JPH11332679A - カウンターの構造 - Google Patents
カウンターの構造Info
- Publication number
- JPH11332679A JPH11332679A JP14457298A JP14457298A JPH11332679A JP H11332679 A JPH11332679 A JP H11332679A JP 14457298 A JP14457298 A JP 14457298A JP 14457298 A JP14457298 A JP 14457298A JP H11332679 A JPH11332679 A JP H11332679A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counter
- adhesive
- main body
- opening
- disposable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 棧木を貼る接着剤の硬化を待たなくて次工程
に送ることができてタクトタイムを短くして生産性を向
上できるカウンターの構造を提供する。 【解決手段】 カウンター本体1の裏面にカウンター本
体1の開口部2を除いて速硬化性の接着剤3を介して木
質系の捨て貼り材4を貼着する。捨て貼り材4の裏面に
弾力性のある接着剤5を介して棧木6を位置決めすると
共にピン、タッカー等の止め具7を棧木6から捨て貼り
材4に打入して仮止めする。
に送ることができてタクトタイムを短くして生産性を向
上できるカウンターの構造を提供する。 【解決手段】 カウンター本体1の裏面にカウンター本
体1の開口部2を除いて速硬化性の接着剤3を介して木
質系の捨て貼り材4を貼着する。捨て貼り材4の裏面に
弾力性のある接着剤5を介して棧木6を位置決めすると
共にピン、タッカー等の止め具7を棧木6から捨て貼り
材4に打入して仮止めする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キッチンや洗面台
等の天板として用いるカウンターの構造に関し、詳しく
は人造大理石等で形成せるカウンター本体を補強する構
造に関するものである。
等の天板として用いるカウンターの構造に関し、詳しく
は人造大理石等で形成せるカウンター本体を補強する構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカウンターの構造にあっては、6
〜13mm程度の厚さの人造大理石製のカウンター本体
の裏面に棧木を配置し、弾力性のある接着剤としてのシ
リコン系接着剤(非速硬化性の接着剤)にて棧木をカウ
ンター本体の裏面に貼り合わせ、棧木の位置ずれを修正
しながら、バイス等でカウンター本体と棧木とを圧着固
定してシリコン系接着剤が硬化するまで保持していた。
〜13mm程度の厚さの人造大理石製のカウンター本体
の裏面に棧木を配置し、弾力性のある接着剤としてのシ
リコン系接着剤(非速硬化性の接着剤)にて棧木をカウ
ンター本体の裏面に貼り合わせ、棧木の位置ずれを修正
しながら、バイス等でカウンター本体と棧木とを圧着固
定してシリコン系接着剤が硬化するまで保持していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
にあっては、シリコン系接着剤が硬化するまでバイス等
で圧着保持する必要があるために、シリコン系接着剤の
硬化が完了するまで次工程に回すことができず、生産の
タクトタイムが長くなるという問題があった。
にあっては、シリコン系接着剤が硬化するまでバイス等
で圧着保持する必要があるために、シリコン系接着剤の
硬化が完了するまで次工程に回すことができず、生産の
タクトタイムが長くなるという問題があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、棧木を貼る接着剤の硬化を待たなくても次工程に
送ることができてタクトタイムを短くして生産性を向上
できるカウンターの構造を提供することを課題とする。
あり、棧木を貼る接着剤の硬化を待たなくても次工程に
送ることができてタクトタイムを短くして生産性を向上
できるカウンターの構造を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の請求項1のカウンターの構造は、カウンター本
体1の裏面にカウンター本体1の開口部2を除いて速硬
化性の接着剤3を介して木質系の捨て貼り材4を貼着
し、捨て貼り材4の裏面に弾力性のある接着剤5を介し
て棧木6を位置決めすると共にピン、タッカー等の止め
具7を棧木6から捨て貼り材4に打入して仮止めして成
ることを特徴とする。上記のようにしたことにより、速
硬化性の接着剤3にて接着した捨て貼り材4を利用して
棧木6をピン、タッカー等の止め具7により棧木6を仮
固定でき、弾力性のある接着剤5の硬化を待たなくても
次工程に送ることができ、タクトタイムを短くして生産
性を向上できる。
本発明の請求項1のカウンターの構造は、カウンター本
体1の裏面にカウンター本体1の開口部2を除いて速硬
化性の接着剤3を介して木質系の捨て貼り材4を貼着
し、捨て貼り材4の裏面に弾力性のある接着剤5を介し
て棧木6を位置決めすると共にピン、タッカー等の止め
具7を棧木6から捨て貼り材4に打入して仮止めして成
ることを特徴とする。上記のようにしたことにより、速
硬化性の接着剤3にて接着した捨て貼り材4を利用して
棧木6をピン、タッカー等の止め具7により棧木6を仮
固定でき、弾力性のある接着剤5の硬化を待たなくても
次工程に送ることができ、タクトタイムを短くして生産
性を向上できる。
【0006】また本発明の請求項2のカウンターの構造
は、請求項1において、カウンター本体1の開口部2に
対応する部分では棧木6として開口部2に沿って予め枠
組みされた枠体Aを配置して仮止めしたことを特徴とす
る。使用頻度の高いサイズの開口部2の場合、貼り合わ
せ前にそれに合わせて仮組しておくことで貼り合わせ工
程をできるだけ簡略にして生産性を向上できる。
は、請求項1において、カウンター本体1の開口部2に
対応する部分では棧木6として開口部2に沿って予め枠
組みされた枠体Aを配置して仮止めしたことを特徴とす
る。使用頻度の高いサイズの開口部2の場合、貼り合わ
せ前にそれに合わせて仮組しておくことで貼り合わせ工
程をできるだけ簡略にして生産性を向上できる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に示すようにカウンター本体
1は人造大理石製であり、矩形板状に形成されている。
カウンター本体1の適所にはシンク等を取り付けるため
の開口部2を設けてあり、カウンター本体1の後端には
左右方向に亙るように立ち上がり縁7を設けてあり、カ
ウンター本体1の前端には左右方向に亙るように垂下縁
8を設けてある。カウンター本体1の下面に貼る捨て貼
り材4はパーチクルボード等でカウンター本体1と略同
じ大きさの矩形板状に形成されており、捨て貼り材4に
はカウンター本体の開口部2と対応する位置で開口部9
を設けてある。この捨て貼り材4の開口部9はカウンタ
ー本体1の開口部2と略同じ形状であり、開口部9の方
を開口部2よりやや大きくしてある。この捨て貼り材4
はカウンター本体1の裏面に速硬化性の接着剤3を介し
て接着される。この捨て貼り材4をカウンター本体1の
裏面に貼った後にシリコン系接着剤のような弾力性のあ
る接着剤5を介して棧木6が接着される。棧木6には長
さの長い横棧6aと長さの短い縦棧6bとがあり、例え
ば2本の横棧6aと複数本の縦棧6bとが梯子状になる
ように並べられて接着される。そして棧木6を配置して
所定の位置に位置決めした状態で図2に示すように棧木
6から捨て貼り材4にピン、タッカー等の止め具7が打
入されて棧木6が仮固定される。そして棧木6を仮固定
した状態で弾力性のある接着剤5の硬化を待たなくて次
の工程に送られ、次の加工が行われる。
1は人造大理石製であり、矩形板状に形成されている。
カウンター本体1の適所にはシンク等を取り付けるため
の開口部2を設けてあり、カウンター本体1の後端には
左右方向に亙るように立ち上がり縁7を設けてあり、カ
ウンター本体1の前端には左右方向に亙るように垂下縁
8を設けてある。カウンター本体1の下面に貼る捨て貼
り材4はパーチクルボード等でカウンター本体1と略同
じ大きさの矩形板状に形成されており、捨て貼り材4に
はカウンター本体の開口部2と対応する位置で開口部9
を設けてある。この捨て貼り材4の開口部9はカウンタ
ー本体1の開口部2と略同じ形状であり、開口部9の方
を開口部2よりやや大きくしてある。この捨て貼り材4
はカウンター本体1の裏面に速硬化性の接着剤3を介し
て接着される。この捨て貼り材4をカウンター本体1の
裏面に貼った後にシリコン系接着剤のような弾力性のあ
る接着剤5を介して棧木6が接着される。棧木6には長
さの長い横棧6aと長さの短い縦棧6bとがあり、例え
ば2本の横棧6aと複数本の縦棧6bとが梯子状になる
ように並べられて接着される。そして棧木6を配置して
所定の位置に位置決めした状態で図2に示すように棧木
6から捨て貼り材4にピン、タッカー等の止め具7が打
入されて棧木6が仮固定される。そして棧木6を仮固定
した状態で弾力性のある接着剤5の硬化を待たなくて次
の工程に送られ、次の加工が行われる。
【0008】図3は他例を示すものである。本例の上記
例と基本的に同じであり、異なる点だけを述べる上記の
ようにカウンター本体1の裏面に捨て貼り材4を速硬化
性の接着剤3にて接着した後に捨て貼り材4の下面に棧
木6が弾力性のある接着剤5を介して貼られ、ピン、タ
ッカー等の止め具7にて仮止めされるのであるが、棧木
6を貼るときカウンター本体1の開口部2と対応する部
分では矩形状に予め枠組みした枠体Aが配置され、枠体
Aが弾力性のある接着剤5で接着されると共にピン、タ
ッカー等の止め具7が打入されて仮固定される。このと
き、カウンター本体1の開口部2が使用頻度の高いサイ
ズの場合、貼り合わせ前にそれに合わせて仮組しておく
ことで棧木6を貼り合わせ工程をできるだけ簡略にして
生産性を向上できる。
例と基本的に同じであり、異なる点だけを述べる上記の
ようにカウンター本体1の裏面に捨て貼り材4を速硬化
性の接着剤3にて接着した後に捨て貼り材4の下面に棧
木6が弾力性のある接着剤5を介して貼られ、ピン、タ
ッカー等の止め具7にて仮止めされるのであるが、棧木
6を貼るときカウンター本体1の開口部2と対応する部
分では矩形状に予め枠組みした枠体Aが配置され、枠体
Aが弾力性のある接着剤5で接着されると共にピン、タ
ッカー等の止め具7が打入されて仮固定される。このと
き、カウンター本体1の開口部2が使用頻度の高いサイ
ズの場合、貼り合わせ前にそれに合わせて仮組しておく
ことで棧木6を貼り合わせ工程をできるだけ簡略にして
生産性を向上できる。
【0009】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、カウンター
本体の裏面にカウンター本体の開口部を除いて速硬化性
の接着剤を介して木質系の捨て貼り材を貼着し、捨て貼
り材の裏面に弾力性のある接着剤を介して棧木を位置決
めすると共にピン、タッカー等の止め具を棧木から捨て
貼り材に打入して仮止めしているので、速硬化性の接着
剤にて接着した捨て貼り材を利用して棧木をピン、タッ
カー等の止め具により棧木を仮固定できるものであっ
て、弾力性のある接着剤の硬化を待たなくても次工程に
送ることができてタクトタイムを短くして生産性を向上
できるものである。
本体の裏面にカウンター本体の開口部を除いて速硬化性
の接着剤を介して木質系の捨て貼り材を貼着し、捨て貼
り材の裏面に弾力性のある接着剤を介して棧木を位置決
めすると共にピン、タッカー等の止め具を棧木から捨て
貼り材に打入して仮止めしているので、速硬化性の接着
剤にて接着した捨て貼り材を利用して棧木をピン、タッ
カー等の止め具により棧木を仮固定できるものであっ
て、弾力性のある接着剤の硬化を待たなくても次工程に
送ることができてタクトタイムを短くして生産性を向上
できるものである。
【0010】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、カウンター本体の開口部に対応する部分では
棧木として開口部に沿って予め枠組みされた枠体を配置
して仮止めしたので、使用頻度の高いサイズの開口部の
場合、貼り合わせ前にそれに合わせて仮組しておくこと
で貼り合わせ工程をできるだけ簡略にして生産性を向上
できるものである。
において、カウンター本体の開口部に対応する部分では
棧木として開口部に沿って予め枠組みされた枠体を配置
して仮止めしたので、使用頻度の高いサイズの開口部の
場合、貼り合わせ前にそれに合わせて仮組しておくこと
で貼り合わせ工程をできるだけ簡略にして生産性を向上
できるものである。
【図1】本発明の実施の形態の一例の分解斜視図であ
る。
る。
【図2】同上の組み立て状態の要部の断面図である。
【図3】同上の他例の棧木の部分の斜視図である。
1 カウンター本体 2 開口部 3 速硬化性の接着剤 4 捨て貼り材 5 弾力性のある接着剤 6 棧木 7 止め木 A 枠材
Claims (2)
- 【請求項1】 カウンター本体の裏面にカウンター本体
の開口部を除いて速硬化性の接着剤を介して木質系の捨
て貼り材を貼着し、捨て貼り材の裏面に弾力性のある接
着剤を介して棧木を位置決めすると共にピン、タッカー
等の止め具を棧木から捨て貼り材に打入して仮止めして
成ることを特徴とするカウンターの構造。 - 【請求項2】 カウンター本体の開口部に対応する部分
では棧木として開口部に沿って予め枠組みされた枠体を
配置して仮止めしたことを特徴とする請求項1記載のカ
ウンターの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14457298A JPH11332679A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | カウンターの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14457298A JPH11332679A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | カウンターの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11332679A true JPH11332679A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15365321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14457298A Withdrawn JPH11332679A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | カウンターの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11332679A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101204126B1 (ko) * | 2010-04-19 | 2012-11-22 | 장강 | 주방 및 건가구용 석재상판 |
KR101204208B1 (ko) * | 2010-04-19 | 2012-11-26 | 장강 | 벽체마감패널 어셈블리 |
KR102217862B1 (ko) * | 2020-07-22 | 2021-02-19 | 손용철 | 친환경 가구용 원목 상판 |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP14457298A patent/JPH11332679A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101204126B1 (ko) * | 2010-04-19 | 2012-11-22 | 장강 | 주방 및 건가구용 석재상판 |
KR101204208B1 (ko) * | 2010-04-19 | 2012-11-26 | 장강 | 벽체마감패널 어셈블리 |
KR102217862B1 (ko) * | 2020-07-22 | 2021-02-19 | 손용철 | 친환경 가구용 원목 상판 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |