JPH1134078A - 表皮一体発泡成形品用表皮および表皮一体発泡成形品の成形方法 - Google Patents

表皮一体発泡成形品用表皮および表皮一体発泡成形品の成形方法

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JPH1134078A
JPH1134078A JP9207200A JP20720097A JPH1134078A JP H1134078 A JPH1134078 A JP H1134078A JP 9207200 A JP9207200 A JP 9207200A JP 20720097 A JP20720097 A JP 20720097A JP H1134078 A JPH1134078 A JP H1134078A
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skin
dowel
concave
foam
foam molded
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JP9207200A
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Hiroyuki Kumazaki
広行 熊崎
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Inoue MTP KK
Inoac Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表皮の製品部外側の縁に凹ダボを有し、その
凹ダボを用いて成形型に表皮の位置決めを行う際に、そ
の表皮位置決めを確実に行えるようにする。 【解決手段】 表皮31裏面側に凹溝状に窪む表皮固定
用凹ダボ33を縁に有する表皮31を、分割式発泡成形
型10のキャビティ12に配置し、該型10のキャビテ
ィ12外側に形成されたダボ係止溝16に前記凹ダボ3
3をはめて表皮31を固定し、前記表皮31内側に発泡
原料を注入して発泡体21を形成することにより、前記
発泡体21と表皮31が一体となった発泡成形品を形成
する方法において、前記表皮31が凹ダボ内33に所定
間隔でリブまたは凸部からなる側壁倒れ込み防止部35
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製品部外周の縁
部に発泡成形型への固定用凹ダボを有する表皮一体発泡
成形品用表皮とその表皮を用いる表皮一体発泡成形品の
成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】発泡成形品には発泡体の表面が表皮で覆
われているものがある。そのような発泡成形品の成形方
法として表皮一体発泡成形法がある。その表皮一体発泡
成形法は、上型及び下型等からなる分割式の発泡成形型
を用い、その発泡成形型内に配置した表皮内に発泡原料
を注入し発泡させることにより、表皮と発泡体が一体と
なった発泡成形品を得る方法である。なお、通常前記発
泡成形型内に表皮とともに基材を配置し、基材と発泡体
と表皮を一体にすることもよく行われている。
【0003】前記表皮一体発泡成形法においては、一般
的に、表皮周縁から発泡原料が漏出するのを防止し、ま
た発泡成形時に表皮が発泡成形型に対してずれるの防止
するため、さらには発泡成形品の脱型時に発泡成形品を
把持するため等の理由から、製品部外周にスカート部と
も称される余分な縁部が形成された表皮を用いることが
多い。この表皮の縁部は、最終的に発泡成形品から切除
されることが多い。また、前記表皮の縁部にダボを形成
し、発泡成形型のキャビティ外側に設けたダボ係止部に
前記表皮のダボを嵌めて、発泡成形時に表皮の位置決め
固定を行うこともよくなされている。
【0004】前記ダボによる表皮の位置決め固定構造に
は、凸ダボタイプと凹ダボタイプがある。凸ダボタイプ
では、図6(A)に示すように、表皮41Aが配置され
る下型40Aのキャビティ外側に凸ダボ係止部45Aを
突設する一方、表皮41Aの縁部42Aには表皮41の
表面側で窪んで裏面側へ突出する凸ダボ43Aを形成し
ておき、前記下型40Aの凸ダボ係止部45Aに表皮の
凸ダボ43Aを嵌めて表皮41Aの位置決め固定を行う
ものである。符号20Aは発泡成形型、23Aは上型、
46Aは基材を示す。それに対し、凹ダボタイプでは、
図6(B)に示すように、表皮41Bが配置される下型
40Bのキャビティ外側に該キャビティに沿って窪んだ
凹ダボ係止部45Bを設け、他方、前記凹ダボ係止部4
5Bに対応する表皮41Bの縁部42Bには、表皮40
Bの裏面側で凹溝状に窪む表皮固定用凹ダボ43Bを形
成しておき、前記下型の凹ダボ係止部45Bに表皮の凹
ダボ43Bを嵌めて表皮40Bの位置決め固定を行うも
のである。符号20Bは発泡成形型、23Bは上型、4
6Bは基材を示す。
【0005】前記凹ダボタイプは、表皮の凹ダボ43B
及び下型の凹ダボ係止部45Bが表皮41B裏面側に突
出せず、その表皮41B裏面に配置される基材46Bの
縁と緩衝しないため、表皮41Bの製品部外端と凹ダボ
43B間の距離Dbを、凸ダボタイプにおける表皮41
Aの製品部外端と凸ダボ43A間の距離Daよりも短く
でき、表皮の無駄を少なくできる利点がある。また、凸
ダボタイプにあっては上型23Aに下型40Aの凸ダボ
係止部45Aを収容する凹部47Aを形成しなければな
らないため、発泡成形型の加工が面倒であるのに対し、
凹ダボタイプではそのような加工を上型23Bに施す必
要がない利点もある。この発明の発泡成形品の成形方法
は、表皮の位置決め構造が、表皮の歩留まりに優れ、経
済的に発泡成形品を成形できる凹ダボタイプのものに関
する。
【0006】しかし、前記凹ダボタイプは凸ダボタイプ
に比べるとダボ係止部に対する係止力に劣るため、図7
に示す下型40Cの平面図のように、下型のキャビティ
44C周縁に凹ダボ係止部45Cを部分的に数カ所設
け、該凹ダボ係止部45Cに表皮41Cの凹ダボ43C
を嵌めた場合、表皮41Cがキャビティ44C側へ倒れ
易く、表皮41Cの位置決め効果が十分ではなかった。
また、図8のように下型40Dのキャビティ44D周縁
に沿って凹ダボ係止溝45Dを全体的に設けるとともに
表皮41Dに長い凹ダボ43Dを形成し、前記凹ダボ係
止溝45Dに表皮の凹ダボ43Dを嵌めるようにした場
合には、表皮の凹ダボ43D自体の剛性が低くなって撓
み易いため、9−9断面を示す図9のように、表皮41
Dの自重によって表皮41Dがキャビティ44D内に引
き込まれやすく、それにより表皮の凹ダボ43Dが下型
の凹ダボ係止溝45Dから抜け易く、この場合も表皮の
位置決め固定を確実に行うことができなかった。
【0007】このように凹ダボタイプの場合には、表皮
の凹ダボの強度不足及び剛性不足により凹ダボの形状維
持性が低く、発泡成形型に対して表皮の位置決めを十分
に行えなかった。その結果、表皮のずれによる皺等が発
泡成形品の表面に発生し、発泡成形品の外観に不具合を
生じ易いという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は前記の点に
鑑みなされたもので、発泡成形型に対する表皮の位置決
め固定を簡単かつ確実に行うことができ、外観良好な発
泡成形品を経済的に成形することのできる表皮一体発泡
成形品用表皮と表皮一体発泡成形品の成形方法を提供し
ようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】表皮一体発泡成形品用表
皮の発明は、表皮裏面側に凹溝状に窪む表皮固定用凹ダ
ボを縁に有する表皮において、前記凹ダボ内に所定間隔
でリブまたは凸部からなる側壁倒れ込み防止部を設けた
ことを特徴とする。
【0010】表皮一体発泡成形品の成形方法の発明は、
表皮裏面側に凹溝状に窪む表皮固定用凹ダボを縁に有す
る表皮を、分割式発泡成形型のキャビティに配置し、該
型のキャビティ外側に形成された凹ダボ係止溝に前記凹
ダボをはめて表皮を固定し、前記表皮内側に発泡原料を
注入し発泡体を形成することにより、前記発泡体と表皮
が一体となった発泡成形品を形成する方法において、前
記表皮が凹ダボ内に所定間隔でリブまたは凸部からなる
側壁倒れ込み防止部を有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の表皮一体発泡成形
品の成形方法の一例における発泡成形型の要部断面図、
図2は同実施例に用いる表皮一体発泡成形品用表皮の凹
ダボ部を示す斜視図、図3は図2の3−3断面図、図4
はその他の表皮一体発泡成形品用表皮の例を示す斜視
図、図5は図4の5−5断面図である。
【0012】まず、この発明の表皮一体発泡成形品の成
形方法の一実施例に用いる図1の成形型10について説
明する。成形型10は公知の表皮一体発泡成形に用いら
れるもので、下型11と上型20からなる。下型11
は、発泡成形品形状からなるキャビティ12を有し、下
型本体13と下型上部14とよりなる割型構造になって
いる。前記下型上部14は下型本体13の上部に配置さ
れていて、下型本体13に正しくセットされた際に下型
本体13の型面13aと一連となってアンダーカット形
状を構成する型面14aが形成されている。前記アンダ
ーカット形状は発泡成形品の側面を表皮31で覆って美
観を向上させためのもので、発泡成形品の脱型時に下型
上部14を下型11外方向へ移動させた際に解消され
る。勿論、発泡成形品の形状等によって前記アンダーカ
ット形状が不要の場合には、前記下型11を割型構造に
する必要はない。
【0013】前記下型上部14には、キャビティ12外
側の、上型20とのパーティング面15に凹ダボ係止溝
16が設けられている。該凹ダボ係止溝16は、表皮3
1をキャビティ12に配置する際に、表皮31の縁部3
2に形成されている凹ダボ33が嵌められて表皮31の
位置決めと固定を行うもので、表皮31の凹ダボ33と
対応するキャビティ12の外側の位置に、従来技術の説
明で述べた図8の下型と同様、キャビティ12の略全周
に渡って下型上部14内へ窪んで設けられている。
【0014】一方、上型20は前記下型11の蓋を構成
するもので、発泡成形品の基材22が配置される型面2
2Aを下型11へ向けて有し、閉型時に型面22A外周
のパーティング面25が下型15のパーティング面15
との間で表皮31及び基材22の縁部を挟持するように
なっている。
【0015】次に、前記発泡成形型10を用いて行う発
泡成形品の成形方法の一実施例について説明する。ま
ず、表皮31を下型11のキャビティ12にその表皮3
1の裏面が上型20を向くようにして配置し、一方、上
型20には基材22を配置する。
【0016】前記表皮31は、この発明の表皮一体発泡
成形品用表皮の一実施例品からなるもので、塩化ビニル
樹脂等からなり、パウダースラッシュ成形や真空成形等
によって成形品形状に形成されたものを用いる。この表
皮31は、発泡成形品の外面を構成し前記キャビティ1
2に配置される製品部34と、その外周にスカート状に
広がっていて、発泡成形後には除去される縁部32とよ
りなる。この縁部32は、前記表皮31を下型11のキ
ャビティ12へ配置する際、及び発泡成形品を脱型する
際につまみ部分として利用され、また発泡体形成時には
下型11と上型20のパーティング面15により挟持さ
れてシール部として利用される部分でもある。
【0017】前記表皮の縁部32には、表皮31裏面側
で凹溝状に窪む表皮固定用凹ダボ33が、前記下型11
のパーティング面15に形成された凹ダボ係止溝16と
対応して表皮製品部34の外側略全周に形成されてい
る。該表皮の凹ダボ33は、表皮31をキャビティ12
に配置する際に前記下型11のパーティング面15の凹
ダボ係止溝16に嵌められ、それによって、表皮31が
キャビティ12内に正しく位置固定される。この凹ダボ
33内には、側壁倒れ込み防止部35が形成されてい
る。
【0018】前記側壁倒れ込み防止部35は、凹ダボ3
3を表皮の製品部34外周に沿って長く設けることによ
り低下する凹ダボ33の側壁36,36の剛性を高め、
それにより側壁36,36の凹ダボ33内への倒れ込み
及び凹ダボ36の変形を抑えて確実に下型11のダボ係
止溝16に凹ダボ33を係止固定できるようにするもの
である。この側壁倒れ込み防止部35は、凸部またはリ
ブ等からなり、表皮31の成形方法等に応じて適宜選択
される。
【0019】本実施例の側壁倒れ込み防止部35は、図
2及び図3からよりよく理解されるように、凹ダボ33
底面を凹ダボ33内に段状に屈曲形成することにより凹
ダボ両側壁36,36間に介在するようにした凸部35
aを、凹ダボ33の長手方向に沿って所定間隔で形成し
たものである。この凸部35aの側面37,37は、表
皮31成形時の脱型性及び下型11のキャビティ12へ
の配置性を良好とするため傾斜面で構成されている。こ
の傾斜角度aが小さいと該凹ダボ33の形状保持性の低
下につながり、逆に傾斜角度aが大きいと該凹ダボ33
の剛性が強固になり過ぎて、下型11に設けられたダボ
係止溝16への脱着が困難になるため、この両方を考慮
した上で決定する必要があり、当該実施例においては約
60°〜80°の傾斜角度としてある。
【0020】前記側壁倒れ込み防止部35の他の例を図
4及び図5に示す。図示の側壁倒れ込み防止部35A
は、凹ダボ33Aの両側壁36A,36Aと直交するリ
ブを凹ダボ33の長手方向に沿って所定間隔で形成した
もので、リブによるつっかいの作用によって両側壁36
A,36Aの倒れ込みを防止している。この場合も、該
リブの高さや厚み,ピッチ等によって凹ダボ33の変形
性や脱着性を調整できるため、表皮31Aの製品部34
Aの大きさや形状等に応じて最良の凹ダボ33Aを構成
することができる。符号32Aは表皮31Aの縁部であ
る。
【0021】基材22は、発泡成形品の形状維持や強度
向上あるいは取り付け等の為のもので、ABS樹脂やガ
ラス繊維強化ポリプロピレン等、剛性のあるプラスチッ
クあるいは金属等からなるものである。この基材22
は、上型20の型面22Aにクリップ等で脱着可能に係
止される。また、この基材22は、表皮31の縁部32
にまで至って表皮31の凹ダボ33上に基材22の末端
部が載置されるものであっても構わない。
【0022】前記表皮31の配置、及び前記凹ダボ係止
溝16への凹ダボ35の嵌めによる表皮位置決め固定後
に、公知のオープン注入法やクローズド注入法等の表皮
一体発泡成形法により、発泡原料Pを表皮31内側に注
入し、表皮31と基材22間で発泡体21を形成し、そ
の際の発泡体21の接着性によって表皮31と基材22
と発泡体21が一体となった発泡成形品を発泡成形型1
0内に形成する。なお、前記オープン注入法は、発泡成
形型10を開けた状態で下型11の表皮31内側に発泡
原料Pを注入し、その後上型20を下型11に被せて閉
型する方法である。また、クローズド注入法は、前記発
泡成形型10を閉じ、あらかじめ上型20及び基材22
に形成されている注入口から発泡原料Pを表皮31内側
に注入する方法である。両方法は、キャビティ12の大
きさや形状あるいは発泡原料Pの性質等によって、適宜
選択される。
【0023】前記発泡体21の形成後、発泡成形型10
を開けて発泡成形品を下型11から脱型する。その際、
まず上型20を下型11から離し、続いて下型11の凹
ダボ係止溝35から表皮31の凹ダボ33を外す。その
後、下型上部14を下型11外方に移動させる。これに
よって、下型11のアンダーカット形状が解消され、発
泡成形品の取り出しが可能になる。次いで、表皮31の
縁部32を摘んで、発泡成形品の取り出しを行う。発泡
成形品の脱型後、必要に応じて表皮31の縁部32を凹
ダボ33とともに切除するトリミングを行う。
【0024】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
表皮一体発泡成形品用表皮およびその表皮を用いる表皮
一体発泡成形品の成形方法によれば、表皮の凹ダボを発
泡成形型のダボ係止溝に嵌めることにより表皮を位置決
め固定して発泡成形品を成形する際に、表皮の凹ダボ内
に設けた側壁倒れ込み防止部により、表皮の凹ダボ自体
の形状保持力を高めることができ、それにより発泡成形
型への表皮の配置及び位置決め固定性を著しく向上させ
ることができる。その結果、作業性よく表皮を発泡成形
型に配置でき、加えて発泡成形時における表皮のずれに
より生じる発泡成形品の外観上の不具合を防止でき、外
観の良好な発泡成形品を安定して得ることができるよう
になる。さらに、表皮の凹ダボを発泡成形型のダボ係止
溝に嵌めて表皮の位置決め固定を行うため、ダボを設け
る表皮の縁部の量を凸ダボタイプに比べて少なくでき、
経済的に優れる利点がある。しかも、この発明のような
凹ダボタイプによれば、発泡成形型は、表皮が配置され
る側にダボ係止溝を形成するだけでよく、凸ダボタイプ
のものが、凸ダボ係止部とそれを収容する凹部の両方を
発泡成形型に形成しなければならないのに比べ、型加工
が簡単であり、型費も安価となるため、前記表皮の経済
性と相まって発泡成形品をより安価に成形できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の表皮一体発泡成形品の成形方法の一
例における成形型の要部を示す断面図である。
【図2】同実施例に用いる表皮一体発泡成形品用表皮の
凹ダボを示す斜視図である。
【図3】図2の3−3断面図である。
【図4】その他の表皮一体発泡成形品用表皮の例を示す
斜視図である。
【図5】図4の5−5断面図である。
【図6】従来における表皮の位置決め固定を示す発泡成
形型の要部の断面図である。
【図7】従来の凹ダボを有する表皮の不具合を示す下型
の平面図である。
【図8】従来の凹ダボを製品部全周に設けた表皮が配置
された下型の平面図である。
【図9】図8の9−9断面図である。
【符号の説明】
10 発泡成形型 11 下型 12 キャビティ 16 ダボ係止溝 20 上型 21 発泡体 22 基材 31 表皮 33 凹ダボ 35 側壁倒れ込み防止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表皮裏面側に凹溝状に窪む表皮固定用凹
    ダボを縁に有する表皮において、前記凹ダボ内に所定間
    隔でリブまたは凸部からなる側壁倒れ込み防止部を設け
    たことを特徴とする表皮一体発泡成形品用表皮。
  2. 【請求項2】 表皮裏面側に凹溝状に窪む表皮固定用凹
    ダボを縁に有する表皮を、分割式発泡成形型のキャビテ
    ィに配置し、該型のキャビティ外側に形成された凹ダボ
    係止溝に前記凹ダボをはめて表皮を固定し、前記表皮内
    側に発泡原料を注入し発泡体を形成することにより、前
    記発泡体と表皮が一体となった発泡成形品を形成する方
    法において、 前記表皮が凹ダボ内に所定間隔でリブまたは凸部からな
    る側壁倒れ込み防止部を有することを特徴とする表皮一
    体発泡成形品の成形方法。
JP9207200A 1997-07-15 1997-07-15 表皮一体発泡成形品用表皮および表皮一体発泡成形品の成形方法 Pending JPH1134078A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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