JPH11336870A - プレートの揺動装置 - Google Patents

プレートの揺動装置

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JPH11336870A
JPH11336870A JP16135998A JP16135998A JPH11336870A JP H11336870 A JPH11336870 A JP H11336870A JP 16135998 A JP16135998 A JP 16135998A JP 16135998 A JP16135998 A JP 16135998A JP H11336870 A JPH11336870 A JP H11336870A
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plate
game
ball
game board
center
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Yukio Kotoyori
幸雄 琴寄
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲーム板20の直下に広い空間を容易に設け
る。 【解決手段】 左、右昇降機構30、31および後昇降機
構をゲーム板20の左、右側方および後方にそれぞれ設置
するとともに、これら左、右昇降機構30、31および後昇
降機構からの昇降力をゲーム板20に伝達する左、右支持
ロッド42、43および後支持ロッド57をゲーム板20の外縁
部、即ち左、右端部および後端部にそれぞれ連結するよ
うにしたので、各ゲーム板20の直下には該ゲーム板20を
揺動させるためのものが殆ど何も存在しなくなって広い
空間とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ほぼ水平なプレ
ートを揺動させる揺動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ほぼ水平なプレートを前後端、
左右端が上下するように揺動させて何等かの作業を行う
ことは産業の各分野で行われており、例えば、ゲーム業
界においても、スキーを体験させるために、スキー板が
取り付けられたプレートを揺動させるゲーム装置が知ら
れている。ここで、このようなプレートは、例えば該プ
レートの中央下面と床面との間に球関節継手を介装する
とともに、上下方向に延びる複数のシリンダから該プレ
ートに適宜揺動力を付与することで、前後端、左右端が
上下するよう揺動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のプレートの揺動装置にあっては、プレートに
直下に球関節継手、シリンダを設置しなければならない
ため、プレートの直下に広い空間を必要とするゲーム装
置には用いることができないという問題点がある。
【0004】この発明は、プレートの直下に広い空間を
容易に設けることができるプレートの揺動装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、ほぼ
水平に配置されたプレートの左右両端部で前後方向中央
部にそれぞれ連結され、該プレートが前後方向中央部を
揺動中心として前後端が上下するよう揺動するのを許容
する左、右支持体と、該プレートの後端部で左右方向中
央部に連結され、該プレートが左右方向中央部を揺動中
心として左右端が上下するよう揺動するのを許容する後
支持体と、プレートの左、右側方にそれぞれ設置され、
前記左、右支持体にそれぞれ逆方向の昇降力を付与する
ことでプレートを左右端が上下するよう揺動させる左、
右昇降機構と、プレートの後方に設置され、前記後支持
体に昇降力を付与することで、プレートを前後端が上下
するよう揺動させる後昇降機構とを備えることにより達
成することができる。
【0006】プレートを前後端が上下するよう揺動させ
る場合には、後昇降機構から後支持体を介してプレート
の後端部に昇降力を付与するが、このとき、該プレート
の前後方向中央部には左、右支持体が連結されているの
で、該プレートはこれら左、右支持体、即ち前後方向中
央部を揺動中心として揺動し、前後端が上下するのであ
る。一方、プレートを左右端が上下するよう揺動させる
場合には、左、右昇降機構から左、右支持体を介してプ
レートの左、右端部に逆方向の昇降力をそれぞれ付与す
るが、このとき、該プレートの左右方向中央部には後支
持体が連結されているので、該プレートは該後支持体、
即ち左右方向中央部を揺動中心として揺動し、左右端が
上下するのである。なお、左、右昇降機構および後昇降
機構から同時に昇降力がプレートに付与されると、該プ
レートは左右端、前後端が共に上下するよう揺動し、結
果として斜めに揺動する。ここで、前記左、右昇降機構
および後昇降機構をプレートの左、右側方および後方に
それぞれ設置するとともに、これら左、右昇降機構およ
び後昇降機構からの昇降力をプレートに伝達する左、右
支持体および後支持体をプレートの外縁部、即ち左、右
端部および後端部にそれぞれ連結するようにしたので、
プレートの直下には殆ど何も存在しなくなって広い空間
とすることができ、これにより、プレートの直下に広い
空間が必要なゲーム装置に用いることができる。また、
プレートの前側に支持体、昇降機構を設けなくても該プ
レートを揺動させることができるため、構造が簡単とな
るとともに、前側が開放されて視覚面からも良好とな
る。
【0007】また、請求項2に記載のように構成すれ
ば、プレートの揺動を高速化することができるととも
に、構造を簡単としながら左、右ベルトの走行を確実に
同期させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1、2、3において、11はゲ
ームセンター等に設置されているゲーム装置であり、こ
のゲーム装置11は内部が空洞のケース12を有し、このケ
ース12内の空洞は上下方向中央部に設置された水平な仕
切り板13によって上下に仕切られている。そして、上方
の空洞は背景板14によってゲーム空間15と装置空間16と
に仕切られ、該ゲーム空間15の開放されている前面は垂
直な透明プレート17によって閉止されている。前記ゲー
ム空間15内にはほぼ水平な複数、ここでは4枚のプレー
トとしてのゲーム板20が設置され、これらのゲーム板20
は上下に重ねられるとともに、上下方向に等距離離れた
状態で配置されている。各ゲーム板20の外縁部には上方
に突出したストッパー21が形成され、ゲーム板20上のゲ
ーム用ボール22が容易に落下しないようにしている。ま
た、各ゲーム板20には上下方向に貫通する少なくとも1
個の貫通孔23が形成され、これらの貫通孔23は前記ボー
ル22の直径より若干大径であり、この結果、ボール22は
該貫通孔23を通過して下段側のゲーム板20上に落下する
ことができる。このようにボール22が貫通孔23を通過す
ると、該通過をゲーム板20の下面で各貫通孔23に対応し
て設置された検出センサ24が検出し、検出信号を仕切り
板13より下方の空洞に設置された制御部25に出力する。
そして、この実施形態では前記ゲーム板20に直径の異な
る2種類以上の貫通孔23を設けるとともに、前記ボール
22が通過する貫通孔23の直径が小さいほど、高い得点を
制御部25が与えるようにしている。そして、制御部25
は、ボール22が貫通孔23を通過することで得た得点の合
計を背景板14に設けられた表示部26に表示させる。
【0009】30、31はゲーム板20より左、右側方の装置
空間16にそれぞれ設置された左、右昇降機構であり、こ
れら左、右昇降機構30、31はケース12の左、右側壁の上
端部内面に軸受32、33を介して回転可能に支持された上
左、上右プーリ34、35をそれぞれ有する。また、これら
上左、上右プーリ34、35より下方でケース12の左、右側
壁の中央部内面には軸受36、37を介して下左、下右プー
リ38、39が回転可能に支持され、これら上下に離れて設
置された一対の上左、下左プーリ34、38間には上下方向
に延びる左ベルト40が、また、上右、下右プーリ35、39
間には上下方向に延びる右ベルト41が掛け渡されてい
る。前述した軸受32、36、上左、下左プーリ34、38およ
び左ベルト40は全体として、ゲーム板20の左側方に設置
された前記左昇降機構30を、また、軸受33、37、上右、
下右プーリ35、39および右ベルト41は全体として、ゲー
ム板20の右側方に設置された前記右昇降機構31を構成す
る。
【0010】これら左、右ベルト40、41のゲーム板20に
近接する右、左側走行部にはそれぞれゲーム板20と同数
のほぼ水平な左、右支持体としての左、右支持ロッド4
2、43の基端が取り付けられ、これらの左、右支持ロッ
ド42、43はゲーム板20間の距離と等距離だけ上下方向に
離れるとともに、背景板14の左、右側壁に形成された上
下方向に延びる左、右スリット46、47を貫通しながらゲ
ーム板20に向かって延びている。そして、これら左、右
支持ロッド42、43は、ゲーム板20に近接する先端部が各
ゲーム板20の下面に固定された左、右ガイドブロック4
4、45内に回動可能に挿入されることで、各ゲーム板20
の左、右端部でその前後方向中央部に連結されている。
この結果、これらゲーム板20は、これら左、右支持ロッ
ド42、43により、前後方向中央部を揺動中心として前後
端が上下するよう揺動するのが許容される。
【0011】50はゲーム板20より後方の装置空間16に設
置された駆動機構としての駆動モータであり、この駆動
モータ50はケース12の後壁の上端部内面に固定されると
ともに、その出力軸には上後プーリ51が取り付けられて
いる。また、この上後プーリ51より下方でケース12の後
壁の中央部内面には軸受52を介して下後プーリ53が回転
可能に支持され、これら上下に離れて設置された一対の
上後、下後プーリ51、53間には上下方向に延びる後ベル
ト54が掛け渡されている。前述した上後、下後プーリ5
1、53、軸受52および後ベルト54は全体として後昇降機
構55を構成する。
【0012】前記後ベルト54のゲーム板20に近接する前
側走行部にはゲーム板20と同数のほぼ水平な後支持体と
しての後支持ロッド57の基端が取り付けられ、これらの
後支持ロッド57はゲーム板20間の距離と等距離だけ上下
方向に離れるとともに、背景板14の後壁に形成された上
下方向に延びる後スリット59を貫通しながらゲーム板20
に向かって延びている。そして、これら後支持ロッド57
は、ゲーム板20に近接する先端部が各ゲーム板20の下面
に固定された後ガイドブロック58内に回動可能に挿入さ
れることで、各ゲーム板20の後端部でその左右方向中央
部に連結されている。この結果、これらゲーム板20はこ
れら後支持ロッド57により、左右方向中央部を揺動中心
として左右端が上下するよう揺動するのが許容される。
【0013】61は背景板14の頂壁に固定された1台の駆
動モータであり、この駆動モータ61の出力軸に固定され
たプーリ62と前記軸受32、33に回転可能に支持された
左、右プーリ63、64との間には左、右伝達ベルト65、66
がそれぞれ掛け渡されている。この結果、前記駆動モー
タ61の回転力がこれら左、右伝達ベルト65、66を介して
上左、右プーリ34、35に伝達されると、これら上左、右
プーリ34、35は同一方向に等速で回転し、左、右ベルト
40、41の右、左側走行部を逆方向に等距離だけ走行させ
る。これにより、全てのゲーム板20は、左、右ベルト4
0、41に取付けられた左、右支持ロッド42、43から逆方
向の昇降力が付与され、左右方向中央部、即ち後支持ロ
ッド57を揺動中心として左右端が上下するよう揺動す
る。前述した駆動モータ61、プーリ62、左、右プーリ6
3、64、左、右伝達ベルト65、66は全体として、左、右
昇降機構30、31を駆動する駆動機構67を構成する。ま
た、前述した左、右昇降機構30、31、左、右支持ロッド
42、43、駆動機構67は全体として、全ゲーム板20を同時
に左右方向中央部を揺動中心として左右端が上下するよ
う揺動させる左右揺動手段68を構成する。このように1
台の駆動モータ61からの回転力を分散伝達して上、下左
プーリ34、38、上、下右プーリ35、39を回転させるとと
もに、左、右ベルト40、41を走行させるようにすれば、
ゲーム板20の揺動を高速化することができるとともに、
構造を簡単としながら左、右ベルト40、41の走行を確実
に同期させることができる。また、前記駆動モータ50が
作動してその回転力により後ベルト54が走行すると、後
支持ロッド57に昇降力が付与されるが、この昇降力は後
支持ロッド57を介して全ゲーム板20に伝達され、これら
ゲーム板20を前後方向中央部、即ち左、右支持ロッド4
2、43を揺動中心として前後端が上下するよう揺動させ
る。前述した駆動モータ50、後支持ロッド57およびゲー
ム板20の後方に設置された後昇降機構55は全体として、
全ゲーム板20を同時に前後方向中央部を揺動中心として
前後端が上下するよう揺動させる前後揺動手段69を構成
する。このように左、右昇降機構30、31および後昇降機
構55をゲーム板20の左、右側方および後方にそれぞれ設
置するとともに、これら左、右昇降機構30、31および後
昇降機構55からの昇降力をゲーム板20に伝達する左、右
支持ロッド42、43および後支持ロッド57をゲーム板20の
外縁部、即ち左、右端部および後端部にそれぞれ連結す
るようにしたので、各ゲーム板20の直下には該ゲーム板
20を揺動させるためのものが殆ど何も存在しなくなって
広い空間を設けることができ、この結果、本ゲーム装置
のようなゲーム板20の直下に広い空間が必要なゲーム装
置にも用いることができる。また、ゲーム板20の前側に
支持ロッド、昇降機構を設けなくても該ゲーム板20を確
実に揺動させることができるため、構造が簡単となると
ともに、前側が開放されて視覚面からも良好となる。
【0014】70はケース12の中央部に設置されるととも
に、前記制御部25に接続された操作部としてのトラック
ボールであり、このトラックボール70を遊技者が操作し
て前後、左右に回転させると、このトラックボール70か
らの信号に基づいて制御部25は前記駆動モータ50、61に
制御信号を出力する。これにより、前後揺動手段69、左
右揺動手段68の駆動モータ50、61は回転し、全ゲーム板
20が前記回転に応じた量だけ同時に揺動する。
【0015】図1、2、4において、72は最上段のゲー
ム板20より上方の背景板14に取り付けられたボール供給
手段であり、このボール供給手段72はボール22を一時的
に保管するとともに、制御部25からの信号により保管し
ているボール22を1個ずつ最上段のゲーム板20に供給す
る。73はケース12の後壁の上端部内面に固定された駆動
モータであり、この駆動モータ73の出力軸には駆動プー
リ74が取り付けられている。75は仕切り板13より若干下
方のケース12の後壁に軸受(図示していない)を介して
回転可能に支持された従動プーリであり、この従動プー
リ75と前記駆動プーリ74との間には1個のボール受け76
が取り付けられた上下方向に延びる搬送ベルト77が掛け
渡されている。78は背景板14の後壁に形成された孔79と
下降限に位置しているボール受け76との間に設置された
下ガイドであり、この下ガイド78は、前記仕切り板13上
に落下した後、孔79を通過したボール22を下降限のボー
ル受け76まで導く。このようにしてボール22がボール受
け76に導かれると、制御手段25が駆動モータ73を作動さ
せて搬送ベルト77を走行させ、ボール22が載置されてい
るボール受け76を上端を超えるまで移動させる。これに
より、ボール22はボール受け76から離脱するが、その
後、このボール22は上ガイド80上を転動して前記ボール
供給手段72に導かれる。前述した駆動モータ73、駆動プ
ーリ74、従動プーリ75、搬送ベルト77、下、上ガイド7
8、80は全体として、使用済みのボール22をボール供給
手段72まで導くボール誘導機構81を構成する。また、前
記ボール供給手段72は、ボール22が最上段から2段目の
ゲーム板20bの貫通孔23bを通過して最上段から3段目
のゲーム板20c上に落下したとき、制御部25からの信号
に基づいて1個のボール22を最上段のゲーム板20aに供
給する。
【0016】再び、図1において、85は仕切り板13より
下方の空洞に収納された景品払い出し手段であり、この
景品払い出し手段85は、ゲーム終了時に表示部26に表示
されている点数が所定値以上であると、制御部25からの
信号により景品をケース12の下部前面に形成された景品
取出し口86に払い出す。また、87はケース12の前面に設
けられたコイン投入口であり、このコイン投入口87にコ
インが投入されると、制御部25はゲーム装置11のゲーム
をスタートさせる。
【0017】次に、この発明の一実施形態の作用につい
て説明する。このゲーム装置11を用いてゲームを行う場
合には、まず、コイン投入口87にコインを投入する。こ
の結果、制御部25はボール供給手段72を作動してボール
22を1個だけ最上段のゲーム板22a上に供給する。この
ようにゲーム板22a上にボール22が供給されると、遊技
者は該ボール22をいずれかの貫通孔23aに近付けて通過
させるために、トラックボール70を操作して前後、左右
あるいは斜め方向に回転させる。ここで、トラックボー
ル70を前後方向に回転させた場合には、このトラックボ
ール70からの信号に基づいて制御部25が駆動モータ50に
制御信号を出力し、前後揺動手段69の駆動モータ50を回
転させる。これにより、後ベルト54が走行して後支持ロ
ッド57から全ゲーム板20の後端部に昇降力が伝達され、
全ゲーム板20は前後方向中央部、即ち左、右支持ロッド
42、43を揺動中心として前後端が上下するよう同期揺動
する。一方、トラックボール70を左右方向に回転させた
場合には、制御部25が左右揺動手段68の駆動モータ61に
制御信号を出力して回転させる。これにより、左、右ベ
ルト40、41の右、左側走行部が逆方向に等距離だけ走行
して、左、右支持ロッド42、43から全ゲーム板20の左右
端部に逆方向の昇降力が伝達される。この結果、全ゲー
ム板20は左右方向中央部、即ち後支持ロッド57を揺動中
心として左右端が上下するよう同期揺動する。また、ト
ラックボール70を斜めに回転させた場合には、前述した
前後揺動手段69および左右揺動手段68が同時に作動して
全ゲーム板20は左右端および前後端が共に上下するよう
揺動し、結果として該ゲーム板20は斜めに揺動する。こ
のように全ゲーム板20がトラックボール70の回転に応じ
て揺動し、最上段のゲーム板20a上のボール22がいずれ
かの貫通孔23aを通過すると、検出センサ24がこの通過
を検出して制御部25に信号を出力する。このとき、制御
部25は前記ボール22が通過した貫通孔23aの直径が小さ
いほど高い得点を与えるとともに、該得点の合計を表示
部26に表示させる。このように遊技者は、ボール22を通
過させる貫通孔23として直径の大きなものまたは小さな
もののいずれでも選択することができるため、自分の技
量に応じてゲームの難易度を選択することができ、この
結果、ゲーム装置11の顧客吸引力が向上する。なお、こ
のようなゲームの最中に、ゲーム板20を急激に大きく傾
斜させ過ぎると、ボール22がゲーム板20のストッパー21
を乗り越えて下方に落下するが、このときには2個目の
ボール22がボール供給手段72から最上段のゲーム板20a
上に供給され、ゲームが再開される。
【0018】また、前記貫通孔23aを通過したボール22
が最上段から2段目のゲーム板20b上に落下すると、遊
技者は再びトラックボール70を操作して全ゲーム板20を
適宜揺動させ、ボール22を該2段目のゲーム板20bに形
成された貫通孔23bに近付けて通過させようとする。そ
して、ボール22が2段目のゲーム板20bの貫通孔23bを
通過して3段目のゲーム板20c上に落下すると、通過し
た貫通孔23bの直径に応じた点数が前記点数に加算され
るとともに、ボール供給手段72から1個のボール22が最
上段のゲーム板20a上に供給される。この結果、2枚の
ゲーム板20a、c上にボール22が同時に存在することに
なり、これにより、遊技者は、いずれかのボール22を貫
通孔23に近付ける際、他のボール22の動き方を頭に入れ
ながらゲーム板20を揺動させなければならないため、ゲ
ームの面白味が増して顧客吸引力が向上する。そして、
前述と同様にボール22が3、4段目のゲーム板20c、d
の貫通孔23c、dを次々と通過して仕切り板13上に落下
すると、該ボール22は孔79を通過した後、下ガイド78に
ガイドされて下降限のボール受け76まで導かれる。その
後、制御手段25は駆動モータ73を作動させて搬送ベルト
77を走行させ、ボール22が載置されているボール受け76
を上端を超えるまで移動させる。これにより、該ボール
22はボール受け76から離脱した後、上ガイド80上を転動
して前記ボール供給手段72に導かれる。このように遊技
者はボール22を貫通孔23に近付けようと常にトラックボ
ール70を操作することでゲームに常時参加し、しかも、
このトラックボール70の操作の上手、下手によってボー
ル22が貫通孔23を通過できるか否かが決定されるため、
ゲーム技術を競う遊技者の興味を満足させることがで
き、顧客吸引力を向上させることができる。
【0019】そして、前記ゲーム開始から所定時間経過
すると、ゲームが終了するが、このとき表示部26に表示
されている合計点数が所定値以上であると、制御部25は
景品払い出し手段85を作動して景品を景品取出し口86に
払い出す。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、プレートの直下に広い空間を容易に設けることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す全体斜視図であ
る。
【図2】図1のIーI矢視断面図である。
【図3】図2のII-II矢視断面図である。
【図4】図3のIIIーIII矢視断面図である。
【符号の説明】
20…プレート 30…左昇降機構 31…右昇降機構 34、38…左プーリ 35、39…右プーリ 40…左ベルト 41…右ベルト 42…左支持体 43…右支持体 55…後昇降機構 57…後支持体 61…駆動モータ 65、66…伝達ベルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ水平に配置されたプレートの左右両端
    部で前後方向中央部にそれぞれ連結され、該プレートが
    前後方向中央部を揺動中心として前後端が上下するよう
    揺動するのを許容する左、右支持体と、該プレートの後
    端部で左右方向中央部に連結され、該プレートが左右方
    向中央部を揺動中心として左右端が上下するよう揺動す
    るのを許容する後支持体と、プレートの左、右側方にそ
    れぞれ設置され、前記左、右支持体にそれぞれ逆方向の
    昇降力を付与することでプレートを左右端が上下するよ
    う揺動させる左、右昇降機構と、プレートの後方に設置
    され、前記後支持体に昇降力を付与することで、プレー
    トを前後端が上下するよう揺動させる後昇降機構とを備
    えたことを特徴とするプレートの揺動装置。
  2. 【請求項2】前記左、右昇降機構を、それぞれ上下に離
    れて設置された一対の左、右プーリと、これら左プーリ
    間および右プーリ間にそれぞれ掛け渡され、前記左、右
    支持体がそれぞれ取り付けられた左、右ベルトとから構
    成するとともに、1台の駆動モータの回転力を伝達ベル
    トを介して前記左、右プーリに伝達することで、左、右
    ベルトを走行させるようにした請求項1記載のプレート
    の揺動装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016521664A (ja) * 2013-05-31 2016-07-25 タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド 部品を仕分けするための機構および方法、部品給送システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016521664A (ja) * 2013-05-31 2016-07-25 タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド 部品を仕分けするための機構および方法、部品給送システム

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