JPH11335035A - エレベータのテールコード点検装置 - Google Patents
エレベータのテールコード点検装置Info
- Publication number
- JPH11335035A JPH11335035A JP14002098A JP14002098A JPH11335035A JP H11335035 A JPH11335035 A JP H11335035A JP 14002098 A JP14002098 A JP 14002098A JP 14002098 A JP14002098 A JP 14002098A JP H11335035 A JPH11335035 A JP H11335035A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- tail cord
- work frame
- hook
- worker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 テールコードのすり切れ等も効果的に点検す
ることのできるエレベータのテールコード点検装置を提
案する。 【解決手段】 昇降路１途中に設けられた接続箱９に一
端が取付けられ、他端がかご７下端の中継箱１２に取付
けられたテールコード１１を備えたエレベータにおい
て、前記かご７下端に、取外し自在に配設され、テール
コード１１点検時の取付け時、作業員が乗り込んで点検
できる作業枠１８を備えたものである。
ることのできるエレベータのテールコード点検装置を提
案する。 【解決手段】 昇降路１途中に設けられた接続箱９に一
端が取付けられ、他端がかご７下端の中継箱１２に取付
けられたテールコード１１を備えたエレベータにおい
て、前記かご７下端に、取外し自在に配設され、テール
コード１１点検時の取付け時、作業員が乗り込んで点検
できる作業枠１８を備えたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータのテー
ルコード点検装置に関する。
ルコード点検装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にエレベータのテールコードは、昇
降路途中に設けられた接続箱に一端が取付けられ、他端
がかご下端の中継箱に取付けられている。このテールコ
ードは長年使用していると、部分的にすり切れたりす
る。
降路途中に設けられた接続箱に一端が取付けられ、他端
がかご下端の中継箱に取付けられている。このテールコ
ードは長年使用していると、部分的にすり切れたりす
る。
【０００３】一方、テールコードの点検は、ピット内に
作業員が入り、この作業員が上を見上げ、かごの上下動
に合わせスムーズに追従しているかだけの点検であっ
た。
作業員が入り、この作業員が上を見上げ、かごの上下動
に合わせスムーズに追従しているかだけの点検であっ
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の点検方法で
は、テールコードのよじれ等は点検できるが、テールコ
ードが途中ですり切れている場合等の点検は、まったく
できなかった。
は、テールコードのよじれ等は点検できるが、テールコ
ードが途中ですり切れている場合等の点検は、まったく
できなかった。
【０００５】本発明の目的は、テールコードのすり切れ
等も効果的に点検することのできるエレベータのテール
コード点検装置を提案することにある。
等も効果的に点検することのできるエレベータのテール
コード点検装置を提案することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的は、昇降路途中
に設けられた接触箱に一端が取付けられ、他端がかご下
端の中継箱に取付けられたテールコードを備えたエレベ
ータにおいて、前記かご下端に、取外し自在に配置さ
れ、テールコード点検時の取付け時、作業員が乗り込ん
で点検できる作業枠を備えたことにより達成できる。
に設けられた接触箱に一端が取付けられ、他端がかご下
端の中継箱に取付けられたテールコードを備えたエレベ
ータにおいて、前記かご下端に、取外し自在に配置さ
れ、テールコード点検時の取付け時、作業員が乗り込ん
で点検できる作業枠を備えたことにより達成できる。
【０００７】テールコード点検時、作業枠をかご下端に
取付け、この作業枠に作業員が乗り込み、かごを上昇さ
せながらテールコードの点検を行う。このため、テール
コードのすり切れ状態も目視確認でき効果的な点検を行
うことができる。
取付け、この作業枠に作業員が乗り込み、かごを上昇さ
せながらテールコードの点検を行う。このため、テール
コードのすり切れ状態も目視確認でき効果的な点検を行
うことができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態を図に
基づき説明する。図１は本発明の一実施形態になるエレ
ベータのテールコード点検装置を備えたエレベータの全
体側面図である。
基づき説明する。図１は本発明の一実施形態になるエレ
ベータのテールコード点検装置を備えたエレベータの全
体側面図である。
【０００９】図において、１は昇降路、２は昇降路１の
上部に形成された機械室で、この機械室２には、巻上機
（図示せず）のシーブ３やアイドラプーリ４、制御盤５
が設けられている。６は主ロープで、この主ロープ６の
一端はかご７に、他端は、シーブ３及びアイドラプーリ
４に巻掛けられた後カウンターウェート８に取付けられ
ている。
上部に形成された機械室で、この機械室２には、巻上機
（図示せず）のシーブ３やアイドラプーリ４、制御盤５
が設けられている。６は主ロープで、この主ロープ６の
一端はかご７に、他端は、シーブ３及びアイドラプーリ
４に巻掛けられた後カウンターウェート８に取付けられ
ている。
【００１０】そして、シーブ３の駆動により主ロープ６
を介してかご７及びカウンターウェート８が昇降する。
９は昇降路１の中間部に取付けられた接続箱で、この接
続箱９には、制御盤５に接続する配線１０が取付けられ
ている。１１はテールコードでこのテールコード１１の
一端は接続箱９に他端はかご７の下端に設けられた中継
箱１２に取付けられている。１３はかご７の上部に設け
られた器具ボックス、１４は保守時かご７を昇降制御す
る操作体で、この操作体１４は配線１５により器具ボッ
クス１３と接続されている。１６はかご７の下端に設け
られ命綱を引掛ける命綱用フック、１７は作業枠１８を
引掛ける作業枠用フックである。１９はピットである。
を介してかご７及びカウンターウェート８が昇降する。
９は昇降路１の中間部に取付けられた接続箱で、この接
続箱９には、制御盤５に接続する配線１０が取付けられ
ている。１１はテールコードでこのテールコード１１の
一端は接続箱９に他端はかご７の下端に設けられた中継
箱１２に取付けられている。１３はかご７の上部に設け
られた器具ボックス、１４は保守時かご７を昇降制御す
る操作体で、この操作体１４は配線１５により器具ボッ
クス１３と接続されている。１６はかご７の下端に設け
られ命綱を引掛ける命綱用フック、１７は作業枠１８を
引掛ける作業枠用フックである。１９はピットである。
【００１１】今、テールコードの点検を行うに当たり、
作業員はピット１９内へと入る。次に、はしご等を用い
て、作業枠１８をフック１７へ引掛けると共にその中に
入り、命綱をフック１６へ引掛ける。その後、操作体１
４を操作し、かご７を上昇させ、テールコード１１の状
態をチェックする。作業終了後は、作業枠１８を取外
し、かご７の重量オーバー等の問題を解消する。
作業員はピット１９内へと入る。次に、はしご等を用い
て、作業枠１８をフック１７へ引掛けると共にその中に
入り、命綱をフック１６へ引掛ける。その後、操作体１
４を操作し、かご７を上昇させ、テールコード１１の状
態をチェックする。作業終了後は、作業枠１８を取外
し、かご７の重量オーバー等の問題を解消する。
【００１２】このように、作業枠１８に乗って点検でき
るため、テールコード１１のすり切れ状態等も適確に点
検できる。
るため、テールコード１１のすり切れ状態等も適確に点
検できる。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、テールコードのすり切
れ状態も点検でき、適確な点検作業を行うことができ
る。
れ状態も点検でき、適確な点検作業を行うことができ
る。
【図１】本発明の一実施形態になるエレベータのテール
コード点検装置を備えたエレベータの全体側面図であ
る。
コード点検装置を備えたエレベータの全体側面図であ
る。
１ 昇降路 ７ かご ９ 中間部の接続箱 １１ テールコード １２ 中継箱 １３ かご上器具ボックス １４ 操作体 １５ 配線 １６ 命綱用フック １７ 作業枠用フック １８ 作業枠 １９ ピット
Claims (1)
- 【請求項１】 昇降路途中に設けられた接触箱に一端が
取付けられ、他端がかご下端の中継箱に取付けられたテ
ールコードを備えたエレベータにおいて、前記かご下端
に、取外し自在に配置され、テールコード点検時の取付
け時、作業員が乗り込んで点検できる作業枠を備えたこ
とを特徴とするエレベータのテールコード点検装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14002098A JPH11335035A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | エレベータのテールコード点検装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14002098A JPH11335035A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | エレベータのテールコード点検装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11335035A true JPH11335035A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15259083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14002098A Pending JPH11335035A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | エレベータのテールコード点検装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11335035A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3269673A1 (en) * | 2016-07-11 | 2018-01-17 | Otis Elevator Company | System to enable access to travelling cable dead end hitch from inside an elevator car |
| CN110683440A (zh) * | 2018-07-05 | 2020-01-14 | 东芝电梯株式会社 | 报告装置及报告方法 |
-
1998
- 1998-05-21 JP JP14002098A patent/JPH11335035A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3269673A1 (en) * | 2016-07-11 | 2018-01-17 | Otis Elevator Company | System to enable access to travelling cable dead end hitch from inside an elevator car |
| US10544008B2 (en) | 2016-07-11 | 2020-01-28 | Otis Elevator Company | System to enable access to travelling cable dead end hitch from inside an elevator car |
| CN110683440A (zh) * | 2018-07-05 | 2020-01-14 | 东芝电梯株式会社 | 报告装置及报告方法 |
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