JPH11333546A - 砂型加圧用加圧装置 - Google Patents

砂型加圧用加圧装置

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JPH11333546A
JPH11333546A JP10141198A JP14119898A JPH11333546A JP H11333546 A JPH11333546 A JP H11333546A JP 10141198 A JP10141198 A JP 10141198A JP 14119898 A JP14119898 A JP 14119898A JP H11333546 A JPH11333546 A JP H11333546A
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JP
Japan
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squeeze board
sand
actuator
pressurizing device
compression member
Prior art date
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Pending
Application number
JP10141198A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Asai
宏文 浅井
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Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
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Publication date
Application filed by Sintokogio Ltd filed Critical Sintokogio Ltd
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Priority to US09/316,240 priority patent/US6176296B1/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C15/00Moulding machines characterised by the compacting mechanism; Accessories therefor
    • B22C15/02Compacting by pressing devices only

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 桟付鋳枠を使用した鋳型造型において、構造
が簡単でアクチュエ−タの数が少なくてすむ砂型加圧用
加圧装置を提供することを目的とする。 【解決手段】スクイズボ−ドをアクチュエ−タで作動さ
せ、桟を有する鋳枠に投入した鋳物砂を加圧する砂型加
圧用加圧装置において、スクイズボ−ドの圧縮部材を桟
に対応して分割すると共にスクイズボ−ドのアクチェエ
−タ側を一体構造にし、該スクイズボ−ドをアクチュエ
−タで一体に作動させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、桟付鋳枠を使用し
た鋳型造型において均一な圧縮に適する鋳型造型装置の
砂型加圧用加圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋳型造型装置において、剛性の平
板状の加圧板(スクイズボ−ド)によって鋳枠内の鋳物
砂を加圧することは公知である。しかしながら、高い模
型部分と低い模型部分では剛性の加圧板による圧縮が不
均一になり、低い模型部分の圧縮が不十分になってい
た。また、砂型加圧用加圧装置に弾性体を用いることも
公知である(例えば、特公平3−24266号公報)。
このため、砂型加圧用加圧装置を、油圧シリンダで作動
させた複数のスクイズヘッドで模型の高さに合わせた加
圧をすることが行われている(例えば、特開平1−56
42号公報)。しかしながら、この場合にはアクチュエ
−タの数を多く設ける必要があり、装置がきわめて高価
であり、装置が複雑になる欠点があった。また、鋳枠近
傍の圧縮が不十分になることが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、砂型への加圧力
を大きくして砂の均一圧縮を図ろうとすることも考えら
れるが、このためには加圧力を受ける鋳枠の剛性を高く
しなければならない。そこで、図1、図2に示すような
桟を有する鋳枠を用いることが考えられる。この場合、
従来の剛性の平板状の加圧板や弾性の加圧板では、これ
らの加圧板と桟が衝突するため使用できなかった。複数
のスクイズヘッドを用いることは可能であるが、アクチ
ュエ−タの数が多いという前記の問題は解決されていな
い。本発明は、上記の問題に鑑みて成されたもので、桟
付鋳枠を使用した鋳型造型において、均一な加圧を実現
すると共に、構造が簡単でアクチュエ−タの数が少なく
てすむ砂型加圧用加圧装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解するための手段】上記の目的を達成するため
に本発明における砂型加圧用加圧装置は、スクイズボ−
ドをアクチュエ−タで作動させ、少なくとも2辺を連結
する桟を有する鋳枠に投入した鋳物砂を加圧する砂型加
圧用加圧装置において、スクイズボ−ドの圧縮部材を前
記桟に対応した位置に設けた溝部により分割すると共に
スクイズボ−ドのアクチェエ−タ連結部材を一体構造に
し、該スクイズボ−ドをアクチュエ−タで一体に作動さ
せることを特徴とする。本発明によれば、桟による影響
を受けることなくスクイズでき、スクイズボ−ドのアク
チェエ−タは一つで済み、装置の構造が簡単になる。
【0005】ここで、本発明において、スクイズボ−ド
には合成樹脂、金属などの剛性体をスクイズボ−ドの全
体に用いることができる。また、スクイズボ−ドは、ゴ
ムなどの弾性体でも良い。あるいは、材質の異なる材料
を圧縮部材とアクチュエ−タ側に分けて使用しても良
い。スクイズボ−ドに異なる材料を用いるときは、圧縮
部材を弾性体とし、アクチュエ−タ連結部材に剛性体を
用いると、鋳型への均一な加圧を確保できると共にアク
チュエ−タ側への連結が容易であるという利点がある。
【0006】また、本発明において、アクチュエ−タと
は、油圧シリンダ、空圧シリンダ、電動シリンダである
かは問わない。
【0007】また、本発明における鋳物砂は、その種類
を問わないが、鋳物砂に微粉を有する場合には特に好適
である。例えば、ベントナイトを粘結剤とする生型砂に
好適である。
【0008】また、本発明において、鋳枠を強化するた
めに、鋳枠の少なくとも2辺を連結する桟が設けられて
いるため、スクイズボ−ドは、該桟に対応した位置に設
けた溝により分割されていることが必要である。
【0009】さらに、本発明において、鋳枠に設けた桟
の形状は、直線のみに限らず、多数の直線、T型、格子
状などとすることができる。この桟は、模型の高さを考
慮して決定することができる。そして、桟に対応した位
置に溝部を設けてスクイズボ−ドの圧縮部材を分割す
る。この場合、前記模型の高さによりスクイズボ−ドの
分割部毎に高さを変えることも可能である。場合によ
り、分割されたスクイズボ−ドの分割部ごとに材質を変
えても良い。このようにすれば、模型の形状や鋳物砂の
性状に適する加圧を実現でき、均一な硬度の砂型に加圧
できる。
【0010】さらに、本発明の砂型加圧用加圧装置のみ
での鋳型を造型することは、製品形状によっては可能で
ある。しかし、流気加圧若しくは空気衝撃などのよう
に、鋳物砂を空気力で充填する手段と組み合わせてより
均一な硬度の鋳型を製造することができる。この場合、
スクイズボ−ドの圧縮部材に流気可能な穴をあけること
により、流気加圧の空気の流れをスクイズボ−ドの外周
部のみからではなく、鋳枠中央部に対応する部分からも
空気を流すことができ、流気加圧の充填効果を保つこと
が可能である。
【0011】
【実施例1】以下、実施例に基づき発明を説明する。図
1及び図2は、本発明の実施例に用いる鋳枠1の断面の
一例である。図1において鋳枠1は、一本の直線の桟2
により剛性が強化されている。この桟2は、断面に示す
ように、造型時に模型と接触することがないように、模
型側(下側)が接続されていない構造になっている。図
2においては、桟22を2本用いている他は、図1と同
様の構造である。
【0012】図3は、鋳型造型に用いる鋳枠1、盛枠
3、スクイズボ−ド31及び鋳物砂4を示す。スクイズ
ボ−ド31は、アクチュエ−タ連結部材32と圧縮部材
33により構成されており、さらに、圧縮部材33は、
桟2に対応した部分が溝部34に構成され、スクイズボ
−ド31の圧縮部材33が分割され、分割部を構成して
いる。溝部34の深さは、予め加圧距離により決められ
ており、鋳物砂4を最も圧縮した場合にも溝部34の底
35と衝突しないように構成されている。
【0013】図4において、スクイズボ−ド31のアク
チュエ−タ連結部材32は、アクチュエ−タ41に接続
されており、さらに、圧縮の精度を高めるためガイド4
2が設けられている。
【0014】以下、これらの構成を用いた場合の動きに
ついて説明する。図4は、図1の鋳枠1に盛枠3をの
せ、鋳物砂4を投入したときの概略断面図を示してい
る。鋳枠1の上には、砂型加圧用加圧装置が図示してい
ないフレ−ムにより支持され、鋳枠1の上に移動してき
ている。次いでアクチュエ−タ41を作動させると、図
5に示すように、スクイズボ−ド31で鋳物砂4を圧縮
する。この場合、スクイズボ−ド31の圧縮部材33が
分割されており、鋳物砂4を最も圧縮した場合にも溝部
35の底と衝突しないように構成されている。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなよう
に、スクイズボ−ドをアクチュエ−タで作動させ、少な
くとも2辺を連結する桟を有する鋳枠に投入した鋳物砂
を加圧する砂型加圧用加圧装置において、スクイズボ−
ドの圧縮部材を前記桟に対応した位置に設けた溝部によ
り分割すると共にスクイズボ−ドのアクチェエ−タ側を
一体構造にし、該スクイズボ−ドをアクチュエ−タで一
体に作動させる様に構成したから、構造が簡単でアクチ
ュエ−タの数が少なくてすむなど産業界に与える効果は
著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】桟を敷設した鋳枠を示す断面概略図である。
【図2】桟を敷設した別の鋳枠を示す断面概略図であ
る。
【図3】鋳型造型に用いる基本部材を示す断面概略図で
ある。
【図4】本発明の実施例を示す断面概略図である。
【図5】本発明の砂型加圧装置による加圧状態を示す断
面概略図である。
【符号の説明】
1 鋳枠 2 桟 盛枠 鋳物砂 22 桟 31 スクイズボ−ド 32 アクチュエ−タ連結部材 33 圧縮部材 34 溝部 41 アクチュエ−タ 42 ガイド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクイズボ−ドをアクチュエ−タで作
    動させ、少なくとも2辺を連結する桟を有する鋳枠に投
    入した鋳物砂を加圧する砂型加圧用加圧装置において、
    スクイズボ−ドの圧縮部材を前記桟に対応した位置に設
    けた溝部により分割すると共にスクイズボ−ドの圧縮部
    材とアクチェエ−タ連結部材を一体構造にし、該スクイ
    ズボ−ドをアクチュエ−タで一体に作動させることを特
    徴とする砂型加圧用加圧装置。
  2. 【請求項2】 前記スクイズボ−ドの圧縮部材が、剛
    性体であることを特徴とする請求項1に記載の砂型加圧
    用加圧装置。
  3. 【請求項3】 前記スクイズボ−ドの圧縮部材が、弾
    性体であることを特徴とする請求項1に記載の砂型加圧
    用加圧装置。
  4. 【請求項4】 前記アクチュエ−タが、電動シリンダ
    であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    かに記載の砂型加圧用加圧装置。
  5. 【請求項5】 鋳枠に設けた桟に対応して分割された
    前記スクイズボ−ドが、前記模型の高さにより高さを変
    えてなることを特徴とする請求項1から請求項4のいず
    れかに記載の砂型加圧用加圧装置。
  6. 【請求項6】 前記スクイズボ−ドの圧縮部材に、流
    気可能な穴があいていることを特徴とする請求項1から
    請求項5のいずれかに記載の砂型加圧用加圧装置。
JP10141198A 1998-05-22 1998-05-22 砂型加圧用加圧装置 Pending JPH11333546A (ja)

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