JP2005320144A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. 昇降路内を昇降するかごを懸吊する主索が弛緩した際に、前記かごの下降を停止させる非常止め装置を備えたエレベータにおいて、
   前記かごに設けられた非常止め装置試験用連結手段より上方に位置する前記主索にクランプを取り付ける工程と、
   前記クランプ及び前記非常止め装置試験用連結手段の間に渡って揚重装置を連結する工程と、
   前記揚重装置によって前記かごを上昇させ、前記主索の前記クランプより下方を弛緩させる工程と、
   前記かごを下降させる動作を行い、前記非常止め装置の動作確認を行う工程と
   を備えたことを特徴とするエレベータの非常止め装置の試験方法。
2. エレベータの昇降路内を昇降するかごと、
   このかごを懸吊する主索と、
   この主索が弛緩した際に前記かごの下降を停止させる非常止め装置と、
   前記かごの固定体に設けられた非常止め装置試験用連結手段と、
   前記非常止め装置試験用連結手段より上方に位置する前記主索に設けられたクランプと、
   前記非常止め装置試験用連結手段及び前記クランプの間に渡って連結され、前記かごを上昇させて前記主索の前記クランプより下方を弛緩させることにより、前記非常止め装置を動作させる揚重装置と
   を備えたことを特徴とするエレベータの非常止め装置の試験装置。
3. エレベータは、かごと釣合い重りとを釣瓶式に懸吊する主索と、この主索が巻き掛けられた巻上機の駆動綱車とを備えたトラクション式エレベータであることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載のエレベータの非常止め装置の試験方法又は試験装置。
4. 揚重装置は、チェーンブロックであることを特徴とする請求項１から請求項３の何れかに記載のエレベータの非常止め装置の試験方法又は試験装置。