JPH11341433A - デジタルデータ伝送装置 - Google Patents

デジタルデータ伝送装置

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JPH11341433A
JPH11341433A JP10145956A JP14595698A JPH11341433A JP H11341433 A JPH11341433 A JP H11341433A JP 10145956 A JP10145956 A JP 10145956A JP 14595698 A JP14595698 A JP 14595698A JP H11341433 A JPH11341433 A JP H11341433A
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JP10145956A
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Inventor
Hiroshi Okamoto
啓史 岡本
Hideaki Mita
英明 三田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンポジットデジタルVTRに映像信号以外
のデータを記録し、編集した場合、再生ビデオ位相が変
化すると、もとのデータを正確に分離することができな
い。 【解決手段】 送信部では、同期パターンを挿入したデ
ジタル映像信号に対して、データ配置回路3で、有効デ
ータ領域aライン×bサンプルの各ライン先頭からcサ
ンプルを第2のデータ領域、残りを第1のデータ領域と
し、第1のデータ領域のみに全データを配置し、第2以
降ラインの第2のデータ領域に1ライン前の終端cサン
プルを重複配置する。受信部では、逆データ配置回路6
で、有効データ領域の各ライン先頭からdサンプル後の
位置から(b−c)サンプルずつ取り出したデータから
同期パターンを検出し、元のデータを再構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号や音声信
号を符号化したデジタルデータを伝送するためのデジタ
ルデータ伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】映像信号以外のデジタルデータを映像信
号の伝送路で伝送するためには、デジタルデータを伝送
路の規格に従うように変換し、映像信号領域にデータを
配置することによって実現できる。以下図面を参照しな
がら、上記した従来のデジタルデータ伝送装置の一例に
ついて説明する。
【0003】図7は、特開平6−225258で示され
ている従来のデジタルデータ伝送装置の構成を示すもの
である。図7において、21はマルチプレクサ、22は
ECC付加器、23は符号化器、24はデータレート変
換器、25は水平垂直同期信号付加器、26は水平垂直
同期信号分離器、27はデータレート逆変換器、28は
復号化器、29はECC訂正器、30はデマルチプレク
サである。マルチプレクサ21から水平垂直同期信号付
加器25までが送信部を構成し、水平垂直同期信号分離
器26からデマルチプレクサ30までが受信部を構成し
ている。
【0004】以上のように構成された従来のデジタルデ
ータ伝送装置について、以下その動作について説明す
る。
【0005】送信部において、マルチプレクサ21で
は、入力された複数チャンネルのデジタルデータを1チ
ャンネルのデータに時間軸多重する。1チャンネルに多
重化されたデータに対してECC付加器22でエラー訂
正符号を付加する。符号化器23では、エラー訂正符号
が付加されたデータに対して、デジタル映像信号の禁止
コードや同期信号と一致しないように符号化を行う。デ
ータレート変換器24では、符号化器23の出力信号を
デジタル映像信号のデータレートに変換する。水平垂直
同期信号付加器25では、データレート変換器24の出
力に水平および垂直同期信号を付加し、伝送路の規格に
準拠した疑似デジタル映像信号を生成する。生成された
信号は、デジタル映像信号インターフェースを持つデジ
タルスイッチャやデジタルVTRなどの映像信号入力端
子に入力することができる。
【0006】一方、受信部では、水平垂直同期分離器2
6、データレート逆変換器27、復号化器28、ECC
訂正器29、及びデマルチプレクサ30を通じて送信部
の逆処理を行うことにより疑似デジタル映像信号からも
とのデータを再構成して出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、入力デジタルデータをNTSCコンポジ
ット映像信号に変換して、既存のコンポジットデジタル
VTRに記録し、編集する場合、編集は4フィールド単
位でしか行えないという課題を有していた。その理由を
以下に説明する。
【0008】SMPTE 244Mで規格化されている
ように、NTSCコンポジット映像信号では、カラーフ
レームは2フレーム周期で変化する。すなわち同一ライ
ンの色副搬送波の位相はフレーム毎に反転する。VTR
などでフィールド単位の編集を行う際、編集点でカラー
フレームシーケンスが不連続になる場合があり、このよ
うに記録されたテープは再生時にカラーフレームシーケ
ンスを連続にする必要がある。色副搬送波の周波数は画
素のサンプリング周波数の1/4であるので、D3やD
2などのコンポジットデジタルVTRではカラーフレー
ムが合ってない場合、再生ビデオ位相を2サンプルだけ
水平方向に移動する。このようにして、記録されている
データの値を保存したまま、カラーフレームシーケンス
の連続性を保つようになっている。
【0009】従って、既存のコンポジットデジタルVT
Rに映像信号以外のデータを記録し、編集した場合、こ
のような処理によって再生ビデオ位相が変化すると、上
記従来のデジタルデータ伝送装置では、送信側で疑似デ
ジタル映像信号のライン上に配置したデータの場所と受
信側で得られるデータの場所とが変わるために、もとの
データを正確に分離することが不可能になる。
【0010】本発明は上記課題に鑑み、既存のコンポジ
ットデジタルVTRに映像信号以外のデータを記録し、
フィールド単位の編集を行うことのできるデジタルデー
タ伝送装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、デ
ジタルデータに一定の間隔で同期パターンを挿入する同
期パターン挿入回路と、その同期パターン挿入回路の出
力をデジタル映像信号の禁止コードと一致しないように
データ形式を変換するデータ変換回路と、フィールド単
位に映像信号有効領域内のaライン×bサンプル領域を
有効データ領域とし、その有効データ領域内において、
各ラインの先頭からcサンプル(c≦b/2)までの領
域を第2のデータ領域、各ラインの残り(b−c)サン
プルの領域を第1のデータ領域として、第1のデータ領
域のみに第1ラインから順番にデータ変換回路の出力を
配置し、第2ライン以降の第nラインの第2のデータ領
域に、第(n−1)ラインの第1のデータ領域の終端c
サンプルに配置したデータを重複配置して、映像信号の
レートで出力するデータ配置回路と、そのデータ配置回
路の出力に所定の映像タイミング基準コードを付加して
伝送フォーマットに応じた形態の信号を生成する基準コ
ード付加回路とを有する送信部と、映像タイミング基準
信号を検出して分離する基準コード分離回路と、各ライ
ン毎に有効データ領域の先頭からdサンプル(d≦c)
後ろの位置から(b−c)サンプルずつ順番に取り出し
て並べる逆データ配置回路と、その逆データ配置回路の
出力をもとのデータ形式のデータに逆変換する逆データ
変換回路と、その逆データ変換回路の出力から同期パタ
ーンを検出して元のデータを再構成する同期パターン検
出回路とを有する受信部とを備えたデジタルデータ伝送
装置である。
【0012】請求項2の本発明は、デジタルデータに対
してデジタル映像信号の禁止コードおよびあらかじめ定
められた値の予約コードと一致しないようにデータ形式
を変換するデータ変換回路と、フィールド単位に映像信
号有効領域内のaラインからなる領域でかつ、各ライン
の先頭eサンプルと終端fサンプルを除く領域を有効デ
ータ領域として、データ変換回路の出力を配置して映像
信号のレートで出力するデータ配置回路と、有効データ
領域の各ラインの所定の場所に予約コードを挿入する予
約コード挿入回路と、その予約コード挿入回路の出力に
所定の映像タイミング基準コードを付加することにより
伝送フォーマットに応じた形態の信号を生成する基準コ
ード付加回路とを有する送信部と、映像タイミング基準
信号を検出して分離する基準コード分離回路と、その基
準コード分離回路の出力から予約コードを検出して有効
データ領域を検出するデータ領域検出回路と、検出され
た有効データ領域からデータを取り出して並べる逆デー
タ配置回路と、その逆データ配置回路の出力をもとのデ
ータ形式のデータに逆変換し、もとのデータを再構成す
る逆データ変換回路とを有する受信部とを備えたデジタ
ルデータ伝送装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1のデジ
タルデータ伝送装置の構成図である。図1において、1
は同期パターン挿入回路、2はデータ変換回路、3はデ
ータ配置回路、4は基準コード付加回路、5は基準コー
ド分離回路、6は逆データ配置回路、7は逆データ変換
回路、8は同期パターン検出回路である。同期パターン
挿入回路1から基準コード付加回路4までが送信部を構
成し、基準コード分離回路5から同期パターン検出回路
8までが受信部を構成している。
【0014】以上のように構成された本実施の形態のデ
ジタルデータ伝送装置について、以下図1〜図3を用い
てその動作を説明する。なお、以下の説明においては入
力デジタルデータは、1フィールド単位で映像および音
声信号を符号化したデータとし、1ビット幅で入力され
るものとする。
【0015】送信部において、映像信号と音声信号を1
フィールド単位で符号化・多重したデジタルデータが入
力されると、同期パターン挿入回路1は一旦バッファに
格納し、データを取り出す際に一定の区間毎に所定の同
期パターンを挿入して出力する。データ変換回路2で
は、1ビット幅の入力データに対して、まず先頭から7
ビット毎に順に区切って並列に並べ、7ビット幅のデー
タ(00h〜7Fh)に変換する。次にそのデータに一
律40hを足すことによって、40h〜BFhの範囲の
8ビット幅のデータに変換する。従ってデータ変換回路
2の出力はデータ幅8ビット、周波数は入力データに対
して1/7になる。データ配置回路3では、データ変換
回路2の出力を一旦メモリに格納し、コンポジット映像
信号の映像データ領域に配置して、映像信号のレートで
メモリから読み出す。
【0016】1フレームのコンポジット映像信号領域に
おける本発明のデータ配置の概念図を図2に示す。図2
に示すように、奇数フィールドおよび偶数フィールドの
有効映像領域内において、有効データ領域は、ライン番
号21〜260および284〜523、画素番号16〜
751の範囲とする。まず、各ラインの画素番号20〜
751に、第1番目のライン(ライン番号21および2
84)から順番にデータを配置する。ただし、最後のラ
イン(ライン番号260および523)のデータ配置は
画素番号747までとする。すなわち、1フィールドの
時間にデータ変換回路2から出力される最大データ量
は、240*732−4=175,676バイトであ
り、これをコンポジット映像信号の1フィールド内に配
置する。次に、第2番目以降第n番目のラインの最初の
4サンプル、すなわち、画素番号16〜19の区間に、
第(n−1)番目のラインに配置した最後の4サンプル
(画素番号748〜751)のデータを重複して配置す
る。なお、有効映像領域内でデータが配置されない領域
は、ダミーデータとして適当な値(例えば40h)を配
置する。
【0017】基準コード付加回路4では、コンポジット
デジタルインターフェースの規格に従って、SAV/E
AVのタイミング基準信号やカラーバースト信号などの
基準コードを付加することにより、疑似コンポジット映
像信号を出力する。
【0018】一方、受信部において、基準コード分離回
路5は、入力されるデータからタイミング基準信号など
を検出・分離する。逆データ配置回路6では、ライン番
号21〜260および284〜515の画素番号18〜
749の区間に含まれるデータを順番に取り出して並
べ、元のレートに変換して出力する。送信部で生成され
た疑似コンポジット映像信号が水平ビデオ位相の変動な
しに受信部へ入力された場合、逆データ配置回路6では
図2と同じデータ配置マップを構成することができる。
データ配置領域の第n番目のラインにおける画素番号7
49のデータに続くデータは、第n番目のラインの画素
番号750(図2_9)と、第(n+1)番目のライン
の画素番号18(図2_10)に配置されている。従っ
て逆データ配置回路6からは、フィールド毎に先頭から
2サンプルダミーデータが出力された後、有効データが
連続して出力される。データ逆変換回路7では、データ
変換回路2の逆処理を行う。すなわち、入力されるデー
タに対して、40hを引き算し、7ビット*1ワードの
データを1ビット*7ワードのデータに変換する。同期
パターン検出回路8では、データを一旦バッファに格納
し、送信部で挿入された同期パターンを検出・分離し
て、元のデータを再構成して出力する。
【0019】次に、受信部へ入力される信号の水平ビデ
オ位相が、送信部からの出力と異なる場合の処理につい
て説明する。水平同期信号に対してビデオ位相が2サン
プル後ろに変動した場合、逆データ配置回路6で構成さ
れるデータ配置マップは、図3に示すようになる。例え
ば送信部で第n番目のラインの画素番号749に配置さ
れたデータは同一ラインの画素番号751(図3_1
1)に移動するが、同じデータが図3の第(n+1)番
目のラインの画素番号19(図3_12)に配置されて
いるので、上記位相変動のない場合と同様に画素番号1
8〜749の範囲からデータを取り出して並べれば、逆
データ配置回路6の出力は、フィールドの先頭に4サン
プルダミーデータが出力された後、それ以降の有効デー
タは欠落することなく連続して出力される。従って、上
記と同様に同期パターンを検出することによって、元の
データを正しく復元する事ができる。なお、ここでは+
2サンプル位相変動した場合について説明したが、本実
施の形態の場合は、−2〜+2サンプルの範囲の位相変
動まで対応することができる。
【0020】以上のように本実施の形態によれば、送信
部では、まず入力デジタルデータに同期パターンを挿入
し、デジタル映像信号の禁止コードと一致しないように
変換する。次に、映像信号のaライン×bサンプルから
なる有効データ領域内において、各ライン先頭からcサ
ンプル(c≦b/2)を第2のデータ領域、残り(b−
c)サンプルを第1のデータ領域とする時、まず前記第
1のデータ領域のみにデータを配置し、次に第2番ライ
ン以降第nラインの前記第2のデータ領域に、第(n−
1)番目のラインの終端cサンプルに配置したデータを
重複して配置して映像信号のレートに変換した後、所定
の映像タイミング基準信号を付加して出力する。受信部
では、映像タイミング基準信号を分離した後、各ライン
毎にデータ配置領域内のデータ先頭からdサンプル(d
≦c)後ろの位置から(b−c)サンプルずつ順番に取
り出して並べる。並べられたデータから同期パターンを
検出し、それに基づいて元のデータ再構成を行うことに
より、受信部へ入力される信号の水平ビデオ位相が−
(c−d)〜+dサンプル変動した場合においても、元
のデータを正しく復元することができる。 (実施の形態2)以下、本発明の実施の形態2のデジタ
ルデータ伝送装置について、図面を参照しながら説明す
る。
【0021】図4は、本発明の実施の形態2のデジタル
データ伝送装置の構成図である。図4において、図1の
構成と同様のものは同じ番号を付して詳細な説明を省略
する。本実施の形態の構成のうち、13はデータ配置回
路、14は予約コード挿入回路、15はデータ領域検出
回路、16は逆データ配置回路である。
【0022】以上のように構成された第2の実施の形態
のデジタルデータ伝送装置について、以下その動作を説
明する。なお、本実施の形態においても実施の形態1と
同様に入力デジタルデータは、1フィールド単位で映像
および音声信号を符号化したデータとし、1ビット幅で
入力されるものとする。
【0023】送信部において、データ変換回路2では、
実施の形態1と同様に、1ビット幅の入力データを40
h〜BFhの範囲の8ビット幅のデータに変換する。デ
ータ配置回路13では、データ変換回路2の出力を一旦
メモリに格納し、コンポジット映像信号の映像データ領
域に配置して、映像信号のレートでメモリから読み出
す。
【0024】1フレームのコンポジット映像信号領域に
おける本実施の形態のデータ配置概念図を図5に示す。
図5に示すように、奇数フィールドおよび偶数フィール
ドの有効映像領域内において、垂直方向にはライン番号
21〜260および284〜523の240ライン、水
平方向には画素番号18〜749の732画素の範囲に
データを配置する。その他の領域は、ダミーデータとし
て全て40hを配置する。
【0025】予約コード挿入回路14では、データ配置
領域の各ライン画素番号17(図4_17)に予約コー
ドを挿入する。データ変換回路2の出力は40h〜BF
hの範囲、禁止コードは00hとFFhであるので、予
約コードはそれ以外の値の7Fhとする。基準コード付
加回路4では、以上の処理を施されたデータにタイミン
グ基準コード等を付加し、疑似コンポジット映像信号を
出力する。
【0026】一方、受信部において、基準コード分離回
路5で基準コードを分離した後、データ領域検出回路1
5では、フィールド毎に全有効ラインから予約コード7
Fhを検出する。ここでは、1フィールドのデータ配置
領域の全ラインから検出された予約コードの位置を用い
て、多数決判定によりそのフィールドのデータ領域を決
定する。逆データ配置回路16では、データ領域検出回
路15で決定された領域からデータを取り出し、データ
配置回路13の逆処理をして出力する。その後、逆デー
タ変換回路7でデータ変換の逆処理を施して、元のデー
タを再構成して出力する。
【0027】次に、受信部へ入力される信号の水平ビデ
オ位相が、送信部からの出力と異なる場合の処理につい
て説明する。水平同期信号に対してビデオ位相が2サン
プル前に変動した場合、受信部でのデータ配置は図6に
示すようになる。この場合、予約コードを検出すること
によって、2サンプルのビデオ位相変動を検出すること
ができるので、データが配置された領域がわかる。従っ
て、元のデータを正しく復元することができる。
【0028】また、予約コードを検出する際には、複数
のラインのデータを用いて判定することにより、伝送路
でのエラーで、数ライン予約コード検出が不可能になっ
た場合にも、エラーのないラインのデータを用いて、デ
ータ領域検出することができる。
【0029】以上のように本実施の形態によれば、送信
部では、まず、入力デジタルデータをデジタル映像信号
の禁止コードおよび予め定められた値の予約コードと一
致しないように変換する。次に、映像信号の有効領域内
においてライン先頭eサンプルと終端fサンプルを除く
領域を有効データ配置領域としてデータを配置して映像
信号のレートに変換した後、各ラインの所定場所に予約
コードを挿入し、所定の映像タイミング基準コードを付
加して出力する。受信部では、映像タイミング基準信号
を分離した後、予約コードを検出することによって有効
データ配置領域を検出し、データを取り出して元のデー
タ再構成を行うことにより、受信部へ入力される信号の
水平ビデオ位相が−f〜+eサンプル変動した場合にお
いても、元のデータを正しく復元することができる。
【0030】なお、上記実施の形態1および2では、入
力デジタルデータはフィールド単位に符号化されたデー
タとしたが、フレーム単位などフィールドのN(N=
1,2,・・・)倍単位であれば、入力データを符号化
単位毎にN分割してそれぞれフィールド内のデータ配置
領域に配置することにより、実施の形態と同様の効果を
得ることができる。
【0031】また、上記実施の形態1および2では、入
力デジタルデータは1ビット幅1系統としたが、ビット
幅が広い場合や、複数系統で入力される場合には、送信
部の前にマルチプレクサを設けることによって、送信の
前処理として1ビット幅に変換し、受信部の後にデマル
チプレクサを設けることによって、受信の後処理として
元のビット幅に逆変換すればよい。
【0032】また、上記実施の形態1および2では、デ
ータ変換回路2で元のデータを40h〜BFhのデータ
に変換したが、これに限定されることはなく、デジタル
映像信号の禁止コードと一致しないように変換すればよ
い。ダミーデータに関しても、禁止コード以外であれば
他のどんな値でもよい。
【0033】また、上記実施の形態1では、第1のデー
タ領域の画素番号を20〜751、第2のデータ領域の
画素番号を16〜19、重複して配置するサンプル数C
を4としたが、この領域、サンプル数に限定されるもの
ではなく、有効データ領域をaライン×bサンプルの領
域とすれば、C≦b/2の範囲で選択できる。同様に、
逆データ配置回路で、データを取り出すときの有効デー
タ領域の先頭からのdサンプルは、d≦cの範囲であれ
ばよい。
【0034】また、上記実施の形態2における先頭eサ
ンプル、終端fサンプル、及び有効データ領域の数値は
一例であり、これら数値に限定されるものではない。
【0035】また、上記実施の形態2における予約コー
ドの挿入場所は、有効データ配置領域を検出できれば、
データに影響の無い他の場所であってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、同期パターンを挿入した後、禁止コードと一致
しないように変換したデータをデータ配置領域に両端の
所定数サンプルを重複して配置することによって、受信
部への入力データの水平ビデオ位相が変動していた場合
にも元のデータを正しく復元できる。
【0037】また、本発明は、各ライン毎にデータ配置
領域以外の所定の場所に特定の値の予約コードを配置し
受信部で検出することによって、水平ビデオ位相の変動
を検出できる。
【0038】従って、既存のコンポジットデジタルVT
Rに映像信号以外のデータを記録し、フィールド単位の
編集を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のデジタルデータ伝送装
置の構成図である。
【図2】同実施の形態1におけるデータ配置概念図であ
る。
【図3】同実施の形態1における受信部でのデータ配置
概念図である。
【図4】本発明の実施の形態2のデジタルデータ伝送装
置の構成図である。
【図5】同実施の形態2におけるデータ配置概念図であ
る。
【図6】同実施の形態2における受信部でのデータ配置
概念図である。
【図7】従来のデジタルデータ伝送装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 同期パターン挿入回路 2 データ変換回路 3、13 データ配置回路 4 基準コード付加回路 5 基準コード分離回路 6、16 逆データ配置回路 7 逆データ変換回路 8 同期パターン検出回路 14 予約コード挿入回路 15 データ領域検出回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルデータに一定の間隔で同期パタ
    ーンを挿入する同期パターン挿入回路と、その同期パタ
    ーン挿入回路の出力をデジタル映像信号の禁止コードと
    一致しないようにデータ形式を変換するデータ変換回路
    と、フィールド単位に映像信号有効領域内のaライン×
    bサンプル領域を有効データ領域とし、その有効データ
    領域内において、各ラインの先頭からcサンプル(c≦
    b/2)までの領域を第2のデータ領域、各ラインの残
    り(b−c)サンプルの領域を第1のデータ領域とし
    て、前記第1のデータ領域のみに第1ラインから順番に
    前記データ変換回路の出力を配置し、第2ライン以降の
    第nラインの前記第2のデータ領域に、第(n−1)ラ
    インの前記第1のデータ領域の終端cサンプルに配置し
    たデータを重複配置して、映像信号のレートで出力する
    データ配置回路と、そのデータ配置回路の出力に所定の
    映像タイミング基準コードを付加して伝送フォーマット
    に応じた形態の信号を生成する基準コード付加回路とを
    有する送信部と、前記映像タイミング基準信号を検出し
    て分離する基準コード分離回路と、各ライン毎に前記有
    効データ領域の先頭からdサンプル(d≦c)後ろの位
    置から(b−c)サンプルずつ順番に取り出して並べる
    逆データ配置回路と、その逆データ配置回路の出力をも
    とのデータ形式のデータに逆変換する逆データ変換回路
    と、その逆データ変換回路の出力から前記同期パターン
    を検出して元のデータを再構成する同期パターン検出回
    路とを有する受信部とを備えたことを特徴とするデジタ
    ルデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 デジタルデータに対してデジタル映像信
    号の禁止コードおよびあらかじめ定められた値の予約コ
    ードと一致しないようにデータ形式を変換するデータ変
    換回路と、フィールド単位に映像信号有効領域内のaラ
    インからなる領域でかつ、各ラインの先頭eサンプルと
    終端fサンプルを除く領域を有効データ領域として、前
    記データ変換回路の出力を配置して映像信号のレートで
    出力するデータ配置回路と、前記有効データ領域の各ラ
    インの所定の場所に前記予約コードを挿入する予約コー
    ド挿入回路と、その予約コード挿入回路の出力に所定の
    映像タイミング基準コードを付加することにより伝送フ
    ォーマットに応じた形態の信号を生成する基準コード付
    加回路とを有する送信部と、前記映像タイミング基準信
    号を検出して分離する基準コード分離回路と、その基準
    コード分離回路の出力から前記予約コードを検出して有
    効データ領域を検出するデータ領域検出回路と、前記検
    出された有効データ領域からデータを取り出して並べる
    逆データ配置回路と、その逆データ配置回路の出力をも
    とのデータ形式のデータに逆変換し、もとのデータを再
    構成する逆データ変換回路とを有する受信部とを備えた
    ことを特徴とするデジタルデータ伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記有効データ領域の検出は、複数のラ
    インの前記予約コードの検出結果に基づいて判定するこ
    とを特徴とする請求項2記載のデジタルデータ伝送装
    置。
JP10145956A 1998-05-27 1998-05-27 デジタルデータ伝送装置 Pending JPH11341433A (ja)

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