JPH11339280A - ディスク装置およびディスクのゾーン判別方法 - Google Patents

ディスク装置およびディスクのゾーン判別方法

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JPH11339280A
JPH11339280A JP14870998A JP14870998A JPH11339280A JP H11339280 A JPH11339280 A JP H11339280A JP 14870998 A JP14870998 A JP 14870998A JP 14870998 A JP14870998 A JP 14870998A JP H11339280 A JPH11339280 A JP H11339280A
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JP
Japan
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disk
zone
rotation
physical address
disk device
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JP14870998A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Minoda
博 箕田
Kazuhiko Ono
和彦 小野
Eiji Ikeda
栄司 池田
Toshiro Shoji
敏郎 正司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、ディスク上に記録されている
物理アドレスを読み取ることができない場合でも照射光
が位置しているゾーンを判別する技術を提供することに
ある。 【解決手段】本発明は上記課題を達成するため、FG信
号の周期を測定する処理と、ヘッダフィールドを検出す
るためのトラッキング誤差信号の変動を検出する手段
と、ヘッダフィールドの検出周期を測定する処理を用意
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体に対
し情報を記録あるいは再生する情報再生装置に関し、特
にZCLV(Zone Constant Linear Velocity)方式を
採用しているDVD−RAMディスク等のゾーン毎に記
録条件あるいは再生条件を変える必要のあるディスクに
対し情報を記録あるいは再生するのに好適なディスク装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学的手段、磁気的手段等により情報が
再生可能な情報記録媒体のうち、DVD−RAMディス
ク等のゾーン毎に記録条件あるいは再生条件を変える必
要のあるディスクについては、そのフォーマットは規格
化されており、このようなディスクを記録あるいは再生
するためのディスク装置については、現時点ではMOド
ライブが広く普及している。
【0003】しかしながら、MOはMCAV(Modified
Constant Angular Velocity)方式で動作しており、こ
の方式におけるゾ−ン判別方法ではディスク上の全ての
位置に対してディスクの角速度が一定に保たれるため、
ゾ−ン毎に異なる角速度が規定されるZCLV(Zone C
onstant Linear Velocity)方式にそのまま用いること
はできない。
【0004】図1はゾーン毎に記録条件あるいは再生条
件を変える必要のある光ディスクの一例として、DVD
−RAMディスクにおけるゾーン形態の概略を示してい
る。光ディスク101のデータエリア104は105の
ゾーン0から106のゾーン23まで24個のゾーンに
分かれている。105のゾーン0ではディスク1周につ
きセクタフィールド103の個数は17セクタフィール
ドとなっており、続いてゾーン0の外周側に位置するゾ
ーン1では18セクタフィールド、ゾーン1の外周に位
置するゾーン2では19セクタフィールドになってお
り、以下ゾーン毎に1セクタフィールドずつ増加しなが
ら106のゾーン23ではディスク1周につき40セク
タフィールドの構成になっている。そして、このDVD
−RAMディスクに対して情報を記録あるいは再生する
ためには、各ゾーン毎でディスクの回転速度を変えて、
1セクタ時間長が常に一定になるZCLV方式で制御を
行う必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のとおり、DVD
−RAMディスクにおいてはディスク上のデータエリア
が複数のゾーンに分かれており、各ゾーン毎にディスク
回転速度を異ならせなければ、ディスクに対し情報を記
録あるいは再生できないため、ゾーン毎に異なるディス
ク回転速度制御を行う必要がある。従って、光の照射位
置がディスク上のどのゾーンに位置しているのかを、情
報を記録あるいは再生する前に予め判断する必要がある
ことは明白である。
【0006】特に、ディスク上の所望の位置を検索す
る動作(シーク)において目標のゾーンとは異なるゾー
ンに光を照射している場合、記録あるいは再生(プレ
イ)中やシーク中あるいは一時停止(ポーズ)中のとき
等に、何らかの原因でディスクに照射する光の焦点(フ
ォーカス)が外れたときに再び元の位置に復帰する動作
を行う場合には、その判断が必要になる。
【0007】しかし、このように本来あるべきゾーンと
は異なるゾーンに照射光が位置する場合には、実際に照
射光が位置しているゾーンに対して規定されたディスク
回転速度と、システムコントローラが予測したゾーンに
対して規定されたディスク回転速度とが異なることにな
る。このため、このディスク回転速度差が原因で、DV
D−RAMディスクのデータエリアのヘッダフィールド
(各セクタの先頭部)に書かれている情報記録媒体上の
物理アドレスを示すPhysical Identif
ication Data(以下PIDに省略)の情報
が取得できなくなり、光の照射位置がディスク上のどの
ゾーンに位置しているのかを、情報を記録あるいは再生
する前に予め判断することができなくなる。
【0008】本発明は、システムコントローラが予測し
た照射光が位置するゾーンと実際に照射光が位置するゾ
ーンが異なることにより生じるディスク回転速度差が原
因でPID情報が取得できなくなってしまう問題を解決
することを目的とし、この問題を解消するための手段と
して、PID情報を取得することなく対物レンズが位置
しているゾーンを判別する技術を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を達
成するため、複数のゾーンを有するディスク上の物理ア
ドレスの情報を読み出すことなく、該ディスクから得ら
れる信号に基づいて照射光が位置しているゾーンを判別
するようにする。
【0010】このとき、該ディスクから得られる信号と
して、ディスクを回転させるときに発生する、該回転に
同期して所定数のパルスが出力されるパルス信号および
前記物理アドレスの存在を検出する信号を用い、これら
の信号に基づいてディスク1回転に対するセクタフィー
ルド数を算出して前記ゾーンを判別するようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を説明す
る。図2は、本実施例における光ディスク装置の構成図
である。同図において、ピックアップ201ではレーザ
光を光ディスク202に照射し、その反射光をピックア
ップ201内部の光検出器(図示せず)で電流に変換
し、出力する。
【0012】ピックアップ201の出力は電流電圧変換
回路203により電圧信号204に変換され、電流電圧
変換回路203からフォーカス誤差検出回路205、ト
ラッキング誤差検出回路206、RFアンプ回路207
のそれぞれに電圧信号204を伝達する。
【0013】電圧信号204の入力に基づいてフォーカ
ス誤差検出回路205で生成されたフォーカス誤差信号
208は、アクチュエータ制御回路209、アクチュエ
ータドライバ210を経てピックアップ201内部のフ
ォーカスアクチュエータ(図示せず)に印加され、対物
レンズ211の位置をフォーカスが合うように制御する
フォーカスサーボのループを形成する。つまりディスク
上に照射光の焦点を合わせるようにフォーカスアクチュ
エータを調整するものである。なお、後述する「フォー
カスサーボのループON」とは、このフォーカスサーボ
のループにより光の照射状態を光検出器によって検出し
ながらディスク上に焦点が合うようにフォーカスアクチ
ュエータを制御することを指す。
【0014】一方、電圧信号204の入力に基づいてト
ラッキング誤差検出回路206で検出されたトラッキン
グ誤差信号212は、アクチュエータ制御回路209、
アクチュエータドライバ210を経てピックアップ20
1内部の図示せぬトラッキングアクチュエータに印加さ
れ、トラック上に光を照射するように対物レンズ211
をトラッキング方向に制御するトラッキングサーボルー
プを形成する。つまり光の照射位置をトラッキングアク
チュエータによって調整するものである。なお、後述す
る「トラッキングサーボのループON」とは、このトラ
ッキングサーボのループにより光の照射位置を光検出器
によって検出しながらトラッキングアクチュエータを制
御することを指す。
【0015】また、これと同時に、本発明におけるトラ
ッキング誤差信号の変動の検出のためにシステムコント
ローラ213に内蔵されているA/Dコンバータ(図示
せず)にも伝達されており、またトラッキング誤差信号
212は積分回路214にて積分され、スレッド制御回
路215、モータドライバ216を経て、スレッドモー
タ217を制御する。またシステムコントローラ213
から出力されるスレッド制御信号220はスレッド制御
回路215、モータドライバ216を経て、スレッドモ
ータ217を制御する。
【0016】スレッドモータ217はスレッドモータの
回転を検出するスライダエンコーダ218を動作させな
がらピックアップ201を光ディスク202の半径方向
に送り、スライダエンコーダ218の出力信号はエンコ
ーダパルス219としてシステムコントローラ213に
伝達される。ただし、本発明の実現においてスライダエ
ンコーダは必ずしも必要なものではなく、スライダエン
コーダを搭載しない装置においては新たにスライダエン
コーダを用意しなくても後述するゾーン判別を行うこと
が可能である。従って、この場合には、価格の上昇を抑
えながら上記問題解決を得ることが出来る。
【0017】このスレッドモータ217はピックアップ
201を半径方向に送る機能を有し、特にシーク中ある
いはプレイ中に対物レンズを移動させるだけでは届かな
い場所に光の照射位置を移動させるときにピックアップ
201全体を動かす役割を有する。なお、後述する「ス
ライダサーボのループON」とは、このスライダサーボ
のループにより光の照射位置を光検出器によって検出し
ながらピックアップ201の位置を制御することを指
す。
【0018】RFアンプ207は電圧信号204から光
ディスク202に記録されている情報に対応した信号を
再生RF信号221として復調回路222、スピンドル
制御回路223に出力する。
【0019】スピンドル制御回路223は再生RF信号
221またはシステムコントローラ213から出力され
る回路制御信号224に従い、スピンドルドライバ22
5を介してスピンドルモータ226の回転制御を行うよ
うにスピンドルサーボのループを形成し、光ディスク2
02を回転させる。DVD−RAMのようにゾーン毎で
回転速度を異ならせる必要があるディスクに対しては各
ゾーン毎で異なる回転速度に回転制御を行う。なお、後
述する「スピンドルサーボのループON」とは、このス
ピンドルサーボのループにより光ディスクの回転数をを
制御することを指す。
【0020】スピンドルドライバ225ではスピンドル
モータ226の回転状況を検出し、その検出結果をFG
信号227としてシステムコントローラ213、スピン
ドル制御回路223に出力する。なお、FG信号とは、
スピンドルモータ226のコイルの極数によって定まる
パルス信号をいい、コイルが2極の場合にはディスク1
回転あたり6個のパルスが立ち上がり、コイルが4極の
場合にはディスク1回転あたり12個のパルスが立ち上
がる。
【0021】なお、図2に示した光ディスク装置は記録
系の構成について示していないが、光ディスク202に
情報を記録するときでも、フォーカスサーボ、トラッキ
ングサーボ、スライダサーボおよびスピンドルサーボを
かけながら情報を記録するものであることは言うまでも
ない。
【0022】次に、本発明におけるディスクのゾーン判
別技術について説明する。
【0023】図8は、後述するステップ307、ステッ
プ407、ステップ502あるいはステップ602にお
けるゾーン判別を行う際の、システムコントローラ21
3による処理の流れを示している。
【0024】ここで本実施例では、ゾーン判別を開始す
ると、まずFG信号の周期を測定するためにステップ8
01にてFG信号のエッジ検出待ちを行い、FG信号の
エッジが検出されるとステップ802にてFG信号周期
測定用のタイマスタートを行い、ステップ803にてF
G信号の次のエッジが検出されるまで待つ。FG信号の
エッジが検出されるとステップ804にてタイマストッ
プを行い、ステップ805にてFG信号の周期を示すタ
イマ値の読み取りを行ってシステムコントローラのメモ
リに記憶する。
【0025】次にセクタ周期を測定するためにステップ
806にてヘッダフィールドの検出待ちを行い、ヘッダ
フィールドが検出されるとステップ807にてセクタフ
ィールド周期測定用のタイマスタートを行い、ステップ
808にて次のヘッダフィールドが検出されるまで待
つ。ヘッダフィールドが検出されるとステップ809に
てタイマストップを行い、ステップ810にてセクタフ
ィールドの周期を示すタイマ値の読み取りを行ってシス
テムコントローラのメモリに記憶する。
【0026】次にステップ811にて、ステップ805
にて記憶したFG信号の周期とステップ810にて記憶
したセクタフィールドの周期とをもとに、対物レンズ2
11が照射している光の位置するゾーンを以下の計算に
より求める。
【0027】測定されたセクタフィールドの周期をTh
d、FG信号の周期をTfgとし、ディスク1回転にお
けるセクタフィールド数をSCT、ディスク1回転にお
けるFG信号のパルス数をNとすると次の関係が得られ
る。
【0028】SCT=Tfg×N/Thd また、ディスクのデータエリアは最内周側のゾーン0を
起点として最外周側のゾーン23まで24個のゾーンで
連続に構成されており、ゾーン0におけるディスク1回
転あたりのセクタフィールド数が17セクタフィールド
になっており、ゾーン毎に1セクタずつ増加しながらゾ
ーン23ではディスク1回転あたり40セクタフィール
ドの構成になっている。従って、上記で求められたSC
Tから次式により対物レンズが位置しているゾーン番号
が容易に求められる。
【0029】ゾーン番号=SCT−17 また、演算によってゾーン番号を算出する方法とは別の
方法として、各ゾーン番号に対するディスク1回転あた
りのセクタ数をテーブルとして持てば、上記演算で算出
できないシステムにおいても、テーブルを参照するだけ
で、目的のゾーン番号を得ることができる。
【0030】また、上記実施例ではゾーン判別のための
データ取得を、FG信号周期測定、セクタフィールド周
期測定の順番で行う方法を示したが、セクタフィールド
周期測定、FG信号周期測定の順番で行う方法も容易に
実現でき、また、タイマを2個用意すればFG信号周期
測定とセクタフィールド周期測定を同時に行うことも容
易に実現できる。
【0031】図9は、DVD−RAMディスクのセクタ
フィールドの記録形態について説明する図である。
【0032】同図において、セクタフィールド901は
ヘッダフィールド902とレコーディングフィールド9
03から構成されており、ヘッダフィールド902はヘ
ッダ1、ヘッダ2、ヘッダ3、ヘッダ4の4つのヘッダ
で構成されている。
【0033】図に示すようにヘッダフィールド902は
ヘッダ1とヘッダ2とのペア、ヘッダ3とヘッダ4との
ペアで2分割されて各ペアのヘッダはお互いに反対方向
の隣のトラックに半分またがって位置している。
【0034】図10は、図8におけるヘッダフィールド
の検出方法について説明する図である。
【0035】同図において、レーザがDVD−RAMデ
ィスクのセクタフィールドに追従して反射面を照射して
いるときの戻り光から生成されるトラッキング誤差信号
1001に含まれる、レコーディングフィールド100
3の直流成分値をV0とし、ペアで2分割されたヘッダ
フィールド1002の各直流成分値をV1、V2とする
と、トラッキングサーボのループが閉じているのでV0
はレーザの戻り光が得られないときとほぼ同等のレベル
となるが、V1、V2はV0と比較すると大きく変動す
る。ただしトラックによってはヘッダフィールド100
2でのトラッキング誤差信号1001の極性が逆になる
ことがあるが、これは図9のヘッダフィールド902の
形態を見れば明らかである。
【0036】このトラッキング誤差信号1001をシス
テムコントローラに内蔵されているA/D変換器に取り
込み、そのレベル変動の検出を行うことによりヘッダフ
ィールド1002の検出を行うことが実現でき、このと
きヘッダフィールド1002を検出するための閾値をV
th1、Vth2とすると、次の関係が得られる。
【0037】V0<Vth1<V1 かつ V0>Vt
h2>V2 ここで、本実施例ではVth1=(V0+V1)/2
、 Vth2=(V0+V2)/2 としてトラッキ
ング誤差信号1001の直流成分を逐次監視することに
より、ヘッダフィールド1002の検出が容易に可能と
なる。
【0038】また、ヘッダフィールド検出間隔をシステ
ムコントローラ内蔵のタイマを使用することにより、ヘ
ッダフィールドの検出周期、即ちセクタフィールドの周
期を測定することが容易にできる。
【0039】図11は、図8におけるFG信号の形態を
示す図である。
【0040】同図において、FG信号は単なるパルス信
号であり本実施例ではスピンドルモータ226のコイル
が2極のものを使用しているため、ディスク1回転あた
り略6パルス出力される。
【0041】このFG信号のパルス成分をシステムコン
トローラ213に取り込み、システムコントローラ内蔵
のタイマで計測することによってFG信号の周期を容易
に検出することができる。
【0042】なお、上記実施例においては、 FG信号
とヘッダフィールドの検出結果からディスク1回転に対
するセクタフィールド数を算出する例として、ヘッダフ
ィールドの検出周期即ちセクタフィールド周期とFG信
号の周期をそれぞれ測定してそれらの測定結果の比か
ら、ディスク1回転に対するセクタフィールド数を算出
する方法を示したが、FG信号のパルスをディスクが1
回転する分カウントすることによりディスクが1回転す
る時間を認識してその間のヘッダフィールドの検出回数
を測定することによって、ディスク1回転に対するセク
タフィールド数を算出する方法も容易に可能であること
は明白である。
【0043】また、本発明のゾーン判別技術は、DVD
−RAMディスクのようにゾーン毎に回転速度を異なら
せる必要のあるディスクのみが対象となるものではな
く、ディスク1回転あたりのPID等の物理アドレスの
数とゾーンとの関係が予め分かっているディスクであれ
ばいかなるディスクであってもそのゾーンを判別できる
ものであることは言うまでもない。
【0044】さらに、本発明のゾーン判別技術を利用し
たディスク装置の各種処理について説明する。
【0045】図3は、図2の光ディスク装置で図1に示
すようなディスクのゾーン判別方法を利用した処理のう
ち、シーク中、プレイ中あるいはポーズ中などの処理の
最中にフォーカスが外れてしまった場合に、フォーカス
をかけ直して照射光がどのゾーンに位置しているか検出
し、フォーカスが外れたときの照射光の位置に復帰する
ときの手順を示している。なお、フォーカスが外れると
トラッキングも外れてしまうため、照射光の制御が不可
能になり、照射光の位置がずれてしまうことから、この
ような復帰処理が必要となるものである。ここで、この
手順は、図2で示した光ディスク装置のうちシステムコ
ントローラ213の制御のもとで行われる。
【0046】本実施例では、フォーカスが外れると、ス
テップ301にてフォーカスサーボのループON処理を
行い、ステップ302にて照射光が位置しているゾーン
を想定して、そのゾーンに対するディスク回転速度の規
定値をディスク回転速度の目標値として設定を行う。設
定したディスク回転目標値をもとにステップ303にて
スピンドルサーボのループON処理を行い、ステップ3
04にてトラッキングサーボのループON処理を行い、
ステップ305にてスライダサーボのループON処理を
行う。ここで、フォーカスサーボを一番始めにかけるの
は、フォーカスがあっていないとトラッキング誤差信号
が得られないからであり、次にスピンドルサーボをかけ
るのは、ディスクが回転していない状態では、トラッキ
ング、スライダサーボはかからず、ピックアップが外周
または内周に飛び出してしまうからである。
【0047】次にステップ306にてディスクが回転を
始めるまで待つがこのときはすでにディスクは回転状態
にあるので、ステップ306にてディスクが回転してい
ることが確認できたら、ステップ307にて、照射光が
位置しているゾーンの判別を行う。なお、ゾーン判別の
方法については上述の通りである。
【0048】そして、ステップ308にて目標ゾーンに
位置していなければ対物レンズが位置しているゾーンに
対して規定されているディスク回転速度に合わせてステ
ップ309にてディスク回転目標値修正を行いステップ
310にてディスク回転の整定を待つ。一方ステップ3
08にて目標ゾーンに位置していればステップ310に
てディスク回転の整定を待つ。
【0049】次にステップ310にてディスク回転整定
(回転が目標値に達するまで時間がかかるために待って
いること)を待った後、PID情報取得のタイムアウト
(所定時間の経過)を監視するためにステップ311に
てタイマスタートを行い、ステップ312にてPID取
り込みを行い、ステップ313にてPID取り込みが正
常に行われたかどうか判断し、ここでPIDが正常に取
り込めなかったと判断した場合には、ステップ315に
てPID取り込みがタイムアウトになるまでは、ステッ
プ312のPID取り込みに処理を戻す。
【0050】次にステップ313にてPIDが正常に取
り込めたと判断した場合には、ステップ314のアクセ
ス処理へ状態を移してフォーカスが外れた位置または目
標位置への光の照射位置の移動を行う。
【0051】また、ステップ315にてPID取り込み
がタイムアウトになった場合は、後述するエラー処理の
ステップ316へ処理を移す。
【0052】図4は、図2の光ディスク装置で図1に示
すようなディスクのゾーン判別方法を利用した処理のう
ち、シーク中、プレイ中あるいはポーズ中などの処理の
最中にフォーカスが外れてしまった場合に、フォーカス
をかけ直して照射光がどのゾーンに位置しているか検出
し、フォーカスが外れたときの照射光の位置に復帰する
ときの手順であって、図3に示した手順とは別の手順を
示している。この手順も図2で示した光ディスク装置の
うちシステムコントローラ213の制御のもとで行われ
る。
【0053】ここで本実施例では、フォーカスが外れる
と、ステップ401にてフォーカスサーボのループON
処理を行い、ステップ402にて対物レンズが位置して
いるゾーンを想定してそのゾーンに対するディスク回転
速度の規定値をディスク回転速度の目標値として設定を
行い、設定したディスク回転目標値をもとにステップ4
03にてスピンドルサーボのループON処理を行い、ス
テップ404にてトラッキングサーボのループON処理
を行い、ステップ405にてスライダサーボのループO
N処理を行う。
【0054】次にステップ406にてディスクが回転を
始めるまで待つがこのときはすでにディスクは回転状態
にあるので、ステップ306にてディスクが回転してい
ることが確認できたら、ステップ407にて対物レンズ
が位置しているゾーンの判別を行う。このゾーン判別方
法については上述の通りである。
【0055】ステップ408にて目標ゾーンに位置して
いなければステップ409にてアクセス処理へ状態を移
してフォーカスが外れた位置または目標位置への対物レ
ンズの移動を行う。この手順が図3に示した手順と大き
く異なる点である。図3に示した手順では光の照射位置
が目標ゾーンに位置していないことが分かっており、実
際に位置しているゾーン内のPIDを読み取ってから目
標ゾーンへ移動する手順をとるためにステップ309の
手順を介して実際に位置しているゾーン内のPIDを読
み取ることとしている。この手順を取れば、実際にどの
ゾーンのどのセクタに位置しているのかが明確に分かっ
た上で目標ゾーンの目標セクタへ移動するため、正確な
アクセスが可能になる。これに対し、図4に示した手順
では光の照射位置が実際にどのゾーンに位置しているの
かが分かった時点ですぐに目標のゾーンへアクセスする
ようにしており、目標ゾーンへ位置した後にPIDを読
み取って目標セクタへと移動するようにしている。この
手順を取れば、図3に示した手順に比べて高速なアクセ
ス処理が可能となる。
【0056】そして、ステップ408にて目標ゾーンに
位置していればステップ410にてディスク回転の整定
を待ち、 PID情報取得のタイムアウトを監視するた
めにステップ411にてタイマスタートを行い、ステッ
プ412にてPID取り込みを行い、ステップ413に
てPID取り込みが正常に行われたかどうか判断し、こ
こでPIDが正常に取り込めなかったと判断した場合に
は、ステップ414にてPID取り込みがタイムアウト
になるまでは、ステップ412のPID取り込みに処理
を戻す。
【0057】次にステップ413にてPIDが正常に取
り込めたと判断した場合には、ステップ409のアクセ
ス処理へ状態を移してフォーカスが外れた位置または目
標位置への対物レンズの移動を行う。
【0058】また、ステップ414にてPID取り込み
がタイムアウトになった場合は、後述するエラー処理の
ステップ415へ処理を移す。
【0059】図5は、図2の光ディスク装置で図1に示
すようなディスクのゾーン判別方法を利用した処理のう
ち、対物レンズをゾーン間で移動させるアクセス処理中
のシーク時において、光の照射位置がどこに位置してい
るか検出を行う処理の手順を示している。この手順も図
2で示した光ディスク装置のうちシステムコントローラ
213の制御のもとで行われる。なお、一般的に、目標
位置に高速に移動するシーク動作は、始めにスレッドモ
ータにてピックアップを目標位置付近へ移動(粗検索)
させた後、トラッキングアクチュエータにより対物レン
ズを動かして目標位置へ光を照射するように動作(密検
索)する(目標位置がシーク開始時点での光の照射位置
から近い場合は、始めからトラッキングアクチュエータ
で対物レンズを動かす場合もある)が、本実施例の手順
は、粗検索の段階で目標位置のゾーンとは異なるゾーン
に移動してしまった場合に有効な処理である。
【0060】ここで本実施例では、粗検索が終了する
と、ステップ501にてディスクが回転を始めるまで待
つが、粗検索終了時において通常はディスクは回転状態
にある。
【0061】ステップ501にてディスクが回転してい
ることが確認できたら、ステップ502にて対物レンズ
が位置しているゾーンの判別を行う。このゾーン判別方
法については上述の通りである。
【0062】ステップ503にて目標ゾーンに位置して
いなければ対物レンズが位置しているゾーンに対して規
定されているディスク回転速度に合わせてステップ50
4にてディスク回転目標値修正を行いステップ505に
てディスク回転の整定を待つ。
【0063】一方ステップ503にて目標ゾーンに位置
していればステップ505にてディスク回転の整定を待
つ。
【0064】次にPID情報取得のタイムアウトを監視
するためにステップ506にてタイマスタートを行い、
ステップ507にてPID取り込みを行い、ステップ5
08にてPID取り込みが正常に行われたかどうか判断
し、ここでPIDが正常に取り込めなかったと判断した
場合には、ステップ510にてPID取り込みがタイム
アウトになるまではステップ507のPID取り込みに
処理を戻す。
【0065】次にステップ508にてPIDが正常に取
り込めたと判断した場合には、ステップ509のアクセ
ス終了判定へ状態を移す。
【0066】また、ステップ510にてPID取り込み
がタイムアウトになった場合は、後述するエラー処理の
ステップ511へ処理を移す。
【0067】図6は、図2の光ディスク装置で図1に示
すようなディスクのゾーン判別方法を利用した処理のう
ち、光の照射位置をゾーン間で移動させるアクセス処理
中のシーク時において、光の照射位置がどこに位置して
いるか検出を行う別の処理の手順を示している。この手
順も図2で示した光ディスク装置のうちシステムコント
ローラ213の制御のもとで行われるものであり、シー
ク時における粗検索の段階で目標位置のゾーンとは異な
るゾーンに移動してしまった場合に有効な処理である。
【0068】ここで本実施例では、ステップ601にて
ディスクが回転を始めるまで待つがシーク時において通
常はディスクは回転状態にある。
【0069】ステップ601にてディスクが回転してい
ることが確認できたら、ステップ602にて照射光が位
置しているゾーンの判別を行い、ステップ603にて目
標ゾーンに位置していなければステップ604にてシー
ク処理へ状態を戻して、再度目標ゾーンへ光を照射する
ように対物レンズ211の移動を行う。なお、このとき
のゾーン判別方法については、上述の通りである。
【0070】一方ステップ603にて目標ゾーンに位置
していればステップ605にてディスク回転の整定を待
ち、 PID情報取得のタイムアウトを監視するために
ステップ606にてタイマスタートを行い、ステップ6
07にてPID取り込みを行い、ステップ608にてP
ID取り込みが正常に行われたかどうか判断し、ここで
PIDが正常に取り込めなかったと判断した場合には、
ステップ610にてPID取り込みがタイムアウトにな
るまではステップ607のPID取り込みに処理を戻
す。
【0071】次にステップ608にてPIDが正常に取
り込めたと判断した場合には、ステップ609のアクセ
ス終了判定へ状態を移す。
【0072】また、ステップ610にてPID取り込み
がタイムアウトになった場合は、後述するエラー処理の
ステップ611へ処理を移す。
【0073】図5および図6に示した実施例によれば、
シーク時におけるディスク回転速度の整定を待つ前に対
物レンズが目的ゾーンに位置しているかどうか判断でき
るので、PID情報の取得処理前にゾーン判別を行うこ
とができ、目的ゾーンにいない場合における次のシーク
への移行、または目標ディスク回転速度の設定変更に要
する時間を短縮でき、高速でシークを行うことができ
る。
【0074】図7は、図3、図4、図5、図6に示した
実施例におけるエラー処理の手順を示している。
【0075】本図において、エラー処理が開始されると
ステップ701にてリトライカウンタをクリアし、ステ
ップ702にて内周方向へトラックジャンプを行う。こ
こで、ステップ702で行うトラックジャンプは外周方
向であっても構わないが、内周方向にトラックジャンプ
させることは、後述するステップ710にてディスク最
内周に移動することを考慮したものであり、ピックアッ
プの最内周への移動時間の短縮の点で好ましい。また、
本実施例では、トラックジャンプにより別のゾーンへ移
動することを避けるため、ジャンプさせるトラック数と
しては1トラックから数トラックの範囲が妥当である。
【0076】次にPID情報取得のタイムアウトを監視
するためにステップ703にてタイマスタートを行い、
ステップ704にてPID取り込みを行い、ステップ7
05にてPID取り込みが正常に行われたかどうか判断
し、ここでPIDが正常に取り込めなかったと判断した
場合には、ステップ707にてPID取り込みがタイム
アウトになるまでは、ステップ704のPID取り込み
に処理を戻す。
【0077】次にステップ705にてPIDが正常に取
り込めたと判断した場合には、ステップ706のアクセ
ス終了判定へ状態を移してエラー処理から抜け出る。
【0078】また、ステップ707にてPID取り込み
がタイムアウトになった場合は、ステップ708にてリ
トライカウンタの更新を行い、ステップ709にてリト
ライオーバーするまでは、ステップ702の内周方向へ
のトラックジャンプへ処理を戻して再度PID取り込み
を行う。
【0079】一方ステップ709にてリトライオーバー
になった場合は、ステップ710にてピックアップ20
1を最内周へ移動することにより対物レンズ211の位
置出しを行い、ステップ711にて対物レンズ211を
最内周位置から目的位置へ向けてシークを行う。
【0080】以上説明した実施例では、ディスク上の
所望の位置を検索する動作(シーク)において目標のゾ
ーンとは異なるゾーンに光を照射している場合、記録
あるいは再生(プレイ)中やシーク中あるいは一時停止
(ポーズ)中のとき等に、何らかの原因でディスクに照
射する光の焦点(フォーカス)が外れたときに再び元の
位置に復帰する動作を行う場合を例にしてディスクのゾ
ーン判別を利用した手順について説明したが、本発明は
これに限られるものではなく、ゾーンを判別する必要の
ある動作であればいかなる動作であっても本発明のゾー
ン判別技術を用いることができることはいうまでもな
い。
【0081】
【発明の効果】以上のように、本発明により、実際に光
を照射しているゾーンとシステムコントローラが予測し
ている照射光の位置しているゾーンとが異なるために、
実際に光を照射しているゾーンに対して規定されたディ
スク回転速度とシステムコントローラの予測に基づいた
実際のディスク回転速度との速度差が原因でPID情報
の取得ができない場合でも照射光が位置するゾーンを正
確に判別できるため、本発明を使用しない場合において
必要となるPID情報取得に要する時間だけその後の処
理時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる光ディスクにおけるDVD−R
AMディスクのゾーン形態の概略を示す図である。
【図2】本発明に係わる光ディスク装置の構成について
説明する図である。
【図3】本発明の1実施例における光ディスク装置のゾ
ーン判別方法を利用した、フォーカス外れ後の、システ
ムコントローラによる復帰処理の流れを示す図である。
【図4】本発明の1実施例における光ディスク装置のゾ
ーン判別方法を利用した、フォーカス外れ後の、システ
ムコントローラによる復帰処理の別の流れを示す図であ
る。
【図5】本発明の1実施例における光ディスク装置のゾ
ーン判別方法を利用した、光の照射位置をゾーン間で移
動させるアクセス処理中のシーク時における、システム
コントローラによる処理の流れを示す図である。
【図6】本発明の1実施例における光ディスク装置のゾ
ーン判別方法を利用した、光の照射位置をゾーン間で移
動させるアクセス処理中のシーク時における、システム
コントローラによる別の処理の流れを示す図である。
【図7】本発明の1実施例における光ディスク装置のゾ
ーン判別方法に係わる、PID情報取得タイムオーバー
時におけるシステムコントローラによるエラー処理の流
れを示す図である。
【図8】本発明の1実施例における光ディスク装置のゾ
ーン判別方法に係わる、ゾーン判別を行う際の、システ
ムコントローラによる処理の流れを示す図である。
【図9】本発明に係わる光ディスクにおけるDVD−R
AMディスクのセクタフィールドの記録形態を示す図で
ある。
【図10】本発明の1実施例における光ディスク装置の
ゾーン判別方法に係わる、ヘッダフィールドの検出方法
について説明する図である。
【図11】本発明の1実施例における光ディスク装置の
ゾーン判別方法に係わる、 FG信号の形態を示す図で
ある。
【符号の説明】
101…光ディスク、102…センターホール、103
…セクタフィールド、104…データエリア、105…
ゾーン0、106…ゾーン23、201…ピックアッ
プ、202…光ディスク、211…対物レンズ、212
…トラッキング誤差信号、213…システムコントロー
ラ、225…スピンドルドライバ、226…スピンドル
モータ、227…FG信号、901…セクタフィール
ド、902…ヘッダフィールド、903…レコーディン
グフィールド、1001…トラッキング誤差信号、10
02…ヘッダフィールド、1003…レコーディングフ
ィールド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正司 敏郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像情報メディア事業部内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のゾーンを有するディスク上の物理ア
    ドレスの情報を読み出すことなく、該ディスクから得ら
    れる信号に基づいて照射光が位置しているゾーンを判別
    することを特徴とするディスクのゾーン判別方法。
  2. 【請求項2】前記ディスクから得られる信号として、ト
    ラッキング誤差信号を使用し、トラッキング誤差信号の
    変動を検出することにより前記物理アドレスの存在を検
    出して前記ゾーンを判別することを特徴とする請求項1
    記載のディスクのゾーン判別方法。
  3. 【請求項3】ディスクを回転させるときに発生する、該
    回転に同期して所定数のパルスが出力されるパルス信号
    の検出および前記物理アドレスの存在の検出を行うこと
    により、ディスク1回転に対するセクタフィールド数を
    算出して前記ゾーンを判別することを特徴とする請求項
    2記載のディスクのゾーン判別方法。
  4. 【請求項4】前記算出方法が、前記パルス信号のパルス
    をディスクが1回転する分カウントすることによりディ
    スクが1回転する時間を認識し、該時間におけるヘッダ
    フィールドの検出回数を測定することによって、ディス
    ク1回転に対するセクタフィールド数を算出する算出方
    法であることを特徴とする請求項3記載のディスクのゾ
    ーン判別方法。
  5. 【請求項5】前記算出方法が、前記物理アドレスの存在
    の検出周期と前記パルス信号の周期をそれぞれ測定し、
    該それぞれの測定結果の比から、ディスク1回転に対す
    るセクタフィールド数を算出する算出方法であることを
    特徴とする請求項3記載のディスクのゾーン判別方法。
  6. 【請求項6】複数のゾーンを有するディスクに光を照射
    して情報を読み取るディスク装置において、前記ディス
    ク上の物理アドレスを読み出すことなく、該ディスクか
    ら得られる信号に基づいて照射光が位置するゾーンを判
    別する構成であることを特徴とするディスク装置。
  7. 【請求項7】前記ディスクから得られる信号として、ト
    ラッキング誤差信号を使用し、トラッキング誤差信号の
    変動を検出することにより前記物理アドレスの存在を検
    出して前記ゾーンを判別することを特徴とする請求項6
    記載のディスク装置。
  8. 【請求項8】ディスクを回転させるときに発生する、該
    回転に同期して所定数のパルスが出力されるパルス信号
    の検出および前記物理アドレスの存在の検出を行うこと
    により、ディスク1回転に対するセクタフィールド数を
    算出して前記ゾーンを判別することを特徴とする請求項
    7記載のディスク装置。
  9. 【請求項9】前記算出を、前記パルス信号のパルスをデ
    ィスクが1回転する分カウントすることによりディスク
    が1回転する時間を認識し、該時間におけるヘッダフィ
    ールドの検出回数を測定することによって、ディスク1
    回転に対するセクタフィールド数を算出することで算出
    することを特徴とする請求項8記載のディスク装置。
  10. 【請求項10】前記算出を、前記物理アドレスの存在の
    検出周期と前記パルス信号の周期をそれぞれ測定し、該
    それぞれの測定結果の比から、ディスク1回転に対する
    セクタフィールド数を算出することで算出することを特
    徴とする請求項8記載のディスク装置。
  11. 【請求項11】前記ゾーン判別を、前記物理アドレスの
    情報を読み取る前に行うことを特徴とする請求項6から
    10のいずれか1つに記載のディスク装置。
  12. 【請求項12】照射光の位置を目標位置にシークすると
    きに、前記ゾーン判別により前記照射光が位置するゾー
    ンが前記目標位置のゾーンと異なっていると判断した場
    合には、前記照射光が位置しているゾーンに対して規定
    されたディスク回転速度に修正してから前記物理アドレ
    スの情報を読み取ることを特徴とする請求項6から10
    のいずれか1つに記載のディスク装置。
  13. 【請求項13】前記照射光が位置するゾーンを判別して
    前記目標位置のゾーンと異なっていると判断した場合に
    は、前記物理アドレス情報を読み取ることなく前記目標
    位置のゾーンにシークすることを特徴とする請求項12
    記載のディスク装置。
  14. 【請求項14】前記ゾーン判別動作を、一旦フォーカス
    が外れた後であって再度フォーカス動作を行うときに行
    うことを特徴とする請求項6から10のいずれか1つに
    記載のディスク装置。
JP14870998A 1998-05-29 1998-05-29 ディスク装置およびディスクのゾーン判別方法 Pending JPH11339280A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1331121C (zh) * 2004-06-10 2007-08-08 三洋电机株式会社 光盘装置的控制电路、光盘的记录或再生控制方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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