JPH11341066A - デ―タ・ストリ―ムの正しい同期点を見つける方法、デ―タ処理システム及びマルチメディア・アダプタ - Google Patents

デ―タ・ストリ―ムの正しい同期点を見つける方法、デ―タ処理システム及びマルチメディア・アダプタ

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JPH11341066A
JPH11341066A JP6392699A JP6392699A JPH11341066A JP H11341066 A JPH11341066 A JP H11341066A JP 6392699 A JP6392699 A JP 6392699A JP 6392699 A JP6392699 A JP 6392699A JP H11341066 A JPH11341066 A JP H11341066A
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    • H04N21/4341Demultiplexing of audio and video streams

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のビデオ及びオーディオのデータ・パケ
ットを含むデータ・ストリーム内の正しい同期点を見つ
ける方法及びデータ処理システムを提供すること。 【解決手段】 データ・ストリームは、オーディオ・デ
ータ・パケット内のオーディオ同期ファクタ及びビデオ
・データ・パケット内のビデオ同期ファクタが監視され
る。ビデオ同期ファクタの検出に応答して、その後の複
数のオーディオ・データ・パケットから最初のものが調
べられ、オーディオ同期ファクタを含むかどうかが確認
される。オーディオ同期ファクタが検出されたことに応
答して、ビデオ・データ・パケット内に同期点が見つけ
られる。オーディオ同期ファクタの検出に応答して、そ
の直後に続くデータ・パケットが調べられ、ビデオ同期
ファクタを含むかどうかが確認される。ビデオ同期ファ
クタの検出に応答して、オーディオ・データ・パケット
内に同期点が見つけられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には改良さ
れたデータ処理システムに関して、特にデータ処理シス
テムにおいてデータ・ストリームの処理を管理する方法
及び装置、中でもデータ・ストリーム内の同期点を見つ
ける方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】いつでも2つ以上の媒体を通して情報の
表現や転送を行うマルチメディアは、コンピュータ産業
の中では成長の速い分野であり、様々なマルチメディア
の機能を取り入れたアプリケーションが多数開発されて
いる。またマルチメディアにより顧客に情報を提示する
企業も多い。マルチメディアは、PC(パーソナル・コ
ンピュータ)等のデータ処理システムを通してユーザに
情報を伝える際に、色々な形式の媒体を組み合わせる。
マルチメディア・アプリケーションは、1つのアプリケ
ーションの中で、形式の異なる通信を利用するアプリケ
ーションである。例えばマルチメディア・アプリケーシ
ョンはコンピュータを通して、同時にオーディオとビデ
オを介してユーザ・データを伝えることができる。この
ようなマルチメディア・アプリケーションは普通はビッ
ト制約的でリアル・タイムであり、要求事項が多いの
で、データ処理システムには充分な処理能力が求められ
る。ユーザは、例えばDVD(デジタル・ビデオ・ディ
スク)上のビデオ・ゲームやムービーの形で、または通
信リンクを通してマルチメディアにアクセスできる。マ
ルチメディアはまたインターネットでも優勢になってい
る。多くのWebサイトがユーザにマルチメディアを提
供している。更に、インターネットではビデオ形式のマ
ルチメディアも利用できる。
【0003】ビデオ・サーバからユーザにビデオをビデ
オ形式で送る際、ブロードキャストされているMPEG
データ・ストリームに割込みが起こり、MPEGデータ
・ストリーム内の、オーディオとビデオの両方の同期を
取り始めるための正しい同期点を見つけるときには問題
が生じる。MPEGデータ・ストリームのプレゼンテー
ションはどこからでも始めるられるが、その際にオーデ
ィオとビデオは、ほとんどの場合同期が取れない。オー
ディオ、ビデオ両方のデータを含むMPEGデータ・ス
トリームは、オーディオ・データ・パケット、ビデオ・
データ・パケット、または種々のデータ・パケット等で
あるデータ・パケットを持つ。ビデオの場合、いくつか
のデータ・パケットは前のデータにもとづくデータの増
分(a delta of data)を含むことがある。MPEGデ
ータ・ストリームでビデオのプレゼンテーションをクリ
ーンに開始するには、ビデオのシーケンス・ヘッダの始
点がわかっていなければならない。オーディオの場合、
正しい同期点はオーディオ・パケットであり、これは同
期ワードを含む。従って、同期点はビデオ・データ・パ
ケットとオーディオ・データ・パケットの両方に見つけ
ることができる。ただし、オーディオとビデオ両方のデ
ータ・パケットの間で正しい同期点を選択することには
問題がある。
【0004】従って、データのプレゼンテーションを開
始するために、データ・ストリームの正しい同期点を見
つける改良された方法及び装置を提供すれば好都合であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、改良
されたデータ処理システムを提供することである。
【0006】本発明の他の目的は、データ処理システム
においてデータ・ストリームの処理を管理する方法及び
装置を提供することである。
【0007】更に本発明の他の目的は、データ・ストリ
ームの同期点を見つける方法及び装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のビデオ
・データ・パケット及び複数のオーディオ・データ・パ
ケットを含むデータ・ストリーム内の正しい同期点を見
つけるための、データ処理システムにおける方法を提供
する。データ・ストリームは、オーディオ・データ・パ
ケット内のオーディオ同期ファクタ及びビデオ・データ
・パケット内のビデオ同期ファクタが監視される。ビデ
オ・データ・パケット内のビデオ同期ファクタの検出に
応答して、複数のオーディオ・データ・パケットから、
ビデオ・データ・パケットの後の最初のオーディオ・デ
ータ・パケットが調べられ、最初のオーディオ・データ
・パケットがオーディオ同期ファクタを含むかどうかが
確認される。
【0009】オーディオ・データ・パケット内のオーデ
ィオ同期ファクタの検出に応答して、オーディオ・デー
タ・パケットの直後のデータ・パケットが調べられ、デ
ータ・パケットがビデオ同期ファクタを含むビデオ・デ
ータ・パケットかどうかが確認される。ビデオ同期ファ
クタを含むビデオ・データ・パケットの後の最初のオー
ディオ・データ・パケット内のオーディオ同期ファクタ
の検出に応答して、ビデオ・データ・パケット内の同期
点が見つけられる。オーディオ・データ・パケットの直
後のビデオ・データ・パケット内のビデオ同期ファクタ
の検出に応答して、オーディオ・データ・パケットの同
期点が見つけられる。同期点は、データ・ストリームか
らオーディオとビデオのデータのプレゼンテーションを
開始するための始点を設定するために用いられる。
【0010】
【発明の実施の形態】各図、特に図1を参照する。本発
明を実現できる分散データ処理システムの図が示してあ
る。分散データ処理システム100は、データ処理シス
テム104、106、108の間で通信及びデータ転送
を行うネットワーク102を含む。例のネットワーク1
02は、相互に通信するためにTCP/IPプロトコル
群を使用するネットワーク及びゲートウェイの世界的な
集まりであるインターネットである。インターネットの
中心は、商用、行政、教育等の分野の無数のコンピュー
タ・システムからなり、データ及びメッセージをルーテ
ィングする主なノードまたはホスト・コンピュータの間
の高速データ通信回線のバックボーンである。データ処
理システム104はビデオ・サーバであり、ビデオをデ
ータ処理システム106、108に提供する。ビデオ
は、データ処理システム104からネットワーク102
を通してデータ処理システム106、108に送られる
MPEGデータ・ストリームの形である。
【0011】図2に移る。本発明を実現できるデータ処
理システム200のブロック図が示してある。データ処
理システム200はPCI(Peripheral Component Int
erconnect)ローカル・バス・アーキテクチャを採用す
る。例はPCIバスであるが、ISA、マイクロチャネ
ル等、他のアーキテクチャも採用できる。PCIローカ
ル・バス206には、PCIブリッジ208を通してプ
ロセッサ202とメイン・メモリ204が接続される。
PCIブリッジ208にはまた、プロセッサ202用の
統合メモリ・コントローラ及びキャッシュ・メモリを追
加できる。PCIローカル・バス206への他の接続
は、コンポーネントの直接相互接続またはアドイン・ボ
ードを通して行える。例でLAN(ローカル・エリア・
ネットワーク)アダプタ210、SCSIホスト・バス
・アダプタ212、及び拡張バス・インタフェース21
4が直接コンポーネント接続によりPCIローカル・バ
ス206に接続される。これと対照的に、オーディオ・
アダプタ216、グラフィクス・アダプタ218、及び
オーディオ/ビデオ(A/V)・アダプタ219は、拡
張スロットに挿入されたアドイン・ボードによってPC
Iローカル・バス206に接続される。拡張バス・イン
タフェース214は、キーボード及びマウスのアダプタ
220、モデム222、並びに追加メモリ224の接続
を与える。SCSIホスト・バス・アダプタ212は、
例ではハード・ディスク・ドライブ226、テープ・ド
ライブ228、及びCD−ROM230の接続を与え
る。代表的なPCIローカル・バスは3つまたは4つの
PCI拡張スロットまたはアドイン・コネクタをサポー
トする。図では、マザーボードに4つの負荷及び3つの
拡張スロットを含む。当業者には明らかなように、図2
のハードウェアは変更可能である。例えば、図2に示し
たハードウェアに加えて、またはその代わりに、光ディ
スク・ドライブ等、他の周辺装置も使用できる。
【0012】図3は、本発明に従った、図2のオーディ
オ/ビデオ・アダプタのブロック図を示す。A/Vアダ
プタ219はマルチメディア・アダプタで、その入力は
ソース350に接続される。ソース350はデジタル記
憶媒体であり、ハード・ディスク・ドライブ226、C
D−ROM230等である。またソース350はLAN
アダプタ210を通して受信されるリモート・ソースか
らのデータ・ストリーム等である。パーサ352はビデ
オ・データをオーディオ・データから分離し、ビデオ・
データはビデオ・バッファ354に送られ、オーディオ
・データはオーディオ・バッファ356に送られる。パ
ーサ352はビデオ・データをビデオ・データ・パケッ
トに置き、オーディオ・データをオーディオ・データ・
パケットに置く。これらのデータ・パケットはそれぞれ
ビデオ・バッファ354、オーディオ・バッファ356
に送られる。ビデオ・デコーダ358は、ビデオ・フレ
ームを同期してデコードするかまたは除外することでビ
デオ出力を生成するために用いられる。オーディオ・デ
コーダ360はオーディオをデコードしてマルチメディ
ア・プレゼンテーションのためのオーディオ出力を生成
するために用いられる。A/Vアダプタ219により実
行されるデコードはMPEG規格により実現することが
できる。本発明のプロセスはA/Vアダプタ219内で
実現することができる。
【0013】本発明は、MPEGビデオ/オーディオ・
データ・ストリーム等のデータ・ストリーム内の正しい
同期点を見つける装置、方法、及びコンピュータで読取
れる媒体を提供する。本発明のプロセスは、データ・ス
トリームを受信し表現するデータ処理システム内にて実
現することができる。図4は、MPEGデータ・ストリ
ームから解析されたデータ・パケットを示す。例でデー
タ・パケット400乃至418は、ビデオ・データをオ
ーディオ・データと分けるパーサ352により生成され
る。データ・パケット400、404、412、416
はオーディオ・データ・パケット、データ・パケット4
02、406乃至410、414、418はビデオ・デ
ータ・パケットである。オーディオ・データ及びビデオ
・データのプレゼンテーションを開始する正しい同期点
を確認するために、オーディオ、ビデオ両方のデータ・
パケットが調べられる。オーディオ同期ファクタが存在
するかどうかを確認するためにオーディオ・データ・パ
ケットが調べられる。ビデオ同期ファクタが存在するか
どうかを確認するためにビデオ・データ・パケットが調
べられる。MPEGの好適な実施例でのオーディオ・デ
ータの場合、同期点は、”1”の12ビットである同期
ワード、”0x FFF”の形のオーディオ同期ファク
タを含むオーディオ・パケットである。例えば図5でオ
ーディオ・データ・パケット420は、オーディオ・デ
ータ・パケットがパケット・ヘッダ422及びペイロー
ド424を含む形で示してある。オーディオ・データ・
パケット420は、例ではパケット・ヘッダ422内に
同期ワード(SW)426を含む。同期ワードは、オー
ディオ・データについて、同期点であるヘッダが見つか
ったことを意味する。
【0014】ビデオの場合、シーケンス・ヘッダ(S
H)はビデオ・データのプレゼンテーションをクリーン
に開始するために始点として必要なビデオ同期ファクタ
である。ビデオ・データ・パケット428は図6でパケ
ット・ヘッダ430及びペイロード432を含む。シー
ケンス・ヘッダ434はビデオ・データ・パケット42
8のペイロード432内で見つけられる。ビデオ・デー
タ・パケットは、場合によっては、図7に示すようにシ
ーケンス・ヘッダを2つ以上含むことがある。図7のビ
デオ・データ・パケット436はパケット・ヘッダ43
8とペイロード440を含み、ペイロード440は2つ
のシーケンス・ヘッダ、シーケンス・ヘッダ442及び
シーケンス・ヘッダ444を含む。必ずしも全てのビデ
オ・データ・パケットがシーケンス・ヘッダを含むわけ
ではない。シーケンス・ヘッダは同期点であるビデオ・
シーケンスの始まりを示す。
【0015】例の各データ・パケットは、同期ワードを
含むオーディオ・データ・パケットの直後にシーケンス
・ヘッダを含むビデオ・データ・パケットが続く順序で
調べられる。でなければ、シーケンス・ヘッダを含むビ
デオ・データ・パケットには同期ワードを含むオーディ
オ・データ・パケットが続かなければならない。この
他、本発明のプロセスは、シーケンス・ヘッダを持つビ
デオ・パケットを監視し、次に、前後いずれかに同期ワ
ードを含む次のオーディオ・パケットを探すことができ
る。同期ワードを含むオーディオ・データ・パケット
は、1)シーケンス・ヘッダを含むビデオ・データ・パ
ケットの直前、または2)シーケンス・ヘッダの後の最
初のオーディオ・パケットでなければならない。つま
り、ビデオ・データ・パケットは、シーケンス・ヘッダ
を含むビデオ・データ・パケットの後で、且つ同期ワー
ドを含むオーディオ・データ・パケットの前で見つける
ことができる。シーケンス・ヘッダを持つビデオ・デー
タ・パケットで、ビデオ・データ・パケットの直前に同
期ワードを持つオーディオ・データ・パケットがない
か、またはビデオ・データ・パケットの後の最初のオー
ディオ・データ・パケットではない場合、ビデオ・デー
タ・パケットは、条件を満たすものが見つかるまでスキ
ップされる。
【0016】例のビデオ・データ・パケット402がシ
ーケンス・ヘッダを含み、オーディオ・データ・パケッ
ト400が同期ワードを含む場合、正しい同期点はオー
ディオ・データ・パケット400で見つかる。ビデオ・
データ・パケット402がシーケンス・ヘッダを含まな
い場合は、これらのデータ・パケットはスキップされ
る。ビデオ・データ・パケット406にシーケンス・ヘ
ッダがあり、ビデオ・データ・パケット408、410
にシーケンス・ヘッダがなく、オーディオ・データ・パ
ケット412(ビデオ・データ・パケット406の後の
最初のオーディオ・データ・パケット)で同期ワードが
見つかる場合、正しい同期点はビデオ・データ・パケッ
ト406内で見つかる。この例で、ビデオ・データ・パ
ケット406にシーケンス・ヘッダが2つ以上ある場合
は、ビデオ・データ・パケット406で最後のシーケン
ス・ヘッダが正しい同期点として選択される。ビデオ・
データ・パケット410にもシーケンス・ヘッダがある
場合は、ビデオ・データ・パケット406は正しい同期
点を含むデータ・パケットではなくなる。
【0017】図8に移る。本発明の好適な実施例に従っ
てデータ・ストリームを同期するプロセスのフローチャ
ートが示してある。プロセスは、データ・ストリームの
受信から始まる(ステップ500)。その後データ・ス
トリームのデータがオーディオ・データ・パケットとビ
デオ・データ・パケットに解析される(ステップ50
2)。これらのデータ・パケットから同期点が見つけら
れる(ステップ504)。
【0018】図9に移る。本発明の好適な実施例に従っ
て正しい同期点を見つけるため、データ・パケットを調
べるプロセスのフローチャートが示してある。プロセス
はデータ・パケットの取得から始まる(ステップ60
0)。データ・パケットがビデオ・データ・パケットか
どうかが確認される(ステップ602)。データ・パケ
ットがビデオ・データ・パケットなら、ビデオ同期ファ
クタが存在するかどうかが確認される(ステップ60
4)。ビデオ同期ファクタがビデオ・データ・パケット
にない場合、プロセスはステップ600に戻り、別のデ
ータ・パケットが取得される。でなければプロセスはビ
デオ・データ・パケットの前に始点を設定する(ステッ
プ606)。次に、ビデオ・データ・パケットの後の最
初のオーディオ・データ・パケットにオーディオ同期フ
ァクタがあるかどうかが確認される(ステップ60
8)。ビデオ・データ・パケットの後の最初のオーディ
オ・データ・パケットにオーディオ同期ファクタがある
場合、同期ファクタを含むオーディオ・データ・パケッ
トの前に位置する同期ファクタを含むビデオ・データ・
パケットに、データ・ストリームの同期点が見つかり
(ステップ610)、プロセスはそこで終了する。
【0019】ステップ608に戻る。ビデオ同期ファク
タを含むビデオ・データ・パケットの後の最初のオーデ
ィオ・データ・パケットにオーディオ同期ファクタが見
つからない場合、始点はリセットされ(ステップ61
2)、プロセスはステップ600に戻り、別のデータ・
パケットが取得される。
【0020】ステップ602に戻る。データ・パケット
がビデオ・データ・パケットではない場合、プロセス
は、データ・パケットがオーディオ・データ・パケット
かどうかを確認する(ステップ614)。データ・パケ
ットがオーディオ・データ・パケットではない場合、プ
ロセスはステップ600に戻り、別のデータ・パケット
を取得する。でなければプロセスはオーディオ・データ
・パケットにオーディオ同期ファクタが存在するかどう
かを確認する(ステップ616)。オーディオ同期ファ
クタが存在しない場合、プロセスはステップ600に戻
る。オーディオ同期ファクタが存在することによって、
始点がオーディオ・パケットの前に設定される(ステッ
プ618)。プロセスは次に、オーディオ・データの同
期ファクタが位置するオーディオ・データ・パケットの
直後のデータ・パケットにビデオ同期ファクタが見つか
るかどうかを確認する(ステップ620)。オーディオ
・データ・パケットの直後のデータ・パケットにビデオ
同期ファクタが存在することは、このデータ・パケット
がビデオ・データ・パケットであることを意味する。オ
ーディオ・データ・パケットの直後のデータ・パケット
にビデオ同期ファクタが存在する場合、ビデオ同期ファ
クタを含むビデオ・データ・パケットの前のオーディオ
同期ファクタを含むオーディオ・データ・パケットに同
期点が見つけられる(ステップ622)。でなければプ
ロセスはステップ612に戻り、始点がリセットされ
る。
【0021】図10を参照する。本発明の好適な実施例
に従ってビデオ・データの同期点を見つけるプロセスの
フローチャートが示してある。このプロセスは、同期フ
ァクタ、例では同期ワード、を含む次のオーディオ・デ
ータ・パケットを見つけるために用いられる。図10は
図9のステップ608を詳しく展開したものである。プ
ロセスは別のデータ・パケットが存在するかどうかの確
認から始まる(ステップ700)。別のデータ・パケッ
トが存在しない場合、プロセスはビデオ同期ファクタの
後に他の同期ファクタは見つからないという偽の指示を
返す(ステップ702)。別のデータ・パケットが存在
する場合、プロセスは次のデータ・パケットを取得する
(ステップ704)。
【0022】データ・パケットがオーディオ・データ・
パケットかどうかが確認される(ステップ706)。デ
ータ・パケットがオーディオ・データ・パケットなら、
オーディオ・データ・パケットにオーディオ同期ファク
タが存在するかどうかが確認される(ステップ70
8)。MPEGデータ・ストリームに関しては、オーデ
ィオ同期ファクタはパケット・ヘッダに位置する同期ワ
ードである。同期ファクタが存在するなら、真の指示が
返され、同期点が良好であることが示される(ステップ
710)。そこでプロセスはリターンする。他の場合は
偽の指示が返され、ビデオ・データ・パケットの同期点
は不良であることが示される(ステップ712)。
【0023】ステップ706に戻る。データ・パケット
がオーディオ・データ・パケットでなければ、データ・
パケットがビデオ・データ・パケットかどうかが確認さ
れる(ステップ714)。データ・パケットがビデオ・
データ・パケットでないなら、プロセスは先に述べたス
テップ700に戻る。他の場合、ビデオ・データ・パケ
ットにビデオ同期ファクタが存在するかどうかが確認さ
れる(ステップ716)。ビデオ・データ・パケットに
ビデオ同期ファクタが存在しない場合、プロセスは先に
述べたステップ700に戻る。ビデオ・データ・パケッ
トにビデオ同期ファクタが存在する場合は、始点は、ビ
デオ・データ・パケットで見つかった新しい同期ファク
タの前の点にリセットされ(ステップ718)、プロセ
スはステップ700に戻る。
【0024】図11に進む。本発明の好適な実施例に従
って、オーディオ・データ・パケットの後のビデオ・デ
ータの同期点を見つけるプロセスのフローチャートが示
してある。このプロセスは、同期ファクタ、例ではシー
ケンス・ヘッダを含む、次のビデオ・データ・パケット
を見つけるためのものである。図11は図9のステップ
620を詳しく展開した図である。プロセスは別のデー
タ・パケットが存在するかどうかの確認から始まる(ス
テップ800)。別のデータ・パケットが存在しない場
合、プロセスは、ビデオ同期ファクタの後に他の同期フ
ァクタは見つからない旨の偽の指示を返す(ステップ8
02)。ほかのデータ・パケットが存在する場合、プロ
セスは次のデータ・パケットを含む(ステップ80
4)。
【0025】次に、パケットがビデオ・パケットかどう
かが確認される(ステップ806)。データ・パケット
がビデオ・データ・パケットなら、ビデオ・データ・パ
ケットにビデオ同期ファクタが存在するかどうかが確認
される(ステップ808)。MPEGデータ・ストリー
ムに関しては、ビデオ同期ファクタは、ビデオ・データ
・パケットに位置するシーケンス・ヘッダである。同期
ファクタがある場合は、真の指示が返される。これは同
期点が良好であることを示す(ステップ810)。他の
場合は偽の指示が返され、オーディオ・データ・パケッ
トの同期点が不良であることが示される(ステップ81
2)。
【0026】ステップ806に戻る。データ・パケット
がビデオ・データ・パケットでないなら、データ・パケ
ットがオーディオ・データ・パケットかどうかが確認さ
れる(ステップ814)。データ・パケットがオーディ
オ・データ・パケットでない場合、プロセスはステップ
800に戻る。でなければオーディオ同期ファクタがオ
ーディオ・データ・パケットに存在するかどうかが確認
される(ステップ816)。オーディオ同期ファクタが
オーディオ・データ・パケットに存在する場合、現在の
オーディオ・データ・パケットに始点が設定され(ステ
ップ818)、プロセスは先に述べたステップ800に
戻る。一方、オーディオ・データ・パケットに同期ファ
クタがない場合、プロセスは先に述べたステップ812
に進む。
【0027】図12を参照する。本発明の好適な実施例
に従って、データ・パケットの最後の同期ファクタのビ
デオ・データ・パケットを調べるプロセスのフローチャ
ートが示してある。図12は図10のステップ716を
詳しく展開したものである。特に図12のプロセスは、
同期ファクタのビデオ・データ・パケットを調べる。プ
ロセスはビデオ・データ・パケットから開始コードを取
得することから始まる(ステップ900)。MPEGデ
ータ・ストリームでは、開始コードは、000001
B3になる。”000001”は開始コードを、”B
3”はシーケンス・ヘッダ、同期ファクタを示す。開始
コードにシーケンス・ヘッダが存在するかどうかが確認
される(ステップ902)。開始コードにシーケンス・
ヘッダが存在する場合、プロセスはシーケンス・ヘッダ
の位置を保存し(ステップ904)、シーケンス・ヘッ
ダ確認フラグをセットする(ステップ906)。次にほ
かにデータがあるかどうかが確認される(ステップ90
8)。開始コードでシーケンス・ヘッダが見つからない
場合、プロセスはステップ902から直接ステップ90
8に進む。ほかにデータがあれば、プロセスはステップ
900に戻り、別の開始コードを取得する。でなければ
シーケンス・ヘッダ確認フラグがセットされているかど
うかが確認される(ステップ910)。フラグがセット
されていると、同期ファクタの直前でデータが始まるよ
うに、パケット・サイズが再調整される(ステップ91
2)。プロセスは次に真の指示を返す。これはシーケン
ス・ヘッダが見つかったことを示す(ステップ91
4)。他の場合、プロセスは偽の指示を返す。これはシ
ーケンス・ヘッダが見つからなかったことを示す(ステ
ップ914)。
【0028】図13に移る。本発明の好適な実施例に従
って、同期ファクタのビデオ・データ・パケットを調べ
るプロセスのフローチャートが示してある。図13は図
11のステップ808を詳しく展開したものである。特
に図13のプロセスは、同期ファクタがシーケンス・ヘ
ッダの形で存在するかどうかを確認するためにビデオ・
データ・パケットを調べる。プロセスはビデオ・データ
・パケットの開始コードを取得することから始まる(ス
テップ1000)。開始コードがシーケンス・ヘッダか
どうかが確認される(ステップ1002)。開始コード
がシーケンス・ヘッダなら、パケット・サイズが同期フ
ァクタの直前から始まるように再調整される(ステップ
1004)。次に真の指示が返される(ステップ100
6)。でなければ他にデータがあるかどうかが確認され
る(ステップ1008)。ほかにデータがあればプロセ
スはステップ1000に戻り、別の開始コードを取得す
る。ほかにデータがなければプロセスは偽の指示を返す
(ステップ1010)。
【0029】図14を参照する。本発明の好適な実施例
に従って、オーディオ同期ファクタが存在するかどうか
を確認する、プロセスのフローチャートが示してある。
フローチャートは図9のステップ616、図10の70
8、及び図11の816を詳しく展開したものであり、
オーディオ・データ・パケットにオーディオ同期ファク
タが存在するかどうかを確認する。プロセスはオーディ
オ・データ・パケットにプレゼンテーション・タイム・
スタンプ(PTS)があるかどうかの確認から始まる
(ステップ1100)。PTSはMPEGデータ・スト
リームで見つけられる。PTSがデータ・パケットで見
つからない場合は、NOが返る。他の場合、チェック・
ポインタがオーディオ・データ・パケットのデータの始
めにセットされる(ステップ1102)。チェック・ポ
インタをもとに、オーディオ・データ・パケットに少な
くとも2バイトのデータが存在するかどうかが確認され
る(ステップ1104)。同期ワードのチェックでは1
2ビットまたは1.5バイトのデータが調べられるの
で、オーディオ・データ・パケットに同期ワードが存在
するかどうか確かめるには2バイトが必要である。少な
くとも2バイトのデータがある場合、プロセスはNOを
返す。他の場合、チェック・ポインタ位置からオーディ
オ・データ・パケットの12ビットが取得される(ステ
ップ1106)。次に12ビットが同期ワード”0xf
ff”かどうかが確認される(ステップ1108)。1
2ビットが同期ワードではない場合、プロセスはチェッ
ク・ポインタを次のバイトまで増分し(ステップ111
0)、先に述べたステップ1104に戻る。他の場合
は、同期ワードの前からデータが始まるようにパケット
・サイズが調整され(ステップ1112)、プロセスは
そこでYESを返す。
【0030】本発明のプロセスにより、オーディオ・デ
ータ・パケット及びビデオ・データ・パケットを調べた
後に始点が見つかると、始点は次に、オーディオ及びビ
デオのデータのプレゼンテーションを始めるために、デ
ータ処理システムにより用いられる。本発明のプロセス
は、データ・ストリームを、それが表現されているとき
か、または再生されているときにチェックするために使
用できるが、本発明のプロセスを使用して正しく開始さ
れたデータ・ストリームの後に、オーディオ及びビデオ
のデータのプレゼンテーションにおいて同期を維持する
ために、MPEGのプレゼンテーション・タイム・スタ
ンプ等のデータを使用する従来の機構も採用することが
できる。本発明のプロセスは、ビデオ・ストリームが開
始される毎に使用することもできる。これらのプロセス
は特に、データ・ストリームが停止され、再び開始され
るときに便利である。
【0031】重要なことは、本発明はフル機能のデータ
処理システムを前提にして説明したが、当業者には明ら
かなように、本発明のプロセスは、コンピュータで読取
れる命令の媒体の形で、また様々な形式で提供できるこ
と、更に本発明は、本発明のプロセスを提供するために
実際に用いられる信号伝送媒体の如何にかかわらず、等
しく適用されることである。コンピュータで読取れる媒
体は、フロッピー・ディスク、ハード・ディスク、RA
M、CD−ROM等の記録可能な媒体、更に、デジタル
通信リンク、アナログ通信リンク等の転送媒体等であ
る。
【0032】本発明の説明は、ここに開示した形式に限
定されない。多くの変形例が考えられることは当業者に
は明らかであろう。例えば実施例はMPEGデータ・ス
トリームに関して説明したが、本発明のプロセスは、同
期ファクタを含むほかのタイプのオーディオ/ビデオ・
データ・ストリームにも適用することができる。実施例
は、当業者が、想定される用途に見合うような種々の変
形を伴う様々な実施例を編み出すために、本発明を理解
することができるようにと、本発明の原理及び実際的な
適用の仕方を最適な形で伝えるために選択し説明したも
のである。
【0033】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0034】(1)複数のビデオ・データ・パケット及
び複数のオーディオ・データ・パケットを含むデータ・
ストリームの正しい同期点を見つけるために、データ処
理システムにより実現されるステップを含む方法であっ
て、前記データ・ストリーム内の前記複数のオーディオ
・データ・パケット内のオーディオ・データ・パケット
のオーディオ同期ファクタ、及び前記データ・ストリー
ム内の前記複数のビデオ・データ・パケット内のビデオ
・データ・パケットにおけるビデオ同期ファクタを監視
するステップと、前記ビデオ・データ・パケットにおけ
るビデオ同期ファクタの検出に応答して、前記複数のオ
ーディオ・データ・パケットから、ビデオ・データ・パ
ケットの後の最初のオーディオ・データ・パケットを調
べ、前記最初のオーディオ・データ・パケットがオーデ
ィオ同期ファクタを含むかどうかを確認するステップ
と、前記オーディオ・データ・パケットにおけるオーデ
ィオ同期ファクタの検出に応答して、オーディオ・デー
タ・パケットの直後のデータ・パケットを調べ、前記デ
ータ・パケットがビデオ同期ファクタを含むビデオ・デ
ータ・パケットであるかどうかを確認するステップと、
前記ビデオ同期ファクタを含むビデオ・データ・パケッ
トの後の最初のオーディオ・データ・パケットにおける
オーディオ同期ファクタの検出に応答して、前記ビデオ
・データ・パケットに正しい同期点が存在することを確
認するステップと、前記オーディオ・データ・パケット
の直後のビデオ・データ・パケットにおけるビデオ同期
ファクタの検出に応答して、前記オーディオ・データ・
パケットに正しい同期点が存在することを確認するステ
ップと、を含む、方法。 (2)前記正しい同期点を含むデータ・パケットに始点
を設定するステップを含む、前記(1)記載の方法。 (3)前記データ・パケットはビデオ同期ファクタを含
むビデオ・データ・パケットであり、前記ビデオ・デー
タ・パケットに始点を設定するステップは、前記ビデオ
同期ファクタの前に位置するビデオ・データ・パケット
内の全てのデータを棄却するステップを含む、前記
(2)記載の方法。 (4)前記データ・パケットはオーディオ同期ファクタ
を含むオーディオ・データ・パケットであり、前記オー
ディオ・データ・パケットに始点を設定するステップ
は、前記オーディオ同期ファクタの前に位置するオーデ
ィオ・データ・パケット内の全てのデータを棄却するス
テップを含む、前記(2)記載の方法。 (5)前記データ・パケットはビデオ同期ファクタを含
むビデオ・データ・パケットであり、前記ビデオ・デー
タ・パケットに始点を設定するステップは、前記ビデオ
同期ファクタを含むビデオ・データ・パケットの直前に
始点を設定するステップを含む、前記(2)記載の方
法。 (6)前記データ・パケットはオーディオ同期ファクタ
を含むオーディオ・データ・パケットであり、前記オー
ディオ・データ・パケットに始点を設定するステップ
は、前記オーディオ同期ファクタを含むオーディオ・デ
ータ・パケットの直前に始点を設定するステップを含
む、前記(2)記載の方法。 (7)オーディオ・データ・パケット内の前記オーディ
オ同期ファクタは前記オーディオ・データ・パケット内
のパケット・ヘッダ内に位置する同期ワードである、前
記(1)記載の方法。 (8)ビデオ・データ・パケット内の前記ビデオ同期フ
ァクタは前記ビデオ・データ・パケット内に位置するシ
ーケンス・ヘッダである、前記(1)記載の方法。 (9)前記ビデオ同期ファクタを含むビデオ・データ・
パケットと、前記ビデオ同期ファクタを含むビデオ・デ
ータ・パケットの後の最初のオーディオ・データ・パケ
ットの間に2つのビデオ・データ・パケットが位置す
る、前記(1)記載の方法。 (10)前記データ・ストリームはMPEGデータ・ス
トリームである、前記(1)記載の方法。 (11)前記正しい同期点が前記ビデオ・データ・パケ
ットにあることを確認するステップは、前記ビデオ・デ
ータ・パケット内に複数の同期ファクタが存在するかど
うかを確認するステップと、前記ビデオ・データ・パケ
ット内に複数の同期ファクタが存在することの確認に応
答して、前記正しい同期点が前記複数の同期ファクタ内
の最後の同期ファクタであることを確認するステップ
と、を含む、前記(1)記載の方法。 (12)前記正しい同期点が前記オーディオ・データ・
パケットにあることを確認するステップは、前記オーデ
ィオ・データ・パケット内に複数の同期ファクタが存在
するかどうかを確認するステップと、前記ビデオ・デー
タ・パケット内に複数の同期ファクタが存在することの
確認に応答して、前記正しい同期点が前記複数の同期フ
ァクタ内の最初の同期ファクタであることを確認するス
テップと、を含む、前記(1)記載の方法。 (13)ビデオ・データ・パケット及びオーディオ・デ
ータ・パケットを含む複数のデータ・パケットを含むデ
ータ・ストリーム内の正しい同期点を見つける、データ
処理システムにおける方法であって、前記複数のデータ
・パケット内の最初のデータ・パケットを確認するステ
ップと、前記最初のデータ・パケットがオーディオ・デ
ータ・パケットであると確認されたことに応答して、前
記最初のデータ・パケットのオーディオ同期ファクタを
チェックするステップと、前記最初のデータ・パケット
がビデオ・データ・パケットであると確認されたことに
応答して、前記最初のデータ・パケットのビデオ同期フ
ァクタをチェックするステップと、前記オーディオ・デ
ータ・パケット内のオーディオ同期ファクタの検出に応
答して、前記オーディオ・データ・パケットに始点を設
定し、前記オーディオ・データ・パケットの直後のデー
タ・パケットがビデオ同期ファクタを含むかどうかを確
認するステップと、前記オーディオ・データ・パケット
内のオーディオ同期ファクタの検出に応答して、前記ビ
デオ・データ・パケットに始点を設定し、前記ビデオ・
データ・パケットの後の最初のオーディオ・データ・パ
ケットがオーディオ同期ファクタを含むかどうかを確認
するステップと、前記オーディオ・データ・パケットの
直後のデータ・パケットがビデオ同期点を含むビデオ・
データ・パケットではないことの確認に応答して、前記
オーディオ・データ・パケットに設定された前記始点を
棄却するステップと、前記ビデオ・データ・パケットの
後の最初のオーディオ・データ・パケットにオーディオ
同期ファクタがないことの確認に応答して、前記ビデオ
・データ・パケットの始点を棄却するステップと、を含
む、方法。 (14)前記最初のデータ・パケットは、最後の同期フ
ァクタを含む複数の同期ファクタを含むビデオ・データ
・パケットであり、前記ビデオ・データ・パケットに始
点を設定するステップは、前記最後の同期ファクタの前
のデータを棄却するステップを含む、前記(13)記載
の方法。 (15)前記始点が設定されたビデオ・データ・パケッ
トの後、且つ前記最初のオーディオ・データ・パケット
の前、に位置するビデオ・データ・パケットにおける別
の同期ファクタを監視するステップと、別のビデオ同期
ファクタが見つかったことに応答して、前記最初のオー
ディオ・データ・パケットの前の、別のビデオ同期ファ
クタを含むビデオ・データ・パケットに、前記始点をリ
セットするステップと、を含む、前記(13)記載の方
法。 (16)複数のビデオ・データ・パケット及び複数のオ
ーディオ・データ・パケットを含むデータ・ストリーム
内の正しい同期点を見つけるデータ処理システムであっ
て、データ・ストリームの複数のオーディオ・データ・
パケット内のオーディオ・データ・パケットのオーディ
オ同期ファクタ、及び前記データ・ストリーム内の複数
のビデオ・データ・パケット内のビデオ同期ファクタを
監視する監視手段と、前記ビデオ・データ・パケット内
のビデオ同期ファクタの検出に応答して、前記複数のオ
ーディオ・データ・パケットから、ビデオ・データ・パ
ケットの後の最初のオーディオ・データ・パケットを調
べ、前記最初のオーディオ・データ・パケットがオーデ
ィオ同期ファクタを含むかどうかを確認する、第1検査
手段と、前記オーディオ・データ・パケット内のオーデ
ィオ同期ファクタの検出に応答して、オーディオ・デー
タ・パケットの直後のデータ・パケットを調べ、前記デ
ータ・パケットがビデオ同期ファクタを含むビデオ・デ
ータ・パケットかどうかを確認する、第2検査手段と、
前記ビデオ同期ファクタを含むビデオ・データ・パケッ
トの後の最初のオーディオ・データ・パケットにおける
オーディオ同期ファクタの検出に応答して、正しい同期
点が前記ビデオ・データ・パケット内にあることを確認
する第1確認手段と、前記オーディオ・データ・パケッ
トの直後のビデオ・データ・パケットにおけるビデオ同
期ファクタの検出に応答して、正しい同期点が前記オー
ディオ・データ内にあることを確認する、第2確認手段
と、を含む、データ処理システム。 (17)前記正しい同期点を含むデータ・パケット内に
始点を設定する設定手段を含む、前記(16)記載のデ
ータ処理システム。 (18)前記データ・パケットはビデオ同期ファクタを
含むビデオ・データ・パケットであり、前記ビデオ同期
ファクタの前に位置するビデオ・データ・パケット内の
全てのデータを棄却する手段が設定手段に含まれる、前
記(16)記載のデータ処理システム。 (19)前記データ・パケットはオーディオ同期ファク
タを含むオーディオ・データ・パケットであり、前記オ
ーディオ同期ファクタの前に位置するオーディオ・デー
タ・パケット内の全てのデータを棄却する手段が前記設
定手段に含まれる、前記(17)記載のデータ処理シス
テム。 (20)前記データ・パケットはビデオ同期ファクタを
含むビデオ・データ・パケットであり、前記ビデオ同期
ファクタを含むビデオ・データ・パケットに前記始点を
設定する手段が前記設定手段に含まれる、前記(17)
記載のデータ処理システム。 (21)前記データ・パケットはオーディオ同期ファク
タを含むオーディオ・データ・パケットであり、前記オ
ーディオ同期ファクタを含むオーディオ・データ・パケ
ットに前記始点を設定する手段が前記設定手段に含まれ
る、前記(17)記載のデータ処理システム。 (22)オーディオ・データ・パケット内の前記オーデ
ィオ同期ファクタは前記オーディオ・データ・パケット
内のパケット・ヘッダ内に位置する同期ワードである、
前記(16)記載のデータ処理システム。 (23)ビデオ・データ・パケット内の前記ビデオ同期
ファクタは前記ビデオ・データ・パケット内に位置する
シーケンス・ヘッダである、前記(16)記載のデータ
処理システム。 (24)前記ビデオ同期ファクタを含むビデオ・データ
・パケットと、前記ビデオ同期ファクタを含むビデオ・
データ・パケットの後の最初のオーディオ・データ・パ
ケットの間に2つのビデオ・データ・パケットが位置す
る、前記(16)記載のデータ処理システム。 (25)前記データ・ストリームはMPEGデータ・ス
トリームである、前記(16)記載のデータ処理システ
ム。 (26)前記第1確認手段は、前記ビデオ・データ・パ
ケット内に複数の同期ファクタが存在するかどうかを確
認する第1手段と、前記ビデオ・データ・パケット内に
複数の同期ファクタが存在することの確認に応答して、
前記正しい同期点が前記複数の同期ファクタ内の最後の
同期ファクタであることを確認する、第2手段と、を含
む、前記(16)記載のデータ処理システム。 (27)前記第2確認手段は、前記オーディオ・データ
・パケット内に複数の同期ファクタが存在するかどうか
を確認する第1手段と、複数の同期ファクタが前記ビデ
オ・データ・パケット内に存在することの確認に応答し
て、前記正しい同期点が前記複数の同期ファクタ内の最
初の同期ファクタであることを確認する、第2手段と、
を含む、前記(16)記載のデータ処理システム。 (28)ビデオ・データ・パケット及びオーディオ・デ
ータ・パケットを含む複数のデータ・パケットを含むデ
ータ・ストリーム内の正しい同期点を見つける、データ
処理システムであって、前記複数のデータ・パケット内
の最初のデータ・パケットを確認する確認手段と、前記
最初のデータ・パケットがオーディオ・データ・パケッ
トであることが確認されたことに応答して、前記最初の
データ・パケットのオーディオ同期ファクタをチェック
する第1チェック手段と、前記最初のデータ・パケット
がビデオ・データ・パケットであることが確認されたこ
とに応答して、前記最初のデータ・パケットのビデオ同
期ファクタをチェックする第2チェック手段と、前記オ
ーディオ・データ・パケット内のオーディオ同期ファク
タの検出に応答して、前記オーディオ・データ・パケッ
トに始点を設定し、前記オーディオ・データ・パケット
の直後のデータ・パケットがビデオ同期ファクタを含む
かどうかを確認する第1設定手段と、前記ビデオ・デー
タ・パケットに始点を設定し、前記ビデオ・データ・パ
ケットの後のオーディオ・データ・パケットがオーディ
オ同期ファクタを含むかどうかを確認する第2設定手段
と、前記オーディオ・データ・パケットの直後のデータ
・パケットがビデオ同期点を含むビデオ・データ・パケ
ットではないことの確認に応答して、前記オーディオ・
データ・パケットの始点を棄却する第1棄却手段と、前
記ビデオ・データ・パケットの後の最初のオーディオ・
データ・パケットにオーディオ同期ファクタがないこと
の確認に応答して、前記ビデオ・データ・パケットの始
点を棄却する第2棄却手段と、を含む、データ処理シス
テム。 (29)オーディオ・データ及びビデオ・データを含む
マルチメディア・データ・ストリームを受信する入力手
段と、前記マルチメディア・データ・ストリームをオー
ディオ・データ・パケットとビデオ・データ・パケット
に解析する解析手段と、前記複数のデータ・パケット内
の最初のデータ・パケットを確認する確認手段と、前記
最初のデータ・パケットがオーディオ・データ・パケッ
トであると確認されたことに応答して、前記最初のデー
タ・パケットのオーディオ同期ファクタをチェックする
第1チェック手段と、前記最初のデータ・パケットがビ
デオ・データ・パケットであることが確認されたことに
応答して、前記最初のデータ・パケットのビデオ同期フ
ァクタをチェックする第2チェック手段と、前記オーデ
ィオ・データ・パケット内のオーディオ同期ファクタの
検出に応答して、前記オーディオ・データ・パケットに
始点を設定し、前記オーディオ・データ・パケットの直
後のデータ・パケットがビデオ同期ファクタを含むかど
うかを確認する、第1設定手段と、前記ビデオ・データ
・パケットに始点を設定し、前記ビデオ・データ・パケ
ットの後の最初のオーディオ・データ・パケットがオー
ディオ同期ファクタを含むかどうかを確認する、第2設
定手段と、前記オーディオ・データ・パケットの直後の
データ・パケットがビデオ同期点を含むビデオ・データ
・パケットではないことの確認に応答して、前記オーデ
ィオ・データ・パケットに設定された始点を棄却する第
1棄却手段と、前記ビデオ・データ・パケットの後の最
初のオーディオ・データ・パケットにオーディオ同期フ
ァクタがないことの確認に応答して、前記ビデオ・デー
タ・パケットの始点を棄却する第2棄却手段と、を含
む、マルチメディア・アダプタ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実現できる分散データ処理システムの
図である。
【図2】本発明を実現できるデータ処理システムのブロ
ック図である。
【図3】図1に示した、本発明に従ったオーディオ/ビ
デオ・アダプタのブロック図である。
【図4】本発明の好適な実施例に従って、MPEGデー
タ・ストリームから解析されたデータ・パケットの図で
ある。
【図5】本発明の好適な実施例に従った、オーディオ同
期ファクタを含むオーディオ・データ・パケットの図で
ある。
【図6】本発明の好適な実施例に従った、ビデオ同期フ
ァクタを含むビデオ・データ・パケットの図である。
【図7】本発明の好適な実施例に従った、2つの同期フ
ァクタを含むビデオ・データ・パケットの図である。
【図8】本発明の好適な実施例に従って、データ・スト
リームを同期するプロセスのフローチャートである。
【図9】本発明の好適な実施例に従って、正しい同期点
を見つけるためにデータ・パケットを調べるプロセスの
フローチャートである。
【図10】本発明の好適な実施例に従って、ビデオ・デ
ータの同期点を見つけるプロセスのフローチャートであ
る。
【図11】本発明の好適な実施例に従って、同期ワード
を持つオーディオ・データ・パケットに続くビデオ・デ
ータ・パケットの同期点を見つけるプロセスのフローチ
ャートである。
【図12】本発明の好適な実施例に従って、パケットの
最後の同期ファクタのビデオ・データ・パケットを調べ
るプロセスのフローチャートである。
【図13】本発明の好適な実施例に従って、最初の同期
ファクタのビデオ・データ・パケットを調べるプロセス
のフローチャートである。
【図14】本発明の好適な実施例に従って、オーディオ
・データ・パケットのオーディオ同期ファクタを見つけ
るプロセスのフローチャートである。
【符号の説明】
100 分散データ処理システム 102 ネットワーク 202 プロセッサ 204 メイン・メモリ 206 PSIローカル・バス 208 PSIブリッジ 210 LANアダプタ 212 SCSIホスト・バス・アダプタ 214 拡張バス・インタフェース 216 オーディオ・アダプタ 218 グラフィクス・アダプタ 219 オーディオ/ビデオ・アダプタ 220 キーボード及びマウスのアダプタ 222 モデム 224 追加メモリ 226 ハード・ディスク・ドライブ 228 テープ・ドライブ 230 CD−ROM 350 ソース 352 パーサ 354 ビデオ・バッファ 356 オーディオ・バッファ 358 ビデオ・デコーダ 360 オーディオ・デコーダ 400、402、404、406、408、410、4
12、414、416、418、420、428、43
6 データ・パケット 422、430、438 パケット・ヘッダ 424、432、440 ペイロード 426 同期ワード 434、442、444 シーケンス・ヘッダ

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のビデオ・データ・パケット及び複数
    のオーディオ・データ・パケットを含むデータ・ストリ
    ームの正しい同期点を見つけるために、データ処理シス
    テムにより実現されるステップを含む方法であって、 前記データ・ストリーム内の前記複数のオーディオ・デ
    ータ・パケット内のオーディオ・データ・パケットのオ
    ーディオ同期ファクタ、及び前記データ・ストリーム内
    の前記複数のビデオ・データ・パケット内のビデオ・デ
    ータ・パケットにおけるビデオ同期ファクタを監視する
    ステップと、 前記ビデオ・データ・パケットにおけるビデオ同期ファ
    クタの検出に応答して、前記複数のオーディオ・データ
    ・パケットから、ビデオ・データ・パケットの後の最初
    のオーディオ・データ・パケットを調べ、前記最初のオ
    ーディオ・データ・パケットがオーディオ同期ファクタ
    を含むかどうかを確認するステップと、 前記オーディオ・データ・パケットにおけるオーディオ
    同期ファクタの検出に応答して、オーディオ・データ・
    パケットの直後のデータ・パケットを調べ、前記データ
    ・パケットがビデオ同期ファクタを含むビデオ・データ
    ・パケットであるかどうかを確認するステップと、 前記ビデオ同期ファクタを含むビデオ・データ・パケッ
    トの後の最初のオーディオ・データ・パケットにおける
    オーディオ同期ファクタの検出に応答して、前記ビデオ
    ・データ・パケットに正しい同期点が存在することを確
    認するステップと、 前記オーディオ・データ・パケットの直後のビデオ・デ
    ータ・パケットにおけるビデオ同期ファクタの検出に応
    答して、前記オーディオ・データ・パケットに正しい同
    期点が存在することを確認するステップと、 を含む、方法。
  2. 【請求項2】前記正しい同期点を含むデータ・パケット
    に始点を設定するステップを含む、請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】前記データ・パケットはビデオ同期ファク
    タを含むビデオ・データ・パケットであり、前記ビデオ
    ・データ・パケットに始点を設定するステップは、前記
    ビデオ同期ファクタの前に位置するビデオ・データ・パ
    ケット内の全てのデータを棄却するステップを含む、 請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】前記データ・パケットはオーディオ同期フ
    ァクタを含むオーディオ・データ・パケットであり、前
    記オーディオ・データ・パケットに始点を設定するステ
    ップは、前記オーディオ同期ファクタの前に位置するオ
    ーディオ・データ・パケット内の全てのデータを棄却す
    るステップを含む、 請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】前記データ・パケットはビデオ同期ファク
    タを含むビデオ・データ・パケットであり、前記ビデオ
    ・データ・パケットに始点を設定するステップは、前記
    ビデオ同期ファクタを含むビデオ・データ・パケットの
    直前に始点を設定するステップを含む、 請求項2記載の方法。
  6. 【請求項6】前記データ・パケットはオーディオ同期フ
    ァクタを含むオーディオ・データ・パケットであり、前
    記オーディオ・データ・パケットに始点を設定するステ
    ップは、前記オーディオ同期ファクタを含むオーディオ
    ・データ・パケットの直前に始点を設定するステップを
    含む、 請求項2記載の方法。
  7. 【請求項7】オーディオ・データ・パケット内の前記オ
    ーディオ同期ファクタは前記オーディオ・データ・パケ
    ット内のパケット・ヘッダ内に位置する同期ワードであ
    る、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】ビデオ・データ・パケット内の前記ビデオ
    同期ファクタは前記ビデオ・データ・パケット内に位置
    するシーケンス・ヘッダである、請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】前記ビデオ同期ファクタを含むビデオ・デ
    ータ・パケットと、前記ビデオ同期ファクタを含むビデ
    オ・データ・パケットの後の最初のオーディオ・データ
    ・パケットの間に2つのビデオ・データ・パケットが位
    置する、請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】前記データ・ストリームはMPEGデー
    タ・ストリームである、請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】前記正しい同期点が前記ビデオ・データ
    ・パケットにあることを確認するステップは、 前記ビデオ・データ・パケット内に複数の同期ファクタ
    が存在するかどうかを確認するステップと、 前記ビデオ・データ・パケット内に複数の同期ファクタ
    が存在することの確認に応答して、前記正しい同期点が
    前記複数の同期ファクタ内の最後の同期ファクタである
    ことを確認するステップと、 を含む、請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】前記正しい同期点が前記オーディオ・デ
    ータ・パケットにあることを確認するステップは、 前記オーディオ・データ・パケット内に複数の同期ファ
    クタが存在するかどうかを確認するステップと、 前記ビデオ・データ・パケット内に複数の同期ファクタ
    が存在することの確認に応答して、前記正しい同期点が
    前記複数の同期ファクタ内の最初の同期ファクタである
    ことを確認するステップと、 を含む、請求項1記載の方法。
  13. 【請求項13】ビデオ・データ・パケット及びオーディ
    オ・データ・パケットを含む複数のデータ・パケットを
    含むデータ・ストリーム内の正しい同期点を見つける、
    データ処理システムにおける方法であって、 前記複数のデータ・パケット内の最初のデータ・パケッ
    トを確認するステップと、 前記最初のデータ・パケットがオーディオ・データ・パ
    ケットであると確認されたことに応答して、前記最初の
    データ・パケットのオーディオ同期ファクタをチェック
    するステップと、 前記最初のデータ・パケットがビデオ・データ・パケッ
    トであると確認されたことに応答して、前記最初のデー
    タ・パケットのビデオ同期ファクタをチェックするステ
    ップと、 前記オーディオ・データ・パケット内のオーディオ同期
    ファクタの検出に応答して、前記オーディオ・データ・
    パケットに始点を設定し、前記オーディオ・データ・パ
    ケットの直後のデータ・パケットがビデオ同期ファクタ
    を含むかどうかを確認するステップと、 前記オーディオ・データ・パケット内のオーディオ同期
    ファクタの検出に応答して、前記ビデオ・データ・パケ
    ットに始点を設定し、前記ビデオ・データ・パケットの
    後の最初のオーディオ・データ・パケットがオーディオ
    同期ファクタを含むかどうかを確認するステップと、 前記オーディオ・データ・パケットの直後のデータ・パ
    ケットがビデオ同期点を含むビデオ・データ・パケット
    ではないことの確認に応答して、前記オーディオ・デー
    タ・パケットに設定された前記始点を棄却するステップ
    と、 前記ビデオ・データ・パケットの後の最初のオーディオ
    ・データ・パケットにオーディオ同期ファクタがないこ
    との確認に応答して、前記ビデオ・データ・パケットの
    始点を棄却するステップと、 を含む、方法。
  14. 【請求項14】前記最初のデータ・パケットは、最後の
    同期ファクタを含む複数の同期ファクタを含むビデオ・
    データ・パケットであり、前記ビデオ・データ・パケッ
    トに始点を設定するステップは、前記最後の同期ファク
    タの前のデータを棄却するステップを含む、請求項13
    記載の方法。
  15. 【請求項15】前記始点が設定されたビデオ・データ・
    パケットの後、且つ前記最初のオーディオ・データ・パ
    ケットの前、に位置するビデオ・データ・パケットにお
    ける別の同期ファクタを監視するステップと、 別のビデオ同期ファクタが見つかったことに応答して、
    前記最初のオーディオ・データ・パケットの前の、別の
    ビデオ同期ファクタを含むビデオ・データ・パケット
    に、前記始点をリセットするステップと、 を含む、請求項13記載の方法。
  16. 【請求項16】複数のビデオ・データ・パケット及び複
    数のオーディオ・データ・パケットを含むデータ・スト
    リーム内の正しい同期点を見つけるデータ処理システム
    であって、 データ・ストリームの複数のオーディオ・データ・パケ
    ット内のオーディオ・データ・パケットのオーディオ同
    期ファクタ、及び前記データ・ストリーム内の複数のビ
    デオ・データ・パケット内のビデオ同期ファクタを監視
    する監視手段と、 前記ビデオ・データ・パケット内のビデオ同期ファクタ
    の検出に応答して、前記複数のオーディオ・データ・パ
    ケットから、ビデオ・データ・パケットの後の最初のオ
    ーディオ・データ・パケットを調べ、前記最初のオーデ
    ィオ・データ・パケットがオーディオ同期ファクタを含
    むかどうかを確認する、第1検査手段と、 前記オーディオ・データ・パケット内のオーディオ同期
    ファクタの検出に応答して、オーディオ・データ・パケ
    ットの直後のデータ・パケットを調べ、前記データ・パ
    ケットがビデオ同期ファクタを含むビデオ・データ・パ
    ケットかどうかを確認する、第2検査手段と、 前記ビデオ同期ファクタを含むビデオ・データ・パケッ
    トの後の最初のオーディオ・データ・パケットにおける
    オーディオ同期ファクタの検出に応答して、正しい同期
    点が前記ビデオ・データ・パケット内にあることを確認
    する第1確認手段と、 前記オーディオ・データ・パケットの直後のビデオ・デ
    ータ・パケットにおけるビデオ同期ファクタの検出に応
    答して、正しい同期点が前記オーディオ・データ内にあ
    ることを確認する、第2確認手段と、 を含む、データ処理システム。
  17. 【請求項17】前記正しい同期点を含むデータ・パケッ
    ト内に始点を設定する設定手段を含む、請求項16記載
    のデータ処理システム。
  18. 【請求項18】前記データ・パケットはビデオ同期ファ
    クタを含むビデオ・データ・パケットであり、前記ビデ
    オ同期ファクタの前に位置するビデオ・データ・パケッ
    ト内の全てのデータを棄却する手段が設定手段に含まれ
    る、請求項16記載のデータ処理システム。
  19. 【請求項19】前記データ・パケットはオーディオ同期
    ファクタを含むオーディオ・データ・パケットであり、
    前記オーディオ同期ファクタの前に位置するオーディオ
    ・データ・パケット内の全てのデータを棄却する手段が
    前記設定手段に含まれる、請求項17記載のデータ処理
    システム。
  20. 【請求項20】前記データ・パケットはビデオ同期ファ
    クタを含むビデオ・データ・パケットであり、前記ビデ
    オ同期ファクタを含むビデオ・データ・パケットに前記
    始点を設定する手段が前記設定手段に含まれる、請求項
    17記載のデータ処理システム。
  21. 【請求項21】前記データ・パケットはオーディオ同期
    ファクタを含むオーディオ・データ・パケットであり、
    前記オーディオ同期ファクタを含むオーディオ・データ
    ・パケットに前記始点を設定する手段が前記設定手段に
    含まれる、請求項17記載のデータ処理システム。
  22. 【請求項22】オーディオ・データ・パケット内の前記
    オーディオ同期ファクタは前記オーディオ・データ・パ
    ケット内のパケット・ヘッダ内に位置する同期ワードで
    ある、請求項16記載のデータ処理システム。
  23. 【請求項23】ビデオ・データ・パケット内の前記ビデ
    オ同期ファクタは前記ビデオ・データ・パケット内に位
    置するシーケンス・ヘッダである、請求項16記載のデ
    ータ処理システム。
  24. 【請求項24】前記ビデオ同期ファクタを含むビデオ・
    データ・パケットと、前記ビデオ同期ファクタを含むビ
    デオ・データ・パケットの後の最初のオーディオ・デー
    タ・パケットの間に2つのビデオ・データ・パケットが
    位置する、請求項16記載のデータ処理システム。
  25. 【請求項25】前記データ・ストリームはMPEGデー
    タ・ストリームである、請求項16記載のデータ処理シ
    ステム。
  26. 【請求項26】前記第1確認手段は、 前記ビデオ・データ・パケット内に複数の同期ファクタ
    が存在するかどうかを確認する第1手段と、 前記ビデオ・データ・パケット内に複数の同期ファクタ
    が存在することの確認に応答して、前記正しい同期点が
    前記複数の同期ファクタ内の最後の同期ファクタである
    ことを確認する、第2手段と、 を含む、請求項16記載のデータ処理システム。
  27. 【請求項27】前記第2確認手段は、 前記オーディオ・データ・パケット内に複数の同期ファ
    クタが存在するかどうかを確認する第1手段と、 複数の同期ファクタが前記ビデオ・データ・パケット内
    に存在することの確認に応答して、前記正しい同期点が
    前記複数の同期ファクタ内の最初の同期ファクタである
    ことを確認する、第2手段と、 を含む、請求項16記載のデータ処理システム。
  28. 【請求項28】ビデオ・データ・パケット及びオーディ
    オ・データ・パケットを含む複数のデータ・パケットを
    含むデータ・ストリーム内の正しい同期点を見つける、
    データ処理システムであって、 前記複数のデータ・パケット内の最初のデータ・パケッ
    トを確認する確認手段と、 前記最初のデータ・パケットがオーディオ・データ・パ
    ケットであることが確認されたことに応答して、前記最
    初のデータ・パケットのオーディオ同期ファクタをチェ
    ックする第1チェック手段と、 前記最初のデータ・パケットがビデオ・データ・パケッ
    トであることが確認されたことに応答して、前記最初の
    データ・パケットのビデオ同期ファクタをチェックする
    第2チェック手段と、 前記オーディオ・データ・パケット内のオーディオ同期
    ファクタの検出に応答して、前記オーディオ・データ・
    パケットに始点を設定し、前記オーディオ・データ・パ
    ケットの直後のデータ・パケットがビデオ同期ファクタ
    を含むかどうかを確認する第1設定手段と、 前記ビデオ・データ・パケットに始点を設定し、前記ビ
    デオ・データ・パケットの後のオーディオ・データ・パ
    ケットがオーディオ同期ファクタを含むかどうかを確認
    する第2設定手段と、 前記オーディオ・データ・パケットの直後のデータ・パ
    ケットがビデオ同期点を含むビデオ・データ・パケット
    ではないことの確認に応答して、前記オーディオ・デー
    タ・パケットの始点を棄却する第1棄却手段と、 前記ビデオ・データ・パケットの後の最初のオーディオ
    ・データ・パケットにオーディオ同期ファクタがないこ
    との確認に応答して、前記ビデオ・データ・パケットの
    始点を棄却する第2棄却手段と、 を含む、データ処理システム。
  29. 【請求項29】オーディオ・データ及びビデオ・データ
    を含むマルチメディア・データ・ストリームを受信する
    入力手段と、 前記マルチメディア・データ・ストリームをオーディオ
    ・データ・パケットとビデオ・データ・パケットに解析
    する解析手段と、 前記複数のデータ・パケット内の最初のデータ・パケッ
    トを確認する確認手段と、 前記最初のデータ・パケットがオーディオ・データ・パ
    ケットであると確認されたことに応答して、前記最初の
    データ・パケットのオーディオ同期ファクタをチェック
    する第1チェック手段と、 前記最初のデータ・パケットがビデオ・データ・パケッ
    トであることが確認されたことに応答して、前記最初の
    データ・パケットのビデオ同期ファクタをチェックする
    第2チェック手段と、 前記オーディオ・データ・パケット内のオーディオ同期
    ファクタの検出に応答して、前記オーディオ・データ・
    パケットに始点を設定し、前記オーディオ・データ・パ
    ケットの直後のデータ・パケットがビデオ同期ファクタ
    を含むかどうかを確認する、第1設定手段と、 前記ビデオ・データ・パケットに始点を設定し、前記ビ
    デオ・データ・パケットの後の最初のオーディオ・デー
    タ・パケットがオーディオ同期ファクタを含むかどうか
    を確認する、第2設定手段と、 前記オーディオ・データ・パケットの直後のデータ・パ
    ケットがビデオ同期点を含むビデオ・データ・パケット
    ではないことの確認に応答して、前記オーディオ・デー
    タ・パケットに設定された始点を棄却する第1棄却手段
    と、 前記ビデオ・データ・パケットの後の最初のオーディオ
    ・データ・パケットにオーディオ同期ファクタがないこ
    との確認に応答して、前記ビデオ・データ・パケットの
    始点を棄却する第2棄却手段と、 を含む、マルチメディア・アダプタ。
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