JPH11339359A - 集合型光ディスク装置の媒体駆動装置 - Google Patents

集合型光ディスク装置の媒体駆動装置

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JPH11339359A
JPH11339359A JP15667298A JP15667298A JPH11339359A JP H11339359 A JPH11339359 A JP H11339359A JP 15667298 A JP15667298 A JP 15667298A JP 15667298 A JP15667298 A JP 15667298A JP H11339359 A JPH11339359 A JP H11339359A
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shaft
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optical disk
medium
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク媒体を支持するディスク軸を、駆
動軸の動力によってベルト駆動できる構造とすることに
よって、複数枚の光ディスク媒体を単一の駆動源で駆動
できるようにして駆動源の数と共に部品数を減じる。 【解決手段】 可逆回転可能な駆動モータ19の出力軸で
構成した駆動軸20をディスクテーブル13の中央に設け、
駆動軸20と2本のディスク軸14ずつとに駆動ベルト21を
掛け回す。ディスク軸14を一方向クラッチ15を介してデ
ィスクテーブル13に支持させる。ディスクテーブル13は
テーブル軸12に対して回動自在に支持させる。ディスク
テーブル13の係合溝13a と係脱自在にテーブル係止手段
22を設け、一方向クラッチ15によりディスク軸14の回転
が阻止される方向への駆動軸20の回転でテーブル係止手
段22が解除されディスクテーブル13が回転し、許容する
方向での回転でディスク軸14が回転して媒体17に対して
リード/ライトを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、適宜枚数の光デ
ィスク媒体を収容し、所望の光ディスク媒体を光学ヘッ
ドに供することができる位置まで搬送して当該光ディス
ク媒体への情報の読み書き(リード/ライト)を行なう
ことができる集合型光ディスク装置に関し、特にトレイ
に平面的に複数枚の光ディスク媒体を収容し、該トレイ
を回転させて所望の光ディスク媒体を光学ヘッドに供す
るようにした集合型光ディスク装置の媒体駆動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】複数枚のコンパクトディスクを収容し
て、所望のコンパクトディスクを光学ヘッドに供するこ
とができる位置まで搬送して再生を行なう集合型光ディ
スク装置として、いわゆるオートチェンジャー装置があ
る。この種のオートチェンジャー装置であって、極力多
数のコンパクトディスクを収容できるようにしたロータ
リ式のものとして、特開平3−23553号公報に記載
されたものがあり、これを図11及び図12を参照して説明
する。回転軸1aを中心として回転自在に支持された回転
テーブル1は、図12に示すように、コンパクトディスク
2の載置面1bを傾斜させてあり、コンパクトディスク2
の回転軸2aと前記回転軸1aとが平行となっていない。し
たがって、コンパクトディスク2は、それぞれ一部が重
畳する状態となるように、回転テーブル1に載置される
ので、多数枚のコンパクトディスク2を収容できるよう
にしてある。回転テーブル1は、その周面に形成された
ギヤと噛合するギヤ3をテーブル駆動モータ4の出力軸
に嵌合させたピニオンによって回転させることにより回
転する。コンパクトディスク2は、光学ヘッド5に供さ
れる位置にある状態で、一対のクランパ6によって挟持
され、一方のクランパ6を嵌着させた出力軸を有するデ
ィスク駆動モータ7によって回転する。また、前記光学
ヘッド5は図示しないヘッド駆動用モータによってコン
タクトディスク2の径方向に移動する。
【0003】すなわち、前記テーブル駆動モータ4を作
動させて回転テーブル1を回転させることにより所望の
コンパクトディスク2を光学ヘッド5に供する位置まで
移動させ、クランパ6で当該コンパクトディスク2を挟
持させる。そして、ディスク駆動用モータ7を作動さ
せ、コンパクトディスク2を回転させながらヘッド駆動
用モータを作動させて光学ヘッド5を移動させることに
よりコンパクトディスク2の記録面をトレースして再生
を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の集合型光ディスク装置では、光ディスク媒体を
収容した回転テーブルを回転させるテーブル駆動モータ
と、光ディスク媒体を回転させるディスク駆動モータ
と、光学ヘッドを移動させるヘッド駆動用モータの3つ
のモータを必要としている。このため、装置が複雑な構
成となると共に大型化してしまい、大容量である光ディ
スク媒体の利点が損なわれてしまう。また、回転テーブ
ルの回転を、テーブル駆動モータの回転力をギヤによっ
て伝達する構造であるため、減速比が大きくなり回転テ
ーブルの回転に時間を要し、所望の光ディスク媒体を光
学ヘッドに供するまでに時間を要してしまうおそれがあ
る。
【0005】しかも、前記3つのモータを所定のタイミ
ングで作動させなけらばならないから、その駆動のため
に煩雑な制御機構を要する。
【0006】そこで、この発明は、使用するモータなど
の駆動源の数を極力すくなくることにより、構造を簡単
にすると共に小型化を図ることができ、また所望の光デ
ィスク媒体を光学ヘッドに供するまでの時間を短縮する
ことができる集合型光ディスク装置とする媒体駆動装置
を提供することを目的とし、またモータなどの駆動源が
多くなっても煩雑な制御機構を必要とすることなく確実
な動作を行なうことができる集合型光ディスク装置の媒
体駆動装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係る集合型光ディス
ク装置の媒体駆動装置は、適宜数の光ディスク媒体のそ
れぞれをディスクテーブルに回転可能なディスク軸で支
持させ、前記ディスクテーブルを回転自在にテーブル軸
で支持させ、ディスクテーブルの中央部に駆動軸を設
け、前記ディスク軸の全てと前記駆動軸とを連繋させて
駆動軸の回転を全てのディスク軸に伝達し、前記駆動軸
を可逆回転可能な駆動手段によって回転させ、前記ディ
スク軸に一方向回転許容手段を連繋させて、該ディスク
軸を一方向へのみ回転することを許容し、前記ディスク
テーブルを所定位置で停止した状態に維持する該ディス
クテーブルと係脱自在なテーブル係止手段を設け、前記
一方向回転許容手段が許容する方向へディスク軸を回転
させる方向への前記駆動軸の正回転によって前記光ディ
スク媒体のそれぞれが回転すると共に、ディスクテーブ
ルが前記テーブル係止手段と係合した状態に維持され、
前記駆動軸の逆回転によってディスクテーブルが前記テ
ーブル係止手段との係合を解除して回転し、光ディスク
媒体が前記テーブル軸を中心として旋回することを特徴
としている。
【0008】前記駆動軸を正回転させると、その回転力
が前記ディスク軸に伝達される。このとき、この正回転
による回転方向への回転は前記一方向回転許容手段によ
って許容されるから、該ディスク軸は回転する。この回
転によってディスク軸に支持された全ての光ディスク媒
体が回転する。しかも、ディスクテーブルは前記テーブ
ル係止手段と係止された状態に維持されるから、ディス
クテーブルは回転せず当該位置を維持した状態にある。
そして、これらの光ディスク媒体のうち、光学ヘッドに
供される位置にある光ディスク媒体に対して、所望の情
報のリード/ライトが行なわれる。したがって、ディス
ク軸の駆動軸の正回転による回転方向は、光ディスク媒
体に対してリード/ライトを行なえる方向とする。
【0009】また、前記駆動軸を逆回転させると、前記
一方向回転許容手段によって前記ディスク軸は回転しな
い。このため、駆動軸に停止したディスク軸からの反力
が作用して、前記テーブル係止手段からディスクテーブ
ルを離脱させて該ディスクテーブルを回転させることに
なる。このディスクテーブルの回転によって光学ヘッド
に供する位置にある光ディスク媒体を変更することがで
きる。なお、駆動軸の逆回転によってディスクテーブル
がテーブル係止手段から容易に離脱できるように、例え
ば逆回転させる場合の軸トルクを正回転させる場合より
も大きくしたり、前記テーブル係止手段との係合関係を
逆回転時には容易に離脱するものとするなどとしても構
わない。そして、所望の光ディスク媒体が光学ヘッドに
供する位置に位置したときに駆動軸の回転を停止する。
なお、このときテーブル係止手段がディスクテーブルと
係合してディスクテーブルを当該位置で停止させるよう
にする。また、ディスクテーブルの回転角度をエンコー
ダやセンサなどによって検出し、ディスクテーブルが所
定の角度まで回転したことを検出して駆動軸の回転を停
止するようにすれば好ましい。そして、再び駆動軸を正
回転させれば光学ヘッドに臨んで位置した変更後の光デ
ィスク媒体に対してリード/ライトすることができる。
なお、一方向回転許容手段としては、例えば一方向クラ
ッチ機構などがある。
【0010】また、請求項2の発明に係る集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置は、適宜数の光ディスク媒体の
それぞれをディスクテーブルに回転可能なディスク軸で
支持させ、前記ディスクテーブルを回転自在にテーブル
軸で支持させ、ディスクテーブルの中央部に駆動軸を設
け、前記ディスク軸を適宜数の組に分割し、それぞれの
組に属するディスク軸と前記駆動軸とをそれぞれ連繋さ
せて駆動軸の回転をそれぞれの組ごとにディスク軸に伝
達し、前記駆動軸を可逆回転可能な駆動手段によって回
転させ、前記ディスク軸に一方向回転許容手段を連繋さ
せて、該ディスク軸を一方向へのみ回転することを許容
し、前記ディスクテーブルを所定位置で停止した状態に
維持する該ディスクテーブルと係脱自在なテーブル係止
手段を設け、前記一方向回転許容手段が許容する方向へ
ディスク軸を回転させる方向への前記駆動軸の正回転に
よって前記光ディスク媒体のそれぞれが回転すると共
に、ディスクテーブルが前記テーブル係止手段と係合し
た状態に維持され、前記駆動軸の逆回転によってディス
クテーブルが前記テーブル係止手段との係合を解除して
回転し、光ディスク媒体が前記テーブル軸を中心として
旋回することを特徴としている。
【0011】ディスクテーブルに支持させる光ディスク
媒体の枚数によっては、駆動軸の回転を同時に全てのデ
ィスク軸に伝達する場合の伝達機構にかかる負荷が大き
くなって好ましくない場合が生じる。斯かる場合には、
ディスク軸を適宜数の組に分割し、該組ごとに駆動軸か
ら回転を伝達するようにすればよい。
【0012】また、請求項3の発明に係る集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置は、適宜数の光ディスク媒体の
それぞれをディスクテーブルに回転可能なディスク軸で
支持させ、前記ディスクテーブルを回転自在にテーブル
軸で支持させ、ディスクテーブルの中央部に駆動軸を設
け、前記ディスク軸の全てと前記駆動軸とを連繋させて
駆動軸の回転を全てのディスク軸に伝達し、前記駆動軸
を回転させるディスク駆動手段を設け、前記ディスクテ
ーブルを回転させるテーブル駆動手段を設けたことを特
徴としている。
【0013】前記ディスク駆動手段によって駆動軸を回
転させると、この駆動軸に連繋したディスク軸が回転
し、該ディスク軸に支持されている光ディスク媒体が回
転する。すなわち、全ての光ディスク媒体が回転する。
これら光ディスク媒体のうちの光学ヘッドに臨んだ位置
にある光ディスク媒体に対して情報のリード/ライトが
行なわれる。
【0014】光ディスク媒体を変更する場合には、前記
テーブル駆動手段を作動させてディスクテーブル回転さ
せる。ディスクテーブルの回転により光ディスク媒体が
旋回して光学ヘッドに供することができる光ディスク媒
体が変更される。ディスクテーブルの回転は、光ディス
ク媒体を回転させた状態で行なえるから、所望の光ディ
スク媒体を光学ヘッドに臨ませたならば、直ちに該光デ
ィスク媒体に対して情報のリード/ライトを行なうこと
ができる。
【0015】また、請求項4の発明に係る集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置は、適宜数の光ディスク媒体の
それぞれをディスクテーブルに回転可能なディスク軸で
支持させ、前記ディスクテーブルを回転自在にテーブル
軸で支持させ、ディスクテーブルの中央部に駆動軸を設
け、前記ディスク軸を適宜数の組に分割し、それぞれの
組に属するディスク軸と前記駆動軸とをそれぞれ連繋さ
せて駆動軸の回転をそれぞれの組ごとにディスク軸に伝
達し、前記駆動軸を回転させるディスク駆動手段を設
け、前記ディスクテーブルを回転させるテーブル駆動手
段を設けたことを特徴としている。
【0016】ディスク軸を適宜数の組に分割し、それぞ
れの組ごとに駆動軸に連繋させて回転させるから、駆動
軸からディスク軸に動力を伝達する機構にかかる負荷を
軽減して、ディスク軸を安定して回転させることができ
る。
【0017】また、請求項5の発明に係る集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置は、前記ディスクテーブルと前
記テーブル駆動手段とをテーブル駆動ベルトを介して連
繋させて、テーブル駆動手段の動力をディスクテーブル
に伝達することを特徴としている。
【0018】また、請求項6の発明に係る集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置は、前記駆動軸とディスク軸と
ディスク用駆動ベルトによって行なわせたことを特徴と
している。
【0019】また、請求項7の発明に係る集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置は、前記テーブル軸を集合型光
ディスク装置の筐体の一部によって形成したことを特徴
としている。
【0020】例えば、筐体の一部を内側に膨出させて凸
部を形成し、この凸部にディスクテーブルを嵌装して回
転自在とする。また、凸部を形成した部分の外側に形成
される凹部に駆動軸の駆動手段を配設すれば、集合型光
ディスク装置の小型化をさらに図ることができる。
【0021】また、請求項8の発明に係る集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置は、適宜数の光ディスク媒体の
それぞれをディスクテーブルに回転可能なディスク軸で
支持させ、前記ディスクテーブルを回転自在なテーブル
軸で支持させ、前記ディスク軸の全てと前記テーブル軸
とを駆動ベルトによって連繋させ、前記テーブル軸を駆
動手段に連繋させて該テーブル軸を回転させることによ
り、前記ディスクテーブルとディスク軸とを回転させる
ことを特徴としている。
【0022】例えば、前記ディスクテーブルとテーブル
軸とを一方向回転許容手段を介して連繋させれば、該テ
ーブル軸の一方向への回転はディスクテーブルに伝達さ
れて該ディスクテーブルが回転し、光ディスク媒体の変
更を行なうことができる。また、他方向への回転ではデ
ィスクテーブルに伝達されず、この回転をテーブル軸か
らディスク軸に伝達すれば、光ディスク媒体を回転させ
ることができ、光学ヘッドに供された光ディスク媒体に
対して情報のリード/ライトを行なうことができる。
【0023】また、請求項9の発明に係る集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置は、適宜数の光ディスク媒体の
それぞれをディスクテーブルに回転可能なディスク軸で
支持させ、前記ディスクテーブルを回転自在なテーブル
軸で支持させ、前記ディスク軸を適宜数の組に分割し、
それぞれの組に属するディスク軸と前記テーブル軸とを
それぞれ駆動ベルトによって連繋させ、前記テーブル軸
を駆動手段に連繋させて該テーブル軸を回転させること
により、前記ディスクテーブルとディスク軸とを回転さ
せることを特徴としている。
【0024】また、請求項10の発明に係る集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置は、前記テーブル軸の回転方向
を可逆とし、一方の方向の回転で前記ディスク軸が回転
すると共に、ディスクテーブルが回転せず、他方の方向
の回転でディスク軸が回転せずディスクテーブルが回転
することを特徴としている。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図示した好ましい実施の形
態に基づいて、この発明に係る集合型光ディスク装置の
媒体駆動装置を具体的に説明する。
【0026】図1〜図3は第1の実施形態に係る集合型
光ディスク装置10を示す図で、図1は平面図、図2は背
面の断面図、図3は左側面の断面図である。図3に示す
ように、筐体であるケーシング11の底板を構成するベー
ス11a の中央部を内側にほぼ円筒状に突出させて凸部を
形成し、この凸部によってテーブル軸12が形成されてい
る。このテーブル軸12に、軸受12a を介してディスクテ
ーブル13が回転自在に支持されている。ディスクテーブ
ル13は、図1に示すように、円板状に形成されており、
円周の等間隔の4ヵ所にほぼV字形の係合溝13a が切り
込まれて形成されている。これら係合溝13a のそれぞれ
の間位置、即ち円周部の等間隔の4ヵ所にはディスク軸
14が設けられている。これらディスク軸14は、図3に示
すように、一方向回転許容手段としての一方向クラッチ
15を介してディスクテーブル13に支持されている。この
ため、これらディスク軸14はディスクテーブル13に対し
て一方向のみの回転が許容されている。これらディスク
軸14の上端部にはディスクホルダ部16が設けられ、この
ディスクホルダ部16に光ディスク媒体17が保持されるよ
うにしてある。
【0027】前記テーブル軸12を形成した凸部によって
ベース11a の外側面に形成された凹部でモータ保持部18
が形成され、このモータ保持部18に駆動手段としての可
逆回転可能な駆動モータ19が収容され保持されている。
この駆動モータ19の出力軸は、テーブル軸14の上端から
ケーシング11内に突出させてあり、この突出した部分が
駆動軸20とされている。他方、前記ディスク軸14は隣接
するもの同士で組を構成し、このそれぞれの組のディス
ク軸14と駆動軸20とに各別に駆動ベルト21を掛け回して
ある。すなわち、この実施形態では4本のディスク軸14
を備えているから、図1に示すように、2本のディスク
軸14を組合わせ、2本のディスク軸14と駆動軸20とに駆
動ベルト21を掛け回してある。このため、ディスク軸14
はそれぞれの組で、駆動軸20から別個の伝達経路を経由
して動力が伝達される。
【0028】ディスクテーブル13の側方の適宜位置に
は、テーブル係止手段22が配設されている。このテーブ
ル係止手段22は、ほぼL字形をした係止部材22a と押し
付けバネ22b 、係合ローラ22c とによって構成されてい
る。係止部材22a のそのL字形の屈曲部でケーシング11
に軸22d によって揺動自在に支持されており、L字形の
一方の腕部の先端部に係合ローラ22c が回動自在に支持
されている。他方の腕部の先端部には引張りコイルバネ
からなる押し付けバネ22b の一端が掛止されている。押
し付けバネ22b の他端は、ケーシング11に取付けられた
ブラケット22e に掛止されており、この押し付けバネ22
b の復元力によって掛止部材22a を揺動させて、前記係
合ローラ22c がディスクテーブル13の周面に押圧される
ようにしてある。なお、係合ローラ22c の外径寸法は、
該係合ローラ22c が前記係合溝13aと係合することがで
きる大きさとしてある。
【0029】また、ディスクテーブル13に臨んでセンサ
23が設けられており、このセンサ23によってディスクテ
ーブル13に形成された係合溝13a が検出されるようにし
てある。
【0030】ディスク軸14に保持された光ディスク媒体
17の記録面を臨む位置には、光学ヘッド24が光ディスク
媒体17の径方向と平行な方向に移動自在に設けられてい
る。光学ヘッド24を保持したヘッドホルダ24a の一方の
側面に設けられたガイド突起部24b に、光ディスク媒体
17の径方向と平行な方向のガイドロッド25を遊挿させて
あり、他方の側面に設けられた駆動突起部24c に、ガイ
ドロッド25と平行に配した駆動ネジ26を螺合させてあ
る。駆動ネジ26の外側の端部には、図1及び図2に示す
ように、被動ギヤ27が嵌着されており、この被動ギヤ27
にヘッド駆動モータ28の出力軸に嵌着された駆動ピニオ
ン29が噛合している。したがって、ヘッド駆動モータ28
の出力回転が駆動ネジ26に伝達されて、該駆動ネジ26が
回動するようにしてある。
【0031】また、ディスクテーブル13を挟んで前記光
学ヘッド24の反対側には、ケーシング11の上板の一部を
ヒンジによって揺動自在に支持して構成した扉体30が設
けられている。この扉体30によって開放される開口は光
ディスク媒体17よりも適宜に大きくしてあり、該光ディ
スク媒体17はこの扉体30を開放して装置への挿抜が行な
われる。
【0032】図4はこの集合型光ディスク装置の制御系
の構成を示す概略のブロック図で、操作者による操作部
からの入力操作によってホストシステム31は装置制御部
32に対して、所定の動作を行なわせる指令を送出する。
この装置制御部32から、モータドライバ33に駆動モータ
駆動指令信号を送出し、この指令に基づいて駆動モータ
19が駆動される。装置制御部32とカウンタ34との間でカ
ウント指令信号と前記センサ23によって計測される駆動
モータ19の回転角情報との交換が行なわれる。また、装
置制御部32からはモータドライバ35にヘッド駆動モータ
駆動指令信号が送出され、この指令に基づいてヘッド駆
動モータ28が駆動される。さらに、装置制御部32とR/
W制御部36との間でリード/ライト情報が交換されてお
り、このR/W制御部36からの指令に基づいて光学ヘッ
ド24が光ディスク媒体17に対して情報の読み書きを行な
う。
【0033】以上により構成されたこの発明の第1の実
施形態に係る媒体駆動装置の動作を、図5に示すフロー
チャートを参照しながら以下に説明する。
【0034】操作者が光ディスク媒体17に対してリード
/ライトすべき情報に関して所定の操作を行なうことに
よって、ホストシステム31はその情報の処理に関する指
令を装置制御部32に送出し、装置制御部32はこの指令に
基づいて媒体の交換及びリード/ライト処理を開始する
(ステップ(以下「S」と略記する。)501)。この
ときに処理対象となる光ディスク媒体17が光学ヘッド24
に臨んで位置しているかを判断し(S502)、処理対
象でない光ディスク媒体17である場合には(S502/
NO)、駆動モータ19を逆方向に回転させる。これによ
り駆動軸20が逆方向に回転し、該駆動軸20と駆動ベルト
21で連繋したディスク軸14が逆方向に回転する。この
際、前記一方向クラッチ15の作用によってディスク軸14
の回転は阻止されるように設定されている。このため、
ディスク軸14に作用した駆動力の反力が、前記テーブル
係止手段22の係合ローラ22c と係合溝13a との係合力よ
りも大きくなれば、該反力を受けてディスクテーブル13
が回動することになる。なお、この回動が円滑に行なわ
れるように、駆動軸20を逆方向に回転させる際に駆動モ
ータ19に流す電流を、該駆動軸20を正方向に回転させる
際の電流よりも大きくしたり、係合ローラ22c と係合溝
13a との係合関係を反力の方向を受けた場合には係合ロ
ーラ22c が容易に離脱する構造とするなどしておくこと
が好ましい。ディスクテーブル13の回動によってディス
ク軸14が駆動軸20を中心として旋回するから、光ディス
ク媒体17もディスク軸14と共に旋回し、光学ヘッド24に
供する位置に位置する光ディスク媒体17が交換されるこ
とになる。そして、前記センサ23によって係合溝13a の
検出を行なって所定の係合溝13a までをカウントしたな
らば、駆動モータ19を停止させる。このとき、前記係合
ローラ22c が係合溝13a に係合し、ディスクテーブル13
は処理対象である光ディスク媒体17が光学ヘッド24に臨
んだ位置で停止する(S503)。
【0035】処理対象となる光ディスク媒体17が光学ヘ
ッド24に臨んで位置したならば、前記駆動モータ19を正
方向に回転させて、駆動軸20を正方向に回転させる(S
504)。また、前記S502の判断において、既に処
理対象である光ディスク媒体17が光学ヘッド24に臨んで
位置している場合にも(S502/YES)、駆動軸20
を正方向に回転させる。駆動軸20が正方向に回転する
と、駆動ベルト21を介してディスク軸14に回転力が伝達
される。このとき、前記一方向クラッチ15は該ディスク
軸14の回転を許容するから、ディスク軸14に保持された
光ディスク媒体17は正方向に回転することになる。しか
も、駆動軸20には全てのディスク軸14が駆動ベルト21を
介して連繋しているから、全ての光ディスク媒体17が回
転する。また、この正方向の回転によっては前記係合ロ
ーラ22c と係合溝13a との係合を解除する力が作用しな
いためこれらの係合状態が維持され、ディスクテーブル
13は当該位置に停止した状態に維持される。
【0036】そして、ヘッド駆動モータ28を駆動して、
光学ヘッド24を処理対象の光ディスク媒体17の記録面の
所定位置まで移動させ(S505)、情報の読み書きを
行なう(S506)。
【0037】以上に説明した実施形態は本発明の好まし
い一形態であって、本発明はこれに限定されるものでは
なく、要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施
できることは勿論である。例えば、本実施形態では、デ
ィスクテーブル13をテーブル軸12に対して回転自在に支
持させた構造として説明したが、前記駆動軸20に一方向
クラッチを介してディスクテーブル13を支持させ、駆動
ベルト21を巻回させるプーリを駆動軸20に一方向クラッ
チを介して連繋させる構造として、これら一方向クラッ
チの許容回転方向を反対とする。このため、駆動軸20の
回転が正方向の場合には、ディスクテーブル13に対して
該駆動軸20が空転し、駆動ベルト21を介してディスク軸
14が回転し、逆方向の場合には、前記プーリに対して該
駆動軸20が空転し、ディスクテーブル13が回転する。し
たがって、駆動軸20の正方向の回転で光ディスク媒体17
に対してリード/ライトを行ない、逆方向の回転で光デ
ィスク媒体17の交換を行なう。
【0038】また、4本のディスク軸14を2組に分割し
てそれぞれの組ごとに駆動ベルト21を掛け回した構造と
して説明したが、駆動軸20と全てのディスク軸14とに単
一の駆動ベルトを掛け回した構造であっても構わない。
複数組に分割してそれぞれの組ごとに駆動ベルトを掛け
回す構造とすれば、該駆動ベルトに加わる負荷が軽減さ
れて、ディスク軸を安定して回転させることができる。
【0039】また、回転方向を逆にすることによって光
ディスク媒体の交換のためのディスクテーブルの回転と
リード/ライトのためのディスク軸の回転とを変更する
構造について説明したが、前記テーブル係止手段の係脱
機構を設けることによって、同一方向の回転によってデ
ィスク軸の回転とディスクテーブルの回転とを行なわせ
る構造とすることもできる。すなわち、リード/ライト
の処理時にはテーブル係止手段によってディスクテーブ
ルの回転を阻止した状態とし、光ディスク媒体を交換す
る時にはテーブル係止手段を解除してディスクテーブル
の回転を許容する状態とする。
【0040】次に、図6〜図8に示す第2の実施形態に
ついて説明する。これらの図はいずれも図1〜図3に対
応した図であり、この第2の実施形態の構成部分のうち
第1の実施形態と同一の部分は同一の符号を付してその
説明を省略する。この第2の実施形態においては、図8
に示すように、ディスクテーブル41のボス部41a を伸長
させてある。他方、ケーシング11の適宜位置にはテーブ
ル駆動手段としてテーブル駆動モータ42を設け、このテ
ーブル駆動モータ42の出力軸と前記ボス部41aの外周面
とにテーブル駆動ベルト43を掛け渡した構造としてあ
る。また、駆動モータ44は、第1の実施形態のものと異
なり可逆回転する必要がない。
【0041】そして、この第2の実施形態に係る集合型
光ディスク装置の制御系においては、図9に示すよう
に、前記装置制御部32からモータドライバ46にテーブル
駆動モータ駆動指令信号を送出し、この指令に基づいて
テーブル駆動モータ42が駆動される。
【0042】以上により構成された第2の実施形態に係
る媒体駆動装置の動作を、図10に示すフローチャートを
参照しながら以下に説明する。
【0043】処理が開始されると(S1001)、光学
ヘッド24に供されている光ディスク媒体17が処理対象の
ものであるかを判断する(S1002)と同時に、駆動
モータ44を作動させる(S1003)。駆動モータ44の
作動によって駆動軸20が回転するから、駆動ベルト21を
介してディスク軸14が回転し、ディスク軸14に保持され
ている全ての光ディスク媒体17が回転する。なお、この
ときの光ディスク媒体17の回転方向を、光ディスク媒体
17に対してリード/ライト処理を行なえる方向とする。
光ディスク媒体17が処理対象のものでない場合には(S
1002/NO)、テーブル駆動モータ42を作動させる
(S1004)。テーブル駆動モータ42の出力軸の回転
はテーブル駆動ベルト43を介してディスクテーブル41に
伝達されて、ディスクテーブル41が回動する。前記セン
サ23が係合溝13a を検出することによって、処理対象で
ある光ディスク媒体17が光学ヘッド24を臨んだ状態でテ
ーブル駆動モータ42を停止し、ディスクテーブル41をテ
ーブル係止手段22によって係止する。
【0044】そして、ヘッド駆動モータ28を駆動して、
光学ヘッド24を処理対象の光ディスク媒体17の記録面の
所定位置まで移動させ(S1005)、情報の読み書き
を行なう(S1006)。
【0045】この第2の実施形態では、光学ヘッド24に
供する光ディスク媒体17を交換するためにディスクテー
ブル41を回動する間も、全ての光ディスク媒体17は回転
を継続している。このため、ディスクテーブル41を回転
させて処理対象である光ディスク媒体17を光学ヘッド24
に臨ませたならば、直ちに光学ヘッド24を移動させて所
定の処理を開始することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る集
合型光ディスク装置の媒体駆動装置によれば、光ディス
ク媒体を支持するディスク軸とディスクテーブルとを駆
動軸に連繋させて、該駆動軸の回転によってディスク軸
とディスクテーブルとを回転させるようにしたから、デ
ィスク軸を駆動するための駆動源とディスクテーブルを
駆動するための駆動源とを別個に設けることなく、駆動
軸を回転させるための駆動源のみでよい。このため、構
造が簡単となると共に、小型の媒体駆動装置とすること
ができ、集合型光ディスク装置の小型化を図ることがで
きる。また、単一の駆動源で光ディスク媒体とディスク
テーブルとを駆動できるから、部品点数が減じて製作コ
ストを低減できる。
【0047】また、請求項2の発明に係る集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置によれば、ディスク軸を複数組
に分割して、それぞれの組ごとに駆動軸に連繋させて駆
動する構成としたから、駆動軸の動力をディスク軸に伝
達するための伝達要素にかかる負荷を軽減でき、ディス
ク軸を安定して回転させることができる。しかも、負荷
が軽減されるから、伝達要素の寿命を長くすることがで
きる。
【0048】また、請求項3の発明に係る集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置によれば、ディスクテーブルの
回転をテーブル駆動手段によって行なわせることによ
り、ディスク軸を回転させた状態のままで光学ヘッドに
供する光ディスク媒体を交換することができる。したが
って、交換された光ディスク媒体を直ちにリード/ライ
トの処理に供することができ、集合型光ディスク装置の
処理時間を短縮することができる。しかも、ディスク軸
を回転させるディスク駆動手段は作動を継続した状態で
よいから、テーブル駆動手段や光学ヘッドを駆動するヘ
ッド駆動モータなどの制御機構が煩雑とならない。
【0049】また、請求項4の発明に係る集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置によれば、それぞれの組ごとに
ディスク軸を回転させることにより、ディスク軸に動力
を伝達する伝達要素にかかる負荷が軽減され、ディスク
軸を安定して回転させることができる。
【0050】また、請求項5の発明に係る集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置によれば、簡単な構造でディス
クテーブルをテーブル駆動手段に連繋させることとがで
きる。
【0051】また、請求項6の発明に係る集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置によれば、駆動軸と複数のディ
スク軸とを簡単な構造で連繋させることができ、全ての
ディスク軸を同期させて回転させることを容易に行なう
ことができる。
【0052】また、請求項7の発明に係る集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置によれば、筐体の一部を利用す
ることによって部品点数を減じて簡単な構造とすること
ができ、媒体駆動装置の小型軽量化を図ることができ
る。
【0053】また、請求項8の発明による集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置によれば、駆動手段からの動力
をテーブル軸を介してディスク軸に伝達するようにした
から、単一の駆動手段でディスクテーブルとディスク軸
とを駆動することができる。
【0054】また、請求項9の発明による集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置によれば、テーブル軸からディ
スク軸へ動力を伝達する伝達要素の負荷を軽減できるか
ら、ディスク軸を安定して回転させることができる。
【0055】また、請求項10の発明に係る集合型光ディ
スク装置の媒体駆動装置によれば、テーブル軸の回転方
向によって、ディスクテーブルを回転させる場合とディ
スク軸を回転させる場合とを切り替えるようにしたか
ら、ディスクテーブルの回転、即ち光学ヘッドに供する
光ディスク媒体の交換と、ディスク軸の回転、即ち光デ
ィスク媒体に対するリード/ライトの処理とを容易に切
り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る媒体駆動装置の第1の実施形態
を示す概略の平面図である。
【図2】図1における背面図であり、一部を切断して示
してある。
【図3】図1における左側面図であり、一部を切断して
示してある。
【図4】第1の実施形態に係る媒体駆動装置を備えた集
合型光ディスク装置の制御系を説明するブロック図であ
る。
【図5】第1の実施形態に係る媒体駆動装置を備えた集
合型光ディスク装置の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図6】この発明に係る媒体駆動装置の第2の実施形態
を示す概略の平面図で、図1に相当する図である。
【図7】図6における背面図で一部を切断して示してあ
り、図2に相当する図である。
【図8】図6における左側面図で一部を切断して示して
あり、図3に相当する図である。
【図9】第2の実施形態に係る媒体駆動装置を備えた集
合型光ディスク装置の制御系を説明するブロック図であ
る。
【図10】第2の実施形態に係る媒体駆動装置を備えた
集合型光ディスク装置の動作を説明するフローチャート
である。
【図11】従来の媒体駆動装置を説明する概略の平面図
である。
【図12】従来の媒体駆動装置を説明する概略の側面図
で、一部を切断して示している。
【符号の説明】 10 集合型光ディスク装置 11 ケーシング(筐体) 11a ベース 12 テーブル軸 13 ディスクテーブル 13a 係合溝 14 ディスク軸 15 一方向クラッチ(一方向回転許容手段) 17 光ディスク媒体 18 モータ保持部 19 駆動モータ(駆動手段) 20 駆動軸 21 駆動ベルト 22 テーブル係止手段 23 センサ 24 光学ヘッド 28 ヘッド駆動モータ 30 扉体 41 ディスクテーブル 42 テーブル駆動モータ(テーブル駆動手段) 43 テーブル駆動ベルト 44 駆動モータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜数の光ディスク媒体のそれぞれをデ
    ィスクテーブルに回転可能なディスク軸で支持させ、 前記ディスクテーブルを回転自在にテーブル軸で支持さ
    せ、 ディスクテーブルの中央部に駆動軸を設け、 前記ディスク軸の全てと前記駆動軸とを連繋させて駆動
    軸の回転を全てのディスク軸に伝達し、 前記駆動軸を可逆回転可能な駆動手段によって回転さ
    せ、 前記ディスク軸に一方向回転許容手段を連繋させて、該
    ディスク軸を一方向へのみ回転することを許容し、 前記ディスクテーブルを所定位置で停止した状態に維持
    する該ディスクテーブルと係脱自在なテーブル係止手段
    を設け、 前記一方向回転許容手段が許容する方向へディスク軸を
    回転させる方向への前記駆動軸の正回転によって前記光
    ディスク媒体のそれぞれが回転すると共に、ディスクテ
    ーブルが前記テーブル係止手段と係合した状態に維持さ
    れ、 前記駆動軸の逆回転によってディスクテーブルが前記テ
    ーブル係止手段との係合を解除して回転し、光ディスク
    媒体が前記テーブル軸を中心として旋回することを特徴
    とする集合型光ディスク装置の媒体駆動装置。
  2. 【請求項2】 適宜数の光ディスク媒体のそれぞれをデ
    ィスクテーブルに回転可能なディスク軸で支持させ、 前記ディスクテーブルを回転自在にテーブル軸で支持さ
    せ、 ディスクテーブルの中央部に駆動軸を設け、 前記ディスク軸を適宜数の組に分割し、それぞれの組に
    属するディスク軸と前記駆動軸とをそれぞれ連繋させて
    駆動軸の回転をそれぞれの組ごとにディスク軸に伝達
    し、 前記駆動軸を可逆回転可能な駆動手段によって回転さ
    せ、 前記ディスク軸に一方向回転許容手段を連繋させて、該
    ディスク軸を一方向へのみ回転することを許容し、 前記ディスクテーブルを所定位置で停止した状態に維持
    する該ディスクテーブルと係脱自在なテーブル係止手段
    を設け、 前記一方向回転許容手段が許容する方向へディスク軸を
    回転させる方向への前記駆動軸の正回転によって前記光
    ディスク媒体のそれぞれが回転すると共に、ディスクテ
    ーブルが前記テーブル係止手段と係合した状態に維持さ
    れ、 前記駆動軸の逆回転によってディスクテーブルが前記テ
    ーブル係止手段との係合を解除して回転し、光ディスク
    媒体が前記テーブル軸を中心として旋回することを特徴
    とする集合型光ディスク装置の媒体駆動装置。
  3. 【請求項3】 適宜数の光ディスク媒体のそれぞれをデ
    ィスクテーブルに回転可能なディスク軸で支持させ、 前記ディスクテーブルを回転自在にテーブル軸で支持さ
    せ、 ディスクテーブルの中央部に駆動軸を設け、 前記ディスク軸の全てと前記駆動軸とを連繋させて駆動
    軸の回転を全てのディスク軸に伝達し、 前記駆動軸を回転させるディスク駆動手段を設け、 前記ディスクテーブルを回転させるテーブル駆動手段を
    設けたことを特徴とする集合型光ディスク装置の媒体駆
    動装置。
  4. 【請求項4】 適宜数の光ディスク媒体のそれぞれをデ
    ィスクテーブルに回転可能なディスク軸で支持させ、 前記ディスクテーブルを回転自在にテーブル軸で支持さ
    せ、 ディスクテーブルの中央部に駆動軸を設け、 前記ディスク軸を適宜数の組に分割し、それぞれの組に
    属するディスク軸と前記駆動軸とをそれぞれ連繋させて
    駆動軸の回転をそれぞれの組ごとにディスク軸に伝達
    し、 前記駆動軸を回転させるディスク駆動手段を設け、 前記ディスクテーブルを回転させるテーブル駆動手段を
    設けたことを特徴とする集合型光ディスク装置の媒体駆
    動装置。
  5. 【請求項5】 前記ディスクテーブルと前記テーブル駆
    動手段とをテーブル駆動ベルトを介して連繋させて、テ
    ーブル駆動手段の動力をディスクテーブルに伝達するこ
    とを特徴とする請求項3または請求項4に記載の集合型
    光ディスク装置の媒体駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動軸とディスク軸とディスク用駆
    動ベルトによって行なわせたことを特徴とする請求項1
    ないし請求項5のいずれかに記載の集合型光ディスク装
    置の媒体駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記テーブル軸を集合型光ディスク装置
    の筐体の一部によって形成したことを特徴とする請求項
    1ないし請求項6のいずれかに記載の集合型光ディスク
    装置の媒体駆動装置。
  8. 【請求項8】 適宜数の光ディスク媒体のそれぞれをデ
    ィスクテーブルに回転可能なディスク軸で支持させ、 前記ディスクテーブルを回転自在なテーブル軸で支持さ
    せ、 前記ディスク軸の全てと前記テーブル軸とを駆動ベルト
    によって連繋させ、 前記テーブル軸を駆動手段に連繋させて該テーブル軸を
    回転させることにより、前記ディスクテーブルとディス
    ク軸とを回転させることを特徴とする集合型光ディスク
    装置の媒体駆動装置。
  9. 【請求項9】 適宜数の光ディスク媒体のそれぞれをデ
    ィスクテーブルに回転可能なディスク軸で支持させ、 前記ディスクテーブルを回転自在なテーブル軸で支持さ
    せ、 前記ディスク軸を適宜数の組に分割し、それぞれの組に
    属するディスク軸と前記テーブル軸とをそれぞれ駆動ベ
    ルトによって連繋させ、 前記テーブル軸を駆動手段に連繋させて該テーブル軸を
    回転させることにより、前記ディスクテーブルとディス
    ク軸とを回転させることを特徴とする集合型光ディスク
    装置の媒体駆動装置。
  10. 【請求項10】 前記テーブル軸の回転方向を可逆と
    し、一方の方向の回転で前記ディスク軸が回転すると共
    に、ディスクテーブルが回転せず、他方の方向の回転で
    ディスク軸が回転せずディスクテーブルが回転すること
    を特徴とする請求項8または請求項9に記載の集合型光
    ディスク装置の媒体駆動装置。
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