JP2008069742A - 内燃機関 - Google Patents

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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

【課題】内燃機関において、左右のバンクの排気通路を連通する連通通路における排気脈動を低減することで、吸気の充填効率を上げて出力向上を図ると共に燃焼を改善して燃費向上を図る。
【解決手段】V型6気筒エンジンにて、複数の気筒が左右の第1バンク12及び第2バンク13に分けて配列された気筒群を設け、各バンク12,13の気筒群に対して吸気管51を連結する一方、第1排気管57及び第2排気管58を連結し、各排気管57,58に第1前段三元触媒59及び第2前段三元触媒60をそれぞれ設けると共に第1制御弁65及び第2制御弁66を設け、各排気管57,58における前段三元触媒59,60及び制御弁65,66の上流側を連通管64により連通して構成し、連通管64に排気ガスの脈動を低減する脈動低減手段としての拡張部91を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の気筒が左右のバンクに分けて配列された2つの気筒群を有し、各気筒群の排気通路の上流側が連通通路により連通された内燃機関に関するものである。
一般的なV型多気筒エンジンにおいて、シリンダブロックは上部に所定角度で傾斜した2つのバンクを有しており、各バンクに複数の気筒が設けられて2つの気筒群が構成されている。そして、各バンクに設けられた複数のシリンダにピストンが移動自在に嵌合し、各ピストンは下部に回転自在に支持されたクランクシャフトに連結されている。また、シリンダブロックの各バンクの上部にはシリンダヘッドが締結されることで各燃焼室が構成されており、各燃焼室には吸気ポート及び排気ポートが形成され、吸気弁及び排気弁により開閉可能となっている。そして、各バンクの吸気ポートに吸気管が連結される一方、各バンクの排気ポートに排気管がそれぞれ連結され、この排気管に前段浄化触媒が装着され、各排気管が合流した排気集合管に後段浄化触媒が装着されている。
このようなV型多気筒エンジンにて、エンジンの始動時に前段浄化触媒を暖機して早期に活性化させるために、2つの排気通路を前段浄化触媒の上流側で連通通路により連通すると共に、排気通路に制御弁を設けたものがある。従って、エンジンの始動時には、一方の制御弁を閉じて各バンクの気筒群からの排気ガスを連通通路を通して合流させた後、この排気ガスを前段浄化触媒に流入させることで、大量の排気ガスによりこの前段浄化触媒を効率良く暖機して早期活性化を図ることができる。
なお、このような内燃機関としては下記特許文献1に記載された「内燃機関の排気浄化装置」がある。
特開平08−121153号公報
ところで、V型多気筒エンジンにあっては、各気筒での爆発が所定の間隔をもって起きると共に、その爆発力(エンジン出力)がエンジンの運転状態によって異なることから、左右のバンクの気筒群に連結された各排気管に排気ガスの正圧波が到達すると、排気管内に伝達された複数の正圧波により連通管内で排気ガスの脈動が発生する。すると、この連通管内での排気ガスの脈動により燃焼室の排気ガスが排気ポートを通して排気管へ適正に排出されずにその一部が残留してしまう。燃焼室に排気ガスが残留して内部EGRガス量が増加すると、燃焼室に吸入される新規な吸気量が減少してしまい、充填効率が低下して燃焼速度が低下したり、未燃ガスが増加して燃焼が不安定となり、出力トルクが低下して燃費も悪化してしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためのものであって、左右のバンクの排気通路を連通する連通通路における排気脈動を低減することで、吸気の充填効率を上げて出力向上を図ると共に燃焼を改善して燃費向上を図った内燃機関を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の内燃機関は、複数の気筒が左右のバンクに分けて配列された2つの気筒群を有し、該各気筒群に対して吸気通路が設けられる一方、排気通路がそれぞれ独立して設けられると共に、該各排気通路の少なくともいずれかに前段浄化触媒がそれぞれ設けられ、前記各排気通路における前記前段浄化触媒の上流側が連通通路により連通された内燃機関において、前記連通通路に排気ガスの脈動を低減する脈動低減手段が設けられたことを特徴とするものである。
本発明の内燃機関では、前記脈動低減手段は、前記連通通路の一部が拡張した拡張部を有することを特徴としている。
本発明の内燃機関では、前記脈動低減手段は、前記連通通路の一部が縮小した絞り部を有することを特徴としている。
本発明の内燃機関では、前記脈動低減手段は、前記連通通路に連結されたレゾネータを有することを特徴としている。
本発明の内燃機関では、前記脈動低減手段は、前記連通通路に設けられた熱交換器を有することを特徴としている。
本発明の内燃機関によれば、複数の気筒が左右のバンクに分けて配列された2つの気筒群を有し、各気筒群に対して排気通路を独立して設けると共に排気通路に前段浄化触媒を設け、各排気通路における前段浄化触媒の上流側を連通通路により連通して構成し、連通通路に排気ガスの脈動を低減する脈動低減手段を設けたので、左右のバンクの気筒群に連結された各排気通路に排気ガスの正圧波が到達し、連通通路内で複数の正圧波により排気ガスの脈動が発生しようとしても、この排気ガスの脈動が脈動低減手段により低減されることとなり、各燃焼室における残留ガスが減少され、吸気の充填効率を上げて出力向上を図ることができると共に、燃焼を改善して燃費向上を図ることができる。
以下に、本発明に係る内燃機関の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る内燃機関を表すV型6気筒エンジンの概略平面図、図2は、実施例1のV型6気筒エンジンの概略断面図、図3−1から図3−4は、実施例1のV型6気筒エンジンにおける脈動低減手段の変形例を表す概略図である。
実施例1では、内燃機関としてV型6気筒エンジンを適用している。このV型6気筒エンジンにおいて、図1及び図2に示すように、シリンダブロック11は上部に所定角度で傾斜した左右のバンク12,13を有しており、各バンク12,13に複数の気筒が設けられて2つの気筒群が構成されている。この各バンク12,13は、それぞれ3つのシリンダボア14,15が形成され、各シリンダボア14,15にピストン16,17がそれぞれ上下移動自在に嵌合している。そして、シリンダブロック11の下部に図示しないクランクシャフトが回転自在に支持されており、各ピストン16,17はコネクティングロッド18,19を介してこのクランクシャフトにそれぞれ連結されている。
一方、シリンダブロック11の各バンク12,13の上部にはシリンダヘッド20,21が締結されており、シリンダブロック11とピストン16,17とシリンダヘッド20,21により各燃焼室22,23が構成されている。そして、この燃焼室22,23の上部、つまり、シリンダヘッド20,21の下面に吸気ポート24,25及び排気ポート26,27が対向して形成され、この吸気ポート24,25及び排気ポート26,27に対して吸気弁28,29及び排気弁30,31の下端部が位置している。この吸気弁28,29及び排気弁30,31は、シリンダヘッド20,21に軸方向に沿って移動自在に支持されると共に、吸気ポート24,25及び排気ポート26,27を閉止する方向に付勢支持されている。また、シリンダヘッド20,21には、吸気カムシャフト32,33及び排気カムシャフト34,35が回転自在に支持されており、吸気カム36,37及び排気カム38,39が図示しないローラロッカアームを介して吸気弁28,29及び排気弁30,31の上端部に接触している。
従って、エンジンに同期して吸気カムシャフト32,33及び排気カムシャフト34,35が回転すると、吸気カム36,37及び排気カム38,39がローラロッカアームを作動させ、吸気弁28,29及び排気弁30,31が所定のタイミングで上下移動することで、吸気ポート24,25及び排気ポート26,27を開閉し、吸気ポート24,25と燃焼室22,23、燃焼室22,23と排気ポート26,27とをそれぞれ連通することができる。
また、このエンジンの動弁機構は、運転状態に応じて吸気弁28,29及び排気弁30,31を最適な開閉タイミングに制御する吸気可変動弁機構(VVT:Variable Valve Timing-intelligent)40,41と排気可変動弁機構42,43により構成されている。この吸気可変動弁機構40,41及び排気可変動弁機構42,43は、例えば、吸気カムシャフト32,33及び排気カムシャフト34,35の軸端部にVVTコントローラが設けられて構成され、油圧ポンプ(または電動モータ)によりカムスプロケットに対する各カムシャフト32,33,34,35の位相を変更することで、吸気弁28,29及び排気弁30,31の開閉時期を進角または遅角することができるものである。この場合、各可変動弁機構40,41,42,43は、吸気弁28,29及び排気弁30,31の作用角(開放期間)を一定としてその開閉時期を進角または遅角する。また、吸気カムシャフト32,33及び排気カムシャフト34,35には、その回転位相を検出するカムポジションセンサ44,45,46,47が設けられている。
各シリンダヘッド20,21の吸気ポート24,25には吸気マニホールド48,49を介してサージタンク50が連結されている。一方、吸気管(吸気通路)51の空気取入口にはエアクリーナ52が取付けられており、この吸気管51には、エアクリーナ52の下流側に位置してスロットル弁53を有する電子スロットル装置54が設けられている。そして、この吸気管51の下流端部がサージタンク50に連結されている。
排気ポート26,27には、排気マニホールド55,56を介して排気管57,58が連結されている。そして、第1排気管57には、第1前段三元触媒(前段浄化触媒)59が装着される一方、第2排気管58には、第2前段三元触媒(前段浄化触媒)60が装着されており、第1、第2排気管57,58の下流端部は排気集合管61に合流して連結されており、この排気集合管61にNOx吸蔵還元型触媒(後段浄化触媒)62が装着されている。この各前段三元触媒59,60は、排気空燃比がストイキのときに排気ガス中に含まれるHC、CO、NOxを酸化還元反応により同時に浄化処理するものである。NOx吸蔵還元型触媒62は、排気空燃比がストイキのときに排気ガス中に含まれるHC、CO、NOxを酸化還元反応により同時に浄化処理すると共に、排気空燃比がリーンのときに排気ガス中に含まれるNOxを一旦吸蔵し、排気ガス中の酸素濃度が低下したリッチ燃焼領域またはストイキ燃焼領域にあるときに、吸蔵したNOxを放出し、添加した還元剤としての燃料によりNOxを還元するものである。なお、NOx吸蔵還元型触媒62は、選択還元型NOx触媒であってもよい。
また、第1排気管57と第2排気管58は、各前段三元触媒59,60が装着された位置よりも排気ガスの流動方向の上流側で連通管64により連通されている。具体的には、排気マニホールド55,56と排気管57,58との連結部分に、連通管64の各端部が連結されている。そして、第1排気管57及び第2排気管58には、前段三元触媒59,60よりも排気ガスの流動方向の下流側に第1制御弁65及び第2制御弁66が装着されている。この第1、第2制御弁65,66は流量制御弁であって、その開度を調整することで各排気管57,58を流れる排気ガスの流量を調整することができる。
そして、第1バンク12側には、ターボ過給機67が設けられている。このターボ過給機67は、吸気管51側に設けられたコンプレッサ68と第1排気管57側に設けられたタービン69とが連結軸70により一体に連結されて構成されている。そして、このターボ過給機67におけるコンプレッサ68の下流側であって、電子スロットル装置54(スロットル弁53)の上流側の吸気管51には、このコンプレッサ68により圧縮されて温度上昇した吸入空気を冷却するインタークーラ71が設けられている。
従って、第1バンク12に設けられたターボ過給機67は、この第1バンク12の燃焼室22から排気ポート26及び排気マニホールド55を介して第1排気管57に排出された排気ガスによりタービン69を駆動し、連結軸70により連結されたコンプレッサ68が駆動することで吸気管51を流れる空気を圧縮することができる。そのため、エアクリーナ52から吸気管51に導入された空気は、圧縮吸気となってインタークーラ71で冷却された後にサージタンク50に導入され、各バンク12,13の各吸気マニホールド48,49及び吸気ポート24,25を介して燃焼室22,23に吸入されることとなる。
各シリンダヘッド20,21には、各燃焼室22,23に直接燃料(ガソリン)を噴射するインジェクタ72,73が装着されており、各インジェクタ72,73にはデリバリパイプ74,75が連結され、この各デリバリパイプ74,75には高圧燃料ポンプ76から所定圧の燃料を供給可能となっている。また、シリンダヘッド20,21には、燃焼室22,23の上方に位置して混合気に着火する点火プラグ77,78が装着されている。
ところで、車両には、電子制御ユニット(ECU)79が搭載されており、このECU79は、インジェクタ72,73の燃料噴射タイミングや点火プラグ77,78の点火時期などを制御可能となっており、検出した吸入空気量、吸気温度、スロットル開度、アクセル開度、エンジン回転数、冷却水温などのエンジン運転状態に基づいて燃料噴射量、噴射時期、点火時期などを決定している。即ち、吸気管51の上流側にはエアフローセンサ80及び吸気温センサ81が装着され、計測した吸入空気量及び吸気温度をECU79に出力している。また、電子スロットル装置54にはスロットルポジションセンサ82が設けられ、アクセルペダルにはアクセルポジションセンサ83が設けられており、現在のスロットル開度及びアクセル開度をECU79に出力している。更に、クランクシャフトにはクランク角センサ84が設けられ、検出したクランク角度をECU79に出力し、ECU79はクランク角度に基づいてエンジン回転数を算出する。また、シリンダブロック11には水温センサ85が設けられており、検出したエンジン冷却水温をECU79に出力している。
また、ECU79は、エンジン運転状態に基づいて吸気可変動弁機構40,41及び排気可変動弁機構42,43を制御可能となっている。即ち、低温時、エンジン始動時、アイドル運転時や軽負荷時には、排気弁30,31の開放時期と吸気弁28,29の開放時期のオーバーラップとをなくすことで、排気ガスが吸気ポート24,25または燃焼室22,23に吹き返す量を少なくし、燃焼安定及び燃費向上を可能とする。また、中負荷時には、このオーバーラップを大きくすることで、内部EGR率を高めて排ガス浄化効率を向上させると共に、ポンピングロスを低減して燃費向上を可能とする。更に、高負荷低中回転時には、吸気弁28,29の閉止時期を進角することで、吸気が吸気ポート24,25に吹き返す量を少なくして体積効率を向上させる。そして、高負荷高回転時には、吸気弁28,29の閉止時期を回転数にあわせて遅角することで、吸入空気の慣性力に合わせたタイミングとして体積効率を向上させる。
ところで、本実施例のV型6気筒エンジンでは、上述したように、第1排気管57及び第2排気管58には、第1、第2前段三元触媒59,60及び第1、第2制御弁65,66が装着されており、第1、第2排気管57,58は、各前段三元触媒59,60よりも上流側で連通管64により連通されている。そして、エンジンの始動時に、例えば、第1制御弁65を閉止状態とする一方、第2制御弁66を開放状態とし、第1バンク12の気筒群から第1排気管57に排出された排気ガスを連通管64を通して第2排気管58にバイパスさせることで、第1、第2バンク12,13の気筒群からの排気ガスを第2排気管58で合流させた後、大量の排気ガスを第2前段三元触媒60に流入させることで、この第2前段三元触媒60を暖機するようにしている。
その後、第2前段三元触媒60の暖機が完了して活性化されると、第1、第2制御弁65,66を開放状態とし、各バンク12,13の気筒群からの排気ガスを連通管64を通さずに、各排気管57,58を通して排気集合管61で合流させた後、排気ガスをNOx吸蔵還元型触媒62に流入させて浄化処理するようにしている。
ところが、一般的なV型多気筒エンジンでは、各気筒での爆発が所定の間隔をもって起きると共に、その爆発力(エンジン出力)がエンジンの運転状態によって異なることから、左右のバンク12,13の気筒群に連結された各排気管57,58に排気ガスの正圧波が到達すると、排気管57,58内に伝達された複数の正圧波により連通管64内で排気ガスの脈動が発生する。すると、この連通管64内での排気ガスの脈動により燃焼室22,23の排気ガスが排気ポートを通して排気管へ適正に排出されずにその一部が残留してしまう。燃焼室22,23に排気ガスが残留して内部EGRガス量が増加すると、燃焼室22,23に吸入される新規な吸気量が減少してしまい、充填効率が低下して燃焼速度が低下したり、未燃ガスが増加して燃焼が不安定となり、出力トルクが低下して燃費も悪化してしまう。
そこで、実施例1のエンジンでは、連通管64に、排気ガスの脈動を低減する脈動低減手段として、連通管64の一部が拡張した拡張部91を設けており、この拡張部91は、連通管64の通路断面積より大きい通路断面積を有している。即ち、各燃焼室22,23での爆発後に各排気管57,58に排出される排気ガスの正圧波は、この排気管57,58から複数の正圧波として連通管64に伝達されて排気ガスの脈動が発生する。このとき、拡張部91は、順次伝達される排気ガスの正圧波を取り込んで複数の正圧波が重なり合った波形を整形するためのものであり、所定の容積を有している。
なお、連通管64における排気ガスの脈動を低減する脈動低減手段としては、この拡張部91に限定されるものではなく、他の構成であってもよい。例えば、図3−1に示すように、連通管64が一部側方に拡張したサイドブランチ92としてもよい。また、図3−2に示すように、連通管64の一部が縮小した絞り部93を設けたり、図3−3に示すように、連通管64内に多孔板94を設けたり、図3−4に示すように、連通管64にヘルムホルツの共鳴の原理を利用したレゾネータ95を設けてもよい。
従って、図1及び図2に示すように、エアクリーナ52を通して吸気管51に導入された空気は、第1バンク12側に設けられたターボ過給機67のコンプレッサ68により圧縮され、過給吸気となってスロットル弁53に調量されてからサージタンク50に流れ、各吸気マニホールド48,49を介して各吸気ポート24,25に至り、吸気弁28,29の開放時に、吸気ポート24,25の空気が燃焼室22,23に吸入される。そして、この吸気行程時またはピストン16,17が上昇して吸入空気を圧縮する圧縮行程時に、インジェクタ72,73が燃焼室22,23に対して所定量の燃料を噴射する。すると、燃焼室22,23にて、高圧空気と霧状の燃料とが混合し、この混合気に対して点火プラグ77,78が着火して爆発することで、ピストン16,17が押し下げられて駆動力を出力する一方、排気弁30,31の開放時に、燃焼室22,23の排気ガスが排気ポート26,27から排気マニホールド55,56を通して第1排気管57及び第2排気管58に排出される。そして、第1排気管57に排出された排気ガスは、ターボ過給機67のタービン69を駆動し、このタービン69と連結軸70により連結されたコンプレッサ68が駆動し、吸気管51に導入された空気を圧縮する。
そして、第1バンク12にて、燃焼室22から排気ポート26及び排気マニホールド55を通して第1排気管57に排出された排気ガスは、第1前段三元触媒59を暖機して活性化させると共に、含有する有害物質が浄化処理されて排気集合管61に流れる。一方、第2バンク13にて、燃焼室23から排気ポート27及び排気マニホールド56を通して第2排気管58に排出された排気ガスは、第2前段三元触媒60を暖機して活性化させると共に、含有する有害物質が浄化処理されて排気集合管61に流れる。そして、排気集合管61に流れ込んだ排気ガスは、NOx吸蔵還元型触媒62を暖機して活性化させると共に、残留する有害物質が適正に浄化処理されてから大気に放出される。
また、エンジンの始動時には、第1制御弁65を閉止状態とする一方、第2制御弁66を開放状態とし、第1バンク12の気筒群から第1排気管57に排出された排気ガスを連通管64を通して第2排気管58にバイパスさせることで、第1、第2バンク12,13の気筒群からの排気ガスを第2排気管58で合流させた後、大量の排気ガスを第2前段三元触媒60に流入させることで、この第2前段三元触媒60を暖機する。
その後、第2前段三元触媒60の暖機が完了して活性化されると、第1、第2制御弁65,66を開放状態とすると共に、第1バンク12の気筒群からの排気ガスをリーン雰囲気とし、第2バンク13の気筒群からの排気ガスをリッチ雰囲気とし、このリーン雰囲気の排気ガスとリッチ雰囲気の排気ガスを連通管64を通さずに各排気管57,58に流し、排気集合管61を介してNOx吸蔵還元型触媒62にて合流させることで、そのときの酸化発熱反応を利用してこのNOx吸蔵還元型触媒62を暖機する。
その後、NOx吸蔵還元型触媒62の暖機が完了して活性化されると、第1、第2制御弁65,66を開放状態のまま、各バンク12,13の気筒群からの排気ガスをストイキ雰囲気とし、各排気管57,58を通して排気集合管61で合流させた後、排気ガスをNOx吸蔵還元型触媒62に流入させて浄化処理するようにしている。
また、エンジンの高負荷高回転時には、第1制御弁65を開放状態とし、第2制御弁66を閉止状態とし、第2バンク13の気筒群から第2排気管58に排出された排気ガスを連通管64を通して第1排気管57にバイパスさせることで、第1、第2バンク12,13の気筒群からの排気ガスを第1排気管57で合流させた後、大量の排気ガスをターボ過給機67に導入させることで、このターボ過給機67による過給圧を上昇させ、出力を向上させる。
そして、このようなエンジンにおける各種の運転状態で、第1、第2排気管57,58で発生した排気ガスの複数の正圧波が連通管64に伝達されて脈動が発生することがある。ところが、本実施例では、連通管64に拡張部91が設けられているため、連通管64に伝達される複数の正圧波が順次この拡張部91内に入り込んで、複数の正圧波が重なり合った波形を整形することで脈動が減衰されることとなる。そのため、連通管64における排気ガスの脈動が低減されることとなり、燃焼室22,23に残留する排気ガス量が減少し、次行程で燃焼室22,23に適正に空気を吸入することができ、充填効率の低下や未燃ガスの増加などの不具合が解消される。
なお、図3−1に示すように、連通管64にサイドブランチ92を設けた場合には、連通管64に伝達される複数の正圧波が順次このサイドブランチ92内に入り込んで反射されることで脈動が減衰される。また、図3−2に示すように、連通管64に絞り部93を設けた場合には、この絞り部93により排気ガスの流速が増加させることで、この絞り部93の前後で複数の正圧波が重なり合った波形を整形して脈動が減衰される。また、図3−3に示すように、連通管64に多孔板94を設けた場合には、連通管64に多孔板94を設けた場合には、この多孔板94により排気ガスの流速が増加させることで、この多孔板94の前後で複数の正圧波が重なり合った波形を整形して脈動が減衰される。更に、図3−4に示すように、連通管64にレゾネータ95を設けた場合には、連通管64に伝達される複数の正圧波がこのレゾネータ95内に入り込むことで、予め設定された特定の固有振動数の正圧波が打ち消され、脈動が減衰される。
このように実施例1の内燃機関にあっては、V型6気筒エンジンにて、複数の気筒が左右の第1バンク12及び第2バンク13に分けて配列された気筒群を設け、各バンク12,13の気筒群に対して吸気管51を連結する一方、第1排気管57及び第2排気管58を連結し、各排気管57,58に第1前段三元触媒59及び第2前段三元触媒60をそれぞれ設けると共に第1制御弁65及び第2制御弁66を設け、各排気管57,58における前段三元触媒59,60及び制御弁65,66の上流側を連通管64により連通し、排気集合管61にNOx吸蔵還元型触媒62を設けて構成し、連通管64に排気ガスの脈動を低減する脈動低減手段としての拡張部91を設けている。
従って、左右のバンク12,13の気筒群に連結された各排気管57,58に排気ガスの正圧波が到達し、複数の正圧波が連通管64に伝達されると、複数の正圧波が順次拡張部91に入り込んで打ち消し合うことで減衰されることとなり、この複数の正圧波により排気ガスの脈動の発生が抑制され、各燃焼室22,23における残留ガスが減少され、吸気の充填効率を上げて出力向上を図ることができると共に、燃焼を改善して燃費向上を図ることができ、また、排気脈動による振動の発生も抑制することができる。
図4は、本発明の実施例2に係る内燃機関を表すV型6気筒エンジンの概略平面図、図5−1から図5−3は、実施例2のV型6気筒エンジンにおける脈動低減手段の変形例を表す概略図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例2のエンジンにおいて、図4に示すように、左右の第1、第2バンク12,13に複数の気筒が設けられて気筒群が構成されている。吸気管51の空気取入口にはエアクリーナ52が取付けられ、このエアクリーナ52の下流側にスロットル弁53を有する電子スロットル装置54が設けられている。そして、この吸気管51の下流端部にサージタンク50が連結され、このサージタンク50は、各バンク12,13の吸気ポート24,25に吸気マニホールド48,49を介して連結されている。
排気ポート26,27には、排気マニホールド55,56を介して排気管57,58が連結されている。そして、第1排気管57に第1前段三元触媒59が装着される一方、第2排気管58に第2前段三元触媒60が装着されており、第1、第2排気管57,58の下流端部は排気集合管61に合流して連結され、この排気集合管61にNOx吸蔵還元型触媒62が装着されている。また、第1バンク12側には、ターボ過給機67が設けられている。
また、第1排気管57と第2排気管58は、各前段三元触媒59,60が装着された位置よりも排気ガスの流動方向の上流側で連通管64により連通されている。そして、第1排気管57及び第2排気管58には、前段三元触媒59,60よりも排気ガスの流動方向の下流側に第1制御弁65及び第2制御弁66が装着されている。この第1、第2制御弁65,66は流量制御弁であって、その開度を調整することで各排気管57,58を流れる排気ガスの流量を調整することができる。
そして、実施例2のエンジンでは、連通管64に、排気ガスの脈動を低減する脈動低減手段として、連通管64内を流れる排気ガスとエンジン冷却水との間で熱交換を行う熱交換器101を設けている。この熱交換器101は、エンジンに貯留されるエンジン冷却水を循環する冷却配管102の一部を連通管64内に挿通させることで構成されている。
なお、連通管64における排気ガスの脈動を低減する脈動低減手段としての熱交換器は、この冷却配管102に限定されるものではなく、他の構成であってもよい。例えば、図5−1に示すように、熱交換器103として、エンジン冷却水を循環する冷却配管104の一部を連通管64の外周部に付設するようにしてもよい。また、図5−2に示すように、熱交換器105として、エンジン冷却水を循環する冷却配管106の一部を細径パイプとして連通管64の外周部に付設するようにしてもよい。更に、図5−3に示すように、熱交換器107として、連通管64を複数(本実施例では、2つ)に分岐すると共に細径パイプ108として空冷により熱交換可能としてもよい。
従って、図4に示すように、吸気管51に導入された空気は、第1バンク12側に設けられたターボ過給機67により圧縮され、過給吸気となってスロットル弁53に調量されてからサージタンク50に流れ、各吸気マニホールド48,49を介して各吸気ポート24,25に至り、吸気弁28,29の開放時に、吸気ポート24,25の空気が燃焼室22,23に吸入され、インジェクタ72,73が燃焼室22,23に対して所定量の燃料を噴射する。すると、燃焼室22,23にて、高圧空気と霧状の燃料とが混合し、この混合気に対して点火プラグ77,78が着火して爆発することで、ピストン16,17が押し下げられて駆動力を出力する一方、排気弁30,31の開放時に、燃焼室22,23の排気ガスが排気ポート26,27から排気マニホールド55,56を通して第1排気管57及び第2排気管58に排出される。
そして、各バンク12,13にて、燃焼室22,23から各排気管57,58に排出された排気ガスは、各前段三元触媒59,60により含有する有害物質が浄化処理されて排気集合管61で合流し、NOx吸蔵還元型触媒62により残留する有害物質が適正に浄化処理されてから大気に放出される。
また、エンジンの始動時には、例えば、第1制御弁65を閉止状態とする一方、第2制御弁66を開放状態とし、第1バンク12の気筒群から第1排気管57に排出された排気ガスを連通管64を通して第2排気管58にバイパスさせることで、第1、第2バンク12,13の気筒群からの排気ガスを第2排気管58で合流させた後、大量の排気ガスを第2前段三元触媒60に流入させることで、この第2前段三元触媒60を暖機する。また、エンジンの始動時に、第1、第2制御弁65,66を開放状態とすると共に、第1バンク12の気筒群からの排気ガスをリーン雰囲気とし、第2バンク13の気筒群からの排気ガスをリッチ雰囲気とし、このリーン雰囲気の排気ガスとリッチ雰囲気の排気ガスを連通管64を通さずに各排気管57,58に流し、排気集合管61を介してNOx吸蔵還元型触媒62にて合流させることで、そのときの酸化発熱反応を利用してこのNOx吸蔵還元型触媒62を暖機する。
そして、このようなエンジンにおける各種の運転状態で、第1、第2排気管57,58で発生した排気ガスの複数の正圧波が連通管64に伝達されて脈動が発生することがある。ところが、本実施例では、連通管64に熱交換器101が設けられているため、連通管64に伝達される複数の正圧波が順次この熱交換器101における連通管64と冷却配管102との間の通路(絞り部)に入り込んで、複数の正圧波が重なり合った波形を整形することで脈動が減衰されることとなる。そのため、連通管64における排気ガスの脈動が低減されることとなり、燃焼室22,23に残留する排気ガス量が減少し、次行程で燃焼室22,23に適正に空気を吸入することができ、充填効率の低下や未燃ガスの増加などの不具合が解消される。また、排気ガスの熱によりエンジン冷却水が加熱されることとなり、暖機が促進される。
このように実施例2の内燃機関にあっては、V型6気筒エンジンにて、複数の気筒が左右の第1バンク12及び第2バンク13に分けて配列された気筒群を設け、各バンク12,13の気筒群に対して吸気管51を連結する一方、第1排気管57及び第2排気管58を連結し、各排気管57,58に第1前段三元触媒59及び第2前段三元触媒60をそれぞれ設けると共に第1制御弁65及び第2制御弁66を設け、各排気管57,58における前段三元触媒59,60及び制御弁65,66の上流側を連通管64により連通し、排気集合管61にNOx吸蔵還元型触媒62を設けて構成し、連通管64に排気ガスの脈動を低減する脈動低減手段として熱交換器101の冷却配管102を設けている。
従って、左右のバンク12,13の気筒群に連結された各排気管57,58に排気ガスの正圧波が到達し、複数の正圧波が連通管64に伝達されると、複数の正圧波が順次熱交換器101における連通管64と冷却配管102との間の通路(絞り部)に入り込んで打ち消し合うことで減衰されることとなり、この複数の正圧波により排気ガスの脈動の発生が抑制され、各燃焼室22,23における残留ガスが減少され、吸気の充填効率を上げて出力向上を図ることができると共に、燃焼を改善して燃費向上を図ることができ、また、排気脈動による振動の発生も抑制することができる。
また、実施例2の内燃機関では、脈動低減手段として、熱交換器101の冷却配管102を適用しており、排気ガスの熱回収または排気ガスの冷却を効率的に行うことができ、この排気ガスの熱回収装置や冷却装置と脈動低減手段とを兼用することで、装置のコンパクト化や低コスト化を可能とすることができる。
なお、上述した各実施例では、各バンク12,13の排気管57,58の両方に制御弁65,66を装着したが、この排気管57,58のいずれか一方にのみ制御弁を装着し、この一方の制御弁の開度を調整して前段三元触媒59,60やNOx吸蔵還元型触媒62の暖機制御を行うようにしてもよい。また、第1バンク12にターボ過給機67を設けて第1、第2バンク12,13に過給を行うようにしたが、両バンク12,13に設けてもよく、または、両バンク12,13へのターボ過給機の装着をやめてもよい。
また、上述した各実施例では、内燃機関としてV型6気筒エンジンを適用したが、エンジン形式や気筒数などは実施例に限定されるものではない。更に、内燃機関の燃料噴射形式を筒内噴射式としたが、ポート噴射式であってもよく、燃焼形態も希薄燃焼式でなくてもよく、この場合、NOx吸蔵還元型触媒が不要となる。
以上のように、本発明にかかる内燃機関は、左右のバンクの排気通路を連通する連通通路における排気脈動を低減することで、吸気の充填効率を上げて出力向上を図ると共に燃焼を改善して燃費向上を図るものであり、いずれの内燃機関にも有用である。
本発明の実施例1に係る内燃機関を表すV型6気筒エンジンの概略平面図である。 実施例1のV型6気筒エンジンの概略断面図である。 実施例1のV型6気筒エンジンにおける脈動低減手段の変形例を表す概略図である。 実施例1のV型6気筒エンジンにおける脈動低減手段の変形例を表す概略図である。 実施例1のV型6気筒エンジンにおける脈動低減手段の変形例を表す概略図である。 実施例1のV型6気筒エンジンにおける脈動低減手段の変形例を表す概略図である。 本発明の実施例2に係る内燃機関を表すV型6気筒エンジンの概略平面図である。 実施例2のV型6気筒エンジンにおける脈動低減手段の変形例を表す概略図である。 実施例2のV型6気筒エンジンにおける脈動低減手段の変形例を表す概略図である。 実施例2のV型6気筒エンジンにおける脈動低減手段の変形例を表す概略図である。
符号の説明
12 第1バンク
13 第2バンク
16,17 ピストン
16a,17a キャビティ
22,23 燃焼室
24,25 吸気ポート
26,27 排気ポート
28,29 吸気弁
30,31 排気弁
51 吸気管(吸気通路)
54 電子スロットル装置
55,56排気マニホールド
57 第1排気管(排気通路)
58 第2排気管(排気通路)
59 第1前段三元触媒
60 第2前段三元触媒
61 排気集合管
62 NOx吸蔵還元型触媒
64 連通管(連通通路)
65 第1制御弁
66 第2制御弁
67 ターボ過給機
72,73 インジェクタ
77,78 点火プラグ
79 電子制御ユニット、ECU(制御手段)
91 拡張部(脈動低減手段)
92 サイドブランチ(脈動低減手段)
93 絞り部(脈動低減手段)
94 多孔板(脈動低減手段)
95 レゾネータ(脈動低減手段)
101,103,105 熱交換器
102,104,106 冷却配管

Claims (5)

  1. 複数の気筒が左右のバンクに分けて配列された2つの気筒群を有し、該各気筒群に対して吸気通路が設けられる一方、排気通路がそれぞれ独立して設けられると共に、該各排気通路の少なくともいずれかに前段浄化触媒がそれぞれ設けられ、前記各排気通路における前記前段浄化触媒の上流側が連通通路により連通された内燃機関において、前記連通通路に排気ガスの脈動を低減する脈動低減手段が設けられたことを特徴とする内燃機関。
  2. 請求項1に記載の内燃機関において、前記脈動低減手段は、前記連通通路の一部が拡張した拡張部を有することを特徴とする内燃機関。
  3. 請求項1に記載の内燃機関において、前記脈動低減手段は、前記連通通路の一部が縮小した絞り部を有することを特徴とする内燃機関。
  4. 請求項1に記載の内燃機関において、前記脈動低減手段は、前記連通通路に連結されたレゾネータを有することを特徴とする内燃機関。
  5. 請求項1に記載の内燃機関において、前記脈動低減手段は、前記連通通路に設けられた熱交換器を有することを特徴とする内燃機関。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101497833B1 (ko) * 2013-10-11 2015-03-02 두산엔진주식회사 선택적 촉매 환원 시스템

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