JPH05342742A - カートリッジ把持機構 - Google Patents
カートリッジ把持機構Info
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- JPH05342742A JPH05342742A JP15051292A JP15051292A JPH05342742A JP H05342742 A JPH05342742 A JP H05342742A JP 15051292 A JP15051292 A JP 15051292A JP 15051292 A JP15051292 A JP 15051292A JP H05342742 A JPH05342742 A JP H05342742A
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- cartridge
- latch
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims abstract description 95
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Disk Changers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 媒体自動交換装置のカートリッジ把持機構の
消費電力を抑え、駆動部の寿命を延ばしその停止を防止
する。 【構成】 ベースに対して中間部を回転可能に設け一方
の回転端部がカートリッジ12の一側面に当接可能な第
1のツメ11と、中間部を回転可能に設け一方の回転端
部がカートリッジ12の他側面に当接可能な第2のツメ
13と、第1及び第2のツメ11,13の他方の回転端
部をそれぞれ異なる方向に回転駆動する開閉部14と、
第1及び第2のツメ11,13のそれぞれの一方の回転
端部が互いに接近する方向に付勢する第1の付勢手段1
5と、開閉部14を回転駆動する駆動部16と、開閉部
14,16のどちらか一方に設け第1及び第2のツメ1
1,13の一方の回転端部がカートリッジ12の側面に
当接した時に、その状態を保持するラッチ機構17とで
構成する。
消費電力を抑え、駆動部の寿命を延ばしその停止を防止
する。 【構成】 ベースに対して中間部を回転可能に設け一方
の回転端部がカートリッジ12の一側面に当接可能な第
1のツメ11と、中間部を回転可能に設け一方の回転端
部がカートリッジ12の他側面に当接可能な第2のツメ
13と、第1及び第2のツメ11,13の他方の回転端
部をそれぞれ異なる方向に回転駆動する開閉部14と、
第1及び第2のツメ11,13のそれぞれの一方の回転
端部が互いに接近する方向に付勢する第1の付勢手段1
5と、開閉部14を回転駆動する駆動部16と、開閉部
14,16のどちらか一方に設け第1及び第2のツメ1
1,13の一方の回転端部がカートリッジ12の側面に
当接した時に、その状態を保持するラッチ機構17とで
構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光,磁気ディスク等の
円板状の媒体を収容するカートリッジを収納棚に収め、
収容棚に収容された任意のカートリッジを取出し、記録
再生装置にセットし、媒体に対してデータのリード/ラ
イトを行う媒体自動交換装置のカートリッジ把持機構に
関する。
円板状の媒体を収容するカートリッジを収納棚に収め、
収容棚に収容された任意のカートリッジを取出し、記録
再生装置にセットし、媒体に対してデータのリード/ラ
イトを行う媒体自動交換装置のカートリッジ把持機構に
関する。
【0002】この様な装置において、カートリッジ把持
機構は頻繁に作動するので、耐久性が要望されている。
機構は頻繁に作動するので、耐久性が要望されている。
【0003】
【従来の技術】次に、図面を用いて従来例を説明する。
図6は従来のカートリッジ把持機構の構成図である。こ
の図において、1はベースに対して基端部が回転可能に
設けられた第1のツメである。この第1のツメの先端部
は光,磁気ディスク等の円板状の媒体を収容するカート
リッジ2の一方の側面に当接可能となっている。
図6は従来のカートリッジ把持機構の構成図である。こ
の図において、1はベースに対して基端部が回転可能に
設けられた第1のツメである。この第1のツメの先端部
は光,磁気ディスク等の円板状の媒体を収容するカート
リッジ2の一方の側面に当接可能となっている。
【0004】又、3はベースに対して基端部が回転可能
に設けられ、先端部がカートリッジ2の他方の側面に当
接可能な第2のツメである。4は第1のツメ1及び第2
のツメ3のそれぞれの基端部の略中間部のベース上に回
転可能に設けられた開閉プレートである。駆動モータに
よって回転駆動される開閉プレートである。
に設けられ、先端部がカートリッジ2の他方の側面に当
接可能な第2のツメである。4は第1のツメ1及び第2
のツメ3のそれぞれの基端部の略中間部のベース上に回
転可能に設けられた開閉プレートである。駆動モータに
よって回転駆動される開閉プレートである。
【0005】5は一端部が第1のつめ1の中間部に係止
され、他端部が開閉プレート4の周縁部に係止された第
1のリンクである。6は一端部が第2のツメ3の中間部
に係止され、他端部が開閉プレート4の回転中心を介し
て反対側の周縁部に係止された第2のリンクである。
され、他端部が開閉プレート4の周縁部に係止された第
1のリンクである。6は一端部が第2のツメ3の中間部
に係止され、他端部が開閉プレート4の回転中心を介し
て反対側の周縁部に係止された第2のリンクである。
【0006】次に、上記構成の作動を説明する。図はカ
ートリッジ把持機構がカートリッジ2を把持している状
態を示している。この状態より図示しない駆動モータが
開閉プレート4を矢印方向へ回転駆動すると、第1リン
ク5及び第2のリンク6を介して第1のツメ1及び第2
のツメ3は二点鎖線に示す位置へ移動し、カートリッジ
2の把持状態が解除される。
ートリッジ把持機構がカートリッジ2を把持している状
態を示している。この状態より図示しない駆動モータが
開閉プレート4を矢印方向へ回転駆動すると、第1リン
ク5及び第2のリンク6を介して第1のツメ1及び第2
のツメ3は二点鎖線に示す位置へ移動し、カートリッジ
2の把持状態が解除される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のカ
ートリッジ把持機構において、下記のような問題点があ
る。
ートリッジ把持機構において、下記のような問題点があ
る。
【0008】 カートリッジ把持状態においては、駆
動モータへ電源を供給し続けなければ、カートリッジの
把持状態は保持できない。よって、消費電力が多くな
る。 このカートリッジ把持機構は、頻繁に作動するもの
であり、駆動モータの寿命が短くなる。
動モータへ電源を供給し続けなければ、カートリッジの
把持状態は保持できない。よって、消費電力が多くな
る。 このカートリッジ把持機構は、頻繁に作動するもの
であり、駆動モータの寿命が短くなる。
【0009】 カートリッジ把持機構がカートリッジ
の把持状態で、このカートリッジ把持機構が設けられて
いる媒体自動交換装置が停電すると、カートリッジの把
持ができなくなり、カートリッジが落下し、停電復旧
後、落下したカートリッジが原因で媒体自動交換装置が
停止してしまう。
の把持状態で、このカートリッジ把持機構が設けられて
いる媒体自動交換装置が停電すると、カートリッジの把
持ができなくなり、カートリッジが落下し、停電復旧
後、落下したカートリッジが原因で媒体自動交換装置が
停止してしまう。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、消費電力を抑え、駆動部の寿命を延
ばし、媒体自動交換装置の停止を防止するカートリッジ
把持機構を提供するものである。
ので、その目的は、消費電力を抑え、駆動部の寿命を延
ばし、媒体自動交換装置の停止を防止するカートリッジ
把持機構を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1記載の原
理図である。11はベースに対して中間部が回転可能に
設けられ、一方の回転端部がカートリッジ12の一方の
側面に当接可能な第1のツメ、13はベースに対して中
間部が回転可能に設けられ、一方の回転端部が前記カー
トリッジの他方の側面に当接可能な第2のツメである。
理図である。11はベースに対して中間部が回転可能に
設けられ、一方の回転端部がカートリッジ12の一方の
側面に当接可能な第1のツメ、13はベースに対して中
間部が回転可能に設けられ、一方の回転端部が前記カー
トリッジの他方の側面に当接可能な第2のツメである。
【0012】14は第1のツメ11の他方の回転端部及
び第2のツメ13の他方の回転端部をそれぞれ異なる方
向に回転駆動する開閉部、15は第1のツメ11及び第
2のツメ13のそれぞれの一方の回転端部が互いに接近
する方向に付勢する第1の付勢手段である。
び第2のツメ13の他方の回転端部をそれぞれ異なる方
向に回転駆動する開閉部、15は第1のツメ11及び第
2のツメ13のそれぞれの一方の回転端部が互いに接近
する方向に付勢する第1の付勢手段である。
【0013】16は開閉部14を回転駆動する駆動部、
17は開閉部14及び駆動部16のどちらか一方に設け
られ(本原理図では、開閉部14)、第1のツメ11及び
第2のツメ13の一方の回転端部がカートリッジ12の
側面に当接した時に、その状態を保持するラッチ機構で
ある。
17は開閉部14及び駆動部16のどちらか一方に設け
られ(本原理図では、開閉部14)、第1のツメ11及び
第2のツメ13の一方の回転端部がカートリッジ12の
側面に当接した時に、その状態を保持するラッチ機構で
ある。
【0014】次に、請求項2記載の発明は、請求項1に
おけるラッチ機構17は、前記駆動部によって回転駆動
され、円周部が形成されたラッチプレートと、該ラッチ
プレートの円周面に形成された係合溝と、前記ベースに
対して中間部が回転可能に設けられ、一方の端部が前記
係合溝に係合可能なラッチピースと、一端部が前記ベー
スに係止され、他端部が前記ラッチピースの他方の回転
端部に係止され、前記ラッチピースの一方の回転端部を
前記ラッチプレートの円周面を押圧する方向に付勢する
第2の付勢手段とからなるものである。
おけるラッチ機構17は、前記駆動部によって回転駆動
され、円周部が形成されたラッチプレートと、該ラッチ
プレートの円周面に形成された係合溝と、前記ベースに
対して中間部が回転可能に設けられ、一方の端部が前記
係合溝に係合可能なラッチピースと、一端部が前記ベー
スに係止され、他端部が前記ラッチピースの他方の回転
端部に係止され、前記ラッチピースの一方の回転端部を
前記ラッチプレートの円周面を押圧する方向に付勢する
第2の付勢手段とからなるものである。
【0015】次に、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2における開閉部14は、前記駆動部により回転駆動
されるプレートと、一端部が前記プレートの周縁部近傍
に回転可能に取り付けられ、他端部が前記第1のツメの
他方の端部に回転可能に取り付けられた第1のリンク
と、一端部が前記プレートの回転中心を介して前記第1
のリンクの取付位置と点対称の位置に回転可能に取り付
けられ、他端部が前記第2のツメの端部に回転可能に取
り付けられた第2のリンクとからなるものである。
は2における開閉部14は、前記駆動部により回転駆動
されるプレートと、一端部が前記プレートの周縁部近傍
に回転可能に取り付けられ、他端部が前記第1のツメの
他方の端部に回転可能に取り付けられた第1のリンク
と、一端部が前記プレートの回転中心を介して前記第1
のリンクの取付位置と点対称の位置に回転可能に取り付
けられ、他端部が前記第2のツメの端部に回転可能に取
り付けられた第2のリンクとからなるものである。
【0016】次に、請求項4記載の発明は、請求項1又
は2における前記開閉部14は、前記駆動部により回転
駆動される第1のギヤと、該第1のギヤに噛合する第2
のギヤと、一端部が前記第1のギヤに回転可能に取り付
けられ、他端部が前記第1のツメの他端部に回転可能に
取り付けられた第1のリンクと、一端部が前記第2のギ
ヤに回転可能に取り付けられ、他端部が前記第2のツメ
の他端部に回転可能に取り付けられる第2のリンクとか
らなるものである。
は2における前記開閉部14は、前記駆動部により回転
駆動される第1のギヤと、該第1のギヤに噛合する第2
のギヤと、一端部が前記第1のギヤに回転可能に取り付
けられ、他端部が前記第1のツメの他端部に回転可能に
取り付けられた第1のリンクと、一端部が前記第2のギ
ヤに回転可能に取り付けられ、他端部が前記第2のツメ
の他端部に回転可能に取り付けられる第2のリンクとか
らなるものである。
【0017】次に、請求項5記載の発明は、請求項3又
は4における前記第1のリンク及び第2のリンクは、前
記第1のツメ及び第2のツメのそれぞれの一方の端部を
カートリッジの側面に当接する方向へ付勢するスプリン
グであるものである。
は4における前記第1のリンク及び第2のリンクは、前
記第1のツメ及び第2のツメのそれぞれの一方の端部を
カートリッジの側面に当接する方向へ付勢するスプリン
グであるものである。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明のカートリッジ把持機構に
おいて、駆動部16によって開閉部14が駆動される
と、第1のツメ11及び第2のツメ13はカートリッジ
12を把持する方向又はカートリッジ12より離反する
方向に回転する(開閉動作)。そして、第1のツメ11及
び第2のツメ13がカートリッジ12の側面に当接した
時には、第1の付勢手段15によって、第1のツメ11
及び第2のツメ13はカートリッジ12の側面に押接
し、カートリッジ12を把持する。同時に、ラッチ機構
17が作動し、開閉部14が第1のツメ11及び第2の
ツメ13がカートリッジ12を把持した状態を保持す
る。
おいて、駆動部16によって開閉部14が駆動される
と、第1のツメ11及び第2のツメ13はカートリッジ
12を把持する方向又はカートリッジ12より離反する
方向に回転する(開閉動作)。そして、第1のツメ11及
び第2のツメ13がカートリッジ12の側面に当接した
時には、第1の付勢手段15によって、第1のツメ11
及び第2のツメ13はカートリッジ12の側面に押接
し、カートリッジ12を把持する。同時に、ラッチ機構
17が作動し、開閉部14が第1のツメ11及び第2の
ツメ13がカートリッジ12を把持した状態を保持す
る。
【0019】そして、この状態より、駆動部16を駆動
すると、ラッチ機構17が解除される。次に、請求項2
記載の発明のカートリッジ把持機構において、ラッチ機
構のラッチプレートは駆動部により回転されるので、第
1のツメ,第2のツメに同期して回転する。そして、第
1のツメ及び第2のツメがカートリッジを把持する位置
まで駆動されると、第2の付勢手段によりラッチプレー
トの円周面へ付勢されているラッチピースは、ラッチプ
レートの係合溝に係合し、ラッチプレートの回転を禁止
するラッチ状態となる。
すると、ラッチ機構17が解除される。次に、請求項2
記載の発明のカートリッジ把持機構において、ラッチ機
構のラッチプレートは駆動部により回転されるので、第
1のツメ,第2のツメに同期して回転する。そして、第
1のツメ及び第2のツメがカートリッジを把持する位置
まで駆動されると、第2の付勢手段によりラッチプレー
トの円周面へ付勢されているラッチピースは、ラッチプ
レートの係合溝に係合し、ラッチプレートの回転を禁止
するラッチ状態となる。
【0020】次に、請求項3記載の発明のカートリッジ
把持機構において、開閉部のプレートは駆動部によって
回転駆動される。プレートが回転することにより、第1
のリンクを介して第1のツメが作動し、第2のリンクを
介して第2のツメが作動する。
把持機構において、開閉部のプレートは駆動部によって
回転駆動される。プレートが回転することにより、第1
のリンクを介して第1のツメが作動し、第2のリンクを
介して第2のツメが作動する。
【0021】次に、請求項4記載の発明のカートリッジ
把持機構において、駆動部が駆動すると、第1のギヤ及
びこの第1のギヤに噛合する第2のギヤが回転する。第
1のギヤの回転により第1のリンクを介して第1のツメ
が作動し、第2のギヤが回転することにより第2のリン
クを介して第2のツメが作動する。
把持機構において、駆動部が駆動すると、第1のギヤ及
びこの第1のギヤに噛合する第2のギヤが回転する。第
1のギヤの回転により第1のリンクを介して第1のツメ
が作動し、第2のギヤが回転することにより第2のリン
クを介して第2のツメが作動する。
【0022】最後に、請求項5記載の発明のカートリッ
ジ把持機構において、第1のリンク,第2のリンクとし
て用いられるスプリングは第1の付勢手段として作用す
る。
ジ把持機構において、第1のリンク,第2のリンクとし
て用いられるスプリングは第1の付勢手段として作用す
る。
【0023】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。図2は本発明の第1の実施例の構成図、図3は図2
における作動を説明する図、図4は本発明の第2の実施
例の構成図、図5は図4に示す機構が設けられたハンド
装置の斜視図である。
る。図2は本発明の第1の実施例の構成図、図3は図2
における作動を説明する図、図4は本発明の第2の実施
例の構成図、図5は図4に示す機構が設けられたハンド
装置の斜視図である。
【0024】先ず、図2を用いて本発明の第1の実施例
を説明する。図において、21はベースに対して中間部
が回転可能に設けられ、一方の回転端部がカートリッジ
22の一方の側面に当接可能な第1のツメ、23はベー
スに対して中間部が回転可能に設けられ、一方の回転端
部がカートリッジ22の他方の側面に当接可能な第2の
ツメである。
を説明する。図において、21はベースに対して中間部
が回転可能に設けられ、一方の回転端部がカートリッジ
22の一方の側面に当接可能な第1のツメ、23はベー
スに対して中間部が回転可能に設けられ、一方の回転端
部がカートリッジ22の他方の側面に当接可能な第2の
ツメである。
【0025】24は第1のツメ21,第2のツメ23の
他方の回転端部の略中間に設けられた開閉板である。こ
の回転板24の中心部には、穴24aが穿設され、ベー
スに立設されたピン25が遊嵌している。そして、開閉
板24の周縁部近傍には、穴24aを介して点対称の位
置に、第1のピン26と第2のピン27が立設されてい
る。又、第1のツメ21,第2のツメ23の他方の回転
端部には、それぞれ第3のピン28と第4のピン29が
立設されている。
他方の回転端部の略中間に設けられた開閉板である。こ
の回転板24の中心部には、穴24aが穿設され、ベー
スに立設されたピン25が遊嵌している。そして、開閉
板24の周縁部近傍には、穴24aを介して点対称の位
置に、第1のピン26と第2のピン27が立設されてい
る。又、第1のツメ21,第2のツメ23の他方の回転
端部には、それぞれ第3のピン28と第4のピン29が
立設されている。
【0026】そして、第1のリンク30の一方の端部が
第1のピン26に、他方の端部が第3のピン28にそれ
ぞれ回転可能に係合し、第2のリンク31の一方の端部
が第2のピン27に、他方の端部が第4のピン29にそ
れぞれ回転可能に係合し、開閉板24の回転が、第1の
リンク30,第2のリンク31を介して第1のツメ21,
第2のツメ23に伝達されるようになっている。
第1のピン26に、他方の端部が第3のピン28にそれ
ぞれ回転可能に係合し、第2のリンク31の一方の端部
が第2のピン27に、他方の端部が第4のピン29にそ
れぞれ回転可能に係合し、開閉板24の回転が、第1の
リンク30,第2のリンク31を介して第1のツメ21,
第2のツメ23に伝達されるようになっている。
【0027】32は開閉板24の近傍に設けられ、駆動
モータ33によって回転駆動されるたラッチプレートで
ある。ラッチプレート32の周縁には、円周部34が形
成され、この円周部34には、係合溝35が頂部に形成
された凸部36が形成され、凸部36を介して円周部3
4は第1の円周部34aと第2の円周部34bとに分割
されている。
モータ33によって回転駆動されるたラッチプレートで
ある。ラッチプレート32の周縁には、円周部34が形
成され、この円周部34には、係合溝35が頂部に形成
された凸部36が形成され、凸部36を介して円周部3
4は第1の円周部34aと第2の円周部34bとに分割
されている。
【0028】ラッチプレート32の円周部34の近傍に
は、中間部がベースに対して回転可能に設けられたラッ
チピース37が設けられている。このラッチピース37
の一方の回転端部には、ラッチプレート37の係合溝に
係合可能なピン38が取り付けられている。
は、中間部がベースに対して回転可能に設けられたラッ
チピース37が設けられている。このラッチピース37
の一方の回転端部には、ラッチプレート37の係合溝に
係合可能なピン38が取り付けられている。
【0029】39は一端部が開閉板24に係止され、他
端部がラッチプレート32に係止され、開閉板24,第
1及び第2のリンク30,31を介して第1のツメ21,
第2のツメ23が互いに接近する方向に付勢する第1の
スプリングである。
端部がラッチプレート32に係止され、開閉板24,第
1及び第2のリンク30,31を介して第1のツメ21,
第2のツメ23が互いに接近する方向に付勢する第1の
スプリングである。
【0030】更に、40は一端部がラッチピース37の
他方の回転端部に係止され、他端部がベースに係止さ
れ、ラッチピース37のピン38(ラッチピース37の
一方の回転端部)をラッチプレート32の円周部34方
向に付勢する第21のスプリングである。
他方の回転端部に係止され、他端部がベースに係止さ
れ、ラッチピース37のピン38(ラッチピース37の
一方の回転端部)をラッチプレート32の円周部34方
向に付勢する第21のスプリングである。
【0031】次に、上記構成を図2及び図3を用いて説
明する。図2に示す状態は、ラッチピース37のピン3
8がラッチプレート32の凸部36の係合溝35に係合
する、所謂ラッチ状態であり、ラッチプレート30の自
転が禁止され、更に、第1のツメ21及び第2のツメ2
3が第1のスプリング39の付勢力によってカートリッ
ジ22を把持している(図3(1))。尚、ピン25は開閉
板24の穴24aに遊嵌しているので、第1のツメ21
及び第2のツメ23は均等にカートリッジ22の側面に
押接している。
明する。図2に示す状態は、ラッチピース37のピン3
8がラッチプレート32の凸部36の係合溝35に係合
する、所謂ラッチ状態であり、ラッチプレート30の自
転が禁止され、更に、第1のツメ21及び第2のツメ2
3が第1のスプリング39の付勢力によってカートリッ
ジ22を把持している(図3(1))。尚、ピン25は開閉
板24の穴24aに遊嵌しているので、第1のツメ21
及び第2のツメ23は均等にカートリッジ22の側面に
押接している。
【0032】この状態より、駆動モータ33を駆動し
て、ラッチプレート32を図において時計方向に回転さ
せると、ラッチピース37のピン38とラッチプレート
32の係合溝35との係合が解除されて、ピン38は第
2の円周部34bに対向するラッチ解除状態となる(図
3(2))。尚、この状態の時が第1のツメ21及び第2の
ツメ23のカートリッジ22への把持力は一番強い状態
である。
て、ラッチプレート32を図において時計方向に回転さ
せると、ラッチピース37のピン38とラッチプレート
32の係合溝35との係合が解除されて、ピン38は第
2の円周部34bに対向するラッチ解除状態となる(図
3(2))。尚、この状態の時が第1のツメ21及び第2の
ツメ23のカートリッジ22への把持力は一番強い状態
である。
【0033】次に、駆動モータ33を先程とは逆方向に
回転させ、ラッチプレート32を図において、反時計方
向に回転させると、ラッチピース37のピン38はラッ
チプレート32の凸部36の係合溝35を乗り越えて、
第1の円周部34aと対向する。この時、ラッチプレー
ト32が回転することにより、第1及び第2のリンク3
0,31を介して、第1のツメ21及び第2のツメ23
は二点鎖線に位置に移動し、カートリッジ22の把持状
態が解除される(図(3))。
回転させ、ラッチプレート32を図において、反時計方
向に回転させると、ラッチピース37のピン38はラッ
チプレート32の凸部36の係合溝35を乗り越えて、
第1の円周部34aと対向する。この時、ラッチプレー
ト32が回転することにより、第1及び第2のリンク3
0,31を介して、第1のツメ21及び第2のツメ23
は二点鎖線に位置に移動し、カートリッジ22の把持状
態が解除される(図(3))。
【0034】上記構成によれば、カートリッジ把持状態
では、ラッチ機構を介してカートリッジ22を把持する
ので、駆動モータ33への電流を供給し続けなくとも、
カートリッジ22の把持状態を保持することができる。
よって、消費電流を少なくすることができる。
では、ラッチ機構を介してカートリッジ22を把持する
ので、駆動モータ33への電流を供給し続けなくとも、
カートリッジ22の把持状態を保持することができる。
よって、消費電流を少なくすることができる。
【0035】駆動モータ33の停止時間が長くなるの
で、駆動モータ33の寿命を延ばすことができる。カー
トリッジ22の把持状態で、媒体自動交換装置が停電し
ても、カートリッジ22の把持状態は保持できるので、
カートリッジ22の落下がなくなり、媒体自動交換装置
の停止を防止することができる。
で、駆動モータ33の寿命を延ばすことができる。カー
トリッジ22の把持状態で、媒体自動交換装置が停電し
ても、カートリッジ22の把持状態は保持できるので、
カートリッジ22の落下がなくなり、媒体自動交換装置
の停止を防止することができる。
【0036】次に、図4を用いて本発明の第2の実施例
を説明する。図において、51はベースに対して中間部
が回転可能に設けられ、一方の回転端部がカートリッジ
52の一方の側面に当接可能な略L字形の第1のツメ、
53はベースに対して中間部が回転可能に設けられ、一
方の回転端部がカートリッジ52の他方の側面に当接可
能な略L字形の第2のツメである。そして、第1のツメ
51,第2のツメ53の他方の回転端部には、それぞれ
ローラ54,55が回転可能に取り付けられている。
を説明する。図において、51はベースに対して中間部
が回転可能に設けられ、一方の回転端部がカートリッジ
52の一方の側面に当接可能な略L字形の第1のツメ、
53はベースに対して中間部が回転可能に設けられ、一
方の回転端部がカートリッジ52の他方の側面に当接可
能な略L字形の第2のツメである。そして、第1のツメ
51,第2のツメ53の他方の回転端部には、それぞれ
ローラ54,55が回転可能に取り付けられている。
【0037】第1のツメ51と第2のツメ53との他方
の端部の近傍には、互いに噛合関係にある第1の開閉ギ
ヤ56,第2の開閉ギヤ57が設けられている。第1の
ツメ51及び第2のツメ53の他方の回転端部には、そ
れぞれ第1のピン59,第2のピン60が立設されてい
る。一方、第1の開閉ギヤ56及び第2の開閉ギヤ57
にも、それぞれ第3のピン61,第4のピン62が立設
されている。そして、第1のツメ51と第1の開閉ギヤ
とは、一端部が第1のピン59に回転可能に係合し、他
端部が第3のピン61に回転可能に係合する第1のリン
ク63によって連結されている。同じく、第2のツメ5
3と第2の開閉ギヤ57とは、一端部が第2のピン60
に回転可能に係合し、他端部が第4のピン62に回転可
能に係合する第2のリンク64によって連結されてい
る。
の端部の近傍には、互いに噛合関係にある第1の開閉ギ
ヤ56,第2の開閉ギヤ57が設けられている。第1の
ツメ51及び第2のツメ53の他方の回転端部には、そ
れぞれ第1のピン59,第2のピン60が立設されてい
る。一方、第1の開閉ギヤ56及び第2の開閉ギヤ57
にも、それぞれ第3のピン61,第4のピン62が立設
されている。そして、第1のツメ51と第1の開閉ギヤ
とは、一端部が第1のピン59に回転可能に係合し、他
端部が第3のピン61に回転可能に係合する第1のリン
ク63によって連結されている。同じく、第2のツメ5
3と第2の開閉ギヤ57とは、一端部が第2のピン60
に回転可能に係合し、他端部が第4のピン62に回転可
能に係合する第2のリンク64によって連結されてい
る。
【0038】65はベース上に回転可能に設けられたラ
ッチプレートである。このラッチプレート65には、円
周部66が形成され、円周部66の略中間にには、凸部
67が形成されている。凸部67の頂部には、係合溝6
8が形成され、更に、円周部66は凸部67を挟んで、
第1の円周部66a,第2の円周部66bが形成されて
いる。又、ラッチプレート65は、駆動モータ68によ
って回転駆動されるようになっている。
ッチプレートである。このラッチプレート65には、円
周部66が形成され、円周部66の略中間にには、凸部
67が形成されている。凸部67の頂部には、係合溝6
8が形成され、更に、円周部66は凸部67を挟んで、
第1の円周部66a,第2の円周部66bが形成されて
いる。又、ラッチプレート65は、駆動モータ68によ
って回転駆動されるようになっている。
【0039】69は一端部がラッチプレート65に係止
され、他端部が第2の開閉ギヤ57に係止され、第2の
ギヤ57,第1のギヤ56,第1及び第2のリンク63,
64を介して第1,第2のツメ51,53のそれぞれの一
方の回転端部が互いに接近する方向に付勢する第1のス
プリングである。
され、他端部が第2の開閉ギヤ57に係止され、第2の
ギヤ57,第1のギヤ56,第1及び第2のリンク63,
64を介して第1,第2のツメ51,53のそれぞれの一
方の回転端部が互いに接近する方向に付勢する第1のス
プリングである。
【0040】70は、中間部がラッチプレート65の円
周部近傍のベース上に回転可能に設けられたラッチピー
スである。このラッチピース70の一方の回転端部に
は、ラッチプレート65の凸部67の頂部に形成された
係合溝68に係合可能なピン71が取り付けられてい
る。又、72は一端部がベースに係止され、他端部がラ
ッチピース70の他方の回転端部に係止され、ラッチピ
ース70の一方の回転端部をラッチプレート65の円周
部66方向に付勢する第2のスプリングである。
周部近傍のベース上に回転可能に設けられたラッチピー
スである。このラッチピース70の一方の回転端部に
は、ラッチプレート65の凸部67の頂部に形成された
係合溝68に係合可能なピン71が取り付けられてい
る。又、72は一端部がベースに係止され、他端部がラ
ッチピース70の他方の回転端部に係止され、ラッチピ
ース70の一方の回転端部をラッチプレート65の円周
部66方向に付勢する第2のスプリングである。
【0041】次に、上記構成の作動を説明する。図4に
示す状態は、ラッチピース70のピン71がラッチプレ
ート65の凸部67の係合溝68に係合する、所謂ラッ
チ状態であり、ラッチプレート65の自転が禁止され、
更に、第1のツメ51及び第2のツメ53がカートリッ
ジ52を把持している。この時、ラッチプレート65は
自転が禁止されているので、第1のスプリング69の付
勢力により、第2のギヤ57,第1のギヤ56,第1及び
第2のリンク63,64を介して第1,第2のツメ51,
53のそれぞれの一方の回転端部が互いに接近する方向
に付勢され、第1及び第2のツメ21,23はカートリ
ッジ22を把持している。
示す状態は、ラッチピース70のピン71がラッチプレ
ート65の凸部67の係合溝68に係合する、所謂ラッ
チ状態であり、ラッチプレート65の自転が禁止され、
更に、第1のツメ51及び第2のツメ53がカートリッ
ジ52を把持している。この時、ラッチプレート65は
自転が禁止されているので、第1のスプリング69の付
勢力により、第2のギヤ57,第1のギヤ56,第1及び
第2のリンク63,64を介して第1,第2のツメ51,
53のそれぞれの一方の回転端部が互いに接近する方向
に付勢され、第1及び第2のツメ21,23はカートリ
ッジ22を把持している。
【0042】この状態より、駆動モータ68を駆動し
て、ラッチプレート65を図において時計方向に回転さ
せると、ラッチピース70のピン71とラッチプレート
65の係合溝68との係合が解除されて、ピン71は第
1の円周部66aに対向するラッチ解除状態となる。
尚、この状態の時が第1のツメ51及び第2のツメ53
のカートリッジ52への把持力は一番強い状態である。
て、ラッチプレート65を図において時計方向に回転さ
せると、ラッチピース70のピン71とラッチプレート
65の係合溝68との係合が解除されて、ピン71は第
1の円周部66aに対向するラッチ解除状態となる。
尚、この状態の時が第1のツメ51及び第2のツメ53
のカートリッジ52への把持力は一番強い状態である。
【0043】次に、駆動モータ68を先程とは逆方向に
回転させ、ラッチプレート32を図において、反時計方
向に回転させると、ラッチピース70のピン71はラッ
チプレート65の凸部67の係合溝68を乗り越えて、
第2の円周部66bと対向する。この時、ラッチプレー
ト65が回転することにより、第1のスプリング69,
第2のギヤ57,第1のギヤ56,第1及び第2のリンク
63,64を介して第1,第2のツメ51,53のそれぞ
れの一方の回転端部が互いに離反する方向に回転すし、
カートリッジ22の把持状態が解除される。そして、第
1のツメ51及び第2のツメ53の一方の回転端部が互
いに離反する方向に回転することにより、これら第1及
び第2のツメ51,53の他方の回転端部に設けられて
いるローラ54,55がカートリッジ52の前面を排出
方向に押圧する。
回転させ、ラッチプレート32を図において、反時計方
向に回転させると、ラッチピース70のピン71はラッ
チプレート65の凸部67の係合溝68を乗り越えて、
第2の円周部66bと対向する。この時、ラッチプレー
ト65が回転することにより、第1のスプリング69,
第2のギヤ57,第1のギヤ56,第1及び第2のリンク
63,64を介して第1,第2のツメ51,53のそれぞ
れの一方の回転端部が互いに離反する方向に回転すし、
カートリッジ22の把持状態が解除される。そして、第
1のツメ51及び第2のツメ53の一方の回転端部が互
いに離反する方向に回転することにより、これら第1及
び第2のツメ51,53の他方の回転端部に設けられて
いるローラ54,55がカートリッジ52の前面を排出
方向に押圧する。
【0044】上記構成によれば、カートリッジ把持状態
では、ラッチ機構を介してカートリッジ52を把持する
ので、駆動モータ68への電流を供給し続けなくとも、
カートリッジ52の把持状態を保持することができる。
よって、消費電流を少なくすることができる。
では、ラッチ機構を介してカートリッジ52を把持する
ので、駆動モータ68への電流を供給し続けなくとも、
カートリッジ52の把持状態を保持することができる。
よって、消費電流を少なくすることができる。
【0045】駆動モータ68の停止時間が長くなるの
で、駆動モータ68の寿命を延ばすことができる。カー
トリッジ52の把持状態で、媒体自動交換装置が停電し
ても、カートリッジ52の把持状態は保持できるので、
カートリッジ52の落下がなくなり、媒体自動交換装置
の停止を防止することができる。
で、駆動モータ68の寿命を延ばすことができる。カー
トリッジ52の把持状態で、媒体自動交換装置が停電し
ても、カートリッジ52の把持状態は保持できるので、
カートリッジ52の落下がなくなり、媒体自動交換装置
の停止を防止することができる。
【0046】次に、図5を用いて、図4に示す機構が設
けられたハンド機構の説明を行う。図において、80は
図において矢印方向に移動可能に設けられたハンドスラ
イド部である。81はハンドスライド部80と共に移動
し、把持されたカートリッジ52の先端部が自重でさが
ることを防止するために設けられたトレイである。
けられたハンド機構の説明を行う。図において、80は
図において矢印方向に移動可能に設けられたハンドスラ
イド部である。81はハンドスライド部80と共に移動
し、把持されたカートリッジ52の先端部が自重でさが
ることを防止するために設けられたトレイである。
【0047】82は把持したカートリッジ52に記載さ
れたバーコードを読み取るバーコードリーダーである。
83は把持したカートリッジ52の一方の側面に当接
し、カートリッジ52の水平方向の振れを禁止する第1
のカートリッジガイドローラ、84は把持したカートリ
ッジ52の他方の側面に当接し、カートリッジ52の水
平方向の振れを禁止する第2のカートリッジガイドロー
ラである。このカートリッジガイドローラ84はスプリ
ング85によって、カートリッジ52方向に付勢されて
いる。
れたバーコードを読み取るバーコードリーダーである。
83は把持したカートリッジ52の一方の側面に当接
し、カートリッジ52の水平方向の振れを禁止する第1
のカートリッジガイドローラ、84は把持したカートリ
ッジ52の他方の側面に当接し、カートリッジ52の水
平方向の振れを禁止する第2のカートリッジガイドロー
ラである。このカートリッジガイドローラ84はスプリ
ング85によって、カートリッジ52方向に付勢されて
いる。
【0048】この様に、カートリッジ52の一方の端部
を把持することで、磁気テープ装置へ直接カートリッジ
52をセットすることができる。
を把持することで、磁気テープ装置へ直接カートリッジ
52をセットすることができる。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ラッ
チ機構を介してカートリッジを把持するようにしたこと
により、消費電力を抑え、駆動部の寿命を延ばし、媒体
自動交換装置の停止を防止するカートリッジ把持機構を
実現することができる。
チ機構を介してカートリッジを把持するようにしたこと
により、消費電力を抑え、駆動部の寿命を延ばし、媒体
自動交換装置の停止を防止するカートリッジ把持機構を
実現することができる。
【図1】請求項1記載の発明の原理図である。
【図2】本発明の第1の実施例の構成図である。
【図3】図2における作動を説明する図である。
【図4】本発明の第2の実施例の構成図である。
【図5】図4に示す機構が設けられたハンド装置の斜視
図である。
図である。
【図6】従来のカートリッジ把持機構の構成図である。
11 第1のツメ 12 カートリッジ 13 第2のツメ 14 開閉部 15 第1の付勢手段 16 駆動部 17 ラッチ機構
Claims (5)
- 【請求項1】 ベースに対して中間部が回転可能に設け
られ、一方の回転端部がカートリッジ(12)の一方の
側面に当接可能な第1のツメ(11)と、 ベースに対して中間部が回転可能に設けられ、一方の回
転端部が前記カートリッジ(12)の他方の側面に当接
可能な第2のツメ(13)と、 前記第1のツメ(11)の他方の回転端部及び前記第2
のツメ(13)の他方の回転端部をそれぞれ異なる方向
に回転駆動する開閉部(14)と、 前記第1のツメ(11)及び前記第2のツメ(13)の
それぞれの一方の回転端部が互いに接近する方向に付勢
する第1の付勢手段(15)と、 前記開閉部(14)を回転駆動する駆動部(16)と、 前記開閉部(14)及び前記駆動部(16)のどちらか
一方に設けられ、前記第1のツメ(11)及び第2のツ
メ(13)の一方の回転端部がカートリッジ(12)の
側面に当接した時に、その状態を保持するラッチ機構
(17)と、 を具備したことを特徴とするカートリッジ把持機構。 - 【請求項2】 前記ラッチ機構は、 前記駆動部によって回転駆動され、円周部が形成された
ラッチプレートと、 該ラッチプレートの円周面に形成された係合溝と、 前記ベースに対して中間部が回転可能に設けられ、一方
の端部が前記係合溝に係合可能なラッチピースと、 一端部が前記ベースに係止され、他端部が前記ラッチピ
ースの他方の回転端部に係止され、前記ラッチピースの
一方の回転端部を前記ラッチプレートの円周面を押圧す
る方向に付勢する第2の付勢手段と、 からなることを特徴とする請求項1記載のカートリッジ
把持機構。 - 【請求項3】 前記開閉部は、 前記駆動部により回転駆動されるプレートと、 一端部が前記プレートの周縁部近傍に回転可能に取り付
けられ、他端部が前記第1のツメの他方の端部に回転可
能に取り付けられた第1のリンクと、 一端部が前記プレートの回転中心を介して前記第1のリ
ンクの取付位置と点対称の位置に回転可能に取り付けら
れ、他端部が前記第2のツメの端部に回転可能に取り付
けられた第2のリンクと、 からなることを特徴とする請求項1又は2記載のカート
リッジ把持機構。 - 【請求項4】 前記開閉部は、 前記駆動部により回転駆動される第1のギヤと、 該第1のギヤに噛合する第2のギヤと、一端部が前記第
1のギヤに回転可能に取り付けられ、他端部が前記第1
のツメ の他端部に回転可能に取り付けられた第1のリンクと、 一端部が前記第2のギヤに回転可能に取り付けられ、他
端部が前記第2のツメの他端部に回転可能に取り付けら
れる第2のリンクと、 からなることを特徴とする請求項1又は2記載のカート
リッジ把持機構。 - 【請求項5】 前記第1のリンク及び第2のリンクは、
前記第1のツメ及び第2のツメのそれぞれの一方の端部
をカートリッジの側面に当接する方向へ付勢するスプリ
ングであることを特徴とする請求項3又は4記載のカー
トリッジ把持機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15051292A JPH05342742A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | カートリッジ把持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15051292A JPH05342742A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | カートリッジ把持機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05342742A true JPH05342742A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15498484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15051292A Pending JPH05342742A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | カートリッジ把持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05342742A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107919317A (zh) * | 2017-11-21 | 2018-04-17 | 湖南艾博特机器人系统有限公司 | 一种花篮自动抓手 |
-
1992
- 1992-06-10 JP JP15051292A patent/JPH05342742A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107919317A (zh) * | 2017-11-21 | 2018-04-17 | 湖南艾博特机器人系统有限公司 | 一种花篮自动抓手 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020402 |