JPH11333058A - 遊技機および遊技機制御方法 - Google Patents

遊技機および遊技機制御方法

Info

Publication number
JPH11333058A
JPH11333058A JP10148108A JP14810898A JPH11333058A JP H11333058 A JPH11333058 A JP H11333058A JP 10148108 A JP10148108 A JP 10148108A JP 14810898 A JP14810898 A JP 14810898A JP H11333058 A JPH11333058 A JP H11333058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
image
display
reading
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10148108A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Toshio Ogura
敏男 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP10148108A priority Critical patent/JPH11333058A/ja
Publication of JPH11333058A publication Critical patent/JPH11333058A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】大容量のCD−ROM等の記録媒体を使用し、
かつ、遊技の画像進行を円滑に行えるようにした遊技機
および遊技機制御方法を提供する。 【構成】画像表示装置と、画像制御手段と、画像変動表
示データを記録した記録媒体と、記録媒体読出手段と、
読み出した画像変動表示データを記憶するデータ記憶手
段とを有し、前記画像変動表示データによる変動表示を
開始する前に、変動表示開始から所定時間分のデータを
先読みデータとして前記記録媒体読出手段により読み出
して前記データ記憶手段に記憶させる先読み手順と、前
記画像変動表示データによる変動表示が必要になると、
前記先読みデータにより変動表示を開始する変動表示手
順と、前記先読みデータによる変動表示を行う間に、前
記画像変動表示データの前記先読みデータに続く残りの
データを読み出して前記データ記憶手段に記憶させる後
読み手順とを実行するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパチンコ
機、パチスロ機のような、遊技者に対して画像表示を行
う遊技機に関し、詳しくは、大容量の表示制御プログラ
ムおよび画像データを供給するCD−ROM等の記録媒
体を備えた遊技機およびその制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えばパチンコ機、パチスロ機のよう
な、遊技面を備えた遊技機は、遊技面に図柄等を表示す
る画像表示装置を備えるものが一般的である。この画像
表示装置に表示する画像としては、その美しさやストー
リー性にも高度なものが求められるようになってきてい
る。また、画像に同期した音声等も必要になっている。
このため、画像表示および音声出力を制御するプログラ
ムの容量、画像および音声データの容量は肥大化する一
方である。従来の遊技機においては、これらのプログラ
ムおよびデータは、マスクROM等のROM(リード・
オンリー・メモリ)IC(集積回路)に格納されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の遊技機では画像
および音声を制御するプログラムおよびデータがROM
に格納されていたため、遊技盤に実装できるプログラム
およびデータの全容量が、実装可能なROMの容量によ
って制限されていた。このROMの容量を十分に大きく
しようとすると、遊技機のコストが上昇してしまうとい
う問題点があった。例えば、100MB(メガバイト)
の画像、音声の制御プログラムおよびデータをROMに
格納して遊技盤に実装することはコスト的に無理があっ
た。また、それらの画像データ等をCD−ROM等の大
容量の記録媒体に記録して、それらのデータを読出装置
によって読み出すようにしても、遊技の画像進行にデー
タ読み出しが追い付かないおそれがある。
【0004】そこで、本発明は、大容量の画像データ等
をCD−ROM等の記録媒体に記録しておき、必要な画
像データの先頭の所定量を先読みすることにより、遊技
の画像進行を円滑に行えるようにした遊技機および遊技
機制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の遊技機は、静止画、動画等の画像を表示す
る画像表示装置と、前記画像表示装置に表示する画像を
制御する画像制御手段と、前記画像表示装置に一連の画
像を時間経過とともに変動表示するための画像変動表示
データを記録した記録媒体と、前記記録媒体から前記画
像変動表示データを読み出す記録媒体読出手段と、前記
記録媒体読出手段から読み出された前記画像変動表示デ
ータを記憶するデータ記憶手段とを有し、前記画像制御
手段は、前記画像変動表示データによる変動表示を開始
する前に、前記画像変動表示データのうち変動表示開始
から所定時間分のデータを、先読みデータとして前記記
録媒体読出手段により読み出して前記データ記憶手段に
記憶させる先読み手順と、前記画像変動表示データによ
る変動表示が必要になると、前記先読みデータにより変
動表示を開始する変動表示手順と、前記先読みデータに
よる変動表示を行う間に、前記画像変動表示データの前
記先読みデータに続く残りのデータを読み出して前記デ
ータ記憶手段に記憶させる後読み手順とを実行するもの
である。
【0006】また、上記の遊技機において、前記先読み
手順は、前記先読みデータを前記遊技機の電源投入時に
読み出すものであることが好ましい。
【0007】また、上記の遊技機において、前記記録媒
体に記録された前記画像変動表示データは、前記画像表
示装置に変動表示され、遊技者が遊技実行中に利益状態
発生の有無を認識することのできる特別図柄のデータを
含むものであり、前記画像変動表示データは、前記特別
図柄の変動表示中に前記特別図柄と同時に表示される画
像のデータである特別図柄同時表示データを含むもので
あり、前記画像制御手段は、前記先読み手順、前記変動
表示手順および前記後読み手順に加えて、所定信号に基
づき前記特別図柄の変動表示を開始する手順と、前記特
別図柄の変動表示を停止する手順とを実行するものであ
ることが好ましい。
【0008】また、上記の遊技機において、前記先読み
手順、前記変動表示手順および前記後読み手順は、前記
特別図柄同時表示データに対して行うものであることが
好ましい。
【0009】また、上記の遊技機において、前記記録媒
体はCD−ROMであることが好ましい。
【0010】また、本発明の遊技機制御方法は、静止
画、動画等の画像を表示する画像表示装置と、前記画像
表示装置に表示する画像を制御する画像制御手段と、前
記画像表示装置に一連の画像を時間経過とともに変動表
示するための画像変動表示データを記録した記録媒体
と、前記記録媒体から前記画像変動表示データを読み出
す記録媒体読出手段と、前記記録媒体読出手段から読み
出された前記画像変動表データを記憶するデータ記憶手
段とを有する遊技機における遊技機制御方法であって、
前記画像変動表示データによる変動表示を開始する前
に、前記画像変動表示データのうち変動表示開始から所
定時間分のデータを、先読みデータとして前記記録媒体
読出手段により読み出して前記データ記憶手段に記憶さ
せる先読み手順と、前記画像変動表示データによる変動
表示が必要になると、前記先読みデータにより変動表示
を開始する変動表示手順と、前記先読みデータによる変
動表示を行う間に、前記画像変動表示データの前記先読
みデータに続く残りのデータを読み出して前記データ記
憶手段に記憶させる後読み手順とを有する。
【0011】また、上記の遊技機制御方法において、前
記先読み手順は、前記先読みデータを前記遊技機の電源
投入時に読み出すものであることが好ましい。
【0012】また、上記の遊技機制御方法において、前
記記録媒体に記録された前記画像変動表示データは、前
記画像表示装置に変動表示され、遊技者が遊技実行中に
利益状態発生の有無を認識することのできる特別図柄の
データを含むものであり、前記画像変動表示データは、
前記特別図柄の変動表示中に前記特別図柄と同時に表示
される画像のデータである特別図柄同時表示データを含
むものであり、所定信号に基づき前記特別図柄の変動表
示を開始する手順と、前記特別図柄の変動表示を停止す
る手順とを有することが好ましい。
【0013】また、上記の遊技機制御方法において、前
記先読み手順、前記変動表示手順および前記後読み手順
は、前記特別図柄同時表示データに対して行うものであ
ることが好ましい。
【0014】また、上記の遊技機制御方法において、前
記記録媒体はCD−ROMであることが好ましい。
【0015】上記課題を解決するための手段の具体例
を、発明の実施の形態の表記と対応させて説明する。遊
技機としては、パチンコ機1やパチスロ機230があ
る。画像変動表示データには、リーチ画像データ等が対
応する。記録媒体には、CD−ROM102が対応す
る。記録媒体読出手段には、CD−ROMドライブ99
が対応する。データ記憶手段には、RAM107、RA
M74が対応する。画像制御手段には、主基板84およ
び画像制御基板94が対応する。特別図柄同時表示デー
タには、リーチ画像A〜E、例えばリーチキャラクタ2
54および花びらデータが対応する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1は本発明の遊技機の例として
のパチンコ機1を裏面から見た図である。パチンコ機1
は、外枠120内に各部材が取り付けられて構成されて
いる。表側に遊技面が形成された遊技盤3は図示しない
前面枠に遊技盤係止片88によって交換可能に取り付け
られている。遊技盤3の後方には、機構板121が機構
板係止片87により取り付けられている。そして、これ
らを取り付けた前面枠が外枠120に取り付け固定され
ている。
【0017】遊技盤3の背面側には、記録媒体読出手段
としてのCD−ROMドライブ99が設けられている。
CD−ROMドライブ99は画像表示装置53の上側に
配置され、これらが一体化されて画像表示ユニットとさ
れている。この画像表示ユニットは、係止片91,92
により遊技盤3に固定されている。CD−ROMドライ
ブ99内には、記録媒体としてのCD−ROM102が
組み込まれている。通常、CD−ROM102はCD−
ROMドライブ99内に封印され、簡単には交換するこ
とができないようになっている。
【0018】画像表示装置53としては、CRT、液晶
ディスプレイ等の任意の表示装置を使用することができ
る。ここではCRTを使用している。画像表示装置53
は比較的高価であるが、CD−ROMドライブ99と一
体構造とされて画像表示ユニットとして作られているた
め、画像表示ユニットを下取り回収して再利用すること
により、遊技盤3の製造コストを低減させることができ
る。
【0019】CD−ROMドライブ99を含む画像表示
ユニットが遊技盤3に設けられているため、パチンコ機
1の遊技盤3を他の種類のものに交換する場合には、C
D−ROMドライブ99も一緒に交換される。これによ
り遊技盤3の遊技内容と、CD−ROM102内に記憶
された画像、音声のプログラムおよびデータが不整合を
起こすことがなく、遊技内容を整合させた状態で遊技盤
3の交換作業が間違いなく簡単に行える。
【0020】機構板121の背面側には種々の装置、回
路基板等が設けられている。貯留タンク89,90は、
図示しないパチンコ玉供給装置から供給されたパチンコ
玉や打込玉を貯留しておくためのものである。払出装置
82は、入賞に応じて賞球としてのパチンコ玉を上皿2
9に払い出すためのものである。払出装置82には貯留
タンク89,90からパチンコ玉が供給される。主基板
84は、遊技盤3を含むパチンコ機1の遊技動作を制御
する。賞球基板85は賞球の払い出しの制御を行うもの
である。また、発射基板86は遊技者がハンドル28
(図4参照)を回動することによって、パチンコ玉を遊
技盤3の遊技領域に発射する動作を制御するためのもの
である。
【0021】図2は、画像表示ユニットの裏面側からの
斜視図である。CD−ROMドライブ99が画像表示装
置53の上方に一体的に配置されている。CD−ROM
ドライブ99のケースには、開閉部100が開閉可能に
設けられており、内部にはCD−ROM102が収納さ
れている。CD−ROMドライブ99内のCD−ROM
102を交換することは、遊技内容を決定する遊技制御
プログラムを交換することにもなるので、パチンコ機1
の違法改造を防止するためにも、CD−ROM102は
容易に交換可能であってはならない。そこで開閉部10
0を容易に開放することを防止し、開放した痕跡を残す
開放防止手段を設けている。
【0022】図3は、画像表示ユニットの平面図であ
る。開閉部100は固定板103の係止爪104によっ
て、閉状態で固定されている。係止爪104は、固定板
103に一体成形により作成されるか、または固着され
ていて、専用の工具やドライバ等によって折り曲げるま
たは切り取る等して破断することが可能である。最初
は、「A」が表示された2個の固定板103のカシメ部
材101をカシメ固定することにより、開閉部100を
閉鎖する。カシメ部材101は、一旦かしめると取り外
すことは困難である。固定板103、係止爪104、カ
シメ部材101が開放防止手段となる。
【0023】CD−ROM102を交換する場合は、工
具によって係止爪104を破断し、開閉部100を開け
て行う。交換後の開閉部100の固定は「B」が表示さ
れた2個の固定板103によって行う。次の交換では
「C」が表示された固定板103によって固定する。こ
のようにして、2回までCD−ROM102を交換する
ことができる。これによりCD−ROM102は容易に
は交換できず、また、交換されたことも一目で識別でき
る。
【0024】開放防止手段としては、この他にも、開閉
部100に錠を設ける、開閉部100を封印シールを貼
り付けることにより封止する等の手段が考えられる。封
印シールは、剥がすとケースおよび開閉部100に模様
が残り、剥がしたことが一目で分かるようなものを使用
する。これらの開放防止手段によっても、ROM202
〜204の違法交換を防止でき、たとえ無理に交換した
としても違法交換を行ったことが一目で識別できる。
【0025】図4は、パチンコ機1の正面図である。右
スピーカ80は右音声信号を出力するものであり、左ス
ピーカ81は左音声信号を出力するものである。右スピ
ーカ80、左スピーカ81が音声出力手段として機能す
る。遊技盤3の表側は、遊技面として形成されており、
その表面に各種部品が配置されている。遊技盤3の中央
部は、帯状の板金材で作られた区画レール2によって仕
切られた円形状の遊技領域とされている。
【0026】遊技領域の中央部には画像表示装置53の
表示画面が視認可能に配置されている。画像表示装置5
3の表示画面には、スロットマシン状の変動停止可能な
特別図柄やその他の動画、静止画等の遊技に係る情報を
表示する。画像表示装置53の下部には始動口9が配置
されている。始動口9に玉が入る確率は、この始動口9
の直上の複数本の入賞調整釘の微調整により変更するこ
とができる。始動口9に入ったパチンコ玉は、始動検出
器34(図6参照)により検出される。
【0027】始動検出器34が入賞したパチンコ玉を検
出すると、景品玉としてのパチンコ玉を予め決められた
規定数だけ払い出す。この払い出しと同時に、画像表示
装置53には、スロットマシン状の9個(3行3列)の
回転体の図柄表示(特別図柄)が回転するかのような動
画を表示する。回転体の回転が停止し、その特別図柄が
特定の組み合わせに一致すると大当りとなる。また、特
別図柄の3行3列の表示のうち縦横斜めいずれか2個の
回転体が特定の組み合わせに一致した時点でリーチとな
る。
【0028】ここで、「大当り」とは、画像表示装置5
3の表示が予め決められた特定の組み合わせに一致し、
開閉板22が開いて大入賞口となり、その大入賞口から
多くのパチンコ玉が入り得る状態、すなわち大当り状態
になることをいう。開いた開閉板22は、開いた後所定
時間(例えば30秒)経過するか、または所定個数(例
えば10個)のパチンコ玉が大入賞口から入るか、どち
らかの条件が満たされた時点で閉じる。大当り状態で
は、発光ダイオード(LED)24が点滅状態となる。
個数表示器25には大入賞口から入ったパチンコ玉の数
が表示される。また、「リーチ」とは大当りの1歩手前
の状態であり、この状態で画像および音声がリーチ時の
ものに変化する。ただし、リーチ状態から必ずしも大当
りになるとは限らず、大当りにならなければそのまま通
常の状態に戻る。
【0029】画像表示装置53の両側方にワープ口17
が設けられている。ワープ口17に玉が入る確率は、こ
のワープ口17の直上の複数本の入賞調整釘の微調整に
より変更される。ワープ口17に入ったパチンコ玉は、
ワープ玉出口10から出てくる。ワープ口17に入った
パチンコ玉は、通過玉検出器13によって検出され、そ
れにより図柄表示器20に表示される普通図柄が変動す
る。普通図柄が、特定の図柄に一致すると当りとなる。
ここで、「当り」とは、図柄表示器20に表示される図
柄が予め定められたものになり、始動口9の可動片14
が開き、パチンコ玉が始動口9に入賞玉として入る確率
が高くなる状態を言う。
【0030】また、画像表示装置53の下側には、始動
記憶表示器6が設けられている。始動記憶表示器6は、
始動口9に入賞し、かつまだ画像表示装置53の変動表
示を始動していないパチンコ玉の数を表示するためのも
のである。始動記憶表示器6は、最高4個までの始動記
憶数を表示することができる。始動入賞が検出される
と、当該検出および大当り判定用の乱数がRAM74に
記憶される。さらに、図柄表示器20の両側には図柄記
憶表示器21が設けられている。図柄記憶表示器21
は、ワープ口17に入り、かつまだ図柄表示器20の図
柄変動を始動していないパチンコ玉の数を記憶し表示す
るためのものである。図柄記憶表示器21は、最高4個
までの図柄変動数を記憶、表示することができる。
【0031】遊技領域には、固定入賞口7,11,15
も設けられている。サイドランプ18は、パチンコ玉が
固定入賞口7,11,15や始動口9等に入って入賞し
たときに点滅する飾りランプである。風車19は、パチ
ンコ玉がこれに衝突したときに回転して、パチンコ玉の
落下速度、落下方向に変化を与えるものである。アウト
口16は、どの入賞口や始動口9にも入らなかったパチ
ンコ玉が排出されるところである。
【0032】パチンコ機1の下部には、ハンドル28が
回動自在に設けられている。ハンドル28を回動させる
ことにより、パチンコ玉を電動で遊技領域に向かって発
射することができる。上皿29は、ハンドル28の操作
で打ち出す玉を多数貯留しておくための容器である。上
皿29には、入賞したとき払い出される賞球も入るよう
に構成されている。
【0033】賞球玉で上皿29が満杯になると、賞球は
自動的に上皿29の下部に配置された下皿31に払い出
される。また、上皿玉抜レバー26を横移動させること
により、上皿29のパチンコ玉を下皿31に移動させる
ことができる。下皿31のパチンコ玉を抜き取るには、
下皿玉抜レバー30を横移動させて、パチンコ玉を別途
用意した容器(図示せず)に落下させる。
【0034】図5は、画像表示装置53に表示される画
像の例を示す図である。(a)は特別図柄の停止した状
態と変動中の状態を示すものである。画像表示装置53
の画像表示領域250には、縦横3行3列の9個の特別
図柄が表示されており、始動口9に入賞すると9個の特
別図柄が同時に回転を開始する。そしてそれらは回転速
度が徐々に遅くなり、乱数的な順序で順次回転を停止し
ていく。画像251は回転が停止した特別図柄を示し、
画像252は回転中(変動中)の特別図柄を示す。
【0035】(b)はリーチになった場合の画像を示す
ものである。下行と右列の停止した特別図柄が2個ずつ
一致している。縦のリーチと横のリーチが2重に生じた
場合である。リーチの生じた行と列にはリーチライン2
53が表示される。また、リーチの生じた行と列の残り
の1個の特別図柄は周囲に飾り表示がされて、遊技者の
注意を引くようになっている。リーチが生じると同時
に、画像表示領域250内の特別図柄と隣接した位置
に、リーチキャラクタ254が表示される。
【0036】(c)は停止した特別図柄が一致した場合
の画像を示すものである。下行の特別図柄が停止して全
て一致した状態である。ここでは特別図柄が全て「7」
図柄となり、次に大当りが生じる。特別図柄が一致した
と同時に、リーチキャラクタ254の頭から花びらが吹
き出し、その花びらが舞い降りる画像が特別図柄の背景
として表示される。
【0037】(d)は大当りになった場合の画像を示す
ものである。ここでは特別図柄の表示も消え、大当り画
像が画像表示領域250の全面に表示される。この大当
り画像に続いて、大当り中画像、ラウンド表示が画像表
示領域250に表示される。以上の画像表示において、
特別図柄の変動開始の制御、特別図柄の停止順序および
停止図柄の乱数処理による決定、リーチおよび大当りの
発生制御等は、主基板84中の遊技制御プログラムによ
って演算処理が実行される。
【0038】図6は、CD−ROMドライブ99と主基
板84、画像制御基板94の回路構成および接続状態を
示すブロック図である。画像制御基板94は画像表示装
置53の内部に設けられている。画像表示装置53内に
は、画像制御基板94とともに、それと接続されたCR
T63が設けられている。また、画像制御基板94は主
基板84とケーブルにより接続されている。
【0039】画像制御基板94には、ワンチップ・マイ
クロコンピュータ(以下、マイコンという)67が設け
られており、種々のデータ処理を行う。マイコン67に
は、CPU68、作業用RAM69、ROM70等が1
チップ内に内蔵されている。画像処理プロセッサ59
は、マイコン67からのコマンドにより、画像処理を高
速に行う画像処理専用のプロセッサである。画像処理プ
ロセッサ59の画像出力信号はD/Aコンバータ62を
介してCRT63に出力される。また、画像処理プロセ
ッサ59からは同期信号もCRT63に出力される。
【0040】画像制御基板94には、CD−ROMドラ
イブ99用のインターフェース回路としてSCSIホス
ト回路106が接続されている。SCSI(Small Compu
terSystem Interface )は、米国規格協会(ANSI)
の定めた標準規格のインターフェースである。SCSI
ホスト回路106とCD−ROMドライブ99とはケー
ブルで接続される。マイコン67は、SCSIホスト回
路106を介してCD−ROMドライブ99からCD−
ROM102内のプログラムおよびデータを読み込ん
で、RAM107または作業用RAM69に記憶する。
【0041】CD−ROM102から読み込まれるデー
タとしては、CRT63に表示する画像を制御するため
の表示制御プログラム、CRT63に表示する画像デー
タ、右スピーカ80および左スピーカ81に出力する音
声信号を制御するための音声制御プログラム、右スピー
カ80および左スピーカ81に出力するための音声デー
タ等がある。これらのプログラムおよびデータは、通
常、RAM107に記憶される。マイコン67は、RA
M107内の表示制御プログラムに従って、画像処理プ
ロセッサ59にコマンドを送り、所定の手順による一連
の画像表示を行う。また、マイコン67は、RAM10
7内の音声制御プログラムに従って、音声合成回路10
8にコマンドを送り、画像表示と同期した音声出力を行
う。
【0042】画像処理プロセッサ59は、RAM107
中の画像データに直接アクセスすることができる。VR
AM60は、CRT63に表示する画像に直接対応する
データを記憶するビデオ用RAMである。画像処理プロ
セッサ59は、VRAM60の内容を周期的に走査し
て、CRT63に表示する画像信号を作成する。画像制
御基板94に接続された音声合成回路108は、RAM
107中の音声データに直接アクセスすることができ
る。音声合成回路108は、マイコン67からのコマン
ドに従って、音声信号を作成し、右アンプ109、左ア
ンプ110を介して右スピーカ80、左スピーカ81に
出力する。
【0043】パチンコ機1の電源がオンとなり、画像制
御基板94に電源電圧が供給されると、マイコン67は
内蔵するリセット回路により初期化され、ROM70に
記憶された初期動作プログラムの実行を開始する。一
方、画像処理プロセッサ59は付加回路であるリセット
回路により初期化動作を行う。マイコン67のROM7
0に記憶された初期動作プログラムは、回路の初期化動
作の後、CD−ROM102内の固定データである表示
および音声制御プログラム、画像および音声データ、画
像データの先読みデータをRAM107に読み込む。
【0044】電源オン時の初期動作で表示および音声制
御プログラム、画像および音声データをRAM107に
読み込んでおくため、CD−ROM102のアクセス回
数および時間が節約され画像制御および音声制御の処理
速度が向上する。また、常時使用する画像データ、音声
データや先読みデータも電源オン時にRAM107に読
み込んでおくのでデータアクセスの時間遅れを減少する
ことができる。
【0045】固定データの具体例としては、図5(a)
に示す特別図柄変動データおよび音声データ等が該当す
る。これらのデータは、始動入賞の直後に必要となるた
め、あらかじめRAMに記憶させておくのが便利であ
る。
【0046】主基板84は、パチンコ機1の各表示器や
その他の部品の動作を制御するためのものである。主基
板84は画像制御基板94とケーブルにより接続されて
いる。主基板84上の基本回路45には、マイコン71
が設けられており、種々のデータ処理を行う。マイコン
71には、CPU72、ROM73、RAM74等が1
チップ内に内蔵されている。入力回路35は、通過玉検
出器13、球数検出器32、特定球検出器33、始動検
出器34からの検出信号を入力するためのものである。
始動検出器34は、始動口9に入賞したパチンコ玉を検
出するものである。基本回路45は、入力回路35から
の入力信号により、所定のルールおよび手順に従って、
表示器等の各部品の動作を制御する。
【0047】基本回路45には、図示を省略している
が、パチンコ機1のLEDによる各種の表示装置への出
力を行うLED回路、大当り信号、図柄確定回数信号、
確率変動信号を出力するための情報出力回路、パチンコ
機1の上方等の近傍にある電飾装置に対する制御信号を
出力するための電飾信号回路、サイドランプ18等のラ
ンプを点灯、点滅制御するためのランプ回路は、遊技盤
3の遊技面に配置された可動部品である可動片14や開
閉板22を駆動するためのソレノイド回路等が接続され
ている。
【0048】基本回路45は、SCSIホスト回路10
6に接続されている。マイコン71は、SCSIホスト
回路106を介してCD−ROMドライブ99からCD
−ROM102内のプログラムおよびデータを読み込ん
で、RAM74に記憶する。CD−ROM102から読
み込まれるデータとしては、パチンコ機1の各表示器や
その他の部品の動作および遊技動作全般を制御するため
の遊技制御プログラムおよびそのためのデータがある。
この遊技制御プログラムおよびデータは、電源オン時の
基本回路45の初期動作時にRAM74中に読み込まれ
る。
【0049】初期リセット回路38は、パチンコ機1の
電源がオンになった時に基本回路45に初期動作を行わ
せるものであり、マイコン71はROM73に記憶され
た初期動作プログラムに従って、基本回路45の初期化
を行ったり、CD−ROM102からのデータの読み込
みを行い、パチンコ機1全体の初期化動作を行う。ま
た、システムリセット時にも初期リセット回路38によ
る初期化が行われる。定期リセット回路39は、CPU
72を定期的(例えば2ミリ秒ごと)にソフトリセット
し、一定時間ごとに遊技制御プログラム等を実行させる
ものである。
【0050】次にCD−ROMドライブ99の内部構成
について説明する。CD−ROM102は、スピンドル
モータ204のスピンドルに取り付けられたターンテー
ブル(図示せず)上に載置され保持されている。CD−
ROM102の記録面上のデータはピックアップ205
によって検出され読み取られる。CD−ROM102の
記録面のデータは、1本の渦巻線状の記録トラックに沿
って記録されており、データを読み取る場合はピックア
ップ205を、リードイン側(最内周側)から記録トラ
ックに沿って追従して移動制御を行う。
【0051】このとき、データファイルのディレクトリ
情報やファイル構造に関する情報等がリードイン側の記
録領域に記録されているので、ピックアップ205をま
ずリードイン側の位置にセットしてデータを読み出す必
要がある。そのためリードイン付近の記録領域に記録さ
れたデータファイルは比較的高速にアクセスすることが
できるが、リードアウト側(最外周側)の記録領域に記
録されたデータファイルはピックアップ205の移動時
間が増大するためアクセス速度が低下する。
【0052】またCD−ROMの場合、記録トラックに
沿ったピックアップ205の相対速度(線速度)が一定
になるように記録媒体の回転速度を制御するものが多
く、ピックアップ205の位置に応じてスピンドルモー
タ204の回転速度を変更制御する必要がある。そのた
め、ピックアップ205がリードイン側からリードアウ
ト側に大きく移動する場合、スピンドルモータ204の
回転速度も大きく変化させる必要があり、回転数が所定
値に安定するまでに時間がかかるのでリードアウト側の
アクセス速度がますます低下する。
【0053】サーボ回路206は、スピンドルモータ2
04の回転数の制御、ピックアップ205の記録トラッ
クへの追従制御およびピックアップ205の位置制御を
行うものである。復調回路207は、ピックアップ20
5が検出した検出信号を復調して記録データを読み取る
ものである。誤り訂正ディインターリーブ回路は、読み
取った記録データに誤り訂正の処理やインターリーブを
元に戻す処理を行うものである。シンク検出回路209
は、記録データ中の同期データを検出するためのもので
ある。これらの回路によって処理されたデータが、読み
取りデータとしてSCSIホスト回路106を介して、
主基板84および画像制御基板94に伝送される。
【0054】図7は、CD−ROM102に記録された
データの位置を示す図である。CD−ROM102の記
録領域203にはリードイン200側の記録領域とリー
ドアウト201側の記録領域が含まれる。リードイン2
00側の記録領域は、CD−ROM102の全記録領域
の中でもアクセス速度が比較的高速な高速記録領域であ
る。リードアウト201側の記録領域は、アクセス速度
がリードイン側記録領域200に比べてかなり低速の低
速記録領域である。
【0055】リードイン200側の記録領域には、リー
チ時の画像データであるリーチ画像Aデータ,リーチ画
像Bデータ,リーチ画像Cデータ,…が記録されてい
る。これらのデータはリーチが生じる度に画像制御基板
84によって読み出されるが、リードイン200側の記
録領域に記録されているため読み出し速度は高速であ
る。なお、後述するようにこれらのリーチ時の画像デー
タは、先読みデータがパチンコ機1の起動時にまとめて
RAM107に読み込まれている。
【0056】リードアウト201側の記録領域には、表
示制御プログラムとして画像表示装置53に表示する特
別図柄および図柄表示器20に表示する普通図柄の制御
を行う特別図柄普通図柄制御プログラム、特別図柄の画
像データである特別図柄データ、遊技中の通常の状態で
の音声データである遊技中BGM、エラーが生じた場合
の画像データであるエラー画像、遊技制御プログラム、
遊技制御データ等の固定データが記録される。
【0057】これらの固定データは常時使用されるた
め、パチンコ機1の電源投入時等の起動時にまとめてR
AM107またはRAM74に読み込まれ、パチンコ機
1の動作中は破棄されることなく常にメモり中に保持さ
れている。これらの固定データはリードアウト201側
の記録領域に記録され、アクセス速度は低速であるが、
パチンコ機1の起動時にまとめて読み込まれるために全
体の読み込み時間はそれほど長くはならず、また、起動
時であるため読み込み速度が問題となることも少ない。
【0058】リードイン200とリードアウト201の
中間の記録領域には、大当り時に読み出される画像デー
タである大当り画像Aデータ,大当り画像Bデータ,…
が記録されている。大当りは発生頻度が小さく、データ
の読み出し要求の頻度も小さいため、アクセス速度の比
較的低速な中間の記録領域に記録されていても、遊技の
応答時間等に問題が生じることは少ない。また、大当り
は発生してから画像表示までにリーチ表示があるので、
データを読み込むための時間的余裕も大きい。そのた
め、大当り時のデータのアクセス速度が問題となること
はさらに少なくなる。
【0059】図8は、CD−ROM102に記録された
データのデータ構造を示す図である。CD−ROM10
2の記録領域203には、リードイン200側から順に
リーチ画像Aデータ,リーチ画像Bデータ,リーチ画像
Cデータ,…が記録されている。また、その後に大当り
画像Aデータ,大当り画像Bデータ,…が記録されてい
る。これらの画像データは、一連の画像を時間経過とと
もに変動表示するための画像変動表示データであり、そ
れぞれが表示開始から所定時間(例えば5秒)の画像デ
ータであるデータ1(先読みデータ)と、その後に続く
画像データであるデータ2およびデータ3(後読みデー
タ)とからなっている。これらのデータ1〜3には、画
像データの表示に同期して右スピーカ80、左スピーカ
81に出力する音声データも含まれている。
【0060】リーチ画像A,リーチ画像B,リーチ画像
C,…の先読みデータであるデータ1は、パチンコ機1
の起動時にまとめてRAM107に読み込まれている。
リーチが生じてリーチ画像を表示する必要が生じたとき
には、RAM107にすでに読み込まれている先読みデ
ータのデータ1により、まず画像表示を行う。データ1
の表示を行っている間に、後読みデータであるデータ2
およびデータ3をCD−ROM102から読み出してR
AM107に記憶する。そして、先読みデータのデータ
1の所定時間の表示終了後に後読みデータのデータ2お
よびデータ3の表示を行う。
【0061】これらのリーチデータは、遊技制御の所定
の段階で、いずれかが選択され要求されるデータ群であ
る。これらのデータ群の全ての先頭部分の所定量を先読
みしておけば、選択されたデータの要求信号が出されて
から、当該データによる制御の開始までのタイムラグが
生じない。
【0062】具体的には、先読みデータのデータ1は図
5の画像では(b)のリーチキャラクタ254に対応
し、後読みデータのデータ2およびデータ3は(c)の
花びらの画像に対応する。このように全てのリーチ画像
の先読みを行うことにより、いずれのリーチ画像が要求
されても先読みデータの表示中の所定時間の余裕がある
ため、後読みデータのデータ2およびデータ3の読み込
み時間による表示の遅れは生じない。大当り画像に対し
ては前述のように時間的余裕が大きいため、パチンコ機
1の起動時に先読みを行わなくとも支障はないが、起動
時に先読みを行ってもよい。
【0063】図9は、CD−ROMドライブ99からの
データ送出のタイミングを示す図である。(a)は、電
源の状態を示すものであり、図の左端近傍でパチンコ機
1の電源がオンとなったことを示している。(b)は、
パチンコ機起動時のCD−ROMドライブ99から画像
制御基板94に送出される遊技制御プログラム、表示制
御プログラムおよび画像データを示すものである。これ
らのデータには主基板84および画像制御基板94への
固定データ、画像制御基板94への先読みデータが含ま
れる。常時使用する固定データおよび先読みデータは、
パチンコ機起動時に一括してRAM74またはRAM1
07に読み込まれる。
【0064】(c)は、主基板84、画像制御基板94
からCD−ROMドライブ99に対するデータ読出要求
信号を示すものである。電源オンの時点、リーチまたは
大当り時の画像および音声データが必要になった時点で
データ読出要求信号がオンになる。(d)は、画像表示
装置53に表示される特別図柄の状態を示すものであ
り、変動する特別図柄に同期して音声信号も変化する。
(e)は、始動口9にパチンコ玉が入った時に出力され
る始動検出器34の始動口スイッチの状態を示すもので
ある。
【0065】(f)は、リーチまたは大当り時にCD−
ROMドライブ99から画像制御基板94に送出される
画像および音声の後読みデータを示すものである。
(g)は、画像処理プロセッサ59がRAM107から
読み出すリーチ画像の先読みデータを示すものである。
(h)は、画像表示装置53に表示されるリーチ画像の
状態を示すものである。リーチ画像に同期してリーチ用
の音声信号が出力される。(i)は、画像表示装置53
に表示される大当り図柄の状態を示すものである。大当
り図柄は大当り時に表示される。この時も画像に同期し
て大当り用の音声信号が出力される。
【0066】パチンコ機1の電源がオンとなった時点
で、(c)に示すように主基板84および画像制御基板
94からCD−ROMドライブ99に対してデータ読出
要求信号が送出される。これにより、(b)に示すよう
に、CD−ROMドライブ99から主基板84に遊技制
御プログラムおよびデータが送出され、画像制御基板9
4に表示制御プログラムと画像データ、音声データが送
出される。画像データ、音声データは、特別図柄の画像
等の常時使用される固定データおよび先読みデータがパ
チンコ機1の起動時に読み込まれる。これらの起動時に
読み込まれるプログラムおよびデータのうち、遊技制御
に関するものはRAM74に格納され、画像および音声
に関するものはRAM107に格納される。各リーチ画
像の先読みデータもRAM107に格納される。
【0067】その後、始動口9にパチンコ玉が入って、
(e)の始動口スイッチからの出力パルスXが検出され
た場合、特別図柄の変動表示用の画像および音声データ
はすでにRAM107に読み込まれているので、そのデ
ータを使用して(d)のように特別図柄の変動表示を行
う。パルスXが生じるとすぐに、リーチおよび大当りが
生じるか否かは演算されて結果が出る。パルスXはリー
チおよび大当りが生じなかった場合である。
【0068】次に、(e)の始動口スイッチからの出力
パルスYが検出された場合、パルスYでの演算結果はリ
ーチは生じるが大当りとはならないものであり、(c)
に示すようにリーチ画像の後読みデータを要求するデー
タ読出要求信号がCD−ROMドライブ99に送出され
る。それと同時に(g)に示すようにRAM107から
リーチ画像の先読みデータを読み出し、(h)のKに示
すように先読みデータによるリーチ画像の表示を行う。
【0069】そして先読みデータによるリーチ画像の表
示を行っている間に、(f)に示すようにリーチ画像の
後読みデータの読み込みが行われ、読み込みが完了し先
読みデータによるリーチ画像の表示が終了すると、
(h)のLに示すように後読みデータによるリーチ画像
の表示が行われる。先読みデータによるリーチ画像の表
示を行っている間に、リーチ画像の後読みデータの読み
込みを行うため、データ読み込みのための時間は遊技に
は影響しない。先読みデータによるリーチ画像の表示は
所定時間(5秒)続くため、後読みデータをCD−RO
M102から読み込む時間は十分にある。また、リーチ
時の画像および音声データは、高速記録領域であるリー
ドイン200側の記録領域に記録されているため、デー
タ読み込み時間も短時間である。
【0070】次に、(e)の始動口スイッチからの出力
パルスZが検出された場合、パルスZでの演算結果はリ
ーチおよび大当りが生じるものであり、(c)に示すよ
うにリーチ画像の後読みデータおよび大当り時の画像デ
ータを要求するデータ読出要求信号がCD−ROMドラ
イブ99に送出される。それと同時に(g)に示すよう
にRAM107からリーチ画像の先読みデータを読み出
し、(h)のMに示すように先読みデータによるリーチ
画像の表示を行う。そして先読みデータによるリーチ画
像の表示を行っている間に、(f)に示すようにリーチ
画像の後読みデータに続いて大当り時の画像データの読
み込みが行われ、リーチ画像の後読みデータの読み込み
が完了し先読みデータによるリーチ画像の表示が終了す
ると、(h)のNに示すように後読みデータによるリー
チ画像の表示がなされる。
【0071】大当り時の画像データの読み込みは、リー
チ画像の表示中に行われる。リーチ画像の表示時間は比
較的長いので、大当り時のデータの読み込みに対する時
間的余裕は大きい。このため、大当り時のデータが比較
的低速な中間の記録領域に記録されていても、遊技に悪
影響を与えることがない。リーチ画像の表示が終了する
と、(i)に示すように大当り画像が表示され、大当り
となって大入賞口に数多くのパチンコ玉が入賞する。大
当り中は、所定時間(例えば30秒)経過するか、また
は所定個数(例えば10個)のパチンコ玉が大入賞口か
ら入るか、どちらかの条件が満たされた時点で1ラウン
ド終了とし、1ラウンドごとに開閉板22が一旦閉じ
る。それが16ラウンド続く。
【0072】以上の図9の説明においては、リーチ画像
A〜Eのそれぞれについて、先読みデータに続いて、対
応する後読みデータの変動表示を行う場合について説明
したが、リーチ画像の続行形態についてはいろいろな変
化パターンが可能である。例えばリーチ画像Aについ
て、場合によってはデータ2を読み込まずデータ3だけ
を後読みデータとして読み込んで、先読みデータに続い
てデータ3のみを表示して通常よりも短いショートリー
チとすることが可能である。
【0073】それからリーチ画像Aのデータ1あるいは
データ2の表示の後に、リーチ画像Eのデータ1〜3を
表示して複合発展型のリーチ動作とすることもできる。
この場合、リーチ画像Dおよびリーチ画像Eは発展型の
データとして先読みを行わず、リーチ画像A〜Cのみに
対して先読みを行うようにしてもよい。このようにリー
チ画像の先読みを行うことによって、リーチの形態に対
してさまざまな変化を与えることが可能となる。
【0074】図10は、画像制御基板94のマイコン6
7(CPU68)の論理アドレス空間のメモリマップを
示す図である。マイコン67は、論理アドレス空間とし
て0000h〜FFFFhの64KBのアドレス空間を
有するものであるが、この論理アドレス空間に2MBの
物理アドレス空間のメモリをメモリマッピングによりマ
ッピングし、2MBの物理メモリをアクセスすることが
できる。
【0075】0000hからのI/Oおよび内蔵レジス
タエリアは、I/Oポートおよび内蔵レジスタに割り当
てられたアドレス領域である。ワークRAMエリアは、
マイコン67に内蔵された作業用RAM69のためのア
ドレス領域である。画像データバンクエリアは、画像デ
ータを読み取るための領域である。ROMエリアは、マ
イコン67に内蔵されたROM70のためのアドレス領
域である。論理ユーザエリア260は、表示制御プログ
ラム、音声データ等のプログラムおよびデータにアクセ
スするためのアドレス領域である。
【0076】図11は、マイコン67の物理アドレス空
間のメモリマップを示す図である。アドレスを16進数
で「0000h」のように表すと、物理アドレス空間は
000000h〜1FFFFFhの2MBの領域であ
る。物理アドレス空間の物理ユーザエリア261は、論
理アドレス空間の画像データバンクエリアおよび論理ユ
ーザエリア260にマッピングされる。物理アドレス空
間のROMエリア、ワークRAMエリア、I/O及び内
蔵レジスタエリアは、それぞれ論理アドレス空間の同じ
名称の領域にマッピングされている。
【0077】図12は、図11における物理ユーザエリ
ア261の詳細なメモリマップを示す図である。特別図
柄変動制御プログラムエリアは、画像表示装置53に表
示する特別図柄の画像を制御するために、マイコン67
が実行する特別図柄変動制御プログラムを記憶する領域
である。特別図柄データエリアは常時使用する特別図柄
の画像データを記憶する領域であり、音声データエリア
は常時使用する音声データを記憶する領域である。これ
らの特別図柄変動制御プログラムエリア、画像データエ
リア、音声データエリアには、パチンコ機1の電源投入
時やシステムリセット時にCD−ROM102から固定
データを読み出して格納する。これらの固定データは、
パチンコ機1の動作中は破棄されることなく常にメモり
中に保持されている。
【0078】先読みデータエリアには、パチンコ機1の
電源投入時やシステムリセット時にCD−ROM102
からリーチ画像A,リーチ画像B,リーチ画像C,…の
先読みデータを読み出して格納する。これらの先読みデ
ータは、パチンコ機1の動作中は破棄されることなく常
にメモり中に保持されている。後読みデータエリアは、
リーチ画像の後読みデータを記憶するための領域であ
る。リーチが生じて先読みデータによるリーチ画像の表
示を行っている間に、リーチ画像の後読みデータを読み
出して後読みデータエリアに格納する。
【0079】サービスエリアは、大当り時の画像デー
タ、その他の画像データおよび音声データを記憶するた
めの領域である。これらの後読みデータエリア、サービ
スエリアは、データが必要になった時点でデータが読み
込まれ、不要になったデータは消去されるか、もしくは
新しいデータが上書きされて消えてしまう。
【0080】このように、常時使用される固定データお
よび先読みデータはRAM107に起動時に読み込まれ
ており、パチンコ機1の動作中は常にRAM107中に
存在するため、CD−ROM使用にもかかわらずパチン
コ機1の遊技動作を遅延させたりすることがなく、快適
な遊技が可能となる。また、後読みデータ、大当り時の
画像データ等のデータは、不要なものは消去され、必要
になれば逐次RAM107に読み込まれるため、CD−
ROMの大容量をフルに利用した膨大な量の画像デー
タ、音声データの利用が可能となる。
【0081】図13は、主基板84のマイコン71(C
PU72)のメモリ空間のメモリマップを示す図であ
る。マイコン71のアドレス空間は0000h〜FFF
Fhの64KBであり、0000hからの256バイト
は、内蔵RAMエリアでありRAM74の一部に割り当
てられたアドレス領域である。この内蔵RAMエリアに
は、作業用エリアとスタック領域が設定されている。作
業用エリアには、リーチ動作フラグ、大当りフラグ等
の、パチンコ機1の状態を示すフラグが設定される。R
OMエリアは、マイコン71に内蔵されたROM73の
アドレス領域である。ROM73には初期動作プログラ
ムやCD−ROM102からデータの読み込みを行うた
めのプログラムが格納されている。
【0082】内蔵レジスタエリアは、タイマ割込レジス
タ等のCPU72の内蔵レジスタに関連したアドレス領
域である。デコードエリアは、入出力ポートのアドレス
が割り当てられた領域であり、図6における入力回路3
5や図示しない情報出力回路、LED回路、ソレノイド
回路等への入出力を行うためのアドレス領域である。そ
して、遊技制御ユーザRAMエリアは、RAM74に含
まれるアドレス領域であり、遊技制御プログラムおよび
データがCD−ROM102からこの領域に読み込まれ
て実行される。マイコン71は、ユーザRAMエリアの
遊技制御プログラムを実行する。遊技制御プログラム
は、特別図柄の変動開始および停止の制御、リーチおよ
び大当りの発生制御、システムチェック、エラー処理等
の数多くの処理を含む。
【0083】以上の実施の形態は、本発明をパチンコ機
に適用したものであったが、次に本発明をパチスロ機に
適用した例を示す。図14は、本発明を画像式パチスロ
機に適用した実施の形態を示す斜視図である。パチスロ
機230には、前面扉5が開閉可能に設けられている。
パチスロ機230の内部には、画像表示装置53、主基
板84、CD−ROMドライブ99が設けられている。
前扉233を閉じた状態では、遊技者には前扉233の
窓を通して画像表示装置53に表示される遊技画像が視
認可能となる。また、パチスロ機230の内部には、コ
インを払い出すためのコイン払出ホッパー231が配置
されている。装飾パネル234は装飾が施された飾りパ
ネルである。
【0084】CD−ROMドライブ99の前面にはCD
−ROM挿入口126が設けられており、CD−ROM
102が挿入された状態でCD−ROM挿入口126が
封印部材117により封印されている。画像表示装置5
3内に設けられた画像制御基板、主基板84、CD−R
OMドライブ99のそれぞれの機能は、パチンコ機の場
合と同様である。画像表示および画像データの先読みの
仕方もパチンコ機の場合と同様である。このようにし
て、パチスロ機230においてもCD−ROMの大容量
を利用しながら、CD−ROMのデータ読み出し時間に
影響されない円滑な遊技を実現することができる。
【0085】このように本発明によれば、画像表示を行
うパチンコ機、パチスロ機において、CD−ROMの大
容量を十分に活用し、かつ、遊技の応答性も悪化させず
に、画像、音声等の大容量のデータを使用した遊技機を
実現することができる。特に、図4における遊技盤3の
全てを画像により表示した画像式のパチンコ機、パチス
ロ機に好適である。また、動きの滑らかなポリゴン(多
面体)表示等の画像を使用した画像式遊技機に好適であ
る。
【0086】なお、以上の実施の形態では、記録媒体と
してCD−ROMを使用するものとしたが、本発明はこ
れに限定されるものではない。CD−ROMに換えて、
追記型光ディスク、相変化型光ディスク、光磁気ディス
ク、大容量交換可能磁気ディスク、固定ディスク装置等
の任意の記録媒体が使用できる。また、以上の実施の形
態では、CD−ROMに遊技制御、画像、音声の全てに
関するプログラムおよびデータを記録するようにしてい
るが、遊技制御に関するプログラムおよびデータは従来
のように主基板内のROMに格納してもよく、画像、音
声に関するプログラムおよびデータのみをCD−ROM
に記録するようにしてもよい。この場合、画像、音声を
遊技者の好みに応じて任意に選択可能な遊技機を構成で
きる。さらに、先読みをリーチ画像について説明してい
るが、先読みを行うイベントはリーチだけに限らず、制
御中任意に選択される複数の画像表示イベントに対して
行うことができる。
【0087】また、以上に開示された実施の形態は全て
の点で単なる例示であり、本発明の範囲を制限するもの
ではない。本発明の範囲は、以上の発明の実施の形態の
説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求
の範囲の記載の範囲内およびその均等の範囲内での全て
の変更が含まれる。
【0088】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下のような効果を奏する。
【0089】大容量の記録媒体を使用するようにしたた
め、大容量の画像、音声のプログラムおよびデータが安
価に記憶でき、遊技機の遊技内容を複雑かつ高度なもの
とすることも可能となる。また、画像変動表示データの
先頭部分の先読みデータを先読みするようにしたので、
データの読み出し時間による表示制御の遅れをなくすこ
とができ、円滑で快適な遊技が可能となる。
【0090】先読みデータを遊技機の起動時に読み込む
ようにしたので、遊技開始から円滑で快適な遊技が可能
となる。
【0091】記録媒体としてCD−ROMを使用すれ
ば、安価に大容量の記憶容量を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の遊技機としてのパチンコ機の
背面図である。
【図2】図2は、画像表示ユニットの裏面側からの斜視
図である。
【図3】図3は、画像表示ユニットの平面図である。
【図4】図4は、パチンコ機の正面図である。
【図5】図5は、画像画像表示装置に表示される画像の
例を示す図である。
【図6】図6は、CD−ROMドライブと主基板、画像
制御基板の回路構成および接続状態を示すブロック図で
ある。
【図7】図7は、CD−ROMに記録されたデータの位
置を示す図である。
【図8】図8は、CD−ROMに記録されたデータのデ
ータ構造を示す図である。
【図9】図9は、CD−ROMからのデータの読み出し
タイミングを示す図である。
【図10】図10は、画像制御基板のマイコンの論理ア
ドレス空間のメモリマップを示す図である。
【図11】図11は、画像制御基板のマイコンの物理ア
ドレス空間のメモリマップを示す図である。
【図12】図12は、ユーザRAMエリアの詳細なメモ
リマップを示す図である。
【図13】図13は、主基板のマイコンのアドレス空間
のメモリマップを示す図である。
【図14】図14は、本発明を画像式パチスロ機に適用
した例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…パチンコ機 2…区画レール 3…遊技盤 5…前面扉 6…始動記憶表示器 7…固定入賞口 9…始動口 10…ワープ玉出口 11…固定入賞口 13…通過玉検出器 14…可動片 15…固定入賞口 16…アウト口 17…ワープ口 18…サイドランプ 19…風車 20…図柄表示器 21…図柄記憶表示器 22…開閉板 53…画像表示装置 63…CRT 80…右スピーカ 81…左スピーカ 84…主基板 94…画像制御基板 99…CD−ROMドライブ 102…CD−ROM 200…リードイン 201…リードアウト 203…記録領域 230…パチスロ機

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静止画、動画等の画像を表示する画像表示
    装置と、 前記画像表示装置に表示する画像を制御する画像制御手
    段と、 前記画像表示装置に一連の画像を時間経過とともに変動
    表示するための画像変動表示データを記録した記録媒体
    と、 前記記録媒体から前記画像変動表示データを読み出す記
    録媒体読出手段と、 前記記録媒体読出手段から読み出された前記画像変動表
    示データを記憶するデータ記憶手段とを有し、 前記画像制御手段は、 前記画像変動表示データによる変動表示を開始する前
    に、前記画像変動表示データのうち変動表示開始から所
    定時間分のデータを、先読みデータとして前記記録媒体
    読出手段により読み出して前記データ記憶手段に記憶さ
    せる先読み手順と、 前記画像変動表示データによる変動表示が必要になる
    と、前記先読みデータにより変動表示を開始する変動表
    示手順と、 前記先読みデータによる変動表示を行う間に、前記画像
    変動表示データの前記先読みデータに続く残りのデータ
    を読み出して前記データ記憶手段に記憶させる後読み手
    順とを実行するものである遊技機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した遊技機であって、 前記先読み手順は、前記先読みデータを前記遊技機の電
    源投入時に読み出すものである遊技機。
  3. 【請求項3】請求項1〜2のいずれか1つに記載した遊
    技機であって、 前記記録媒体に記録された前記画像変動表示データは、
    前記画像表示装置に変動表示され、遊技者が遊技実行中
    に利益状態発生の有無を認識することのできる特別図柄
    のデータを含むものであり、 前記画像変動表示データは、前記特別図柄の変動表示中
    に前記特別図柄と同時に表示される画像のデータである
    特別図柄同時表示データを含むものであり、 前記画像制御手段は、前記先読み手順、前記変動表示手
    順および前記後読み手順に加えて、所定信号に基づき前
    記特別図柄の変動表示を開始する手順と、前記特別図柄
    の変動表示を停止する手順とを実行するものである遊技
    機。
  4. 【請求項4】請求項3に記載した遊技機であって、 前記先読み手順、前記変動表示手順および前記後読み手
    順は、前記特別図柄同時表示データに対して行うもので
    ある遊技機。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊
    技機であって、 前記記録媒体はCD−ROMである遊技機。
  6. 【請求項6】静止画、動画等の画像を表示する画像表示
    装置と、 前記画像表示装置に表示する画像を制御する画像制御手
    段と、 前記画像表示装置に一連の画像を時間経過とともに変動
    表示するための画像変動表示データを記録した記録媒体
    と、 前記記録媒体から前記画像変動表示データを読み出す記
    録媒体読出手段と、 前記記録媒体読出手段から読み出された前記画像変動表
    データを記憶するデータ記憶手段とを有する遊技機にお
    ける遊技機制御方法であって、 前記画像変動表示データによる変動表示を開始する前
    に、前記画像変動表示データのうち変動表示開始から所
    定時間分のデータを、先読みデータとして前記記録媒体
    読出手段により読み出して前記データ記憶手段に記憶さ
    せる先読み手順と、 前記画像変動表示データによる変動表示が必要になる
    と、前記先読みデータにより変動表示を開始する変動表
    示手順と、 前記先読みデータによる変動表示を行う間に、前記画像
    変動表示データの前記先読みデータに続く残りのデータ
    を読み出して前記データ記憶手段に記憶させる後読み手
    順とを有する遊技機制御方法。
  7. 【請求項7】請求項6に記載した遊技機制御方法であっ
    て、 前記先読み手順は、前記先読みデータを前記遊技機の電
    源投入時に読み出すものである遊技機制御方法。
  8. 【請求項8】請求項6〜7のいずれか1つに記載した遊
    技機制御方法であって、 前記記録媒体に記録された前記画像変動表示データは、
    前記画像表示装置に変動表示され、遊技者が遊技実行中
    に利益状態発生の有無を認識することのできる特別図柄
    のデータを含むものであり、 前記画像変動表示データは、前記特別図柄の変動表示中
    に前記特別図柄と同時に表示される画像のデータである
    特別図柄同時表示データを含むものであり、 所定信号に基づき前記特別図柄の変動表示を開始する手
    順と、 前記特別図柄の変動表示を停止する手順とを有する遊技
    機制御方法。
  9. 【請求項9】請求項8に記載した遊技機制御方法であっ
    て、 前記先読み手順、前記変動表示手順および前記後読み手
    順は、前記特別図柄同時表示データに対して行うもので
    ある遊技機制御方法。
  10. 【請求項10】請求項6〜9のいずれか1つに記載した
    遊技機制御方法であって、 前記記録媒体はCD−ROMである遊技機制御方法。
JP10148108A 1998-05-28 1998-05-28 遊技機および遊技機制御方法 Withdrawn JPH11333058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10148108A JPH11333058A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 遊技機および遊技機制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10148108A JPH11333058A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 遊技機および遊技機制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11333058A true JPH11333058A (ja) 1999-12-07

Family

ID=15445437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10148108A Withdrawn JPH11333058A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 遊技機および遊技機制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11333058A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004201940A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Sankyo Kk 遊技システム
JP2007020864A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2007312975A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Heiwa Corp 遊技機
JP2009297158A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2013017865A (ja) * 2012-10-31 2013-01-31 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014166534A (ja) * 2014-04-07 2014-09-11 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2017192738A (ja) * 2017-05-31 2017-10-26 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004201940A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Sankyo Kk 遊技システム
JP2007020864A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2007312975A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Heiwa Corp 遊技機
JP2009297158A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2013017865A (ja) * 2012-10-31 2013-01-31 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014166534A (ja) * 2014-04-07 2014-09-11 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2017192738A (ja) * 2017-05-31 2017-10-26 株式会社三洋物産 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000271268A (ja) 遊技機
US20070238511A1 (en) Gaming machine
JP2003010400A (ja) 遊技機及びプログラム及び記録媒体
JP3568691B2 (ja) 遊技機
JPH11333109A (ja) 遊技機および遊技機制御用記録媒体
JPH11333058A (ja) 遊技機および遊技機制御方法
JP2007222568A (ja) 遊技機
JPH02295583A (ja) スロットマシン
JP2003010402A (ja) 遊技機及びプログラム及び記録媒体
JP2003265701A (ja) 遊技機
JP2005013432A (ja) 遊技機
JP2005169091A (ja) 遊技機
JP2007007211A (ja) 遊技機
JP2003010398A (ja) 遊技機及びプログラム及び記録媒体
JPH0822329B2 (ja) 得点付与遊技機
JPH11309253A (ja) 遊技機
JP3958749B2 (ja) 遊技機
JP3993174B2 (ja) 遊技機
JP2004000817A (ja) 遊技機
JP3958750B2 (ja) 遊技機
JP4505722B2 (ja) 遊技機
JP2002172194A (ja) 遊技機
JP4505723B2 (ja) 遊技機
JP4241508B2 (ja) 遊技機
JP4282949B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050510

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20080430