が、
矢印eに示す方向に撓みやすくなる。したがって、給餌
といの取付け,取り外し作業が容易になる。なお、この
切欠き部34は省略してもよい。
【0033】受け具は、合成樹脂製なので取扱いが容易
であり、また尖った部分がほとんどなくかつ金属と比べ
て柔らかいので、受け具や給餌といの設置作業や飼育作
業の際に、作業者が受け具に触れても怪我をすることが
なく安全である。なお、本発明の鶏舎用給餌といの支持
装置は、にわとり以外の他の鳥類または動物を飼育する
ケージに取付けることもできる。なお、各図中同一符号
は同一または相当部分を示す。
【0034】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、鶏
舎用給餌といを支持する受け具を簡単に製造することが
でき、また、設置工事の際に鶏舎用給餌といを受け具に
容易に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図8は本発明の実施形態の一例を示
す図で、図1は支持装置が取付けられたケージの側面図
である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】受け具の構成を示す図である。
【図4】鶏舎用給餌といを取付けた後のケージの側面図
である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】本実施形態の変形例にかかる支持装置を示す側
面図である。
【図7】他の変形例にかかる支持装置を示す側面図であ
る。
【図8】さらに他の変形例にかかる支持装置を示す側面
図である。
【図9】従来の支持装置が取付けられたケージの側面図
である。
【符号の説明】
1 ケージ 3,3a,3b 鶏舎用給餌とい 20 支持装置 21,21a,21b,21c 受け具 22 上部線材(線材) 23 下部線材(線材) 24 コーナー部(係止部) 25 スリット(係止部) 26,26b 外周面 27,27b,27c 支持部 28 一方のフック状部 29 他方のフック状部 30,30a 一端縁 31,31a 他端縁 32 基部 33 突出部 34 切欠き部 40 縁部 g 幅

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケージに取付けられた受け具で鶏舎用給
    餌といを支持する支持装置において、 前記受け具は、前記ケージの線材に係止される係止部
    と、前記鶏舎用給餌といの外周面の形状に実質的に対応
    して形成されこの外周面を支持する支持部と、この支持
    部の両端部にそれぞれかぎ状に形成され、前記鶏舎用給
    餌といの一端縁と他端縁をそれぞれ保持する一方と他方
    のフック状部とを備えて一体的に形成され、 前記ケージに取付けられた前記受け具に前記鶏舎用給餌
    といを上方から押し込むと、この鶏舎用給餌といおよび
    前記受け具が協働して撓んだのち復元方向に戻ることに
    より、この鶏舎用給餌といの前記一端縁と前記他端縁が
    前記受け具の前記一方と他方のフック状部にそれぞれ装
    着されて前記鶏舎用給餌といを支持するようにしたこと
    を特徴とする鶏舎用給餌といの支持装置。
  2. 【請求項2】 前記受け具は、前記係止部および前記一
    方のフック状部を有する基部と、この基部から一体的に
    突出形成され先端部に前記他方のフック状部を有する細
    長い突出部とを備えるとともに、可撓性を有する合成樹
    脂により板状に形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の鶏舎用給餌といの支持装置。
  3. 【請求項3】 前記基部の上部に形成された係止部が前
    記ケージの上部線材に係止され、前記基部の下部に形成
    されたスリットが前記ケージの下部線材に係止されるこ
    とにより、前記受け具が前記ケージに取付けられるよう
    にしたことを特徴とする請求項2に記載の鶏舎用給餌と
    いの支持装置。
  4. 【請求項4】 前記受け具の前記突出部に、前記他方の
    フック状部の近傍に位置して外方に開口する切欠き部を
    形成することにより、 前記突出部を外方に撓みやすくして、前記他方のフック
    状部を前記鶏舎用給餌といの前記他端縁に対して係合離
    脱可能にしたことを特徴とする請求項2または3に記載
    の鶏舎用給餌といの支持装置。
  5. 【請求項5】 前記受け具は、前記鶏舎用給餌といの前
    記外周面に接触する前記支持部の縁部の幅が広くなるよ
    うな所定の断面形状に形成されていることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかの項に記載の鶏舎用給餌と
    いの支持装置。
  6. 【請求項6】 前記受け具および前記鶏舎用給餌とい
    は、ABS,硬質塩化ビニル,ポリプロピレン,ポリエ
    チレンおよびポリカーボネートなどの熱可塑性樹脂のい
    ずれかの合成樹脂でそれぞれ形成されていることを特徴
    とする請求項1ないし5のいずれかの項に記載の鶏舎用
    給餌といの支持装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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