JPH11336116A - 建設機械の作業腕の油圧回路 - Google Patents
建設機械の作業腕の油圧回路Info
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- JPH11336116A JPH11336116A JP14990098A JP14990098A JPH11336116A JP H11336116 A JPH11336116 A JP H11336116A JP 14990098 A JP14990098 A JP 14990098A JP 14990098 A JP14990098 A JP 14990098A JP H11336116 A JPH11336116 A JP H11336116A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジンの運転・停止と建設機械の作業腕を
回動する複動式シリンダの伸縮・停止と関連させ、エン
ジン停止時には、複動式シリンダの伸縮を禁止し、安全
性を向上する。 【解決手段】 建設機械1とこれに回動自在に枢支され
た作業腕2先端部とを該作業腕2を回動する複動式シリ
ンダ4で連結し、この複動式シリンダ4の上げライン1
2、下げ側ラインに6ポート三位置切換弁13を介して
作動油供給ライン14と作動油排出ライン15とを切換
自在に連結する。そして上げライン12に前記作動油排
出ライン15への作動油の戻りを規制すべくパイロット
チェック弁32を設け、該パイロットチェック弁32パ
イロット圧を付勢して開成するためのパイロット油路3
3を設け、このパイロット油路33に、エンジン停止時
に閉成しエンジン停止時に閉成する弁34を設けて、エ
ンジン停止時において前記切換レバ20が誤って操作さ
れたときの作業腕2の下降を禁止する。
回動する複動式シリンダの伸縮・停止と関連させ、エン
ジン停止時には、複動式シリンダの伸縮を禁止し、安全
性を向上する。 【解決手段】 建設機械1とこれに回動自在に枢支され
た作業腕2先端部とを該作業腕2を回動する複動式シリ
ンダ4で連結し、この複動式シリンダ4の上げライン1
2、下げ側ラインに6ポート三位置切換弁13を介して
作動油供給ライン14と作動油排出ライン15とを切換
自在に連結する。そして上げライン12に前記作動油排
出ライン15への作動油の戻りを規制すべくパイロット
チェック弁32を設け、該パイロットチェック弁32パ
イロット圧を付勢して開成するためのパイロット油路3
3を設け、このパイロット油路33に、エンジン停止時
に閉成しエンジン停止時に閉成する弁34を設けて、エ
ンジン停止時において前記切換レバ20が誤って操作さ
れたときの作業腕2の下降を禁止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は機械式三位置切換弁
の切り換えにより作業腕を上げ、下げ又は停止のいずれ
かに切り換えてアタッチメントの地上高を作業に適した
位置に設定する建設機械の作業腕の油圧回路に関するも
のであり、特に、エンジン停止時に、作業腕の回動を禁
止して安全性の向上を図るようにした建設機械の作業腕
の油圧回路に関するものである。
の切り換えにより作業腕を上げ、下げ又は停止のいずれ
かに切り換えてアタッチメントの地上高を作業に適した
位置に設定する建設機械の作業腕の油圧回路に関するも
のであり、特に、エンジン停止時に、作業腕の回動を禁
止して安全性の向上を図るようにした建設機械の作業腕
の油圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建設機械として走行方向前部又
は後部に作業腕を備え、この作業腕の先端部に、土砂等
の運搬のためのブレードを取付けた建設機械が提供され
ている。
は後部に作業腕を備え、この作業腕の先端部に、土砂等
の運搬のためのブレードを取付けた建設機械が提供され
ている。
【0003】この種の建設機械では、建設機械のアタッ
チメント取付部と作業腕の先端部とを複動式の油圧シリ
ンダで連結し、この油圧シリンダを作動する油圧回路の
6ポート三位置切換弁の切り換えによって、作業腕の上
げ、下げ、停止を制御するように構成されている。
チメント取付部と作業腕の先端部とを複動式の油圧シリ
ンダで連結し、この油圧シリンダを作動する油圧回路の
6ポート三位置切換弁の切り換えによって、作業腕の上
げ、下げ、停止を制御するように構成されている。
【0004】図2は係る作業腕の油圧回路を示し、図
中、1は建設機械、2は作業腕、3はブレード、4は複
動式シリンダ、5は油圧回路を示している。係る油圧回
路5では、複動式シリンダ4のシリンダ6内を往復動す
るピストン7の前部作動油室8と連通する管路を下げラ
イン10とし、後部作動油室11と連通する管路を上げ
ライン12としており、上げライン12、下げライン1
0を機械式6ポート三位置切換弁13を介して作動油供
給ライン14、作動油排出ライン15に接続している。
この機械式6ポート三位置切換弁13は、周知のように
中立位置16を挟んで一方側に上げライン12と作動油
供給ライン14とを連通すると共に下げライン10と作
動油排出ライン15とを連通する第1切換位置17を有
し、他方側に下げライン10と作動油供給ライン14と
を連通すると共に、上げライン12と作動油排出ライン
15とを連通させる第2切換位置18を有するものであ
り、中立位置16に切り換えることにより、作動油供給
ライン14、作動油排出ライン15に対する下げライン
10及び上げライン12との連通を遮断する。従って、
中立位置では複動式シリンダ4は停止し、作業腕2は所
定の回動角に規制される。そして、この機械式6ポート
三位置切換弁13の切換部と建設機械1のキャビン19
内の切換レバ20とをプッシュプルケーブル21で連結
し、この切換レバ20の操作により機械式6ポート三位
置切換弁13を中立位置16、第1切換位置17、第2
切換位置18の何れかに切り換えることができるように
している。なお、この油圧回路5においては、上げライ
ン12と下げライン10とに前記6ポート三位置切換弁
13を迂回して作動油排出ライン15と連通する迂回ラ
イン22,23を設け、これら迂回ライン22,23に
それぞれリリーフ回路24,25を設けて、ブレード3
の過負荷を吸収するようになっており、また、作動油供
給ライン14に前記リリーフ回路24,25とは別にリ
リーフ回路26を設けて供給ライン14の過負荷を吸収
するように構成しており、これらリリーフ回路24,2
5,26により、油圧回路5の耐久性及び信頼性を高め
ている。
中、1は建設機械、2は作業腕、3はブレード、4は複
動式シリンダ、5は油圧回路を示している。係る油圧回
路5では、複動式シリンダ4のシリンダ6内を往復動す
るピストン7の前部作動油室8と連通する管路を下げラ
イン10とし、後部作動油室11と連通する管路を上げ
ライン12としており、上げライン12、下げライン1
0を機械式6ポート三位置切換弁13を介して作動油供
給ライン14、作動油排出ライン15に接続している。
この機械式6ポート三位置切換弁13は、周知のように
中立位置16を挟んで一方側に上げライン12と作動油
供給ライン14とを連通すると共に下げライン10と作
動油排出ライン15とを連通する第1切換位置17を有
し、他方側に下げライン10と作動油供給ライン14と
を連通すると共に、上げライン12と作動油排出ライン
15とを連通させる第2切換位置18を有するものであ
り、中立位置16に切り換えることにより、作動油供給
ライン14、作動油排出ライン15に対する下げライン
10及び上げライン12との連通を遮断する。従って、
中立位置では複動式シリンダ4は停止し、作業腕2は所
定の回動角に規制される。そして、この機械式6ポート
三位置切換弁13の切換部と建設機械1のキャビン19
内の切換レバ20とをプッシュプルケーブル21で連結
し、この切換レバ20の操作により機械式6ポート三位
置切換弁13を中立位置16、第1切換位置17、第2
切換位置18の何れかに切り換えることができるように
している。なお、この油圧回路5においては、上げライ
ン12と下げライン10とに前記6ポート三位置切換弁
13を迂回して作動油排出ライン15と連通する迂回ラ
イン22,23を設け、これら迂回ライン22,23に
それぞれリリーフ回路24,25を設けて、ブレード3
の過負荷を吸収するようになっており、また、作動油供
給ライン14に前記リリーフ回路24,25とは別にリ
リーフ回路26を設けて供給ライン14の過負荷を吸収
するように構成しており、これらリリーフ回路24,2
5,26により、油圧回路5の耐久性及び信頼性を高め
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した油圧
回路5においては、エンジンの運転、停止と、6ポート
三位置切換弁13の切り換えとは無関係であり、油圧供
給源としてのエンジンが停止されている状態でも、切換
レバ20による6ポート三位置切換弁13が切り換えが
可能なため、エンジン停止時に、誤って6ポート三位置
切換弁13が切り換えられ、作動油排出ライン15と上
げライン12とが連通すると、作業腕2が下降してしま
うという問題がある。
回路5においては、エンジンの運転、停止と、6ポート
三位置切換弁13の切り換えとは無関係であり、油圧供
給源としてのエンジンが停止されている状態でも、切換
レバ20による6ポート三位置切換弁13が切り換えが
可能なため、エンジン停止時に、誤って6ポート三位置
切換弁13が切り換えられ、作動油排出ライン15と上
げライン12とが連通すると、作業腕2が下降してしま
うという問題がある。
【0006】そこで、エンジンの運転・停止と作業腕の
回動・停止と関連させ、エンジン停止時には、複動式シ
リンダの伸縮を禁止するために解決すべき技術的課題が
生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決すること
を目的とする。
回動・停止と関連させ、エンジン停止時には、複動式シ
リンダの伸縮を禁止するために解決すべき技術的課題が
生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、建設機械とこれに回動自在に枢支された作
業腕とを該作業腕の回動角を調節する複動式シリンダで
連結し、この複動式シリンダの上げライン及び下げライ
ンを中立位置を有する有する機械式三位置切換弁を介し
て作動油供給ラインと作動油排出ラインとに切り換え自
在に接続し、この機械式三位置切換弁のポート切換部に
ケーブルを介して切り換え作動する切換レバを連結した
建設機械の作業腕の油圧回路において、前記上げライン
に前記作動油排出ラインへの作動油の戻りを規制するパ
イロットチェック弁を設けると共に、このパイロットチ
ェック弁にパイロット圧を付勢して開成するパイロット
油路を設け、このパイロット油路に、これをエンジン運
転時に開成しエンジン停止時に閉成する弁を設けた建設
機械の作業腕の油圧回路を提供するものである。
するために、建設機械とこれに回動自在に枢支された作
業腕とを該作業腕の回動角を調節する複動式シリンダで
連結し、この複動式シリンダの上げライン及び下げライ
ンを中立位置を有する有する機械式三位置切換弁を介し
て作動油供給ラインと作動油排出ラインとに切り換え自
在に接続し、この機械式三位置切換弁のポート切換部に
ケーブルを介して切り換え作動する切換レバを連結した
建設機械の作業腕の油圧回路において、前記上げライン
に前記作動油排出ラインへの作動油の戻りを規制するパ
イロットチェック弁を設けると共に、このパイロットチ
ェック弁にパイロット圧を付勢して開成するパイロット
油路を設け、このパイロット油路に、これをエンジン運
転時に開成しエンジン停止時に閉成する弁を設けた建設
機械の作業腕の油圧回路を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1に参照して詳述する。なお、従来と同一構成について
は同一符号を用いるものとする。
1に参照して詳述する。なお、従来と同一構成について
は同一符号を用いるものとする。
【0009】図1は本発明の一実施の形態に係る建設機
械の作業腕の油圧回路を示しており、同図に示すよう
に、油圧回路30は、複動式シリンダ4のシリンダ6内
を往復動するピストン6の前部作動油室8に連通する管
路を下げライン10とし、後部作動油室11に連通する
管路を上げライン12とし、上げライン12、下げライ
ン10をそれぞれ6ポート三位置切換弁13を介して作
動油供給ライン14と作動油排出ライン15とに切り換
えて接続するように構成している。
械の作業腕の油圧回路を示しており、同図に示すよう
に、油圧回路30は、複動式シリンダ4のシリンダ6内
を往復動するピストン6の前部作動油室8に連通する管
路を下げライン10とし、後部作動油室11に連通する
管路を上げライン12とし、上げライン12、下げライ
ン10をそれぞれ6ポート三位置切換弁13を介して作
動油供給ライン14と作動油排出ライン15とに切り換
えて接続するように構成している。
【0010】この場合、前記6ポート三位置切換弁13
は、従来と同様、複動式シリンダ4の伸縮を停止するた
めの中立位置16を挟んで一方側に上げライン12と作
動油供給ライン14とを連通すると同時に、下げライン
10と作動油排出ライン15とを連通させる第1切換位
置17を有し、他方側に下げライン10と作動油供給ラ
イン14とを連通すると同時に、上げライン12と作動
油排出ライン15とを連通させる第2切換位置18を設
けたものであり、また、6ポート三位置切換弁13の切
換部としてのスプール36と、建設機械1のキャビン1
9内に枢支された切換レバ20とをプッシュプルケーブ
ル21を介して連結し、キャビン19内より6ポート三
位置切換弁13の切り換えを可能としている。
は、従来と同様、複動式シリンダ4の伸縮を停止するた
めの中立位置16を挟んで一方側に上げライン12と作
動油供給ライン14とを連通すると同時に、下げライン
10と作動油排出ライン15とを連通させる第1切換位
置17を有し、他方側に下げライン10と作動油供給ラ
イン14とを連通すると同時に、上げライン12と作動
油排出ライン15とを連通させる第2切換位置18を設
けたものであり、また、6ポート三位置切換弁13の切
換部としてのスプール36と、建設機械1のキャビン1
9内に枢支された切換レバ20とをプッシュプルケーブ
ル21を介して連結し、キャビン19内より6ポート三
位置切換弁13の切り換えを可能としている。
【0011】そして、前記上げライン12にタンク31
への作動油の戻りを阻止すべくパイロットチェック弁3
2を介設し、このパイロットチェック弁32にパイロッ
ト圧を作用させて開成するパイロット油路33に、エン
ジン運転信号が入力されたときにこのパイロット油路3
3を開成し、エンジン停止信号が入力されたときに閉成
する切換弁34を設けている。
への作動油の戻りを阻止すべくパイロットチェック弁3
2を介設し、このパイロットチェック弁32にパイロッ
ト圧を作用させて開成するパイロット油路33に、エン
ジン運転信号が入力されたときにこのパイロット油路3
3を開成し、エンジン停止信号が入力されたときに閉成
する切換弁34を設けている。
【0012】この場合、エンジン運転/停止を検出する
エンジン運転状態検出センサとしては周知のセンサ、例
えば、エンジン回転数センサ、エンジン負荷センサの
他、キースチッチをセンサとして用いることも可能であ
る。
エンジン運転状態検出センサとしては周知のセンサ、例
えば、エンジン回転数センサ、エンジン負荷センサの
他、キースチッチをセンサとして用いることも可能であ
る。
【0013】従って、エンジン回転数センサ、エンジン
負荷センサ又はキースチッチによってエンジンの運転が
検出されるエンジン運転時には、切換弁34が開成して
パイロットチェック弁32にパイロット圧が作用し、こ
のパイロット圧によりパイロットチェック弁32が開成
されているため、前記切換レバ20による6ポート三位
置切換弁13の操作が有効となり、作業腕2は切換レバ
20の操作に応じて上げ、下げ又は停止される。
負荷センサ又はキースチッチによってエンジンの運転が
検出されるエンジン運転時には、切換弁34が開成して
パイロットチェック弁32にパイロット圧が作用し、こ
のパイロット圧によりパイロットチェック弁32が開成
されているため、前記切換レバ20による6ポート三位
置切換弁13の操作が有効となり、作業腕2は切換レバ
20の操作に応じて上げ、下げ又は停止される。
【0014】そして、エンジン回転数センサ、エンジン
負荷センサ又はキースチッチによってエンジンの停止が
検出されるエンジン停止時には、切換弁34が閉成して
パイロット油路33のパイロット油は、第二の作動油排
出ライン35を通じてタンク31に排出されるため、パ
イロットチェック弁32にはパイロット圧が作用せず、
閉成する。この結果、切換レバ20による6ポート三位
置切換弁13の操作は無効となり、誤った切り換えによ
る作業腕2の下降は防止される。従って、安全性が可及
的に高まり、不慮の事故を未然に防止することができ
る。
負荷センサ又はキースチッチによってエンジンの停止が
検出されるエンジン停止時には、切換弁34が閉成して
パイロット油路33のパイロット油は、第二の作動油排
出ライン35を通じてタンク31に排出されるため、パ
イロットチェック弁32にはパイロット圧が作用せず、
閉成する。この結果、切換レバ20による6ポート三位
置切換弁13の操作は無効となり、誤った切り換えによ
る作業腕2の下降は防止される。従って、安全性が可及
的に高まり、不慮の事故を未然に防止することができ
る。
【0015】尚、上げライン10と下げライン12の双
方にパイロットチェック弁32を設け、これらパイロッ
トチェック弁32を前記した6ポート三位置切換弁34
により開閉制御することも可能であり、また、操作レバ
20のロック装置のロック解除信号により前記切換弁3
4を切り換え作動してパイロット油路33を開成するよ
うに構成することも可能である。
方にパイロットチェック弁32を設け、これらパイロッ
トチェック弁32を前記した6ポート三位置切換弁34
により開閉制御することも可能であり、また、操作レバ
20のロック装置のロック解除信号により前記切換弁3
4を切り換え作動してパイロット油路33を開成するよ
うに構成することも可能である。
【0016】本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り
種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変
されたものに及ぶことは当然である。
種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変
されたものに及ぶことは当然である。
【0017】
【発明の効果】上記一実施の形態に詳述したように、本
発明は、作業腕を上げ下げする複動式シリンダの上げラ
インに前記作動油排出ラインへの作動油の戻りを規制す
べくパイロットチェック弁を設けると共に、このパイロ
ットチェック弁にパイロット圧を付勢してパイロットチ
ェック弁を開成するためのパイロット油路を設け、この
パイロット油路に、これをエンジン停止時に閉成しエン
ジン運転時に閉成する切換弁を設けたので、エンジン停
止時の作業腕の下降を禁止することができ、安全性を可
及的に向上することができる等、正に著大なる効果を発
揮する。
発明は、作業腕を上げ下げする複動式シリンダの上げラ
インに前記作動油排出ラインへの作動油の戻りを規制す
べくパイロットチェック弁を設けると共に、このパイロ
ットチェック弁にパイロット圧を付勢してパイロットチ
ェック弁を開成するためのパイロット油路を設け、この
パイロット油路に、これをエンジン停止時に閉成しエン
ジン運転時に閉成する切換弁を設けたので、エンジン停
止時の作業腕の下降を禁止することができ、安全性を可
及的に向上することができる等、正に著大なる効果を発
揮する。
【図1】本発明の一実施の形態を示し、建設機械の作業
腕の油圧回路を示す回路図である。
腕の油圧回路を示す回路図である。
【図2】従来の建設機械の作業腕の油圧回路を示す回路
図である。
図である。
1 建設機械 2 作業腕 4 複動式シリンダ 10 下げライン 12 上げライン 13 6ポート三位置切換弁 14 作動油供給ライン 15 作動油排出ライン 20 切換レバ 21 プッシュプルケーブル 30 油圧回路 32 パイロットチェック弁 34 切換弁
Claims (1)
- 【請求項1】 建設機械とこれに回動自在に枢支された
作業腕とを該作業腕の回動角を調節する複動式シリンダ
で連結し、 該複動式シリンダの上げライン及び下げラインを中立位
置を有する機械式三位置切換弁を介して作動油供給ライ
ンと作動油排出ラインとに切り換え自在に接続し、 該機械式三位置切換弁のポート切換部にケーブルを介し
て切り換え作動する切換レバを連結した建設機械の作業
腕の油圧回路において、 前記上げラインに前記作動油排出ラインへの作動油の戻
りを規制するパイロットチェック弁を設けると共に、 該パイロットチェック弁にパイロット圧を付勢して開成
するパイロット油路を設け、 該パイロット油路に、これをエンジン運転時に開成しエ
ンジン停止時に閉成する弁を設けたことを特徴とする建
設機械の作業腕の油圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14990098A JPH11336116A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 建設機械の作業腕の油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14990098A JPH11336116A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 建設機械の作業腕の油圧回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11336116A true JPH11336116A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15485069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14990098A Pending JPH11336116A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 建設機械の作業腕の油圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11336116A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020078586A1 (en) | 2018-10-17 | 2020-04-23 | Caterpillar Sarl | Drift-prevention valve device, blade device, and working machine |
EP3660223A4 (en) * | 2018-02-09 | 2021-04-07 | Hitachi Construction Machinery Tierra Co., Ltd. | CONSTRUCTION MACHINE |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP14990098A patent/JPH11336116A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3660223A4 (en) * | 2018-02-09 | 2021-04-07 | Hitachi Construction Machinery Tierra Co., Ltd. | CONSTRUCTION MACHINE |
WO2020078586A1 (en) | 2018-10-17 | 2020-04-23 | Caterpillar Sarl | Drift-prevention valve device, blade device, and working machine |
CN112867828A (zh) * | 2018-10-17 | 2021-05-28 | 卡特彼勒Sarl | 防漂移阀装置,刀片装置和工作机械 |
CN112867828B (zh) * | 2018-10-17 | 2022-03-04 | 卡特彼勒Sarl | 防漂移阀装置,刀片装置和工作机械 |
DE112019004752B4 (de) | 2018-10-17 | 2023-10-12 | Caterpillar Sarl | Ventilvorrichtung zum verhindern eines abdriftens, schaufelvorrichtung und arbeitsmaschine |
US11885099B2 (en) | 2018-10-17 | 2024-01-30 | Caterpillar Sarl | Drift-prevention valve device, blade device, and working machine |
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Legal Events
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