JPH11332154A - 電気機械の高電圧巻き線用巻き線バ―及び巻き線バ―の製造方法 - Google Patents

電気機械の高電圧巻き線用巻き線バ―及び巻き線バ―の製造方法

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JPH11332154A
JPH11332154A JP11109754A JP10975499A JPH11332154A JP H11332154 A JPH11332154 A JP H11332154A JP 11109754 A JP11109754 A JP 11109754A JP 10975499 A JP10975499 A JP 10975499A JP H11332154 A JPH11332154 A JP H11332154A
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    • H02K3/00Details of windings
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    • H02K3/40Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation for high voltage, e.g. affording protection against corona discharges
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッジ領域の最大電界強度が減少する巻き線
バー。 【解決手段】 電気機械の高電圧巻き線特にステーター
巻き線用の巻き線バー(10)で、積み重なった導体(13)を
備え、導体の束は断面が矩形で、外側を絶縁体(14)で囲
まれている巻き線バー(10)において、絶縁体厚さを変化
させずに、エッジにおいて全体に改善された電気強度が
達成される。これは、巻き線バー(10)のエッジ(15)にお
ける絶縁体(14)の厚さ(d2)が、巻き線バー(10)の平ら
な面における絶縁体(14)の厚さ(d1)より大きくなるよ
うにすることにより、行われる。この場合、エッジ領域
を形成するため、修正プロセスを行うのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機械の分野に
関する。本発明は、電気機械の高電圧巻き線、特にステ
ーター巻き線用の巻き線バーに関し、該巻き線バーは、
積み重なった複数の導体を備え、導体の束は断面が矩形
で、外側を絶縁体で囲まれている。この場合、導体は電
気的に平行(バー巻き線)に配置し、又は直列に相互接
続(コイル巻き線)することができる。しかし、通常の
作動では、導体間の電圧は、バー絶縁体を横切る電圧よ
り実質的に小さい。本発明はまた、このような巻き線バ
ーを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、回転する電気機械のステーター
で使用される巻き線バーは、しばしば図1に示すような
断面を有する。ステーターのラミネートされたコア12に
設けられたスロット11内に挿入される巻き線バー10は、
平行に配置された個々の導体13の束を備える。導体の束
は、一般に矩形断面でエッジ15があり、全ての面を絶縁
体14で囲まれる。この形状のため、エッジ15での電場
は、巻き線バー10の平らな面の電場より強い。その結
果、エッジ領域は、特に絶縁破壊又は故障の影響を受け
易い。
【0003】スロットを導体材料で最もよく充填するた
め、またバー絶縁体を通じて最もよく熱を伝導するた
め、少なくとも面積が多いバーの平らな面上で可能な最
も薄い絶縁体を達成する試みが行われた。従来の矩形断
面の巻き線バーの場合の絶縁体14の製造は、例えば「シ
ーケンス:電気機械の巻き線の製造」Springer-Verla
g、1973年、128〜129頁に記述されている。これによれ
ば、引張り強さと引き裂き抵抗を増すため、基板上にガ
ラスファブリックでコーティングしたマイカ紙の細片
が、バー即ち導体の束の周りに層の形で巻かれ、次に合
成樹脂を含浸し、成形され、高温で硬化させる。この方
法では、絶縁体14の厚さ(図1のd1)は、巻き線バー
10の全ての平らな面でほぼ同じである。エッジ15におい
て、理論的には同じ厚さd1である(図2の拡大部分断
面図を参照)が、局所的に増加した接触圧力のため実際
には薄くなる。この接触圧力は、細片が導体の束の周り
に一定の速度で一定の巻き線張力で巻き回されるため生
じる。同軸シリンダーの公式によれば、エッジ15におけ
る最大電界強度は、次式で表される。
【数1】
【0004】この場合、(図2によれば)Uは負荷電
圧、r1は絶縁体14の内側曲率半径、r2は絶縁体14の
外側曲率半径、d*はエッジ15の領域で絶縁体14の厚さ
(d1に対して最も小さい)である。このことから、多
くの製造方法では、技術的に容易な半径r1≦3mmの
場合の電場は、平らな領域よりエッジ15で非常に強く、
多くの製造方法の結果として、絶縁体厚さd*が減少し
て更に強まる。特に連続的に電気負荷をかける場合は、
増加した電場の効果が大きい。故障率t-1は電場の増加
により非線形的に増加するからである。大まかには、寿
命t(時間)と電場E(kV/mm)の間には次の指数の法
則が当てはまる。
【数2】 ここに、t0=1時間、E0=1kV/mmである。耐用年数
指数n=8(従来の回転電気機械用の絶縁材料の場合、
この値が多い)では、例えば電場が20%増加すると、耐
用年数が1/4未満に短くなることを意味するが、逆に
電場を20%増加させると、耐用年数は約6倍になる。
【0005】例えば、図1、2に示す一定厚さ(d1=
*)から、外側輪郭(r2=0)の絶縁体にすること
により、エッジの電場を弱めることができる。d1=2.
5mm、r1=2.5mmの値で有限要素法に基づくコンピ
ュータモデル計算を行うと、エッジ領域の最大電界強度
MAXが約11%減少し、これは耐用年数指数8の場合のコ
ンピュータ計算による耐用年数の2.5倍の延長と対応す
る。この要因は、耐用年数指数が増加すると、比例的で
なく増加する(例えば、n=12では、係数は4であ
る)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、簡単な手段で、平らな側面領域の絶縁体の厚さを増
加させることなく、エッジ領域の最大電界強度が著しく
減少する新しい巻き線バーを提供し、またその製造方法
を与えることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は、初めに記述
した巻き線バーのエッジ上の絶縁体の厚さが、巻き線バ
ーの平らな面上の絶縁体の厚さより厚い巻き線バーによ
り達成される。エッジ領域で絶縁体の厚さを厚くするこ
とにより、電場の力線が修正され、そのためエッジ部の
電界強度が減少し望ましい。本発明の第1実施例の巻き
線バーでは、巻き線バーのエッジ上の絶縁体は内側曲線
と外側曲率半径とを有し、外側曲率半径が、内側曲線と
同等の内側曲率半径と、巻き線バーの平らな面上の絶縁
体の厚さとの合計より小さい。外側曲率半径をゼロでな
いように保持することにより、エッジ領域の厚さの均一
な変化が生じ、これは電場の分布と機械的安定性に好適
である。原則として、絶縁体に熱可塑性細片が使用され
るときは、エッジ領域のこのような造形は巻いた絶縁体
により達成される。しかし、第2実施例によれば、絶縁
体は絶縁剤でできたフィラー粒子が分布する可塑性ポリ
マーからなり、造形は特に簡単になる。この好適な発展
では、熱可塑性ポリマーとしてポリエーテルケトン(P
EEK)が使用され、フィラー粒子としてマイカ板が使
用される。PEEKの代りに、ポリスルフォン(PS
U)、又はポリエーテルスルフォン(PES)等の他の
材料を使用することもできる。
【0008】本発明の別の好適な実施例によれば、エッ
ジ領域の絶縁体のエッジの電界強度を減らすのに使用す
る特別の造形は、絶縁体により囲まれる導体の束の導体
に延び、少なくともエッジ領域に配置された導体がそれ
ぞれ、個々に絶縁され、特に撚りワイヤーを備える。圧
縮成形を使用して導体自体の形状を形作ることができ、
そのためエッジ領域の絶縁体厚さがさらに増加する。こ
の場合、ワイヤーは例えば丸いワイヤーとして成形する
ことができるが、(小型ROEBELバーのように)正
方形でもよい。この実施例の好適な発展では、滑らかな
外側輪郭を達成するため、ワイヤーの束は半導性の結合
コンパウンドを含浸され、半導性の結合コンパウンドに
結合するため、ワイヤーの束の少なくとも1つのワイヤ
ーは、露出したままか又は露出される。こうして、ワイ
ヤーの束の電場分布への好ましくない影響を最小にする
ことができる。別の実施例によれば、個々の導線の外側
輪郭を滑らかにすることに加えて、導体の束の全体の外
側輪郭を滑らかにすることができる。この場合、巻き線
バーの導体が、相互に間隔をおき、その間隔に半導性の
結合コンパウンドを充填し、これが、少なくとも断面で
線形的でなく(バーの方向に)電圧を制限する作用を行
うのが好ましい。
【0009】本発明による巻き線バーを製造する方法で
は、巻き線バーの絶縁体は主に熱可塑性樹脂からなり、
絶縁体の形成後、巻き線バーは修正プロセスを行われ
る。このプロセスでは、絶縁体の変形可能な材料上に規
定のエッジ輪郭が押付けられ、そのためエッジ輪郭によ
りエッジ領域で絶縁体の厚さが増加する。形成と造形の
プロセスを切り離すことにより、2つの行程のステップ
を最適にし、同時に連続して行うことができる。この場
合、本発明の第1実施例により、絶縁体が、粉末コーテ
ィングの範囲の方法、特にスプレー焼結、熱スプレー、
及び押出し法により形成される場合は、絶縁体は、均一
な層に形成することができ、有効に造形することができ
る。本発明方法は、別の好適な実施例にしたがって、特
に迅速で正確に行うことができる。修正プロセスを行う
目的で、巻き線バーの中間面に平行でそこから固定した
間隔で配置された修正ロールが、巻き線バーに対してそ
の表面上を移動され、修正プロセス内で、追加のエッジ
ローラーにより、規定の曲率半径が巻き線のエッジに押
付けられる。別の実施例は、従属する請求項による。
【0010】
【発明の実施の形態及び実施例】添付の図面を参照し
て、次の発明の詳細な説明を参照すれば、本発明をより
完全に理解でき、利点を得ることができるであろう。図
面を参照すると、同じ参照番号は同じ又は対応する部分
を示す。図3と4は、本発明の第1実施例の巻き線バー
の断面図を示す。エッジ領域15における巻き線バー10の
絶縁体14の厚さは、絶縁体14の外側の曲率半径r3が、
絶縁体14の内側(即ち導体13)の曲率半径r1と、絶縁体
の平らな面上の絶縁体の厚さd1(図3参照)との合計
より小さくなるように選択され、エッジ領域の厚さが増
加する。従来の図1、2と比較すると(図4では破線で
示す)、絶縁体14のエッジ領域の厚さd2は、厚さd1
より大きい。厚さd2は、r3=0の場合(絶縁体14が
尖った外縁を有する)に最大になる。
【数3】 r1=2.5mm、d1=4mmとすると、d2MAX=6.69
mmとなり、これはエッジ15で最大絶縁体厚さが平らな
面のd1の値と比較して67%大きくなる。
【0011】回転電気機械の導体を作る絶縁体の製造方
法としての巻き線と含浸プロセスにより開始し、絶縁体
14の尖った外縁は、理論的には絶縁体を含浸させ硬化さ
せていない状態で変形させることにより作ることが出来
る。これは、絶縁体が流れることが出来ることを前提と
する。しかし、通常使用されるマイカ細片のガラス基板
は、引っ張りに非常に強いので、ガラス/マイカ細片が
導電体バーの周りに非常に緩く巻かれている(巻き付け
張力がほぼゼロに等しい)ときのみ、絶縁体の十分な流
れが起こる。しかし、このような絶縁体は、細片層が非
常に容易に裂けてひだを形成し、導体の束の均一な巻き
線はもはや保証されない。しかし、均一な巻き線とする
ことは、同質で機能的な絶縁体の基本的な仮定条件であ
る。ガラス基板が使用されない絶縁体14の製造方法を選
択することにより、十分に変形可能な絶縁体を作ること
が出来る。この前提条件は、例えば、スプレー焼結と熱
スプレーの粉末コーティング方法、押出し方法、導体の
束が熱可塑性の細片と共に巻き付けられ次にホットプレ
スする方法(例えば、EP-A2-0 660 336を参照)により
満たすことができる。この方法全てが必ずしもエッジで
厚さを増加させる所望の効果をもたらすわけではない。
さらに注意しなければ、エッジ15での絶縁体14の厚さが
小さくなることは容易に考えられる。その結果、エッジ
を形作るのに別の処理ステップが要求される。別の必要
な条件は、使用される絶縁コンパウンド、好ましくはポ
リマーが広い温度範囲で塑性的に変形できることであ
る。
【0012】エッジ領域の絶縁コンパウンド(ポリマ
ー)の目標とする変形は、図7と8に従い、スプレー後
のすぐ後(熱スプレーの場合)、又は焼結後(スプレー
焼結の場合)、絶縁体34のいわゆる修正により実現する
ことができる。これは、図7に図式的に示すようにまだ
変形可能な絶縁材料上に、絶縁体の平らな面上を修正ロ
ール又は修正ローラーを案内することにより行われる。
ベース26に塗布される絶縁コンパウンド27は、まだ気泡
28と混合したフィラー粒子39(例えば、マイカ板)を含
み、ベース26上に決められた間隔で回る修正ロール31に
より成形され、均一な厚さになる。この方法の好適な実
施例では、絶縁コンパウンドは、複数の薄い層を連続し
て塗布(スプレー)することにより形成される。次に、
各スプレー動作の後、修正が実行される。この結果、存
在する気泡28は絶縁体から押出され、短い繊維、又は板
の形のフィラー粒子29は表面に平行な所望の方向付けら
れた方向を向く(図7の右側参照)。
【0013】実施例1 ポリエーテルケトン(PEEK)とマイカの1:1の混
合物を室温で、静電スプレー(スプレー焼結方法の変
形)により矩形の導体(導体33)に塗布する。厚さ約0.
2mmの層が、全ての面に固着する。空気循環オーブン
で加熱(380℃、10分)することにより、粉末のポリマ
ー成分が融解する。その直後、巻き線バー32は端面と広
い側面をそれぞれ反対側にある2つのロールの組(修正
ロール35,36,37)により修正される(図8)。この場
合、修正ロール35,36,37は、巻き線バー32の中間面41,4
2に平行に、そこから固定した間隔で配置される。熱が
多く逃げ、ポリマーが速く固化するのを防ぐため、ロー
ラーはガラス管又は熱伝導率が出来るだけ低く熱に安定
な材料でできているのが好ましい。巻き線バー32を固定
修正ロール35,36,37の間に案内する(図8の矢印方
向)、又は固定したバーの上にロールを案内する(ロボ
ット又は巻き線機械の考え)ことにより、修正を行うこ
とができる。
【0014】実施例2 実施例1と同様であるが、加熱した修正ロール35,36,37
を使用する。この場合、ロールの温度は約330℃であ
る。実施例3 ポリエーテルケトン(PEEK)とマイカの1:1の混
合物を室温で、火炎スプレーにより、所望の最終厚さま
で矩形の導体に塗布する。この場合、導体は約180℃ま
で予備加熱される。実施例1と2に従って修正が行われ
る。実施例4 実施例3と同様であるが、1回の通過で最終厚さにする
のでなく、スプレーと修正を繰り返すことにより、約0.
2mmの厚さの薄い層を重ねる。実施例3と異なり、この
方法によると、マイカ板が表面に平行な所望の方向を向
き、絶縁体の気泡の量が実質的にゼロになるという利点
がある。
【0015】実施例5 実施例4と同様であるが、巻き線バー32の平らな面に加
えて、エッジ40も特別のエッジローラー38,39で修正さ
れる。このエッジローラーは、修正ロール35,36,37の下
流に配置されるのが好ましい。絶縁体34の外側曲率半径
(図4のr3)が決められ、その結果マイカ板がエッジ
領域で整列する。実施例6 実施例1から5と同様であるが、PEEK/マイカ混合
物の代りに、PEEK/マイカコンパウンドが処理され
る。実施例7 30容量%のマイカを充填したポリスルフォン(PUS)
からなる細片が、矩形の導体の周りの巻き付けられる。
巻き付けられた細片の層の数は、所望の絶縁体厚さよ
り、5〜10%大きくなるようにする。巻き付け後、加熱
したロールを使用して実施例2にしたがって修正を行
う。この場合、ロールの温度は約250℃である。
【0016】本発明による巻き線バーの別の好適な実施
例を図5と6に示す。ステーターのラミネートされたコ
ア18のスロット17内に挿入される巻き線バー16は、絶縁
体22に囲まれた複数の導体19,20,21を備える。少なくと
も外側の導体19,21、好ましくは他の導体20も、撚り絶
縁ワイヤ25を備えるのが好ましい。外側の導体19,21
は、電場理論の原則により、丸められる(ロゴウスキー
輪郭)(曲率半径r5)。導体19,21の丸めは、ワイヤ
ー25に構造化することにより簡単にされる。平らな面
(図5)上の厚さd3と比較して、導体19,21の丸めに
より、エッジ23領域で厚さd4が増加する(図6)。こ
れは曲率半径r4を絶縁体22の外端部でさらに小さくす
ることにより、さらに厚さを増加することができる。こ
の場合、巻き線バー16の狭い側の最小厚さd5は、次式
により求めることができる。
【数4】 Uは作動電圧、Ezulは可能な最大電界強度である。d
5については、
【数5】 ここに、 α=2・r5+2・d5
【0017】式を相互に置き換え、d5について解く
と、厚さd5をd3の関数として計算することができ
る。円形の構成は、例により特定される。正確には円形
でない導体19,21の曲線輪郭を使用して、電界強度をさ
らに最適化することができる。電界強度に関してより好
ましいように、絶縁体22の導体の束19,20,21の平らな外
側輪郭を達成するため、導体19,20,21間の空間24は、半
導性の架橋コンパウンドを充填することができる。「グ
リーン」のバー、即ち絶縁体22に埋め込まれる前の導体
の束、に半導性のコーティングが設けられるとき、かな
りの効果が現れる。半導性の架橋コンパウンド又は半導
性のコーティングが、電気的に線形でない性質を示す材
料でできていると、さらに導体19,20,21間に電圧衝撃波
を線形に分配することができる。
【0018】導体のCU成分をできるだけ高く保つた
め、導体19,20,21を備えるワイヤー25が撚りの後プレス
で圧縮されれば、更に改善される。特に、ワイヤー25を
備える導体が、型でプレスされ、半導性の結合コンパウ
ンドを含浸すれば、電気的性質が好ましい。この結果、
平らな外側輪郭になり、これは電界強度を最大にするの
に重要である。少なくとも1つの丸いワイヤーを露出し
ておくことにより、半導性の結合コンパウンドに結合す
ることが好ましい。明らかに、上述の教示から本発明の
多くの改変と変形が可能である。それゆえ、特許請求の
範囲の中でここに記述した以外の方法で本発明を実施で
きることが理解できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の、ほぼ一定の厚さd1の巻いた絶縁体
を有し、ステータースロット内に挿入された巻き線バー
の断面図である。
【図2】 図1の巻き線バーのエッジ領域の断面図であ
る。
【図3】 本発明の第1実施例による図1と比較した断
面図であり、エッジにおける絶縁体の外側曲率半径r3
を小さくすることにより、この領域で絶縁体の厚さが大
きくなっている。
【図4】 図2に対応する図3のエッジ部分の図であ
る。
【図5】 本発明の第2実施例による図3に対応する断
面図であり、エッジ領域の絶縁体厚さを更に厚くするた
め、隣接する導体がさらに丸くされている。
【図6】 図4に対応する図5のエッジ部分の図であ
る。
【図7】 本発明の修正動作中に起こる効果の概略図で
ある。
【図8】 本発明方法を使用する修正プロセスの実施例
の斜視図である。
【符号の説明】
10,16 巻き線バー 11,17 スロット 12,18 ステーターのラミネートしたコア 13 導体 14,22 絶縁体 15,23 エッジ 19,20,21 導体 24 空間 25 丸めたワイヤー 26 ベース 27 絶縁コンパウンド 28 気泡 29 フィラー粒子 30 表面 31 修正ロール 32 巻き線バー 33 導体 34 絶縁体 35,36,37 修正ロール 38,39 エッジローラー 40 エッジ 41,42 中間面 r1,..,r5 曲率半径 d*,d1,..,d5 厚さ(絶縁体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラインハルト ヨーホー スイス ツェーハー5024 キュッティゲン レルヒェンシュトラーセ 9 (72)発明者 ヨルク エーシュターヘルト スイス ツェーハー5442 フィズリスバッ ハ レーマッテンシュトラーセ 27アー

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機械の高電圧巻き線特にステーター
    巻き線用の巻き線バーで、積み重なった複数の導体(13;
    19,..,21;33)を備え、導体の束は断面が矩形で、外側を
    絶縁体(14,22,34)で囲まれている巻き線バー(10,16,32)
    において、前記巻き線バー(10,16,32)のエッジ(15,23,4
    0)における絶縁体(14,22,34)の厚さ(d2,d4)が、前記
    巻き線バー(10,16,32)の平らな面における前記絶縁体(1
    4,22,34)の厚さ(d1,d3)より大きいことを特徴とする
    巻き線バー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した巻き線バーであっ
    て、前記巻き線バー(10,16,32)の前記エッジ(15,23,40)
    上の前記絶縁体(14,22,34)は、内側曲線形状(r1,r5)
    と外側曲率半径(r3,r4)とを有し、前記外側曲率半径
    (r3,r4)が、前記は内側曲線形状と同等の内側曲率半
    径(r1,r5)と前記巻き線バー(10,16,32)の平らな面上
    の前記絶縁体+(14,22,34)の厚さ(d1,d3)との合計よ
    り小さい巻き線バー。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載した巻き線バーであっ
    て、前記内側曲線形状(r1,r5)が円形である巻き線バ
    ー。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載した巻き線バーであっ
    て、前記内側曲線形状(r1,r5)が電場を最適にする巻
    き線バー。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載した巻き線バーであっ
    て、前記絶縁体(14,22,34)は、絶縁剤でできたフィラー
    粒子(29)が分布した熱可塑性ポリマーからなる巻き線バ
    ー。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載した巻き線バーであっ
    て、前記熱可塑性ポリマーとして、ポリエーテルケトン
    (PEEK)が使用され、前記フィラー粒子(29)として
    マイカ板が使用される巻き線バー。
  7. 【請求項7】 請求項1から6の何れか1項に記載した
    巻き線バーであって、少なくとも前記エッジ(23)領域に
    配置された前記導体(19,21)は、それぞれ個々に絶縁さ
    れ特に撚りワイヤーの束(25)を備える巻き線バー。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載した巻き線バーであっ
    て、滑らかな外側輪郭を実現するため、前記ワイヤーの
    束(25)に半導性の結合コンパウンドを含浸した巻き線バ
    ー。
  9. 【請求項9】 請求項1から8の何れか1項に記載した
    巻き線バーであって、前記巻き線バー(10,16,32)の前記
    導体(13;19,..,21;33)は、相互に空間(24)により間をお
    き、滑らかな外側輪郭を実現するため、前記空間(24)に
    半導性の結合コンパウンドを充填した巻き線バー。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載した巻き線バーであっ
    て、前記半導性の結合コンパウンドに結合するため、前
    記ワイヤーの束(25)の少なくとも1つのワイヤー(25)
    は、露出しているか露出される巻き線バー。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載した巻き線バーであっ
    て、前記バーの方向において、前記半導性の架橋コンパ
    ウンドは、少なくとも断面において電圧を制限する性質
    を示す巻き線バー。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載した巻き線バーの製造
    方法において、前記巻き線バー(10,16,32)の絶縁体(14,
    22,34)は、主に熱可塑性樹脂からなり、前記絶縁体(14,
    22,34)の形成後、前記巻き線バー(10,16,32)は修正プロ
    セスを行われ、前記絶縁体(14,22,34)の変形可能材料上
    に規定のエッジ輪郭が押付けられ、エッジ輪郭によりエ
    ッジ(40)領域で前記絶縁体(14,22,34)の厚さ(d2,d4)
    が増加することを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載した巻き線バーの製
    造方法であって、前記絶縁体(14,22,34)は、粉末コーテ
    ィング方法、特にスプレー焼結又は熱スプレー、及び押
    出し方法の範囲の方法により、形成される方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載した巻き線バーの製
    造方法であって、前記絶縁体(14,22,34)は、複数の層、
    特に1mmより小さい好ましくは約0.2mmの薄い層で順
    に形成される方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載した巻き線バーの製
    造方法であって、個々の層を形成した後、前記修正プロ
    セスが行われる方法。
  16. 【請求項16】 請求項12から15の何れか1項に記
    載した巻き線バーの製造方法であって、前記修正プロセ
    スを行うため、前記巻き線バー(10,16,32)の中間面(41,
    42)に平行でそこから固定した間隔で配置された修正ロ
    ール(35,36,37)が、前記巻き線バー(10,16,32)に対して
    その表面(30)上を移動する方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載した巻き線バーの製
    造方法であって、前記修正プロセス中に、前記巻き線バ
    ー(10,16,32)の前記エッジ(15,23,40)に、別のエッジロ
    ーラー(38,39)により、規定の曲率半径(r3,r4)が押付
    けられる方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載した巻き線バーの製
    造方法であって、前記エッジローラー(r3,r4)は、行
    程の方向で前記修正ロール(35,36,37)の下流に配置され
    た方法。
  19. 【請求項19】 請求項12から18の何れか1項に記
    載した巻き線バーの製造方法であって、前記絶縁体(14,
    22,34)は高温で形成され、前記修正プロセスは、形成さ
    れた前記絶縁体(14,22,34)が高温にある間に実行される
    方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載した巻き線バーの製
    造方法であって、低熱伝導率の材料特にガラスでできた
    修正ロール(35,36,37)又は修正ロール(38,39)を使用す
    る方法。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載した巻き線バーの製
    造方法であって、修正プロセス中温度を高くするため、
    加熱された修正ロール(35,36,37)又は修正ローラー(38,
    39)を使用する方法。
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