JPH11334588A - 鉄道用輪軸搬送装置 - Google Patents
鉄道用輪軸搬送装置Info
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- JPH11334588A JPH11334588A JP14199498A JP14199498A JPH11334588A JP H11334588 A JPH11334588 A JP H11334588A JP 14199498 A JP14199498 A JP 14199498A JP 14199498 A JP14199498 A JP 14199498A JP H11334588 A JPH11334588 A JP H11334588A
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- railway
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、無人で鉄道用輪軸を搬送すること
を可能とし、搬送作業効率を改善できる鉄道用輪軸搬送
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 一定径路Lに沿って移動自在な自走台車
21に、鉄道用輪軸1(11)の両車輪をそれぞれ支持する
一対のアーム部と、これら一対のアーム部を自走台車21
の前後方向に移動自在に支持し、昇降するリフト部から
なるクレーン部51を設け、自走台車21を、鉄道用輪軸1
(11)の軸心真上位置に前記リフト部が位置するように
姿勢を変えずに横行走行可能な構成とする。この構成に
よれば、自走台車21により鉄道用輪軸1(11)を搬送す
ることにより、無人化を図ることができ、また複数の自
走台車21を投入できるので、長距離搬送の際に搬送能力
を向上させることができ、搬送作業効率を改善できる。
を可能とし、搬送作業効率を改善できる鉄道用輪軸搬送
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 一定径路Lに沿って移動自在な自走台車
21に、鉄道用輪軸1(11)の両車輪をそれぞれ支持する
一対のアーム部と、これら一対のアーム部を自走台車21
の前後方向に移動自在に支持し、昇降するリフト部から
なるクレーン部51を設け、自走台車21を、鉄道用輪軸1
(11)の軸心真上位置に前記リフト部が位置するように
姿勢を変えずに横行走行可能な構成とする。この構成に
よれば、自走台車21により鉄道用輪軸1(11)を搬送す
ることにより、無人化を図ることができ、また複数の自
走台車21を投入できるので、長距離搬送の際に搬送能力
を向上させることができ、搬送作業効率を改善できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪を組み付けた
ままの鉄道用輪軸を搬送する搬送装置に関するものであ
る。
ままの鉄道用輪軸を搬送する搬送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記車輪を組み付けたままの鉄道
用輪軸は、有人クレーンにより吊り上げ、敷設された鉄
道レール上へ載せ、人手により転がして(押して)搬送
している。
用輪軸は、有人クレーンにより吊り上げ、敷設された鉄
道レール上へ載せ、人手により転がして(押して)搬送
している。
【0003】上記車輪を組み付けたままの鉄道用輪軸の
構成例を説明する。電車用の鉄道用輪軸1は、図11に示
すように、車軸2と、この車軸2の両端に嵌合され、電
車の車体に支持される一対の複式円筒コロ軸受3と、車
軸2の一対の複式円筒コロ軸受3の内方にそれぞれ嵌合
され、レール上に載置される一対の車輪4と、一方の車
輪4の内方に配置され、電車の車体側より駆動力が伝達
される歯車装置5から構成されている。
構成例を説明する。電車用の鉄道用輪軸1は、図11に示
すように、車軸2と、この車軸2の両端に嵌合され、電
車の車体に支持される一対の複式円筒コロ軸受3と、車
軸2の一対の複式円筒コロ軸受3の内方にそれぞれ嵌合
され、レール上に載置される一対の車輪4と、一方の車
輪4の内方に配置され、電車の車体側より駆動力が伝達
される歯車装置5から構成されている。
【0004】上記構成により、一対の複式円筒コロ軸受
3が電車の車体の下部に支持され、一対のレール上に一
対の車輪4がそれぞれ載置され、車体側の駆動力が歯車
装置5を介して車軸2へ伝達されると、車軸2が回転駆
動され、電車が走行する。
3が電車の車体の下部に支持され、一対のレール上に一
対の車輪4がそれぞれ載置され、車体側の駆動力が歯車
装置5を介して車軸2へ伝達されると、車軸2が回転駆
動され、電車が走行する。
【0005】またディーゼル車用の鉄道用輪軸11は、図
12に示すように、車軸12と、この車軸12の両端に嵌合さ
れ、ディーゼル車の車体に支持される一対の複式円筒コ
ロ軸受13と、車軸12の複式円筒コロ軸受13の内方にそれ
ぞれ嵌合され、レール上に載置される一対の車輪14と、
車軸12の中央に配置され、ディーゼル車の車体側より駆
動力が伝達される減速装置付き歯車装置15が設けられて
いる。
12に示すように、車軸12と、この車軸12の両端に嵌合さ
れ、ディーゼル車の車体に支持される一対の複式円筒コ
ロ軸受13と、車軸12の複式円筒コロ軸受13の内方にそれ
ぞれ嵌合され、レール上に載置される一対の車輪14と、
車軸12の中央に配置され、ディーゼル車の車体側より駆
動力が伝達される減速装置付き歯車装置15が設けられて
いる。
【0006】上記構成により、一対の複式円筒コロ軸受
13がディーゼル車の車体の下部に支持され、一対のレー
ル上に一対の車輪14がそれぞれ載置され、車体側の駆動
力が減速装置付き歯車装置15を介して車軸12へ伝達され
ると、車軸12が減速されて回転駆動され、ディーゼル車
が走行する。
13がディーゼル車の車体の下部に支持され、一対のレー
ル上に一対の車輪14がそれぞれ載置され、車体側の駆動
力が減速装置付き歯車装置15を介して車軸12へ伝達され
ると、車軸12が減速されて回転駆動され、ディーゼル車
が走行する。
【0007】なお、このディーゼル車の鉄道用輪軸11
は、図12に示す輪軸用キャスタ16にセットされた状態で
置かれる。この輪軸用キャスタ16は、減速装置付き歯車
装置15の重心が車軸12と一致しないため、鉄道用輪軸11
を持ち上げる際に、輪軸11が回転して不安定な状態とな
ることを防止する目的で使用される。輪軸用キャスタ16
は、車軸12に懸ける一対のアーム17と、アーム17間に接
続され、減速装置付き歯車装置15の端部を支持する支持
材18と、この支持材18の下方に取り付けられる一対の車
輪19から構成されている。
は、図12に示す輪軸用キャスタ16にセットされた状態で
置かれる。この輪軸用キャスタ16は、減速装置付き歯車
装置15の重心が車軸12と一致しないため、鉄道用輪軸11
を持ち上げる際に、輪軸11が回転して不安定な状態とな
ることを防止する目的で使用される。輪軸用キャスタ16
は、車軸12に懸ける一対のアーム17と、アーム17間に接
続され、減速装置付き歯車装置15の端部を支持する支持
材18と、この支持材18の下方に取り付けられる一対の車
輪19から構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の鉄
道用輪軸の搬送方法では、クレーンで鉄道用輪軸1また
は11を吊り上げるために常に落下の恐れがあり、またデ
ィーゼル車用の減速装置付き鉄道用輪軸11のとき水平に
吊り上げるためにはキャスタ16を同時に支持する専用の
吊り具など特殊な装置が必要であった。さらに鉄道用輪
軸1または11を長距離搬送するとき、天井クレーンが必
要であり、同一エリア内では1台しか使用できないた
め、搬送作業効率が悪いという問題があった。
道用輪軸の搬送方法では、クレーンで鉄道用輪軸1また
は11を吊り上げるために常に落下の恐れがあり、またデ
ィーゼル車用の減速装置付き鉄道用輪軸11のとき水平に
吊り上げるためにはキャスタ16を同時に支持する専用の
吊り具など特殊な装置が必要であった。さらに鉄道用輪
軸1または11を長距離搬送するとき、天井クレーンが必
要であり、同一エリア内では1台しか使用できないた
め、搬送作業効率が悪いという問題があった。
【0009】そこで、本発明は、特殊な装置を使用せず
に、無人で鉄道用輪軸を搬送することを可能とし、また
搬送作業効率を改善できる鉄道用輪軸搬送装置を提供す
ることを目的としたものである。
に、無人で鉄道用輪軸を搬送することを可能とし、また
搬送作業効率を改善できる鉄道用輪軸搬送装置を提供す
ることを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、車輪を組
み付けたままの鉄道用輪軸を搬送する搬送装置であっ
て、一定径路に沿って移動自在な移動体を備え、この移
動体に、前記鉄道用輪軸の両車輪をそれぞれ支持する一
対のアーム部と、これら一対のアーム部を移動体の前後
方向に移動自在に支持し、昇降するリフト部を設け、前
記移動体を、前記鉄道用輪軸の軸心真上位置に前記リフ
ト部が位置するように移動可能な構成としたことを特徴
とするものである。
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、車輪を組
み付けたままの鉄道用輪軸を搬送する搬送装置であっ
て、一定径路に沿って移動自在な移動体を備え、この移
動体に、前記鉄道用輪軸の両車輪をそれぞれ支持する一
対のアーム部と、これら一対のアーム部を移動体の前後
方向に移動自在に支持し、昇降するリフト部を設け、前
記移動体を、前記鉄道用輪軸の軸心真上位置に前記リフ
ト部が位置するように移動可能な構成としたことを特徴
とするものである。
【0011】上記構成によれば、移動体のリフト部が鉄
道用輪軸の軸心真上位置に位置されると、リフト部によ
りアーム部が下降され、続いて一対のアーム部がそれぞ
れ前後に移動されて、アーム部が鉄道用輪軸の両車輪の
下に入れられ、次にリフト部によりアーム部が上昇され
ることにより、鉄道用輪軸の両車輪がそれぞれアーム部
により支持され、鉄道用輪軸が持ち上げられる。この状
態で移動体が移動されることにより、鉄道用輪軸が搬送
される。
道用輪軸の軸心真上位置に位置されると、リフト部によ
りアーム部が下降され、続いて一対のアーム部がそれぞ
れ前後に移動されて、アーム部が鉄道用輪軸の両車輪の
下に入れられ、次にリフト部によりアーム部が上昇され
ることにより、鉄道用輪軸の両車輪がそれぞれアーム部
により支持され、鉄道用輪軸が持ち上げられる。この状
態で移動体が移動されることにより、鉄道用輪軸が搬送
される。
【0012】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明であって、移動体に、アーム部の前後方向の
移動ストロークを調整する調整手段を設けたことを特徴
とするものである。
記載の発明であって、移動体に、アーム部の前後方向の
移動ストロークを調整する調整手段を設けたことを特徴
とするものである。
【0013】上記構成によれば、アーム部の前後方向の
移動ストロークを調整することにより、狭軌、広軌両方
の多くの種類の鉄道用輪軸に対して対応することができ
る。さらに請求項3記載の発明は、上記請求項1または
請求項2記載の発明であって、移動体のアーム部に、鉄
道用輪軸の減速装置および輪軸用キャスタを支持する支
持部材を設けたことを特徴とするものである。
移動ストロークを調整することにより、狭軌、広軌両方
の多くの種類の鉄道用輪軸に対して対応することができ
る。さらに請求項3記載の発明は、上記請求項1または
請求項2記載の発明であって、移動体のアーム部に、鉄
道用輪軸の減速装置および輪軸用キャスタを支持する支
持部材を設けたことを特徴とするものである。
【0014】上記構成によれば、ディーゼル車用の鉄道
用輪軸のように減速装置付き歯車装置の重心が車軸と一
致しないため、輪軸用キャスタにセットされた状態で置
かれる鉄道用輪軸のとき、移動体のアーム部の支持部材
により減速装置および輪軸用キャスタが支持され、鉄道
用輪軸とともに同時に持ち上げられる。
用輪軸のように減速装置付き歯車装置の重心が車軸と一
致しないため、輪軸用キャスタにセットされた状態で置
かれる鉄道用輪軸のとき、移動体のアーム部の支持部材
により減速装置および輪軸用キャスタが支持され、鉄道
用輪軸とともに同時に持ち上げられる。
【0015】また請求項4記載の発明は、上記請求項1
〜請求項3のいずれかに記載の発明であって、移動体
は、駆動換向輪を有し、この駆動換向輪により、鉄道用
輪軸の軸心真上位置にリフト部が位置するように移動す
ることを特徴とするものである。
〜請求項3のいずれかに記載の発明であって、移動体
は、駆動換向輪を有し、この駆動換向輪により、鉄道用
輪軸の軸心真上位置にリフト部が位置するように移動す
ることを特徴とするものである。
【0016】上記構成によれば、駆動換向輪により移動
体が移動されて移動体のリフト部が鉄道用輪軸の軸心真
上位置に位置され、鉄道用輪軸の搬送が行われる。
体が移動されて移動体のリフト部が鉄道用輪軸の軸心真
上位置に位置され、鉄道用輪軸の搬送が行われる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1において、21は、例えば床面
に敷設された磁石などからなる誘導路22を検出しながら
一定径路Lに沿って移動する自走台車(移動体の一例)
であり、図2,3に示すように、誘導路22(図1)に対
向して例えば磁気センサからなる誘導センサ23が、自走
台車21の本体24の前側脚部25の下面に設けられている。
また図1に示すように、一定径路Lに沿って鉄道用輪軸
1または11の移載ステーションSTが配置されている。
なお、移載ステーションSTの中心に鉄道用輪軸1また
は11の中心が位置される。
に基づいて説明する。図1において、21は、例えば床面
に敷設された磁石などからなる誘導路22を検出しながら
一定径路Lに沿って移動する自走台車(移動体の一例)
であり、図2,3に示すように、誘導路22(図1)に対
向して例えば磁気センサからなる誘導センサ23が、自走
台車21の本体24の前側脚部25の下面に設けられている。
また図1に示すように、一定径路Lに沿って鉄道用輪軸
1または11の移載ステーションSTが配置されている。
なお、移載ステーションSTの中心に鉄道用輪軸1また
は11の中心が位置される。
【0018】上記本体24は、前側脚部25と後側脚部26
と、これら前後の脚部25,26の上部を連接する左右一対
の連接部27,28から構成され、また各脚部25,26の下部
にはそれぞれ、駆動換向輪29と360度向きが自在に換
わるキャスタ(従動輪)30が設けられている。前記駆動
換向輪29が、例えば後側脚部26の内部に設けたバッテリ
31により給電されて回転駆動され、また平面的に回転さ
れて向きが換えられることにより、自走台車21は、一定
径路Lに沿って前後方向に移動し、さらに姿勢(向き)
を変えずに、一定径路Lと移載ステーションST間を移
動する(横行走行する)。
と、これら前後の脚部25,26の上部を連接する左右一対
の連接部27,28から構成され、また各脚部25,26の下部
にはそれぞれ、駆動換向輪29と360度向きが自在に換
わるキャスタ(従動輪)30が設けられている。前記駆動
換向輪29が、例えば後側脚部26の内部に設けたバッテリ
31により給電されて回転駆動され、また平面的に回転さ
れて向きが換えられることにより、自走台車21は、一定
径路Lに沿って前後方向に移動し、さらに姿勢(向き)
を変えずに、一定径路Lと移載ステーションST間を移
動する(横行走行する)。
【0019】また前側脚部25の前部両端と後側脚部26の
後部両端にはその下部に、それぞれジャッキ32が設けら
れ、移載ステーションSTには、これらジャッキ32の位
置に対向して床面にコーンC(図1)が設けられてい
る。これらジャッキ32が駆動されると、ジャッキ32がコ
ーンCに誘導されながら伸び、本体24の停止位置が補正
され、その結果、自走台車21は移載ステーションSTの
停止位置に正確に停止され、固定される。
後部両端にはその下部に、それぞれジャッキ32が設けら
れ、移載ステーションSTには、これらジャッキ32の位
置に対向して床面にコーンC(図1)が設けられてい
る。これらジャッキ32が駆動されると、ジャッキ32がコ
ーンCに誘導されながら伸び、本体24の停止位置が補正
され、その結果、自走台車21は移載ステーションSTの
停止位置に正確に停止され、固定される。
【0020】また例えば前側脚部25の前面には、図4に
示すように、コントロールパネル33が設けられる。さら
に前側脚部25の前面と後側脚部26(図3)の後面にはそ
れぞれ、例えば左右一対の非常停止スイッチ34と、例え
ば左右一対の光電スイッチからなる先行障害物センサ35
を設けてもよい。また例えば前側脚部25の前部と両側面
部、および後側脚部26の後部と両側面部にはバンパース
イッチ36を設けてもよい。さらに例えば各脚部25,26の
上部にそれぞれ、例えば黄色の回転灯37を設けてもよ
い。
示すように、コントロールパネル33が設けられる。さら
に前側脚部25の前面と後側脚部26(図3)の後面にはそ
れぞれ、例えば左右一対の非常停止スイッチ34と、例え
ば左右一対の光電スイッチからなる先行障害物センサ35
を設けてもよい。また例えば前側脚部25の前部と両側面
部、および後側脚部26の後部と両側面部にはバンパース
イッチ36を設けてもよい。さらに例えば各脚部25,26の
上部にそれぞれ、例えば黄色の回転灯37を設けてもよ
い。
【0021】また例えば前側脚部25の内部には、図3に
示すように、コンピュータからなる自走台車21のコント
ローラ41が設けられている。このコントローラ41は、図
6に示すように、走行制御部42と、後述するクレーン制
御部43と、コントロールパネル33(図4)から入力され
る搬送データ{鉄道用輪軸の搬送元の移載ステーション
STのナンバー、搬送先の移載ステーションSTのナン
バー、鉄道用輪軸の種類(電車用あるいはディーゼル車
用など)などからなるデータ}にしたがって制御部42,
43を動作させる統括制御部44から構成されている。統括
制御部44から各制御部42,43に必要な搬送やリフトのデ
ータが出力される。
示すように、コンピュータからなる自走台車21のコント
ローラ41が設けられている。このコントローラ41は、図
6に示すように、走行制御部42と、後述するクレーン制
御部43と、コントロールパネル33(図4)から入力され
る搬送データ{鉄道用輪軸の搬送元の移載ステーション
STのナンバー、搬送先の移載ステーションSTのナン
バー、鉄道用輪軸の種類(電車用あるいはディーゼル車
用など)などからなるデータ}にしたがって制御部42,
43を動作させる統括制御部44から構成されている。統括
制御部44から各制御部42,43に必要な搬送やリフトのデ
ータが出力される。
【0022】上記走行制御部42に、上記誘導センサ23
(図2)と非常停止スイッチ34(図4)と先行障害物セ
ンサ35(図4)とバンパースイッチ36(図4)が接続さ
れ、駆動換向輪29(図2)用の走行装置29Aおよび操舵
装置29B、さらにジャッキ32(図3)と回転灯37(図
4)が接続され、また移載ステーションSTのナンバー
毎の位置データが予め記憶されたメモリ45が設けられて
いる。
(図2)と非常停止スイッチ34(図4)と先行障害物セ
ンサ35(図4)とバンパースイッチ36(図4)が接続さ
れ、駆動換向輪29(図2)用の走行装置29Aおよび操舵
装置29B、さらにジャッキ32(図3)と回転灯37(図
4)が接続され、また移載ステーションSTのナンバー
毎の位置データが予め記憶されたメモリ45が設けられて
いる。
【0023】走行制御部42は、統括制御部44より入力し
た目的の移載ステーションSTのナンバーのデータにし
たがってメモリ45より目的の移載ステーションSTの位
置データを検索し、この位置データを目標に、走行装置
29Aへ駆動信号を出力し、バッテリ31(図3)により給
電されて駆動換向輪29を駆動し、さらに誘導センサ23に
より誘導路22を検出しながら、操舵装置29Bへ操舵信号
を出力し、自走台車21を一定径路Lに沿って走行させ、
また姿勢を変えずに移載ステーションSTと一定径路L
間を移動させる。また移動中、黄色の回転灯37を回転点
灯させ、先行障害物センサ35が動作するか、あるいはバ
ンパースイッチ36が動作するか、あるいは非常停止スイ
ッチ34が操作されると、自走台車21を停止させる。ま
た、ジャッキ32を駆動して、ジャッキ32を伸縮させ、本
体24の停止位置を補正して床面に固定させる。
た目的の移載ステーションSTのナンバーのデータにし
たがってメモリ45より目的の移載ステーションSTの位
置データを検索し、この位置データを目標に、走行装置
29Aへ駆動信号を出力し、バッテリ31(図3)により給
電されて駆動換向輪29を駆動し、さらに誘導センサ23に
より誘導路22を検出しながら、操舵装置29Bへ操舵信号
を出力し、自走台車21を一定径路Lに沿って走行させ、
また姿勢を変えずに移載ステーションSTと一定径路L
間を移動させる。また移動中、黄色の回転灯37を回転点
灯させ、先行障害物センサ35が動作するか、あるいはバ
ンパースイッチ36が動作するか、あるいは非常停止スイ
ッチ34が操作されると、自走台車21を停止させる。ま
た、ジャッキ32を駆動して、ジャッキ32を伸縮させ、本
体24の停止位置を補正して床面に固定させる。
【0024】また図2,図3に示すように、本体24に
は、各脚部25,26に内側面に支持されて、鉄道用輪軸1
または11を支持するクレーン部51が設けられている。こ
のクレーン部51は、図5に示すように、前後に移動自在
で、鉄道用輪軸1または11の車輪4または14(図11,図
12)を支持する一対のアーム部52と、一対のアーム部52
を前後移動自在に支持し、昇降するリフト部53から構成
されている。
は、各脚部25,26に内側面に支持されて、鉄道用輪軸1
または11を支持するクレーン部51が設けられている。こ
のクレーン部51は、図5に示すように、前後に移動自在
で、鉄道用輪軸1または11の車輪4または14(図11,図
12)を支持する一対のアーム部52と、一対のアーム部52
を前後移動自在に支持し、昇降するリフト部53から構成
されている。
【0025】上記リフト部53は、各脚部25,26に内側面
に対向してそれぞれ固定された、例えば断面コ字状のフ
レームからなる一対のマスト55と、これら一対のマスト
55の内側面に沿って回転する上下一対の輪体56を有する
左右一対のフレーム57と、これらフレーム57の上端を連
結する連結材58と、ピストンが上向きに各脚部25,26に
内側面に固定され、ロッドの先端が前記連結材58に固定
されたリフトシリンダ59と、前記輪体56とフレーム57と
連結材58からなる前後の摺動部52A,52Bの左右上端を
連結する断面コ字状のフレームからなる一対のリフトフ
レーム60と、これら一対のリフトフレーム60の補強材61
から構成されている。
に対向してそれぞれ固定された、例えば断面コ字状のフ
レームからなる一対のマスト55と、これら一対のマスト
55の内側面に沿って回転する上下一対の輪体56を有する
左右一対のフレーム57と、これらフレーム57の上端を連
結する連結材58と、ピストンが上向きに各脚部25,26に
内側面に固定され、ロッドの先端が前記連結材58に固定
されたリフトシリンダ59と、前記輪体56とフレーム57と
連結材58からなる前後の摺動部52A,52Bの左右上端を
連結する断面コ字状のフレームからなる一対のリフトフ
レーム60と、これら一対のリフトフレーム60の補強材61
から構成されている。
【0026】上記アーム部52は、リフトフレーム60の内
側面に沿って回転する前後一対の輪体65を左右の側板に
設けた板材66と、板材66の下方に垂設された一対のフレ
ーム67と、これらフレーム67の下端に取り付けられ、内
方に突出された車輪支持材68と、前記フレーム67間の補
強材69と、リフトフレーム60の中央の補強材61の前後面
にピストンが水平に固定され、ロッドの先端が前記板材
66に固定されたシフトシリンダ70と、前側の一方のフレ
ーム67の側面に内方に向けて固定された嘴状の減速装置
支持体71と、この減速装置支持体71から内方へ摺動自在
な減速装置支持材72から構成されている。なお、ディー
ゼル車用の鉄道用輪軸11の輪軸用キャスタ16(図12)に
は、図12に示すように、キャスタ支持具20がアーム17よ
り突出させて取り付けられる。
側面に沿って回転する前後一対の輪体65を左右の側板に
設けた板材66と、板材66の下方に垂設された一対のフレ
ーム67と、これらフレーム67の下端に取り付けられ、内
方に突出された車輪支持材68と、前記フレーム67間の補
強材69と、リフトフレーム60の中央の補強材61の前後面
にピストンが水平に固定され、ロッドの先端が前記板材
66に固定されたシフトシリンダ70と、前側の一方のフレ
ーム67の側面に内方に向けて固定された嘴状の減速装置
支持体71と、この減速装置支持体71から内方へ摺動自在
な減速装置支持材72から構成されている。なお、ディー
ゼル車用の鉄道用輪軸11の輪軸用キャスタ16(図12)に
は、図12に示すように、キャスタ支持具20がアーム17よ
り突出させて取り付けられる。
【0027】また図6に示すように、上記リフトシリン
ダ59(図5)の油圧回路59Aとシフトシリンダ70(図
5)の油圧回路70Aは、上記コントローラ41のクレーン
制御部43に接続されている。またクレーン制御部44に
は、鉄道用輪軸の種類毎にアーム部52(図5)を前後に
移動させるシフトストロークが予め記憶されたメモリ46
が設けられている。
ダ59(図5)の油圧回路59Aとシフトシリンダ70(図
5)の油圧回路70Aは、上記コントローラ41のクレーン
制御部43に接続されている。またクレーン制御部44に
は、鉄道用輪軸の種類毎にアーム部52(図5)を前後に
移動させるシフトストロークが予め記憶されたメモリ46
が設けられている。
【0028】クレーン制御部43は、前後一対のリフトシ
リンダ59の油圧回路59Aを駆動することにより、リフト
フレーム60(図5)を前後のマスト55(図5)に沿って
昇降させ、前後一対のアーム部52(図5)を昇降させ
る。また統括制御部44より入力される鉄道用輪軸の種類
のデータによりメモリ46を検索し、アーム部52(図5)
を移動させるシフトストロークを設定し、前後一対のシ
フトシリンダ70の油圧回路70Aを駆動することにより、
設定したシフトストロークに合わせてアーム部52(図
5)を移動させて前後一対の車輪支持材68(図5)と減
速装置支持体71(図5)を移動させ、車輪支持材68を鉄
道用輪軸1または11の車輪4または14の下に入れる。
リンダ59の油圧回路59Aを駆動することにより、リフト
フレーム60(図5)を前後のマスト55(図5)に沿って
昇降させ、前後一対のアーム部52(図5)を昇降させ
る。また統括制御部44より入力される鉄道用輪軸の種類
のデータによりメモリ46を検索し、アーム部52(図5)
を移動させるシフトストロークを設定し、前後一対のシ
フトシリンダ70の油圧回路70Aを駆動することにより、
設定したシフトストロークに合わせてアーム部52(図
5)を移動させて前後一対の車輪支持材68(図5)と減
速装置支持体71(図5)を移動させ、車輪支持材68を鉄
道用輪軸1または11の車輪4または14の下に入れる。
【0029】以下、上記構成における鉄道用輪軸の掬い
動作を図7〜図10を参照しながら詳細に説明する。上記
のように、自走台車21(図1)の走行制御はコントロー
ラ41の走行制御部42(図6)により実行され、クレーン
部51(図5)の制御はクレーン制御部43(図6)により
実行される。 1.図7(a)(b)参照 まず、リフトフレーム60を最上端まで上昇させ、かつア
ーム部52を最も開いた状態として、コントロールパネル
33(図4)によって設定された目的(搬送元)の移載ス
テーションSTへ自走台車21を走行させる。搬送元の移
載ステーションSTに到着すると、横行走行によりこの
移載ステーションSTへ入れ、鉄道用輪軸1または11の
軸心真上位置に上記リフト部53が位置される。 2.図8参照 次に、ジャッキ32を駆動して下げ、コーンC(図1)の
誘導により本体24の位置を補正し、自走台車21を移載ス
テーションSTの停止位置に正確に停止させ、固定す
る。 3.図9(a)参照 次に、リフトフレーム60を最下端まで下降させて、前後
一対のアーム部52を最下端まで下げる。 4.図9(b)参照 次に、コントロールパネル33(図4)により設定され
た、搬送する鉄道用輪軸の種類のデータに応じてシフト
ストロークを設定し、このストロークに合わせて前後一
対のアーム部52を内方へシフトさせて、車輪支持材68を
鉄道用輪軸1または11の車輪4または14の下へ入れる。 5.図10(a)参照 鉄道用輪軸がディーゼル車用の鉄道用輪軸11のとき、減
速装置支持材72を突出させて、図12に示すようにキャス
タ16に取り付けられたキャスタ支持具20の下方に減速装
置支持材72を位置させる。 6.図10(b)参照 次に、リフトフレーム60を所定位置(在荷位置)まで上
昇させて、車輪支持材68により鉄道用輪軸1または11の
車輪4または14を支持して鉄道用輪軸1または11を持ち
上げる。鉄道用輪軸がディーゼル車の鉄道用輪軸11のと
き、減速装置支持材72により、キャスタ16および減速装
置付き歯車装置15が支持される。 7.図10(c)参照 次に、ジャッキ32を上げて脚部25,26内へ収納し、自走
台車21を移動可能とする。
動作を図7〜図10を参照しながら詳細に説明する。上記
のように、自走台車21(図1)の走行制御はコントロー
ラ41の走行制御部42(図6)により実行され、クレーン
部51(図5)の制御はクレーン制御部43(図6)により
実行される。 1.図7(a)(b)参照 まず、リフトフレーム60を最上端まで上昇させ、かつア
ーム部52を最も開いた状態として、コントロールパネル
33(図4)によって設定された目的(搬送元)の移載ス
テーションSTへ自走台車21を走行させる。搬送元の移
載ステーションSTに到着すると、横行走行によりこの
移載ステーションSTへ入れ、鉄道用輪軸1または11の
軸心真上位置に上記リフト部53が位置される。 2.図8参照 次に、ジャッキ32を駆動して下げ、コーンC(図1)の
誘導により本体24の位置を補正し、自走台車21を移載ス
テーションSTの停止位置に正確に停止させ、固定す
る。 3.図9(a)参照 次に、リフトフレーム60を最下端まで下降させて、前後
一対のアーム部52を最下端まで下げる。 4.図9(b)参照 次に、コントロールパネル33(図4)により設定され
た、搬送する鉄道用輪軸の種類のデータに応じてシフト
ストロークを設定し、このストロークに合わせて前後一
対のアーム部52を内方へシフトさせて、車輪支持材68を
鉄道用輪軸1または11の車輪4または14の下へ入れる。 5.図10(a)参照 鉄道用輪軸がディーゼル車用の鉄道用輪軸11のとき、減
速装置支持材72を突出させて、図12に示すようにキャス
タ16に取り付けられたキャスタ支持具20の下方に減速装
置支持材72を位置させる。 6.図10(b)参照 次に、リフトフレーム60を所定位置(在荷位置)まで上
昇させて、車輪支持材68により鉄道用輪軸1または11の
車輪4または14を支持して鉄道用輪軸1または11を持ち
上げる。鉄道用輪軸がディーゼル車の鉄道用輪軸11のと
き、減速装置支持材72により、キャスタ16および減速装
置付き歯車装置15が支持される。 7.図10(c)参照 次に、ジャッキ32を上げて脚部25,26内へ収納し、自走
台車21を移動可能とする。
【0030】そして、自走台車21(図1)を横行走行に
より移載ステーションSTから一定径路Lへ戻し、目的
の搬送先の移載ステーションSTへ搬送する。なお、自
走台車21による鉄道用輪軸1または11の搬送先の移載ス
テーションSTでの卸し動作は、上記掬い動作の逆の動
作となる。詳細な説明は省略する。
より移載ステーションSTから一定径路Lへ戻し、目的
の搬送先の移載ステーションSTへ搬送する。なお、自
走台車21による鉄道用輪軸1または11の搬送先の移載ス
テーションSTでの卸し動作は、上記掬い動作の逆の動
作となる。詳細な説明は省略する。
【0031】このように、自走台車21(図1)により鉄
道用輪軸1または11(図11,図12)を搬送することによ
り、無人化を図ることができ、また自走台車21が鉄道用
輪軸1または11の真上へ進入し、鉄道用輪軸1または11
の車輪4または14(図11,図12)を直接持ち上げること
により、移載ステーションSTやその周辺に特殊な装置
を用意する必要を無くすことができる。またアーム部52
(図5)のシフトストロークを調整することにより、狭
軌、広軌両方の多くの種類の鉄道用輪軸に対して対応す
ることができる。さらに、複数の自走台車21を投入でき
るので、長距離搬送の際に搬送能力を向上させることが
でき、搬送作業効率を改善することができる。また鉄道
用輪軸がディーゼル車用の鉄道用輪軸11(図12)のと
き、減速装置支持材72(図5)により、キャスタ16(図
12)および減速装置付き歯車装置15(図12)を支持する
ことにより、輪軸やその周辺に特殊な装置を用意する必
要を無くすことができる。
道用輪軸1または11(図11,図12)を搬送することによ
り、無人化を図ることができ、また自走台車21が鉄道用
輪軸1または11の真上へ進入し、鉄道用輪軸1または11
の車輪4または14(図11,図12)を直接持ち上げること
により、移載ステーションSTやその周辺に特殊な装置
を用意する必要を無くすことができる。またアーム部52
(図5)のシフトストロークを調整することにより、狭
軌、広軌両方の多くの種類の鉄道用輪軸に対して対応す
ることができる。さらに、複数の自走台車21を投入でき
るので、長距離搬送の際に搬送能力を向上させることが
でき、搬送作業効率を改善することができる。また鉄道
用輪軸がディーゼル車用の鉄道用輪軸11(図12)のと
き、減速装置支持材72(図5)により、キャスタ16(図
12)および減速装置付き歯車装置15(図12)を支持する
ことにより、輪軸やその周辺に特殊な装置を用意する必
要を無くすことができる。
【0032】なお、本実施の形態では、ディーゼル車用
の鉄道用輪軸11(図12)のとき、減速装置支持材72(図
5)を作業員により伸縮させているが、シリンダを使用
して自動的に伸縮させるようにしてもよい。
の鉄道用輪軸11(図12)のとき、減速装置支持材72(図
5)を作業員により伸縮させているが、シリンダを使用
して自動的に伸縮させるようにしてもよい。
【0033】また自走台車21(図1)をコントロールパ
ネル33(図4)からの設定により、自動運転させている
が、無線装置を自走台車21に装備して、遠隔からの指令
により移動させるようにすることもできる。また移動体
は自走台車に限らず、外部からの力により移動できるも
のであってもよい。また自走台車21を電磁誘導方式によ
り誘導しているが、鏡体からなる誘導路と光電スイッチ
の組合せによる光誘導方式など他の誘導方式を使用して
誘導するようにしてもよい。
ネル33(図4)からの設定により、自動運転させている
が、無線装置を自走台車21に装備して、遠隔からの指令
により移動させるようにすることもできる。また移動体
は自走台車に限らず、外部からの力により移動できるも
のであってもよい。また自走台車21を電磁誘導方式によ
り誘導しているが、鏡体からなる誘導路と光電スイッチ
の組合せによる光誘導方式など他の誘導方式を使用して
誘導するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、周辺
に特殊な装置を必要とせずに、無人で鉄道用輪軸を搬送
することが可能となり、また搬送作業効率を改善でき
る。
に特殊な装置を必要とせずに、無人で鉄道用輪軸を搬送
することが可能となり、また搬送作業効率を改善でき
る。
【図1】本発明の実施の形態における鉄道用輪軸搬送装
置を使用した鉄道用輪軸搬送設備のレイアウトである。
置を使用した鉄道用輪軸搬送設備のレイアウトである。
【図2】同鉄道用輪軸搬送装置の平面図である。
【図3】同鉄道用輪軸搬送装置の側面図である。
【図4】同鉄道用輪軸搬送装置の正面図である。
【図5】同鉄道用輪軸搬送装置のクレーン部の組立図で
ある。
ある。
【図6】同鉄道用輪軸搬送装置の制御構成図である。
【図7】同鉄道用輪軸搬送装置の動作説明図である。
【図8】同鉄道用輪軸搬送装置の動作説明図である。
【図9】同鉄道用輪軸搬送装置の動作説明図である。
【図10】同鉄道用輪軸搬送装置の動作説明図である。
【図11】電車用の鉄道用輪軸の斜視図である。
【図12】ディーゼル車用の鉄道用輪軸の斜視図であ
る。
る。
1,11 鉄道用輪軸 2,12 車軸 3,13 軸受 4,14 車輪 5 歯車装置 15 減速装置付き歯車装置 16 キャスタ 20 キャスタ支持具 21 自走台車 22 誘導路 23 誘導センサ 24 本体 25,26 脚部 27,28 連接部 29 駆動換向輪 29A 走行装置 29B 操舵装置 30 キャスタ 31 バッテリ 32 ジャッキ 33 コントロールパネル 34 非常停止スイッチ 35 先行障害物センサ 36 バンパースイッチ 37 回転灯 41 コントローラ 42 走行制御部 43 クレーン制御部 44 統括制御部 46 シフトストロークメモリ 51 クレーン部 52 アーム部 53 リフト部 55 マスト 59 リフトシリンダ 59A リフトシリンダ油圧回路 60 リフトフレーム 68 車輪支持材 70 シフトシリンダ 70A シフトシリンダ油圧回路 72 減速装置支持材 L 一定径路 ST 移載ステーション C コーン
Claims (4)
- 【請求項1】 車輪を組み付けたままの鉄道用輪軸を搬
送する搬送装置であって、 一定径路に沿って移動自在な移動体を備え、 この移動体に、前記鉄道用輪軸の両車輪をそれぞれ支持
する一対のアーム部と、これら一対のアーム部を移動体
の前後方向に移動自在に支持し、昇降するリフト部を設
け、 前記移動体を、前記鉄道用輪軸の軸心真上位置に前記リ
フト部が位置するように移動可能な構成としたことを特
徴とする鉄道用輪軸搬送装置。 - 【請求項2】 移動体に、アーム部の前後方向の移動ス
トロークを調整する調整手段を設けたことを特徴とする
請求項1記載の鉄道用輪軸搬送装置。 - 【請求項3】 移動体のアーム部に、鉄道用輪軸の減速
装置および輪軸用キャスタを支持する支持部材を設けた
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の鉄道用
輪軸搬送装置。 - 【請求項4】 移動体は、駆動換向輪を有し、この駆動
換向輪により、鉄道用輪軸の軸心真上位置にリフト部が
位置するように移動することを特徴とする請求項1〜請
求項3のいずれかに記載の鉄道用輪軸搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14199498A JPH11334588A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 鉄道用輪軸搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14199498A JPH11334588A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 鉄道用輪軸搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11334588A true JPH11334588A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15304931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14199498A Pending JPH11334588A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 鉄道用輪軸搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11334588A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011246017A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Central Japan Railway Co | 鉄道車両用連結器の着脱用作業台車 |
JP2013147338A (ja) * | 2012-01-20 | 2013-08-01 | Tcm Corp | 鉄道用輪軸の運搬装置 |
JP2014097739A (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | Kohtaki Seiki Kk | 輪軸分解装置 |
JP6231706B1 (ja) * | 2017-01-11 | 2017-11-15 | 日本車輌製造株式会社 | 輪軸搬送装置 |
-
1998
- 1998-05-25 JP JP14199498A patent/JPH11334588A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011246017A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Central Japan Railway Co | 鉄道車両用連結器の着脱用作業台車 |
JP2013147338A (ja) * | 2012-01-20 | 2013-08-01 | Tcm Corp | 鉄道用輪軸の運搬装置 |
JP2014097739A (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | Kohtaki Seiki Kk | 輪軸分解装置 |
JP6231706B1 (ja) * | 2017-01-11 | 2017-11-15 | 日本車輌製造株式会社 | 輪軸搬送装置 |
JP2018111399A (ja) * | 2017-01-11 | 2018-07-19 | 日本車輌製造株式会社 | 輪軸搬送装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040518 |