JPH11340590A - プリント配線板 - Google Patents

プリント配線板

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JPH11340590A
JPH11340590A JP10140694A JP14069498A JPH11340590A JP H11340590 A JPH11340590 A JP H11340590A JP 10140694 A JP10140694 A JP 10140694A JP 14069498 A JP14069498 A JP 14069498A JP H11340590 A JPH11340590 A JP H11340590A
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JP
Japan
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wiring board
wiring pattern
width
conductor
wiring
Prior art date
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Application number
JP10140694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Mori
要二 森
Naohiro Hirose
直宏 広瀬
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Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE69934981T priority patent/DE69934981T2/de
Priority to EP20060004650 priority patent/EP1670300A3/en
Priority to KR1020077013879A priority patent/KR20070073984A/ko
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Priority to KR1020007013000A priority patent/KR100791281B1/ko
Priority to CN 200510137014 priority patent/CN1791302B/zh
Priority to US09/700,592 priority patent/US6407345B1/en
Priority to TW95102580A priority patent/TWI287414B/zh
Priority to TW92122343A priority patent/TW200400782A/zh
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Priority to US10/108,628 priority patent/US7332816B2/en
Priority to US11/078,342 priority patent/US7525190B2/en
Priority to US12/389,456 priority patent/US8018046B2/en
Priority to US13/206,084 priority patent/US8629550B2/en
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い歩留まりで製造できる高密度のプリント
配線板を提供する。 【解決手段】 配線パターン58を、バイアホールラン
ド61に挟まれた部位(狭幅部)58aの幅を狭くする
ことで、配線パターン58とバイアホールランド61と
の絶縁距離を保ち、高密度化する。このため、ビルドア
ップ層の層数を増やすことなく高密度化を実現できる。
ここで、バイアホールランド61との絶縁距離が保ち得
る部位、即ち、バイアホールランド61で挟まれていな
い部分(通常幅部)58aは配線パターンの幅を狭くし
ないため、製造工程において断線が生じる可能性が下が
り、歩留まりが高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ランド、バイア
ホール等の導体部と配線パターンとが形成されたプリン
ト配線板に関し、特に、多層ビルドアップ配線板に好適
に用い得る配線パターンの形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多層ビルドアップ配線板は、コア基板の
上に層間樹脂絶縁層と配線層とを交互に積層することで
形成されている。現在、多層ビルドアップ配線板は、主
としてアディティブ法により製造されており、上述した
配線層は、電解、又は、無電解めっきにより層間樹脂絶
縁層上に形成されたレジストの開口部に形成される。そ
して、上下の配線層は、層間樹脂絶縁層を貫通するバイ
アホールにより電気的に接続されている。この配線層
は、バイアホールの受け皿として用いられるバイアホー
ルランド、配線パターン、電源などの高電位が印加され
コンデンサの電極の如き役割を果たすベタ部等からな
る。ここで、バイアホールランドの大きさ、配線パター
ンの幅、及び、これらの絶縁間隔は、レジストの解像
度、メッキの付き具合等により最小値が決定され、この
最小値よりも大きな値でバイアホールランド、配線パタ
ーンは製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パッケージ用の多層ビ
ルドアップ配線板は、上面に実装されるICチップなど
の電子部品と、下面に位置するマザーボード等のプリン
ト配線板とを電気的に接続するコネクタとしての役割を
果たす。ここで、該電子部品とプリント配線板との接続
部分の高密度化に対応するため、より狭い配線パターン
の線幅、絶縁間隔、ランド径が求められている。しかし
ながら、これらの値を、上述した最小値よりも小さくす
ると、僅かな工程条件のばらつきにより、所望の配線が
形成できず、配線の断線、配線同士の短絡等が発生する
確率が高まり、歩留まりが低下する。
【0004】一方、配線パターンの線幅、絶縁間隔を小
さくせずに、上述した高密度化に対応するためには、多
層ビルドアップ配線板のビルドアップ層の層数を増やす
ことによっても可能である。しかし、ビルドアップ層数
を増やせば、製造工程が指数関数的に煩雑になるのに加
えて、信頼性と共に歩留まりが低下する。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、高い歩
留まりで製造できる高密度のプリント配線板を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1は、上記目的を
達成するため、導体部と配線パターンとが配設されたプ
リント配線板であって、配線パターンを、隣接する導体
部との距離に応じて幅の狭い部分を設けたことを技術的
特徴とする。
【0007】請求項2は、導体部と配線パターンとが配
設されたプリント配線板であって、前記配線パターン
を、前記導体部に挟まれた部位の幅を狭くしたことを技
術的特徴とする。
【0008】請求項3は、請求項2において、1本の前
記配線パターンが前記導体部に挟まれた際に、該配線パ
ターンの中心側に幅を狭くしたことを技術的特徴とす
る。
【0009】請求項4は、請求項2において、2本の前
記配線パターンが前記導体部に挟まれた際に、該配線パ
ターンをそれぞれ導体部との反対側に幅を狭くしたこと
を技術的特徴とする。
【0010】請求項5は、請求項2において、少なくと
も3本以上の前記配線パターンが前記導体部に挟まれた
際に、両側を除く中央の配線パターンの少なくとも一部
を中心側に幅を狭くし、両側の配線パターンをそれぞれ
導体部との反対側に幅を狭くしたことを技術的特徴とす
る。
【0011】請求項6は、請求項2〜5において、導体
部の配線パターン側を切り欠くことを技術的特徴とす
る。
【0012】請求項7は、請求項1〜6において、前記
プリント配線板は、多層ビルドアップ配線板であること
を技術的特徴とする。
【0013】請求項8は、請求項1〜7において、前記
導体部は、バイアホールランド又は実装用パッドである
ことを技術的特徴とする。
【0014】請求項1のプリント配線板では、配線パタ
ーンに隣接する導体部との距離に応じて幅の狭い部分を
設けることで、配線パターンと導体部との絶縁距離を保
ち、高密度化が可能となる。ここで、導体部との絶縁距
離が保ち得る部位は配線パターンの幅を狭くしないた
め、断線が生じる可能性が低くなり、歩留まりが高ま
る。
【0015】請求項2のプリント配線板では、配線パタ
ーンを、導体部に挟まれた部位の幅を狭くすることで、
配線パターンと導体部との絶縁距離を保ち、高密度化が
可能となる。ここで、導体部との絶縁距離が保ち得る部
位、即ち、導体部で挟まれていない部分は配線パターン
の幅を狭くしないため、断線が生じる可能性が低くな
り、歩留まりが高まる。
【0016】請求項3のプリント配線板では、1本の配
線パターンが導体部に挟まれた際に、該配線パターンの
中心側に幅を狭くしてあるため、両導体部からの絶縁距
離を保っことができる。
【0017】請求項4のプリント配線板では、2本の配
線パターンが導体部に挟まれた際に、該配線パターンを
それぞれ導体部との反対側に幅を狭くしてあるため、両
導体部からの絶縁距離を保っことができる。
【0018】請求項5のプリント配線板では、3本以上
の配線パターンが導体部に挟まれた際に、両側を除いた
中央の配線パターンの少なくとも一部を中心側に幅を狭
くし、両側の配線パターンをそれぞれ導体部との反対側
に幅を狭くしてあるため、両導体部からの絶縁距離及び
配線パターン相互の絶縁距離を保っことができる。
【0019】請求項6のプリント配線板では、導体部の
配線パターン側を切り欠いてあるため、配線パターンと
両導体部との絶縁距離を保っことができる。
【0020】請求項7のプリント配線板は、多層ビルド
アップ配線板の配線パターンのピッチを狭めることがで
きるため、ビルドアップ層の層数を増やすことなく高密
度化を実現できる。
【0021】請求項8のプリント配線板は、バイアホー
ルランド又は実装用パッド間のピッチを狭めることがあ
できるため、ビルドアップ層の層数を増やすことなく高
密度化を実現できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1実施形態に係る
多層ビルドアップ配線板について図を参照して説明す
る。図8は、本発明の実施形態に係る多層ビルドアップ
配線板の断面を示している。多層コア基板30の表面及
び裏面にビルドアップ配線層90A、90Bが形成され
ている。該ビルトアップ層90A、90Bは、バイアホ
ール60、バイアホールランド61及び配線パターン5
8の形成された層間樹脂絶縁層50と、バイアホール1
60、ランド161及び配線パターン(図示せず)の形
成された層間樹脂絶縁層150とからなる。該バイアホ
ールランド61には、上層のバイアホール160が接続
されている。
【0023】表面(上面)側には、ICチップのバンプ
(図示せず)へ接続するための半田バンプ76Uが形成
され、裏面(下面)側には、マザーボードのバンプ(図
示せず)へ接続するための半田バンプ76Dが形成され
ている。多層ビルドアップ配線板内では、ICチップへ
接続する半田バンプ76Uからの配線パターンが、基板
の外周方向へ向けて配線され、マザーボード側へ接続す
る半田バンプ76Dへ接続されている。表側のビルトア
ップ層90Aと裏側のビルトアップ層90Bとは、コア
基板30に形成されたスルーホール36を介して接続さ
れている。
【0024】図8中の多層ビルドアップ配線板のA−A
断面を、図9(A)に示す。図9(A)中のX−X線
が、図8の切断端に相当する。本実施形態の多層ビルド
アップ配線板では、バイアホールランド61及びバイア
ホール60は、直径140〜200μmに形成されてい
る。一方、配線パターン58は、隣接する導体部(バイ
アホール、バイアホールランド)との距離に応じて幅3
0μmの狭い部分(以下と狭幅部称する)58bと、幅
40〜50μmの通常の線幅部分(以下、通常幅部と称
する)58aが形成されている。
【0025】即ち、バイアホールランド61,61に挟
まれた2本の配線パターン58が、当該バイアホールラ
ンド61,61に挟まれている部分を狭幅部58bと
し、当該2本の配線パターン58のバイアホールランド
との絶縁間隔(ここでは、40μm)が保ち得る部位
は、通常幅部58aとして40〜50μmに形成してあ
る。ここで、該2本のバイアホールランド61は、それ
ぞれバイアホールランド61との反対側に幅を狭くし
て、両バイアホールランド61からの絶縁距離を保たせ
てある。他方、バイアホール60とバイアホールランド
61との間に配設されている配線パターン58は、最も
近接する部分でもバイアホール60及びバイアホールラ
ンド61との絶縁間隔(40μm)を保ち得るため、全
て通常幅部58aとして形成されている。
【0026】本実施形態の多層ビルドアップ配線板にお
いては、配線パターン58を、導体部(バイアホールラ
ンド61)に挟まれた部位(狭幅部)58aの幅を狭く
することで、配線パターン58と導体部との絶縁距離を
保ち高密度化する。このため、ビルドアップ層の層数を
増やすことなく高密度化を実現できる。ここで、導体部
との絶縁距離が保ち得る部位、即ち、バイアホールラン
ド61で挟まれていない部分(通常幅部)58aは幅を
狭くしないため、後述する製造工程において断線が生じ
る可能性が下がり、歩留まりの低下を防止できる。
【0027】更に、図9(B)、図10(C)、図10
(D)、図11を参照して、本実施形態の配線パターン
58の形状について説明を続ける。図9(B)中では、
導体部(バイアホールランド又は実装用パッド(以下パ
ッドをいう)61)に挟まれた1本の配線パターン58
が、配線パターンの中心側に幅を狭くした狭幅部58b
が設けられている。即ち、配線パターン58の中心側に
幅を狭くすることで、両導体部(バイアホールランド又
はパッド61)からの絶縁距離を保ってある。
【0028】図10(C)では、導体部(バイアホール
ランド又はパッド)61に3本の配線パターンがに挟ま
れた際に、中央の配線パターン58を中心側に幅を狭く
し、両側の配線パターン58をそれぞれ導体部(バイア
ホールランド又はパッド)61との反対側に幅を狭く形
成してある。即ち、中央の配線パターンを中心側に幅を
狭くし、両側の配線パターンをそれぞれ導体部との反対
側に幅を狭くすることで、両導体部からの絶縁距離及び
配線パターン相互の絶縁距離を保ってある。
【0029】図10(D)では、図10(C)と同様に
3本の配線パターン58に狭幅部58aを設けると共
に、導体部(バイアホールランド又はパッド61)の配
線パターン側を切り欠いてある。即ち、バイアホールラ
ンド又はパッド61の配線パターン側を切り欠くこと
で、配線パターンとバイアホールランド又はパッド61
との絶縁距離を保ってある。この図10(D)に示す例
では、図10(C)に示すように配線パターンの幅を狭
くするだけでは、40μmの絶縁間隔を保ち得ない場合
のみに用いる。即ち、バイアホールランド又はパッド6
1の径は、図8中に示す上層バイアホール160の下端
面の直径が140μmである際には、該直径よりも50
μm大きな190μmに形成される。これは、バイアホ
ールランド又はパッド61に対して、上層バイアホール
160の位置誤差が±25μm程度あるので、最も偏位
したとしても該バイアホール160がバイアホールラン
ド又はパッド61上に形成し得るようにするためであ
る。このため、図10(D)に示す例の様に、バイアホ
ールランド又はパッド61の一部を切り欠くと、上層バ
イアホール160との接続が適切に行えなくなることも
あり、歩留まりが低下するからである。
【0030】また、図11に示すように4本以上の配線
パターン58が導体部61に挟まれた際に、両側を除い
た中央の配線パターンの少なくとも一部を中心側に幅を
狭くし、両側の配線パターンをそれぞれ導体部との反対
側に幅を狭くし、両導体部61からの絶縁距離及び配線
パターン58相互の絶縁距離を保っことができる。
【0031】引き続き、図8を参照して上述した多層ビ
ルドアップ配線板の製造方法について図を参照して説明
する。ここでは、該多層ビルドアップ配線板の製造方法
に用いるA.無電解めっき用接着剤、B.層間樹脂絶縁
剤、C.樹脂充填剤の組成について先ず説明する。
【0032】A.無電解めっき用接着剤調製用の原料組
成物(上層用接着剤) 〔樹脂組成物〕クレゾールノボラック型エポキシ樹脂
(日本化薬製、分子量2500)の25%アクリル化物を80wt
%の濃度でDMDGに溶解させた樹脂液を35重量部、感
光性モノマー(東亜合成製、アロニックスM315 )3.15
重量部、消泡剤(サンノプコ製、S−65)0.5 重量部、
NMP 3.6重量部を攪拌混合して得る。
【0033】〔樹脂組成物〕ポリエーテルスルフォン
(PES)12重量部、エポキシ樹脂粒子(三洋化成製、
ポリマーポール)の平均粒径 1.0μmのものを 7.2重量
部、平均粒径 0.5μmのものを3.09重量部、を混合した
後、さらにNMP30重量部を添加し、ビーズミルで攪拌
混合して得る。
【0034】〔硬化剤組成物〕イミダゾール硬化剤
(四国化成製、2E4MZ-CN)2重量部、光開始剤(チバガ
イギー製、イルガキュア I−907 )2重量部、光増感
剤(日本化薬製、DETX-S)0.2 重量部、NMP 1.5重量
部を攪拌混合して得る。
【0035】B.層間樹脂絶縁剤調製用の原料組成物
(下層用接着剤) 〔樹脂組成物〕クレゾールノボラック型エポキシ樹脂
(日本化薬製、分子量2500)の25%アクリル化物を80wt
%の濃度でDMDGに溶解させた樹脂液を35重量部、感
光性モノマー(東亜合成製、アロニックスM315 )4重
量部、消泡剤(サンノプコ製、S−65)0.5 重量部、N
MP 3.6重量部を攪拌混合して得る。
【0036】〔樹脂組成物〕ポリエーテルスルフォン
(PES)12重量部、エポキシ樹脂粒子(三洋化成製、
ポリマーポール)の平均粒径 0.5μmのものを 14.49重
量部、を混合した後、さらにNMP30重量部を添加し、
ビーズミルで攪拌混合して得る。
【0037】〔硬化剤組成物〕イミダゾール硬化剤
(四国化成製、2E4MZ-CN)2重量部、光開始剤(チバガ
イギー製、イルガキュア I−907 )2重量部、光増感
剤(日本化薬製、DETX-S)0.2 重量部、NMP1.5 重量
部を攪拌混合して得る。
【0038】C.樹脂充填剤調製用の原料組成物 〔樹脂組成物〕ビスフェノールA型エポキシモノマー
(油化シェル製、エピコート828) 100重量部、平均
粒径 1.5μmのAl23 球状粒子 150重量部、N−メチ
ルピロリドン(NMP)30重量部、レベリング剤(サン
ノプコ製、ペレノールS4)1.5重量部を攪拌混合し、
その混合物の粘度を23±1℃で45,000〜49,000cps に調
整する。
【0039】〔硬化剤組成物〕イミダゾール硬化剤
(四国化成製、2E4MZ-CN)6.5 重量部。
【0040】引き続き、プリント配線板の製造について
図1乃至図8を参照して説明する。 (1)図1(A)に示すように厚さ1mmのガラスエポキ
シ樹脂またはBT(ビスマレイミドトリアジン)樹脂か
らなる基板30の両面に12μmの銅箔32がラミネー
トされている銅張積層板30Aを出発材料とする。ま
ず、この銅張積層板30Aをドリル削孔し、通孔内に無
電解めっき33を析出させてスルーホール36を形成す
る(図1(B))。そして、銅箔32をパターン状にエ
ッチングすることにより、図1(C)に示すようコア基
板30に導体層34を形成する。
【0041】(2)この基板30を水洗いし、乾燥した
後、酸化浴(黒化浴)として、NaOH(10g/l),NaCl
2 (40g/l),Na34 ( 6g/l)、還元浴とし
て、NaOH(10g/l),NaBH4 (6g/l)を用いた酸
化−還元処理により、図1(D)に示すように導体層3
4及びスルーホール36の表面に粗化層38を設ける。 (3)上述したCの樹脂充填剤調製用の原料組成物を混
合混練して樹脂充填剤を得る。
【0042】(4)このコア基板30のスルーホール3
6に熱硬化性樹脂からなる充填剤40を充填する。これ
と同時に、コア基板30の表面へ充填剤40を塗布する
(図2(E)参照)。
【0043】(5)充填剤を熱硬化させ、#400 のベル
ト研磨紙(三共理化学製)を用いたベルトサンダー研磨
により、スルーホールランド36a及び導体層34の表
面に樹脂充填剤が残らないように研磨し、次いで、前記
ベルトサンダー研磨による傷を取り除くためのバフ研磨
をSiC砥粒にて行う。このような一連の研磨を基板の
他方の面についても同様に行う(図2(F)参照)。次
いで、100 ℃で1時間、 150℃で1時間の加熱処理を行
って樹脂充填剤40を硬化させる。このようにして、ス
ルーホール36等に充填された樹脂充填剤40の表層部
およびスルーホールランド36aなどの上面の粗化層を
除去して、基板30の両面を平滑化する。
【0044】(6)前記(5)の処理で露出したスルー
ホールランド36a、導体層34上面に図2(G)に示
すように、厚さ 2.5μmのCu−Ni−P合金からなる粗化
層(凹凸層)42を形成し、さらに、粗化層42の表面
に厚さ 0.3μmのSn層(図示せず)を設ける。その形成
方法は以下のようである。基板30を酸性脱脂してソフ
トエッチングし、次いで、塩化パラジウムと有機酸から
なる触媒溶液で処理して、Pd触媒を付与し、この触媒を
活性化した後、硫酸銅8g/l、硫酸ニッケル 0.6g/
l、クエン酸15g/l、次亜リン酸ナトリウム29g/
l、ホウ酸31g/l、界面活性剤0.1g/l、pH=9
からなる無電解めっき浴にてめっきを施し、導体層34
上面およびスルーホールのランド36a上面にCu−Ni−
P合金の粗化層42を形成する。ついで、ホウフッ化ス
ズ0.1mol/l、チオ尿素1.0mol/l、温度50℃、pH=
1.2 の条件でCu−Sn置換反応させ、粗化層42の表面に
厚さ0.3 μmのSn層を設ける。
【0045】(7)上述した組成物Bの層間樹脂絶縁剤
調製用の原料組成物を攪拌混合し、粘度1.5 Pa・sに調
整して層間樹脂絶縁剤(下層用)を得る。次いで、上述
した組成物Aの無電解めっき用接着剤調製用の原料組成
物を攪拌混合し、粘度7Pa・sに調整して無電解めっき
用接着剤溶液(上層用)を得る。
【0046】(8)前記(6)の基板30(図2
(G))の両面に、図2(H)に示すように前記(7)
で得られた粘度 1.5Pa・sの層間樹脂絶縁剤(下層用)
44を調製後24時間以内にロールコータで塗布し、水平
状態で20分間放置してから、60℃で30分の乾燥(プリベ
ーク)を行う。次いで、前記(7)で得られた粘度7Pa
・sの感光性の接着剤溶液(上層用)46を調製後24時
間以内に塗布し、水平状態で20分間放置してから、60℃
で30分の乾燥(プリベーク)を行い、厚さ35μmの接着
剤層50を形成する。
【0047】(9)前記(8)で接着剤層50を形成し
た基板30の両面に、85μmφの黒円が印刷されたフォ
トマスクフィルム(図示せず)を密着させ、超高圧水銀
灯により 500mJ/cm2 で露光する。これをDMTG溶液
でスプレー現像し、さらに、当該基板を超高圧水銀灯に
より3000mJ/cm2 で露光し、100 ℃で1時間、120 ℃で
1時間、その後 150℃で3時間の加熱処理(ポストベー
ク)をすることにより、図3(I)に示すようにフォト
マスクフィルムに相当する寸法精度に優れた85μmφの
開口(バイアホール形成用開口)48を有する厚さ35μ
mの層間樹脂絶縁層(2層構造)50を形成する。な
お、バイアホールとなる開口48には、スズめっき層を
部分的に露出させる。
【0048】(10)開口48が形成された基板30
を、クロム酸に19分間浸漬し、層間樹脂絶縁層50の
表面に存在するエポキシ樹脂粒子を溶解除去することに
より、図3(J)に示すように当該層間樹脂絶縁層50
の表面を粗化面51とし、その後、中和溶液(シプレイ
社製)に浸漬してから水洗いする。さらに、粗面化処理
(粗化深さ3μm)した該基板30の表面に、パラジウ
ム触媒(アトテック製)を付与することにより、層間樹
脂絶縁層50の表面およびバイアホール用開口48の内
壁面に触媒核を付ける。
【0049】(11)以下に示す組成の無電解銅めっき
水溶液中に基板を浸漬して、図3(K)に示すように粗
面全体に厚さ0.6 μmの無電解銅めっき膜52を形成す
る。 〔無電解めっき水溶液〕 EDTA 150 g/l 硫酸銅 20 g/l HCHO 30 ml/l NaOH 40 g/l α、α’−ビピリジル 80 mg/l PEG 0.1 g/l 〔無電解めっき条件〕70℃の液温度で30分
【0050】(12)図3(L)に示すようにコア基板
30の無電解銅めっき膜52上に市販の感光性ドライフ
ィルム54αを張り付け、配線パターン形成用のパター
ン53b及びバイアホール・ランド形成用の黒円パター
ン53aの描かれたマスク53を載置して、100 mJ/cm
2 で露光、0.8 %炭酸ナトリウムで現像処理し、図4
(M)に示すように厚さ15μmのめっきレジスト54を
設ける。
【0051】(13)ついで、レジスト非形成部分(開
口部54a、54b)に以下の条件で電解銅めっきを施
し、図4(N)に示すように厚さ15μmの電解銅めっき
膜56を形成する。 〔電解めっき水溶液〕 硫酸 180 g/l 硫酸銅 80 g/l 添加剤(アトテックジャパン製、カパラシドGL) 1 ml/l 〔電解めっき条件〕 電流密度 1A/dm2 時間 30分 温度 室温
【0052】(14)図4(O)に示すようにめっきレ
ジスト54を5%KOHで剥離除去した後、めっきレジ
スト54下の無電解めっき膜52を硫酸と過酸化水素の
混合液でエッチング処理して溶解除去し、無電解銅めっ
き膜52と電解銅めっき膜56からなる厚さ18μmの配
線パターン58、バイアホール60及びバイアホール6
1を形成する。
【0053】上述したコア基板30を70℃で800g
/lのクロム酸に3分間浸漬して、配線パターン58、
バイアホール60、バイアホール61の形成されていな
い無電解めっき用接着剤層50の表面を1μmエッチン
グ処理し、表面のパラジウム触媒を除去する。
【0054】この様に配線パターン58を形成する際
に、図9(A)〜図10(D)、図11を参照して上述
したように、本実施形態の多層ビルドアップ配線板にお
いては、配線パターン58を、バイアホールランド61
等の導体部に挟まれた部位(狭幅部)58aのみの幅を
狭くしてある。即ち、バイアホールランド61で挟まれ
ていない部分(通常幅部)58aは幅を狭くしないた
め、上述した工程において断線が生じる可能性が低くな
り、歩留まりが高まる。
【0055】(15)配線パターン58を形成した基板
30を、硫酸銅8g/l、硫酸ニッケル0.6g/l、
クエン酸15g/l、次亜リン酸ナトリウム29g/
l、ホウ酸31g/l、界面活性剤0.1g/lからな
るpH=9の無電解めっき液に浸漬し、図5(P)に示
すように該配線パターン58、バイアホールランド61
及びバイアホール60の表面に厚さ3μmの銅−ニッケ
ル−リンからなる粗化層62を形成する。ついで、ホウ
フッ化スズ0.1mol/l、チオ尿素1.0mol/
l、温度50℃、pH=1.2の条件でCu−Sn置換
反応させ、粗化層62の表面に0.3μmの厚さのSn
層を設ける。(Sn層については図示しない)。
【0056】(16)(2)〜(14)の工程を繰り返
すことにより、さらに上層の層間樹脂絶縁層及び導体層
を形成する。即ち、基板30の両面に、層間樹脂絶縁剤
(下層用)をロールコ一夕で塗布し、絶縁材層144を
形成する(図5(Q))。更に、この絶縁剤層144の
上に無電解めっき用接着剤(上層用)をロールコ一タを
用いて塗布し、接着剤層146を形成する。
【0057】絶縁剤層144および接着剤層146を形
成した基板30の両面に、フォトマスクフィルムを密着
させ、露光・現像し、開口(バイアホール形成用開口)
148を有する層間樹脂絶縁層150を形成した後、該
層間樹脂絶縁層150の表面を粗面とする(図5(R)
参照)。その後、該粗面化処理した該基板30の表面
に、無電解銅めっき膜152を形成する(図6(S)参
照)。引き続き、無電解銅めっき膜152上にめっきレ
ジスト154を設けた後、レジスト非形成部分に電解銅
めっき膜156を形成する(図6(T)参照)。そし
て、めっきレジスト154をKOHで剥離除去した後、
めっきレジスト154下の無電解めっき膜152を溶解
除去し配線パターン(図示せず)、ランド161及びバ
イアホール160を形成する。さらに、該配線パター
ン、ランド161及びバイアホール160の表面に粗化
層162を形成し、多層ビルドアップ配線板を完成する
(図6(U)参照)。なお、この上層の導体層を形成す
る工程においては、Sn置換は行わない。
【0058】(17)そして、上述した多層ビルドアッ
プ配線板にはんだバンプを形成する。先ず、基板30に
ソルダーレジスト組成物を20μmの厚さで塗布し、7
0℃で20分間、70℃で30分間の乾燥処理を行った
後、1000mJ/cm2 の紫外線で露光し、DMTG
現像処理する。さらに、80℃で1時間、100℃で1
時間、120℃で1時間、150℃で3時間の条件で加
熱処理し、図7(V)に示すようにパッド部分に対応す
る開口部71を設けた(開口径200μm)ソルダーレ
ジスト層(厚み20μm)70を形成する。
【0059】(18)引き続き、ソルダーレジスト層を
補強用の樹脂組成物をソルダーレジストの開口群の周囲
に塗布し、1000mJ/cm2 で露光し、さらに80
℃で1時間、100℃で1時間、120℃で1時間、1
50℃で3時間の条件で加熱処理し、図7(W)に示す
ように厚さ40μmの補強層78を形成する。
【0060】(19)次に、ソルダーレジスト層70及
び補強層78を形成した基板30を、塩化ニッケル30
g/l、次亜リン酸ナトリウム10g/l、クエン酸ナ
トリウム10g/lからなるpH=5の無電解ニッケル
めっき液に20分間浸漬して、図8に示すように開口部
71に厚さ5μmのニッケルめっき層72を形成する。
さらに、その基板30を、シアン化金カリウム2g/
l、塩化アンモニウム75g/l、クエン酸ナトリウム
50g/l、次亜リン酸ナトリウム10g/lからなる
無電解金めっき液に93℃の条件で23秒間浸漬して、
ニッケルめっき層上に厚さ0.03μmの金めっき層7
4を形成する。
【0061】(20)そして、ソルダーレジスト層70
の開口部71に、はんだペーストを印刷して、200℃
でリフローすることによりはんだバンプ76U、76D
を形成し、はんだパンプを有するプリント配線板を製造
する。
【0062】なお、上述した実施形態では、本発明の構
成を多層ビルドアップ配線板に適用する例を挙げたが、
本発明の構成は、多層ではないプリント配線板に適用し
得ることは言うまでもない。更に、上述した実施形態で
は、多層ビルドアップ配線板としてレジストを除去する
セミアディテブを例示したが、本実施形態の製造方法を
フルアディテブにも適用可能である。
【0063】更に、上述した例では、配線パターンを無
電解めっきにて形成する例を挙げたが、配線パターンを
銅箔エッチングにより形成する際にも、上述した実施形
態の配線パターンの形状を応用できる。更に、上述した
実施形態では、バイアホールランド又はパッド61に挟
まれた配線パターンの一部を細くする例を挙げたが、バ
イアホール、ベタ層に挟まれた、或いは、近接する配線
パターンの一部を同様に細くするこのも勿論可能であ
る。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明の多層ビルドアッ
プ配線板においては、配線パターンを、導体部に挟まれ
た部位(狭幅部)の幅を狭くすることで、配線パターン
と導体部との絶縁距離を保ち高密度化する。このため、
ビルドアップ層の層数を増やすことなく高密度化を実現
できる。ここで、導体部との絶縁距離が保ち得る部位、
即ち、導体部で挟まれていない部分(通常幅部)は配線
パターンの幅を狭くしないため、製造工程において断線
が生じる可能性が下がり、歩留まりが高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)、図1(B)、図1(C)、図1
(D)は、本発明の1実施例に係る多層ビルドアップ配
線板の製造方法の工程図である。
【図2】図2(E)、図2(F)、図2(G)、図2
(H)は、本発明の1実施例に係る多層ビルドアップ配
線板の製造方法の工程図である。
【図3】図3(I)、図3(J)、図3(K)、図3
(L)は、本発明の1実施例に係る多層ビルドアップ配
線板の製造方法の工程図である。
【図4】図4(M)、図4(N)、図4(O)は、本発
明の1実施例に係る多層ビルドアップ配線板の製造方法
の工程図である。
【図5】図5(P)、図5(Q)、図5(R)は、本発
明の1実施例に係る多層ビルドアップ配線板の製造方法
の工程図である。
【図6】図6(S)、図6(T)、図6(U)は、本発
明の1実施例に係る多層ビルドアップ配線板の製造方法
の工程図である。
【図7】図7(V)、図7(W)は、本発明の1実施例
に係る多層ビルドアップ配線板の製造方法の工程図であ
る。
【図8】本発明の1実施例に係る多層ビルドアップ配線
板の断面を示す図である。
【図9】図9(A)は、図8に示す多層ビルドアップ配
線板のA−A横断面図であり、図9(B)は、配線パタ
ーンの例を示す平面図である。
【図10】図10(C)及び図10(D)は、配線パタ
ーンの例を示す平面図である。
【図11】配線パターンの例を示す平面図である。
【符号の説明】
30 コア基板 36 スルーホール 50 層間樹脂絶縁層 58 配線パターン 58a 通常幅部 58b 狭幅部 60 バイアホール(導体部) 61 バイアホールランド(導体部) 150 層間樹脂絶縁層 160 バイアホール

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体部と配線パターンとが配設されたプ
    リント配線板であって、 配線パターンを、隣接する導体部との距離に応じて幅の
    狭い部分を設けたことを特徴とするプリント配線板。
  2. 【請求項2】 導体部と配線パターンとが配設されたプ
    リント配線板であって、 前記配線パターンを、前記導体部に挟まれた部位の幅を
    狭くしたことを特徴とするプリント配線板。
  3. 【請求項3】 1本の前記配線パターンが前記導体部に
    挟まれた際に、該配線パターンの中心側に幅を狭くした
    ことを特徴とする請求項2のプリント配線板。
  4. 【請求項4】 2本の前記配線パターンが前記導体部に
    挟まれた際に、該配線パターンをそれぞれ導体部との反
    対側に幅を狭くしたことを特徴とする請求項2のプリン
    ト配線板。
  5. 【請求項5】 少なくとも3本以上の前記配線パターン
    が前記導体部に挟まれた際に、 両側を除く中央の配線パターンの少なくとも一部を中心
    側に幅を狭くし、 両側の配線パターンをそれぞれ導体部との反対側に幅を
    狭くしたことを特徴とする請求項2のプリント配線板。
  6. 【請求項6】 導体部の配線パターン側を切り欠くこと
    を特徴とする請求項2〜5のいずれか1に記載のプリン
    ト配線板。
  7. 【請求項7】 前記プリント配線板は、多層ビルドアッ
    プ配線板であることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    か1に記載のプリント配線板。
  8. 【請求項8】 前記導体部は、バイアホールランド又は
    実装用パッドであることを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれか1に記載のプリント配線板。
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US8957325B2 (en) 2013-01-15 2015-02-17 Fujitsu Limited Optimized via cutouts with ground references

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