JPH1133553A - インライン塩素発生電解装置と該装置を用いた被処理水の電解処理方法 - Google Patents

インライン塩素発生電解装置と該装置を用いた被処理水の電解処理方法

Info

Publication number
JPH1133553A
JPH1133553A JP19390997A JP19390997A JPH1133553A JP H1133553 A JPH1133553 A JP H1133553A JP 19390997 A JP19390997 A JP 19390997A JP 19390997 A JP19390997 A JP 19390997A JP H1133553 A JPH1133553 A JP H1133553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
electrode
chlorine
treated
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19390997A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Murakami
隆 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP19390997A priority Critical patent/JPH1133553A/ja
Publication of JPH1133553A publication Critical patent/JPH1133553A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 淡水中の塩素イオンを遊離塩素に変換できる
インライン式電解装置を提供し、この電解装置により、
少ないスペースにも設置できるインライン塩素発生電解
装置を提供する。 【解決手段】 円筒電極内に同心電極を配置し、両電極
間に直流電圧を印加し、該両電極間の間隙を通過する被
処理水中の塩素イオンを残留塩素に変換する電解装置で
あって、円筒電極の内壁面を陽極面とし、その陽極面面
積をA、その円筒電極内の略中央に同心に配置した筒状
もしくは棒状の同心電極の外壁面を陰極面とし、その陰
極面面積をBとしたとき、陽極面と陰極面の面積比A/
Bが1.1≦A/B≦2.0であることを特徴とするイ
ンライン塩素発生電解装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は微量の塩素イオンを
含有する淡水を電解し、遊離塩素を経済的に生成するこ
とができ、構造が簡単で配管途中に容易に設置可能なコ
ンパクトな塩素発生電解装置及びそれを用いた被処理水
の電解処理方法を提供することを目的としている。特
に、カップ式飲料自動販売機あるいはポストミックス型
飲料製造機内で原料として用いられる水の殺菌に用いら
れる塩素発生電解装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から各種用途に様々な水が使用され
ている。これらの水溶液等は溶質が適度な養分を提供
し、あるいは該水溶液の液温が繁殖に好ましい比較的高
温度であると、細菌等の微生物が繁殖して該微生物は前
記水溶液等の性能劣化を起こしたり処理装置内に浮遊し
たり蓄積することが多い。
【0003】夏季のスポーツとして最も一般的な水泳は
幅広い年齢層の人々に親しまれている。
【0004】このプールに使用される水には人体に有害
な細菌類等の微生物が数多く生息し、該プール水は利用
者の眼や傷などに直接接触して疾患を生じさせることが
あるため、プール水には次亜塩素酸ソーダ等の薬剤を投
入して消毒を行って疾患の発生を防止している。しかし
ながら、塩素系試薬は分解するため永続使用することが
出来ず毎日のようにプール水に添加を続ける必要があ
り、かつプールに使用されるプール水の量は莫大なもの
であるため、使用する薬剤のコストも大きな負担となっ
ている。
【0005】更に近年におけるマンションの等の集合住
宅あるいは多数の企業が集合して形成されるビル等の建
築物の増加に伴い、該建築物等に設置される各種冷暖房
設備の設置台数も飛躍的に増加している。このような多
数の冷暖房設備が設置されているマンションやビル等で
は、通常該冷暖房設備の冷却水の熱交換器用設備例えば
クーリングタワーがその屋上に設置されている。この熱
交換器設備の冷却水も長期間使用を継続すると黴や細菌
類等の微生物が繁殖し前記熱交換器の熱交換面に析出し
て熱交換性能を悪化させたり、微生物が塊状に発生して
配管等を閉塞することもある。又多量に発生する微生物
の経時作用により配管や機器に腐食等の重大な問題を引
き起こすことがある。
【0006】更に近年の家庭用浴槽の普及や温泉ブーム
から浴場水の使用量が増大しているが、該浴場水は40
℃前後の微生物が最も繁殖し易い液温を有するため、入
浴に使用せずに単に放置しておくだけでも微生物が急速
に繁殖して汚染され、使用を継続出来なくなり、入浴を
繰り返すと人体の垢等が浮遊してこの傾向はより顕著に
なる。繁殖した微生物は微小であるため濾過操作では除
去しにくく、特に銭湯などではその使用量が膨大である
ため、汚染された浴場水の再生を簡単な処理操作で行う
ことが出来れば大幅なコストダウンが可能になる。
【0007】更に飲料水は、貯水池等の水源に貯水され
た水を浄水場で消毒処理した後、各家庭や飲料店等に上
水道を通して供給される。飲料水の前記消毒は塩素によ
る処理が一般的であるが、該塩素処理によると飲料水の
消毒は比較的良好に行われる反面、時間の経過とともに
塩素は分解していくため、屋上の貯水タンクやポストミ
ックス方式のカップ型飲料水自動販売機内などの末端の
部分では塩素が消失し、思わぬ細菌の増殖が問題となる
ことがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】淡水中に含まれる塩素
イオンを電解によって残留塩素に変換できることは知ら
れている。しかしながら、既存の設備にこれらの電解槽
を設置することはスペース的な制約があり困難であっ
た。又、カップ型飲料水自動販売機や各種飲料製造装置
に塩素生成用電解槽が設置されているものもあるが、こ
れらの電解槽は貯水タンクも兼ねることもあり、比較的
容量の大きいものであった。そこで、本発明は既存の設
備に対して設置が容易なコンパクトな電解槽を提供する
ことを課題目的にする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
(1)〜(14)の何れかによって達成される。
【0010】(1) 円筒電極内に同心電極を配置し、
両電極間に直流電圧を印加し、該両電極間の間隙を通過
する被処理水中の塩素イオンを残留塩素に変換する電解
装置であって、円筒電極の内壁面を陽極面とし、その陽
極面面積をA、その円筒電極内の略中央に同心に配置し
た筒状もしくは棒状の同心電極の外壁面を陰極面とし、
その陰極面面積をBとしたとき、陽極面と陰極面の面積
比A/Bが1.1≦A/B≦2.0であることを特徴と
するインライン塩素発生電解装置。
【0011】(2) 円筒電極内に同心電極を配置し、
両電極間に直流電圧を印加し、該両電極間の間隙を通過
する被処理水中の塩素イオンを残留塩素に変換する電解
装置であって、円筒電極の内壁面を陽極面とし、その陽
極面面積をA、その円筒電極内の略中央に同心に配置し
た筒状もしくは棒状の同心電極の外壁面を陰極面とし、
その陰極面面積をBとしたとき、陽極面と陰極面の面積
比A/Bが1.2≦A/B≦1.6であることを特徴と
するインライン塩素発生電解装置。
【0012】(3) 円筒電極内に同心電極を配置し、
両電極間に直流電圧を印加し、該両電極間の間隙を通過
する被処理水中の塩素イオンを残留塩素に変換する電解
装置の、円筒電極の内壁面を陽極面とし、同心電極の外
壁面を陰極面とするインライン塩素発生電解装置であっ
て、少なくとも円筒電極に高塩素発生電極を使用するこ
とを特徴とするインライン塩素発生電解装置。
【0013】(4) 円筒電極内に同心電極を配置し、
円筒電極の内壁面を陽極面とし、同心電極の外壁面を陰
極面としこの両電極間に直流電圧を印加し、両電極間の
間隙を通過する被処理水中の塩素イオンを残留塩素に変
換する電解装置を、通水路としての配管経路中に直列に
複数設置することを特徴とするインライン塩素発生電解
装置。
【0014】(5) 円筒電極内に同心電極を配置し、
円筒電極の内壁面を陽極面とし、同心電極の外壁面を陰
極面としこの両電極間に直流電圧を印加し、両電極間の
間隙を通過する被処理水中の塩素イオンを残留塩素に変
換する電解装置を配管経路中に直列に複数設置し、各電
解装置の陽極面同士と陰極面同士を電気的に並列に接続
して、通電することを特徴とするインライン塩素発生電
解装置。
【0015】(6) 円筒電極内に同心電極を配置し、
円筒電極の内壁面を陽極面とし、同心電極の外壁面を陰
極面としこの両電極間に直流電圧を印加し、両電極間の
間隙を通過する被処理水中の塩素イオンを残留塩素に変
換する電解装置を配管経路中に直列に複数設置し、相隣
る電解装置同士の陽極面と陰極面を電気的に直列に接続
して、通電することを特徴とするインライン塩素発生電
解装置。
【0016】(7) 円筒電極内に同心電極を配置し、
円筒電極の内壁面を電極面とし、同心電極の外壁面を電
極面としこの両電極間に直流電圧を印加し、両電極間の
間隙を通過する被処理水中の塩素イオンを残留塩素に変
換する電解装置の部分を2基直列に設けてユニットを形
成し、該ユニットを配管経路中に直列に少なくとも1組
設置し、前記ユニットの一方の電解装置の部分の円筒電
極が陽極、同心電極が陰極となるように直流電圧を印加
し、他方の電解装置の部分では円筒電極が陰極、同心電
極が陽極となるように直流電圧を印加する手段と、該電
圧の極性を随時切り替える手段とを有することを特徴と
するインライン塩素発生電解装置。
【0017】(8) 前記電解装置の通水を検出する手
段からの信号を受信し、通水が検出された際に、電解電
圧を印加させる手段を有することを特徴とする(1)〜
(7)項の何れか1項に記載のインライン塩素発生電解
装置。
【0018】(9) 前記通水を検出する手段が送水手
段からの電気信号であることを特徴とする(8)項に記
載のインライン塩素発生電解装置。
【0019】(10) 前記電解装置の通水量を検出
し、通水量に応じて、電解電圧を調整することによっ
て、生成する遊離塩素濃度を制御する手段を有すること
を特徴とする(1)〜(7)項の何れか1項に記載のイ
ンライン塩素発生電解装置。
【0020】(11) 前記電解装置はポストミックス
型カップ式飲料製造装置内の配管経路中に設置すること
を特徴とする(1)〜(10)項の何れか1項に記載の
インライン塩素発生電解装置。
【0021】(12) 前記電解装置は飲料水タンクか
ら末端のユースポイント間の配管経路中もしくは飲料水
タンクへの流入部の配管経路中に設置されることを特徴
とする(1)〜(10)項の何れか1項に記載のインラ
イン塩素発生電解装置。
【0022】(13) (1)〜(12)項の何れか1
項に記載のインライン塩素発生電解装置を用いて被処理
水を線速10〜100cm/secで通水することを特
徴とする被処理水の電解処理方法。
【0023】(14) (1)〜(12)項の何れか1
項に記載のインライン塩素発生電解装置を用いて塩素イ
オンを含有する被処理水の電気伝導度が500μS/c
m以下の被処理水を通水することを特徴とする被処理水
の電解処理方法。
【0024】(15) (1)〜(12)項の何れか1
項に記載のインライン塩素発生電解装置を用いて塩素イ
オンを含有する被処理水の電気伝導度が500μS/c
m以下の被処理水を線速10〜100cm/secで通
水することを特徴とする被処理水の電解処理方法。
【0025】本発明で用いられる電解装置は既存設備の
配管の一部に置き換えるようにして設置できるものであ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】次に添付図面に基づいて本発明の
実施の形態に係わる電解装置の好ましい例を説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0027】図1の(a)は本発明の実施の形態の電解
装置(I型)の側断面図であり、(b)はそのA−A断
面図であり(c)は斜視図である。
【0028】ここで電極自身の構造はできるだけ簡単な
方が好ましく、円筒電極11は陽極母材11Aの円筒と
被処理水に接触して電解作用を及ぼす内壁面11Bから
成り以後単に陽極11と呼ぶことがある。また、同心電
極21は棒状または円筒状の陰極母材21Aと被処理水
に接触して電解作用を及ぼす外壁面21Bから成り以後
単に陰極21と呼ぶことがある。そしてこれら電極は必
要に応じて配線13,23用のターミナル12,22用
の孔やネジ孔を加工しただけの構造がよい。尚、円筒電
極11の外周には集電用のバンド12Aが固定されその
一部にターミナル12が設けられている。特にチタンを
電極母材11A又は21Aとしたときには、加工の工数
によってコストが著しく高くなってしまうため、図1に
示したような電極保持具31(アダプター)を利用する
ことが望ましい。これは絶縁性を有するプラスチックな
どを成形加工して作成するとよい。この電極保持具31
は同心電極21が円筒電極11の略中央に、即ち同心に
なるように配置するためのものである。
【0029】又、電解装置100内の被処理水の流れが
スムーズになるように、陰極となる同心電極21の前部
と後部をなめらかな曲線で形成した通水路とすることが
望ましく、これは陰極21自身の前部後部に丸み33を
持たせて加工してもよいが、この丸み33は電極を保持
すめための保持具31(アダプター)によって通水路が
なめらかな曲線となるように成形することができる。
【0030】さて、塩素イオンを含有する淡水に電圧を
印加することによって、遊離塩素を生成する方法はよく
知られており、様々な分野で利用されている。しかしな
がら、装置が大きく、また塩素発生能力が低いため、通
常よく利用される1〜10リットル/分の流量で配管内
を流れる被処理水を通水すると塩素発生量は十分ではな
かった。
【0031】本発明の電解装置100は、円筒電極11
内に同心電極21を配置し、この両電極間に直流電圧を
印加し、ここを通過する被処理水中の塩素イオンを残留
塩素に変換するインライン塩素発生電解装置である。こ
のような構成にすることによって、通水管1の途中に挿
入するように設置することが可能となり、既存設備への
追加も容易となった。さらに、塩素発生効率を最適にす
るため鋭意検討を重ねた結果、面積Aの円筒電極11の
内壁面11Bを陽極面とし、その円筒の略中央に同心に
配置した面積Bの筒状もしくは棒状の同心電極21の外
壁面21Bを陰極面として電極を構成し、両電極の面積
の比が1.1≦A/B≦2.0 好ましくは1.2≦A
/B≦1.6とすることによって、塩素発生効率の高い
電解装置を提供できることが明らかとなった。陰極面よ
りも陽極面の面積が大きいほど塩素発生効率は高いが、
両電極のA/Bの比が2.0を超えると、陽極面と陰極
面の電流密度の差が大きくなりすぎるため、電極自身の
耐久性が低下するため好ましくない。また、ここでいう
電極面積は実際に被処理水と接触して電解に関与してい
る部分の面積を意味しており、電極の保持などのために
絶縁部材で覆われている部分は含まれていない。例え
ば、電解装置100の組立性のため、円筒からなる陽極
11に対し、棒あるいは管からなる陰極21の方が長く
なるケースがあるが、その場合、陽極11である円筒か
らはみ出す陰極21の部分は適当な絶縁材料で被覆され
ていることが望ましい。
【0032】又、この電解装置100の直径があまり大
きいと、陽極である円筒電極11の内部中央部に配置さ
れた同心電極21である陰極内部の空間が大きく無駄に
なってしまうため、円筒電極11の内径は30mm以下
が良く、好ましくは20mm以下が更に良い。
【0033】本発明の電解装置に使用する電極の材質と
しては、水の電解処理に利用できる電極であれば特に限
定はされないが、チタン等の金属材料の陽極母材11A
又は陰極母材21Aに白金などをメッキもしくは焼成法
によって被覆した陽極面11B又は陰極面21Bが好ま
しく用いられる。特に塩素発生側である陽極面材料とし
ては、電極表面が白金とイリジウムなどからなる高塩素
発生型電極が、塩素発生効率及び耐久性の点で好ましい
が、イリジウムの安全性が十分に把握されていないた
め、できれば白金だけで被覆されているものがより好ま
しい。しかしながら通常の白金メッキした電極では塩素
発生量が不十分となることが多かった。そこで、鋭意検
討を重ねた結果、円筒電極(陽極側)に使用する電極表
面の白金の被覆を白金黒もしくはそれに近い結晶構造と
し、実質的な表面積がより大きな電極を用いることによ
って、塩素発生効率が著しく高められることが確認され
た。このような白金の被覆は電解によって調整してもよ
いが、電極表面に白金化合物を塗布した後、焼成して調
整することができる。
【0034】同心電極は電流密度が高くなるため耐久性
が低下することがある。そのためこちらは耐久性がある
白金メッキの被膜とすることが好ましい。
【0035】またこの保持具31には複数の通水孔32
が明けられている。
【0036】図2は本発明の別の実施の形態のL型の電
解装置110の一部を断面にした側面図、図3は本発明
の他の実施の形態のU型の電解装置120の一部を断面
にした側面図であるが、図1に示した前記保持具31を
図2,図3に示す31Aのように変形していろいろな形
を形成さすことによって、図1のI型に対して、図2の
L型、図3のU型のように構成することができ、配管経
路上の様々な部分に設置することが容易になる。電極保
持具は陰極及び陽極に接触するため、絶縁材料もしくは
十分に絶縁被覆された金属であることが望ましく、水圧
に耐えられる強度を有していれば特に材質は限定されな
い。
【0037】また、図4(a)の実施の形態の側断面図
とそのB−B断面図の(b)や電極保持具の斜視図
(c)に示したような形状の、中央の同心電極21(陰
極)にはめ込む方式の通水孔32Bを持った電極保持具
31Bではシリコンゴム、EPDMゴムなどの弾性体あ
るいはテフロン樹脂などが好ましく用いられる。図4で
は各電解装置が通水管1で直列に簡単に連結されている
状態が示されている。通水管1には同心電極21のター
ミナル22Bからの配線23接続点1Bが設けられ、ま
た、円筒電極11には配線13のターミナル12が設け
られている。
【0038】図5,図6に示すように各電解装置130
A,130Bには電圧が印加されるが、ここに印加する
電圧は直流で5〜25Vが好ましく選択される。又、陰
極表面におけるカルシウム、マグネシウムなどからなる
スケールを除去するため、一定時間ごとに電極の極性を
反転させることが望まれる。通常、正電5〜10分ごと
に1〜2分の逆電を実施することが望ましい。あるいは
通電量が一定に達したところで、逆電洗浄を行うように
制御することもできる。しかし、逆電中は本来の塩素発
生効率が1/2〜1/3まで低下してしまうと云う問題
がある。それを解決するため図7の電解装置130Cに
示すように2つの電解装置への電圧印加がそれぞれ逆に
かかるように結線しておき、その上でその結線回路に正
電と逆電を切り替えるようにし常時塩素発生のための電
解とスケール除去のための電解が切り替わりながら働く
ようにしてある。こうすることによって常時一定の効率
で連続的に処理することが可能であり通水を停止したり
流路を変更することなく電解処理を行うことができる。
あるいは別の方法として前記電解装置の停止中に付着し
たスケールを酸などで洗浄することも可能である。
【0039】また、本発明の電解装置100,110,
120,130A,130B,130Cでは、通水を検
出する手段からの信号を受信し、通水が検出された際
に、電解電圧を印加することが望ましい。例えばポンプ
等の送水手段からの電気信号を受信して電圧の印加もし
くは停止を制御することが好ましく用いられる。このと
き、バルブの開閉動作の開きの始動時に電圧印加が先行
した後バルブが開き、バルブの閉動作の終了後に遅れて
電圧印加が終わるように構成すると更に良い。これによ
り電解装置を含めて配管内の水に十分な遊離塩素を生成
させることができ配管内を衛生的に維持するために極め
て有効である。あるいは、長時間通水を停止する場合は
短時間電圧印加をすることは望ましいが長時間の印加は
電解ガスの発生のため、電極間にガスが溜まるため好ま
しくない。又、通水量は略一定であることが遊離塩素濃
度を制御するために好ましいが、通水量を検出し、通水
量に応じて、電解電圧を調整することによって、生成す
る遊離塩素濃度を制御することも可能である。
【0040】ところで、通水路1としての配管経路中の
一部を 陽極11とし、その内部に陰極21を配置し、
該管路中を流れる被処理水に電解処理を施して遊離塩素
を発生させる場合、被処理水の線速が10〜100cm
/sec,好ましくは20〜70cm/secであると
きに、効率的に塩素が発生できることが確認された。線
速が10以下の場合、発生するガスの影響によって電解
が妨害されてしまい、逆に高すぎると十分な遊離塩素濃
度が得られないと考えられる。
【0041】本発明の電解装置で発生させることができ
る遊離塩素濃度は0.1〜2ppmであり、好ましくは
0.3〜1.5ppmである。
【0042】又、本発明の電解装置は単独の電解装置で
の使用もできるが、図5、図6、図7に示したように複
数の電解装置の部分を直列に配置した直列型電解装置1
30A,B,Cとすることができ、遊離塩素濃度を高め
たり、図示はしないが複数の電解装置を並列に配置して
通水量の増大をはかるなどの設置方法がある。複数の電
解装置を直列に配置する場合、図5に示すようにそれぞ
れの電解装置に電圧を印加することもできるが、図6に
示すように2つ以上の電解装置の陰極と陽極を接続し
て、電気的に直列に接続することができる。こうするこ
とによって、より効率的に塩素を発生させることが可能
となる。
【0043】さらに、図8の概略構成図に示すように例
えばカップ式飲料自動販売機60を例にすれば、逆止弁
を設けた水道水の取り入れ口61、製氷機62、冷却機
63、炭酸ガスボンベ64、カーボネータ65、シロッ
プタンク66、通水管67及び制御装置68から構成さ
れる前記販売機60内に導かれた水道水の前記水道水の
取り入れ口61の付近に1つの電解装置100を配置し
て残留塩素を増加させることができると共に、さらに、
これに限らず図9の概略構成図に示すようにカップ式飲
料自動販売機60の中に複数の電解装置100を接続し
てもスペースを増大させることなく取り付けることが可
能になる。そして細菌汚染が多い通水管67の末端部近
くにも電解装置100を配置してカップ式飲料自動販売
機内の配管内を全て衛生的に維持することが可能とな
る。特に水道水等の上水中の不純物を除去するために活
性炭処理槽を取り付けることがあるが活性炭処理槽では
遊離塩素も吸着されやすいので、その下流側に本発明の
電解装置を取り付けることが極めて好ましい。これまで
のような電解装置ではそのような構成にすることは電解
装置の大きさ、形状の制約と塩素発生能力のために困難
であったが、本発明の電解装置では容易に設置すること
が可能となった。
【0044】本発明の電解装置は塩素イオンを含有する
被処理水を対象ととしたものであり、特に電気伝導度5
00μS/cm以下の淡水が好ましく処理できるもので
ある。更に言えば、井戸水、市水、上水道、などの飲料
用水に特に好ましく用いられ、これらの水を用いた飲料
製造機内やその付帯設備として、あるいはビルやマンシ
ョンの配管経路内、家庭の水道蛇口近傍(流しの下)など
に好ましく設置することが可能である。特に図10のビ
ルの給水概略系統図に示すように屋上などの貯水槽では
遊離塩素が分解していることがあり、その下流側に設置
することがユースポイントまでの配管内をより衛生的に
維持することができる。
【0045】又、本発明の電解装置では電解装置内に通
水されているときに通電することが好ましく、通水バル
ブの開閉あるいは流量計あるいはポンプのような送水手
段からの信号をもとに電解電圧を印加、停止を制御する
ことが望ましい。
【0046】又、本来この電解装置は配管の途中に設置
するものであるが、図10に示すように必要に応じて、
電解装置の下流側に貯水タンクを配置し、貯水すること
ができる。貯水中は本電解槽によって生成した遊離塩素
によってタンク内が衛生的に維持されるのである。
【0047】
【実施例】次に本発明を実施例に基づき説明するが、本
発明の実施態様はこれに限定されない。
【0048】実施例1 図4に示した本発明の電解装置を作成した。すなわち、 円筒電極(陽極) 外径16φ、内径14φ、長さl=
100mmのチタン材の管の内壁面に焼成白金(白金黒
に近い結晶構造を有す)で被覆。
【0049】同心電極(陰極) 外径10φ、長さl=
110mmのチタン材の棒の表面に焼成白金(白金黒に
近い結晶構造を有す)で被覆。
【0050】円筒電極に同心電極を挿入し、スペーサー
で極間が一定となるように同心電極を中心軸上に保持し
た。この電解装置の部分2個を上水(屋上タンクに貯蔵
され、残留塩素が消失した水道水、電気伝導度300μ
S/cm,塩素イオン濃度50ppm)の配管経路上に
図5に示すように設置し、バルブを開け、一定の流量と
なるように調整し、各電極に電圧を印加した。本電解装
置を通過した水を採水し、DPD法にて遊離残留塩素濃
度を測定した。表1にその結果を示す。
【0051】
【表1】
【0052】表1から、本発明の電解槽によって、飲料
用水として十分な濃度の残留塩素が生成できていること
がわかる。また、その濃度は流量や電圧を変えることに
よって制御できることもわかる。そして、本電解槽が配
管の一部を置き換えるように設置できることは明らかで
あり、既存の設備への追加や、省スペースに貢献できる
ものであることが確認された。そして、通常の通水作業
中に必要十分な遊離塩素を生成できることが確認され、
配管内の衛生維持に極めて有効であることが確認され
た。
【0053】また、この電解装置5〜10分毎に各電極
へ印加している直流電圧の極性を反転させることによっ
てスケール成分の付着を防止することができた。
【0054】実施例2 電解装置への電圧印加方法を図6のように変更した以外
は実施例1と同様にして、電解装置通過水中に遊離塩素
濃度を測定した。その結果を表2に示した。
【0055】
【表2】
【0056】このような接続方法にすることで、少ない
電流で効率的に遊離塩素が生成できた。
【0057】実施例3 電解装置への電圧印加方法を図7のように変更した以外
は実施例1と同様にして、電解装置の通過水中に遊離し
た塩素濃度を測定した。その結果を表3に示した。
【0058】
【表3】
【0059】このような接続方法にすることで、スケー
ル防止のために極性反転を実施している最中も一定の塩
素発生効率を得ることができ、通水を停止したり、別途
排出経路を設けたりすることなく、連続的に処理を継続
することが可能であった。
【0060】実施例4 実施例3と同様にして、内径14φの円筒電極、外径1
0φの同心電極を用いた電解装置への電圧印加方法を図
7のように変更した以外は実施例1と同様にして、電解
装置を通過した水中に遊離した塩素濃度を測定した。流
量を変化させて電解の様子を観察した。その結果を表4
に示した。
【0061】
【表4】
【0062】このように本発明の電解装置は通水の線速
が10〜100cm/secの範囲での使用が特に好ま
しいことがわかる。
【0063】実施例5 実施例1と同様の電解装置を、円筒電極と同心電極の直
径を表5に示したようにかえ、長さは1=100mmと
した以外は同様にして作成した。(図4)この電解装置
の部分2個を上水(屋上タンクに貯蔵され、残留塩素が
消失した水道水)の配管経路上に図7に示すように設置
した。バルブを明け、一定の流量となるように調整し、
各電極に電圧を印加した。電解装置を通過した水を採水
し、オルトトリジン法にて遊離残留塩素濃度をチェック
した。表5にその結果を示す。
【0064】
【表5】
【0065】表5から、本発明の電解装置が配管経路上
に設置して使用されるのに優れていることがわかる。総
合評価として本発明の電解装置の電極面の面積比A/B
の好ましい範囲が確認できた。
【0066】
【発明の効果】本発明により、淡水中の塩素イオンを遊
離塩素に変換できるインライン式電解装置を提供するこ
とができた。この電解装置により、少ないスペースにも
設置できるインライン塩素発生電解装置を提供すること
ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態の電解装置(I
型)の側断面図であり、(b)はそのA−A断面図であ
り(c)は斜視図である。
【図2】本発明の別の実施の形態の電解装置(L型)の
一部を断面にした側面図。
【図3】本発明の他の実施の形態の電解装置(U型)の
一部を断面にした側面図。
【図4】(a)は実施の形態の側断面図であり、(b)
はそのB−B断面図であり、(c)は陰極に取り付けら
れた電極保持具の斜視図である。
【図5】複数の電解装置を直列にしたときの各電極間の
結線図の一例を示す図。
【図6】複数の電解装置を直列にしたときの各電極間の
結線図の一例を示す図。
【図7】複数の電解装置を直列にしたときの各電極間の
結線図の一例を示す図。
【図8】カップ式飲料自動販売機の一例の概略構成図。
【図9】カップ式飲料自動販売機の一例の概略構成図。
【図10】貯水槽を設置したビルの給水概略系統図。
【符号の説明】
1,67 通水管 11 円筒電極(陽極) 11A 陽極母材 11B 内壁面(陽極面) 21 同心電極(陰極) 21A 陰極母材 21B 外壁面(陰極面) 31,31A,31B 電極保持具 32,32B 通水孔 60 カップ式飲料自動販売機 100,130A 電解装置(インライン塩素発生電解
装置) 130B,130C 電解装置(インライン塩素発生電
解装置) 110 L型電解装置 120 U型電解装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/50 560 C02F 1/50 560F 1/76 1/76 A

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒電極内に同心電極を配置し、両電極
    間に直流電圧を印加し、該両電極間の間隙を通過する被
    処理水中の塩素イオンを残留塩素に変換する電解装置で
    あって、円筒電極の内壁面を陽極面とし、その陽極面面
    積をA、その円筒電極内の略中央に同心に配置した筒状
    もしくは棒状の同心電極の外壁面を陰極面とし、その陰
    極面面積をBとしたとき、陽極面と陰極面の面積比A/
    Bが1.1≦A/B≦2.0であることを特徴とするイ
    ンライン塩素発生電解装置。
  2. 【請求項2】 円筒電極内に同心電極を配置し、両電極
    間に直流電圧を印加し、該両電極間の間隙を通過する被
    処理水中の塩素イオンを残留塩素に変換する電解装置で
    あって、円筒電極の内壁面を陽極面とし、その陽極面面
    積をA、その円筒電極内の略中央に同心に配置した筒状
    もしくは棒状の同心電極の外壁面を陰極面とし、その陰
    極面面積をBとしたとき、陽極面と陰極面の面積比A/
    Bが1.2≦A/B≦1.6であることを特徴とするイ
    ンライン塩素発生電解装置。
  3. 【請求項3】 円筒電極内に同心電極を配置し、両電極
    間に直流電圧を印加し、該両電極間の間隙を通過する被
    処理水中の塩素イオンを残留塩素に変換する電解装置
    の、円筒電極の内壁面を陽極面とし、同心電極の外壁面
    を陰極面とするインライン塩素発生電解装置であって、
    少なくとも円筒電極に高塩素発生電極を使用することを
    特徴とするインライン塩素発生電解装置。
  4. 【請求項4】 円筒電極内に同心電極を配置し、円筒電
    極の内壁面を陽極面とし、同心電極の外壁面を陰極面と
    しこの両電極間に直流電圧を印加し、両電極間の間隙を
    通過する被処理水中の塩素イオンを残留塩素に変換する
    電解装置を通水路としての配管経路中に直列に複数設置
    することを特徴とするインライン塩素発生電解装置。
  5. 【請求項5】 円筒電極内に同心電極を配置し、円筒電
    極の内壁面を陽極面とし、同心電極の外壁面を陰極面と
    しこの両電極間に直流電圧を印加し、両電極間の間隙を
    通過する被処理水中の塩素イオンを残留塩素に変換する
    電解装置を配管経路中に直列に複数設置し、各電解装置
    の陽極面同士と陰極面同士を電気的に並列に接続して、
    通電することを特徴とするインライン塩素発生電解装
    置。
  6. 【請求項6】 円筒電極内に同心電極を配置し、円筒電
    極の内壁面を陽極面とし、同心電極の外壁面を陰極面と
    しこの両電極間に直流電圧を印加し、両電極間の間隙を
    通過する被処理水中の塩素イオンを残留塩素に変換する
    電解装置を配管経路中に直列に複数設置し、相隣る電解
    装置同士の陽極面と陰極面を電気的に直列に接続して、
    通電することを特徴とするインライン塩素発生電解装
    置。
  7. 【請求項7】 円筒電極内に同心電極を配置し、円筒電
    極の内壁面を電極面とし、同心電極の外壁面を電極面と
    しこの両電極間に直流電圧を印加し、両電極間の間隙を
    通過する被処理水中の塩素イオンを残留塩素に変換する
    電解装置の部分を2基直列に設けてユニットを形成し、
    該ユニットを配管経路中に直列に少なくとも1組設置
    し、前記ユニットの一方の電解装置の部分の円筒電極が
    陽極、同心電極が陰極となるように直流電圧を印加し、
    他方の電解装置の部分では円筒電極が陰極、同心電極が
    陽極となるように直流電圧を印加する手段と、該直流電
    圧の極性を随時切り替える手段とを有することを特徴と
    するインライン塩素発生電解装置。
  8. 【請求項8】 前記電解装置の通水を検出する手段から
    の信号を受信し、通水が検出された際に、電解電圧を印
    加させる手段を有することを特徴とする請求項1〜7の
    何れか1項に記載のインライン塩素発生電解装置。
  9. 【請求項9】 前記通水を検出する手段が送水手段から
    の電気信号であることを特徴とする請求項8に記載のイ
    ンライン塩素発生電解装置。
  10. 【請求項10】 前記電解装置の通水量を検出し、通水
    量に応じて、電解電圧を調整することによって、生成す
    る遊離塩素濃度を制御する手段を有することを特徴とす
    る請求項1〜7の何れか1項に記載のインライン塩素発
    生電解装置。
  11. 【請求項11】 前記電解装置はポストミックス型カッ
    プ式飲料製造装置内の配管経路中に設置することを特徴
    とする請求項1〜10の何れか1項に記載のインライン
    塩素発生電解装置。
  12. 【請求項12】 前記電解装置は飲料水タンクから末端
    のユースポイント間の配管経路中もしくは飲料水タンク
    への流入部の配管経路中に設置されることを特徴とする
    請求項1〜10の何れか1項に記載のインライン塩素発
    生電解装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12の何れか1項に記載の
    インライン塩素発生電解装置を用いて被処理水を線速1
    0〜100cm/secで通水することを特徴とする被
    処理水の電解処理方法。
  14. 【請求項14】 請求項1〜12の何れか1項に記載の
    インライン塩素発生電解装置を用いて塩素イオンを含有
    する被処理水の電気伝導度が500μS/cm以下の被
    処理水を通水することを特徴とする被処理水の電解処理
    方法。
  15. 【請求項15】 請求項1〜12の何れか1項に記載の
    インライン塩素発生電解装置を用いて塩素イオンを含有
    する被処理水の電気伝導度が500μS/cm以下の被
    処理水を線速10〜100cm/secで通水すること
    を特徴とする被処理水の電解処理方法。
JP19390997A 1997-07-18 1997-07-18 インライン塩素発生電解装置と該装置を用いた被処理水の電解処理方法 Pending JPH1133553A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19390997A JPH1133553A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 インライン塩素発生電解装置と該装置を用いた被処理水の電解処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19390997A JPH1133553A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 インライン塩素発生電解装置と該装置を用いた被処理水の電解処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1133553A true JPH1133553A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16315767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19390997A Pending JPH1133553A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 インライン塩素発生電解装置と該装置を用いた被処理水の電解処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1133553A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6357454B1 (en) * 1999-11-03 2002-03-19 Jyonan Electric Industrial Co., Ltd. Method for washing and sterilizing beer supply pipe
JP2013208604A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Toshiba Corp 次亜塩素酸再生方法、及び次亜塩素酸再生装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6357454B1 (en) * 1999-11-03 2002-03-19 Jyonan Electric Industrial Co., Ltd. Method for washing and sterilizing beer supply pipe
JP2013208604A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Toshiba Corp 次亜塩素酸再生方法、及び次亜塩素酸再生装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10500614A (ja) 電気分解による水処理
US6699381B2 (en) Water purification/sterilization method and device therefor
EP2394965B1 (en) Electrode block and fluid reformer using the electrode block
JP5486170B2 (ja) 貯湯式給湯装置を有する生活用水供給システム
JP5595214B2 (ja) 殺菌水供給システム
KR100947255B1 (ko) 모듈형 전해셀을 구비한 저용량 차아염소산나트륨 발생장치
JPH0615276A (ja) 水の電解消毒方法及び流水形水電解式消毒器
US20070000790A1 (en) Method and device for electrochemical disinfection of water
JPH1133553A (ja) インライン塩素発生電解装置と該装置を用いた被処理水の電解処理方法
JP2004132592A (ja) 電気化学的水処理方法及び水処理システム
JPH11104642A (ja) インライン塩素発生電解装置及びそのスペーサーと該装置を用いた被処理水の電解処理方法及びカップ式飲料製造装置
JPH1177053A (ja) 飲料水殺菌装置及びそれを用いた飲料製造機
KR200353265Y1 (ko) 소독장치를 구비한 정수기
JP3843365B2 (ja) 水質浄化方法及びその機構
EP1226094B1 (en) Device for electrolysis
JP4039869B2 (ja) 水処理装置
US20170036926A1 (en) Water Sanitizing System
RU2139956C1 (ru) Установка для получения растворов гипохлоритов электролизом
JPH07163982A (ja) 貯留水の電解消毒装置
WO1997017298A1 (fr) Procede de fabrication pour bactericide, dispositif de fabrication et bactericide
JP2003126858A (ja) 電解水生成方法
JP3180319B2 (ja) 被処理水の電気化学的処理方法
JPH10128334A (ja) 水処理装置及び方法とそれに用いる複極式固定床型電極電解槽とアース電極の設置方法
KR20050005910A (ko) 이온수기의 세정장치 및 세정방법
TWI418518B (zh) An electrode block and a fluid reforming device using the block