JPH11333318A - 破砕機の破砕制御システム - Google Patents

破砕機の破砕制御システム

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JPH11333318A
JPH11333318A JP14576498A JP14576498A JPH11333318A JP H11333318 A JPH11333318 A JP H11333318A JP 14576498 A JP14576498 A JP 14576498A JP 14576498 A JP14576498 A JP 14576498A JP H11333318 A JPH11333318 A JP H11333318A
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JP
Japan
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crushing
crusher
conveyor
crushed
feeder
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Application number
JP14576498A
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English (en)
Inventor
Takashi Shirai
隆 白井
Kazuhide Seki
一秀 関
Tadashi Shiohata
忠 塩畑
Masanori Shinooka
正規 篠岡
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被破砕物の破砕状況を外部からモニタすること
により、専任の作業員を必要とすることなくリアルタイ
ムで迅速に詰まり発生を検知かつ確認する。 【解決手段】ホッパ5から投入された被破砕物4a等を
破砕するジョークラッシャ6及び破砕された破砕物4b
を運搬するコンベア8を含む複数の作業機器と、コンベ
ア8を駆動するコンベア用油圧モータ18を含む複数の
油圧アクチュエータとを備えた破砕機1を制御する破砕
機の破砕制御システムにおいて、少なくともジョークラ
ッシャ6における被破砕物4aの破砕状況をカメラ10
1で撮影し、この撮影映像を破砕機1に設けた第1送・
受信器102から送信して破砕機1外に設けた第2送・
受信器103で受信し、この受信映像を破砕機1外に設
けた外部モニタ104に映し出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建設廃材等
の被破砕物を破砕する破砕機に係わり、特に、この破砕
機を制御する破砕制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】破砕機は、例えばビル解体時に搬出され
るコンクリート塊、道路補修時に排出されるアスファル
ト塊など、建設現場で発生する大小さまざまな建設廃材
等を、運搬する前にその作業現場で所定の大きさに破砕
することにより、廃材の再利用、工事の円滑化、コスト
削減等を図るものである。このような破砕機では、例え
ば油圧ショベル等によって破砕機上部のホッパに投入さ
れた被破砕物(建設廃材等)が、ホッパ下方のフィーダ
によってジョークラッシャ等の破砕装置へ導かれ、この
破砕装置で所定の大きさに破砕される。破砕された破砕
物は、破砕装置下部の空間から破砕装置下方のコンベア
上に落下し、このコンベアで運搬される。この運搬の途
中で、コンベア上方に配置された磁選機によって例えば
コンクリート塊に混入している鉄筋片等を吸着して取り
除き、大きさがほぼ揃えられて最終的に破砕機の前部か
ら搬出される。
【0003】ここで、上記の動作中に、破砕装置の破砕
能力を上回る大きさ又は量の被破砕物が投入されると、
破砕装置にその被破砕物が詰まってしまい、破砕装置の
停止や破損を招く可能性がある。そのため、適正な被破
砕物の供給を行うことが重要である。以上のような観点
から、従来、被破砕物の破砕装置への供給の適正化を図
るための装置が提唱されており、公知技術としては、例
えば、特開平8−299840号公報や実公平5−13
15号公報がある。特開平8−299840号公報記載
の排出装置では、ホッパから破砕装置への搬入路に制限
サイズ以上の大きい被破砕物が導入された場合、サイズ
制限手段でこれを通過させず滞留させておき、搬入路の
底板の一部を開いてその滞留した被破砕物を搬入路途中
から外部へ除去するようになっている。実公平5−13
15号公報記載のフィーダ制御装置では、破砕装置上方
に位置しフィーダからの被破砕物を導入する破砕室に光
電センサを設けている。そして、この光電センサが、破
砕装置への被破砕物の供給量が過大となって被破砕物が
破砕室内のある高さ以上にあふれてきたり、あるいは被
破砕物の大塊が破砕室入ロで停滞したりしたことを検出
した場合、フィーダの動作を停止させるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には、以下のような課題が存在する。特開平8−
299840号公報では、サイズ制限手段に被破砕物が
滞留しているかどうかを監視し、滞留したときに搬入路
の底板を開くための専任の作業員が必要となる。この場
合、通常、監視する場所は油圧ショベル等の作業範囲
(旋回範囲内)となるため安全性の点で改善の余地があ
り、さらに破砕装置での破砕時に発生する粉塵・騒音に
曝されるため、過酷な作業条件となる。一方、実公平5
−1315号公報に開示のフィーダ制御装置では、光電
センサの検出結果に基づきフィーダが自動的に制御され
るため、被破砕物が破砕室に滞留しているかどうか監視
する専任の作業員は不要となる。ここで、このフィーダ
制御装置は光電センサの設置位置まで被破砕物があふれ
てきたときにフィーダを停止させる方式であるが、あま
り低い位置にセンサを設置すると通常動作中にフィーダ
が頻繁に停止する可能性があるため、ある程度高い位置
に設置さざるを得ない。そのため、破砕装置内に被破砕
物の詰まりが発生したことを検出するのが比較的遅くな
るので、詰まりの発生をリアルタイムで確認することが
できない。したがって、フィーダが停止するときには既
にある程度詰まりが発生した状態となるが、フィーダが
停止した時、本当に詰まりが発生しているかどうかは直
接は分からないため、実際は、油圧ショベルのオペレー
タが運転席からその都度降りて、目視で詰まり発生を確
認しなければならず、作業効率が悪い。また、詰まりを
解除する場合は、破砕機の破砕装置を減速させたり逆転
させたりしてみるのが通常である。そのため、破砕機を
操作するための専任の作業員が別途必要となる。あるい
は、油圧ショベルのオペレータが自ら操作することも考
えられるが、この場合は、前述したのと同様に、オペレ
ータは運転席からその都度降りる必要があり、作業効率
が悪い。
【0005】本発明の第1の目的は、被破砕物の破砕状
況を外部からモニタすることにより、専任の作業員を必
要とすることなく、リアルタイムで迅速に詰まり発生を
検知かつ確認することができる破砕機の破砕制御システ
ムを提供することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、被破砕物が詰まっ
た時にも、専任の作業員によることなく外部からの操作
で破砕装置を操作し、詰まり解除を実行することができ
る破砕機の破砕制御システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記第1の目的を
達成するために、本発明は、ホッパから投入された被破
砕物を破砕する破砕装置及びこの破砕装置で破砕された
破砕物を運搬するコンベアを含む複数の作業機器と、こ
れら複数の作業機器をそれぞれ駆動し、前記コンベアを
駆動するコンベア用油圧モータを含む複数の油圧アクチ
ュエータとを備えた破砕機を制御する破砕機の破砕制御
システムにおいて、少なくとも前記破砕装置における前
記被破砕物の破砕状況をカメラで撮影し、このカメラで
撮影した映像を前記破砕機に設けた第1送信手段から送
信して前記破砕機外に設けた第1受信手段で受信し、こ
の受信手段で受信した映像を前記破砕機外に設けた外部
モニタ手段に映し出す。カメラで撮影した破砕状況の映
像を第1送・受信手段を介し外部モニタ手段に映し出す
ことにより、専任の作業員を置くことなく被破砕物の破
砕状況を外部から視認することができる。したがって、
破砕装置等に被破砕物の詰まりが発生したときに、これ
をリアルタイムで迅速に検知かつ確認することができ
る。また、破砕状況の映像を外部から視認できることか
ら、従来のように本当に詰まりが発生しているかどうか
を目視で確認しに行く必要がない。したがって、作業効
率を向上できる。
【0008】(2)上記(1)において、上記第1及び
第2の目的を達成するために、好ましくは、前記破砕機
外に設けた遠隔操作手段の操作信号を前記破砕機外に設
けた第2送信手段から送信して前記破砕機に設けた第2
受信手段で受信し、この受信した信号に基づき制御手段
が前記複数の油圧アクチュエータのうち少なくとも前記
破砕装置を制御する。これにより、遠隔操作手段での操
作によって少なくとも破砕装置の動作を制御できる。し
たがって、被破砕物の詰まりが生じた時に、例えば油圧
ショベルのオペレータ等の、外部からの操作で破砕装置
を減速させたり逆転させたりすることができるので、破
砕機操作のための専任の作業員を置くことなく詰まり解
除を実行することができる。
【0009】(3)上記(1)又は(2)において、さ
らに好ましくは、前記コンベアが運搬する破砕物の量を
検出する検出手段と、この検出手段で検出された破砕物
の運搬量が所定値以下となったときに警告表示を行う表
示手段とを有し、かつ、この表示手段は、前記破砕機の
うち破砕機外から視認可能な位置に設けられている。破
砕装置に詰まりが生じた場合には、コンベアに破砕物が
落下しなくなるため運搬量が減少して空運転状態とな
り、このことが検出手段で検出されて表示手段で警告表
示が行われれる。これにより、例えば油圧ショベル等の
オペレータが外部モニタ手段をある時間見ることなく作
業した場合であっても、詰まりが生じたことを確実にオ
ペレータに気づかせることができる。
【0010】(4)上記(3)において、さらに好まし
くは、前記検出手段は、前記コンベア用油圧モータの負
荷圧を検出する圧力センサ又は前記コンベアのベルト上
を搬送される破砕物の通過を検出する通過検出センサで
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照しつつ説明する。
【0012】図2は、本実施形態による破砕制御システ
ムの対象となる自走式破砕機の全体構造を表す側面図で
あり、図3は、図2に示した自走式破砕機の上面図であ
り、図4は、図3中ジョークラッシャ6及びフィーダ
(後述)付近の要部構造を表す一部破断拡大図(但し構
造の明確化のために後述のカメラ101は想像線で示
す)であり、図5は、破砕作業中における動作状態の一
例を表す図である。
【0013】これら図2〜図5において、自走式破砕機
1は、概略的に言うと、例えば油圧ショベル2のバケッ
ト3等の作業具により建設廃材等の被破砕物(ガラ)4
aが投入されるホッパ5、側断面形状が略V字形をなし
投入された被破砕物4aを所定の大きさに破砕する破砕
装置としてのジョークラッシャ6、ホッパ5から投入さ
れた被破砕物4aをジョークラッシャ6へと導くフィー
ダ7、ジョークラッシャ6で破砕され小さくなった破砕
物4bを破砕機1の前方に運搬するコンベア8、及びこ
のコンベア8の上方に設けられコンベア8上を運搬中の
破砕物4bに含まれる磁性物を磁気的に吸引除去する磁
選機9を搭載した破砕機本体10と、この破砕機本体1
0の下方に設けられ左・右の履帯11L,11R(但し
作業員の作業スペース12から見て左側の履帯11Lの
み図示)を備えた下部走行体13とを有する。
【0014】ジョークラッシャ6は、下部走行体13と
の接続部として破砕機本体10に設けられたフレーム1
4上に設置されており、破砕用油圧モータ15(後述)
で発生した駆動力によって動歯6a(図4参照)を固定
歯6bに対して前後に揺動させ、供給された被破砕物4
aを所定の大きさに破砕するようになっている。また、
ジョークラッシャ6の上方には、カバーとしてのネット
17(図4参照)が設けられている。
【0015】フィーダ7は、いわゆるグリズリタイプの
フィーダであり、フィーダ用油圧モータ16(詳細は後
述)で発生した駆動力によって鋸歯状プレート7a,7
b,7cを略水平方向に往復運動させ、これによってホ
ッパ5に投入された被破砕物4aを順次ジョークラッシ
ャ6に供給するとともに、被破砕物4aに付着した細か
い土砂等を鋸歯状プレート7a〜cの隙間から下方に落
下させるようになっている。
【0016】コンベア8は、コンベア用油圧モータ18
(同)によってベルト8a(図5参照)を駆動し、これ
によってジョークラッシャ6からベルト8a上に落下し
てきた破砕物4bを運搬するようになっている。
【0017】磁選機9は、コンベア8のベルト8aの上
方にベルト8aと略直交するように配置されたベルト9
aを磁選機用油圧モータ19によって磁力発生手段(図
示せず)まわりに駆動することにより、磁力発生手段か
らの磁力をベルト9a越しに作用させて磁性物をベルト
9aに吸着させた後、コンベア8のベルト8aと略直交
する方向に運搬してベルト8aの側方に落下させるよう
になっている。履帯11L,11Rはそれぞれ、下部走
行体13に設けられた駆動輪20L,20R(但し左側
のみ図示)とアイドラ21L,21R(同)との間に掛
け渡されており、駆動輪21L,21R側に設けられた
走行用の左・右油圧モータ(図示せず)によって駆動力
が与えられることにより破砕機1を走行させるようにな
っている。また破砕機本体10上には上記作業スペース
12が設けられており、この作業スペース12には操作
盤22(図1参照、詳細は後述)が設置されている。ま
た破砕機本体10後部のフレーム14上には、パワーユ
ニット23が設けられている。
【0018】そして、破砕作業時には、図5に示すよう
に、例えば油圧ショベル2のバケット3でホッパ5に投
入された被破砕物4aが、ホッパ5下方のフィーダ7に
よりジョークラッシャ6へと導かれて所定の大きさに破
砕された後、破砕された破砕物4bがジョークラッシャ
6下部の空間からコンベア8の上に落下し運搬され、そ
の運搬途中で磁選機9によって破砕物4bに混入した磁
性物(例えばコンクリートの建設廃材に混入している鉄
筋片等)が取り除かれ、大きさがほぼ揃えられて最終的
に破砕機1の前部(図2中左端部)から搬出される。
【0019】ここで、上記ジョークラッシャ6、フィー
ダ7、コンベア8、磁選機9、及び下部走行体13は、
この自走式破砕機1に備えられる油圧駆動装置によって
駆動される被駆動部材を構成している。図1は、その油
圧駆動装置の要部構造を表す油圧回路図である。
【0020】図1において、油圧駆動装置は、エンジン
24と、このエンジン24によって駆動される油圧ポン
プ25と、油圧ポンプ25から吐出される圧油がそれぞ
れ供給される上記油圧モータ15,16,18を含む複
数の油圧アクチュエータと、油圧ポンプ25から油圧モ
ータ15,16,18に供給される圧油の方向及び流量
をそれぞれ制御するコントロールバルブ26,28,2
9と、破砕機1の作業スペース12内に設けられジョー
クラッシャ6、フィーダ7、コンベア8、及び磁選機9
の始動・停止等を作業員が指示入力可能な上記操作盤2
2とを有している。
【0021】3つの油圧モータ15〜18は、ジョーク
ラッシャ6動作用の駆動力を発生する破砕用油圧モータ
15、フィーダ7動作用の駆動力を発生するフィーダ用
油圧モータ16、コンベア8動作用の駆動力を発生する
コンベア用油圧モータ18とから構成されている。
【0022】コントロールバルブ26,28,29は、
破砕用油圧モータ15に接続された破砕用コントロール
バルブ26と、フィーダ用油圧モータ16に接続された
フィーダ用コントロールバルブ28と、コンベア用油圧
モータ18に接続されたコンベア用コントロールバルブ
29とから構成されている。これら破砕用コントロール
バルブ26、フィーダ用コントロールバルブ28、及び
コンベア用コントロールバルブ29は、互いにパラレル
に接続されている。また、これらコントロールバルブ2
6、コントロールバルブ28、及びコントロールバルブ
29は、コントローラ30からの駆動信号Scr1,Scr
2、駆動信号Sf、及び駆動信号Sco(詳細は後述)と図
示しない油圧源(例えばエンジン24により駆動される
パイロットポンプ等)からの1次パイロット圧とが入力
されこの駆動信号に応じた2次パイロット圧を出力する
電磁弁26a1,26a2、電磁弁28a、及び電磁弁2
9aと、これら電磁弁26a1,26a2、電磁弁28
a、及び電磁弁29aから出力された2次パイロット圧
がそれぞれ与えられるパイロット操作部26b1,26
b2、パイロット操作部28b、及びパイロット操作部
29bとを備えており、これらパイロット操作部26b
1,26b2、パイロット操作部28b、及びパイロット
操作部29bに与えられる2次パイロット圧により駆動
されるようになっている。
【0023】すなわち、破砕用コントロールバルブ26
は、駆動信号Scr1がONでかつ駆動信号Scr2がOFF
(又は駆動信号Scr1がOFFでかつ駆動信号Scr2がO
N)でかつ駆動信号になると図1中右側位置(又は左側
位置)に切り換えられ、油圧ポンプ25からの圧油を破
砕用油圧モータ15に導き、破砕用油圧モータ15が順
方向(又は逆方向)に駆動される。そして、駆動信号S
cr1及び駆動信号Scr2がともにOFFになると、ばね2
6c1,26c2の復元力で破砕用コントロールバルブ2
6は中立位置に復帰し、破砕用油圧モータ15が停止す
るようになっている。フィーダ用コントロールバルブ2
8及びコンベア用コントロールバルブ29は、駆動信号
Sf,ScoがONになると連通位置(図1中右側位置)
にそれぞれ切り換えられ、油圧ポンプ25からの圧油を
フィーダ用油圧モータ16及びコンベア用油圧モータ1
8にそれぞれ供給しそれらを駆動する。また駆動信号S
f,ScoがOFFになるとばね28c,29cの復元力
で遮断位置(図1中左側位置)にそれぞれ復帰し、対応
する油圧モータ16,18への油圧ポンプ25からの圧
油供給を遮断し、油圧モータ16,18の駆動を停止す
るようになっている。なお、このとき、破砕用コントロ
ールバルブ26及びフィーダ用コントロールバルブ28
は、前述した電磁弁26a1,26a2及び電磁弁28a
がそれぞれ比例電磁弁となっており、駆動信号Scr1
(又はScr2)及び駆動信号Sfの出力電流値に応じた開
度で油圧ポンプ25からの圧油供給管路31及び圧油供
給管路32をそれぞれ連通させるようになっている。す
なわち、破砕用コントロールバルブ26及びフィーダ用
コントロールバルブ28は、駆動信号Scr1(又はScr
2)及び駆動信号Sfの出力電流値が大きいほど大きい開
度で圧油供給管路31及び圧油供給管路32をそれぞれ
連通させて破砕用油圧モータ15及びフィーダ用油圧モ
ータ16へ供給される圧油の流量を多くし、出力電流値
が0になると圧油供給管路31及び圧油供給管路32を
それぞれ遮断して破砕用油圧モータ15及びフィーダ用
油圧モータ16へ供給される圧油の流量を0にするよう
になっている。
【0024】コントローラ30は、操作盤22から直接
入力される操作信号及びリモコン装置105(後述)か
ら第1送・受信器102及び第2送・受信器103
(同)を介して入力される操作信号に基づき、上記駆動
信号Scr1,Scr2,Sf,Scoを生成し、対応するコン
トロールバルブ26,28,29にそれらを出力する
(詳細は後述)。油圧ポンプ25の吐出管路33からの
分岐管路34には、リリーフ弁35が設けられ、ポンプ
吐出圧の最大値を規定するようになっている。なお、こ
の油圧ポンプ25は、エンジン24等とともに前述した
パワーユニット23内に設けられている。
【0025】本実施形態による破砕制御システムは、以
上のような自走式破砕機1を制御するものであり、ジョ
ークラッシャ6における被破砕物4aの破砕状況を撮影
するカメラ101と、このカメラ101で撮影した映像
信号が入力され、送信信号(電波)として送信する第1
送・受信器102と、この第1送・受信器102からの
送信信号を受信し、映像信号化する第2送・受信器10
3と、この第2送・受信器103からの映像信号が入力
される外部モニタ104と、ジョークラッシャ6及びフ
ィーダ7を操作するための遠隔操作手段、例えばリモコ
ン装置105と、コンベア8が運搬する破砕物4bの量
を検出する検出手段、例えばコンベア8が運搬する破砕
物4bの通過を検出する通過検出センサ106と、破砕
機1の作業スペース12上方の外部から視認可能な位置
に設けられた表示手段、例えばパトライト等からなるコ
ンベアモニタ108と、リモコン装置105の操作信号
に基づきジョークラッシャ6及びフィーダ7の動作を制
御する制御手段として機能する上記コントローラ30と
を有している。
【0026】カメラ101は、この種の撮影用カメラと
して公知のものであり、作業スペース12前方の防護ネ
ット109に固定されている。また、その撮影視野は、
ジョークラッシャ6の動歯6a及び固定歯6bのほぼ全
部と、フィーダ7のほぼ全部と、ホッパ5のジョークラ
ッシャ6側領域とが撮影可能となっている。但しこのと
き、カメラ101とジョークラッシャ6との間には前述
したネット17が介在するが、このネット17は図4に
示すように網状であるため、カメラ101はこれを透過
してジョークラッシャ6の破砕状況を撮影可能となって
いる。
【0027】第1送・受信器102は、作業スペース1
02内に設けられており、ケーブル110を介してカメ
ラ101と接続されている。そして、カメラ101で撮
影した映像信号をケーブル110を介して入力し、所定
の変換処理(例えばある種の画像変換処理等)を施した
後、電波信号111として第2送・受信器103に送信
する。第2送・受信器103は、例えば油圧ショベル2
の運転室27(図5参照)内に設けられており、第1送
・受信器102からの電波信号111を受信し、第1送
・受信器102での処理と逆の変換処理を施して映像信
号に復元した後、その映像信号を外部モニタ104へ出
力する。なお、これら第1送・受信器102及び第2送
・受信器103はともにこの種の通信手段として公知の
もので足りるため、詳細構造の説明を省略する。
【0028】外部モニタ104は、ケーブル112を介
し第2送・受信器103と接続されており、第2送・受
信器103からの映像信号が入力されてその映像を映し
出すようになっている。
【0029】リモコン装置105は、ケーブル113を
介して第2送・受信器103と接続されている。その詳
細構造を図6に示す。図6に示すように、リモコン装置
105は、ジョークラッシャ6を正転及び逆転方向にそ
れぞれ起動するためのクラッシャ正転ボタン105a及
びクラッシャ逆転ボタン105bと、ジョークラッシャ
6を停止させるためのクラッシャ停止ボタン105c
と、ジョークラッシャ6の動作スピードを調節するため
のクラッシャスピードダイヤル105dと、フィーダ7
を起動するためのフィーダONボタン105eと、フィ
ーダ7を停止させるためのフィーダOFFボタン105
fと、フィーダ7の動作スピードを調節するためのフィ
ーダスピードダイヤル105gと、ジョークラッシャ
6、フィーダ7、コンベア8、及び磁選機9のすべての
作業機器を停止する非常停止ボタン105hとを備えて
いる。油圧ショベル2のオペレータがこれらボタン・ダ
イヤルの操作を行うと、その操作信号がケーブル113
を介して第2送・受信器103に入力されて電波信号1
11として第1送・受信器102へ送信され、コントロ
ーラ30に入力されるようになっている。なお、外部モ
ニタ104及びリモコン装置105も第2送・受信器1
03とともに油圧ショベル2の運転室27(図5参照)
内に設けられている。
【0030】通過検出センサ106の詳細構造を表す図
2中A矢視図を図7に示す。この図7及び図2におい
て、通過検出センサ106は、コンベア8のベルト8a
の端部近傍に設けられた公知の光電センサである。すな
わち、通過検出センサ106は、発光器106aと受光
器106bとがベルト8aを挟んで略水平に対向するよ
うに設けられており、ベルト8a上を破砕物4bが通過
している間は発光器106aからの光が遮断されて受光
器106bに届かず、これによって破砕物4bが運搬さ
れていることを検出するようになっている。この通過検
出センサ106の検出信号Xは、図示しないケーブルを
介しコントローラ30に入力されるようになっている。
【0031】次に、コントローラ30の制御機能につい
て説明する。コントローラ30は、まず第1の機能とし
て、リモコン装置105から第1送・受信器102及び
第2送・受信器103を介して入力される操作信号と、
前述した操作盤22からの操作信号とに基づき、上記駆
動信号Scr1,Scr2,Sf,Scoを生成し、対応するコ
ントロールバルブ26,28,29にそれらを出力する
ようになっている。すなわち、リモコン装置105のク
ラッシャ正転ボタン105aが押された場合、破砕用コ
ントロールバルブ26の駆動信号Scr1をONにすると
ともに駆動信号Scr2をOFFにし、破砕用コントロー
ルバルブ26を図1中右側位置に切り換え、油圧ポンプ
25からの圧油を破砕用油圧モータ15に供給して駆動
し、ジョークラッシャ6を正方向に起動する。またリモ
コン装置105のクラッシャ逆転ボタン105bが押さ
れた場合、破砕用コントロールバルブ26の駆動信号S
cr1をOFFにするとともに駆動信号Scr2をONにし、
破砕用コントロールバルブ26を図1中左側位置に切り
換え、ジョークラッシャ6を逆方向に起動する。そして
このとき、クラッシャスピードダイヤル105dの操作
量に応じて駆動信号Scr1(又は駆動信号Scr2)の信号
電流値を調整し、これによって破砕用コントロールバル
ブ26の図1中右側位置(又は左側位置)への切換スト
ロークを制御する。その結果、破砕用油圧モータ15に
供給される圧油の量を調整し、結局、ジョークラッシャ
6は、クラッシャスピードダイヤル105dの操作量に
応じた速度で正転(又は逆転)動作を行うように制御さ
れる。その後、クラッシャ停止ボタン105cが押され
た場合は、破砕用コントロールバルブ26の駆動信号S
cr1及びScr2をOFFにして破砕用油圧モータ15を停
止し、ジョークラッシャ6を停止する。なお、特に詳細
を図示しないが、操作盤22にもクラッシャ正転ボタン
105a、クラッシャ逆転ボタン105b、クラッシャ
停止ボタン105c、及びクラッシャスピードダイヤル
105dに相当するボタン及びダイヤルが設けられてお
り、それらを操作することで上記と同様の動作を行わせ
ることができる。また、リモコン装置105のフィーダ
ONボタン105eが押された場合、フィーダ用コント
ロールバルブ28の駆動信号SfをONにし、フィーダ
用コントロールバルブ28を連通位置(図1中右側位
置)に切り換え、油圧ポンプ25からの圧油をフィーダ
用油圧モータ16に供給して駆動し、フィーダ7を起動
する。そしてこのとき、フィーダスピードダイヤル10
5gの操作量に応じて駆動信号Sfの信号電流値を調整
し、フィーダ用コントロールバルブ28の連通位置への
切換ストロークを制御し、フィーダ用油圧モータ16に
供給される圧油の量を調整する結果、フィーダ7は、フ
ィーダスピードダイヤル105gの操作量に応じた速度
で動作する。その後、フィーダOFFボタン105fが
押されると、フィーダ用コントロールバルブ28の駆動
信号SfをOFFにしてフィーダ用油圧モータ16を停
止し、フィーダ7を停止する。なお、特に詳細を図示し
ないが、操作盤22にもフィーダONボタン105e、
フィーダOFFボタン105f、及びフィーダスピード
ダイヤル105gに相当するボタン及びダイヤルが設け
られており、それらを操作することで上記と同様の動作
を行わせることができる。さらに、コンベア8に関して
は、操作盤22に図示しないコンベアONボタンとコン
ベアOFFボタンとが設けられており、コンベアONボ
タンが押された場合、コントローラ30は、コンベア用
コントロールバルブ29の駆動信号ScoをONにしてコ
ンベア用コントロールバルブ29を連通位置(図1中右
側位置)に切り換え、油圧ポンプ25からの圧油をコン
ベア用油圧モータ18に供給して駆動し、コンベア8を
起動する。その後、コンベアOFFボタンが押される
と、コンベア用コントロールバルブ29の駆動信号Sco
をOFFにしてコンベア用油圧モータ18を停止し、コ
ンベア8を停止するようになっている。
【0032】またコントローラ30は、第2の機能とし
て、フィーダ7及びジョークラッシャ6の動作時におい
て、通過検出センサ106からの検出信号XがON(コ
ンベアの破砕物運搬状態)になっているかOFF(コン
ベアの空運転状態)になっているかに応じ、後者の場合
には、コンベアモニタ108に制御信号を出力して空運
転の警告表示を行わさせる(例えば点灯させる)ように
なっている。この機能に係わる制御手順のフローチャー
トを図8に示す。
【0033】この図8において、まず、ステップS10
0で、フィーダ7が動作しているかどうかを判定する。
具体的には、リモコン装置105のフィーダONボタン
105e又は操作盤22のこれに相当するボタンが押さ
れているかどうかを判定する。判定が満たされない場合
は最初に戻り、満たされた場合は次のステップS110
に移る。ステップS110では、ジョークラッシャ6が
動作しているかどうかを判定する。具体的には、リモコ
ン装置105のクラッシャ正転ボタン105a又はクラ
ッシャ逆転ボタン105bあるいは操作盤22のこれら
に相当するボタンが押されているかどうかを判定する。
判定が満たされない場合は最初に戻り、満たされた場合
は次のステップS120に移る。ステップS120で
は、コンベア空運転状態が所定時間継続しているかどう
かを判定する。つまり、通過検出センサ106からの検
出信号XがOFFになった状態が所定時間継続したかど
うかを判定する。判定が満たされない場合は最初に戻
り、満たされた場合は次のステップS130に移ってコ
ンベアモニタ108に制御信号を出力して警告表示を行
わせ、最初に戻る。
【0034】なお、上記の構成において、ジョークラッ
シャ6、フィーダ7、コンベア8、及び磁選機9が作業
機器を構成する。また、第1送・受信器102が、カメ
ラで撮影した映像を送信する第1送信手段を構成すると
ともに第2送信手段(後述)からの送信を受信する第2
受信手段をも構成する。さらに、第2送・受信器103
が、第1送信手段からの送信を受信する第1受信手段を
構成するとともに遠隔操作手段の操作信号を送信する第
2送信手段をも構成する。また、コントローラ30が、
第2受信手段の受信信号に基づき複数の油圧アクチュエ
ータを制御する制御手段を構成する。
【0035】以上のように構成した本実施形態の破砕制
御システムによれば、カメラ101で撮影した破砕状況
の映像を、破砕機1に設けた第1送・受信器102と破
砕機1外の油圧ショベル運転室27に設けた第2送・受
信器103を介して、外部モニタ104に映し出す。こ
れにより、専任の作業員を置かなくても、被破砕物4a
の搬入作業を行う油圧ショベル2のオペレータが、被破
砕物4aのジョークラッシャ6での破砕状況やフィーダ
7及びホッパ5の様子を直接視認することができる。し
たがって、ジョークラッシャ6等に被破砕物4aの詰ま
りが発生したときに、これをリアルタイムで迅速に検知
かつ確認することができ、従来のように本当に詰まりが
発生しているかどうかを改めて目視で確認しに行く必要
がない。したがって、作業効率を向上できる。またこの
とき、被破砕物4aの詰まりの発生によってコンベア8
にジョークラッシャ6から破砕物4bが落下しなくなり
空運転状態となるため、このことが通過検出センサ10
6で検出されてコンベアモニタ108で警告表示が行わ
れれる。これにより、例えば油圧ショベル2のオペレー
タがある時間外部モニタ104を見ることなく搬入作業
をしていた場合であっても、詰まりが生じたことを確実
にそのオペレータに気づかせることができる。
【0036】また、本実施形態の破砕制御システムによ
れば、リモコン装置105での操作によってジョークラ
ッシャ6及びフィーダ7の動作を制御できる。したがっ
て、ジョークラッシャ6で被破砕物4aの詰まりが生じ
た時に、油圧ショベル2のオペレータが、リモコン装置
105のクラッシャスピードダイヤル105d及びクラ
ッシャ逆転ボタン105bでジョークラッシャ6を減速
させたり逆転させたりすることができ、さらにフィーダ
スピードダイヤル105g及びフィーダOFFボタン1
05fでフィーダ7を減速させたり停止させたりするこ
とができるので、破砕機操作のための専任の作業員を置
くことなく詰まり解除を実行することができる。また、
ジョークラッシャ6の減速・逆転でも詰まりが解消しな
い場合は、従来、ジョークラッシャ6を停止させ、ジョ
ークラッシャ6内のその詰まり部分を見ながら、例えば
ハンドブレーカー等でその詰まり部分を直接粉砕する必
要があったが、本実施形態においては、リモコン装置1
05のクラッシャ停止ボタン105cでジョークラッシ
ャ106を停止させた後、油圧ショベル2の運転室27
に配置した外部モニタ104を見ながら油圧ショベル2
を操作してバケット3をジョークラッシャ6内へ挿入
し、バケット3で詰まり部分を粉砕(小割り)すること
も可能となる。
【0037】なお、上記実施形態においては、検出手段
として通過検出センサ106を設けてコンベア8の空運
転状態を検出したが、これに限られず、例えば図9に示
すように、コンベア用油圧モータの負荷圧力を検出する
圧力センサ114を設け、その検出信号Pcをコントロ
ーラ30に入力し、その負荷圧力が予めコントローラ3
0内に記憶されていた所定値以下となったときに空運転
状態と判断してコンベアモニタ108に警告表示を行わ
せるようにしてもよい。この場合も、同様の効果を得
る。
【0038】また、上記実施形態においては、リモコン
装置105では、作業機器のうちフィーダ7及びジョー
クラッシャ6のみを操作可能としたが、これに限られ
ず、他のコンベア8等も含みすべての作業機器をリモコ
ン装置105で操作可能としても良い。また、操作盤2
2ではジョークラッシャ6、フィーダ7、コンベア8、
及び磁選機9のすべてを操作可能としたが、これに限ら
れず、一部の作業機器のみを操作可能としても良い。例
えば、リモコン装置105で操作可能なものは操作盤2
2では操作できないようにすることも考えられる。これ
らの場合も、同様の効果を得る。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、被破砕物の破砕状況を
外部からモニタすることにより、専任の作業員を必要と
することなく、リアルタイムで迅速に詰まり発生を検知
かつ確認することができる。また本発明によれば、被破
砕物が詰まった時にも、専任の作業員によることなく外
部からの操作で破砕装置を操作し、詰まり解除を実行す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による破砕制御システムの
制御対象である破砕機の油圧駆動装置を表す油圧回路図
である。
【図2】破砕機の全体構造を表す側面図である。
【図3】図2に示した破砕機の上面図である。
【図4】図3中ジョークラッシャ及びフィーダ付近の要
部構造を表す一部破断拡大図である。
【図5】破砕作業中における動作状態の一例を表す図で
ある。
【図6】リモコン装置の詳細構造を表す図である。
【図7】通過検出センサの詳細構造を表す図2中A矢視
図である。
【図8】コントローラの制御手順を示すフローチャート
である。
【図9】コンベアの空運転状態の検出に係わる変形例を
示す油圧回路図である。
【符号の説明】 4a 被破砕物 4b 破砕物 5 ホッパ 6 ジョークラッシャ(破砕装置、作業機
器) 7 フィーダ(作業機器) 8 コンベア(作業機器) 9 磁選機(作業機器) 15 破砕用油圧モータ(油圧アクチュエー
タ) 16 フィーダ用油圧モータ(油圧アクチュ
エータ) 18 コンベア用油圧モータ(油圧アクチュ
エータ) 30 コントローラ(制御手段) 101 カメラ 102 第1送・受信器(第1送信手段、第2
受信手段) 103 第2送・受信器(第1受信手段、第2
送信手段) 104 外部モニタ 105 リモコン装置(遠隔操作手段) 106 通過検出センサ(検出手段) 108 コンベアモニタ(表示手段) 114 圧力センサ(検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠岡 正規 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホッパから投入された被破砕物を破砕する
    破砕装置及びこの破砕装置で破砕された破砕物を運搬す
    るコンベアを含む複数の作業機器と、これら複数の作業
    機器をそれぞれ駆動し、前記コンベアを駆動するコンベ
    ア用油圧モータを含む複数の油圧アクチュエータとを備
    えた破砕機を制御する破砕機の破砕制御システムにおい
    て、 少なくとも前記破砕装置における前記被破砕物の破砕状
    況をカメラで撮影し、 このカメラで撮影した映像を前記破砕機に設けた第1送
    信手段から送信して前記破砕機外に設けた第1受信手段
    で受信し、 この受信手段で受信した映像を前記破砕機外に設けた外
    部モニタ手段に映し出すことを特徴とする破砕機の破砕
    制御システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の破砕機の破砕制御システム
    において、前記破砕機外に設けた遠隔操作手段の操作信
    号を前記破砕機外に設けた第2送信手段から送信して前
    記破砕機に設けた第2受信手段で受信し、この受信した
    信号に基づき制御手段が前記複数の油圧アクチュエータ
    のうち少なくとも前記破砕装置を制御することを特徴と
    する破砕機の破砕制御システム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の破砕機の破砕制御シ
    ステムにおいて、前記コンベアが運搬する破砕物の量を
    検出する検出手段と、この検出手段で検出された破砕物
    の運搬量が所定値以下となったときに警告表示を行う表
    示手段とを有し、かつ、この表示手段は、前記破砕機の
    うち破砕機外から視認可能な位置に設けられていること
    を特徴とする破砕機の破砕制御システム。
  4. 【請求項4】請求項3記載の破砕機の破砕制御システム
    において、前記検出手段は、前記コンベア用油圧モータ
    の負荷圧を検出する圧力センサ又は前記コンベアのベル
    ト上を搬送される破砕物の通過を検出する通過検出セン
    サであることを特徴とする破砕機の破砕制御システム。
JP14576498A 1998-05-27 1998-05-27 破砕機の破砕制御システム Pending JPH11333318A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103862382A (zh) * 2014-03-29 2014-06-18 玉环鑫峰环保设备厂 打磨吸尘柜的控制系统
JP2021031842A (ja) * 2019-08-14 2021-03-01 株式会社安藤・間 積込機、移動式破砕機及びベルトコンベアを用いた破砕物搬出方法に使用する破砕機運転管理方法、並びに積込機及び移動式破砕機を用いた破砕物搬出方法に使用する破砕機運転管理方法
EP4112289A1 (fr) * 2016-01-22 2023-01-04 Presses et Cisailles Lefort Presse-cisaille automotrice

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EP4112289A1 (fr) * 2016-01-22 2023-01-04 Presses et Cisailles Lefort Presse-cisaille automotrice
JP2021031842A (ja) * 2019-08-14 2021-03-01 株式会社安藤・間 積込機、移動式破砕機及びベルトコンベアを用いた破砕物搬出方法に使用する破砕機運転管理方法、並びに積込機及び移動式破砕機を用いた破砕物搬出方法に使用する破砕機運転管理方法

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