JPH1133257A - 針振り機能糸調子開放機能付きミシン - Google Patents

針振り機能糸調子開放機能付きミシン

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JPH1133257A
JPH1133257A JP13562998A JP13562998A JPH1133257A JP H1133257 A JPH1133257 A JP H1133257A JP 13562998 A JP13562998 A JP 13562998A JP 13562998 A JP13562998 A JP 13562998A JP H1133257 A JPH1133257 A JP H1133257A
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needle
sewing machine
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stepping motor
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Takeyoshi Hori
武芳 堀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のミシンでは、針振り機構のアクチュエ
ータと糸調子開放機構のアクチュエータとを夫々設けな
ければならないため、製作コストが高価になり、ミシン
のヘッド部も大型化するという課題がある。 【解決手段】 針振り機構10と糸調子開放機構30の
アクチュエータを、共通のステッピングモータ11で構
成し、ステッピングモータ11を針振り作動範囲(縫製
時における針振り機構10の揺動範囲)内で作動させる
と糸調子開放機構30は作動せず、ステッピングモータ
11を針振り作動範囲の範囲外に作動させることで、糸
調子開放機構30が開放作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、針振り機能糸調
子開放機能付きミシンに関し、特に、針振り機構と糸調
子開放機構とを共通の回転型アクチュエータで作動させ
るものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、家庭用のミシンのヘッド部に
は、針棒を布送り方向(前後方向)と直交する方向(左
右方向)へ揺動させる針振り機構と、糸駒から縫針に供
給される上糸に張力を付与する糸調子機構と、糸調子機
構を開放させる糸調子開放機構が設けられている。針振
り機構は、ステッピングモータ等のアクチュエータを有
し、このアクチュエータにより前後方向向きの軸心回り
に枢支された針棒抱とともに針棒を左右方向へ揺動し、
前後方向へ送られる加工布にジクザク縫目等の種々実用
模様の縫目を形成可能にしている。
【0003】糸調子機構は、相対向状に設けられた1対
の調子皿(固定調子皿と可動調子皿)と、可動調子皿を
固定調子皿の方へ付勢する付勢部材を有し、付勢部材の
付勢力で圧接された1対の調子皿の間に、糸駒から天秤
を経て縫針へ供給される上糸の途中部を挟持して上糸に
張力を付与し、また、糸調子開放機構は、ソレノイドア
クチュエータ等のアクチュエータを有し、このアクチュ
エータにより可動調子皿を固定調子皿から離隔する方へ
移動駆動し、1対の調子皿を離隔して上糸を開放するよ
うに構成してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、従来のミシ
ンでは、針振り機構のアクチュエータと糸調子開放機構
のアクチュエータとを夫々設けなければならないため、
製作コストが高価になり、ミシンのヘッド部も大型化す
る。本発明の目的は、糸調子開放機構と針振り機構を共
通の回転型アクチュエータにより作動可能し、ミシンの
製作コストを低減し、ミシンのヘッド部を小型化可能な
針振り機能糸調子開放機能付きミシンを提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 請求項1の針振り機能
糸調子開放機能付きミシンは、針棒を布送り方向と直交
する方向へ揺動させる針振り機構と、上糸供給源から縫
針に供給される上糸に張力を付与する糸調子機構と、こ
の糸調子機構を開放させる糸調子開放機構とを備えたミ
シンにおいて、前記糸調子開放機構のアクチュエータが
針振り機構のアクチュエータと共通の回転型アクチュエ
ータで構成されたものである。回転型アクチュエータに
より、針振り機構と糸調子開放機構とを作動させること
ができるので、ミシンの製作コストを低減でき、ミシン
のヘッド部の小型化を図ることが可能になる。
【0006】請求項2の針振り機能糸調子開放機能付き
ミシンは、請求項1の発明において、前記回転型アクチ
ュエータを、前記針振り機構を作動させる針振り作動範
囲の範囲外に作動させて糸調子開放機構を開放作動させ
るように構成したことを特徴とするものである。それ
故、回転型アクチュエータが前記針振り作動範囲内で作
動しても、糸調子開放機構が開放作動せず、回転型アク
チュエータを前記針振り作動範囲の範囲外に作動させる
ことにより、糸調子開放機構を開放作動させることがで
きる。その他請求項1と同様の作用を奏する。
【0007】請求項3の針振り機能糸調子開放機能付き
ミシンは、請求項2の発明において、前記糸調子開放機
構は、回転型アクチュエータの出力軸に固着された駆動
ギヤと、この駆動ギヤに歯合する従動ギヤと、この従動
ギヤと同軸状に設けられたカムと、このカムに従動する
揺動レバーと、この揺動レバーの駆動力を受けて作動し
糸調子機構の可動調子皿を付勢力に抗して開放作動させ
る作動部材とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】回転型アクチュエータを前記針振り作動範
囲の範囲外に作動させると、回転型アクチュエータで駆
動ギヤと従動ギヤを介してカムが回動され、このカムに
揺動レバーが従動して揺動し、作動部材が揺動レバーの
駆動力を受けて作動し、作動部材により糸調子機構の可
動調子皿が付勢力に抗して開放作動する。その他請求項
2と同様の作用を奏する。
【0009】請求項4の針振り機能糸調子開放機能付き
ミシンは、請求項3の発明において、前記回転型アクチ
ュエータがステッピングモータからなり、前記駆動ギヤ
に一体形成されたストッパー部を前記カムに当接させ
て、ステッピングモータの原点を設定するように構成し
たことを特徴とするものである。それ故、ステッピング
モータを非常に簡単に原点設定することができる。その
他請求項3と同様の作用を奏する。
【0010】請求項5の針振り機能糸調子開放機能付き
ミシンは、請求項4の発明において、前記ステッピング
モータを針振り作動範囲から一方側へ外れた回転位置へ
回転させて原点設定を行うとともに針振り作動範囲から
他方側へ外れた回転位置へ回転させて糸調子開放機構を
開放作動させることを特徴とするものである。それ故、
ステッピングモータの原点設定と、糸調子開放機構の開
放作動とを独立に行うことができる。その他請求項4と
同様の作用を奏する。
【0011】請求項6の針振り機能糸調子開放機能付き
ミシンは、請求項3〜5の何れか1項の発明において、
前記糸調子開放機構は、加工布が所定量以上移動される
ときに開放作動することを特徴とするものである。加工
布の所定量以上の移動は、縫製中以外或いは縫製中に、
加工布を手で布送り方向或いはその他の方向へ大きく移
動させる場合におこり、加工布を所定量以上移動させて
も、加工布に形成された縫目が過剰に引き締められた
り、糸切れが生じたりするのを防止することができる。
その他請求項3〜5の何れか1項と同様の作用を奏す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて説明する。本実施形態は、家庭用の針振り機能糸調
子開放機能付きミシンに、本発明を適用した場合の例で
ある。
【0013】図1〜図6に示すように、針振り機能糸調
子開放機能付きミシン1(以下ミシンという)のヘッド
部2には、針棒3を布送り方向(前後方向)と直交する
方向(左右方向)へ揺動させる針振り機構10と、糸駒
(図示略)から針棒3の下端に装着された縫針4に供給
される上糸5に張力を付与する糸調子機構20と、糸調
子機構20を開放させる糸調子開放機構30が設けられ
ている。
【0014】前記針振り機構10について説明する。針
振り機構10は、ステッピングモータ11と、ステッピ
ングモータ11の出力軸11aに固着された駆動ギヤ1
2と、約80度に亙って歯が形成され駆動ギヤ12に噛
合するセクターギヤ13と、両端部がセクターギヤ13
と針棒台6に一体的に移動するようにネジで固着された
連結部材14を有し、ステッピングモータ11を回転さ
せることにより、駆動ギヤ12、セクターギヤ13、連
結部材14を介して、支軸6aに枢支されている針棒台
6とともに針棒3を左右方向へ揺動させるように構成し
てある。
【0015】ステッピングモータ11は基板9の裏面に
固定され、その出力部11aは基板9を挿通して前方へ
延び、基板9の前側において駆動ギヤ12が出力軸11
aに固着されている。セクターギヤ13は、基板9の下
端部から前側に突設された支軸9aに枢支され、セクタ
ーギヤ13の下部に連結部材14の一端部が連結されて
いる。尚、針棒3は針棒駆動機構(図示略)により針棒
台6に案内されて、針棒台6と平行方向へ往復駆動され
る。
【0016】ステッピングモータ11で駆動ギヤ12が
時計回りに回動されると、セクターギヤ13が支軸9a
を中心として反時計回りに回動し、連結部材14が左方
へ移動し、針棒台6と針棒3が支軸6aを中心として左
方へ揺動する。また、ステッピングモータ11で駆動ギ
ヤ12が反時計回りに回動されると、セクターギヤ13
が支軸9aを中心として時計回りに回動し、連結部材1
4が右側へ移動し、針棒台6と針棒3が支軸6aを中心
として右方へ揺動する。
【0017】図1は針棒3が鉛直姿勢になる中基線位
置、図2は針棒3が中基線位置から右方へ所定量揺動し
た右基線位置、図3は針棒3が中基線位置から左方へ所
定量揺動した左基線位置に夫々位置した状態を示し、図
2の右基線位置から図3の左基線位置の間が、縫製時に
おける針振り機構10の揺動範囲になる。この揺動範囲
内で作動するステッピングモータ11の範囲が針振り作
動範囲になり、針振り作動範囲内でステッピングモータ
11を作動させることで、針棒3が揺動し前後方向へ送
られる加工布にジクザク縫目等の種々実用模様の縫目が
形成される。
【0018】前記糸調子機構20について説明する。糸
調子機構20は、相対向状に設けられた1対の調子皿
(固定調子皿21と可動調子皿22)と、可動調子皿2
2を固定調子皿21に接近・離隔する方向(左右方向)
へ移動自在に支持する軸部材23と、可動調子皿22を
右方へ付勢する圧縮コイルバネ24と、圧縮コイルバネ
24のバネ力を調整可能なバネ力調整摘み25を有し、
糸駒から天秤7へ供給される上糸5の途中部が調子皿2
1,22の間に案内されている。
【0019】軸部材23は、基板9の左側の取付け部8
から左向へ突設され、この軸部材23に1対の調子皿2
1,22が外嵌されている。バネ力調整摘み25は軸部
材23の左端部に固着され、圧縮コイルバネ24は、可
動調子皿22とバネ力調整摘み25の間において軸部材
23に外装されている。軸部材23は、例えば、前記取
付け部8に螺着されており、バネ力調整摘み25を回す
ことで、可動調子皿22(取付け部8)とバネ力調整摘
み25との間の間隔を変化させ、可動調子皿22に作用
させるバネ力つまり、上糸5の張力(糸調子)を調整で
きるようになっている。
【0020】前記糸調子開放機構30について説明す
る。糸調子開放機構30は、前記針振り機構10と共通
のステッピングモータ11及びその出力軸11aに固着
された駆動ギヤ12と、前記基板9から前方へ突設され
た支軸9bに枢支され駆動ギヤ12に噛合する従動ギヤ
31と、従動ギヤ31と同軸状に約120度に亙って一
体的に設けられたカム32と、基板9から前方へ突設さ
れた支軸9cに枢支されカム32に従動する揺動レバー
33と、揺動レバー33の駆動力を受けて作動し糸調子
機構20の可動調子皿22を前記付勢力に抗して左方へ
押動する作動部材38を有する。
【0021】揺動レバー33は基板9と従動ギヤ32の
間に設けられ、揺動レバー33には、支軸9cに枢支さ
れる枢支部34と、枢支部34からカム32側へ延びる
第1レバー部35と、枢支部34から上側へ延びてから
左方へ屈曲し基板9より左側まで延びる第2レバー部3
6と、枢支部34の下側に設けられたバネ受け部37が
形成されている。支軸9cには、その一端部が基板9に
係止され他端部が揺動レバー33のバネ受け部37に係
止された捩じりバネ39が巻付けられ、この捩じりバネ
39により揺動レバー36が支軸9cを中心として反時
計回りに付勢されている。
【0022】カム32は、約120度に亙って形成され
た大径部32aと小径部32bからなり、捩じりバネ3
9により反時計回りに付勢された揺動レバー33の第1
レバー部35は、大径部32a又は小径部32bに当接
する。図1〜図3に示すように、ステッピングモータ1
1の針振り作動範囲(針振り機構10の揺動範囲)内に
おいて、第1レバー部35は大径部32aに当接し、ス
テッピングモータ11が作動しても揺動レバー33が揺
動しないため、揺動レバー33から作動部材38に駆動
力が伝達されず、糸調子機構20の1対の調子皿21,
22は圧接した状態に保持される。
【0023】前記基板9には支軸9aの左側においてス
トッパーピン41が固着されており、図5に示すよう
に、ステッピングモータ11を前記針振り作動範囲から
外れた回転位置へ回転させ、第1レバー部35が小径部
32bに当接するまで、針棒3を図3の左基線位置より
も左方へ揺動させると、糸調子開放機構30が開放作動
し、図5に示すように糸調子機構20が開放する。ここ
で、糸通しのときや、加工布を手で布送り方向或いはそ
の他の方向へ大きく移動させる場合に、糸調子開放スイ
ッチ(図示略)を操作することで、糸調子開放機構30
が開放作動するように構成してある。尚、縫製中に加工
布が大きく移動する場合には、縫製データに基づいて糸
調子開放機構30を開放作動させるようにしてもよい。
【0024】即ち、図3の状態から、ステッピングモー
タ11により従動ギヤ31が反時計回りに回動される
と、第1レバー部35が大径部32aに当接しなくな
り、セクターギヤ13の左端部がストッパーピン41に
当接するまで、揺動レバー33が捩じりバネ39の付勢
力により反時計回りに回動し、作動部材38はその入力
部38aに揺動レバー33の駆動力を受けて左方へ作動
し、作動部材38の出力部38bで糸調子機構20の可
動調子皿22が圧縮コイルバネ24の付勢力に抗して左
方へ押動され、1対の調子皿21,22は離隔する。
【0025】ここで、前記駆動ギヤ12の前端部には、
所定のレバー長を有するストッパー部40が一体形成さ
れており、縫製開始時において、ステッピングモータ1
1を前記針振り作動範囲から、糸調子開放機構30を開
放作動させる側と反対側へ外れた回転位置へ回転させ、
針棒3を図2の右基線位置から右方へ揺動させることに
より、図6に示すように、ストッパー部40がカム32
に当接して初期状態になり、この初期状態でステッピン
グモータ11の原点設定が行われる。尚、図6の初期状
態では、揺動レバー33のレバー部35はカム32の大
径部32aに当接しており、糸調子機構20は開放され
ない。
【0026】上記ミシン1によれば、糸調子開放機構3
0のアクチュエータを針振り機構10のアクチュエータ
と共通のステッピングモータ11で構成したので、ミシ
ン1の製作コストを著しく低減でき、ミシン1のヘッド
部2の小型化を図ることが可能になる。ステッピングモ
ータ11を、前記針振り作動範囲の範囲外に作動させて
糸調子開放機構30を開放作動させるように構成したの
で、ステッピングモータ11により、針振り作動範囲に
おいて、糸調子開放機構30を作動させないようにし
て、針振り機構10だけを作動させ、針振り作動範囲の
範囲外において糸調子開放機構30を作動させることが
できる。
【0027】糸張力開放機構30を、駆動ギヤ12、従
動ギヤ31、カム32、揺動レバー33、作動部材38
等で構成したので、前記針振り作動範囲の範囲外におい
て、糸調子開放機構30を確実に作動させることがで
き、また、簡単な構造で糸張力開放機構30を構成でき
るため、製作コスト的にも有利になる。駆動ギヤ12に
一体形成されたストッパー部40をカム32に当接させ
て、ステッピングモータ11の原点を設定するように構
成したので、ステッピングモータ11の原点設定を簡単
に行うことができる。
【0028】ステッピングモータ11を前記針振り作動
範囲から一方側へ外れた回転位置へ回転させて原点設定
を行うとともに針振り作動範囲から他方側へ外れた回転
位置へ回転させて糸調子開放機構30を開放作動させる
ので、ステッピングモータ11の原点設定と、糸調子開
放機構30の開放作動とを独立に行うことができる。糸
調子開放機構30は、加工布が所定量以上移動されると
きに開放作動するので、加工布に形成された縫目が過剰
に引き締められたり、糸切れが生じたりするのを防止す
ることができる。
【0029】次に、第1別実施形態について図7〜図1
2を参照して説明する。第1別実施形態の針振り機能糸
調子開放機能付きミシン1A(以下、ミシンという)
は、前記実施形態のミシン1において針振り機構10を
変更したものである。尚、前記実施形態と同じものには
同一符号を付して説明する。
【0030】ミシン1Aの針振り機構10Aは、ステッ
ピングモータ11、ステッピングモータ11の出力軸1
1aに固着された駆動ギヤ12、駆動ギヤ12に噛合す
るセクターギヤ13A、セクターギヤ13Aに枢支され
た回動部材50、セクターギヤ13Aと回動部材50に
両端部が連結された引張りコイルバネ51、回動部材5
0と針棒台6に両端部が連結された連結部材14等を有
する。
【0031】図8に示すように、セクターギヤ13Aは
約120度に亙って形成されたセクター板52の一部を
なし、セクター板52の前面部の径方向中央部分には、
前方へ突出しその前端部が下側へ屈曲した3つの係合片
54a〜54cが同心状に且つ略周方向3当分位置に一
体形成され、セクターギヤ13Aの右端部付近に前方突
出状のバネ取付け部55が一体形成されている。
【0032】セクター板52の中心部には枢支孔56が
形成され、この枢支孔56が基板9の下端部から前側に
突設された支軸9aに枢支され、また、セクター板52
の前面部には、枢支孔56の一部を形成する短尺筒状の
枢支部57が一体形成され、その枢支部57に回動部材
50の孔部60が外嵌され、セクター板52と回動部材
50は支軸9a回りに相対回転可能になっている。
【0033】図9に示すように、回動部材50は、セク
ター板52と略同角度に亙って形成され、その中心部分
に孔部60が形成されている。回動部材50の外周部に
は、円弧状のガイド部61a,61bと、径方向外側へ
突出するストッパー片62と、前方突出状のバネ取付け
部63が形成されている。回動部材50の前面部には、
孔部60付近に枢支ピン64が前方へ突設され、この枢
支ピン64に連結部材14の右端部が回動可能に連結さ
れている。また、ストッパー片62付近には円弧孔65
が形成され、円弧孔65の中心部側は前記ガイド部61
a,61bと同心の円弧状のガイド部61cになってい
る。
【0034】図7、図10〜図12に示すように、基板
9の支軸9aに枢支されたセクター板52の枢支部57
に、回動部材50の孔部60が枢支された状態で、セク
ター板52の係合片54a,54bが回動部材50のガ
イド部61a,61bに係合し、セクターギヤ13Aの
係合片54cが回動部材50の円弧孔65を後方から前
方へ挿通しガイド部61cに係合する。そして、引張り
コイルバネ51の一端部がセクター板52のバネ取付け
部55に他端部が回動部材50のバネ取付け部63に夫
々連結され、この引張りコイルバネ51により回動部材
50に対してセクター板52が時計回りに回動付勢され
ている。
【0035】ここで、セクターギヤ13Aの時計回り側
端部には、バネ取付け部55の時計回り側端面を含み回
動部材50のストッパー片62の基端部分に当接可能な
規制部58が形成されている。また、基板9には駆動ギ
ヤ12の右側においてストッパー片62の先端部が当接
可能なストッパーピン67が前方へ突設されている。
【0036】図7は針棒3が鉛直姿勢になる中基線位
置、図10は針棒3が中基線位置から右方へ所定量揺動
した右基線位置に夫々位置し、図11は針棒3が中基線
位置から左方へ所定量揺動した左基線位置に位置し且つ
糸調子機構20が開放していない状態を、また、図12
は針棒3が左基線位置に位置し且つ糸調子機構20が開
放している状態を示している。図10の右基線位置から
図11の左基線位置の間が、縫製時における針振り機構
10の揺動範囲になり、この揺動範囲内で作動するステ
ッピングモータ11の範囲が針振り作動範囲になる。
【0037】ステッピングモータ11が針振り作動範囲
の範囲内で作動する際、引張りコイルバネ51の付勢力
により、セクターギヤ13Aの規制部58が回動部材5
0のストッパー片62の基端部分に当接した状態で、セ
クターギヤ13Aと回動部材50が一体的に回転する。
つまり、ステッピングモータ11で駆動ギヤ12が時計
回りに回動されると、セクターギヤ13Aと回動部材5
0が支軸9aを中心として反時計回りに一体的に回動
し、連結部材14が左方へ移動して、針棒台6と針棒3
が支軸6aを中心として左方へ揺動する。また、ステッ
ピングモータ11で駆動ギヤ12が反時計回りに回動さ
れると、セクターギヤ13Aと回動部材50が支軸9a
を中心として時計回りに一体的に回動して、連結部材1
4が右側へ移動し、針棒台6と針棒3が支軸6aを中心
として右方へ揺動する。
【0038】ステッピングモータ11が針振り作動範囲
の範囲外で作動する際、回動部材50のストッパー片6
2はストッパーピン67に当接し、回動部材50の反時
計回りの回動が規制される。また、引張りコイルバネ5
1によりセクターギヤ13Aに対して回動部材50は反
時計回りに回動付勢されているため、ストッパー片62
がストッパーピン67に当接し回動部材50は回動しな
いため、針棒3は左基線位置に保持された状態で、セク
ターギヤ13Aのみが回動される。
【0039】つまり、図11の状態から、ステッピング
モータ11で駆動ギヤ12が時計回りに回動されると、
セクターギヤ13Aだけが引張りコイルバネ51の付勢
力に抗して支軸9aを中心として反時計回りに回動し
て、糸調子開放機構30が開放作動し、図12に示すよ
うに、第1レバー部35が小径部32bに当接し糸調子
機構20が開放する。また、図12の状態から、ステッ
ピングモータ11で駆動ギヤ12が反時計回りに回動さ
れると、セクターギヤ13Aだけが支軸9aを中心とし
て時計回りに回動して図11の状態になる。
【0040】このミシン1Aによれば、ステッピングモ
ータ11を針振り作動範囲の範囲外に作動させて、糸調
子開放機構20を開放作動させる際、針棒3を左基線位
置に保持することができる。つまり、針棒3を左基線位
置よりも左側へ揺動させなくても、糸調子機構20を開
放できるため、作業者に対する安全性を向上することが
できる。その他前記実施形態と同様の作用・効果が得ら
れる。
【0041】次に、第2別実施形態について図13、図
14を参照して説明する。第2別実施形態の針振り機能
糸調子開放機能付きミシン1B(以下、ミシンという)
は、前記第1別実施形態のミシン1Aにおいて糸調子開
放機構30を変更したものである。尚、前記第1別実施
形態と基本的に同じものには同一符号を付して説明す
る。
【0042】ミシン1Bの糸調子開放機構30Bは、針
振り機構10Aと共通のステッピングモータ11及びそ
の出力軸11aに固着された駆動ギヤ12B、駆動ギヤ
12Bの基端部分に駆動ギヤ12Bと同軸状に一体的に
設けられたカム32B、基板9から前方へ突設された支
軸9cに枢支されカム32Bに従動する揺動レバー33
B、揺動レバー33Bの駆動力を受けて作動し糸調子機
構20の可動調子皿22を前記付勢力に抗して左方へ押
動する作動部材38を有する。
【0043】揺動レバー33Bは、捩じりバネ(図示
略)により支軸9cを中心として反時計回りに付勢さ
れ、揺動レバー33Bの第1レバー部35Bの先端部
が、駆動ギヤ12Bに一体的に設けられたカム32Bに
押圧されている。カム32Bは大径部32cと小径部3
2dからなり、ステッピングモータ11が針振り作動範
囲の範囲内で作動する際、第1レバー部35Bの先端部
が大径部32cに当接し、糸調子機構20は開放されな
い。
【0044】図13は針棒3が左基線位置に位置し、糸
調子機構20が開放していない状態を示しているが、図
14に示すように、ステッピングモータ11が針振り作
動範囲の範囲外に作動すると、揺動レバー33Bが半時
計回りに揺動し、第1レバー部35Bの先端部が小径部
32dに当接し、糸調子機構20が開放される。尚、ス
トッパー部40Bが所定位置に設けられる初期位置設定
部(図示略)に当接すると、ステッピングモータ11の
原点設定が行われる。
【0045】このミシン1Bによれば、カム32Bを駆
動ギヤ12Bと一体的に設け、このカム32Bに揺動レ
バー33Bを従動させ、糸調子機構20の開閉を行うよ
うに構成したので、第2別実施形態の従動ギヤ31を省
略することができ、糸調子開放機構30Bの構造を簡単
化でき製作コスト的に有利になる。尚、図示していな
が、前記メイン実施形態のミシン1においても、駆動ギ
ヤ12にカム32Bを一体的に設け、このカム32Bに
揺動レバー33を従動させ、糸調子機構20の開閉を行
うように構成することができる。
【0046】前記実施形態及び別実施形態の変形例につ
いて説明する。 1〕駆動ギヤ12にストッパー部40を一体形成して設
けなくてもよく、ストッパー部40の代わりに、別途ス
トッパー部材を駆動ギヤ12に固着してもよい。 2〕糸調子開放機構30において、作動部材38を省略
し、揺動レバーの第2レバー部36を左方へ延長し、そ
の先端部で直接可動調子皿22を押動するように構成し
てもよい。
【0047】3〕揺動レバー33を時計回りに回転付勢
するとともに、揺動レバー33がカム32に従動し、付
勢力に抗して反時計回り揺動し、作動部材38に駆動力
を伝達するようにしてもよい。 4〕上糸5の調子皿21,22と縫針4における張力を
検出可能な張力検出センサを設け、この張力検出センサ
により検出された上糸5の張力に基づいて、糸調子開放
機構30を開放作動させるように構成してもよい。 5〕前記実施形態は一例を示すものにすぎず、本発明の
技術思想を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて勿論実
施し得る。
【0048】
【発明の効果】 請求項1の針振り機能糸調子開放機能
付きミシンによれば、糸調子開放機構のアクチュエータ
を針振り機構のアクチュエータと共通の回転型アクチュ
エータで構成したので、ミシンの製作コストを著しく低
減でき、ミシンのヘッド部の小型化を図ることが可能に
なる。
【0049】請求項2の針振り機能糸調子開放機能付き
ミシンによれば、請求項1と同様の効果を奏するが、回
転型アクチュエータが前記針振り作動範囲の範囲内で作
動しても、糸調子開放機構が開放作動せず、回転型アク
チュエータを前記針振り作動範囲の範囲外に作動させる
ことで、糸調子開放機構を開放作動させることができ
る。従って、加工布が所定量以上移動される場合等、針
振り機構を前記針振り作動範囲の範囲外に作動させ、糸
調子開放機構を簡単に開放することができる。
【0050】請求項3の針振り機能糸調子開放機能付き
ミシンによれば、請求項2と同様の効果を奏するが、前
記糸調子開放機構は、回転型アクチュエータの出力軸に
固着された駆動ギヤと、この駆動ギヤに歯合する従動ギ
ヤと、この従動ギヤと同軸状に設けられたカムと、この
カムに従動する揺動レバーと、この揺動レバーの駆動力
を受けて作動し糸調子機構の可動調子皿を付勢力に抗し
て開放作動させる作動部材とを備えたので、回転型アク
チュエータを前記針振り作動範囲の範囲外に作動させる
ことにより、糸調子開放機構を確実に開放することがで
きる。また、糸調子開放機構を簡単な機構で構成できる
ため、製作コスト的にも有利になる。
【0051】請求項4の針振り機能糸調子開放機能付き
ミシンによれば、請求項3と同様の効果を奏するが、前
記回転型アクチュエータがステッピングモータからな
り、前記駆動ギヤに一体形成されたストッパー部を前記
カムに当接させて、ステッピングモータの原点を設定す
るように構成したので、ステッピングモータの原点設定
を簡単に行うことができ、しかも、前記糸調子開放機構
のカムを利用するため製作コスト的にも有利になる。そ
の他請求項3と同様の作用を奏する。
【0052】請求項5の針振り機能糸調子開放機能付き
ミシンによれば、請求項4と同様の効果を奏するが、ス
テッピングモータを針振り作動範囲から一方側へ外れた
回転位置へ回転させて原点設定を行うとともに針振り作
動範囲から他方側へ外れた回転位置へ回転させて糸調子
開放機構を開放作動させるので、ステッピングモータの
原点設定と、糸調子開放機構の開放作動とを独立に行う
ことができる。
【0053】請求項6の針振り機能糸調子開放機能付き
ミシンによれば、請求項3〜5の何れか1項と同様の効
果を奏するが、前記糸調子開放機構は、加工布が所定量
以上移動されるときに開放作動するので、加工布を所定
量以上移動させても、加工布に形成された縫目が過剰に
引き締められたり、糸切れが生じたりするのを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る針振り機能糸調子開
放機能付きミシン(針棒が中基線位置に位置する状態)
の要部透視図である。
【図2】前記ミシン(針棒が右基線位置に位置する状
態)の要部透視図である。
【図3】前記ミシン(針棒が左基線位置に位置する状
態)の要部透視図である。
【図4】図1のミシンの側面図である。
【図5】前記ミシン(開放状態)の要部透視図である。
【図6】前記ミシン(初期状態)の要部透視図である。
【図7】第1別実施形態に係る針振り機能糸調子開放機
能付きミシン(針棒が中基線位置に位置する状態)の要
部透視図である。
【図8】針振り機構のセクターギヤの正面図である。
【図9】針振り機構の回動部材の正面図である。
【図10】ミシン(針棒が右基線位置に位置する状態)
の要部透視図である。
【図11】ミシン(針棒が左基線位置に位置する状態)
の要部透視図である。
【図12】ミシン(開放状態)の要部透視図である。
【図13】第2別実施形態に係る針振り機能糸調子開放
機能付きミシン(針棒が左基線位置に位置する状態)の
要部透視図である。
【図14】ミシン(開放状態)の要部透視図である。
【符号の説明】
1,1A,1B 針振り機能糸調子開放機能付きミシン 3 針棒 4 縫針 5 上糸 10,10A 針振り機構 11 ステッピングモータ 11a 出力軸 12,12B 駆動ギヤ 20 糸調子機構 21 固定調子皿 22 可動調子皿 30,30B 糸調子開放機構 31 従動ギヤ 32,32B カム 33,33B 揺動レバー 38 作動部材 39 捩じりバネ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針棒を布送り方向と直交する方向へ揺動
    させる針振り機構と、上糸供給源から縫針に供給される
    上糸に張力を付与する糸調子機構と、この糸調子機構を
    開放させる糸調子開放機構とを備えたミシンにおいて、 前記糸調子開放機構のアクチュエータが針振り機構のア
    クチュエータと共通の回転型アクチュエータで構成され
    たことを特徴とする針振り機能糸調子開放機能付きミシ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記回転型アクチュエータを、前記針振
    り機構を作動させる針振り作動範囲の範囲外に作動させ
    て糸調子開放機構を開放作動させるように構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の針振り機能糸調子開放機
    能付きミシン。
  3. 【請求項3】 前記糸調子開放機構は、回転型アクチュ
    エータの出力軸に固着された駆動ギヤと、この駆動ギヤ
    に歯合する従動ギヤと、この従動ギヤと同軸状に設けら
    れたカムと、このカムに従動する揺動レバーと、この揺
    動レバーの駆動力を受けて作動し糸調子機構の可動調子
    皿を付勢力に抗して開放作動させる作動部材とを備えた
    ことを特徴とする請求項2に記載の針振り機能糸調子開
    放機能付きミシン。
  4. 【請求項4】 前記回転型アクチュエータがステッピン
    グモータからなり、前記駆動ギヤに一体形成されたスト
    ッパー部を前記カムに当接させて、ステッピングモータ
    の原点を設定するように構成したことを特徴とする請求
    項3に記載の針振り機能糸調子開放機能付きミシン。
  5. 【請求項5】 前記ステッピングモータを針振り作動範
    囲から一方側へ外れた回転位置へ回転させて原点設定を
    行うとともに針振り作動範囲から他方側へ外れた回転位
    置へ回転させて糸調子開放機構を開放作動させることを
    特徴とする請求項4に記載の針振り機能糸調子開放機能
    付きミシン。
  6. 【請求項6】 前記糸調子開放機構は、加工布が所定量
    以上移動されるときに開放作動することを特徴とする請
    求項3〜5の何れか1項に記載の針振り機能糸調子開放
    機能付きミシン。
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