JPH11336557A - 内燃機関 - Google Patents
内燃機関Info
- Publication number
- JPH11336557A JPH11336557A JP10142568A JP14256898A JPH11336557A JP H11336557 A JPH11336557 A JP H11336557A JP 10142568 A JP10142568 A JP 10142568A JP 14256898 A JP14256898 A JP 14256898A JP H11336557 A JPH11336557 A JP H11336557A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bank
- pressure
- cylinder block
- engine
- fuel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 限られたエンジンルームのスペース内に高圧
燃料ポンプとターボチャージャとを、高圧燃料ポンプが
ターボチャージャにより熱的影響を受けないようにして
設けるようにした内燃機関を提供する。 【解決手段】 ピストンが往復動自在に組み込まれた第
１シリンダブロック１ａとこれに設けられるシリンダヘ
ッド２ａとにより第１バンク５１ａが形成され、第２シ
リンダブロック１ｂとこれに設けられるシリンダヘッド
２ｂとにより第２バンク５１ｂが形成される。第１バン
ク５１ａにはターボチャージャ２５が設けられ、第２バ
ンク５１ｂには高圧燃料ポンプ４３が設けられている。
燃料ポンプとターボチャージャとを、高圧燃料ポンプが
ターボチャージャにより熱的影響を受けないようにして
設けるようにした内燃機関を提供する。 【解決手段】 ピストンが往復動自在に組み込まれた第
１シリンダブロック１ａとこれに設けられるシリンダヘ
ッド２ａとにより第１バンク５１ａが形成され、第２シ
リンダブロック１ｂとこれに設けられるシリンダヘッド
２ｂとにより第２バンク５１ｂが形成される。第１バン
ク５１ａにはターボチャージャ２５が設けられ、第２バ
ンク５１ｂには高圧燃料ポンプ４３が設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関に関し、特
に、ターボチャージャを有する筒内噴射式の内燃機関に
関する。
に、ターボチャージャを有する筒内噴射式の内燃機関に
関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車用の内燃機関つまりエンジンにお
いては、燃焼室に直接燃料を噴射するようにした筒内噴
射式のものがある。燃料を燃焼室に噴射する高圧インジ
ェクタへ燃料を供給する高圧燃料ポンプを、吸気バルブ
と排気バルブを駆動するためのカムシャフトにより駆動
するために、エンジン本体のシリンダヘッドに高圧燃料
ポンプを取り付けるようにしたものがある。（たとえ
ば、特開平8-158976号公報参照）。
いては、燃焼室に直接燃料を噴射するようにした筒内噴
射式のものがある。燃料を燃焼室に噴射する高圧インジ
ェクタへ燃料を供給する高圧燃料ポンプを、吸気バルブ
と排気バルブを駆動するためのカムシャフトにより駆動
するために、エンジン本体のシリンダヘッドに高圧燃料
ポンプを取り付けるようにしたものがある。（たとえ
ば、特開平8-158976号公報参照）。
【０００３】一方、吸入空気を圧縮して燃焼室に供給し
てエンジン出力を高めるために、ターボチャージャつま
り過給装置をエンジンに組み付ける場合がある。
てエンジン出力を高めるために、ターボチャージャつま
り過給装置をエンジンに組み付ける場合がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このターボチャージャ
をエンジン本体の下側に配置すると、エンジンの高さ寸
法を大きくしてしまうことになる。また、ターボチャー
ジャは排気ガスにより高温となるので、高圧燃料ポンプ
の近くにターボチャージャを配置すると、燃料系がター
ボチャージャから熱を受けてエンジン性能に影響を与え
ることになる。このため、限られたエンジンルームのス
ペースの中に、エンジンの高さ寸法を大きくすることな
く、高圧燃料ポンプとターボチャージャとを、高圧燃料
ポンプがターボチャージャから熱的影響を受けないよう
に配置し得るようにすることが必要となる。
をエンジン本体の下側に配置すると、エンジンの高さ寸
法を大きくしてしまうことになる。また、ターボチャー
ジャは排気ガスにより高温となるので、高圧燃料ポンプ
の近くにターボチャージャを配置すると、燃料系がター
ボチャージャから熱を受けてエンジン性能に影響を与え
ることになる。このため、限られたエンジンルームのス
ペースの中に、エンジンの高さ寸法を大きくすることな
く、高圧燃料ポンプとターボチャージャとを、高圧燃料
ポンプがターボチャージャから熱的影響を受けないよう
に配置し得るようにすることが必要となる。
【０００５】本発明の目的は、限られたエンジンルーム
のスペース内に高圧燃料ポンプと過給装置とを、高圧燃
料ポンプが過給装置により熱的影響を受けないようにし
て設けるようにした内燃機関を提供することにある。
のスペース内に高圧燃料ポンプと過給装置とを、高圧燃
料ポンプが過給装置により熱的影響を受けないようにし
て設けるようにした内燃機関を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の内燃機関は、燃
焼室内に燃料を直接噴射する高圧インジェクタを有し、
燃焼室内への吸気を過給する過給装置が設けられた内燃
機関であって、クランク軸を中心として一方の側に配置
される第１シリンダブロックと、該第１シリンダブロッ
クに連結して設けられる第１シリンダヘッドから形成さ
れる第１バンクと、クランク軸を中心として他方の側に
配置される第２シリンダブロックと、該第２シリンダブ
ロックに連結して設けられる第２シリンダヘッドから形
成される第２バンクとを有し、前記第１バンクと前記第
２のバンクのうち一方のバンクに前記高圧インジェクタ
に燃料を供給する高圧燃料ポンプを設け、他方のバンク
に前記過給装置を設けたことを特徴とする。
焼室内に燃料を直接噴射する高圧インジェクタを有し、
燃焼室内への吸気を過給する過給装置が設けられた内燃
機関であって、クランク軸を中心として一方の側に配置
される第１シリンダブロックと、該第１シリンダブロッ
クに連結して設けられる第１シリンダヘッドから形成さ
れる第１バンクと、クランク軸を中心として他方の側に
配置される第２シリンダブロックと、該第２シリンダブ
ロックに連結して設けられる第２シリンダヘッドから形
成される第２バンクとを有し、前記第１バンクと前記第
２のバンクのうち一方のバンクに前記高圧インジェクタ
に燃料を供給する高圧燃料ポンプを設け、他方のバンク
に前記過給装置を設けたことを特徴とする。
【０００７】本発明にあっては、過給装置と高圧燃料ポ
ンプとが別々のバンクに設けられているので、高圧燃料
ポンプは過給装置の熱の影響を受けることなく、所望の
エンジン性能を保持することができる。
ンプとが別々のバンクに設けられているので、高圧燃料
ポンプは過給装置の熱の影響を受けることなく、所望の
エンジン性能を保持することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【０００９】図１はターボチャージャつまり過給装置
と、筒内に燃料を噴射する高圧燃料ポンプとを有する自
動車用の内燃機関を示す概略図であり、シリンダブロッ
ク１と、これの上部に設けられたシリンダヘッド２とに
よりエンジン本体が形成されている。シリンダブロック
１とこの下部に設けられたオイルパン３とにより形成さ
れたクランク室Ｃ内にはクランク軸４が回転自在に設け
られ、シリンダボア内に軸方向に往復動自在に設けられ
たピストン５は、コンロッド６によりクランク軸４に接
続されている。シリンダブロック１には、４つあるいは
６つなどの所定の数のピストン５が設けられているが、
図１には１つのみが示されている。
と、筒内に燃料を噴射する高圧燃料ポンプとを有する自
動車用の内燃機関を示す概略図であり、シリンダブロッ
ク１と、これの上部に設けられたシリンダヘッド２とに
よりエンジン本体が形成されている。シリンダブロック
１とこの下部に設けられたオイルパン３とにより形成さ
れたクランク室Ｃ内にはクランク軸４が回転自在に設け
られ、シリンダボア内に軸方向に往復動自在に設けられ
たピストン５は、コンロッド６によりクランク軸４に接
続されている。シリンダブロック１には、４つあるいは
６つなどの所定の数のピストン５が設けられているが、
図１には１つのみが示されている。
【００１０】エンジン本体内の燃焼室Ｂに燃焼に必要な
空気を供給するための吸気ポート７と、燃焼したガスを
排出するための排気ポート８とがそれぞれシリンダヘッ
ド２に形成されており、吸気ポート７は吸気バルブ９に
より開閉され、排気ポート８は排気バルブ１０により開
閉されるようになっている。
空気を供給するための吸気ポート７と、燃焼したガスを
排出するための排気ポート８とがそれぞれシリンダヘッ
ド２に形成されており、吸気ポート７は吸気バルブ９に
より開閉され、排気ポート８は排気バルブ１０により開
閉されるようになっている。
【００１１】エンジン本体には吸気系１１と排気系１２
とが設けられ、吸気系１１は導入空気を浄化するエアク
リーナ１３を通って流入した空気を冷却するインターク
ーラ１４が設けられた吸気管１５と、それぞれの吸気ポ
ート７に分岐して接続される吸気管分岐部１６を備えた
インテークマニホールド１７とを有している。このイン
テークマニホールド１７には吸気管分岐部１６を介して
それぞれの吸気ポート７に連通するコレクトチャンバ１
８が形成されている。吸気系１１には吸入空気量う測定
するためのエアフローメータ１９と、燃焼室Ｂに供給さ
れる空気の量を調整するためのスロットルバルブ２０と
が設けられている。
とが設けられ、吸気系１１は導入空気を浄化するエアク
リーナ１３を通って流入した空気を冷却するインターク
ーラ１４が設けられた吸気管１５と、それぞれの吸気ポ
ート７に分岐して接続される吸気管分岐部１６を備えた
インテークマニホールド１７とを有している。このイン
テークマニホールド１７には吸気管分岐部１６を介して
それぞれの吸気ポート７に連通するコレクトチャンバ１
８が形成されている。吸気系１１には吸入空気量う測定
するためのエアフローメータ１９と、燃焼室Ｂに供給さ
れる空気の量を調整するためのスロットルバルブ２０と
が設けられている。
【００１２】排気系１２はそれぞれの排気ポート８に接
続される排気管が集合されたエグゾーストマニホールド
２１と、触媒２２およびマフラー２３を備えた排気管２
４とを有している。
続される排気管が集合されたエグゾーストマニホールド
２１と、触媒２２およびマフラー２３を備えた排気管２
４とを有している。
【００１３】図示するエンジンは過給装置つまりターボ
チャージャ２５備えており、ターボチャージャ２５は排
気ガスにより回転するタービン２６と、このタービン２
６により駆動されて吸入空気を加圧するコンプレッサ２
７とを有している。排気管２４のタービン入口には、タ
ービン２６を迂回するようにバイパス通路２８が設けら
れ、このバイパス通路２８はウエストゲートバルブ２９
によって開閉されるようになっている。このバルブ２９
の開閉はアクチュエータ３０により作動するようになっ
ており、アクチュエータ３０へはタービン入口側の圧力
がソレノイドバルブ３１の開閉によって供給されること
になる。
チャージャ２５備えており、ターボチャージャ２５は排
気ガスにより回転するタービン２６と、このタービン２
６により駆動されて吸入空気を加圧するコンプレッサ２
７とを有している。排気管２４のタービン入口には、タ
ービン２６を迂回するようにバイパス通路２８が設けら
れ、このバイパス通路２８はウエストゲートバルブ２９
によって開閉されるようになっている。このバルブ２９
の開閉はアクチュエータ３０により作動するようになっ
ており、アクチュエータ３０へはタービン入口側の圧力
がソレノイドバルブ３１の開閉によって供給されること
になる。
【００１４】シリンダヘッド２には、燃焼室Ｂ内に燃料
を噴射する高圧インジェクタ３２が取り付けられてお
り、このエンジンは筒内噴射型となっている。さらに、
インテークマニホールド１７には吸気バルブ９の直前の
吸気管通路内に燃料を噴射する低圧インジェクタ３３が
取り付けられている。
を噴射する高圧インジェクタ３２が取り付けられてお
り、このエンジンは筒内噴射型となっている。さらに、
インテークマニホールド１７には吸気バルブ９の直前の
吸気管通路内に燃料を噴射する低圧インジェクタ３３が
取り付けられている。
【００１５】低圧インジェクタ３３に燃料を供給するた
めに、低圧ポンプ３４とフィルタ３５を有する燃料供給
管３６により低圧インジェクタ３３は燃料タンク３７に
接続されている。低圧インジェクタ３３から噴射される
燃圧を調整するために、低圧インジェクタ３３には低圧
レギュレータ３８が接続されており、吸気管１５に接続
された基準圧導入路３９からの吸気管内圧力に応じて噴
射される燃圧が調整され、噴射されなかった燃料は、リ
ターン配管４０により燃料タンク３７に戻される。
めに、低圧ポンプ３４とフィルタ３５を有する燃料供給
管３６により低圧インジェクタ３３は燃料タンク３７に
接続されている。低圧インジェクタ３３から噴射される
燃圧を調整するために、低圧インジェクタ３３には低圧
レギュレータ３８が接続されており、吸気管１５に接続
された基準圧導入路３９からの吸気管内圧力に応じて噴
射される燃圧が調整され、噴射されなかった燃料は、リ
ターン配管４０により燃料タンク３７に戻される。
【００１６】高圧インジェクタ３２に燃料を供給するた
めに、それぞれの高圧インジェクタ３２に接続されたコ
モンレールつまりデリバリ管４１と燃料供給管３６との
間に接続された高圧燃料供給管４２には、高圧燃料ポン
プ４３が設けられている。この高圧インジェクタ３２か
ら噴射される燃圧を調整するために、高圧インジェクタ
３２には高圧レギュレータ４４が接続されている。この
高圧レギュレータ４４は高圧燃料ポンプ４３から吐出し
た高圧側の燃圧を検出するための燃圧センサ４５を有
し、この燃圧センサ４５からの信号によって高圧インジ
ェクタ３２のソレノイドコイルに供給される電流のバル
ス幅が制御される。噴射されなかった燃料はリターン配
管４６から燃料タンク３７に戻される。なお、高圧燃料
供給管４２には、逆止弁４７とバイパス弁４８が設けら
れている。
めに、それぞれの高圧インジェクタ３２に接続されたコ
モンレールつまりデリバリ管４１と燃料供給管３６との
間に接続された高圧燃料供給管４２には、高圧燃料ポン
プ４３が設けられている。この高圧インジェクタ３２か
ら噴射される燃圧を調整するために、高圧インジェクタ
３２には高圧レギュレータ４４が接続されている。この
高圧レギュレータ４４は高圧燃料ポンプ４３から吐出し
た高圧側の燃圧を検出するための燃圧センサ４５を有
し、この燃圧センサ４５からの信号によって高圧インジ
ェクタ３２のソレノイドコイルに供給される電流のバル
ス幅が制御される。噴射されなかった燃料はリターン配
管４６から燃料タンク３７に戻される。なお、高圧燃料
供給管４２には、逆止弁４７とバイパス弁４８が設けら
れている。
【００１７】図２は図１に示されたエンジンが搭載され
た自動車のエンジンルーム５０を示す概略平面図であ
り、図３は図２の背面図である。
た自動車のエンジンルーム５０を示す概略平面図であ
り、図３は図２の背面図である。
【００１８】図示するエンジンは水平対向型であり、第
１シリンダブロック１ａと第２シリンダブロック１ｂと
をそれぞれの一端部で接合することにより、それぞれの
一端部によりクランク軸４を収容するクランク室Ｃが形
成される。それぞれのシリンダブロック１ａ，１ｂには
水平方向のシリンダボアが形成され、シリンダボア内に
はピストン５が軸方向に往復動自在に組み込まれてい
る。
１シリンダブロック１ａと第２シリンダブロック１ｂと
をそれぞれの一端部で接合することにより、それぞれの
一端部によりクランク軸４を収容するクランク室Ｃが形
成される。それぞれのシリンダブロック１ａ，１ｂには
水平方向のシリンダボアが形成され、シリンダボア内に
はピストン５が軸方向に往復動自在に組み込まれてい
る。
【００１９】第１シリンダブロック１ａの他端部には第
１シリンダヘッド２ａが設けられ、第２シリンダブロッ
ク１ｂの他端部には第２シリンダヘッド２ｂが設けられ
ている。第１シリンダブロック１ａと第１シリンダヘッ
ド２ａとにより第１バンク５１ａが形成され、第２シリ
ンダブロック１ｂと第２シリンダヘッド２ｂとにより第
２バンク５１ｂが形成されており、図示するように、各
バンクはオフセットして配置されている。また、水平対
向型のエンジンではバンク角はほぼ１８０度となる。ま
た、図示するエンジンは４気筒であり、それぞれのバン
ク５１ａ，５１ｂに２つずつのピストンが設けられてい
る。ただし、気筒数は６気筒など任意の数に設定するこ
とができる。
１シリンダヘッド２ａが設けられ、第２シリンダブロッ
ク１ｂの他端部には第２シリンダヘッド２ｂが設けられ
ている。第１シリンダブロック１ａと第１シリンダヘッ
ド２ａとにより第１バンク５１ａが形成され、第２シリ
ンダブロック１ｂと第２シリンダヘッド２ｂとにより第
２バンク５１ｂが形成されており、図示するように、各
バンクはオフセットして配置されている。また、水平対
向型のエンジンではバンク角はほぼ１８０度となる。ま
た、図示するエンジンは４気筒であり、それぞれのバン
ク５１ａ，５１ｂに２つずつのピストンが設けられてい
る。ただし、気筒数は６気筒など任意の数に設定するこ
とができる。
【００２０】ターボチャージャ２５は、第１バンク５１
ａのバンクオフセットにより確保される空間内に取り付
けられており、エグゾーストマニホールド２１に流出し
た排気ガスは、ターボチャージャ２５内のタービンに案
内されて、排気管２４に案内される。
ａのバンクオフセットにより確保される空間内に取り付
けられており、エグゾーストマニホールド２１に流出し
た排気ガスは、ターボチャージャ２５内のタービンに案
内されて、排気管２４に案内される。
【００２１】一方、高圧燃料ポンプ４３は第２バンク５
１ｂのシリンダヘッド２ｂの背面側に取り付けられてお
り、シリンダヘッド２ｂ内に組み込まれて吸気バルブ９
と排気バルブ１０とを駆動するためのカム軸により駆動
されるようになっている。なお、高圧燃料ポンプ４３を
第１バンク５１ａに取り付け、ターボチャージャ２５を
第２バンク５１ｂに取り付けるようにしても良い。な
お、クランク軸４の回転はトランスミッション５２を介
して駆動輪に伝達されることになる。
１ｂのシリンダヘッド２ｂの背面側に取り付けられてお
り、シリンダヘッド２ｂ内に組み込まれて吸気バルブ９
と排気バルブ１０とを駆動するためのカム軸により駆動
されるようになっている。なお、高圧燃料ポンプ４３を
第１バンク５１ａに取り付け、ターボチャージャ２５を
第２バンク５１ｂに取り付けるようにしても良い。な
お、クランク軸４の回転はトランスミッション５２を介
して駆動輪に伝達されることになる。
【００２２】それぞれのシリンダヘッド２ａ，２ｂの上
側には、それぞれのピストンにより形成される燃焼室Ｂ
内へ高圧燃料ポンプからの燃料を分配するためのデリバ
リ管４１ａ，４１ｂと、それぞれのデリバリ管４１ａ，
４１ｂと高圧燃料ポンプ４３とを接続する高圧燃料供給
管４２とが配置されており、これらはエンジン本体の上
部に配置されるインテークマニホールドなどの部材の上
方に突出しないように、つまりオーバーハングしないよ
うになっている。これにより、エンジン全体の上下寸法
を低減することができる。
側には、それぞれのピストンにより形成される燃焼室Ｂ
内へ高圧燃料ポンプからの燃料を分配するためのデリバ
リ管４１ａ，４１ｂと、それぞれのデリバリ管４１ａ，
４１ｂと高圧燃料ポンプ４３とを接続する高圧燃料供給
管４２とが配置されており、これらはエンジン本体の上
部に配置されるインテークマニホールドなどの部材の上
方に突出しないように、つまりオーバーハングしないよ
うになっている。これにより、エンジン全体の上下寸法
を低減することができる。
【００２３】このように、一方のバンク５１ａにターボ
チャージャ２５を配置し、他方のバンク５１ｂに高圧燃
料ポンプ４３を配置することにより、高圧燃料ポンプ４
３とターボチャージャ２５とを相互に離した状態でエン
ジンに組み込むことができ、排気ガスの温度が燃料系に
影響を与えることなく、燃料が高温の排気ガスにより加
熱されることが防止される。これにより、ターボチャー
ジャが高温となったときにもエンジン性能を保持するこ
とができる。
チャージャ２５を配置し、他方のバンク５１ｂに高圧燃
料ポンプ４３を配置することにより、高圧燃料ポンプ４
３とターボチャージャ２５とを相互に離した状態でエン
ジンに組み込むことができ、排気ガスの温度が燃料系に
影響を与えることなく、燃料が高温の排気ガスにより加
熱されることが防止される。これにより、ターボチャー
ジャが高温となったときにもエンジン性能を保持するこ
とができる。
【００２４】本実施の形態では水平対向型のエンジンを
用いて説明したが、これに限定されるものではなく、バ
ンクを有するエンジン、特に、バンク角が９０度となっ
たＶ型エンジンに適用可能であることは言うまでもな
い。
用いて説明したが、これに限定されるものではなく、バ
ンクを有するエンジン、特に、バンク角が９０度となっ
たＶ型エンジンに適用可能であることは言うまでもな
い。
【００２５】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
【００２６】
【発明の効果】本発明にあっては、排気管の途中のター
ボチャージャと高圧燃料ポンプとが別々のバンクに設け
られているので、高圧燃料ポンプを含む燃料系がターボ
チャージャから離れて位置することになり、燃料系がタ
ーボチャージャにより熱的影響を受けるのを防止でき
る。
ボチャージャと高圧燃料ポンプとが別々のバンクに設け
られているので、高圧燃料ポンプを含む燃料系がターボ
チャージャから離れて位置することになり、燃料系がタ
ーボチャージャにより熱的影響を受けるのを防止でき
る。
【図１】本発明の一実施の形態であるターボチャージャ
付き筒内噴射式内燃機関を示す概略図である。
付き筒内噴射式内燃機関を示す概略図である。
【図２】本発明の内燃機関を有する自動車のエンジンル
ームを示す平面図である。
ームを示す平面図である。
【図３】図２の内燃機関をＡ方向から見た説明図であ
る。
る。
１ａ 第１シリンダブロック １ｂ 第２シリンダブロック ２ａ 第１シリンダブロック ２ｂ 第２シリンダブロック ２５ ターボチャージャ ３２ 高圧インジェクタ ４３ 高圧燃料ポンプ ４４ 高圧レギュレータ ５１ａ 第１バンク ５１ｂ 第２バンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ０２Ｄ 41/02 ３２５ Ｆ０２Ｍ 39/02 Ｃ Ｆ０２Ｍ 39/02 Ｆ０２Ｂ 37/00 ３０１Ｈ
Claims (1)
- 【請求項１】 燃焼室内に燃料を直接噴射する高圧イン
ジェクタを有し、燃焼室内への吸気を過給する過給装置
が設けられた内燃機関であって、 クランク軸を中心として一方の側に配置される第１シリ
ンダブロックと、該第１シリンダブロックに連結して設
けられる第１シリンダヘッドから形成される第１バンク
と、 クランク軸を中心として他方の側に配置される第２シリ
ンダブロックと、該第２シリンダブロックに連結して設
けられる第２シリンダヘッドから形成される第２バンク
とを有し、 前記第１バンクと前記第２のバンクのうち一方のバンク
に前記高圧インジェクタに燃料を供給する高圧燃料ポン
プを設け、 他方のバンクに前記過給装置を設けたことを特徴とする
内燃機関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10142568A JPH11336557A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10142568A JPH11336557A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 内燃機関 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11336557A true JPH11336557A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15318362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10142568A Pending JPH11336557A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 内燃機関 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11336557A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019038922A1 (ja) * | 2017-08-25 | 2019-02-28 | マツダ株式会社 | 機械式過給機付エンジン |
-
1998
- 1998-05-25 JP JP10142568A patent/JPH11336557A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019038922A1 (ja) * | 2017-08-25 | 2019-02-28 | マツダ株式会社 | 機械式過給機付エンジン |
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